JPH0892842A - 銀メッキした繊維を使用した赤外線反射性を有する布帛製品 - Google Patents

銀メッキした繊維を使用した赤外線反射性を有する布帛製品

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Publication number
JPH0892842A
JPH0892842A JP6254280A JP25428094A JPH0892842A JP H0892842 A JPH0892842 A JP H0892842A JP 6254280 A JP6254280 A JP 6254280A JP 25428094 A JP25428094 A JP 25428094A JP H0892842 A JPH0892842 A JP H0892842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
fibers
product
heat
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP6254280A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Midera
三寺康廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUFUJI SENI KOGYO KK
Original Assignee
MITSUFUJI SENI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MITSUFUJI SENI KOGYO KK filed Critical MITSUFUJI SENI KOGYO KK
Priority to JP6254280A priority Critical patent/JPH0892842A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐洗濯性を有し、しかも赤外線反射性を有す
る、実用性のある赤外線反射性を有した布帛製品を提供
する。 【構成】 繊維表面に銀メッキ層が被覆された繊維から
なる布帛材料が使用されている。テント状やドーム型の
膜建築物、自動車用の熱遮断カーテン、寝具、救命具の
広範な分野にわたって、実用性ある熱遮断性製品が提供
できる。 【効果】 長期間にわたって安定して優れた赤外線反射
性を有し、耐洗濯性の点においても優れた製品である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀メッキした繊維から
なる布帛材料を用いて構成された赤外線反射性布帛製品
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】赤外線を反射する性質を有した布帛は、
熱を遮断することにより一定空間内部の温度の上昇を抑
制したり、あるいは、一定空間内部の保温性を高めたり
するのに極めて有用である。これまで、このような赤外
線反射性布帛として、アルミニウム蒸着布帛などが知ら
れているが、これらの布帛はいずれも、繊維表面への金
属層の密着性が充分なものではなく、耐洗濯性を有する
素材ではないために、その表面に埃が付着して反射率が
低下した際に洗濯を行うことができないという欠点があ
り、実用面で問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐洗濯性を
有し、しかも赤外線反射性を有する繊維を使用して、実
用性のある赤外線反射性布帛製品を提供することを課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、熱反射性を
必要とする各種布帛製品を製造する際、繊維表面に銀メ
ッキ層が被覆された繊維からなる布帛材料を使用するこ
とにより、上記課題を解決した。
【0005】本発明の赤外線反射性布帛製品を構成する
のに使用されている布帛材料は、繊維表面がメッキによ
り純銀(純度約99%)の薄層で被覆された繊維からな
るものであり、繊維表面を被覆している銀は、あらゆる
金属の中で最も良く可視光線を反射すると同様に、赤外
線については金に次いで反射率が高く、近紫外線につい
ても反射率が高いという特性を有する。本発明における
銀メッキした繊維としては、各種繊維の表面に化学メッ
キ等により銀をメッキしたものがいずれも使用できる
が、合成繊維に銀メッキしたものが扱い易いので好まし
い。特に、ナイロン繊維に銀をメッキしたものの使用が
好ましく、例えば、ソークォート・インダストリーズ社
が静電防止性繊維として市販しているX−static
繊維が好適に使用できる。
【0006】本発明の布帛製品の赤外線反射性(反射
率)は、製品を構成している布帛材料の繊維が、微細な
銀粒子が繊維表面上に均一に付着した銀メッキ層を有す
るものほど優れている。本発明では、布帛材料中の銀メ
ッキ繊維の面積割合が70%以上であることが好まし
く、上記面積割合が70%以下になると、赤外線反射率
が低くなるので好ましくない。又、本発明における銀メ
ッキ繊維は、繊維基材と銀メッキ層との密着性が良好で
あるので、本発明の製品はいずれも従来品の欠点が改良
されたものであって、布帛の状態で繰り返し洗濯可能な
ものである。更に、本発明における布帛材料は、従来の
アルミ蒸着布帛等に比べて導電性が高く、静電気による
埃の付着が少ないために、汚れにくく、洗濯が不可能で
ある建築物の一部としての使用にも適したものであり、
このような特性を有した布帛材料から構成された本発明
の赤外線反射性布帛製品は、種々の用途に利用可能なも
のである。尚、本発明では、製品全体が上述の布帛材料
で構成されていても良いし、あるいは、製品の一部に上
述の布帛材料を含むものであっても良い。
【0007】本発明の赤外線反射性布帛製品の具体例に
は、次のようなものが存在する。熱遮断効果を有した膜
建築物、例えば、仮設テント方式の建造物や、ドーム型
建築物の屋根材、レジャー用テント及びタープ。テント
状の建造物の屋根材又は外壁材として使用された形態に
おいては、太陽熱の赤外線が有効に反射されることによ
り、建造物内部の温度調節を行うことができ、省エネル
ギー建築物として有用である。
【0008】自動車用の熱遮断カーテン。自動車のガラ
ス部に、繰り返し取り外しできる形態にて接着(密着)
させて、ガラスを透過する赤外線を反射することによ
り、駐車中の車内の温度上昇を抑制することができる。
又、この用途では、車用カバーとしても良い。更に、光
