JPH0892883A - ゴム物品補強用スチールコード - Google Patents
ゴム物品補強用スチールコードInfo
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- JPH0892883A JPH0892883A JP6256043A JP25604394A JPH0892883A JP H0892883 A JPH0892883 A JP H0892883A JP 6256043 A JP6256043 A JP 6256043A JP 25604394 A JP25604394 A JP 25604394A JP H0892883 A JPH0892883 A JP H0892883A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/0646—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires
- D07B1/0653—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires in the core
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Wire Processing (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1+n構造(nは6〜8)のスチールコード
においてコード強力の低下を生ずることがなく、しかも
耐腐食伝播性に優れたゴム物品補強用スチールコード、
およびこのスチールコードにより補強された空気入りタ
イヤを提供する。 【構成】 1+n構造(nは6、7または8)で、シー
スフィラメントの周囲には1本のスパイラルフィラメン
トが配置されたゴム物品補強用スチールコードにおい
て、コアフィラメントが波形に型付けされており、該波
形型付けの振幅Lと、コアフィラメントの線径dとの比
で表される型付け率R(=L/d)がそれぞれnが6の
場合、0.08≦R≦1.4、nが7の場合、0.45
≦R≦1.8、nが8の場合、0.95≦R≦2.3で
あり、かつシースフィラメントが無撚りである。
においてコード強力の低下を生ずることがなく、しかも
耐腐食伝播性に優れたゴム物品補強用スチールコード、
およびこのスチールコードにより補強された空気入りタ
イヤを提供する。 【構成】 1+n構造(nは6、7または8)で、シー
スフィラメントの周囲には1本のスパイラルフィラメン
トが配置されたゴム物品補強用スチールコードにおい
て、コアフィラメントが波形に型付けされており、該波
形型付けの振幅Lと、コアフィラメントの線径dとの比
で表される型付け率R(=L/d)がそれぞれnが6の
場合、0.08≦R≦1.4、nが7の場合、0.45
≦R≦1.8、nが8の場合、0.95≦R≦2.3で
あり、かつシースフィラメントが無撚りである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴム物品補強用スチール
コード、詳しくは、従来の撚りコードの如きコードの強
力低下がなく、しかもコード内部へのゴムの浸透性が良
好で水分等の腐食伝播が抑えられ、耐腐食伝播性が高め
られたゴム物品補強用スチールコード、およびこのスチ
ールコードで補強された空気入りタイヤに関するもので
ある。
コード、詳しくは、従来の撚りコードの如きコードの強
力低下がなく、しかもコード内部へのゴムの浸透性が良
好で水分等の腐食伝播が抑えられ、耐腐食伝播性が高め
られたゴム物品補強用スチールコード、およびこのスチ
ールコードで補強された空気入りタイヤに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】1本のスチールフィラメントからなるコ
アフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に配置さ
れた6、7または8本のスチールフィラメントからなる
シースフィラメントとからなる、1+6、1+7または
1+8構造のゴム物品補強用スチールコードにおいて、
コード内部へのゴムの浸透性を良好なものとすべく、コ
アフィラメントに所定の波形型付けをすることによっ
て、隣接するシースフィラメント間に一定の間隙を確保
し、これにより水分等の腐食伝播を抑え、耐腐食伝播性
を高めたゴム物品補強用スチールコードが特開平5−1
86978号公報に開示されている。かかるゴム物品補
強用スチールコードのうち、一例として1+6構造のも
のを図5に示す。
アフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に配置さ
れた6、7または8本のスチールフィラメントからなる
シースフィラメントとからなる、1+6、1+7または
1+8構造のゴム物品補強用スチールコードにおいて、
コード内部へのゴムの浸透性を良好なものとすべく、コ
アフィラメントに所定の波形型付けをすることによっ
て、隣接するシースフィラメント間に一定の間隙を確保
し、これにより水分等の腐食伝播を抑え、耐腐食伝播性
を高めたゴム物品補強用スチールコードが特開平5−1
86978号公報に開示されている。かかるゴム物品補
強用スチールコードのうち、一例として1+6構造のも
のを図5に示す。
【0003】これらゴム物品補強用スチールコードは、
高い腐食伝播性を有しているために、タイヤ等のゴム複
合体の補強材として用いた場合には当該ゴム複合体の耐
久性が向上し、使用寿命を大幅に改善することができ
る。
高い腐食伝播性を有しているために、タイヤ等のゴム複
合体の補強材として用いた場合には当該ゴム複合体の耐
久性が向上し、使用寿命を大幅に改善することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ゴム補強用スチー
ルコードは、コード内部へのゴムの浸透性は良好である
ものの、シースフィラメントが撚られているために、撚
りコード特有のコード強力の低下という問題は避けられ
なかった。
ルコードは、コード内部へのゴムの浸透性は良好である
ものの、シースフィラメントが撚られているために、撚
りコード特有のコード強力の低下という問題は避けられ
なかった。
【0005】そこで本発明の目的は、1+n構造(nは
6〜8)のスチールコードにおいてコード強力の低下を
生ずることがなく、しかも耐腐食伝播性に優れたゴム物
品補強用スチールコード、およびこのスチールコードに
より補強された空気入りタイヤを提供することにある。
6〜8)のスチールコードにおいてコード強力の低下を
生ずることがなく、しかも耐腐食伝播性に優れたゴム物
品補強用スチールコード、およびこのスチールコードに
より補強された空気入りタイヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、コード内部へのゴムの浸
透性を良好なものとすべく1+n構造(nは6〜8)の
スチールコードのコアフィラメントの波形型付け率をそ
れぞれ所定範囲内とし、かつ撚りによる強力低下を防止
すべくシースフィラメントを無撚りとし、この無撚りに
よるバラケを防止するためにスパイラルフィラメントを
設けることにより上記目的を達成し得ることを見出し、
本発明を完成するに至った。
解決すべく鋭意検討した結果、コード内部へのゴムの浸
透性を良好なものとすべく1+n構造(nは6〜8)の
スチールコードのコアフィラメントの波形型付け率をそ
れぞれ所定範囲内とし、かつ撚りによる強力低下を防止
すべくシースフィラメントを無撚りとし、この無撚りに
よるバラケを防止するためにスパイラルフィラメントを
設けることにより上記目的を達成し得ることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、1本のスチールフィ
ラメントからなるコアフィラメントと、該コアフィラメ
ントの周囲に配置された6本のスチールフィラメントか
らなるシースフィラメントと、該シースの周囲に配置さ
れた1本のスパイラルフィラメントと、からなるゴム物
品補強用スチールコードにおいて、上記コアフィラメン
トが波形に型付けされており、該波形型付けの振幅L
と、該コアフィラメントの線径dとの比で表される型付
け率R(=L/d)が0.08〜1.4の範囲内であ
り、かつ上記シースフィラメントが無撚りであることを
特徴とするゴム物品補強用スチールコードに関するもの
である。
ラメントからなるコアフィラメントと、該コアフィラメ
ントの周囲に配置された6本のスチールフィラメントか
らなるシースフィラメントと、該シースの周囲に配置さ
れた1本のスパイラルフィラメントと、からなるゴム物
品補強用スチールコードにおいて、上記コアフィラメン
トが波形に型付けされており、該波形型付けの振幅L
と、該コアフィラメントの線径dとの比で表される型付
け率R(=L/d)が0.08〜1.4の範囲内であ
り、かつ上記シースフィラメントが無撚りであることを
特徴とするゴム物品補強用スチールコードに関するもの
である。
【0008】また、本発明は、1本のスチールフィラメ
ントからなるコアフィラメントと、該コアフィラメント
の周囲に配置された7本のスチールフィラメントからな
