JPH0892496A - カラーペースト - Google Patents

カラーペースト

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JPH0892496A
JPH0892496A JP23148694A JP23148694A JPH0892496A JP H0892496 A JPH0892496 A JP H0892496A JP 23148694 A JP23148694 A JP 23148694A JP 23148694 A JP23148694 A JP 23148694A JP H0892496 A JPH0892496 A JP H0892496A
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JP
Japan
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pigment
polyamic acid
acid ester
color paste
film
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JP23148694A
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English (en)
Inventor
Hideshi Nomura
秀史 野村
Tetsuya Goto
哲哉 後藤
Masuichi Eguchi
益市 江口
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ポリアミック酸エステルのラクトン類を主溶剤
とする溶液に、顔料が分散されているカラーぺーストで
ある。 【効果】本発明のカラーぺーストを用いることにより、
平坦性が良好で、顔料粒子による光散乱が少ないカラー
フィルターを形成することができる。また、耐溶剤性の
劣るポリイミドを用いて多色のカラーフィルターを形成
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として電子工業用に
用いられるカラーぺーストに関する。さらに詳しくは、
液晶表示素子や撮像素子のカラーフィルターの形成に利
用できる、ラクトン類を主溶剤とするカラーぺーストに
関する。
【0002】
【従来の技術】耐熱性、耐光性に優れたカラーフィルタ
ーを形成することのできるカラーペーストとして、ポリ
アミック酸の有機溶媒溶液に顔料を分散したカラーぺー
ストが知られている(たとえば特開昭60−18420
2号公報、特開昭60−184203号公報、特開昭6
1−180203号公報)。
【0003】従来、ポリアミック酸の溶剤としては、N
−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトア
ミド、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド系極
性有機溶媒が使用されてきた。しかし、このアミド系極
性有機溶媒は、分散性という観点からは顔料との相性が
悪く、微粉砕した顔料をポリアミック酸溶液に均一に安
定に分散することが困難で、顔料の凝集構造が形成され
る。このため、塗布膜の平坦性が損われる。また、顔料
粒子による光散乱強度が大きくなり、TN型液晶表示素
子では、画素のコントラストが低下する。
【0004】ポリアミック酸の有機溶媒溶液に顔料を分
散したカラーぺーストを使用したカラーフィルターの製
造は、たとえば特開昭60−247603号公報や特開
昭61−77804号公報に示されているように、次の
ような工程により行なわれる。まず、カラーぺースト
(たとえば緑色)を基板上に塗布した後、乾燥してポリ
イミド前駆体着色被膜を形成する。ポリイミド前駆体着
色被膜上にポジ型フォトレジストを塗布し、フォトレジ
スト被膜を形成する。該フォトレジスト被膜上にマスク
を置き、露光装置を用いて紫外線を照射する。露光後、
ポジ型フォトレジスト用アルカリ現像液により、フォト
レジスト被膜とポリイミド前駆体着色被膜のエッチング
を同時に行う。エッチング後、不要となったフォトレジ
スト被膜を剥離する。その後、加熱処理することによっ
て、ポリイミド前駆体をポリイミドに変換する。このよ
うにして、1色のポリイミド着色被膜のパターンを基板
上に形成した後、その上に別な色(たとえば赤色)のカ
ラーぺーストを塗布し、同様の工程を経て、2色のポリ
イミド着色被膜のパターンを基板上に形成する。これを
もう一度繰り返すと、赤、青、緑の3色のポリイミド着
色被膜のパターンが得られる。
【0005】この工程では、ポリイミド着色被膜上に有
機溶媒を含むカラーぺーストが塗布され、そのため、ポ
リイミドには高度な耐溶剤性が要求される。しかし、短
波長領域での透明性に優れるポリイミドは、一般に耐溶
剤性が不良である。アミド系極性有機溶媒は溶解力が非
常に強く、これらの高透明性ポリイミド膜上にポリアミ
ック酸のアミド系極性有機溶媒溶液に顔料を分散したカ
ラーぺーストを塗布すると、ポリイミド膜の表面が荒れ
たり、クラックが生じるなどの問題が起こり、多色から