の透過量を適切に調節可能な織組織とすることにより、
透過熱を反射しながら、交通法規上問題のないガラスに
半永久的に密着させるタイプの製品とすることも可能で
ある。サンルーフ等の天井部分に開口部が設けられた車
種に対しては、布帛材料をガラスに直接密着させても良
く、又、開閉を伴うサイドガラスの窓枠に取り付けて、
熱遮断効果と防虫効果の両方を兼ね備えた製品とするこ
ともできる。
【0009】羽毛布団の生地やシュラフバッグのライニ
ング等の寝具。このような寝具の形態の本発明の製品の
場合には、体熱が反射するために保温効果を高めること
ができる。又、コタツ布団の形態としても良く、この場
合、電気暖房器具との併用により電気消費量を節約しな
がら充分な暖房効果が得られる。更に、冬季登山用又は
それに準ずる衣服のライニングの形態の製品にあって
は、着用した際の保温効果を高めることができる。
【0010】探索活動の目的物。遭難救助時におけるレ
ーダー波、赤外線探知等の電磁波の反射を利用すること
により、遭難救助を容易ならしめることが可能な製品と
することもできる。このような具体例としては、救難用
ボート、セールヨット、救命具、その他遭難の可能性の
高いような屋外スポーツに使用される衣料、例えば登山
用アノラック、スキンダイビング用ウェットスーツ等が
挙げられる。
【0011】日除け用衣料製品。戸外スポーツにおける
熱射防止用ジャンパーに使用することにより、日射病、
日焼けを防ぐことができる。又、砂漠気候地における全
身を被う簡易布帛状衣料製品としても適している。更
に、直接、身に付ける衣料製品ではないが、日除け用傘
や、特定の場所に設置する大型の日除け用傘としても使
用できる。
【0012】
【実施例】
実施例1:レジャー用テントへの応用 ソークォート・インダストリーズ社製のX−stati
c繊維(ナイロン繊維に銀をメッキしたもの)と未処理
のナイロン繊維とを、X−static繊維の面積割合
が70%になるようにして混綿して製造した布帛を使用
し、本発明のレジャー用テントを作製した。このように
して作製したレジャー用テントを屋外に設置したとこ
ろ、太陽熱の赤外線を有効に反射し、市販のレジャー用
テントの場合に比べて、テント内の温度上昇を抑制する
ことができた。
【0013】実施例2:自動車用熱遮断カーテンへの応
用 上記実施例1で使用したX−static繊維を用いて
メッシュ織物を製造し、このメッシュ織物を裁断して、
本発明の、自動車の窓ガラス部用熱遮断カーテンを作製
した。このようにして作製した熱遮断カーテンを、自動
車の後部ウインドガラス及び後部ドアウインドガラスに
設置したところ、熱遮断カーテンを設置しない場合に比
べて、車内の温度上昇を有効に抑制することができた。
【0014】実施例3:耐洗濯性試験 評価サンプルとして、30デニールの銀メッキ糸(X−
static繊維)使用の織物を準備し、この織物を中
性洗剤を用いて計10回洗濯を行い、洗濯前の表面抵抗
と試験終了時の表面抵抗とを比較した。その結果、洗濯
前の表面抵抗が 1.6 ohm/sq.であったのに対し、10回
洗濯後の表面抵抗は 1.7 ohm/sq.であり、本発明の製品
に使用される素材が耐洗濯性に優れたものであることが
確認された。
【0015】
【発明の効果】本発明では、繊維表面に銀メッキ層が被
覆された繊維からなる布帛材料を使用することにより、
膜建築物、自動車用熱遮断カーテン、救命具等の広範な
分野にわたって、実用性ある熱遮断性製品を提供でき
る。本発明の製品は、長期間にわたって安定して優れた
赤外線反射性を有するものであり、又、本発明の製品
は、耐洗濯性の点においても優れているので、繰り返し
洗濯される衣料や寝具にも好適に使用できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維表面に銀メッキ層が被覆された繊維
    からなる布帛材料が使用されていることを特徴とする、
    赤外線反射性を有する布帛製品。
JP6254280A 1994-09-21 1994-09-21 銀メッキした繊維を使用した赤外線反射性を有する布帛製品 Pending JPH0892842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6254280A JPH0892842A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 銀メッキした繊維を使用した赤外線反射性を有する布帛製品

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JP6254280A JPH0892842A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 銀メッキした繊維を使用した赤外線反射性を有する布帛製品

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Publication Number Publication Date
JPH0892842A true JPH0892842A (ja) 1996-04-09

Family

ID=17262779

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JP6254280A Pending JPH0892842A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 銀メッキした繊維を使用した赤外線反射性を有する布帛製品

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013111661A1 (ja) 2012-01-27 2013-08-01 株式会社クラレ 遮熱性及び発色性に優れたポリエステル系複合繊維

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06131916A (ja) * 1992-10-15 1994-05-13 Kitagawa Ind Co Ltd 熱収縮性導電シート

Patent Citations (1)

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WO2013111661A1 (ja) 2012-01-27 2013-08-01 株式会社クラレ 遮熱性及び発色性に優れたポリエステル系複合繊維

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030212