JPH0893061A - ボルトを用いた鉄骨構造材の接合構造 - Google Patents
ボルトを用いた鉄骨構造材の接合構造Info
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- JPH0893061A JPH0893061A JP23520194A JP23520194A JPH0893061A JP H0893061 A JPH0893061 A JP H0893061A JP 23520194 A JP23520194 A JP 23520194A JP 23520194 A JP23520194 A JP 23520194A JP H0893061 A JPH0893061 A JP H0893061A
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- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 38
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボルトを用いた鉄骨構造材の接合構造にお
いて、鉄骨構造材と当て板との接合面における接触面積
を低減させることなく両部材間のずれを合理的に防止す
ることにある。 【構成】 鉄骨構造材1a,1bと当て板2a,2b
とを重ね合わせ、これら両部材間にボルト3を挿通さ
せ、該ボルト3の先端にナット5を螺合しねじ締めして
なる接合構造において、前記鉄骨構造材1a,1b及び
当て板2a,2bの相互の接合面に、ボルト孔8,9を
囲む環状溝6,7を凹設し、これら環状溝6,7の間に
環状体4を嵌装させることにより、鉄骨構造材1a,1
bと当て板2a,2bとの間のずれを防止するものであ
る。
いて、鉄骨構造材と当て板との接合面における接触面積
を低減させることなく両部材間のずれを合理的に防止す
ることにある。 【構成】 鉄骨構造材1a,1bと当て板2a,2b
とを重ね合わせ、これら両部材間にボルト3を挿通さ
せ、該ボルト3の先端にナット5を螺合しねじ締めして
なる接合構造において、前記鉄骨構造材1a,1b及び
当て板2a,2bの相互の接合面に、ボルト孔8,9を
囲む環状溝6,7を凹設し、これら環状溝6,7の間に
環状体4を嵌装させることにより、鉄骨構造材1a,1
bと当て板2a,2bとの間のずれを防止するものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄骨構造材と当て板
との接合構造に関し、さらに詳しくは、鉄骨構造材と当
て板との間のずれを効果的に防止し得る接合構造に関す
る。
との接合構造に関し、さらに詳しくは、鉄骨構造材と当
て板との間のずれを効果的に防止し得る接合構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、略板状の鉄骨構造材同士を接合す
る場合等には、両鉄骨構造材の端面同士を突き合わせ、
それらの鉄骨構造材を表裏両面から2枚の当て板にて挟
持し、これら両部材の間で位置合わせした状態で貫通さ
せた数個のボルト孔に夫々ボルトを挿通させ、ナットに
よりねじ締めすることにより、両鉄骨構造材を当て板で
挟持し接合していた。
る場合等には、両鉄骨構造材の端面同士を突き合わせ、
それらの鉄骨構造材を表裏両面から2枚の当て板にて挟
持し、これら両部材の間で位置合わせした状態で貫通さ
せた数個のボルト孔に夫々ボルトを挿通させ、ナットに
よりねじ締めすることにより、両鉄骨構造材を当て板で
挟持し接合していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した接合構造は、
鉄骨構造材と当て板の平面同士を接合させてボルト締め
しているので、両部材間に生じる摩擦力が比較的小さ
く、その摩擦力だけでは両部材間に加わる荷重が大きい
場合等には部材間にずれを生じる場合もあった。そのた
め、従来では摩擦力の不足により生じる部材間のずれを
防止するため、ボルトの本数を増したり、若しくは特開
平5−18016号,特開平5−331918号のよう
に、鉄骨構造材と当て板との間に食い込み部材を介在さ
せていた。