なるカラーフィルターの形成は困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の欠点に鑑み創案されたもので、その目的とすると
ころは、塗布膜の平坦性が良好で、顔料粒子による光散
乱強度が小さいカラーフィルターを、クラックが生じに
くい条件で形成することができるカラーぺーストを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
顔料およびポリアミック酸エステルを含有し、ラクトン
類を主溶剤とするカラーぺーストによって達成される。
【0008】ラクトン類は、アミド系極性有機溶媒に比
べ、分散性という観点からは顔料との相性が良く、微粉
砕した顔料をポリイミド前駆体溶液に均一に安定に分散
することが可能である。また、ラクトン類はアミド系極
性有機溶媒に比べ溶解力が弱い。このため、ポリイミド
着色被膜上にラクトン類を主溶剤とするカラーペースト
を塗布した場合、ポリイミド着色被膜にクラックが生じ
る可能性はまずない。しかし、溶解力が弱いため、ポリ
イミド前駆体であるポリアミック酸を溶解しにくい。し
たがって、本発明のようにラクトン類への溶解性を高め
るために、ポリイミド前駆体としては、ポリアミック酸
のカルボキシル基の一部または全部がエステル化された
ポリアミック酸エステルを用いることが重要である。
【0009】本発明において好ましく用いられるラクト
ン類は、脂肪族環状エステルで炭素数3〜12の化合物
である。具体的な例として、β−プロピオラクトン、γ
−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラ
クトン、γ−カプロラクトン、ε−カプロラクトンなど
が挙げられるがこれらに限定されない。特に、ポリアミ
ック酸エステルの溶解性の点からγ−ブチロラクトンが
好ましい。本発明においては、ラクトン類が主溶剤とし
て用いられるが、他の有機溶媒を副溶剤として用いるこ
とができる。副溶剤としては、前記のアミド系極性有機
溶媒のほか、エタノール、ブタノール、エチレングリコ
ールなどのアルコール類、メチルセロソルブ、エチルセ
ロソルブなどのセロソルブ類、メチルカルビトール、エ
チルカルビトールなどのカルビトール類、メチル−3−
メトキシプロピオネート、3−メチル−3−メトキシブ
チルアセテートなどの脂肪族エステル類、トルエン、キ
シレンなどの芳香族炭化水素類などが挙げられる。本発
明では、これらに限定されずに、ラクトン類以外の有機
溶媒が1種または2種以上用いることができる。なお、
副溶剤は、全溶剤の50重量%以下、好ましくは40重
量%以下、さらに好ましくは30重量%以下であること
が望ましい。副溶剤の量が大きすぎると、顔料の分散状
態が不良となったり、ポリアミック酸エステルが溶解し
ないという問題が生じる。
【0010】本発明で使用されるポリアミック酸エステ
ルとしては、次の一般式(1)で表されるものがあげら
れる。
【0011】
【化1】 ここでR1 は炭素数2〜22の4価の有機基、R2 は炭
素数1〜22の2価の有機基、R3 は水素または炭素数
1〜10の1価の有機基、nは1以上の整数を意味す
る。ポリイミド膜の力学的特性は、分子量が大きいほど
良好である。このため、ポリイミド前駆体であるポリア
ミック酸エステルの分子量も大きいことが望まれる。一
方、ポリイミド前駆体膜を湿式エッチングによりパター
ン加工を行う場合、ポリアミック酸エステルの分子量が
大きすぎると、現像に要する時間が長くなりすぎるとい
う問題がある。したがって、nの好ましい範囲は2〜1
000、より好ましくは4〜400、さらに好ましくは
6〜100である。なお、ポリアミック酸エステルの分
子量には一般にばらつきがあるため、ここでいうnの好
ましい範囲とは、この範囲の中に全ポリアミック酸エス
テルの50モル%以上、好ましくは70モル%以上、さ
らに好ましくは90モル%以上が入っていることを意味
する。
【0012】本発明において、R3 が全て水素であるこ
とはない。R3 が有機基である比率(エステル化率)
は、5〜100%が好ましく、より好ましくは10〜9
0%、さらに好ましくは20〜80%である。エステル
化率が小さすぎると、ラクトン類への溶解性が低下す
る。一方、エステル化率が大きい場合、ポリイミド前駆
体膜を湿式エッチングによりパターン加工を行う場合
に、現像液として有機溶媒を使用する必要がある。エス
テル化率がある程度低ければ、アルカリ水溶液により湿
式エッチングを行うことが可能となる。
【0013】また、R3 が光反応性の炭素−炭素不飽和
結合を含んでいると、フォトレジストを用いることな
く、ポリイミド前駆体膜を直接フォトリソグラフィによ
りパターン加工を行うことが可能となる。
【0014】ポリアミック酸エステルの製造法の一つと
して次のようなものがある。テトラカルボン酸二無水物
をアルコール性水酸基をもつ有機物でエステル化してテ
トラカルボン酸ジエステルとした後、酸クロライド化
し、その後ジアミンと反応させることにより、ポリアミ
ック酸エステルを得る方法である。この場合、ポリアミ
ック酸エステル分子の末端をアミンにしておけば、それ
にテトラカルボン酸二無水物およびジアミンを反応させ
ることにより、ポリアミック酸エステルのエステル化率
を調節することができる。
