JPH09109306A - 車両用幌 - Google Patents

車両用幌

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JPH09109306A
JPH09109306A JP29491095A JP29491095A JPH09109306A JP H09109306 A JPH09109306 A JP H09109306A JP 29491095 A JP29491095 A JP 29491095A JP 29491095 A JP29491095 A JP 29491095A JP H09109306 A JPH09109306 A JP H09109306A
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清 五島
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/08Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
    • B60J7/12Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position foldable; Tensioning mechanisms therefor, e.g. struts
    • B60J7/1226Soft tops for convertible vehicles

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮熱性に優れた車両用幌を設ける。 【解決手段】 ポリエステル繊維等からなる帆布21を
基礎に、当該帆布21にPVC等からなる熱可塑性樹脂
材29をコーティングして幌基布2を形成する。この幌
基布2をベースとして、この幌基布2の内側に接合され
る遮熱材1を、アルミニウム合金製フレークからなる熱
反射材111の混入された熱反射層11と、熱反射層1
1の下方部に設けられるものであって独立気泡122を
内部に有する発泡プラスチック製の断熱層12と、断熱
層12に接着材14を介して接合されるものであって、
ポリエステル繊維等からなる織布133に熱可塑性樹脂
材19のコーティングされた基布13と、にて形成す
る。遮熱材1と幌基布2との接合を、幌基布2を形成す
る熱可塑性樹脂材29と、遮熱材1の熱反射層11を形
成する熱可塑性樹脂材19との間にて高周波ウエルディ
ング等の溶着手段5にて行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャンバストップ
車両等に装着される車両用幌に関するものであり、特
に、その内側に積層状の遮熱材を有するようにした遮熱
性に優れた車両用幌に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用幌は、ポリエステル繊維等
の織布からなる帆布を基礎にして形成されるものであっ
て、当該帆布のところにポリ塩化ビニール(PVC)等
の熱可塑性樹脂材がコーティングされることによって形
成されるものからなるのが主であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、ポリ塩化ビニール(PVC)等の熱可塑性樹脂
材にてバックコートされた帆布からなるものであるの
で、その強度及び耐久性は高められている。また、上記
熱可塑性樹脂材によるバックコートが施されていること
により、雨水の漏洩等も生じないようになっている。し
かしながら、遮熱性という点に関しては不十分である。
特に、最近においては、キャンバストップ車両等の幌車
両においても、クーラ(エアコンディショナ)が搭載さ
れるようになっており、従って、これら幌車両における
遮熱性が問題となっている。このような問題点を解決す
るために、アルミニウム合金製のフレーク等を有する積
層状の遮熱材をその内側に設けることとした車両用幌を
提供しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、キャン
バストップ車両等に用いられる車両用幌を、熱可塑性樹
脂材を基礎にして形成されるものであってその内部に金
属製フレークからなる熱反射材の混入された熱反射層
と、当該熱反射層の下方部に設けられるものであって独
立気泡を有する発泡プラスチック材からなる断熱層と、
当該断熱層の下方部に接着材を介して設けられるもので
あって熱可塑性樹脂材にてコーティングされた織布から
なる基布とを有する積層状の遮熱材と、当該遮熱材の取
り付けられる(接合される)基礎となるものであって熱
可塑性樹脂材にてコーティングされた帆布からなる幌基
布と、にて形成するとともに、これら幌基布と遮熱材と
の接合を、当該遮熱材の熱反射層のところに設けられる
熱可塑性樹脂材を介して行なわせるようにした構成を採
