JPH0893708A - 油圧回路 - Google Patents

油圧回路

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Publication number
JPH0893708A
JPH0893708A JP6228255A JP22825594A JPH0893708A JP H0893708 A JPH0893708 A JP H0893708A JP 6228255 A JP6228255 A JP 6228255A JP 22825594 A JP22825594 A JP 22825594A JP H0893708 A JPH0893708 A JP H0893708A
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JP
Japan
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pressure
oil
valve
increasing
hydraulic
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Withdrawn
Application number
JP6228255A
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English (en)
Inventor
Yorimichi Kubota
頼道 久保田
Fumihiko Ishise
文彦 石瀬
Hiroshi Nosaka
寛 野坂
Shunichi Inoue
俊一 井上
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧システムの定格圧力を再設定することな
く、必要な時に自動的に増圧または増量された油圧を得
る。 【構成】 操作弁12と油圧アクチュエータ4との間の高
圧を要求される油路60,61間に圧油取出用切換弁8を設
ける。切換弁8は自己への圧油でA位置に、反対側の油
路からのパイロット圧によりB位置に切換わる。切換弁
8のA位置での出口ポートに油圧モータ15を接続し、減
速機16を介して回転型パイロット弁10を駆動する。この
弁10は分配弁6を交互に切換制御する。切換弁8から分
配弁6を経て切換制御された圧油は増圧増量モード切換
弁17を経て増圧増量シリンダ5を駆動する。切換弁17は
負荷の大きさにより作動するシーケンス弁7からのパイ
ロット圧により、増量モードから増圧モードに切換わ
る。シリンダ5からの出力油は切換弁17とチェック弁3
5,36を経て油圧アクチュエータ4の伸び側へ送込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば破砕機、プレ
ス、成形機または試験装置等における油圧アクチュエー
タ(油圧シリンダ、油圧モータ)を駆動する油圧回路に
適用され、増圧制御および増量制御を必要に応じて自動
的に行い得る油圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、建築物の解体等に使用される機
械を示し、母機としての油圧ショベル1のフロント作業
機系2の先端にアタッチメントとしての破砕機3が取付
けられ、この破砕機3の爪は、油圧アクチュエータとし
ての開閉シリンダ4により開閉される。
【0003】図6に示されるように、従来の破砕機3の
油圧回路には増圧回路がなく、操作弁12の出力油路は開
閉シリンダ4の伸側油路32および縮側油路33に各々直接
接続され、操作弁12の切換えにより油圧ポンプ13から吐
出された高圧油が交互に開閉シリンダ4に供給されると
ともに、開閉シリンダ4からのリターン油がタンク31に
排出され、開閉動作を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】破砕機の閉動作時に
は、鉄筋、コンクリート等を破砕、切断するための強力
な力を必要とする。しかし、破砕力は油圧力で決まるた
め、従来の油圧回路では破砕機を装着した母機(例えば
油圧ショベル)の定格圧力による破砕力しか発揮できな
い。そして、母機の定格圧力は母機の油圧システムの最
適な圧力に設定されているため、破砕機などの強力な油
圧力を必要とする場合には圧力が不足し、破砕機の能力
を最大限に活用できないという問題がある。
【0005】その解決策としては、定格圧力を破砕機使
用時の高い圧力に設定しなおすことも考えられるが、こ
れは、母機の油圧システム全体に重大な影響を及ぼし、
母機の損傷や寿命を短くするという問題も生じ易い。
【0006】さらに、閉動作時でも破砕対象物に接する
までは、負荷が軽いため定格圧力は必要でなく、大流量
すなわち閉動作速度が大きいことが望まれるが、油圧源
の圧力対流量は一定であるため速度の向上はできない。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、油圧システムの定格圧力を再設定することなく、
必要な時に自動的に増圧または増量された油圧を得るこ
とができる油圧回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、油圧源と、この油圧源に接続された操作弁と、こ
の操作弁により方向制御された圧油により作動される油
圧アクチュエータとを備えた油圧回路において、前記操
作弁と油圧アクチュエータとの間の少なくとも高圧を要
求される側の油路に介在され、自己に供給される圧力で
一方の位置に切換えられ前記油路から圧油を取出し、反
対側の油路からのパイロット圧により他方の位置に切換
えられ油圧アクチュエータからの排油をタンクに連通す
る圧油取出用切換弁と、この圧油取出用切換弁が一方の
位置にあるときにその出口ポートからの圧油によりパイ
ロット圧切換を繰返し行うパイロット弁と、上記圧油取
出用切換弁が一方の位置にあるときにその出口ポートか
らの圧油を供給油圧として上記パイロット弁の出力油圧
で切換制御される分配弁と、上記圧油取出用切換弁が一
方の位置にあるときにその出口ポートからの圧油が所定
の圧力以上になったときに通過させるシーケンス弁と、
上記分配弁の出口ポートに接続され、一方の位置に切換
えるためのバネに抗して、上記シーケンス弁を通過した
