JPH0893605A - 内燃機関のインジェクタに空気を供給する2段式バルブ - Google Patents

内燃機関のインジェクタに空気を供給する2段式バルブ

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JPH0893605A
JPH0893605A JP7077990A JP7799095A JPH0893605A JP H0893605 A JPH0893605 A JP H0893605A JP 7077990 A JP7077990 A JP 7077990A JP 7799095 A JP7799095 A JP 7799095A JP H0893605 A JPH0893605 A JP H0893605A
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piston
valve
air
stage valve
stage
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JP7077990A
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Pierre Semence
ピエール・サマンス
Jean-Pierre Joigneau
ジャン−ピエール・ジョワノ
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Marelli France SAS
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Magneti Marelli France SAS
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    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
    • F02M69/30—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel characterised by means for facilitating the starting-up or idling of engines or by means for enriching fuel charge, e.g. below operational temperatures or upon high power demand of engines
    • F02M69/32—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel characterised by means for facilitating the starting-up or idling of engines or by means for enriching fuel charge, e.g. below operational temperatures or upon high power demand of engines with an air by-pass around the air throttle valve or with an auxiliary air passage, e.g. with a variably controlled valve therein
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M3/06—Increasing idling speed
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    • F02M3/075—Increasing idling speed by positioning the throttle flap stop, or by changing the fuel flow cross-sectional area, by electrical, electromechanical or electropneumatic means, according to engine speed the valve altering the fuel conduit cross-section being a slidable valve
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スロットル装置近傍に取付けられ、インジェ
クタおよびマニフォールドに供給される空気流量を単純
な構造により適正に制御する2段式バルブを提供するこ
と。 【構成】 インジェクタおよびマニフォールド2に供給
される空気流量を制御する2段式バルブにおいて、ピス
トン25のみがアクチュエータ23に連結され、ピスト
ン25と一体に係合手段30が移動され、ピストン25
が弁座27に当接した位置から離れて移動する第1のス
トロークの後に、係合手段30がピストン15と一体に
移動される係合手段19に係合され、これにより、ピス
