JPH0892624A - プローブ収納庫 - Google Patents

プローブ収納庫

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JPH0892624A
JPH0892624A JP30073994A JP30073994A JPH0892624A JP H0892624 A JPH0892624 A JP H0892624A JP 30073994 A JP30073994 A JP 30073994A JP 30073994 A JP30073994 A JP 30073994A JP H0892624 A JPH0892624 A JP H0892624A
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克明 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プローブの収納部を構成簡単な収納庫化するこ
とにより、新たなプローブを極めて簡単に補充すること
ができ、しかも従来のものに比べて小さいスペースで多
数のプローブを収容でき、且つ空になると速やかに収納
庫ごと交換できるようにしたプローブ収納庫を提供する
ことを目的とする。 【構成】前面に向けて下方に傾斜し且つ上下方向に互い
に所定間隔をあけて設けられた複数段のプローブ収容棚
25と、これらプローブ収容棚の両側端を支持する側板
21と、側板の両端外面に取り付けたスライドレール2
2と、プローブ収容棚の前面側に設けられて、各プロー
ブ収容棚に対して相対的に上下方向にスライド可能に側
板に支持されたゲート板23と、上下スライドさせるゲ
ート板に取り付けたストライカ23aとからなる構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば製銑製鋼現場に
おいて炉内の溶湯(溶銑、溶鋼等)の状態を調べるため
に該溶湯中に浸漬されるプローブ供給装置に装備される
プローブ収納庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、製銑製鋼現場においては、炉内
の溶銑ないし溶鋼の温度、成分等を測定するために適宜
溶湯中に浸漬されるプローブと称せられる測定手段ない
しサンプリング手段が使用される。この種のプローブ
は、一般に丸パイプ状や丸棒状の長尺物であり、徒に衝
撃等を与えないように慎重に取り扱う必要があることか
ら、通常は所定位置に立てた状態で並べられており、必
要に応じて所定のホルダーに装着されて溶湯中に浸漬さ
れる。
【0003】ところで、製銑製鋼現場における上記のよ
うな溶湯の温度や成分等の測定には多数のプローブが使
用されるだけでなく、型式や用途の異なる複数種類のプ
ローブが必要とされる。
【0004】そこで、かかる多数のプローブを必要に応
じて取り出して何時でもホルダーに供給できるようにす
るため、従来においては多数のプローブを傷めないよう
に立てておけるラックやマガジン等が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける上記のようなラックやマガジンにおいては、それ
らの所定位置にプローブを一本づつセットしなければな
らないため補充に手間がかかり、また多数のプローブを
立てた状態で並べるようになっているため、比較的広い
スペースを要するなどの問題があった。
【0006】更に、これらのラックやマガジンは所定位
置に固定して設置されるものであったため、プローブの
供給に対し、ラックやマガジン内のプローブがからにな
ったとき、プローブを詰めたラックやマガジンごと速や
かに交換するといったことができず、プローブの継続的
な供給に支障をきたすといった問題もある。
【0007】本発明は、上記のような問題に対処するも
ので、プローブの収納部を構成簡単な収納庫化にするこ
とにより、新たなプローブを極めて簡単に補充すること
ができ、しかも従来のものに比べて小さいスペースで多
数のプローブを収容でき、且つ空になると速やかに収納
庫ごと交換できるようにしたプローブ収納庫を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係るプローブ収納庫は、次のように構成したこと
を特徴とする。即ち、溶湯の状態を調べるべく該溶湯中
に浸漬されるプローブを多数本多段に収納しつつ各段か
ら1段づつプローブを排出するプローブ収納庫であっ
て、前面に向けて下方に傾斜し且つ上下方向に互いに所
定間隔をあけて設けられた複数段のプローブ収容棚と、
これらプローブ収容棚の両側端を支持する側板と、側板
の両端外面に取り付けたスライドレールと、プローブ収
容棚の前面側に設けられて、各プローブ収容棚に対して
相対的に上下方向にスライド可能に側板に支持されたゲ