るシースフィラメントと、該シースの周囲に配置された
1本のスパイラルフィラメントと、からなるゴム物品補
強用スチールコードにおいて、上記コアフィラメントが
波形に型付けされており、該波形型付けの振幅Lと、該
コアフィラメントの線径dとの比で表される型付け率R
(=L/d)が0.45〜1.8の範囲内であり、かつ
上記シースフィラメントが無撚りであることを特徴とす
るゴム物品補強用スチールコードに関するものである。
ントからなるコアフィラメントと、該コアフィラメント
の周囲に配置された7本のスチールフィラメントからな
るシースフィラメントと、該シースの周囲に配置された
1本のスパイラルフィラメントと、からなるゴム物品補
強用スチールコードにおいて、上記コアフィラメントが
波形に型付けされており、該波形型付けの振幅Lと、該
コアフィラメントの線径dとの比で表される型付け率R
(=L/d)が0.45〜1.8の範囲内であり、かつ
上記シースフィラメントが無撚りであることを特徴とす
るゴム物品補強用スチールコードに関するものである。
【0009】さらに、本発明は、1本のスチールフィラ
メントからなるコアフィラメントと、該コアフィラメン
トの周囲に配置された8本のスチールフィラメントから
なるシースフィラメントと、該シースの周囲に配置され
た1本のスパイラルフィラメントと、からなるゴム物品
補強用スチールコードにおいて、上記コアフィラメント
が波形に型付けされており、該波形型付けの振幅Lと、
該コアフィラメントの線径dとの比で表される型付け率
R(=L/d)が0.95〜2.3の範囲内であり、か
つ上記シースフィラメントが無撚りであることを特徴と
するゴム物品補強用スチールコードに関するものであ
る。
メントからなるコアフィラメントと、該コアフィラメン
トの周囲に配置された8本のスチールフィラメントから
なるシースフィラメントと、該シースの周囲に配置され
た1本のスパイラルフィラメントと、からなるゴム物品
補強用スチールコードにおいて、上記コアフィラメント
が波形に型付けされており、該波形型付けの振幅Lと、
該コアフィラメントの線径dとの比で表される型付け率
R(=L/d)が0.95〜2.3の範囲内であり、か
つ上記シースフィラメントが無撚りであることを特徴と
するゴム物品補強用スチールコードに関するものであ
る。
【0010】さらにまた、本発明は、上記ゴム物品補強
用スチールコードのいずれかによって補強された空気入
りタイヤに関するものである。
用スチールコードのいずれかによって補強された空気入
りタイヤに関するものである。
【0011】
【作用】本発明のゴム物品補強用スチールコードにおい
ては、シースフィラメントを無撚りとすることにより、
撚ることによって発生するコード強力の低下を防止する
ことができる。無撚りとするために生じ得るシースのバ
ラケは、スパイラルフィラメントにより防ぐことができ
る。
ては、シースフィラメントを無撚りとすることにより、
撚ることによって発生するコード強力の低下を防止する
ことができる。無撚りとするために生じ得るシースのバ
ラケは、スパイラルフィラメントにより防ぐことができ
る。
【0012】また、本発明においては、1+6+1、1
+7+1および1+8+1のコード構造において、図4
に示すコアフィラメントの波形型付けの振幅Lと、線径
dとの比で表される型付け率R(=L/d)がそれぞれ
下記の条件を満たすことを要する。 シースフィラメントの本数が6本の場合:0.08≦R≦1.4 シースフィラメントの本数が7本の場合:0.45≦R≦1.8 シースフィラメントの本数が8本の場合:0.95≦R≦2.3
+7+1および1+8+1のコード構造において、図4
に示すコアフィラメントの波形型付けの振幅Lと、線径
dとの比で表される型付け率R(=L/d)がそれぞれ
下記の条件を満たすことを要する。 シースフィラメントの本数が6本の場合:0.08≦R≦1.4 シースフィラメントの本数が7本の場合:0.45≦R≦1.8 シースフィラメントの本数が8本の場合:0.95≦R≦2.3
【0013】コアフィラメントの型付け率Rがそれぞれ
上記範囲未満であると、シーフィラメントの配置を分散
させ、シース間隙を適正に確保してゴムをコード内部に
まで浸透させる効果が不足することになる。すなわち、
Rが上記範囲内にあるときに、加圧加硫後のスチールコ
ードの内部に十分なゴムを安定して浸透させることがで
きる。
上記範囲未満であると、シーフィラメントの配置を分散
させ、シース間隙を適正に確保してゴムをコード内部に
まで浸透させる効果が不足することになる。すなわち、
Rが上記範囲内にあるときに、加圧加硫後のスチールコ