鉄骨構造材と当て板の平面同士を接合させてボルト締め
しているので、両部材間に生じる摩擦力が比較的小さ
く、その摩擦力だけでは両部材間に加わる荷重が大きい
場合等には部材間にずれを生じる場合もあった。そのた
め、従来では摩擦力の不足により生じる部材間のずれを
防止するため、ボルトの本数を増したり、若しくは特開
平5−18016号,特開平5−331918号のよう
に、鉄骨構造材と当て板との間に食い込み部材を介在さ
せていた。
【0004】上記したように食い込み部材を用いた接合
構造は、鉄骨構造材と当て板との間の接合面におけねボ
ルト孔の周囲に、食い込み用の凸部を形成したリング状
の食い込み部材を介在させ、ボルトの締め付け力により
上記食い込み部材の食い込み凸部を鉄骨構造材と当て板
の接合面に食い込ませ、この食い込み関係により、両部
材間のずれを防止していた。しかし、上記した接合構造
は、ボルトの締め付けにより食い込み部材の食い込み凸
部が相手の部材に食い込むと、食い込んだ部分の周囲の
部材が逆に盛り上がる現象を生じる。その結果、上記盛
り上りの部分が鉄骨構造材と当て板とにおける接合面同
士の接触部となるので、両部材における接合面の接触面
積が上記した盛り上り部分の周囲だけの小さな範囲とな
る。すなわち、両部材間のずれを防止するために行なっ
た食い込み手段が、逆に接合面の接触面積を激減させる
こととなり、両部材間における摩擦力を逆に弱める結果
を招いていた。
構造は、鉄骨構造材と当て板との間の接合面におけねボ
ルト孔の周囲に、食い込み用の凸部を形成したリング状
の食い込み部材を介在させ、ボルトの締め付け力により
上記食い込み部材の食い込み凸部を鉄骨構造材と当て板
の接合面に食い込ませ、この食い込み関係により、両部
材間のずれを防止していた。しかし、上記した接合構造
は、ボルトの締め付けにより食い込み部材の食い込み凸
部が相手の部材に食い込むと、食い込んだ部分の周囲の
部材が逆に盛り上がる現象を生じる。その結果、上記盛
り上りの部分が鉄骨構造材と当て板とにおける接合面同
士の接触部となるので、両部材における接合面の接触面
積が上記した盛り上り部分の周囲だけの小さな範囲とな
る。すなわち、両部材間のずれを防止するために行なっ
た食い込み手段が、逆に接合面の接触面積を激減させる
こととなり、両部材間における摩擦力を逆に弱める結果
を招いていた。
【0005】本願発明の目的は、上記した如きボルトを
用いた鉄骨構造材の接合構造において、鉄骨構造材と当
て板との接合面における接触面積を低減させることなく
両部材間のずれを合理的に防止できる手段を提供するこ
とにある。
用いた鉄骨構造材の接合構造において、鉄骨構造材と当
て板との接合面における接触面積を低減させることなく
両部材間のずれを合理的に防止できる手段を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願は、上記した目的を
達成するために、略板状の鉄骨構造材と当て板とを重ね
合わせ、これら両部材間に貫通せしめたボルト孔にボル
トを挿通させ、該ボルトの先端にナットを螺合しねじ締
めしてなる接合構造において、前記鉄骨構造材及び当て
板の相互の接合面にボルト孔を囲む環状溝を凹設し、上
記鉄骨構造材と当て板との接合面を挟んで重なり合う両
環状溝の間に形状の対応する環状体を嵌合させ、上記環
状体の厚さを一方の環状溝の深さよりも厚く、且つ両環
状溝の深さを足した寸法よりも薄くしたものである。ま
た、上記した接合構造は、鉄骨構造材と当て板の夫々の
環状溝をボルト孔と同心とする真円形にするとよい。
達成するために、略板状の鉄骨構造材と当て板とを重ね
合わせ、これら両部材間に貫通せしめたボルト孔にボル
トを挿通させ、該ボルトの先端にナットを螺合しねじ締
めしてなる接合構造において、前記鉄骨構造材及び当て
板の相互の接合面にボルト孔を囲む環状溝を凹設し、上
記鉄骨構造材と当て板との接合面を挟んで重なり合う両
環状溝の間に形状の対応する環状体を嵌合させ、上記環
状体の厚さを一方の環状溝の深さよりも厚く、且つ両環
状溝の深さを足した寸法よりも薄くしたものである。ま
た、上記した接合構造は、鉄骨構造材と当て板の夫々の
環状溝をボルト孔と同心とする真円形にするとよい。