ート板と、このゲート板に取り付けたストライカとから
なる構成である。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、プローブ収納庫に設けら
れた複数段のプローブ収容棚の各々に所定本数のプロー
ブを夫々横に寝かせた状態で収容しておくことができる
から、従来のようにプローブを立てて並べておく場合に
比べて小さな平面スペースでより多くのプローブを収容
することができる。この場合において、各プローブ収容
棚は、前面に向けて下方に傾斜しているから、それらに
収容されたプローブが前面側に向けて移動ないし転動し
ようとするが、その前面側にはゲート板が備えられて該
前面を閉鎖しているので、プローブはプローブ収容棚内
に留まる。
【0010】そしてゲート板の所定位置に設けたストラ
イカを、例えば支持脚に設けたブラケットに係止させ
て、所定位置でこのゲート板の上下方向へのスライドを
停止させ、ゲート板以外の収納庫全体を上下方向に段階
的にスライドさせることにより、ゲート板の上端部又は
下端部で封じられていたプローブ収納棚は開放され、プ
ローブはその収納棚前の面側から外部に排出される。
【0011】従って、上記のように構成されたプローブ
収納庫によれば、ゲート板に対して相対的に収納庫を所
定ピッチづつ上昇又は下降させるだけで、該収納庫にお
ける複数段のプローブ収容棚の各段内に収められたプロ
ーブは、順番に外部の所定箇所に供給されることにな
る。
【0012】また、このようにして全てのプローブを排
出して収納庫におけるプローブ収容部が空になった場合
は、その空の収納庫を別途用意した新たな収納庫と収納
庫ごと交換するだけでよいから、収納庫の交換作業を速
やかに行うことができる。尚、新たな収納庫には予めプ
ローブをセットしておく必要があるが、その場合、ゲー
ト板を閉じて、収納庫の後面側から各プローブ収容部に
プローブを横にして順次入れると、その収容棚の傾斜面
に沿って前面側に移動ないし転動するので、各プローブ
収容棚にプローブを所定状態に簡単にセットすることが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るプローブ収納庫をプロー
ブ供給装置に装着して使用される場合の実施例を図1〜
図5に基づいて説明する。図1〜図3に示すようにプロ
ーブ供給装置1は、本発明に係るプローブ収納庫(以
下、収納庫という)2と、この収納庫2を昇降可能に支
持し、電動シリンダ4を駆動して収納庫2を昇降させる
昇降装置3とによって構成されている。
【0014】上記のプローブ収納庫2は、図1に示すよ
うに、対向する一対の側板21、21と、これらの側板
21、21の前後に夫々取り付けられたスライドレール
22・・・22と、前側及び後側の各一対のスライドレ
ール22、22の対向面側上下に穿った細溝に嵌合して
スライド可能に装着されて当該収納庫2の前面及び後面
を形成する前ゲート板23及び後ゲート板24とで四角
形のケースを形成して、そのケース内に、前面に向けて
下方に傾斜し且つ上下方向に互いに所定間隔をあけて平
行に複数段の収容棚25・・・25を設けた構成であ
る。そして、それらの棚25・・・25に多数のプロー
ブP・・・Pを図示の如く横に並べるようにして収容し
得るようになっている。
【0015】また、上記前ゲート板23には、その両側
縁部の所定高さ位置にL字状のストライカ23a、23
aが設けられている。そして、これらのストライカ23
a、23aを、後述する支持脚31、31(図4参照)
におけるブラケット34、34に当接させて前ゲート板
23の下方への移動を阻止した状態で収納庫2を所定ス
トロークずつ下降させた時に、下部の収容棚25から上
方に順番にそれらの前面側が開放されると共に、その開
放された前面側から当該収容棚25上のプローブPが転
がって前方に排出されるように構成されている(図5参
照)。
【0016】この場合において、上記ブラケット34に
は、当該収容棚25から前方にプローブPが排出される
か否かを検出する光センサ26が設けられている。ま
た、各スライドレール22の上部にはフック22aが夫
々設けられており、それらのフック22a・・・22a
にワイヤー(図示せず)を引っ掛けて収納庫2をつり下
げながら昇降装置3にセットすることができるようにな
っている。
【0017】また、上記収納庫2を昇降させる昇降装置
3は、図4に示すように、所定間隔をあけて対向状に配
置された一対の支持脚31、31と、これらの支持脚3
1、31の間に昇降可能に備えられたリフトテーブル3
2とからなる。
【0018】このうち両支持脚31、31には、それら
の対向部の両側にリフトテーブル案内用の複数のガイド
ローラ33・・・33が夫々設けられていると共に、後
述する収納庫2の前ゲート板23を所定位置に停止させ