ードの内部に十分なゴムを安定して浸透させることがで
きる。
【0014】一方、Rがそれぞれ上記範囲を超えると、
コード性状が悪くなり、コードに引張り荷重が加わった
ときに応力が均一にかからず、コード強力の低下を招く
ことになる。
コード性状が悪くなり、コードに引張り荷重が加わった
ときに応力が均一にかからず、コード強力の低下を招く
ことになる。
【0015】コアフィラメントの型付けのピッチPは、
好ましくは下記の条件を満たすようにする。 8.8d≦P≦29.4d 8.8dより小さいと型付け時のフィラメントへの負荷
のためフィラメントの強力が低下し、一方、29.4d
より大きいと、コード内部へゴムが浸透しにくくなる。
好ましくは下記の条件を満たすようにする。 8.8d≦P≦29.4d 8.8dより小さいと型付け時のフィラメントへの負荷
のためフィラメントの強力が低下し、一方、29.4d
より大きいと、コード内部へゴムが浸透しにくくなる。
【0016】本発明においてコアの周囲に配置されるシ
ースフィラメントの本数を6〜8本としたのは、5本以
下であると十分なコード強度が得にくく、一方9本以上
であるとシース間の隙間が小さくなり、ゴムがコード内
部に浸透しにくくなるからである。
ースフィラメントの本数を6〜8本としたのは、5本以
下であると十分なコード強度が得にくく、一方9本以上
であるとシース間の隙間が小さくなり、ゴムがコード内
部に浸透しにくくなるからである。
【0017】コアフィラメントおよびシースフィラメン
トの線径は、特に制限されるべきものではないが、空気
入りタイヤの補強材としては、0.1〜0.5mmの範
囲内であることが好ましく、また両者は製造コスト上の
問題から同一線径であることが好ましい。
トの線径は、特に制限されるべきものではないが、空気
入りタイヤの補強材としては、0.1〜0.5mmの範
囲内であることが好ましく、また両者は製造コスト上の
問題から同一線径であることが好ましい。
【0018】なお、本発明にあっては、補強材としてゴ
ム複合体の強度を確保し、軽量化を図る場合に、炭素含
有量が0.80〜0.85重量%の高抗張力鋼材よりな
るスチールコードを使用することが好ましい。
ム複合体の強度を確保し、軽量化を図る場合に、炭素含
有量が0.80〜0.85重量%の高抗張力鋼材よりな
るスチールコードを使用することが好ましい。
【0019】本発明のゴム物品補強用スチールコード
は、空気入りタイヤ、特には大型空気入りラジアルタイ
ヤの補強材として好適に使用することができる。
は、空気入りタイヤ、特には大型空気入りラジアルタイ
ヤの補強材として好適に使用することができる。
【0020】
【実施例】次に本発明を実施例および比較例により具体
的に説明する。下記の表1に示すコアフィラメント径
(d)、シースフィラメント径、スパイラルフィラメン
ト径、コアフィラメント型付け率(R)、コアフィラメ
ントピッチ、シースフィラメントピッチおよびスパイラ
ルフィラメントピッチを有する各種スチールコードを試
作した。
的に説明する。下記の表1に示すコアフィラメント径
(d)、シースフィラメント径、スパイラルフィラメン
ト径、コアフィラメント型付け率(R)、コアフィラメ
ントピッチ、シースフィラメントピッチおよびスパイラ
ルフィラメントピッチを有する各種スチールコードを試
作した。
【0021】なお、表1に示す実施例のコード構造う
ち、1+6+1構造を図1に、1+7+1構造を図2
に、また1+8+1構造を図3に夫々示す。図中、1は
コアフィラメント、2はシースフィラメント、3はスパ
イラルフィラメントである。
ち、1+6+1構造を図1に、1+7+1構造を図2
に、また1+8+1構造を図3に夫々示す。図中、1は
コアフィラメント、2はシースフィラメント、3はスパ
イラルフィラメントである。
【0022】試作した各種スチールコードを埋設したベ
ルトを備えたサイズ10.00R20のトラック・バス
用ラジアルタイヤを10種類作製し、夫々のタイヤから
取り出したベルトコードの耐腐食伝播性およびコード強
力を調べた。
ルトを備えたサイズ10.00R20のトラック・バス
用ラジアルタイヤを10種類作製し、夫々のタイヤから
取り出したベルトコードの耐腐食伝播性およびコード強
力を調べた。
【0023】なお、耐腐食伝播性はタイヤよりゴムが被
覆したままのベルトコードを100mm取り出し、その
側面をシリコーンシーラントで被覆した後、コードの一
端を10%NaOH水溶液に浸して切断面のみから水溶
液を浸入させ、次いで24時間浸漬後、ゴムをペンチで
つまんで剥し、金属が露出した部分を腐食伝播部とし、