トン15が弁座14に当接した位置から離れて移動する
第2のストロークにおいて、ピストン15がピストン2
5に連動して移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1に、内燃機関の燃
料噴射システムのインレット・マニフォールド内へ燃料
を供給するための少なくとも1つの空気補助式インジェ
クタに空気を供給するために用いられ、第2に、管路内
で回転可能なバタフライバルブのようなスロットル装置
をバイパスするとともにインレット・マニフォールドに
供給される空気の流量を調整するために用いられる2段
式バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のための燃料噴射システム、特
に分岐型のシステムにおいては、エンジンのそれぞれの
シリンダに対して少なくとも1つのインジェクタが備え
られ、このインジェクタによって、エンジンのシリンダ
ヘッド内の対応する吸気弁から上流に直接位置するイン
レット・マニフォールドの分岐部に燃料が供給されるこ
とが知られている。インレット・マニフォールド、そし
てエンジンへ供給される空気は、エアフィルタとインレ
ット・マニフォールドとの間に設置され少なくとも1つ
の管路を有するバタフライバルブ構造体により調整され
る。この構造体においては、バタフライバルブと称され
る円板状に形成されたスロットル部材が、回転可能に管
路内に取付けられている。このバタフライバルブの管路
内での回転位置は、アクセルペダルの位置および場合に
よってはエンジンの作動パラメータに応じて、管路を完
全に開放する回転位置と、完全あるいはおおよそ完全に
管路を閉鎖する回転位置との間を移動するようになって
いる。
【0003】インジェクタによる燃料噴射の自動化を改
善するためのインジェクタが、アメリカ合衆国特許4,95
7,241 号に開示されている。該特許によるインジェクタ
においては、少なくとも1つの燃料放出通路により先端
部が貫通され、補助空気の吸入口に連結された混合チャ
ンバ(mixing chamber)が形成されている。また、アメリ
カ合衆国特許5,048,496 号で開示されている装置では、
それぞれの空気補助式インジェクタに供給される空気
が、バタフライバルブの上流部において吸入されるとと
もに、アイドリングを調整する3ポートのソレノイドバ
ルブによりその流量が調整される。
【0004】また、周知である他の燃料噴射装置におい
ては、バタフライバルブにより吸入管路を実質的に完全
に閉鎖可能であり、また、バタフライバルブ構造体には
追加の空気流通用管路が形成され、この管路の吸気口が
バタフライバルブの上流部に位置するとともに排気口が
バタフライバルブの下流部に位置し、この管路内ではソ
レノイドバルブにより空気の流量が制御されている。こ
のソレノイドバルブは、エンジンに関する作動パラメー
タに応じて制御されるようになっている。このようなパ
ラメータとしては、例えばバタフライバルブの開放度、
アイドリング速度を調整する際のエンジン回転数、冷却
水温度、および低温状態において始動する際のエンジン
回転数等があげられる。これらのパラメータに応じて制
御することで、低温状態で始動する際、および高速運転
から減速される際に発生される排気ガスによる汚染が削
減され、またアイドリングが一定に維持される。
【0005】エンジンが全負荷以外の環境で作動される
場合、特に、かなりの低温状態で始動される場合、高速
運転から減速される場合、および負荷が減少された環境
で運転される場合において、燃料供給の効率的な自動化
を保証するための装置が、フランス特許FR2,698,128 号
に開示されている。この装置では、吸気口がバタフライ
バルブの上流部に位置するとともに空気流量がソレノイ
ドバルブにより制御される追加の空気流通用の管路が形
成されており、この管路により、ソレノイドバルブを通
過した空気が、それぞれ空気補助式インジェクタの混合
チャンバ、およびバタフライバルブの下流部に開口する
追加のソレノイドバルブへ供給される。
【0006】2つのアクチュエータが必要になるととも
に制御回路の設置が複雑となる2つのソレノイドバルブ
の導入を避けるために、2段式バルブの使用が提案され
ている。このバルブは、バルブ本体と、バルブ本体内に
配され第1および第2のピストンからなる移動構造体と
を有して構成されている。第1および第2のピストン
は、シールされた状態あるいは漏れを最小限に抑えた状
態を構成するように、弾性部材により付勢されてそれぞ
れ第1および第2の弁座に対して当接されている。ピス
トンおよび弁座が上記のような状態で当接されること
で、バルブ本体内に形成されスロットル部材の上流部か
ら空気が供給される少なくとも1つの吸気口と、バルブ
本体内に形成された2つの排出口それぞれとの間の連通
が最小限に抑えられる。なお、前記2つの排気口のなか
で、第1の排気口は空気補助式インジェクタに空気を供
給し、第2の排気口はスロットル部材の下流部において
マニフォールドに空気を供給する。そして、前記移動構
造体がアクチュエータにより弾性部材の付勢力に抗して
移動され、ピストンが対応する弁座から離間されると、
