JPH0893577A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

蒸発燃料処理装置

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JPH0893577A
JPH0893577A JP14920495A JP14920495A JPH0893577A JP H0893577 A JPH0893577 A JP H0893577A JP 14920495 A JP14920495 A JP 14920495A JP 14920495 A JP14920495 A JP 14920495A JP H0893577 A JPH0893577 A JP H0893577A
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JP
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fuel
filler neck
vent
canister
passage
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JP14920495A
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English (en)
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Masabumi Kunimitsu
正文 国光
Seiji Mori
清司 森
Tomokazu Muraguchi
智一 村口
Yoichiro Ando
陽一郎 安藤
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給油時の燃料タンク内に発生する蒸発燃料量
を低減してキャニスタの小型化を図る。 【構成】 エンジンの燃料系の蒸発燃料を吸着するキャ
ニスタ6と、燃料タンク1とキャニスタとを連通するベ
ント通路5と、ベント通路と燃料タンクのフィラーネッ
ク2とを連通するベント循環通路11とを有し、ベント
循環通路の内径をベント通路の内径よりも小さくした構
成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車時、或いは給油時
に燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着し、エンジン
運転時に脱離させて燃焼させ大気中に放出されることを
防止する蒸発燃料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のエンジンの燃料系には燃料タンク
内で蒸発した燃料(ガソリン蒸気)の燃料成分(炭化水
素HC)(以下「蒸発燃料」という)が、駐車時に大気
中に放出されたり、或いは給油時に燃料タンクのフィラ
ーネックの給油口から大気中に放出されることを防止す
るために蒸発燃料処理装置が設けられている。この蒸発
燃料処理装置は、図1に示すように燃料タンク1内の上
部に設けられ液面を制御して燃料の入れ過ぎを防止する
フュエルカットバルブ3、車両転倒時に燃料が燃料タン
ク1から漏出することを防止するロールオーババルブ
4、及びベントホース5を介して蒸発燃料を吸着するキ
ャニスタ6が接続されて構成されている。キャニスタ6
は、キャニスタ容器7内に吸着剤(活性炭)8が充填さ
れており、蒸発燃料を吸着するようになっている。キャ
ニスタ容器7には、燃料タンク1に接続されて蒸発燃料
が導入されるタンクポート7a、エンジンの吸気通路に
接続されるパージポート7b、大気に開口される大気ポ
ート7cが設けられている。
【0003】尚、燃料タンク1の上部にはフュエルカッ
トバルブ3の閉弁時に蒸発燃料により燃料タンク1の内
圧が上昇した場合、開弁して蒸発燃料をキャニスタ6に
逃がしタンク内圧を下げるための2ウェイバルブ9が設
けられている。この2ウェイバルブ9は、フュエルカッ
トバルブ3に並列に接続されている。駐車時に燃料タン
ク1内で発生した蒸発燃料は、ベントホース5を通して
キャニスタ6に流れ、吸着剤8により燃料成分が吸着さ
れた後、大気ポート7cから大気中に放出される。ま
た、燃料の給油時に燃料タンク1内で発生する蒸発燃料
は、ベントホース5を通してキャニスタ6に流入し、吸
着剤8に吸着される。これにより給油時に蒸発燃料がフ