ることとした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
においては、次のような作用を呈することとなる。すな
わち、車室等の内部空間は、上記遮熱材を内側に有する
幌(車両用幌)にて形成されることとなるので、外部か
らの熱、例えば直射日光等による熱(赤外線)は、上記
遮熱材のところで遮断されることとなる。従って、上記
直射日光等による車室内の温度上昇が避けられることと
なる。具体的には、上記直射日光等による熱線(赤外
線)は、遮熱材を形成する熱反射層のところで反射さ
れ、車室内へは侵入して来ないようになる。特に、当該
熱反射層は、合金製フレークからなる熱反射材の混入さ
れている構成からなるものであるので、従来の粒状体か
らなる熱反射材(赤外線反射材)等の混入されているも
のに比べて、入射赤外線の反射率が非常に高い値となっ
ている。
【0006】また、このような構成からなる熱反射層の
下方部には、独立気泡を有する発泡プラスチック材から
なる断熱層が設けられているところから、当該断熱層に
おける上記透過赤外線の遮断能力も優れたものとなって
いる。このように、本発明のものは、従来のものに比べ
て優れた遮熱機能を有しており、従って、直射日光等に
よる赤外線の侵入による車室内の温度上昇を、未然に防
ぐことができるようになる。また、このように遮熱機能
において優れているところから、車室内にてクーラ(エ
アコンディショナ)等を作動させた場合において、当該
車室内の冷房効率を高めることができるようになる。
【0007】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。すなわち、本発明のものは、上記請求項1記載の発
明において、上記遮熱材の断熱層を形成する発泡プラス
チック材の、その内部に封入されるガスを、窒素ガス
(N2 )からなるようにした構成からなるものである。
このような構成を採ることにより、上記請求項1記載の
発明と同様、優れた熱反射機能(赤外線反射機能)を有
することとなる。そして、これらに加えて、更に優れた
断熱機能を発揮することとなる。すなわち、本発明のも
のにおいては、発泡プラスチック材からなる断熱層の、
その独立気泡内に、断熱性に優れた窒素ガスが封入され
ていることより、一般の発泡プラスチック材において、
その中に空気が封入されているものと比べて、数断優れ
た断熱機能、すなわち、遮熱機能が発揮されることとな
る。
【0008】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。すなわち、本発明のものは、上記請求項1または請
求項2記載の車両用幌において、上記熱反射層の内部に
混入される熱反射材をアルミニウム合金製のフレークか
らなるようにするとともに、当該熱反射材を、層状に、
かつ、平行に配列するようにした構成からなるものであ
る。このような構成を採ることにより、当該熱反射層に
おける熱線(赤外線)の反射率が向上することとなる。
すなわち、酸化チタン(Ti O2 )等からなる粒状の金
属材が混入されている従来のものにおいては、入射して
来た熱線(赤外線)は乱反射を受けることとなる。これ
に対して、本発明のものは、熱反射材がアルミニウム合
金製のフレークからなるものであり、しかも、これら
が、層状に、かつ、平行に配列されていることより、入
射熱線(入射赤外線)は整然と反射されることとなる。
従って、本発明の熱反射層における熱線の反射効率は、
従来のものに比べて数断優れた値となる。
【0009】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。本発明のものは、上記請求項1記載ないし請求項3
記載の車両用幌において、上記幌基布と遮熱材との接合
を、上記幌基布を形成する熱可塑性樹脂材と遮熱材の熱
反射層を形成する熱可塑性樹脂材との間における熱可塑
性樹脂材どうしの溶着手段にて行なわせるようにした構
成からなるものである。具体的には、上記両者間の一部
を接触させ、この部分を、例えば高周波加熱手段等にて
熱溶融させ、これによって両者間を溶着させるようにし
ているものである。このような構成を採ることにより、
幌基布と遮熱材との間の接合部には縫製手段による縫目
が生じないようになるので、この縫目部からの雨水の浸
入等を心配する必要が無くなる。このように、本発明の
ものにおいては、幌基布と遮熱材との接合が溶着手段に
より簡単に行なわれるとともに、遮熱材の取り付け(接
合)されたものが、縫目の無い状態で形成されることと
なり、雨漏れ等の心配をする必要が無くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図4を基に説明する。本発明の実施の形態に関
するものの、その構成は、図1に示す如く、熱線(赤外
線)を反射するとともに遮断する機能を有する遮熱材1
と、当該遮熱材1が、その内側に設けられる幌基布2
と、からなることを基本とするものである。
【0011】このような基本構成において、上記遮熱材