【0007】
【作用】以上の手段によれば、鉄骨構造材と当て板と
は、重ね合わされ、ボルト孔に挿通したボルトとナット
のねじ締め力により接合される。上記した鉄骨構造材と
当て板との夫々の接合面にはボルト孔を囲むように環状
溝が形成され、接合面を挟んで互いに重なり合ってい
る。これら両環状溝の間には環状体が嵌合してある。環
状体の厚さは、一方の環状溝の深さよりも厚く、且つ両
環状溝の深さを足した寸法よりも薄くしてあり、その断
面はキー溝にキーが嵌装された如き関係にある。よっ
て、鉄骨構造材と当て板との間のずれは、上記した環状
体と環状溝との嵌合関係により防止される。また、両部
材は平面的な接合面同士が重なり合い、ボルトの締め付
けにより全面的に接触する。
は、重ね合わされ、ボルト孔に挿通したボルトとナット
のねじ締め力により接合される。上記した鉄骨構造材と
当て板との夫々の接合面にはボルト孔を囲むように環状
溝が形成され、接合面を挟んで互いに重なり合ってい
る。これら両環状溝の間には環状体が嵌合してある。環
状体の厚さは、一方の環状溝の深さよりも厚く、且つ両
環状溝の深さを足した寸法よりも薄くしてあり、その断
面はキー溝にキーが嵌装された如き関係にある。よっ
て、鉄骨構造材と当て板との間のずれは、上記した環状
体と環状溝との嵌合関係により防止される。また、両部
材は平面的な接合面同士が重なり合い、ボルトの締め付
けにより全面的に接触する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2は本願発明を実施した鉄骨構造材
の接合構造である。この接合構造は、肉厚板状の鋼材か
らなる構造材1a,1bの端部同士を鋼板製の当て板2
a,2bとボルト3を用いて接合するものであり、上記
構造材1a,1bの端部同士を突き合わせ、この構造材
1a,1b接合部分を2枚の当て板2a,2bとにより
上下から挟持し、上記構造材1a,1b,と当て板2
a,2bとに貫通させたボルト3の締め付けにより、上
記両構造材1a.1bを2枚の当て板2a,2bを介し
て接合する。
明する。図1及び図2は本願発明を実施した鉄骨構造材
の接合構造である。この接合構造は、肉厚板状の鋼材か
らなる構造材1a,1bの端部同士を鋼板製の当て板2
a,2bとボルト3を用いて接合するものであり、上記
構造材1a,1bの端部同士を突き合わせ、この構造材
1a,1b接合部分を2枚の当て板2a,2bとにより
上下から挟持し、上記構造材1a,1b,と当て板2
a,2bとに貫通させたボルト3の締め付けにより、上
記両構造材1a.1bを2枚の当て板2a,2bを介し
て接合する。
【0009】板状の構造材1a,1bは、例えば建築構
造物の桁等に使用する断面I形の鉄骨材の上下桁部分や
ウエブ部分等であり、桁同士の接続に伴って接合するも
のである。構造材1a,1bの端部には、ボルト3を貫
挿するボルト孔9を、接合に使用するボルト3の本数に
合わせて夫々複数個並べた状態で穿設してある。上記構
造材1a,1bは図1にて示すように端面同士を若干の
隙間を介して突き合わせ、その上下両面を当て板2a,
2bにより挟持している。
造物の桁等に使用する断面I形の鉄骨材の上下桁部分や
ウエブ部分等であり、桁同士の接続に伴って接合するも
のである。構造材1a,1bの端部には、ボルト3を貫
挿するボルト孔9を、接合に使用するボルト3の本数に
合わせて夫々複数個並べた状態で穿設してある。上記構
造材1a,1bは図1にて示すように端面同士を若干の
隙間を介して突き合わせ、その上下両面を当て板2a,
2bにより挟持している。
【0010】当て板2a,2bは、上記したように端部
同士を突き合わせた状態の構造材1a,1bを上下から
挟むように宛てがわれる。そして、上記構造材1a,1
bのボルト孔9の位置に対応して穿設せしめたボルト孔
8に夫々ボルト3を貫挿し、反対側に突出したボルト3
先端にナット5を螺合してねじ締めする。また、上記当
て板2a,2bと構造材1a,1bとの接合面における
ボルト孔8,9の周囲には、環状体4を貫挿する環状溝
6及び7を凹設してある。
同士を突き合わせた状態の構造材1a,1bを上下から
挟むように宛てがわれる。そして、上記構造材1a,1