【0015】また、テトラカルボン酸二無水物をアルコ
ール性水酸基をもつ有機物でエステル化してテトラカル
ボン酸ジエステルとし、カルボジイミド類と反応させた
後に、ジアミンと反応させることによりポリアミック酸
エステルを得る方法もある。
【0016】さらに、テトラカルボン酸二無水物とジア
ミンを反応させることにより得られたポリアミック酸の
カルボキシル基に、グリシジル基、またはイソシアナー
ト基をもつ有機物を付加反応させることによってもポリ
アミック酸エステルを得ることができる。
【0017】本発明は、上記の方法にとどまらず、どの
ような製造方法によって得られたポリアミック酸エステ
ルに対しても適用が可能である。
【0018】本発明で使用することのできるテトラカル
ボン酸二無水物としては、一般式(2)
【化2】 (式中のR1 は、前記の炭素数2〜22の4価の有機基
を表す。)で示される物があげられる。本発明では、テ
トラカルボン酸二無水物として、たとえば、脂肪族系ま
たは脂環式系のものを用いることができ、その具体的な
例として、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボ
ン酸二無水物、1,2,3,4−シクロペンタンテトラ
カルボン酸二無水物、1,2,3,5−シクロペンタン
テトラカルボン酸二無水物、1,2,4,5−ビシクロ
ヘキセンテトラカルボン酸二無水物、1,2,4,5−
シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物、1,3,3
a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−5−(テトラヒドロ
−2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2
−C]フラン−1,3−ジオンなどが挙げられる。ま
た、芳香族系のものを用いると、耐熱性の良好なポリイ
ミドに変換しうるポリイミド前駆体組成物を得ることが
でき、その具体的な例として、3,3´,4,4´−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、ピロメリット
酸二無水物、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボ
ン酸二無水物、3,3´,4,4´−ジフェニルスルホ
ンテトラカルボン酸二無水物、4,4´−オキシジフタ
ル酸無水物、3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカ
ルボン酸二無水物、1,2,5,6−ナフタレンテトラ
カルボン酸二無水物、3,3”,4,4”−パラターフ
ェニルテトラカルボン酸二無水物、3,3”,4,4”
−メタターフェニルテトラカルボン酸二無水物が挙げら
れる。また、フッ素系のものを用いると、短波長領域で
の透明性が良好なポリイミドに変換しうるポリイミド前
駆体組成物を得ることができ、その具体的な例として、
4,4´−(ヘキサフルオロイソプロピリデン)ジフタ
ル酸無水物などが挙げられる。なお、本発明は、これら
に限定されずにテトラカルボン酸二無水物が1種または
2種以上用いられる。
【0019】ジアミンとしては、一般式(3) H2 N−R2 −NH2 (3) (式中のR2 は、前記の炭素数1〜22の2価の有機基
を表す。)で示されるものがあげられる。本発明ではジ
アミンとして、たとえば、脂肪族系または脂環式系のも
のを用いることができ、その具体的な例として、エチレ
ンジアミン、1,3−ジアミノシクロヘキサン、1,4
−ジアミノシクロヘキサン、4,4´−ジアミノ−3,
3´−ジメチルジシクロヘキシルメタン、4,4´−ジ
アミノ−3,3´−ジメチルジシクロヘキシルなどが挙
げられる。また、芳香族系のものを用いると、耐熱性の
良好なポリイミドに変換しうるポリイミド前駆体組成物
を得ることができ、その具体的な例として、4,4´−
ジアミノジフェニルエーテル、3,4´−ジアミノジフ
ェニルエーテル、4,4´−ジアミノジフェニルメタ
ン、3,3´−ジアミノジフェニルメタン、4,4´−
ジアミノジフェニルスルホン、3,3´−ジアミノジフ
ェニルスルホン、4,4´−ジアミノジフェニルサルフ
ァイド、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジア
ミン、2,4−ジアミノトルエン、2,5−ジアミノト
ルエン、2,6−ジアミノトルエン、ベンジジン、3,
3´−ジメチルベンジジン、3,3´−ジメトキシベン
ジジン、o−トリジン、4,4”−ジアミノターフェニ
ル、1,5−ジアミノナフタレン、3,3´−ジメチル
−4,4´−ジアミノジフェニルメタン、4,4´−ビ
ス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、2,2−ビス
[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、
ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]エ−テ
ル、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ス