1は、熱線(赤外線)を反射する機能を発揮する熱反射
層11と、当該熱反射層11の下方部に積層状に設けら
れる断熱層12と、当該断熱層12の下方部に接着材
(接着層)14を介して積層状に設けられる基布13
と、からなるものである。そして更に、上記熱反射層1
1は、ポリ塩化ビニール(PVC)等の熱可塑性樹脂材
19を基礎にして、その内部にアルミニウム合金製のフ
レーク等からなる熱反射材111が混入されている構成
からなるものである。また、このような構成からなる熱
反射層11の下方部に積層状に設けられる断熱層12
は、ポリ塩化ビニール(PVC)等の熱可塑性樹脂材1
9を基礎にしてその内部に独立気泡122を有する構成
からなる発泡プラスチック材にて形成されるようになっ
ているものである。なお、この独立気泡122内には、
断熱性において優れた性状を発揮する窒素ガス(N2
が封入されるようになっているものである。
【0012】また、このような構成からなる熱反射層1
1と断熱層12とは、次のような手段にて積層状に一体
化(接合)されるようになっているものである。すなわ
ち、まず、ポリ塩化ビニール(PVC)からなる熱可塑
性樹脂材の内部に窒素ガスを発生する素材の混入された
状態のものを設置し、このような素材の上に、同じくポ
リ塩化ビニール(PVC)等の熱可塑性樹脂材を基礎と
してその内部にアルミニウム合金製のフレークからなる
熱反射材111の混入された状態のものを設置する。そ
して、このような2層状のものを適度の温度下において
ロール圧延等(例えばカレンダ加工)を施すことによっ
て、発泡プラスチック材からなる層とアルミニウム合金
製フレークの混入された層とからなる積層状の素材が形
成されることとなる。なお、このようなカレンダ加工等
を施すことによって、熱反射層11と断熱層12とから
なる積層状の素材が形成されることとなるが、これと同
時に、上記ロール圧延成形等によって、上記熱反射層1
1内に混入されたアルミニウム合金製のフレークからな
る熱反射材111は、層状に、かつ、平行に配列される
こととなり、熱線(赤外線)の反射効率が、より高めら
れることとなる。
【0013】このようにして熱反射層11と断熱層12
との積層状に形成されたものの下側(断熱層側)に、接
着材(接着層)14を介して、基布13が積層状に接着
(接合)される。なお、この基布13は、ポリエステル
あるいはナイロン等からなる化学繊維、または木綿等の
天然繊維からなる織布133を基礎として、これら織布
133にポリ塩化ビニール(PVC)等の熱可塑性樹脂
材19がコーティングされることによって形成されるも
のである。すなわち、織布133を基礎にして熱可塑性
樹脂材19のバックコートされた素材からなるものであ
る。
【0014】このような構成からなる遮熱材1が、図1
に示す如く、幌基布2の内側に、上記熱反射層11のと
ころを介して溶着手段5により取り付けられる(接合さ
れる)ことによって、車両用幌が形成されることとな
る。なお、上記遮熱材1の取り付けられる(接合され
る)基礎となる幌基布2は、ポリエステル繊維等の織布
からなる帆布21を基礎としてポリ塩化ビニール(PV
C)等の熱可塑性樹脂材29のコーティング(バックコ
ート)されたものからなるものである。従って、このバ
ックコートされた熱可塑性樹脂材29と上記熱反射層1
1を形成する熱可塑性樹脂材19とが、高周波ウエルデ
ィング等の溶着手段5によって接合されることとなる。
【0015】すなわち、このような構成からなる幌基布
2を基礎にして、例えば図2に示す如く、その内側のほ
ぼ全面にわたって上記遮熱材1が取り付けられる(接合
される)ようになっているものである。これによって、
車室内の遮熱効果が高められることとなる。なお、この
ような構成からなる遮熱材1と幌基布2との具体的な接
合構造は、図3及び図4に示すような構成からなるもの
である。すなわち、図3に示す如く、天井の部分であっ
て、クロスフレーム91等の設置されるところにおいて
は、その部分の遮熱材1が削除されるとともに、当該削
除されたところにクロスフレーム91との間における摩
擦破損(すり切れ)等を防止するために補強用の力布3
が設けられる。そして、この力布3を介して上記分割さ
れた遮熱材1の端末部と幌基布2とが、高周波ウエルデ
ィング等の溶着手段5にて結合される。また、このよう
にして設けられた上記力布3のところには、ストラップ
4が、例えば縫製手段6等にて取り付けられる。そし
て、このストラップ4の端末部のところにベルクロファ
スナ等からなる面ファスナ8が取り付けられる。このよ
うな構成からなるストラップ4が、上記クロスフレーム
91等に巻き付けられ、更に、その端末部に設けられた
面ファスナ8のところが圧着されることによって、上記
力布3を介して上記遮熱材1付きの車両用幌が車両の天
井等に装着されることとなる。
【0016】また、このような構成からなる車両用幌の
車両側面部への取り付け部は、図4に示すような構造と
なっている。すなわち、幌基布2の内側に高周波ウエル