bのボルト孔9の位置に対応して穿設せしめたボルト孔
8に夫々ボルト3を貫挿し、反対側に突出したボルト3
先端にナット5を螺合してねじ締めする。また、上記当
て板2a,2bと構造材1a,1bとの接合面における
ボルト孔8,9の周囲には、環状体4を貫挿する環状溝
6及び7を凹設してある。
【0011】上記環状溝6,7は、それぞれボルト孔
8,9周りの接合面に同ボルト孔と同心させ真円形に形
成してある。即ち、上記環状溝6,7は、構造材1a,
1bの上下両面に当て板2a,2bを重ねてボルト孔
8,9同士の位置を合わせた状態において、接合面を挟
んでぴったりと重なり合い、環状体4が貫挿されるリン
グ状の空間を形成する。
8,9周りの接合面に同ボルト孔と同心させ真円形に形
成してある。即ち、上記環状溝6,7は、構造材1a,
1bの上下両面に当て板2a,2bを重ねてボルト孔
8,9同士の位置を合わせた状態において、接合面を挟
んでぴったりと重なり合い、環状体4が貫挿されるリン
グ状の空間を形成する。
【0012】環状体4は、鋼材からなるリング体であ
り、図3にて示すうよに、上記構造材1a,1bの上下
両面に当て板2a,2bを宛てがう際に、両環状溝6,
7の間に挟み込む形で嵌装する。環状体4の厚さhは、
一方の環状溝6,7の深さよりも厚く、且つ両環状溝
6,7の深さを足した寸法よりも薄く設定するものであ
り、上記実施例の場合、両環状溝6,7の深さを足した
寸法よりも若干薄い厚さにしてある。これにより、ボル
ト3の締め付けにより構造材1a,1bの上下両面に当
て板2a,2bが圧着された際に、環状体4の端面と環
状溝6底面との間の当接を回避し、環状体4若しくは環
状溝6,7周囲の接合面に変形が生じることを防止する
ことができる。尚、上記環状体4の内周及び外周も環状
溝6,7の内外周に対して微少なクリアランスを設け、
適度な嵌め合いを維持してある。
り、図3にて示すうよに、上記構造材1a,1bの上下
両面に当て板2a,2bを宛てがう際に、両環状溝6,
7の間に挟み込む形で嵌装する。環状体4の厚さhは、
一方の環状溝6,7の深さよりも厚く、且つ両環状溝
6,7の深さを足した寸法よりも薄く設定するものであ
り、上記実施例の場合、両環状溝6,7の深さを足した
寸法よりも若干薄い厚さにしてある。これにより、ボル
ト3の締め付けにより構造材1a,1bの上下両面に当
て板2a,2bが圧着された際に、環状体4の端面と環
状溝6底面との間の当接を回避し、環状体4若しくは環
状溝6,7周囲の接合面に変形が生じることを防止する
ことができる。尚、上記環状体4の内周及び外周も環状
溝6,7の内外周に対して微少なクリアランスを設け、
適度な嵌め合いを維持してある。
【0013】上記した如き接合構造にあっては、上記し
た構造材1a,1bと当て板2a,2bとの夫々の接合
面にはボルト孔8,9を囲むように環状溝6,7が形成
され、接合面を挟んで互いに重なり合った状態となり、
環状体4は上記環状溝6,7の間に嵌入される状態とな
る。上記したように、環状体4の厚さhは一方の環状溝
6若しくは7の深さよりも十分に厚くなり、環状体4の
上半部と下半部とは夫々環状溝6と7に嵌合している。
即ち、環状溝6,7と環状体4との嵌合断面は、キー溝
にキーが嵌装された場合と同様な関係となる。よって、
接合後に両構造材1a,1bを互いに引き離す方向に荷
重が加わり、構造材1a,1bと当て板2a,2bとの
間を接合面に沿って移動しようとしても、上記した嵌合
体4と嵌合溝6,7との嵌合関係により、部材1a,1
bと2a,2b間のずれを強固に抑止することができ
る。
た構造材1a,1bと当て板2a,2bとの夫々の接合
面にはボルト孔8,9を囲むように環状溝6,7が形成
され、接合面を挟んで互いに重なり合った状態となり、
環状体4は上記環状溝6,7の間に嵌入される状態とな
る。上記したように、環状体4の厚さhは一方の環状溝
6若しくは7の深さよりも十分に厚くなり、環状体4の
上半部と下半部とは夫々環状溝6と7に嵌合している。
即ち、環状溝6,7と環状体4との嵌合断面は、キー溝
にキーが嵌装された場合と同様な関係となる。よって、
接合後に両構造材1a,1bを互いに引き離す方向に荷
重が加わり、構造材1a,1bと当て板2a,2bとの