それぞれの排気口が徐々に吸気口に連通されるようにな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の装置で
は、2つのピストンがともにアクチュエータにより制御
される部材に一体に形成されているので、2つのピスト
ンがそれぞれの弁座に対して同時に移動されてしまう。
これにより、バルブの2つの排気口の一方の排気口の空
気流量を同時に制御および調整することなしに、もう一
方の排気口の空気流量を制御および調整できない、すな
わち独立に制御できないという問題があった。
【0008】空気補助式のインジェクタに空気を供給す
る第1の空気流量制御に対する要求と、バタフライバル
ブをバイパスしてインレット・マニフォールドに空気を
供給する第2の空気流量制御に対する要求とは同時に起
こらないので、不都合が生じることになる。
【0009】それゆえ、本発明は、上記の問題を解決す
るとともに、周知のバルブよりもより実質的に要求を満
足させる上記の型の2段式バルブを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、第1のピストンがアクチュエータに
連結されるとともに第1の係合手段と一体に移動され、
第1のピストンが第1の弁座に対して当接した位置から
離れて移動する第1のストロークの後に、第1の係合手
段が第2のピストンと一体に移動される第2の係合手段
に係合し、これにより、第2のピストンが第2の弁座に
対して当接した位置から離れて移動する第2のストロー
クにおいて、第2のピストンが第1のピストンに連動し
て移動されることを特徴とする2段式バルブが提供され
る。
【0011】2段式バルブが上記のような構成を有する
ことで、バタフライバルブをバイパスして空気を供給す
る必要がないようなエンジンの作動環境においては、バ
タフライバルブをバイパスしてインレット・マニフォー
ルドに空気を供給することなしに、第1の排気口を通し
て空気補助式インジェクタに空気を供給することが可能
となるのが解されるであろう。
【0012】反対に、低温状態においてエンジンを始動
する際や高速運転から減速する際のように、エンジンに
比較的多量の空気が供給される必要があるにもかかわら
ずバタフライバルブが閉じられている場合には、アクチ
ュエータにより制御される第2のストロークにおいて、
第1のピストンに第2のピストンが連動されることで、
要求される流量の空気が供給される。
【0013】また、アクチュエータにより、第1のスト
ロークにおける第1のピストンの位置が調整されること
で、第2の排気口を通しての空気の流量がゼロか小量に
抑えられた状態で、第1の排気口を通して空気補助式イ
ンジェクタに供給される空気の流量が制御され、これに
より通常のアイドリング状態のもとで補助空気用管路を
通してインジェクタに空気が供給され、アイドリング時
における空気の流量調整が可能となる。
【0014】さらに、アクチュエータにより、第2のス
トロークにおける第2のピストンの位置が調整されるこ
とで、第2の排気口を通してスロットル部材あるいはバ
タフライバルブの下流部に供給される空気の流量が制御
され、これにより、バタフライバルブをバイパスする空
気流量が高速運転から減速された駆動状態に適合され、
あるいは低温状態での始動時におけるエンジンの温度に
応じて空気流量が制御される。
【0015】2つの空気流通路の吸気セクションが上記
のように形成されているので、第1の排気口を通して供
給される空気の流量は、ピストンが第2のストロークに
位置されている場合に最大となる。
【0016】単純かつ信頼性の高い構造を有する本発明
の実施態様においては、アクチュエータが線形に作動
し、このアクチュエータにより第1のピストンと一体に
ロッドが軸方向に移動される。第2のピストンは、環状
に形成されるとともにバルブ本体内においてスライド移
動可能に設置され、また、ロッドおよび第1のピストン
から構成される構造体を実質的に囲むように配置されて
いる。そして、前記構造体には、第2のピストンと一体
に形成された第2の係合手段と係合する第1の係合手段
が設けられている。
【0017】それぞれのピストンは、バルブ本体内に形
成された2つの軸方向のチャンバに関して、対応するそ
れぞれのチャンバ内において移動可能であり、それぞれ
のチャンバには、例えばその軸に対して放射(垂直)方
向に排気口が開口され、それぞれのチャンバ内には、環
状かつ軸方向を向く弁座が形成されている。また、互い
に直線状に配置された2つのチャンバを隔てる隔壁部を
通してロッドが取付けられており、このロッドに第2の
ピストンを連動して移動させるための係合手段が設けら
れている。
【0018】しかし、上記の構造では、バルブが特に軸
方向において大きくなりすぎ、また、シールが十分でな
いという問題がある。
【0019】上記の理由により、本発明の好適な実施態
様においては、第1の弁座が、(環状の)第2のピスト
ンの中央通路まわりに形成されており、第2のピストン
の第1の弁座と反対側の面が、バルブ本体内の単一の吸
気口まわりに形成された第2の弁座に当接するようにな
っている。
【0020】第2のピストンには筒状のスカート部が設