ディング等の溶着手段5にて遮熱材1が一体的に接合さ
れ、そして、このような状態のものの、上記幌基布2の
端末部であってサイドフレーム99と接触するところに
は、補強用の力布3が同じく溶着手段5にて取り付けら
れる。そして更に、この力布3のところにストラップ4
が縫製手段6にて取り付けられることによって車両用幌
が形成されることとなる。そして、このような構成から
なる車両用幌の端末部が、上記ストラップ4を介して、
サイドフレーム99等に取り付けられる。すなわち、上
記ストラップ4がサイドフレーム99に巻き付けられ、
最後に当該ストラップ4の端末部に設けられたベルクロ
ファスナ等からなる面ファスナ8のところが圧着される
ことによって、上記車両用幌のサイドフレーム99への
取り付け(装着)が行なわれるようになっている。
【0017】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その作用等について説明する。す
なわち、車室等の内部空間は、上記遮熱材1を内側に有
する車両用幌にて形成されることとなるので、外部から
の熱、例えば直射日光等による熱線(赤外線)は、上記
遮熱材1のところで遮断されることとなる。従って、上
記直射日光等による車室内の温度上昇が避けられること
となる。
【0018】具体的には、上記直射日光等による熱線
(赤外線)は、遮熱材1を形成する熱反射層11のとこ
ろで反射され、車室内へは侵入して来ないようになる。
特に、当該熱反射層11内には、アルミニウム合金製の
フレークからなる熱反射材111が混入されているとと
もに、当該熱反射材111は、層状に、かつ、平行に配
列されるようになっているので、当該熱反射層11にお
ける熱線(赤外線)の反射効率が向上することとなる。
すなわち、酸化チタン(Ti O2 )等からなる粒状の金
属材が混入されている従来のものにおいては、入射して
来た熱線(赤外線)は乱反射を受けることとなる。これ
に対して、本実施の形態のものにおいては、熱反射材1
11がアルミニウム合金製のフレークとなっており、し
かも、これらが、層状に、かつ、平行に配列されている
ことより、入射熱線(入射赤外線)は整然と反射される
こととなる。従って、当該熱反射層11における熱線の
反射効率は、従来のものに比べて数断優れた値となる。
【0019】また、このような構成からなる熱反射層1
1の下方部には、独立気泡を有する発泡プラスチック材
からなる断熱層12が設けられているところから、当該
断熱層12における上記透過赤外線の遮断能力も優れた
ものとなっている。特に、本実施の形態のものにおいて
は、上記遮熱材1の断熱層12を形成する発泡プラスチ
ック材の、その内部に封入されるガスを、断熱性に優れ
た窒素ガス(N2 )からなるようにしたので、更に優れ
た断熱機能が発揮されることとなる。すなわち、本実施
の形態のものは、一般の発泡プラスチック材において、
その内部に空気の封入されているものと比べて、数断優
れた断熱機能、及び、遮熱機能を発揮することとなる。
【0020】このように、本実施の形態のものは、従来
のものに比べて優れた遮熱機能を有しており、従って、
直射日光等の侵入による車室内の温度上昇を未然に防ぐ
ことができるようになる。また、このように遮熱機能に
おいて優れているところから、車室内にてクーラ(エア
コンディショナ)等を作動させた場合において、当該車
室内の冷房効率を高めることが可能となる。
【0021】また、本実施の形態のものにおいては、幌
基布2と遮熱材1との接合を、上記幌基布2を形成する
熱可塑性樹脂材29と遮熱材1の熱反射層11を形成す
る熱可塑性樹脂材19との間における熱可塑性樹脂材
(PVC)どうしの高周波ウエルディングによる溶着手
段5にて行なわせるようにしたので、これら幌基布2と
遮熱材1との間の接合部には、縫製手段による縫目が生
じないようになる。従って、この縫目部からの雨水の浸
入等を心配する必要が無くなる。また、幌基布2と遮熱
材1との接合が溶着手段5により簡単に行なわれること
となる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、キャンバストップ車両
等に用いられる車両用幌を、熱可塑性樹脂材を基礎にし
て形成されるものであってその内部に金属製熱反射材の
混入された熱反射層と、当該熱反射層の下方部に設けら
れるものであって独立気泡を有する発泡プラスチック材
からなる断熱層と、当該断熱層の下方部に接着材を介し
て設けられるものであって熱可塑性樹脂材にてコーティ
ングされた織布からなる基布とを有する積層状の遮熱材
と、当該遮熱材の取り付けられる(接合される)基礎と
なるものであって熱可塑性樹脂材にてコーティングされ
た帆布からなる幌基布と、にて形成することとした構成
を採ることとしたので、上記熱反射層における熱線(赤
外線)の反射効率が高められるとともに、上記断熱層に
おける熱線(赤外線)の遮断効果も高められるようにな