ルホン、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル]スルホンなどが挙げられる。また、フッ素系のもの
を用いると、短波長領域での透明性が良好なポリイミド
に変換しうるポリイミド前駆体組成物を得ることがで
き、その具体的な例として、2,2−ビス[4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン
などが挙げられる。
【0020】また、一般式(4)
【化3】 (式中のR4 は炭素数1〜10の2価の有機基、R5
6 、R7 およびR8 は炭素数1〜10の1価の有機基
でこれらは同一であっても異なっていてもよく、mは1
〜10の整数を意味する。)で示されるシロキサンジア
ミンを用いると、無機基板との接着性を良好にすること
ができる。シロキサンジアミンは、通常、全ジアミン中
の1〜20モル%量用いる。シロキサンジアミンの量が
少なすぎれば接着性向上効果が発揮されず、多すぎれば
耐熱性が低下する。シロキサンジアミンの具体例として
は、ビス−3−(アミノプロピル)テトラメチルシロキ
サンなどが挙げられる。本発明は、これらに限定されず
にジアミンが1種または2種以上用いられる。
【0021】本発明でエステル化に用いられるアルコー
ル性水酸基をもつ有機物の例としては、メタノール、エ
タノール、光反応性の炭素−炭素不飽和結合を含んでい
るものの例としてヒドロキシエチルアクリラート、ヒド
ロキシエチルメタクリラート、グリシジル基をもつ有機
物の例としては、グリシジルメチルエーテル、グリシジ
ルエチルエーテル、光反応性の炭素−炭素不飽和結合を
含んでいるものの例として、グリシジルアクリラート、
グリシジルメタクリラート、イソシアナート基をもつ有
機物の例としては、メチルイソシアナート、エチルイソ
シアナート、光反応性の炭素−炭素不飽和結合を含んで
いるものの例として、イソシアナートエチルアクリラー
ト、イソシアナートエチルメタクリラートなどが挙げら
れるが、これらに限定されない。
【0022】ポリアミック酸エステルは、前記の重合反
応を溶液中で行い、その後溶液中からポリアミック酸エ
ステルを単離し、ラクトン類に溶解してもよいし、ラク
トン類中で重合反応を行い、ポリアミック酸エステルの
ラクトン類溶液を直接得ることもできる。また、ラクト
ン類以外の有機溶媒中で重合反応を行い、その後ラクト
ン類を添加して、全溶剤の50重量%以上を占めるよう
にしてもよい。
【0023】本発明のカラーぺーストは、上述のポリア
ミック酸エステル溶液に顔料が分散されているものであ
る。本発明で用いられる顔料に特に制限はないが、耐光
性、耐熱性、耐薬品性に優れたものが好ましい。代表的
な顔料の具体的な例をカラーインデックス(CI)ナン
バーで示す。黄色顔料の例としてはピグメントイエロー
20、24、83、86、93、94、109、11
0、117、125、137、138、139、14
7、148、153、154、166、173などが挙
げられる。橙色顔料の例としてはピグメントオレンジ1
3、31、36、38、40、42、43、51、5
5、59、61、64、65などが挙げられる。赤色顔
料の例としてはピグメントレッド9、97、122、1
23、144、149、166、168、177、18
0、192、215、216、224などが挙げられ
る。紫色顔料の例としてはピグメントバイオレット1
9、23、29、32、33、36、37、38などが
挙げられる。青色顔料の例としてはピグメントブルー1
5(15:3、15:4、15:6など)、21、2
2、60、64などが挙げられる。緑色顔料の例として
はピグメントグリーン7、10、36、47などが挙げ
られる。黒色顔料の例としてはピグメントブラック7な
どが挙げられる。本発明ではこれらに限定されずに種々
の顔料を使用することができる。なお、顔料は必要に応
じて、ロジン処理、酸性基処理、塩基性処理などの表面
処理が施されているものを使用してもよい。
【0024】液晶表示素子に用いられるカラーフィルタ
ーのR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3
色の画素は、CRT蛍光体の色度特性に類似させる必要
があるため、上記の顔料はバックライトと液晶表示素子
の光線透過特性に合うよう、数色組み合わせて調色され
て用いられることが好ましい。たとえば、R(レッド)
は赤色顔料と黄色顔料または橙色顔料、G(グリーン)
は緑色顔料と黄色顔料または橙色顔料、B(ブルー)は
青色顔料と紫色顔料の組み合わせなどにより調色され
る。また、カラーフィルターのブラックマトリクスとし
て、黒色顔料、または、場合によりこれに他色の顔料を
混合したものを用いることもできる。
【0025】本発明のカラーぺーストにおいて、ポリア
ミック酸エステルと顔料は、通常、重量比で2:8〜
9:1、好ましくは3:7〜8:2、より好ましくは
4:6〜7:3の範囲で混合して用いられる。ポリアミ
ック酸エステルの量が少なすぎると、着色被膜の基板と
の接着性が不良となり、逆に顔料の量が少なすぎると着
色度が問題となる。
【0026】本発明のカラーぺーストの製造には、あら
かじめラクトン類中に顔料を分散した分散液とポリアミ
