JPH089367Y2 - エンジンのクランク室ブレザ−装置 - Google Patents

エンジンのクランク室ブレザ−装置

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JPH089367Y2
JPH089367Y2 JP1987111716U JP11171687U JPH089367Y2 JP H089367 Y2 JPH089367 Y2 JP H089367Y2 JP 1987111716 U JP1987111716 U JP 1987111716U JP 11171687 U JP11171687 U JP 11171687U JP H089367 Y2 JPH089367 Y2 JP H089367Y2
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chamber
blazer
crankcase
oil
gas outlet
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JP1987111716U
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JPS6415708U (ja
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達敏 梅田
良三 阪口
康憲 橋垣
逸介 中川
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、縦軸エンジンのクランク室ブレザー装置に関
する。
〔前提構造〕
本考案のエンジンのクランク室ブレザー装置は、例え
ば第1図・第5図または第7図・第8図に示すように、
次の前提構造と長所とを有するものを対象とする。
○前提構造 縦軸エンジン(1)のクランクケース(2)の上壁
(2a)上にクランク軸(3)の上端部(3a)を突出さ
せ、クランクケース(2)の上壁(2a)上でクランク軸
(3)の上端部(3a)にフライホイル(5)を固定し、 クランクケース(2)の上壁(2a)のうち、フライホ
イル(5)の周壁部分(5a)よりもクランク軸(3)に
近い上壁中央寄部分にブレザ室(13)を形成し、ブレザ
室(13)の長さ方向の始端部に入口孔(17)を、終端部
にガス出口孔(18)を開口し、この入口孔(17)をクラ
ンク室(16)に連通する。
○長所 (a)ブレザ室(13)がクランク室(16)の上側に位置
するので、クランク室(16)内のオイルミストがブロー
バイガスに混入してブレザ室(13)に持ち込まれにくく
なり、オイル分離に有利である。
(b)ブレザ室(13)の入口孔(17)は、クランク室
(16)下部のオイルパン内の油面から充分に高く位置す
るうえ、クランク室(16)の水平面上の中心の近くに位
置するので、オイルパン内のオイルがブレザ室(13)へ
流れ出すことを防ぐためのオイル流出防止用エンジン許
容傾斜角度を大きくできる。
(c)フライホイル(5)はブレザ室(13)の周壁で制
限されることなく低く位置させることができる分だけ、
縦軸エンジン(1)の全高を低くできる。
〔従来の技術〕
上記前提構造において、ブレザ室(13)内に侵入した
ミストオイルをブローバイガスから分離除去するための
構造として、従来技術では第7図・第8図に示すもの
(実開昭61−29007号公報)がある。これは、次のよう
になっている。
ブレザ室(13)内でガス流通経路の終端側部分に対し
て、ガス出口孔(18)が少し傾斜する方向へ導出され
る。
ブレザ室(13)の底面(34)に直接油戻し孔(19)が
開口する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、次の問題がある。
○ブレザ室(13)内でのオイル分離性能が低い 第一に、ブローバイガスは、ブレザ室(13)内のガス
流通経路の始端部から終端部まで素通りするため、ブロ
ーバイガス中に浮遊して流れるミストオイルがその流れ
の途中では分離されにくい。
第二に、ブローバイガスは、ブレザ室(13)内のガス
流通経路の終端部分からガス出口孔(18)へスムースに
流れ出すため、ミストオイルが分離されにくい。
第三に、分離されたオイルは、ブレザ室底面(34)の
全面に広く分散するため、この広い面からブローバイガ
スの流れに巻き込まれて多量に再ミスト化する。
この三つの作用により、ブレザ室(13)内でのオイル
分離性能が低い。
本考案の課題は、ブレザ室内でのオイル分離性能を高
めることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の前提構造において、上記課題を達成
するために、例えば第1図−第4図に示すように、次の
ように構成したことを特徴とする。
前記ブレザ室(13)内でのガス流通経路の途中部にバ
ルブユニット(22)を横断状に設け、このブレザ室(1
3)内でのガス流通経路の終端側部分に対して前記ガス
出口孔(18)を折返す方向へ導出し、 上記バルブユニット(22)からガス出口孔(18)に至
るまでの間で、ブレザ室(13)の底面(34)にこれより
も一段深い油集合凹部(35)を形成し、この油集合凹部
(35)に油戻し孔(31)を開口する。
〔作用〕
第一に、ブローバイガスが、ブレザ室(13)内のガス
流路の始端部から終端部へ流れる途中で、バルブユニッ
ト(22)によりここを通過した直後に急加速されるとき
に、ブローバイガス中に浮遊するミストオイルが、重い
ため、置き残されて落下して分離される。
第二に、ブローバイガスがブレザ室(13)の終端部で
折り返して、ガス出口孔(18)へ出ていくときに、ブロ
ーバイガス中に浮遊するミストオイルが、慣性で直進し
てブレザ室(13)の終端壁に付着して分離される。
第三に、上記第一および第二の各作用により分離され
たオイルは、ブレザ室底面(34)から油集合凹部(35)
に流れ込んで、その油面の広さはこの油集合凹部(35)
の狭いものとなる分だけ、ブローバイガスの流れに巻き
込まれて再ミスト化する分量が少なくなる。
〔効果〕
本考案は、上記のように構成され、作用することか
ら、次の効果を奏する。
(イ)ブレザ室内でのオイル分離性能が高い 第一に、ブローバイガスがバルブユニット(22)で急
加速されるときに、ミストオイルが分離される。
第二に、ブローバイガスがブレザ室(13)の終端部で
折り返してガス出口孔(18)へ出ていくときに、ミスト
オイルが分離される。
そして、第三に、分離されたオイルが油集合凹部(3
5)に集められて、その油面の広さが狭くなる分だけ、
ブローバイガスに巻き込まれて再ミスト化する分量が少
なくなる。
この三つの働きの組合せにより、ブレザ室内でのオイ
ルの分離性能が格段に高まるのである。
〔実施例〕
第5図に本考案に係るクランク室ブレザー装置1備え
た縦軸エンジン1の縦断側面が、又、第6図にこのエン
ジン1を搭載した農機の一例として歩行型の管理機が示
されている。
この縦軸エンジン1のクランクケース2は上下二つの
割り構造に構成され、その上壁2aと底壁2bに亘ってクラ
ンク軸3が貫通支承されている。
クランク軸3の上端部3aには冷却ファン4を一体形成
したドラム状のフライホイル5とリコイルスタータ6が
連結され、冷却ファン4で生起された冷却風を導風ハウ
ジング7を介してクランクケース2の後側のシリンダ部
8へ導くよう構成されている。
そして、この縦軸エンジン1を第6図に示す管理機に
搭載する場合には、クランクケース2の下部に伝動ケー
ス9を直結し、クランク軸3の下端部3bを伝動ケース9
内の減速機(図示せず)に連動連結し、減速した動力を
伝動ケース9の下端に水平支承したロータリ軸10に伝達
し、ロータリ軸10に取付けた作業ローター11もしくは車
輪を駆動するように構成される。
以上の構成による縦軸エンジン1には本考案に係るク
ランク室ブレザー装置が設けられており、以下その構造
を第1図乃至第5図に基づいて詳細に説明する。
クランクケース2の上壁2a上の中央寄り部位には、ク
ランク軸3の軸受ボス12に沿うほぼ円弧状のブレザ室13
が、フライホイル5の周壁部分5aより内側に位置するよ
うに設けられている。
このブレザ室13は、クランクケース上壁2a上に立設さ
れたブレザ室周壁14の上端に蓋カバー15をボルト止めし
て構成されたものであり、その一端にクランク室16に連
通する入口孔17が形成されるとともに、他端側の周壁14
にエヤークリーナ(図外)に配管連通されるガス出口孔
18が、ブレザ室13内でのガス流通経路の終端側部分に対
して折り返す方向へ導出する形にあけられる。
上記入口孔17には、バネ20によって閉じ付勢された円
盤状のバルブ21が備えられ、クランク室16内圧の増減に
応じてバルブ21が開閉するよう構成されている。
又、ブレザ室13の長手方向中間には、リード形のバル
ブユニット22が組込まれ、斜め横断状にブレザ室13が前
後に2分されている。このバルブユニット22は、透孔23
を有する仕切板24の前後に邪摩板25、リードバルブ26、
及びリードバルブストッパ27を配置してリベット28で連
