JPH0892590A - 高濃度界面活性剤の製造方法 - Google Patents

高濃度界面活性剤の製造方法

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JPH0892590A
JPH0892590A JP25130894A JP25130894A JPH0892590A JP H0892590 A JPH0892590 A JP H0892590A JP 25130894 A JP25130894 A JP 25130894A JP 25130894 A JP25130894 A JP 25130894A JP H0892590 A JPH0892590 A JP H0892590A
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JP
Japan
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surfactant
slurry
concentrated
concentration
weight
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JP25130894A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Tanaka
斉 田中
Eisaku Ikeda
栄作 池田
Yoshiari Oowaku
善有 大和久
Tomoki Kubo
知己 久保
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩を30
〜70重量%および非イオン界面活性剤を含む界面活性
剤スラリーを、中空円板の両面が伝熱面である回転円板
#13の円板面に連続的に供給して濃縮し高濃度界面活
性剤を製造する。 【効果】 スラリーを濃縮することができ、真空薄膜蒸
発装置、撹拌型真空乾燥機などに比較して装置規模をコ
ンパクトにでき、設置スペースを格段に縮小できる。ま
た、熱効率が良く熱エネルギーの節約が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、省エネ・コンパクト・
高性能で環境に優しい濃縮装置を使用する事により、熱
安定性の低い界面活性剤でも高濃度・高回収率で効率的
に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】界面活性剤スラリーを濃縮化する方法と
しては、真空薄膜蒸発装置を使用するのが一般的であ
る。しかしながら、この方法は真空雰囲気を必要とし、
省エネ・コンパクトとは言えない。
【0003】また、界面活性剤を含むスラリーを粉粒体
にまで乾燥・濃縮して界面活性剤粉粒体組成物を製造す
る方法は、衣料用洗剤の製造方法、高嵩密度洗剤の製造
方法を中心として従来から種々の製法が報告されてい
る。
【0004】例えば、特開平2−222498号公報に
は、界面活性剤を含む洗剤原料ペーストを、真空装置内
で薄膜化させて加熱し、脱水乾燥した後に掻き取ること
により、フレーク状の乾燥物とし、これを次工程で粉砕
して高嵩密度粒状洗剤に調製している。しかしながらこ
の方法は、真空下の処理を必要とし、また、装置内での
付着が発生し、製造性が劣る。
【0005】また、特開平2−222498号公報に
は、真空にしたケーシング内で高嵩密度洗剤ペーストを
パドル型撹拌機によって混練、移送して乾燥しブロック
状とすることが記載されている。しかしながらこの方法
では、真空工程を必要とし、また、装置内での付着が発
生し製造性も劣る。
【0006】さらに、特開昭61−64798号公報、
特開昭61−69897号公報、特開昭61−6989
8号公報、特開昭61−69899号公報、特開昭61
−69900号公報に記載されているように、従来の噴
霧乾燥処理を工程中に組み込んで粒状洗剤を製造するこ
とも報告されている。しかしながらこれらの製法は、噴
霧乾燥工程を有するために大規模な乾燥装置と多大な熱
エネルギーを要する。また、界面活性剤の高濃度含有粉
体を噴霧乾燥などの方法で製造する場合、塔内凝集が発
生し製造性が劣るという問題がある。
【0007】このように、従来の濃縮法、乾燥法、粉体
化法は、いずれも省エネ性、コンパクト性、経済性の点
で問題があり、特に、高濃度スラリーを扱う場合は、真
空乾燥では装置内での付着、噴霧乾燥では塔内凝集の問
題があり、工率的に製造する上で難点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンパクト
な装置を用い、熱エネルギーを節約して製造でき、しか
も熱安定に問題のある界面活性剤に対しても適用が容易
な高濃度界面活性剤の製造方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の高濃度界面活性
剤の製造方法は、少なくともα−スルホ脂肪酸アルキル
エステル塩を30〜70重量%および非イオン界面活性
剤を含む界面活性剤スラリーを、中空円板の両面が伝熱
面である円板面に連続的に供給して濃縮することを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施態様】図1は本発明で用いるのに好適な濃
縮装置を示す(側面図)、図2はその正面図である。ケ
ーシング11内には、複数の回転円板13が回転可能に
立設されている。この回転円板13は中空であり、図2
のように水蒸気が内部に導かれると、回転円板13の両
面が加熱される。
【0011】原液タンク21から所定量の界面活性剤ス
ラリーが循環槽19に供給、貯留される。循環槽19の
液面センサによって必要量の界面活性剤スラリーが原料
タンク21から循環槽19に供給される。循還槽19に
貯留された界面活性剤スラリーはフィードパイプ15に
より回転円板13に散布される。このとき、回転円板1
3に付着しなかった界面活性剤スラリーは、再度循還槽
19に戻り再度供給される。
【0012】一方、回転円板13に付着した界面活性剤
スラリーは、回転円板13の回転と共に加熱され濃縮さ
れる。回転円板13は両面が濃縮に利用でき、多数並列
が可能なので大きな伝熱面積を有し、比較的低温かつ短
時間で濃縮できるため、α−スルホ脂肪酸エステル塩の
ように熱安定性に問題のある界面活性剤に対しても適用
容易である。また、このような短時間濃縮が可能である
にも拘らず、装置規模をコンパクトにでき、設置スペー
スを格段に縮小できる。さらに、熱エネルギーの節約効
果も大きく省エネタイプである。
【0013】この濃縮時に、界面活性剤スラリーから水
以外の有臭成分等が蒸発したとしても、有臭成分は排気
し捕集することができるので、環境にやさしく界面活性
剤スラリーを処理できる。
【0014】回転円板13に付着した界面活性剤スラリ
ーは、濃縮されつつ回転され、ついにはスクレーバー1
7でかき落とされ濃縮物として回収される。回転円板1