るべく前面側の上部所定高さ位置に左右一対のブラケッ
ト34(図では一方のみを示す)が取り付けられてい
る。
【0019】また、リフトテーブル32は、図2〜図4
に示すように断面四角形状の部材を平面視でH形に組ん
で載置部35を形成し、その外側四隅に上下方向に延び
る収納庫用ガイドバー36・・・36を設けると共に、
上記電動シリンダ4の一端が上端に連結されたL字状の
アーム37を載置部35の中央に取り付けた構成であ
る。そして、電動シリンダ4を駆動してそのピストンロ
ッド4aを伸縮させることにより、ガイドローラ33・
・・33にガイドバー36・・・36を接触させた状態
でリフトテーブル32を支持脚31、31に沿って昇降
させるようになっている。
【0020】この場合において、各ガイドバー36の上
端部にはテーパ面36aが夫々形成されており、リフト
テーブル32の上方から収納庫2を降ろした時に収納庫
の四隅に位置するスライドレール22・・・22の下端
部が該テーパ面36aに当接すると共に、その当接状態
から収納庫2を更に降ろした時に、それらのスライドレ
ール22・・・22がガイドバー36・・・36外方上
下に沿って下方に案内されて、最終的には図4鎖線状態
にセットされるようになっている。
【0021】また、図2、図5に示すように上記昇降装
置3の前方には、第1ストッパ5と、第2ストッパ6
と、クランプ装置7とが配置されている。
【0022】このうち第1及び第2ストッパ5及び6
は、それらの枢支軸5a及び6aと共に各々回動可能と
されて、当該枢支軸5a、6aを中心にして各エアシリ
ンダ(図示せず)によって回動されることにより、プロ
ーブPを阻止する図5の実線位置とプローブを通過させ
る同図鎖線位置とを必要に応じて取り得るように構成さ
れている。そして、昇降位置3とクランプ装置7との間
に設けられた傾斜状の経路8を通って収納庫2内のプロ
ーブPがクランプ装置7に移る際に、該プローブPを経
路8上の所定位置で阻止し、必要に応じて当該枢支軸5
a、6aの回りに所定量だけ回動してプローブPの阻止
を解除する。すなわち、ストッパ6で阻止されたプロー
ブPを、ストッパ5でその上方のプローブPを阻止した
状態でストッパ6の阻止を解除することにより、プロー
ブPを一本づつクランプ装置7に供給するようになって
いる。
【0023】そして、ストッパ6を実線のように阻止状
態にし、ストッパ5を破線のように開放の状態にするこ
とによりプローブを転動させて、ストッパ6で受止す
る。その後ストッパ5を実線のように次のプローブの転
動を阻止する。こうして、次のストッパ6の開放を待
つ。
【0024】ここで、第1ストッパ用枢支軸5a及び第
2ストッパ用枢支軸6aは昇降装置3の前方に立設され
たフレーム9及び10に夫々支承されており、同フレー
ム9、10の両外側面に夫々取り付けられた第1ストッ
パ開閉シリンダ及び第2ストッパ開閉シリンダ(図示せ
ず)によって夫々回動されるようになっている。
【0025】また、上記クランプ装置7は、当該枢支軸
71の回りに回動可能とされて上端部にプローブ用受け
部72aが設けられた回動アーム72を有し、このアー
ム72にクランプ用エアシリンダ73を取り付けて、該
シリンダ73から突出するピストンロッド73aの先端
に回動可能にクランプ部材74を設けた構成である。そ
して、上記受け部72aとクランプ部材74とでプロー
ブPを挟持した状態で、別途備えられた回動用エアシリ
ンダ(図示せず)によってアーム72の全体が上記枢支
軸71を中心として所定量だけ回動されるようになって
いる。
【0026】次に作用について説明すると、上記した昇
降装置3に収納庫2をセットする前に予め空の収納庫2
にプローブPを充填しておくが、その場合、該収納庫2
における前ゲート板23を閉じて、後ゲート板24を上
方に引き抜いて該収納庫2における後面側を開放する。
そして、その開放部分から収納庫2内の各収容棚25・
・・25にプローブPを横にして入れていく。この時、
各収容棚25・・・25は前方に傾斜されており且つそ
の前面側が前ゲート板23によって閉鎖されているか
ら、上記のようにしてプローブPを入れていくと、各プ
ローブPは自ずと前方に転がって各収容棚25上に密に
充填されていくことになる。
【0027】従って、従来のようにプローブを所定箇所
に立てて並べる場合に比べて、小さな平面スペースでよ
り多くのプローブを収容することができ、しかもその収
容作業も極めて簡単に行えることになる。この収納作業
はプローブ作製工場で行なえるので、製鋼現場で行なう
必要がなく、収納庫を昇降装置にセットするだけでよ
い。
【0028】このようにして収納庫2内にプローブPを
充填した後は、上記後ゲート板24を当初のようにセッ
トして該収納庫2の後面を閉鎖し、その状態で例えばク
レーン等で該収納庫2を吊り下げて昇降装置3における
