JPH0893189A - 二重床ユニット、及び二重床の施工構造 - Google Patents
二重床ユニット、及び二重床の施工構造Info
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- JPH0893189A JPH0893189A JP22757194A JP22757194A JPH0893189A JP H0893189 A JPH0893189 A JP H0893189A JP 22757194 A JP22757194 A JP 22757194A JP 22757194 A JP22757194 A JP 22757194A JP H0893189 A JPH0893189 A JP H0893189A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 二重床を形成する工程が少なくて済む二重床
ユニットを提供し、さらにこの二重床ユニットを用いた
省施工な二重床の施工構造を提供する。 【構成】 平板矩形の基材8とこの基材8の下面から垂
下してスラブ上に載置される支持脚7とを備えてなり、
基材8の側端部を接合して二重床を形成する二重床ユニ
ットにおいて、基材8の側端部全周に実加工が施されて
いる。
ユニットを提供し、さらにこの二重床ユニットを用いた
省施工な二重床の施工構造を提供する。 【構成】 平板矩形の基材8とこの基材8の下面から垂
下してスラブ上に載置される支持脚7とを備えてなり、
基材8の側端部を接合して二重床を形成する二重床ユニ
ットにおいて、基材8の側端部全周に実加工が施されて
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床を施工するのに
有用な二重床ユニットに関し、さらにこの二重床ユニッ
トを用いてなる二重床の施工構造に関するものである。
有用な二重床ユニットに関し、さらにこの二重床ユニッ
トを用いてなる二重床の施工構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、スラブ上に空間を挟んで床面
を設けた二重床が、防音、防寒、配線、配管等のために
用いられている。従来の二重床の施工構造としては、例
えば図6に示す如く、スラブ上に、パーティクルボード
の下面に支持脚を備えてなる二重床基礎部材(イ)を複
数載置し、この二重床基礎部材(イ)の上にコンパネ
(ロ)を貼着して隙間なく敷きつめ、この上に床表面材
(ハ)を貼着してなるものが知られている。
を設けた二重床が、防音、防寒、配線、配管等のために
用いられている。従来の二重床の施工構造としては、例
えば図6に示す如く、スラブ上に、パーティクルボード
の下面に支持脚を備えてなる二重床基礎部材(イ)を複
数載置し、この二重床基礎部材(イ)の上にコンパネ
(ロ)を貼着して隙間なく敷きつめ、この上に床表面材
(ハ)を貼着してなるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き二重床の施
工構造にあっては、床表面材(ハ)を貼着する前の二重
床を形成するのに、スラブ上に二重床基礎部材(イ)を
複数載置し、この二重床基礎部材(イ)の上にコンパネ
(ロ)を貼着するという、2工程の作業を要していた。
工構造にあっては、床表面材(ハ)を貼着する前の二重
床を形成するのに、スラブ上に二重床基礎部材(イ)を
複数載置し、この二重床基礎部材(イ)の上にコンパネ
(ロ)を貼着するという、2工程の作業を要していた。
【0004】本発明は、二重床を形成する工程を減らし
てさらに省施工とするためになされたもので、二重床を
形成する工程が少なくて済む二重床ユニットを提供し、
さらにこの二重床ユニットを用いた省施工な二重床の施
工構造を提供するものである。
てさらに省施工とするためになされたもので、二重床を
形成する工程が少なくて済む二重床ユニットを提供し、
さらにこの二重床ユニットを用いた省施工な二重床の施
工構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の二重床ユニット
は、平板矩形の基材8とこの基材8の下面から垂下して
スラブ上に載置される支持脚7とを備えてなり、基材8
の側端部を接合して二重床を形成する二重床ユニットに