り、これらによって、本車両用幌における断熱効果(遮
熱効果)が非常に高められることとなった。
【0023】特に、上記混入される熱反射材をアルミニ
ウム合金製のフレークからなるようにするとともに、こ
れらを、層状に、かつ、平行に配列することによって、
上記入射熱線(赤外線)を乱反射させず、整然と反射さ
せるようにしたものにおいては、上記熱線(赤外線)の
反射効率を非常に高めることができるようになり、これ
によって上記遮熱効果をより向上させることができるよ
うになった。また、上記断熱層の発泡プラスチック材内
に形成される独立気泡の、その内部に封入されるガス
を、窒素ガス(N2 )からなるようにしたものにおいて
は、当該窒素ガスの熱伝導率の低下により、従来の空気
封入式のものに比べて、さらに優れた断熱効果を発揮さ
せることができるようになった。
【0024】また、本発明においては、上記遮熱材と幌
基布との接合を、上記幌基布を形成する熱可塑性樹脂材
と、上記遮熱材を形成する熱可塑性樹脂材との熱可塑性
樹脂材どうしにて、高周波ウエルディング等の溶着手段
にて行なわしめるようにしたので、幌の外表面部には縫
製手段による縫目等が表れないようになり、当該縫目部
からの雨水の浸入等を心配する必要が無くなった。ま
た、本車両用幌は、熱反射材としてアルミニウム合金製
のフレークを用いることとしたこと、及び断熱層に発泡
プラスチック材を用いることとしたこと等によって、そ
の全体質量を軽減化することができるようになった。ま
た、素材の一部に発泡プラスチック材を用いることとし
たので、当該車両用幌の折りたたみ性が向上し、これに
よって当該車両用幌を取り外して、別の空間に収納して
おく場合等において、全体をコンパクトにまとめること
が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成を示す断面図である。
【図2】本発明にかかる車両用幌の装着状態を示す斜視
図である。
【図3】本発明にかかる車両用幌の装着状態を示す縦断
面図であって、図2のAA断面図である。
【図4】本発明にかかる車両用幌の装着状態を示す横断
面図であって、図2のBB断面図である。
【符号の説明】
1 遮熱材 11 熱反射層 111 熱反射材 12 断熱層 122 独立気泡 13 基布 133 織布 14 接着材(接着層) 19 熱可塑性樹脂材 2 幌基布 21 帆布 29 熱可塑性樹脂材(コーティング材) 3 力布 4 ストラップ 5 溶着手段 6 縫製手段 8 面ファスナ 91 クロスフレーム 99 サイドフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 17/00 D06M 17/00 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂材を基礎にして形成される
    ものであってその内部に金属製フレークからなる熱反射
    材の混入された熱反射層と、当該熱反射層の下方部に設
    けられるものであって独立気泡を有する発泡プラスチッ
    ク材からなる断熱層と、当該断熱層の下方部に設けられ
    るものであって熱可塑性樹脂材にてコーティングされた
    織布からなる基布とを有する積層状の遮熱材と、当該遮
    熱材の取り付けられる(接合される)基礎となるもので
    あって熱可塑性樹脂材にてコーティングされた帆布から
    なる幌基布と、にて形成されるものであって、これら幌
    基布と遮熱材とが、当該遮熱材を形成する熱反射層を介
    して接合されるようにした構成からなることを特徴とす
    る車両用幌。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用幌において、上記
    遮熱材の断熱層を形成する発泡プラスチック材の、その
    内部に設けられる独立気泡内に、窒素ガスを封入するこ
    ととした構成からなることを特徴とする車両用幌。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の車両用幌
    において、上記遮熱材を形成する熱反射層内に混入され
    る熱反射材を、アルミニウム合金製のフレークにて形成
    するとともに、当該熱反射材を、層状に、かつ、平行に
    配列させることとした構成からなることを特徴とする車
    両用幌。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の車両用幌
    において、上記幌基布と上記遮熱材との接合を、上記幌
    基布を形成する熱可塑性樹脂材と、上記遮熱材の熱反射
    層を形成する熱可塑性樹脂材との間における、これら熱
    可塑性樹脂材どうしの溶着(溶着手段)にて行なわせる
    ようにした構成からなることを特徴とする車両用幌。
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