ック酸エステル溶液とを混合する方法と、ポリアミック
酸エステル溶液中で顔料を分散する方法がある。どちら
の方法でも、顔料を液体に分散させるが、分散方法には
特に限定はなく、ボールミル、サンドグラインダー、3
本ロールミル、高速度衝撃ミルなど、種々の方法がとり
うる。
【0027】本発明において、カラーペースト中のポリ
アミック酸エステルの濃度は、通常0.5〜25重量
%、好ましくは1〜15重量%である。ポリアミック酸
エステルの濃度が低すぎても高すぎても、後述の方法で
基板に塗布し、良好な着色被膜を得ることが困難にな
る。
【0028】本発明のカラーペーストでは、ポリアミッ
ク酸エステルのエステル部分に光反応性の炭素−炭素不
飽和結合が含まれている場合、光重合開始剤や増感剤を
添加することによって、好ましい露光量によって、着色
被膜中に光架橋反応を引き起こし、未露光部を有機溶媒
またはアルカリ水溶液からなる現像液に溶解させること
により、パターン化された着色被膜を形成することがで
きる。光重合開始剤、増感剤の添加量は、通常ポリアミ
ック酸エステルの0.5〜25重量%、好ましくは1〜
15重量%である。量が少なすぎればその効果が発揮さ
れず、量が多すぎれば着色被膜の強度や接着力が低下す
る。光重合開始剤、増感剤の具体例としては、ミヒラー
ケトン、ベンゾインエーテル、1,2−ベンジル−9,
10−アントラキノン、N−フェニルグリシンなどが挙
げられるが、特にこれらに限定されず、種々の光重合開
始剤、増感剤を用いることができる。
【0029】塗布性、着色被膜の乾燥性を改良する目的
で、あるいは、顔料の分散性を良好にする目的で、本発
明のカラーぺーストに界面活性剤を添加することができ
る。界面活性剤の添加量は通常、顔料の0.001〜1
0重量%、好ましくは0.01〜1重量%である。添加
量が少なすぎると塗布性、着色被膜の乾燥性の改良、あ
るいは顔料の分散性の改良の効果がなく、多すぎると逆
に塗布性が不良となったり、顔料の凝集が起こる。界面
活性剤の具体例としては、ラウリル硫酸アンモニウム、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸トリエタノー
ルアミンなどの陰イオン界面活性剤、ステアリルアミン
アセテート、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ドなどの陽イオン界面活性剤、ラウリルジメチルアミン
オキサイド、ラウリルカルボキシメチルヒドロキシエチ
ルイミダゾリウムベタインなどの両性界面活性剤、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
ステアリルエーテル、ソルビタンモノステアレートなど
の非イオン界面活性剤などが挙げられる。本発明では、
これらに限定されずに、界面活性剤が1種または2種以
上用いることができる。界面活性剤の添加は、顔料の分
散工程中またはその工程の前後のどの時点でも行うこと
ができる。しかし、添加の時点により顔料の分散性が変
わる場合があるので、注意を要する。
【0030】また、本発明のカラーぺーストに、着色被
膜の硬度を向上させるために、無機微粒子のコロイド状
物を添加してもよい。無機微粒子のコロイド状物の具体
的な例としては、シリカゾル、チタニアゾル、ジルコニ
アゾルなどが挙げられるが、特にこれらに限定されな
い。無機微粒子のコロイド状物を添加する場合その添加
量は、ポリアミック酸の1〜50重量%が好ましく、2
〜30重量%がさらに好ましい。添加量が大きすぎれ
ば、着色被膜が脆くなり、添加量が小さすぎれば、着色
被膜の硬度を向上させる効果が発揮されない。
【0031】本発明のカラーぺーストを基板上に塗布す
る方法としては、スピンコーター、バーコーター、ブレ
ードコーター、ロールコーター、ダイコーター、スクリ
ーン印刷法などで基板に塗布する方法、基板をペースト
中に浸漬する方法、ペーストを基板に噴霧するなどの種
々の方法を用いることができる。基板としては通常、ソ
ーダガラス、無アルカリガラス、ホウケイ酸ガラス、石
英ガラスなどの透明基板や、シリコン、ガリウム−ひ素
などの半導体基板などが用いられるが、特にこれらに限
定されない。なお、基板上にカラーペーストを塗布する
場合、シランカップリング剤、アルミニウムキレート
剤、チタニウムキレート剤などの接着助剤で基板表面を
処理しておくと、着色被膜と基板の接着力を向上させる
ことができる。
【0032】本発明のカラーぺーストは、液晶ディスプ
レイや撮像素子のカラーフィルターのほか、光学素子の
遮光膜、光ファイバーの被覆膜などに用いられる。たと
えば、光ファイバーをカラーぺーストを用いて着色被膜
で被覆したものは、高温下での光学センサーとして利用
することができる。
【0033】次に本発明のカラーぺーストの代表的な用
途である液晶ディスプレイ用カラーフィルターを例に使
用方法の一例を説明する。
【0034】カラーぺーストを、前記のような方法で透
明基板上に塗布した後、風乾、加熱乾燥、真空乾燥など
により、ポリイミド前駆体着色被膜を形成する。加熱乾
燥の場合、オーブン、ホットプレートなどを使用し、5
0〜180℃の範囲で1分〜3時間行うのが好ましい。
その後、加熱処理することによって、ポリイミド着色被