おいて、基材8の側端部全周に実加工が施されているこ
とを特徴とするものである。このとき、基材8の側端部
全周に施された実加工が、本実加工であっても合いじゃ
ぐり加工であっても構わないものである。
は、平板矩形の基材8とこの基材8の下面から垂下して
スラブ上に載置される支持脚7とを備えてなり、基材8
の側端部を接合して二重床を形成する二重床ユニットに
おいて、基材8の側端部全周に実加工が施されているこ
とを特徴とするものである。このとき、基材8の側端部
全周に施された実加工が、本実加工であっても合いじゃ
ぐり加工であっても構わないものである。
【0006】基材8の側端部全周に施された実加工が本
実加工である場合において、基材8における、隣接する
一方の2側端部に雄実5が設けられ、これと対向する他
方の2側端部に小穴を形成する雌実6が設けられている
と好ましいものである。
実加工である場合において、基材8における、隣接する
一方の2側端部に雄実5が設けられ、これと対向する他
方の2側端部に小穴を形成する雌実6が設けられている
と好ましいものである。
【0007】このとき、基材8が上層1、中層2、下層
3の3層構造で構成されており、雄実5が中層2で形成
され、雌実6が上層1と下層3で形成されていると好ま
しいものである。
3の3層構造で構成されており、雄実5が中層2で形成
され、雌実6が上層1と下層3で形成されていると好ま
しいものである。
【0008】本発明においては、基材8の材質として、
パーティクルボードや合板等を用いることができるもの
であり、上記の場合においては、例えば、上層1及び下
層3又は中層2のいずれか一方がパーティクルボードで
形成され、他方が合板で形成されていると好ましい。こ
こで、パーティクルボードとしては、特に限定されるも
のではないが、例えばMDF(中密度繊維板)等を用い
ることができる。
パーティクルボードや合板等を用いることができるもの
であり、上記の場合においては、例えば、上層1及び下
層3又は中層2のいずれか一方がパーティクルボードで
形成され、他方が合板で形成されていると好ましい。こ
こで、パーティクルボードとしては、特に限定されるも
のではないが、例えばMDF(中密度繊維板)等を用い
ることができる。
【0009】このとき、基材8において、パーティクル
ボードからなる層に形成された実(雄実5又は雌実6)
が、合板からなる層に形成された実(雌実6又は雄実
5)よりも僅かに長く突出していると好ましいものであ
る。
ボードからなる層に形成された実(雄実5又は雌実6)
が、合板からなる層に形成された実(雌実6又は雄実
5)よりも僅かに長く突出していると好ましいものであ
る。
【0010】さらに、本発明の二重床ユニットにおい
て、基材8の上下面の片面、又は両面に遮音シート4が
貼着されていると好ましいものである。
て、基材8の上下面の片面、又は両面に遮音シート4が
貼着されていると好ましいものである。
【0011】本発明の二重床の施工構造は、上述の二重
床ユニット10の複数を、支持脚7をスラブ11上に載
置して並べ、基材8の互いに適合した側端部を接合し
て、二重床を形成し、この二重床の上に床表面材9を貼
着してなることを特徴とするものである。
床ユニット10の複数を、支持脚7をスラブ11上に載
置して並べ、基材8の互いに適合した側端部を接合し
て、二重床を形成し、この二重床の上に床表面材9を貼
着してなることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の二重床ユニットによると、基材8の側
端部全周に実加工が施されているので、スラブ上に複数
の該二重床ユニットを並べ、基材8の側端部の実部が互
いに適合するように側端部を接合すると、該二重床ユニ
ットが一体化して、二重床が形成される。すなわち、該
二重床ユニットは、スラブ上に側端部を接合して並べる
だけで二重床を形成できる。ここで、基材8の側端部全
周に施された実加工が、本実加工又は合いじゃぐり加工
であっても同様の効果を有するものである。
端部全周に実加工が施されているので、スラブ上に複数
の該二重床ユニットを並べ、基材8の側端部の実部が互
いに適合するように側端部を接合すると、該二重床ユニ
ットが一体化して、二重床が形成される。すなわち、該
二重床ユニットは、スラブ上に側端部を接合して並べる