結したものであり、仕切板24の全周にはシールゴム29が
嵌着されている。そして、この仕切板24の周辺シールド
ゴム29をブレザ室周壁14及び底面に形成したガイド30に
嵌入支持させるとともに、蓋カバー15で押え付けること
によってバルブユニット22がシール状態でブレザ室13内
に組付け固定されるようになっている。尚、仕切板24の
下部には小さい油戻し孔31が設けられている。
上記バルブユニット22からガス出口孔18に至るまでの
間で、ブレザ室13の底面34にこれよりも一段深い油集合
凹部35が形成される。この油集合凹部35の底面に油戻し
孔19の孔上端が開口し、その孔下端はクランク室16に通
じる。油戻し孔19にはスチールウール32が充填されてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した縦軸エンジンのクランクケー
ス上面を示す平面図、第2図はブレザー装置の縦断側面
図、第3図は第1図におけるIII−III線断面図、第4図
はリードバルブユニットの分解斜視図、第5図は縦軸エ
ンジンの縦断側面図、第6図は縦軸エンジンを搭載した
歩行型管理機の全体側面図である。第7図は従来技術を
示す縦軸エンジンのクランクケースの平面図、第8図は
第7図のXIII−XIII線断面図である。 1……縦軸エンジン、2……クランクケース、2a……上
壁、3……クランク軸、3a……上端部、5……フライホ
イル、5a……周壁部分、13……ブレザ室、16……クラン
ク室、17……入口孔、18……ガス出口孔、19……油戻し
孔、22……バルブユニット、34……ブレザ室底面、35…
…油集合凹部。
フロントページの続き (72)考案者 中川 逸介 大阪府堺市石津北町64 久保田鉄工株式会 社堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭63−285212(JP,A) 実開 昭61−29007(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦軸エンジン(1)のクランクケース
    (2)の上壁(2a)上にクランク軸(3)の上端部(3
    a)を突出させ、クランクケース(2)の上壁(2a)上
    でクランク軸(3)の上端部(3a)にフライホイル
    (5)を固定し、 クランクケース(2)の上壁(2a)のうち、フライホイ
    ル(5)の周壁部分(5a)よりもクランク軸(3)に近
    い上壁中央寄部分にブレザ室(13)を形成し、ブレザ室
    (13)の長さ方向の始端部に入口孔(17)を、終端部に
    ガス出口孔(18)を開口し、この入口孔(17)をクラン
    ク室(16)に連通し て構成したエンジンのクランク室ブレザー装置におい
    て、 前記ブレザ室(13)内でのガス流通経路の途中部にバル
    ブユニット(22)を横断状に設け、このブレザ室(13)
    内でのガス流通経路の終端側部分に対して前記ガス出口
    孔(18)を折返す方向へ導出し、 上記バルブユニット(22)からガス出口孔(18)に至る
    までの間で、ブレザ室(13)の底面(34)にこれよりも
    一段深い油集合凹部(35)を形成し、この油集合凹部
    (35)に油戻し孔(19)を開口し て構成したことを特徴とするエンジンのクランク室ブレ
    ザー装置。
JP1987111716U 1987-07-20 1987-07-20 エンジンのクランク室ブレザ−装置 Expired - Lifetime JPH089367Y2 (ja)

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JPS6415708U JPS6415708U (ja) 1989-01-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6129007U (ja) * 1984-07-26 1986-02-21 本田技研工業株式会社 バ−チカル型エンジンのブリ−ザ装置
JP2559733B2 (ja) * 1987-05-15 1996-12-04 ヤマハ発動機株式会社 バ−チカルエンジンのブリ−ザ装置

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JPS6415708U (ja) 1989-01-26

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