間を接合面に沿って移動しようとしても、上記した嵌合
体4と嵌合溝6,7との嵌合関係により、部材1a,1
bと2a,2b間のずれを強固に抑止することができ
る。
【0014】また、ボルト3による締め付けが行なわれ
ても、構造材1a,1bと当て板2a,2bとの間の接
合面は平面が確保されるため、両部材1a,1bと2
a,2bとは広い面積を介して全面的に接触する。よっ
て、構造材1a,1bと当て板2a,2bとは、上記し
た環状体4と環状溝6,7との嵌合関係と共に、接合面
同士が全面的に圧接することにより得られる摩擦力によ
り、構造材1a,1bと当て板2a,2bとの間のずれ
を防止する。
ても、構造材1a,1bと当て板2a,2bとの間の接
合面は平面が確保されるため、両部材1a,1bと2
a,2bとは広い面積を介して全面的に接触する。よっ
て、構造材1a,1bと当て板2a,2bとは、上記し
た環状体4と環状溝6,7との嵌合関係と共に、接合面
同士が全面的に圧接することにより得られる摩擦力によ
り、構造材1a,1bと当て板2a,2bとの間のずれ
を防止する。
【0015】環状体及びこれを嵌装する環状溝の形状
は、環状であれば、真円形以外の形状を採用してもよ
い。しかし、環状体及びこれを嵌装する環状溝の形状
は、上記実施例のように真円形とし、さらに環状溝をボ
ルト孔8と同心させることが好ましい。上記実施例のよ
うに環状体4と環状溝6,7を真円形とし、さらに環状
溝6,7をボルト孔8と同心させることによりれば、ボ
ルト3の締め付けによりボルト孔8及び環状溝6,7の
周囲の接合面同士を均等に圧接することが可能となる。
また、ボルト孔8,9と環状溝6,7の加工する際にお
いて、孔空け用のドリルの周囲に環状溝を切削する切削
刃を取り付けた座グリドリルを使用することができるよ
うになり、上記座グリドリルを使用してボルト孔8,9
及び環状溝6,7の加工を同時に行なうことができるの
で、加工の手間がボルト孔を空けるだけの場合と同等に
することができる。
は、環状であれば、真円形以外の形状を採用してもよ
い。しかし、環状体及びこれを嵌装する環状溝の形状
は、上記実施例のように真円形とし、さらに環状溝をボ
ルト孔8と同心させることが好ましい。上記実施例のよ
うに環状体4と環状溝6,7を真円形とし、さらに環状
溝6,7をボルト孔8と同心させることによりれば、ボ
ルト3の締め付けによりボルト孔8及び環状溝6,7の
周囲の接合面同士を均等に圧接することが可能となる。
また、ボルト孔8,9と環状溝6,7の加工する際にお
いて、孔空け用のドリルの周囲に環状溝を切削する切削
刃を取り付けた座グリドリルを使用することができるよ
うになり、上記座グリドリルを使用してボルト孔8,9
及び環状溝6,7の加工を同時に行なうことができるの
で、加工の手間がボルト孔を空けるだけの場合と同等に
することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、鉄骨構造
材と当て板との接合面に夫々ボルト孔を囲む環状溝を形
成し、これら環状溝の間に環状体を嵌装したものである
から、両部材が接合面を境にずれようとしても、上記し
た環状溝と環状体とがキーとキー溝の関係のように機能
して両部材のずれを効果的に防止することができる。
材と当て板との接合面に夫々ボルト孔を囲む環状溝を形
成し、これら環状溝の間に環状体を嵌装したものである
から、両部材が接合面を境にずれようとしても、上記し
た環状溝と環状体とがキーとキー溝の関係のように機能
して両部材のずれを効果的に防止することができる。
【0017】さらに、上記した環状体と環状溝との嵌合
関係は、従来の接合構造のようにボルトを締め付けた際
にも接合面が盛り上がるようなことがなく、接合面同士
の平面維持することができるので、鉄骨構造材と当て板
とを全面的に接触させることができ、両部材の接合面同
士の接触により得られる摩擦力も良好に確保することが
できる。
関係は、従来の接合構造のようにボルトを締め付けた際
にも接合面が盛り上がるようなことがなく、接合面同士
の平面維持することができるので、鉄骨構造材と当て板
とを全面的に接触させることができ、両部材の接合面同
士の接触により得られる摩擦力も良好に確保することが