だけで二重床を形成できる。ここで、基材8の側端部全
周に施された実加工が、本実加工又は合いじゃぐり加工
であっても同様の効果を有するものである。
【0013】基材8の側端部全周に施された実加工が本
実加工である場合において、基材8における、隣接する
一方の2側端部に雄実5が設けられ、これと対向する他
方の2側端部に小穴を形成する雌実6が設けられている
と、二重床を形成する際に連続して接合される該二重床
ユニットの向きを一定方向とすることができるので、作
業しやすくなる。
実加工である場合において、基材8における、隣接する
一方の2側端部に雄実5が設けられ、これと対向する他
方の2側端部に小穴を形成する雌実6が設けられている
と、二重床を形成する際に連続して接合される該二重床
ユニットの向きを一定方向とすることができるので、作
業しやすくなる。
【0014】このとき、基材8が上層1、中層2、下層
3の3層構造で構成されており、雄実5が中層2で形成
され、雌実6が上層1と下層3で形成されていると、該
二重床ユニットを製造する際に、基材8の側端部に雄実
5と雌実6が容易に形成できる。すなわち、3層を積層
一体化して基材8を形成する際に同時に雄実5と雌実6
を形成することができる。
3の3層構造で構成されており、雄実5が中層2で形成
され、雌実6が上層1と下層3で形成されていると、該
二重床ユニットを製造する際に、基材8の側端部に雄実
5と雌実6が容易に形成できる。すなわち、3層を積層
一体化して基材8を形成する際に同時に雄実5と雌実6
を形成することができる。
【0015】このとき、基材8において、上層1及び下
層3又は中層2のいずれか一方がパーティクルボードで
形成され、他方が合板で形成されていると、パーティク
ルボードの伸縮が合板によって低減されるとともに、パ
ーティクルボードの遮音性を生かすことができる。
層3又は中層2のいずれか一方がパーティクルボードで
形成され、他方が合板で形成されていると、パーティク
ルボードの伸縮が合板によって低減されるとともに、パ
ーティクルボードの遮音性を生かすことができる。
【0016】また、基材8において、パーティクルボー
ドからなる層に形成された実(雄実5又は雌実6)が、
合板からなる層に形成された実(雌実6又は雄実5)よ
りも僅かに長く突出していると、該二重床ユニットを接
合して雄実5と雌実6を嵌合させた際に、基材8,8の
接合部において、パーティクルボードからなる層の間に
僅かに隙間を生じる。すると、パーティクルボードから
なる層が伸縮しても、隙間が歪みを吸収して、基材8が
突き上げられるのが防止される。
ドからなる層に形成された実(雄実5又は雌実6)が、
合板からなる層に形成された実(雌実6又は雄実5)よ
りも僅かに長く突出していると、該二重床ユニットを接
合して雄実5と雌実6を嵌合させた際に、基材8,8の
接合部において、パーティクルボードからなる層の間に
僅かに隙間を生じる。すると、パーティクルボードから
なる層が伸縮しても、隙間が歪みを吸収して、基材8が
突き上げられるのが防止される。
【0017】さらに、本発明の二重床ユニットにおい
て、基材8の上下面の片面、又は両面に遮音シート4が
貼着されていると、基材8の遮音効果が向上する。ま
た、遮音シート4の種類を選択することによって、防湿
効果、防虫効果を付与することもできる。
て、基材8の上下面の片面、又は両面に遮音シート4が
貼着されていると、基材8の遮音効果が向上する。ま
た、遮音シート4の種類を選択することによって、防湿
効果、防虫効果を付与することもできる。
【0018】本発明の二重床の施工構造によると、上述
の二重床ユニット10の複数を、スラブ11上に載置し
て並べ、側端部を接合すると二重床を形成することがで
きるので、二重床を形成する工程が少なくて済み、省施
工である。
の二重床ユニット10の複数を、スラブ11上に載置し
て並べ、側端部を接合すると二重床を形成することがで
きるので、二重床を形成する工程が少なくて済み、省施
工である。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例として示した図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0020】図1は、本発明の二重床ユニットの一例を