膜に変換される。加熱処理は通常、空気中、窒素雰囲気
中、あるいは、真空中などで、200〜450℃、好ま
しくは250〜350℃の温度のもとで、0.1〜5時
間、連続的または段階的に行われる。次に、このように
して得られたポリイミド着色被膜に、通常の湿式エッチ
ングによりパターンを形成する。まず、ポリイミド着色
被膜上にネガ型フォトレジストを塗布し、フォトレジス
ト被膜を形成する。続いて該フォトレジスト被膜上にマ
スクを置き、露光装置を用いて紫外線を照射する。露光
後、ネガ型フォトレジスト用現像液により、フォトレジ
スト被膜のエッチングを行う。その後、ヒドラジンを用
いてポリイミド着色被膜をエッチングする。エッチング
後、不要となったフォトレジスト被膜を剥離する。ま
た、カラーペースト中のポリアミック酸エステルのエス
テル化率が10〜90%である場合、次のような工程を
採りうる。カラーぺーストを透明基板上に塗布した後、
風乾、加熱乾燥、真空乾燥などにより、ポリイミド前駆
体着色被膜を形成する。ポリイミド前駆体着色被膜上に
ポジ型フォトレジストを塗布し、フォトレジスト被膜を
形成する。続いて該フォトレジスト被膜上にマスクを置
き、露光装置を用いて紫外線を照射する。露光後、ポジ
型フォトレジスト用アルカリ現像液により、フォトレジ
スト被膜とポリイミド前駆体着色被膜のエッチングを同
時に行う。エッチング後、不要となったフォトレジスト
被膜を剥離する。ポリイミド前駆体着色被膜は、その
後、加熱処理することによって、ポリイミド着色被膜に
変換される。
【0035】さらに,カラーペースト中のポリアミック
酸エステルのエステル部分に光反応性の炭素−炭素不飽
和結合が含まれている場合には、次のような工程を採
る。カラーぺーストを透明基板上に塗布した後、風乾、
加熱乾燥、真空乾燥などにより、感光性ポリイミド前駆
体着色被膜を形成する。続いて該感光性ポリイミド前駆
体着色被膜上にマスクを置き、露光装置を用いて紫外線
を照射する。露光後、感光性ポリイミド前駆体用現像液
により、感光性ポリイミド前駆体着色被膜のエッチング
を行う。感光性ポリイミド前駆体着色被膜は、その後、
加熱処理することによって、ポリイミド着色被膜に変換
される。
【0036】なお、感光性ポリイミド前駆体用現像液と
しては、感光性ポリイミド前駆体のエステル化率が高い
場合には、ラクトン類やアミド系極性有機溶媒を主成分
とし、場合により水を少量添加した有機溶媒系現像液
を、エステル化率が低い場合には、アルカリ水溶液を用
いることができる。
【0037】以上の工程をR(レッド)、G(グリー
ン)、B(ブルー)の3色のカラーぺーストおよび必要
に応じてブラックのカラーぺーストについて行うと、液
晶ディスプレイ用カラーフィルターが作製できる。
【0038】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0039】実施例1 温度計および乾燥窒素導入口と攪拌装置を付した300
0mlの4つ口フラスコに、3,3´,4,4´−ビフ
ェニルテトラカルボン酸二無水物147.1g(0.5
モル当量)、エタノール46.1g(1モル当量)、N
−メチル−2−ピロリドン1000gを投入し、乾燥窒
素流入下、60℃で6時間攪拌し、均質な溶液を得た。
この溶液を冷却し、−5℃で塩化チオニル119.0g
(1モル当量)を滴下し、1時間攪拌した後、4,4´
−ジアミノジフェニルエ−テル140.2g(0.7モ
ル当量)、ビス−3−(アミノプロピル)テトラメチル
シロキサン12.4g(0.05モル当量)、およびN
−メチル−2−ピロリドン500gを投入し、乾燥窒素
流入下、40℃で4時間攪拌した。この溶液を2000
0mlの水に滴下し、ポリアミック酸エステルを沈殿さ
せた。沈殿物を水、次にメタノールで洗浄後、真空乾燥
してポリアミック酸エステルの粉末を得た。温度計およ
び乾燥窒素導入口と攪拌装置を付した3000mlの4
つ口フラスコに、粉末172.9gとγ−ブチロラクト
ン500gを投入して、乾燥窒素流入下、50℃で3時
間攪拌し、均質な溶液を得た。これに3,3´,4,4
´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物73.6g
(0.25モル当量)、γ−ブチロラクトン200gを
投入して1時間攪拌した後、4,4´−ジアミノジフェ
ニルエ−テル25.0g(0.125モル当量)および
γ−ブチロラクトン114.5gを添加し2時間攪拌し
てポリアミック酸のγ−ブチロラクトン溶液(ポリマー
濃度25重量%)を得た。この溶液を10g取り出し、
それにγ−ブチロラクトン18g、ブチルセロソルブ
3.3gを添加して、ポリマー濃度8重量%の溶液を得
た。
【0040】ピグメントレッド177(クロモフタール
レッド)4g、γ−ブチロラクトン40g、ブチルセロ
ソルブ6gをガラスビーズ100gとともにホモジナイ
ザーを用い、7000rpmで30分間分散処理後、ガ
ラスビーズを濾過により除去した。
【0041】顔料分散液20gに、ポリマー濃度8重量
%の溶液20gを添加混合し、本発明のカラーぺースト
を得た。このカラーぺーストを無アルカリガラス基板上
にスピンコートし、90℃で10分間、110℃で20
分間オーブンを用いて空気中で加熱乾燥して、膜厚1.