その長さ(mm)によって評価した。得られた結果を下
記の表1に併記する。
覆したままのベルトコードを100mm取り出し、その
側面をシリコーンシーラントで被覆した後、コードの一
端を10%NaOH水溶液に浸して切断面のみから水溶
液を浸入させ、次いで24時間浸漬後、ゴムをペンチで
つまんで剥し、金属が露出した部分を腐食伝播部とし、
その長さ(mm)によって評価した。得られた結果を下
記の表1に併記する。
【0024】
【表1】
【0025】実施例1〜3の1+6+1構造のスチール
コードにおいては、いずれもコード強力の低下がなく、
しかも耐腐食伝播性も良好である。これに対し、比較例
1はコアフィラメントの型付け率Rが0.08よりも小
さいために、耐腐食伝播性が100mmと劣っている。
一方、比較例2は型付け率Rが1.4よりも大きいため
に、コード強力が198kgfと劣っている。また、比
較例3は、1+6構造でシースフィラメントをピッチ1
7mmで撚った従来のスチールコードであるが、この場
合コード強力が199kgfと劣っている。
コードにおいては、いずれもコード強力の低下がなく、
しかも耐腐食伝播性も良好である。これに対し、比較例
1はコアフィラメントの型付け率Rが0.08よりも小
さいために、耐腐食伝播性が100mmと劣っている。
一方、比較例2は型付け率Rが1.4よりも大きいため
に、コード強力が198kgfと劣っている。また、比
較例3は、1+6構造でシースフィラメントをピッチ1
7mmで撚った従来のスチールコードであるが、この場
合コード強力が199kgfと劣っている。
【0026】実施例4は1+7+1構造のスチールコー
ドであり、このコードでは強力の低下がなく、耐腐食伝
播性も良好である。これに対し、比較例4は1+7構造
でシースフィラメントをピッチ17mmで撚った従来の
スチールコードであるが、このコードでは強力が199
kgfと、シースの撚りに起因する強力の低下が観られ
た。
ドであり、このコードでは強力の低下がなく、耐腐食伝
播性も良好である。これに対し、比較例4は1+7構造
でシースフィラメントをピッチ17mmで撚った従来の
スチールコードであるが、このコードでは強力が199
kgfと、シースの撚りに起因する強力の低下が観られ
た。
【0027】実施例5は1+8+1構造のスチールコー
ドであり、このコードでは強力の低下がなく、耐腐食伝
播性も良好である。これに対し、比較例5は1+8構造
でシースフィラメントをピッチ17mmで撚った従来の
スチールコードであるが、このコードでもシースの撚り
に起因する強力の低下が観られた。
ドであり、このコードでは強力の低下がなく、耐腐食伝
播性も良好である。これに対し、比較例5は1+8構造
でシースフィラメントをピッチ17mmで撚った従来の
スチールコードであるが、このコードでもシースの撚り
に起因する強力の低下が観られた。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のゴム
物品補強用スチールコードにおいては、1+n構造(n
は6〜8)のスチールコードのコアフィラメントの波形
型付け率をそれぞれ所定範囲内とし、かつシースフィラ
メントを無撚りとし、この周囲にスパイラルフィラメン
トを設けたことにより、シースの撚りに起因するコード
強力の低下がなく、しかもコード内部へのゴムの浸透性
が良好なものとなり、水分等の腐食伝播が抑えられ、す
なわち耐腐食伝播性が改善され、よってこのスチールコ
ードを空気入りタイヤ等のゴム複合体の補強材として使
用したときには、当該タイヤ等の耐久性を向上しその使
用寿命を大幅に延ばすことができる。
物品補強用スチールコードにおいては、1+n構造(n
は6〜8)のスチールコードのコアフィラメントの波形
型付け率をそれぞれ所定範囲内とし、かつシースフィラ
メントを無撚りとし、この周囲にスパイラルフィラメン
トを設けたことにより、シースの撚りに起因するコード
強力の低下がなく、しかもコード内部へのゴムの浸透性
が良好なものとなり、水分等の腐食伝播が抑えられ、す
なわち耐腐食伝播性が改善され、よってこのスチールコ
ードを空気入りタイヤ等のゴム複合体の補強材として使
用したときには、当該タイヤ等の耐久性を向上しその使
用寿命を大幅に延ばすことができる。
【図1】(イ)1+6+1構造の本発明の一例ゴム物品
補強用スチールコードの断面図である。(ロ)は上記ス
チールコードの断面部の斜視図である。
補強用スチールコードの断面図である。(ロ)は上記ス
チールコードの断面部の斜視図である。
【図2】1+7+1構造の本発明の一例ゴム物品補強用
スチールコードの断面図である。