示す斜視図であり、図2は、図1に示す二重床ユニット
の側面図であり、図3は、図1に示す二重床ユニットの
上面図である。
示す斜視図であり、図2は、図1に示す二重床ユニット
の側面図であり、図3は、図1に示す二重床ユニットの
上面図である。
【0021】該実施例の二重床ユニットを、二重床ユニ
ット10とすると、二重床ユニット10は、図示の如
く、平板矩形の基材8とこの基材8の下面から垂下して
スラブ上に載置される支持脚7とを備えてなり、基材8
の側端部全周には本実加工が施されているものである。
ット10とすると、二重床ユニット10は、図示の如
く、平板矩形の基材8とこの基材8の下面から垂下して
スラブ上に載置される支持脚7とを備えてなり、基材8
の側端部全周には本実加工が施されているものである。
【0022】基材8について説明すると、基材8は、上
層1、中層2、下層3の3層構造で構成されており、隣
接する一方の2側端部に中層1から形成された雄実5が
設けられ、これと対向する他方の2側端部に上層1と下
層3から形成された雌実6が設けられている。雌実6の
上下間には中層1が凹んだ小穴が形成されており、この
小穴に雄実5が嵌合するものである。
層1、中層2、下層3の3層構造で構成されており、隣
接する一方の2側端部に中層1から形成された雄実5が
設けられ、これと対向する他方の2側端部に上層1と下
層3から形成された雌実6が設けられている。雌実6の
上下間には中層1が凹んだ小穴が形成されており、この
小穴に雄実5が嵌合するものである。
【0023】ここで、基材8は、パーティクルボード、
合板等を材料として用いて構成されるものであり、これ
らを複合して用いると好ましいものである。すなわち、
合板は遮音性が低く、一方、パーティクルボードは遮音
性に優れているものの、熱や湿気による伸縮が大きいと
いう短所をそれぞれ有しているが、合板とパーティクル
ボードを複合して用いることで、パーティクルボードの
伸縮が合板によって抑えられて低減されるとともに、遮
音性が付与される。該二重床ユニット10における基材
8は、上層1と下層3がパーティクルボードで形成さ
れ、中層2が合板で形成されたものが用いられている。
本発明の二重床ユニットにあっては、上層1と下層3が
合板で形成され、中層2がパーティクルボードで形成さ
れたものを用いることもできる。該二重床ユニット10
では、パーティクルボードの素材としてMDFが用いら
れている。
合板等を材料として用いて構成されるものであり、これ
らを複合して用いると好ましいものである。すなわち、
合板は遮音性が低く、一方、パーティクルボードは遮音
性に優れているものの、熱や湿気による伸縮が大きいと
いう短所をそれぞれ有しているが、合板とパーティクル
ボードを複合して用いることで、パーティクルボードの
伸縮が合板によって抑えられて低減されるとともに、遮
音性が付与される。該二重床ユニット10における基材
8は、上層1と下層3がパーティクルボードで形成さ
れ、中層2が合板で形成されたものが用いられている。
本発明の二重床ユニットにあっては、上層1と下層3が
合板で形成され、中層2がパーティクルボードで形成さ
れたものを用いることもできる。該二重床ユニット10
では、パーティクルボードの素材としてMDFが用いら
れている。
【0024】さらに、パーティクルボードからなる中層
2で形成された雄実5は雌実6よりも僅かに長く突出し
て形成されている。
2で形成された雄実5は雌実6よりも僅かに長く突出し
て形成されている。
【0025】該二重床ユニット10おいては、基材8を
上述の如き3層構成とすることで、該二重床ユニット1
0を製造する際に、基材8の側端部に雄実5と雌実6を
形成する手間が省力化される。すなわち、一般に板状物
の端部に実を形成するときには座ぐり加工等、手間のか
かる作業を行うものであるが、該二重床ユニット10に
あっては、同寸の矩形を有するパーティクルボードをこ
れとほぼ同寸の合板の上下に接合し積層一体化して基材
8を形成する際に、中層2に相当する合板を対角線方向
にずらして接合するようにすると、上述の如き雄実5と
雌実6を形成することができるものである。雄実5を雌
実6よりも僅かに長く突出させて形成するには、中層2
に相当する合板の寸法を僅かに大きくすればよいもので
ある。
上述の如き3層構成とすることで、該二重床ユニット1