できる。
【0018】また、鉄骨構造材と当て板の夫々の環状溝
をボルト孔と同心とする真円形としたものにおいては、
ボルトの締め付けによりボルト孔及び環状溝の周囲の接
合面同士を正確且つ均等に圧接できると共に、ボルト孔
及び環状溝の加工を座グリドリルを使用して一度に加工
できる利点がある。
をボルト孔と同心とする真円形としたものにおいては、
ボルトの締め付けによりボルト孔及び環状溝の周囲の接
合面同士を正確且つ均等に圧接できると共に、ボルト孔
及び環状溝の加工を座グリドリルを使用して一度に加工
できる利点がある。
【図1】 本考案を実施した接合構造を示す縦断面
図。
図。
【図2】 図1におけるII-II 線断面図。
【図3】 分解状態の接合部を示す重断面図。
【符号の説明】 1a,1b・・・構造材 2a,2b・・・当て板 3・・・ボルト 4・・・環状体 5・・・ナット 6,7・・・環状溝 8,9・・・ボルト孔
Claims (2)
- 【請求項1】 略板状の鉄骨構造材と当て板とを重ね
合わせ、これら両部材間に貫通せしめたボルト孔にボル
トを挿通させ、該ボルトの先端にナットを螺合しねじ締
めしてなる接合構造において、前記鉄骨構造材及び当て
板の相互の接合面にボルト孔を囲む環状溝を凹設し、上
記鉄骨構造材と当て板との接合面を挟んで重なり合う両
環状溝の間に形状の対応する環状体を嵌合させ、上記環
状体の厚さを一方の環状溝の深さよりも厚く、且つ両環
状溝の深さを足した寸法よりも薄くしたことを特徴とす
るボルトを用いた鉄骨構造材の接合構造。 - 【請求項2】 鉄骨構造材と当て板の夫々の環状溝を
ボルト孔と同心とする真円形としてなる請求項1記載の
ボルトを用いた鉄骨構造の接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23520194A JPH0893061A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | ボルトを用いた鉄骨構造材の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23520194A JPH0893061A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | ボルトを用いた鉄骨構造材の接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893061A true JPH0893061A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16982581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23520194A Pending JPH0893061A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | ボルトを用いた鉄骨構造材の接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893061A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113236639A (zh) * | 2021-04-28 | 2021-08-10 | 东南大学 | 一种不锈钢板螺栓连接装置及连接方法 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23520194A patent/JPH0893061A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113236639A (zh) * | 2021-04-28 | 2021-08-10 | 东南大学 | 一种不锈钢板螺栓连接装置及连接方法 |
| CN113236639B (zh) * | 2021-04-28 | 2022-07-22 | 东南大学 | 一种不锈钢板螺栓连接装置及连接方法 |
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