けられており、このスカート部により、第2のピストン
がバルブ本体の単一の軸方向チャンバ内で軸方向に案内
される。また、バルブ本体内では、少なくとも第1のス
トロークにおいて第1のピストンが軸方向に移動され
る。また、第2の係合手段は、スカート部に取り付けら
れ内方へ突出する少なくとも1つのフックを有して構成
されている。第1の係合手段は、第1のピストンから側
方に突出するとともにスカート部のフックに係合する少
なくとも1つの突起部を有して構成されている。フック
と突起部とが係合することで、第2のストロークにおい
て、第2のピストンが連動して移動される。
【0021】本発明の2段式バルブが、そのうちの1つ
が環状に形成されている2つのピストンを備えた単一の
軸方向チャンバを有することにより、回転可能なスロッ
トル部材を備えた管路を有して構成される構造体に対し
て、部分的あるいは好ましくは完全に一体になるように
バルブ本体を装着することが容易となる。この際、バル
ブ本体の単一の吸気口を、スロットル部材の上流部にお
いて管路に直接に開口させることが可能となる。
【0022】単純かつ信頼性の高い方法により、バルブ
本体が単一の吸気口の反対側において壁部により閉じら
れる。この壁部にはロッドが通され、また、この壁部に
より、アクチュエータが支持されるとともに、2つのコ
イルバネからなる弾性部材が支持されている。第1のコ
イルバネはロッドを囲むように設置されて第1のピスト
ンを付勢し、第2のコイルバネは第1のコイルバネを囲
むように設置されて第2のピストンを付勢する。
【0023】第1のストロークにおける第1のピストン
の軸方向位置および第2のストロークにおける第2のピ
ストンの軸方向位置を正確に調整するため、つまり第1
および第2の排気口を通る空気の流量を正確に制御する
ために、線形に作動するアクチュエータとして電気的な
ステッピングモータが使用される。
【0024】
【実施例】本発明の他の特徴および利点は、図面を参照
するとともに、発明を限定するものでない以下の実施例
をもとにして詳細に説明される。図は、一体に形成され
たバタフライバルブおよび2段式バルブの側面および側
断面を示す図である。
【0025】図には、管路3をその内部に通してインレ
ット・マニフォールド2に取付けられたバタフライバル
ブ構造体1が示されている。管路3の吸気口4は、図示
されない手段によりエアフィルタの排気口に連結され、
管路3の排気口5は、マニフォールド2に開口してい
る。管路3には、球形の形態を有し断面が変動する領域
6が形成されている。そして、この領域6は、バタフラ
イバルブ構造体1の中央部から吸気口4に向けて、すな
わち上流部にむけて管路3内に突出するリップ部7によ
り区画されている。また、マニフォールド2に対する管
路3のスロットル部材として形成され円板状の形態を有
するバタフライバルブ8が、その直径方向に延びるスピ
ンドル9に取付けられている。そして、このスピンドル
9およびバタフライバルブ8が、管路3内において円板
の回転面に整合する形態を有する領域6内で、図示され
ない従来方法により回転可能に取付けられている。
【0026】バタフライバルブ構造体1の側部には、バ
ルブ本体10を形成する付属部が設けられており、付属
部10内には、管路3の軸B−Bに対して放射(垂直)
方向に延びる軸A−Aを有する筒状のチャンバ11が形
成されている。チャンバ11は、リップ部7の基部の上
流部に、すなわちバタフライバルブ8の上流部に開口し
軸方向(A−A)に向く単一の吸気口12を介して管路
3に連通されている。吸気口12の円形の断面は、チャ
ンバ11の断面よりも小さく形成されている。また、上
記のような構造であるので、管路3とチャンバ11とを
隔てる壁部13において吸気口12が形成されている。
また、壁部13のチャンバ11内へ向く側面には、環状
で円錐形の弁座14が形成されており、この弁座に対応
する円錐形の面を有する環状のピストン15が、弁座1
4に当接するようになっている。このピストン15に
は、吸気口12に連通する中央通路16が設けられてお
り、吸気口12と反対側には、ベアリング・リム18(b
earing rim) を備えたスカート部17が形成されてい
る。スカート部17により、ピストン15は軸A−Aに
沿ってスライド移動可能に設置され、チャンバ11内を
軸方向に案内される。また、ピストン15の円錐形の先
端部の反対側においては、直径方向に配置される少なく
とも一組のフック19がスカート部17に対して軸方向
に連結されている。さらに、それぞれのフック19に
は、軸A−Aに対して放射方向内方に向けて突出する歯
部が設けられている。そして、ピストン15はコイルバ
ネ20の弾性力により軸方向に付勢されるから、その円
錐形の外面部が円錐形の弁座14に当接される。このバ
ネ20の一方の端部は、フック19とチャンバ11の壁
部との間においてベアリング・リム18により支持さ
れ、もう一方の端部は、吸気口12と反対側の端部にお
いてシール22により漏れを最小限に抑えてチャンバ1
1を閉じる隔壁部21により支持されている。また、チ
ャンバ11の底部には、ロッド24を軸方向に移動させ
る電気的なステッピングモータにより形成される線形作