0を製造する際に、基材8の側端部に雄実5と雌実6を
形成する手間が省力化される。すなわち、一般に板状物
の端部に実を形成するときには座ぐり加工等、手間のか
かる作業を行うものであるが、該二重床ユニット10に
あっては、同寸の矩形を有するパーティクルボードをこ
れとほぼ同寸の合板の上下に接合し積層一体化して基材
8を形成する際に、中層2に相当する合板を対角線方向
にずらして接合するようにすると、上述の如き雄実5と
雌実6を形成することができるものである。雄実5を雌
実6よりも僅かに長く突出させて形成するには、中層2
に相当する合板の寸法を僅かに大きくすればよいもので
ある。
【0026】さらに、該二重床ユニットでは、基材8の
下面に遮音シート4が貼着されている。この遮音シート
4は、基材8の上面、あるいは、上下両面に貼着されて
いても構わないものである。この遮音シート4を貼着す
ることによって、基材8の遮音効果が向上するものであ
る。遮音シート4としては、従来より用いられている公
知のものを用いると良いものであるが、例えば、ゴム質
系弾性シートを用いると、防湿効果や防虫効果も向上す
る。
下面に遮音シート4が貼着されている。この遮音シート
4は、基材8の上面、あるいは、上下両面に貼着されて
いても構わないものである。この遮音シート4を貼着す
ることによって、基材8の遮音効果が向上するものであ
る。遮音シート4としては、従来より用いられている公
知のものを用いると良いものであるが、例えば、ゴム質
系弾性シートを用いると、防湿効果や防虫効果も向上す
る。
【0027】基材8の下面から垂下する支持脚7は、ス
ラブ上に載置されて二重床ユニット10を支持するもの
であり、基材8の下面に少なくとも4箇所設けられてい
る。この支持脚7にはアジャスターが設けられていると
好ましいものである。一般にスラブ面には多少の凹凸が
あるので、基材8が水平となるように高さ調整する必要
があるからである。
ラブ上に載置されて二重床ユニット10を支持するもの
であり、基材8の下面に少なくとも4箇所設けられてい
る。この支持脚7にはアジャスターが設けられていると
好ましいものである。一般にスラブ面には多少の凹凸が
あるので、基材8が水平となるように高さ調整する必要
があるからである。
【0028】つぎに、上記二重床ユニット10を用いて
構成される二重床の施工構造について説明する。図4は
二重床ユニット10を用いて構成される二重床の施工構
造の一例を示す断面図であり、図5は二重床ユニット1
0,10の接合部の拡大断面図である。
構成される二重床の施工構造について説明する。図4は
二重床ユニット10を用いて構成される二重床の施工構
造の一例を示す断面図であり、図5は二重床ユニット1
0,10の接合部の拡大断面図である。
【0029】図示の如く、該二重床の施工構造は、二重
床ユニット10の複数を、支持脚7をスラブ11上に載
置して並べ、基材8の互いに適合した側端部を接合し
て、二重床が形成されており、さらに、この二重床の上
面に床表面材9が貼着されて、二重床の上面に化粧面が
形成されているものである。この床表面材9は二重床の
上面に接着剤で固着されても、さらに釘打ちして固定さ
れても構わないものである。床表面材9を釘で固定する
と、釘は基材8の3層に跨がって打ち込まれるので保持
力が強固となるものである。
床ユニット10の複数を、支持脚7をスラブ11上に載
置して並べ、基材8の互いに適合した側端部を接合し
て、二重床が形成されており、さらに、この二重床の上
面に床表面材9が貼着されて、二重床の上面に化粧面が
形成されているものである。この床表面材9は二重床の
上面に接着剤で固着されても、さらに釘打ちして固定さ
れても構わないものである。床表面材9を釘で固定する
と、釘は基材8の3層に跨がって打ち込まれるので保持
力が強固となるものである。
【0030】該二重床の施工構造では、床表面材9の側
端部には本実加工が施されており、目地強度が強固なも
のである。また、壁面12側に配置される二重床ユニッ
ト10と壁面12との間には遊び空間13が設けられて
おり、この空間13の下には桟材14が設けられてい
る。
端部には本実加工が施されており、目地強度が強固なも
のである。また、壁面12側に配置される二重床ユニッ
ト10と壁面12との間には遊び空間13が設けられて