6μmのポリイミド前駆体膜を得た。この膜上にポジ型
フォトレジスト(東京応化社製OFPR−800)を塗
布し、80℃で20分間加熱乾燥して膜厚1μmのレジ
スト膜を得た。紫外線露光機を用い、クロム製のフォト
マスクを介して紫外線を照射した。露光後、テトラメチ
ルアンモニウムハイドロオキサイドの2.38wt%の
水溶液からなる現像液に浸漬し、フォトレジストおよび
ポリイミド前駆体着色被膜の現像を同時に行った。エッ
チング後、不要となったフォトレジスト層をメチルセロ
ソルブアセテートで剥離した。さらにこのようにして得
られたポリイミド前駆体着色被膜を窒素雰囲気中で30
0℃で30分間熱処理し、膜厚1.2μmのポリイミド
着色被膜を得た。
【0042】この膜の表面粗さを表面粗さ測定装置で測
定したところ、0.006μmであった。また、顕微分
光光度計で、偏光子と検光子が平行および垂直な場合の
輝度を測定し、その比(コントラスト)を求めたとこ
ろ、コントラストは680であった。
【0043】比較例1 実施例1でγ−ブチロラクトンのかわりにN−メチル−
2−ピロリドンを用いてカラーぺーストを得た。これを
使用し、同様な操作によりパターン化された膜厚1.2
μmのポリイミド着色被膜を得た。
【0044】この膜の表面粗さを測定したところ、0.
074μmであった。また、コントラストは270であ
った。
【0045】実施例2 温度計および乾燥空気導入口と攪拌装置を付した300
0mlの4つ口フラスコに、3,3´,4,4´−ベン
ゾフェノンテトラカルボン酸二無水物193.3g
(0.6モル当量)、ヒドロキシエチルメタクリラート
156.2g(1.2モル当量)、N−メチル−2−ピ
ロリドン1000gを投入し、乾燥空気流入下、室温で
100時間攪拌し、均質な溶液を得た。この溶液を冷却
し、−5℃で塩化チオニル142.8g(1.2モル当
量)を滴下し、1時間攪拌した後、m−フェニレンジア
ミン54.1g(0.5モル当量)、4,4´−ジアミ
ノジフェニルエ−テル140.2g(0.25モル当
量)、ビス−3−(アミノプロピル)テトラメチルシロ
キサン12.4g(0.05モル当量)、およびN−メ
チル−2−ピロリドン500gを投入し、乾燥空気流入
下、40℃で4時間攪拌した。この溶液を20000m
lの水に滴下し、ポリアミック酸エステルを沈殿させ
た。沈殿物を水、次にメタノールで洗浄後、真空乾燥し
てポリアミック酸エステルの粉末を得た。温度計および
乾燥空気導入口と攪拌装置を付した3000mlの4つ
口フラスコに、粉末278.1gとγ−ブチロラクトン
500gを投入して、乾燥空気流入下、40℃で3時間
攪拌し、均質な溶液を得た。これにピロメリット酸無水
物43.6g(0.2モル当量)、γ−ブチロラクトン
200gを投入して1時間攪拌した後、4,4´−ジア
ミノジフェニルエ−テル20.0g(0.1モル当量)
およびγ−ブチロラクトン97.3gを添加し2時間攪
拌してポリアミック酸のγ−ブチロラクトン溶液(ポリ
マー濃度30重量%)を得た。この溶液を15g取り出
し、それにγ−ブチロラクトン25g、ブチルセロソル
ブ5gを添加して、ポリマー濃度10重量%の溶液を得
た。
【0046】ピグメントグリーン7(フタロシアニング
リーン)3.6g、ピグメントイエロー83(ベンジジ
ンイエロー)0.4g、γ−ブチロラクトン32g、ブ
チルセロソルブ4gをガラスビーズ120gとともにホ
モジナイザーを用い、7000rpmで30分間分散処
理後、ガラスビーズを濾過により除去した。
【0047】ポリマー濃度10重量%の溶液24gにミ
ヒラーケトン0.2g、N−フェニルグリシン0.1g
を溶解し、それに顔料分散液16gを添加混合し、本発
明のカラーぺーストを得た。このカラーぺーストを無ア
ルカリガラス基板上にスピンコートし、100℃で10
分間オーブンを用いて空気中で加熱乾燥して、膜厚1.