スチールコードの断面図である。
【図3】1+8+1構造の本発明の一例ゴム物品補強用
スチールコードの断面図である。
スチールコードの断面図である。
【図4】波形に型付けされたコアフィラメントの振幅L
と線径dと関係を示す説明図である。
と線径dと関係を示す説明図である。
【図5】従来の1+6構造のゴム物品補強用スチールコ
ードの断面図である。
ードの断面図である。
1 コアフィラメント 2 シースフィラメント 3 スパイラルフィラメント
Claims (4)
- 【請求項1】 1本のスチールフィラメントからなるコ
アフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に配置さ
れた6本のスチールフィラメントからなるシースフィラ
メントと、該シースの周囲に配置された1本のスパイラ
ルフィラメントと、からなるゴム物品補強用スチールコ
ードにおいて、 上記コアフィラメントが波形に型付けされており、該波
形型付けの振幅Lと、該コアフィラメントの線径dとの
比で表される型付け率R(=L/d)が0.08〜1.
4の範囲内であり、かつ上記シースフィラメントが無撚
りであることを特徴とするゴム物品補強用スチールコー
ド - 【請求項2】 1本のスチールフィラメントからなるコ
アフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に配置さ
れた7本のスチールフィラメントからなるシースフィラ
メントと、該シースの周囲に配置された1本のスパイラ
ルフィラメントと、からなるゴム物品補強用スチールコ
ードにおいて、 上記コアフィラメントが波形に型付けされており、該波
形型付けの振幅Lと、該コアフィラメントの線径dとの
比で表される型付け率R(=L/d)が0.45〜1.
8の範囲内であり、かつ上記シースフィラメントが無撚
りであることを特徴とするゴム物品補強用スチールコー
ド - 【請求項3】 1本のスチールフィラメントからなるコ
アフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に配置さ
れた8本のスチールフィラメントからなるシースフィラ
メントと、該シースの周囲に配置された1本のスパイラ
ルフィラメントと、からなるゴム物品補強用スチールコ
ードにおいて、 上記コアフィラメントが波形に型付けされており、該波
形型付けの振幅Lと、該コアフィラメントの線径dとの
比で表される型付け率R(=L/d)が0.95〜2.
3の範囲内であり、かつ上記シースフィラメントが無撚
りであることを特徴とするゴム物品補強用スチールコー
ド - 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1項記載の
ゴム物品補強用スチールコードで補強された空気入りタ
イヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6256043A JPH0892883A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | ゴム物品補強用スチールコード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6256043A JPH0892883A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | ゴム物品補強用スチールコード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0892883A true JPH0892883A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17287119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6256043A Pending JPH0892883A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | ゴム物品補強用スチールコード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0892883A (ja) |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP6256043A patent/JPH0892883A/ja active Pending
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