リフトテーブル32上に所定状態にセットする(図2及
び図4参照)。
【0029】リフトテーブル32上に収納庫2をセット
した後は、電動シリンダ4によってリフトテーブル32
を下降させることにより該収納庫2を所定ピッチでだけ
下降させていく。その場合、収納庫2における前ゲート
板に取り付けたストライカ23aが先ず所定の高さ位置
で両支持脚31、31におけるブラケット34に当接し
て下方への移動が阻止される。この状態から更に収納庫
2を収容棚25のピッチに合わせて所定ストローク下降
させると、その分だけ収納庫2の高さ位置が前ゲート板
23に対して相対的に低くなって最下段の順番に収容棚
2の前面側が開放される。
【0030】その結果、収容棚25上のプローブPが前
方に転がって上記開放された前面側から外部に排出され
る。このようにして収納庫2から排出されたプローブP
は、図5に示すように第1及び第2ストッパ5及び6に
よって経路8上の所定位置で停止され、必要に応じて一
本ずつクランプ装置7に供給された上で、更に該クラン
プ装置7によって所定位置に供給される。
【0031】光センサ26がプローブが排出されないこ
と検出すると、電動シリンダー4によって、更に所定ピ
ッチだけリフトテーブルを降下させる。すると同時に前
ゲート板23はそのままにして収納庫2が1段分降下
し、次段に収納されているプローブがストッパ5まで転
動して停止する。
【0032】従って、上記プローブ供給装置1によれ
ば、前ゲート板23に対して収納庫2を所定ピッチづつ
下降させるだけで、該収納庫2における各収容棚25上
に収容されたプローブPを下側から順番に外部の所定箇
所の供給することができる。
【0033】このようにして収納庫2内の全てのプロー
ブP・・・Pを排出して該収納庫2が空になった場合
は、その空の収納庫2を別途用意した新たな収納庫と収
納庫ごと交換するだけでよいから、収納庫の交換作業を
速やかに行うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るプローブ収
納庫によれば、使用に際しては収納庫からプローブを簡
単且つ速やかに取り出すことができる。また、収納庫内
にプローブが無くなった時は、その空の収納庫を収納庫
ごと新たな収納庫に交換するだけでプローブの補充作業
を完了することができる。
【0035】そして、空の収納庫にプローブを補充する
場合も、各プローブ収容部内にその後面側からプローブ
を横にして順次入れていくだけでよいから、従来のよう
に所定状態に立てて並べるものに比べると、遙かに簡単
にプローブをセットすることができる。
【0036】しかも、プローブの補充は、収納庫が供給
装置と別体であるので、収納庫をプローブ製造工場に運
搬すれば、その工場で収納庫にプローブを収容すること
ができ、製鋼工場(現場)での作業を簡素化できる。
【0037】更に前ゲート板を所定位置で停止させ、プ
ローブ収納庫を上下方向にスライドさせるだけで、プロ
ーブ収納棚に充填されているプローブを収納棚から容易
に且つ確実に排出でき、簡単な構成でプローブの供給を
スムーズに行なうことができる。そして収納棚からのプ
ローブの排出構成も簡単であるので、排出機構に係わる
故障も極力無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る収納庫の一部を切り欠いて示す斜
視図である。
【図2】本発明に係るプローブ収納庫を装備したプロー
ブ供給装置の側面図である。
【図3】図2の一部省略背面図である。
【図4】プローブ供給装置における昇降装置のみを拡大
して示す斜視図である。
【図5】本発明に係るプローブ収納庫を装備したプロー
ブ供給装置の一部を切り欠いてその使用状態を示す部分
拡大側面図である。
【符号の説明】
2 プローブ収納庫 21 側板 22 スライドレール 23 ゲート板(前ゲート板) 23aストライカ 25 プローブ収容棚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶湯の状態を調べるべく該溶湯中に浸漬さ
    れるプローブを多数本多段に収納しつつ各段から1段づ
    つプローブを排出するプローブ収納庫であって、前面に
    向けて下方に傾斜し且つ上下方向に互いに所定間隔をあ
    けて設けられた複数段のプローブ収容棚と、これらプロ
    ーブ収容棚の両側端を支持する側板と、側板の両端外面
    に取り付けたスライドレールと、プローブ収容棚の前面
    側に設けられて、各プローブ収容棚に対して相対的に上
    下方向にスライド可能に側板に支持されたゲート板と、
    このゲート板の所定位置に取り付けたストライカとから
    なるプローブ収納庫。
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