おり、この空間13の下には桟材14が設けられてい
る。
【0031】さらに詳しく説明すると、基材8,8の接
合部においては、雄実5が雌実6に嵌合している。基材
8,8の接合部が接着剤を介して接合されていると、本
実による目地の接合がより強固なものとなるとともに、
防水性が向上するものである。
合部においては、雄実5が雌実6に嵌合している。基材
8,8の接合部が接着剤を介して接合されていると、本
実による目地の接合がより強固なものとなるとともに、
防水性が向上するものである。
【0032】また、雄実5が隣接する一方の2側端部に
設けられ、雌実6が他方の2側端部に設けられているの
で、該二重床ユニット10の向きを一定方向として、連
続して接合すると二重床を形成することができ、作業し
やすいものである。
設けられ、雌実6が他方の2側端部に設けられているの
で、該二重床ユニット10の向きを一定方向として、連
続して接合すると二重床を形成することができ、作業し
やすいものである。
【0033】また、雄実5が雌実6よりも僅かに長く突
出して形成されているので、基材8,8の接合部におい
て対向する、上層1,1及び下層3,3の間には僅かな
隙間15が形成されている。この隙間15は、上層1及
び下層3を形成するパーティクルボードの伸縮による歪
みを吸収するものであり、例えば、上層1及び下層3が
膨張して水平方向に伸びても、隙間15による空間的余
裕があるために歪みが吸収されて、上層1,1及び下層
3,3の端部が突き当たることがなく、したがって、基
材8が突き上げられて二重床上面に波うち等が生じるの
が防止されるものである。
出して形成されているので、基材8,8の接合部におい
て対向する、上層1,1及び下層3,3の間には僅かな
隙間15が形成されている。この隙間15は、上層1及
び下層3を形成するパーティクルボードの伸縮による歪
みを吸収するものであり、例えば、上層1及び下層3が
膨張して水平方向に伸びても、隙間15による空間的余
裕があるために歪みが吸収されて、上層1,1及び下層
3,3の端部が突き当たることがなく、したがって、基
材8が突き上げられて二重床上面に波うち等が生じるの
が防止されるものである。
【0034】該二重床の施工構造では、二重床ユニット
10の支持脚7によってスラブ11と基材8との間に形
成された空間が、遮音、防寒効果を奏し、また配線、配
管等に利用できるものである。さらに、基材8に用いら
れているパーティクルボードが遮音効果を奏するととも
に、基材8の下面に貼着された遮音シート4が遮音効果
をより向上させているものである。
10の支持脚7によってスラブ11と基材8との間に形
成された空間が、遮音、防寒効果を奏し、また配線、配
管等に利用できるものである。さらに、基材8に用いら
れているパーティクルボードが遮音効果を奏するととも
に、基材8の下面に貼着された遮音シート4が遮音効果
をより向上させているものである。
【0035】
【発明の効果】本発明の二重床ユニットによると、基材
8の側端部全周に実加工が施されているので、スラブ上
に複数の該二重床ユニットを並べ、基材8の側端部の実
部が互いに適合するように側端部を接合すると、該二重
床ユニットが一体化して、二重床が形成される。すなわ
ち、該二重床ユニットを用いると、スラブ上に側端部を
接合して並べるだけで二重床を形成でき、二重床を形成
する工程が少なくて済む。基材8の側端部全周に施され
た実加工の一例として、本実加工が挙げられる。
8の側端部全周に実加工が施されているので、スラブ上
に複数の該二重床ユニットを並べ、基材8の側端部の実
部が互いに適合するように側端部を接合すると、該二重
床ユニットが一体化して、二重床が形成される。すなわ
ち、該二重床ユニットを用いると、スラブ上に側端部を
接合して並べるだけで二重床を形成でき、二重床を形成
する工程が少なくて済む。基材8の側端部全周に施され
た実加工の一例として、本実加工が挙げられる。
【0036】基材8の側端部全周に施された実加工が本
実加工である場合において、基材8における、隣接する
一方の2側端部に雄実5が設けられ、これと対向する他
方の2側端部に小穴を形成する雌実6が設けられている
と、二重床を形成する際に連続して接合される該二重床
ユニットの向きを一定方向とすることができるので、作
業しやすくなる。
実加工である場合において、基材8における、隣接する