動のアクチュエータ23が支持されている。ロッド24
は、隔壁部21に通されて延び、チャンバ11内に位置
する一方の端部において、別のピストン25に連結され
ている。ピストン25は、環状ではないが、ピストン1
5と同様におおよそ円錐形の外面を備えた先端部26を
有している。この先端部により、ピストン25は、中央
通路16まわりのピストン15の内表面に形成された環
状かつ円錐形である別の弁座27に、押しバネである別
のコイルバネ28の付勢力により当接されるようになっ
ている。コイルバネ28の一方の端部は隔壁部21によ
り支持され、もう一方の端部はピストン25に支持され
ている。そして、バネ28は、バネ28が囲むロッド2
4と、ピストン25に軸方向に連結された筒状のスカー
ト部29との間に設置され、これによりバネ28が案内
されるとともに、ピストン15のフック19にバネ28
の巻線部が接触するのが防止されている。また、ピスト
ン25には、放射方向外方に突出する突起部30が設け
られている。この突起部30により機械的係合手段が形
成され、フック19により形成される機械的係合手段が
これに係合するようになっており、この作用に関しては
後に述べられる。
【0027】さらに、2つの排気チャネル31,32
が、バルブ本体10内に形成されるとともに、軸A−A
に対して放射方向にチャンバ11内へ開口している。第
1の排気チャネル31は、隔壁部21とピストン15,
25との間に形成されており、また、第2の排気チャネ
ル32は、ベアリング・リム18とチャンバ11の弁座
14との間に形成され、ピストン15のスカート部17
に面している。さらに、第2の排気チャネル32は、マ
ニフォールド2内に形成されるとともにバタフライバル
ブ8の下流部において管路3に連続する部分に開口する
チャネル33に連結されている。
【0028】上記のように構成された2段式バルブは、
コンパクトであり、かつ構造上バランスがよい。この2
段式バルブは、単一の吸気口12を備えた単一のチャン
バ11と、2つのピストン15,25とを有して構成さ
れている。一方のピストン15は、チャンバ11内を軸
方向にスライド移動され、他方のピストン25は、アク
チュエータ23により駆動されるロッド24により、筒
状の構造を有するピストン15内を軸方向に移動され
る。また、軸方向を同じくするバネ20およびバネ28
により付勢されて、ピストン15およびピストン25
が、図に示されるような初期位置に配置される。この初
期位置においては、バネ28の付勢力によりピストン2
5がピストン15内の弁座27に当接されることで中央
通路16が閉じられ、また、バネ20の付勢力によりピ
ストン15が弁座14に当接されることで吸気口12が
閉じられる。
【0029】したがって、初期位置において排気チャネ
ル31および排気チャネル32を流れる空気の流量は、
非常に少ないかあるいはゼロである。
【0030】2段式バルブの作動時には、ピストン25
の突起部30と、ピストン15のフック19から突出す
る歯部との間の距離がゼロになるまでの区間として定義
される第1のストロークにおいて、ステッピングモータ
23によりピストン25の位置が調節されて、ピストン
15内の内側に形成された弁座27からピストン25の
先端部26が離間される。この第1のストロークにおい
てピストン25の位置を調整することで、吸気口12お
よび中央通路16を通り、弁座27とピストン25との
間を通り、そして第1の排気チャネル31を通って空気
補助式インジェクタに供給される空気の流量が制御され
る。インジェクタに対する補助空気の流量は上記のよう
に制御されるから、エンジンが通常の温度状態にある場
合のアイドリングの制御が可能となる。第1のストロー
クが最終位置にくる際には、20kg/時までの空気流
量を得ることができる。この第1のストロークは、例え
ば軸方向に2mmの長さを有し、ステッピングモータ2
3の50回転ステップに相当する。
【0031】特に低温状態においてエンジンを始動する
場合あるいは高速運転から減速する場合のように追加の
空気が必要となる際には、第2のストロークにおいて、
ステッピングモータ23により、ロッド24に連結され
たピストン25が移動される。この第2のストロークで
は、ピストン25の突起部30がスカート部17のフッ
ク19に機械的に係合され、ピストン15が連動して移
動されて弁座14から離間される。これにより、吸気口
12を通り、弁座14とピストン15との間を通り、そ
して排気チャネル32を通ってチャネル33およびマニ
フォールド2に空気が供給される。この際、このような
作動状態においては閉じられているバタフライバルブ8
をバイパスして、空気が供給されることになる。ピスト
ン25およびピストン15が、第2のストロークにおい
て6mm移動された際に、追加空気の流量は約60kg
/時にまで達することができる。両ピストンの6mmの
移動は、ステッピングモータ23のさらなる150ステ
ップの回転により与えられる。
【0032】バタフライバルブ構造体1に上記のように
一体に形成された2段式バルブでは、モータ23の第1
ステップから第50ステップにおいて、排気チャネル3
1を通って空気補助式インジェクタに供給される空気の