6μmの感光性ポリイミド前駆体着色被膜を得た。。紫
外線露光機を用い、クロム製のフォトマスクを介して紫
外線を照射した。露光後、テトラメチルアンモニウムハ
イドロオキサイドの2.38wt%の水溶液からなる現
像液に浸漬し、感光性ポリイミド前駆体着色被膜の現像
を行った。さらにこのようにして得られた感光性ポリイ
ミド前駆体着色被膜を窒素雰囲気中で290℃で40分
間熱処理し、膜厚1.1μmのポリイミド着色被膜を得
た。
【0048】この膜の表面粗さは0.008μmであっ
た。また、コントラストは540であった。
【0049】実施例3 温度計および乾燥窒素導入口と攪拌装置を付した200
0mlの4つ口フラスコに、ピロメリット酸無水物8
7.2g(0.4モル当量)、メタノール25.6g
(0.8モル当量)、N−メチル−2−ピロリドン50
0gを投入し、乾燥窒素流入下、50℃で6時間攪拌
し、均質な溶液を得た。この溶液を冷却し、−5℃で塩
化チオニル95.2g(0.8モル当量)を滴下し、1
時間攪拌した後、3,3´−ジアミノジフェニルスルホ
ン161.3g(0.65モル当量)、ビス−3−(ア
ミノプロピル)テトラメチルシロキサン12.4g
(0.05モル当量)、およびN−メチル−2−ピロリ
ドン500gを投入し、乾燥窒素流入下、40℃で4時
間攪拌した。この溶液を20000mlの水に滴下し、
ポリアミック酸エステルを沈殿させた。沈殿物を水、次
にメタノールで洗浄後、真空乾燥してポリアミック酸エ
ステルの粉末を得た。温度計および乾燥窒素導入口と攪
拌装置を付した2000mlの4つ口フラスコに、粉末
143.3gとγ−ブチロラクトン400gを投入し
て、乾燥窒素流入下、50℃で3時間攪拌し、均質な溶
液を得た。これに3,3´,4,4´−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物88.3g(0.3モル当量)、
γ−ブチロラクトン200gを投入して1時間攪拌した
後、4,4´−ジアミノジフェニルエ−テル30.0g
(0.15モル当量)、およびγ−ブチロラクトン18
4.8gを添加し2時間攪拌してポリアミック酸のγ−
ブチロラクトン溶液(ポリマー濃度25重量%)を得
た。この溶液を120g取り出し、それにγ−ブチロラ
クトン50g、N−メチル−2−ピロリドン50g、ブ
チルセロソルブ30gを添加して、ポリマー濃度12重
量%の溶液を得た。
【0050】この溶液62.5gとピグメントブルー1
5(フタロシアニンブルー)2.5gをガラスビーズ1
50gとともにホモジナイザーを用い、7000rpm
で30分間分散処理後、ガラスビーズを濾過により除去
し、本発明のカラーペーストを得た。このカラーぺース
トを用い、実施例1と同様の操作を行い、膜厚1.2μ
mのパターン化されたポリイミド着色被膜を得た。
【0051】この膜の表面粗さは、0.004μmであ
った。また、コントラストは920であった。
【0052】この膜上に実施例1で作製した赤色カラー
ペーストを塗布し、その後、パターン加工を行ったが、
この青色着色被膜に異常は認められなかった。
【0053】比較例2 実施例3で得られたパターン化された青色着色被膜上
に、比較例1で作製した赤色カラーペーストを塗布し、
その後、パターン加工を行ったところ、青色着色被膜に
クラックが生じた。
【0054】
【発明の効果】本発明は上述のごとく構成したので、平
坦でコントラストの大きいカラーフィルターを形成する
ことができる利点がある。また、この発明によれば、耐
溶剤性の不良なポリイミドを用いても、多色のパターン
化されたカラーフィルターを形成できるという顕著な効
果を奏するものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顔料およびポリアミック酸エステルを含有
    し、ラクトン類を主溶剤とするカラーぺースト。
  2. 【請求項2】ポリアミック酸エステルのエステル化率が
    10〜90%であることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラーペースト。
  3. 【請求項3】ポリアミック酸エステルのエステル部分に
    光反応性の炭素−炭素不飽和結合が含まれていることを
    特徴とする請求項1または2記載のカラーペースト。
  4. 【請求項4】光重合開始剤および/または増感剤を含有
    してなる請求項1〜3のいずれかに記載のカラーペース
    ト。
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