一方の2側端部に雄実5が設けられ、これと対向する他
方の2側端部に小穴を形成する雌実6が設けられている
と、二重床を形成する際に連続して接合される該二重床
ユニットの向きを一定方向とすることができるので、作
業しやすくなる。
【0037】このとき、基材8が上層1、中層2、下層
3の3層構造で構成されており、雄実5が中層2で形成
され、雌実6が上層1と下層3で形成されていると、該
二重床ユニットを製造する際に、基材8の側端部に雄実
5と雌実6が容易に形成できる。すなわち、3層を積層
一体化して基材8を形成する際に同時に雄実5と雌実6
を形成することができる。
3の3層構造で構成されており、雄実5が中層2で形成
され、雌実6が上層1と下層3で形成されていると、該
二重床ユニットを製造する際に、基材8の側端部に雄実
5と雌実6が容易に形成できる。すなわち、3層を積層
一体化して基材8を形成する際に同時に雄実5と雌実6
を形成することができる。
【0038】このとき、基材8において、上層1及び下
層3又は中層2のいずれか一方がパーティクルボードで
形成され、他方が合板で形成されていると、パーティク
ルボードの伸縮が合板によって低減されるとともに、パ
ーティクルボードの遮音性を生かすことができる。
層3又は中層2のいずれか一方がパーティクルボードで
形成され、他方が合板で形成されていると、パーティク
ルボードの伸縮が合板によって低減されるとともに、パ
ーティクルボードの遮音性を生かすことができる。
【0039】また、基材8において、パーティクルボー
ドからなる層に形成された実(雄実5又は雌実6)が、
合板からなる層に形成された実(雌実6又は雄実5)よ
りも僅かに長く突出していると、該二重床ユニットを接
合して雄実5と雌実6を嵌合させた際に、基材8,8の
接合部において、パーティクルボードからなる層の間に
僅かに隙間を生じる。すると、パーティクルボードから
なる層が伸縮しても、隙間が歪みを吸収して、基材8が
突き上げられるのが防止される。
ドからなる層に形成された実(雄実5又は雌実6)が、
合板からなる層に形成された実(雌実6又は雄実5)よ
りも僅かに長く突出していると、該二重床ユニットを接
合して雄実5と雌実6を嵌合させた際に、基材8,8の
接合部において、パーティクルボードからなる層の間に
僅かに隙間を生じる。すると、パーティクルボードから
なる層が伸縮しても、隙間が歪みを吸収して、基材8が
突き上げられるのが防止される。
【0040】さらに、本発明の二重床ユニットにおい
て、基材8の上下面の片面、又は両面に遮音シート4が
貼着されていると、基材8の遮音効果が向上する。ま
た、遮音シート4の種類を選択することによって、防湿
効果、防虫効果を付与することもできる。
て、基材8の上下面の片面、又は両面に遮音シート4が
貼着されていると、基材8の遮音効果が向上する。ま
た、遮音シート4の種類を選択することによって、防湿
効果、防虫効果を付与することもできる。
【0041】本発明の二重床の施工構造によると、上述
の二重床ユニット10の複数を、スラブ11上に載置し
て並べ、側端部を接合すると二重床を形成することがで
きるので、二重床を形成する工程が少なくて済み、省施
工である。
の二重床ユニット10の複数を、スラブ11上に載置し
て並べ、側端部を接合すると二重床を形成することがで
きるので、二重床を形成する工程が少なくて済み、省施
工である。
【図1】本発明の二重床ユニットの一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1に示す二重床ユニットの側面図である。
【図3】図1に示す二重床ユニットの上面図である。
【図4】図1に示す二重床ユニットを用いて構成される
二重床の施工構造の一例を示す断面図である。
二重床の施工構造の一例を示す断面図である。
【図5】図4に示す二重床の施工構造における二重床ユ
ニットの接合部の拡大断面図である。
ニットの接合部の拡大断面図である。
【図6】従来の二重床の施工構造を示す断面図である。
1 上層 2 中層 3 下層 4 遮音シート 5 雄実 6 雌実 7 支持脚 8 基材 9 床表面材
Claims (9)
- 【請求項1】 平板矩形の基材8とこの基材8の下面か
ら垂下してスラブ上に載置される支持脚7とを備えてな
り、基材8の側端部を接合して二重床を形成する二重床