流量が制御され、モータ23の第51ステップから第2
00ステップにおいて、排気チャネル32を通ってバタ
フライバルブ8をバイパスして供給される空気の流量が
制御される。なお、第51ステップから第200ステッ
プにおいては、排気チャネル31を通って空気補助式イ
ンジェクタに供給される空気の流量は最大となってい
る。
【0033】ステッピングモータ23が通電されなくな
ると、バネ20およびバネ28に付勢されてピストン1
5およびピストン25が、それぞれ弁座14および弁座
27まで戻される。これにより、吸気口12および中央
通路16が閉鎖されて、吸気口12と排気チャネル3
1,32とが連通されなくなる。
【0034】本発明による2段式バルブは、単純かつ信
頼性の高い構造を有しており、摩擦による影響を受けに
くく、また、空気の流通路が目詰まりするリスクが小さ
い。さらに、本発明による2段式バルブは、制御が容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一体に形成されたバタフライバルブおよび2段
式バルブの側面および側断面を示す図である。
【符号の説明】
1 バタフライバルブ構造体 2 インレット・マニフォールド 3 管路 8 バタフライバルブ(スロットル部材) 10 バルブ本体 11 チャンバ 12 吸気口 14 第2の弁座 15 第2のピストン 16 中央通路 17 スカート部 18 ベアリング・リム(ガイド部材) 19 フック(第2の係合手段) 20 第2のコイルバネ(弾性部材) 21 隔壁部 23 アクチュエータ 24 ロッド 25 第1のピストン 27 第1の弁座 28 第1のコイルバネ(弾性部材) 30 突起部(第1の係合手段) 31 第1の排気チャネル(排気口) 32 第2の排気チャネル(排気口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 69/04 G

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1に、内燃機関の燃料噴射システムの
    インレット・マニフォールド(2)へ燃料を噴射するた
    めの少なくとも1つの空気補助式インジェクタに空気を
    供給するために用いられ、第2に、管路(3)内で回転
    可能であるバタフライバルブのようなスロットル部材
    (8)をバイパスするとともに前記インレット・マニフ
    ォールド(2)に供給される空気の流量を制御するため
    に用いられ、 第1および第2のピストン(25,15)からなる移動
    構造体を内部に備えた本体(10)を有して構成され、 それぞれの前記ピストンは、弾性部材(20,28)に
    より付勢されて、漏れが最小限に抑えられた状態で、そ
    れぞれ第1の弁座(27)および第2の弁座(14)に
    当接され、 これにより、前記本体(10)内に形成され、前記スロ
    ットル部材(8)の上流部から空気が供給される少なく
    とも1つの吸気口(12)と、前記本体(10)に形成
    された2つの排気口(31,32)のそれぞれとの間の
    連通が最小限に抑えられ、 前記第1の排気口(31)を通して、前記空気補助式イ
    ンジェクタへ空気が供給され、前記第2の排気口(3
    2)を通して、前記スロットル部材(8)の下流部にお
    いて前記インレット・マニフォールド(2)へ空気が供
    給され、 前記移動構造体は、アクチュエータ(23)により、前
    記弾性部材(20,28)の付勢力に抗して移動可能で
    あり、 前記移動構造体が移動される際には、前記ピストン(1
    5,25)がそれぞれ対応する前記弁座(14,27)
    から離間されて、前記排気口(31,32)と対応する
    前記吸気口(12)とが連通される2段式バルブにおい
    て、 前記第1のピストン(25)のみがアクチュエータ(2
    3)に連結され、前記第1のピストンと一体に第1の係
    合手段(30)が移動され、 前記第1のピストン(25)が前記第1の弁座(27)
    に当接した位置から離れて移動する第1のストロークの
    後に、前記第1の係合手段が前記第2のピストン(1
    5)と一体に移動される第2の係合手段(19)に係合
    され、 これにより、前記第2のピストン(15)が前記第2の
    弁座(14)に当接した位置から離れて移動する第2の
    ストロークにおいて、前記第2のピストン(15)が前
    記第1のピストン(25)に連動して移動されることを
    特徴とする2段式バルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の2段式バルブにおいて、 前記アクチュエータ(23)により、前記第1のストロ
    ークにおいて前記第1のピストン(25)の位置が調整
    されることで、前記第1の排気口(31)を通って前記
    空気補助式インジェクタへ供給される空気の流量が制御
    されることを特徴とする2段式バルブ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の2段式バ