ィラーネック2の給油口から大気中に放出されることが
防止される。
【0004】キャニスタ6に吸着された蒸発燃料は、エ
ンジン運転時に吸気通路の負圧によりポート7cから導
入される大気により吸着剤8から脱離(パージ)され、
パージエアとしてポート7bから前記エンジンの吸気通
路に供給されて燃焼される。これによりキャニスタ6の
吸着剤8は、吸着能力が回復して次の駐車時或いは給油
時の蒸発燃料の吸着に備える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、給油時に給
油ガン10からフィラーネック2内に吐出するガソリン
のアスピレーション(吸引)により、フィラーネック2
の空気部分が負圧となり、当該フィラーネック2と給油
ガン10との間の隙間から外気を吸入し、この吸入され
た外気が燃料タンク1内に入るためにその分だけガソリ
ンの気化が促進され、蒸発燃料量が増加する。このため
キャニスタの大型化が必要となる。
【0006】しかしながら、給油時における蒸発燃料の
大気への放出(漏出)を防止するためにキャニスタの容
量を大きくすることは、車両の小型化、軽量化を図る上
で好ましくない。給油時にキャニスタから吸入される外
気の量を少なくするためにキャニスタと給油ガンとの間
の隙間を塞いで密閉構造とすれば良いが、このような密
閉構造は、非常に高価になるという問題がある。
【0007】また、蒸散法規によっては、最適サイズの
キャニスタがあり、大型化すると規制に適合しなくな
り、従って、単にキャニスタを大型にすれば良いという
ものではない。更に、キャニスタが大型化すると、その
分だけキャニスタに吸着した燃料成分を多くエンジンの
燃焼室に入れる必要があり、エンジンの空燃比の制御が
困難になり、また、排気ガスの対策も必要になる等の問
題もある。
【0008】従来、燃料タンク内の燃料蒸気をキャニス
タに導くベントチューブの途中にフィラーパイプ(フィ
ラーネック)のキャップの開時に開くソレノイドバルブ
を備えた燃料タンク装置に、ベントチューブを分岐して
フィラーパイプの給油ガンシール部直下部分に連通接続
し、給油時に外気が吸入されることを防止して燃料タン
ク内で発生する蒸発燃料を抑制し、キャニスタの小型化
を図るようにした燃料タンク装置が提案されている(特
開平2−102822号公報)。
【0009】しかしながら、この燃料タンク装置は、フ
ィラーパイプへのベント分岐通路の開口部は、給油開始
直後は負圧であるが、給油が進むにつれて正圧となるた
めにシールが必要であり、高価になるという問題があ
る。本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、給油
時にフィラーネックから燃料タンクに吸入される外気を
低減して燃料タンク内の蒸発燃料量を少なくするように
した蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、エンジンの燃料系の蒸発燃料を吸着
するキャニスタと、燃料タンクと前記キャニスタとを連
通するベント通路と、前記ベント通路と前記燃料タンク
のフィラーネックとを連通するベント循環通路とを有
し、前記ベント循環通路の内径を前記ベント通路の内径
よりも小さくした構成としたものである。
【0011】請求項2の装置では、フィラーネックに給
油ガンが挿入されたときのフィラーネックの外気開放面
積がベント通路の面積よりも小さい構成としたものであ
る。請求項3の装置では、フィラーネックに給油ガンが
挿入されたときのフィラーネックの外気開放面積がベン
ト循環通路の面積よりも小さい構成としたものである。
【0012】請求項4の装置では、フィラーネックに給
油ガンが挿入されたときのフィラーネックの外気開放面
積とベント循環通路の面積の和よりもベント通路の面積
が小さい構成としたものである。請求項5の装置では、
エンジンの燃料系の蒸発燃料を吸着するキャニスタと、
燃料タンクの上部空間と前記キャニスタとを連通するベ
ント通路と、前記上部空間と前記燃料タンクのフィラー
ネックとを連通するベント循環通路と、前記ベント循環
通路に形成された絞りとを備えた構成としたものであ
る。
【0013】請求項6の装置では、前記絞りの断面積が
給油ガンからの最低給油速度に対して前記フィラーネッ
クからの吸い込み空気流量が0近傍となるように設定さ
れている構成としたものである。請求項7の装置では、
前記絞りの断面積が給油ガンからの最低給油速度に対し