3の回転速度、あるいは回転円板13の温度を調整する
ことにより濃縮処理の程度を制御することができ、高濃
度化されたスラリー状物が得られる。また、スクレーバ
ー17でかき落とされるためセルフクリーニング効果も
有し、過濃縮の問題を解消でき、スムーズな連続運転が
可能となる。
【0015】好適な処理条件としては、回転円板13の
回転数が1〜3prm、回転円板の温度130〜150
℃が挙げられる。図1、図2に示した濃縮装置は、例え
ば、CDドライヤー((株)西村鉄工所)などが市販さ
れている。
【0016】本発明が処理対象とする界面活性剤スラリ
ーは、少なくともα−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩
を30〜70重量%、好ましくは50〜68重量%と非
イオン界面活性剤とを含む。α−スルホ脂肪酸エステル
塩の含有量が30重量%未満であると、装置規模が大き
くなり、一方、70重量%を超えるとα−スルホ脂肪酸
塩スラリーのハンドリング性が著しく悪くなる。
【0017】α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩とし
ては、脂肪酸残基の炭素鎖長が8〜18で、エステル部
のアルキル基の炭素鎖長が1〜4であるα−スルホ脂肪
酸アルキルエステル塩が好ましく、塩としてはナトリウ
ム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩あるいはアルカリ
土類金属塩が代表的である。
【0018】濃縮操作で減粘化剤として用いられる非イ
オン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアル
キルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニル
エーテル、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール脂肪酸エステルなどが好適である。
【0019】非イオン性界面活性剤は、濃縮される原料
ペースト中のα−スルホ脂肪酸エステル塩に対して0.
1〜30重量%、好ましくは5〜25重量%の範囲で、
予め原料ペーストに添加することが好ましい。この量が
0.1重量%未満では、濃縮後に得られる高濃度界面活
性剤ペーストの流動性が劣り、取扱いに支障をきたす。
一方、30重量%を超えて添加すると、得られる高濃度
スラリー中のα−スルホ脂肪酸エステル塩の有効成分濃
度が低下して好ましくない。
【0020】本発明の界面活性剤スラリーは他の成分を
含有することもでき、この具体例としては、α−オレフ
ィンスルホン酸塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキル硫酸エステル塩など一般に洗剤に使用され
る公知の界面活性剤が挙げられる。
【0021】
【発明の効果】本発明のよれば、中空円板の両面が伝熱
面である円板面に、α−スルホ脂肪酸エステル塩を含む
界面活性剤スラリーを連続的に供給することにより、ス
ラリーを濃縮することができ、真空薄膜蒸発装置、撹拌
型真空乾燥機などに比較して装置規模をコンパクトにで
き、設置スペースを格段に縮小できる。また、熱効率が
良く熱エネルギーの節約が可能である。
【0022】
【実施例】図1、図2にその概要を示したCDドライヤ
ー((株)西村鉄工所)を用い、α−スルホ脂肪酸エス
テル塩スラリーの濃縮処理を行なった。α−スルホ脂肪
酸メチルエステルナトリウムの水性スラリーに、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテルを混合し、有効活性成分
としてα−スルホ脂肪酸(C16〜C18)メチルエステル
ナトリウム85重量%およびポリオキシエチレン(EO
p=25)アルキル(C14〜C16)エーテル15重量%
を含み、水分濃度32重量%の原料界面活性剤スラリー
を調製した。
【0023】この原料スラリーを、日機装ミルフローポ
ンプ(日機装(株))を使用し液温60℃にてCDドラ
イヤーへ連続供給して濃縮を行った。CDドライヤーの
仕様は、回転円板径=900mm、伝熱面積=1.0m
2 である。
【0024】CDドライヤーの操作条件を表1の通り変
化させて実験を行ない、その結果を表1に示した。
【0025】
【表1】 表1:操作条件および結果 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 操作条件 原料水分(%) 32 32 32 32 能力(kg/hr) 50 150 150 150 回転円板温度(℃) 110 130 150 150 回転数(rpm) 1 1 1 2 結果 濃縮物の水分(%) 21.9 28.3 21.4 27.2 滞留時間(分) 1 1 1 0.5 濃縮物の温度(℃) 90 110 130 130 性状 スラリー スラリー スラリー スラリー 濃縮速度(kg・H2O/m2・hr) 6.6 7.5 18.3 15.9 色調 ○ ○ ○ ○ 流動性 良好 良好 良好 良好
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いられる濃縮装置の構造を示す説明
図(側面図)である。
【図2】本発明で用いられる濃縮装置の構造を示す説明
図(正面図)である。
【符号の説明】
11 ケーシング 13 回転円板 15 フィードパイプ 17 スクレーバー 19 循還槽 21 原液タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 知己 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともα−スルホ脂肪酸アルキルエ
    ステル塩を30〜70重量%および非イオン界面活性剤
    を含む界面活性剤スラリーを、中空円板の両面が伝熱面
    である円板面に連続的に供給して濃縮することを特徴と
    する高濃度界面活性剤の製造方法。
JP25130894A 1994-09-19 1994-09-19 高濃度界面活性剤の製造方法 Pending JPH0892590A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003105396A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Lion Corp 粒状洗剤組成物の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003105396A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Lion Corp 粒状洗剤組成物の製造方法

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