    ルブにおいて、 前記アクチュエータ(23)により、前記第2のストロ
    ークにおいて前記第2のピストン(15)の位置が調整
    されることで、前記第2の排気口(32)を通って前記
    スロットル部材(8)の下流部へ供給される空気の流量
    が制御されることを特徴とする2段式バルブ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の2段式バルブにおいて、 前記両方のピストン(15,25)が前記第2のストロ
    ークに位置する際に、前記第1の排気口(31)を通っ
    て前記空気補助式インジェクタへ供給される空気の流量
    が最大となることを特徴とする2段式バルブ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の2段式バルブにおいて、 前記アクチュエータ(23)は、線形に作動するととも
    に前記第1のピストン(25)と一体にロッド(24)
    を軸方向(A−A)に移動させ、 前記第2のピストン(15)は、環状に形成されるとと
    もに、前記バルブ本体(10)内で軸方向に移動可能に
    設置され、さらに前記ロッド(24)と前記第1のピス
    トン(25)とからなる構造体を実質的に囲むように配
    置され、 該構造体には、前記第2のピストン(15)に一体に形
    成された前記第2の係合手段(19)に係合する前記第
    1の係合手段(30)が設けられていることを特徴とす
    る2段式バルブ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の2段式バルブにおいて、 前記第1の弁座(27)が、前記第2のピストン(1
    5)の中央通路(16)のまわりに形成され、 前記第2のピストン(15)の反対側の面が、前記バル
    ブ本体(10)の単一の吸気口(12)まわりに形成さ
    れた前記第2の弁座(14)に当接されることを特徴と
    する2段式バルブ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の2段式バルブにおいて、 前記第2のピストン(15)には、ガイド部材(18)
    を備えて、バルブ本体(10)の単一の軸方向チャンバ
    (11)内で軸方向(A−A)に案内される筒状のスカ
    ート部(17)が設けられ、 前記第2のピストン(15)内では、少なくとも第1の
    ストロークにおいて前記第1のピストン(25)が軸方
    向に移動され、 前記第2の係合手段が、前記スカート部(17)に設け
    られるとともに前記スカート部(17)の内方に突出す
    る少なくとも1つのフック(19)を有して構成され、 前記第1の係合手段が、前記第1のピストン(25)か
    ら側方に突出するとともに前記スカート部(17)の前
    記フック(19)に係合する少なくとも1つの突起部
    (30)を有して構成されることを特徴とする2段式バ
    ルブ。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載の2段式バ
    ルブにおいて、 前記バルブ本体(10)が、スロットル部材(8)が回
    転可能に収容される管路(3)が形成されたバタフライ
    バルブ構造体(1)に対して、少なくとも部分的に一体
    に形成され、 前記バルブ本体(10)の前記単一の吸気口(12)
    が、前記スロットル部材(8)の上流部において管路
    (3)内へ直接に開口していることを特徴とする2段式
    バルブ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の2段式バルブにおいて、 前記バルブ本体(10)が、前記単一の吸気口(12)
    の反対側にて、隔壁部(21)により閉じられ、 前記ロッド(24)が前記隔壁部(21)を通って延
    び、 前記隔壁部(21)により、アクチュエータ(23)、
    および2つのコイルバネ(20,28)からなる前記弾
    性部材が支持され、 前記第1のバネ(28)が、前記ロッド(24)を囲む
    ように設置されて前記第1のピストン(25)を付勢
    し、 前記第2のバネ(20)が、前記第1のバネ(28)を
    囲むように設置されて前記第2のピストン(15)を付
    勢することを特徴とする2段式バルブ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載の2段式バルブにおいて、 前記アクチュエータ(23)が、電気的なステッピング
    モータを有して構成されていることを特徴とする2段式
    バルブ。
JP7077990A 1994-04-06 1995-04-03 内燃機関のインジェクタに空気を供給する2段式バルブ Withdrawn JPH0893605A (ja)

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