て前記フィラーネックからの吸い込み空気流量が0より
大きくなるように設定されている構成としたものであ
る。
【0014】請求項8の装置では、前記絞りの断面積が
給油ガンからの最低給油速度に対して前記フィラーネッ
クからの吸い込み空気流量が0近傍且つ大きくなるよう
に設定されている構成としたものである。請求項9の装
置では、前記絞りの断面積が30mm2以下に設定される
構成としたものである。
【0015】請求項10の装置では、前記ベント循環通
路は、前記ベント通路の途中に開口することにより前記
上部空間に連通する構成としたものである。
【0016】
【作用】給油時に燃料タンク内で発生した蒸発燃料の一
部が、ベント循環通路を通してフィラーネックに循環さ
れ、給油ガンから吐出される燃料のアスピレーションに
よるフィラーネックの空気部分の負圧が少なくなる。こ
の結果、フィラーネックと給油ガンとの間の隙間から吸
入される外気が低減し、燃料タンク内の蒸発燃料量が低
減する。これによりキャニスタの吸着能力を小さくする
ことができ、キャニスタの小型化が図られる。
【0017】請求項2の装置によれば、ベント通路から
キャニスタに流れ込む蒸発燃料が少なくなり、キャニス
タの吸着量が少なくなる。請求項3の装置によれば、キ
ャニスタから吸入される外気がより少なくなり、蒸発燃
料の発生が低減し、キャニスタから外気に洩れる蒸発燃
料少なくなる。請求項4の装置によれば、キャニスタに
流れ込む蒸発燃料が少なくなり、キャニスタの吸着量が
低減する。燃料タンクへの外気の導入が少なくなり、蒸
発燃料が少なくなる。
【0018】請求項5の装置によれば、給油速度が遅く
てもガソリンの蒸散量が大幅に低減される。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。尚、図1と同一部材には同一符号を付して説明
を省略する。図2は、本発明の第1の実施例を示し、フ
ュエルカットバルブ3及び2ウェイバルブ9が接続され
るベントホース5のロールオーババルブ4の上流側は、
ベント循環ホース11を介してフィラーネック2の開口
端2aの近傍に連通接続されており、給油時にフィラー
ネック2の負圧により燃料タンク1内で発生したの蒸発
燃料の一部が、フィラーネック2に循環され、残部がキ
ャニスタ6に流れ込むようになっている。
【0020】ところで、ベント循環ホース11の内径d
とベントホース5の内径Dとの比(d/D)に対するフ
ィラーネック2の開口端2aから大気中に洩れる蒸発燃
料量Qa、燃料タンク1内の蒸発燃料量Qbは、図3に示
すような関係にある。そして、ベント循環ホース11の
内径dとベントホース5の内径Dとの比(d/D)が、
或値以下のときにフィラーネック2の空気部分が負圧と
なり、以上のときにフィラーネック2の空気部分が正圧
となる。
【0021】そして、フィラーネック2の空気部分が負
圧のときには、曲線Iのように燃料タンク1内の蒸発燃
料量Qbが多くなり、正圧の時には、曲線IIの用にフ
ィラーネック2から大気中に洩れる蒸発燃料量Qaが多
くなる。従って、ベント循環ホース11の内径dとベン
トホース5の内径Dとの比(d/D)の最適化を図り、
フィラーネック2の空気部分が正圧にならないようにす
る。
【0022】そこで、ベント循環ホース11の内径d
を、ベントホース5の内径Dよりも小さく設定し(d<
D)、フィラーネック2に給油ガン10が挿入されたと
きの外気開放面積(フィラーネック2と給油ガン10と
の間の面積)Sが、ベント循環ホース11の断面積Sd
よりも小さくなるように設定する(S<Sd)。従っ
て、外気開放面積Sは、ベントホース5の断面積SDよ
りも小さい(S<SD)。更に、外気開口面積Sとベン
ト循環ホース11の断面積Sdとの和よりも、ベントホ
ース5の断面積SDが小さくなるように設定する(SD<
S+Sd)。これにより、給油時におけるフィラーネッ
ク2の空気部分が負圧に保持される。
【0023】以下に作用を説明する。給油時にフィラー
ネック2に給油ガン10が挿入され、燃料が燃料タンク
1内に供給されると、燃料タンク1内で燃料が蒸発す
る。この蒸発燃料は、ベントホース5に導かれ、その一
部がベント循環ホース11を通してフィラーネック2に
流れ込み、残部がキャニスタ6に流れ込む。フィラーネ
ック2に流れ込んだ蒸発燃料は、給油ガン10から吐出
される燃料と共に燃料タンク1内に流入する。即ち、燃
料タンク1内で発生した蒸発燃料の一部が、ベント循環