ユニットにおいて、基材8の側端部全周に実加工が施さ
れていることを特徴とする端部に二重床ユニット。 - 【請求項2】 基材8の側端部全周に施された実加工が
本実加工であることを特徴とする端部に二重床ユニッ
ト。 - 【請求項3】 基材8における、隣接する一方の2側端
部に雄実5が設けられ、これと対向する他方の2側端部
に小穴を形成する雌実6が設けられていることを特徴と
する請求項2記載の二重床ユニット。 - 【請求項4】 基材8が上層1、中層2、下層3の3層
構造で構成されており、雄実5が中層2で形成され、雌
実6が上層1と下層3で形成されていることを特徴とす
る請求項2又は請求項3記載の二重床ユニット。 - 【請求項5】 基材8において、上層1及び下層3又は
中層2のいずれか一方がパーティクルボードで形成さ
れ、他方が合板で形成されていることを特徴とする請求
項4記載の二重床ユニット。 - 【請求項6】 パーティクルボードがMDF(中密度繊
維板)であることを特徴とする請求項5記載の二重床ユ
ニット。 - 【請求項7】 基材8において、パーティクルボードか
らなる層に形成された実(雄実5又は雌実6)が、合板
からなる層に形成された実(雌実6又は雄実5)よりも
僅かに長く突出していることを特徴とする請求項5乃至
請求項6いずれか記載の二重床ユニット。 - 【請求項8】 基材8の上下面の片面、又は両面に遮音
シート4が貼着されていることを特徴とする請求項1乃
至請求項7いずれか記載の二重床ユニット。 - 【請求項9】 請求項1乃至請求項8いずれか記載の二
重床ユニット10の複数を、支持脚7をスラブ11上に
載置して並べ、基材8の互いに適合した側端部を接合し
て二重床を形成し、この二重床の上に床表面材9を貼着
してなることを特徴とする二重床の施工構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22757194A JPH0893189A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 二重床ユニット、及び二重床の施工構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22757194A JPH0893189A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 二重床ユニット、及び二重床の施工構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893189A true JPH0893189A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16863004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22757194A Pending JPH0893189A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 二重床ユニット、及び二重床の施工構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893189A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019152050A (ja) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | 大建工業株式会社 | 二重床用の接合木質複合材と該複合材を用いた二重床構造 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP22757194A patent/JPH0893189A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019152050A (ja) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | 大建工業株式会社 | 二重床用の接合木質複合材と該複合材を用いた二重床構造 |
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