ホース11、フィラーネック2、燃料タンク1の経路で
循環する。
【0024】給油ガン10から燃料が吐出されると、こ
れに伴いフィラーネック2内が負圧になる。しかしなが
ら、ベント循環ホース11からフィラーネック2に蒸発
燃料が流れ込むことにより、当該フィラーネック2の空
気部分の負圧が少なくなる。この結果、フィラーネック
2と給油ガン10との間の隙間からフィラーネック2内
に吸入される外気(新気)が減少する。フィラーネック
2に吸入される外気は、当該フィラーネック2の空気部
分の負圧に応じた量となり、当該負圧は、フィラーネッ
ク2に流れ込む(循環する)蒸発燃料量により決定され
る。このフィラーネック2の空気部分の負圧は、図3に
示すベント循環ホース11の内径dとベントホース5の
内径Dとの比(d/D)により最適値に設定される。
【0025】フィラーネック2内の空気部分が負圧に保
持され、且つ当該フィラーネック2内に吸入される外気
量が少なくなると、これに伴い燃料タンク1内に発生す
る蒸発燃料量が減少し、キャニスタ6に流れ込む蒸発燃
料量が少なくなる。この結果、キャニスタ6の吸着能力
(処理能力)を小さくすることができ、当該キャニスタ
の小型化が図られる。
【0026】図4は、本発明の第2の実施例を示し、図
2に示す蒸発燃料処理装置のベント循環ホース11の途
中に絞り(オリフィス)12を設けた構成としたもので
ある。これによりフィラーネック2の開口端2a近傍に
循環される蒸発燃料量が減少して当該フィラーネック2
の空気部分の負圧が小さくなり、フィラーネック2に外
気が吸入されることが減少される。この結果、燃料タン
ク1内の蒸発燃料が減少する。
【0027】絞り12の開口面積が小さ過ぎるとフィラ
ーネック2の空気部分の負圧が小さくなり(図3)、燃
料タンク1内への外気の吸入量が増加して当該燃料タン
ク1内の蒸発燃料の発生を抑える効果が少なくなり、大
き過ぎると蒸発燃料がフィラーネック2から外気に漏出
してしまう。また、ベント循環ホース11からフィラー
ネック2に流れ込んだ蒸発燃料は、給油速度が速い程外
気に漏出し難くなる。従って、絞り12は、給油速度と
密接な関係がある。
【0028】そこで、給油速度を所定の範囲例えば、1
5リットル/分〜38リットル/分の範囲内とし、絞り12の内
径を3mmφ〜6mmφに変化させた場合における絞り断面
積(mm2)−吸い込み空気流量Qinの特性を図5に示
す。図5において、曲線IIIは、給油速度が38リットル/
分を、曲線IIは、給油速度が15リットル/分における特性
を示す。また、吸い込み空気流量が0近傍の直線Vは、
給油時における吸入空気の脈動を考慮し、蒸発燃料が大
気に放出されないための限界を示している。この特性図
から、最低給油速度15リットル/分において蒸発燃料が大
気に放出しない絞り12の内径は、最大径が直線Vと交
わる点の約5mmφである。尚、ベント循環ホース11の
内径は、約14mmφである。
【0029】また、図6は、給油速度を一定にし、絞り
12の内径を3mmφ〜6mmφまで変化させた場合におけ
る吸い込み空気流量−給油蒸散量(燃料タンク内の蒸発
燃料量)の特性を示し、直線VIは、給油速度が38リットル
/分、直線VIIは、給油速度が15リットル/分の場合を示
す。従って、図5の特性図から、絞り12の内径を5mm
φに設定した場合、フィラーネック2を密閉した状態
(吸い込み空気流量が0)に対して給油蒸散量が約18
%低減される。キャニスタの大きさは、蒸散量に比例
し、従って、キャニスタを約18%小型化することが可
能である。
【0030】図7は、ガソリン蒸気の大気への放出を厳
しく規制するような給油システムを示し、給油所(ガソ
リンスタンド)で地下タンク15から給油ポンプ16に
より給油ガン10にガソリンを供給する一方、給油時に
フィラーネック2に発生するガソリン蒸気を給油ガン1
0に設けた通路10aからホース17を介して吸引ポン
プ18により吸引して地下タンク15に強制的に回収す
るようにし、ガソリン蒸気の大気への放出を防止するよ
うにしたものである。このようなガソリン蒸気の回収方
式において、給油中、吸引ポンプ18によりフィラーネ
ック2の蒸気を強制的に吸引すると、ガソリン(液体)
が燃料タンク1内に流入し難くなり、給油ガン10の先
端にガソリン液が触れ、給油が停止することがある。
【0031】このような場合でも、ベント循環通路11
に設けた絞り12の内径の大きさを適宜設定することに
より、吸引ポンプ18によりフィラーネック2の空気部
分が負圧となり、燃料タンク1に燃料が満たされていな
いにも拘わらず燃料が給油ガン10の先端に触れて給油
ガン10が自動的に給油をストップさせてしまうことが
なくなり、給油性が向上する。図7の給油システムにお
ける吸引空気量−給油口(フィラーネック)負圧の特性
を図8に示す。図8において、曲線IXは、ベント循環ホ
ース11の絞り12の内径を5mmφに設定した場合の特
性である。尚、曲線VIIIは、ベント循環ホースを設けな
い場合を示す。そして、吸引ポンプ18の給油速度が3
0リットル/分以下であれば、絞り12の内径を5mmφより
大きく設定すればよい。また、絞り12の内径を大きく
すれば曲線Xのような特性となり、吸引空気量の大きな
給油所でも給油可能でる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、燃
料タンク内で発生した蒸発燃料の一部をフィラーネック
に循環させるベント循環通路を、蒸発燃料の残部をキャ
ニスタに導くベント通路よりも小さくすることにより、
給油中フィラーネックへのベント循環通路の開口部を負
圧とし、キャニスタと給油ガンとの間の隙間から吸入さ
れる外気の量を少なくすることができ、安価、且つ簡単
な構成により、給油時にキャニスタに吸着する蒸発燃料
を低減することができ、キャニスタの小型化を図ること
ができる。
【0033】請求項2の装置によれば、キャニスタへの
蒸発燃料の吸着量が低減でき、キャニスタの小型化が図
られる。請求項3の装置によれば、燃料タンクへの外気
の導入量をより少なくでき、これに伴いより蒸発燃料を
低減することができ、更にフィラーネックから外気への
蒸発燃料の流出も低減できる。
【0034】請求項4の装置によれば、蒸発燃料のキャ
ニスタへの吸着量が低減でき、より蒸発燃料が低減さ
れ、キャニスタから外気への蒸発燃料の流出も低減され
る。請求項5の装置によれば、給油速度が遅くてもガソ
リンの蒸散量が大幅に低減可能となり、これに伴いキャ
ニスタの小型化を図ることが可能となる。また、給油時
に発生するガソリン蒸気を地下タンクに強制的に回収す
る方式の給油システムに対しても給油性を確保すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の蒸発燃料処理装置の概要を示す構成図で
ある。
【図2】本発明に係る蒸発燃料処理装置の第1の実施例
を示す構成図である。
【図3】図2のベント循環ホースの内径dとベントホー
スの内径Dとの比(d/D)に対するフィラーネックか
ら外気に洩れる蒸発燃料量Qa及び燃料タンク内の蒸発
燃料量Qbとの関係を示す説明図である。
【図4】本発明に係る蒸発燃料処理装置の第2の実施例
を示す構成図である。
【図5】図4の蒸発燃料処理装置の給油速度をパラメー
タとするベント循環ホースの絞り断面積−吸い込み空気
流量の関係を示す特性図である。
【図6】図4の蒸発燃料処理装置の給油速度をパラメー
タとする吸い込み空気流量−給油蒸散量の関係を示す特
性図である。
【図7】給油時にガソリン蒸気を強制的に地下タンクに
回収する給油システムに本発明の蒸発燃料処理装置を適
用した燃料タンクに給油する場合の構成図である。
【図8】図7の給油システム及び蒸発燃料処理装置の吸
引空気量−給油口(フィラーネック)負圧の関係を示す
特性図である。
【符号の説明】
1 燃料タンク 2 フィラーネック 3 フュエルカットバルブ 4 ロールオーババルブ 5 ベントホース 6 キャニスタ 7 キャニスタ容器 8 吸着剤 9 2ウェイバルブ 10 給油ガン 11 ベント循環ホース 12 絞り 15 地下タンク 16 給油ポンプ 18 吸引ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 37/00 301 G (72)発明者 安藤 陽一郎 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの燃料系の蒸発燃料を吸着する
    キャニスタと、 燃料タンクと前記キャニスタとを連通するベント通路
    と、 前記ベント通路と前記燃料タンクのフィラーネックとを
    連通するベント循環通路とを有し、 前記ベント循環通路の内径を前記ベント通路の内径より
    も小さくしたことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記フィラーネックに給油ガンが挿入さ
    れたときのフィラーネックの外気開放面積が前記ベント
    通路の面積よりも小さいことを特徴とする請求項1記載
    の蒸発燃料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記フィラーネックに給油ガンが挿入さ
    れたときのフィラーネックの外気開放面積が前記ベント
    循環通路の面積よりも小さいことを特徴とする請求項1
    記載の蒸発燃料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記フィラーネックに給油ガンが挿入さ
    れたときのフィラーネックの外気開放面積と前記ベント
    循環通路の面積の和よりも前記ベント通路の面積が小さ
    いことを特徴とする請求項1記載の蒸発燃料処理装置。
  5. 【請求項5】 エンジンの燃料系の蒸発燃料を吸着する
    キャニスタと、 燃料タンクの上部空間と前記キャニスタとを連通するベ
    ント通路と、 前記上部空間と前記燃料タンクのフィラーネックとを連
    通するベント循環通路と、 前記ベント循環通路に形成された絞りとを備えたことを
    特徴とする蒸発燃料処理装置。
  6. 【請求項6】 前記絞りの断面積が給油ガンからの最低
    給油速度に対して前記フィラーネックからの吸い込み空
    気流量が0近傍となるように設定されていることを特徴
    とする請求項5に記載の蒸発燃料処理装置。
  7. 【請求項7】 前記絞りの断面積が給油ガンからの最低
    給油速度に対して前記フィラーネックからの吸い込み空
    気流量が0より大きくなるように設定されていることを
    特徴とする請求項5に記載の蒸発燃料処理装置。
  8. 【請求項8】 前記絞りの断面積が給油ガンからの最低
    給油速度に対して前記フィラーネックからの吸い込み空
    気流量が0近傍且つ大きくなるように設定されているこ
    とを特徴とする請求項5に記載の蒸発燃料処理装置。
  9. 【請求項9】 前記絞りの断面積が30mm2以下に設定
    されている請求項6乃至8に記載の蒸発燃料処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ベント循環通路は、前記ベント通
    路の途中に開口することにより前記上部空間に連通する
    ことを特徴とする請求項5乃至9に記載の蒸発燃料処理
    装置。
JP14920495A 1994-07-28 1995-06-15 蒸発燃料処理装置 Pending JPH0893577A (ja)

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JP14920495A JPH0893577A (ja) 1994-07-28 1995-06-15 蒸発燃料処理装置
US08/508,560 US5570672A (en) 1994-07-28 1995-07-28 Fuel evaporative emission treatment system

Applications Claiming Priority (3)

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JP17697594 1994-07-28
JP6-176975 1994-07-28
JP14920495A JPH0893577A (ja) 1994-07-28 1995-06-15 蒸発燃料処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112340190A (zh) * 2020-11-13 2021-02-09 宏图智能物流股份有限公司 一种用于卡车的临时燃油储存装置
JP2021188563A (ja) * 2020-05-29 2021-12-13 株式会社Subaru 車両の燃料タンクシステムおよびその異常診断方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021188563A (ja) * 2020-05-29 2021-12-13 株式会社Subaru 車両の燃料タンクシステムおよびその異常診断方法
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