圧油により他方の位置に切換えられ増圧モードと増量モ
ードとを選択する増圧増量モード切換弁と、この増圧増
量モード切換弁の出口ポートに接続される大径の駆動油
室と小径の増圧油室とを有し、上記分配弁および増圧増
量モード切換弁を介して給排される圧油により駆動され
る増圧増量シリンダと、前記増圧増量モード切換弁の増
圧増量出口ポートと油圧アクチュエータの高圧を要求さ
れる側との間の管路中に設けられ、油圧アクチュエータ
への給油を可能とする方向性のチェック弁とを具備した
構成の油圧回路である。
【0009】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の油圧回路において、パイロット弁として、圧油取出
用切換弁が一方の位置にあるときにその出口ポートから
の圧油で駆動される油圧モータにより減速機を介して回
転される回転型パイロット弁を設けた構成の油圧回路で
ある。
【0010】請求項3に記載された発明は、請求項1記
載の油圧回路において、増圧増量シリンダの駆動油室お
よび増圧油室に対しメイクアップポンプがチェック弁を
介し接続された構成の油圧回路である。
【0011】
【作用】請求項1に記載された発明は、操作弁が中立状
態では、油圧源の吐出圧が閉じられているので油圧アク
チュエータは停止している。操作弁を一側に切換えて油
圧源の吐出圧を圧油取出用切換弁に送ると、同弁は自己
圧力で一方の位置を選択し、圧油がパイロット弁、分配
弁およびシーケンス弁に供給される。
【0012】パイロット弁は繰返し切換作動して、その
制御圧力が分配弁の切換え駆動用圧力となり、分配弁を
左右に繰返し駆動する。分配弁が非中立位置に切換わる
と、その出力段に設けた増圧増量モード切換弁の流路を
経て、増圧増量シリンダに圧油が給油されるとともに排
出される。
【0013】増圧増量モード切換弁が一方の位置にある
時は増量モードであって、駆動油圧は増圧増量シリンダ
の増圧油室に入り、駆動油室から吐出された圧油により
油圧アクチュエータを例えば伸側に作動する。このとき
は、増圧増量シリンダの増圧油室(断面積が小さい)に
供給油が入ってピストン等の可動体を作動するので、駆
動油室(断面積が大きい)からは断面積比に比例した多
量の圧油が送り出され、油圧アクチュエータの伸び速度
を高めることができる。
【0014】一方、油圧アクチュエータの伸側動作で負
荷が大きくなると、増圧増量シリンダに供給される圧力
も高くなり、この圧力がシーケンス弁で設定した圧力よ
り高くなると、シーケンス弁が連通作用して増圧増量モ
ード切換弁に切換用パイロット圧を供給し、増圧増量モ
ード切換弁を他方の位置に切換える。この状態を増圧モ
ードと呼ぶ。
【0015】この増圧モードでは、分配弁で制御された
圧油が増圧増量シリンダのピストン大径部(受圧面積が
大きい)に臨む駆動油室に導かれるので、ピストンが作
動すると、ピストン小径部(受圧面積が小さい)に臨む
増圧油室から受圧面積比に反比例する高圧の圧油が押し
出されて油圧アクチュエータを伸側に強力に作動するこ
ととなる。
【0016】操作弁を他側に切換えると、油圧アクチュ
エータの縮側に圧油が送られると同時に、圧油取出用切
換弁にパイロット圧が送られて、同弁を他方の位置に作
動させるので、油圧アクチュエータの伸側の油はタンク
に排油される。
【0017】請求項2に記載された発明は、圧油取出用
切換弁にて一方の位置が選択されると、この切換弁を経
た圧油が油圧モータおよび回転型パイロット弁に同時に
供給され、油圧モータが回転されて減速機を介し回転型
パイロット弁が回転されることにより、この弁から出力
されるパイロット圧が繰返し切換えられる。
【0018】請求項3に記載された発明は、増圧増量シ
リンダにて供給、吐出に関与しないため余剰油が発生す
る二つの油室から排油系統へ余剰油が排出されるが、そ
のために不足油が発生する油室にはメイクアップポンプ
からチェック弁を経た油が補充される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例として図5に示され
た油圧ショベルの破砕機に適用される図1の増圧増量回
路を例にとって詳細に説明する。
【0020】図5において、母機としての油圧ショベル
1のフロント作業機系2の先端にはアタッチメントとし
ての破砕機3が取付けられ、この破砕機3の爪は、油圧
アクチュエータとしての開閉シリンダ4により開閉され
る。該シリンダ4の伸び操作時には爪が閉じて対象物を
破砕するので、伸び操作時に強力な推力が必要となる。
これからは、開閉シリンダを油圧アクチュエータと言
う。
【0021】この種の油圧アクチュエータの油圧回路
は、図1に示されるように、油圧源としての油圧ポンプ
13と、この油圧ポンプ13に接続された操作弁12と、この
操作弁12により方向制御された圧油により伸縮作動され
る油圧アクチュエータ4とを基本的に備えている。
【0022】先ず、図1に示された油圧回路の概略を説
明すると、前記操作弁12と油圧アクチュエータ4との間
の少なくとも高圧を要求される側の油路60,61間に、自
己の圧力でA位置(増圧増量回路に圧油を取出す位置)
に、また反対側の油路からのパイロット圧によりB位置
(排油位置)に切換えられる圧油取出用切換弁8が介在
されている。
【0023】この圧油取出用切換弁8がA位置にあると
きの出口ポートに分配弁6、シーケンス弁7、回転型パ
イロット弁10および油圧モータ15がそれぞれ接続されて
いる。前記分配弁6には増圧増量モード切換弁17を介
し、この増圧増量モード切換弁17によって選択された増
量モード(G位置)または増圧モード(H位置)で作動
される複動形の増圧増量シリンダ5が接続されている。
【0024】この増圧増量シリンダ5に増圧増量モード
切換弁17の増圧増量出口ポートg,jおよびチェック弁
35,36を経て油圧アクチュエータ4の伸側油室20が接続
されている。また、増圧増量シリンダ5の作動に伴って
油量が不足する油室48〜51に対し油を補給するメイクア
ップポンプ18がチェック弁37,38を介し接続されてい
る。
【0025】次に、図1に示された各回路構成要素を個
別に説明する。
【0026】前記操作弁12は、右側位置に切換えること
により前記油圧ポンプ13から吐出された高圧油を伸側油
路60および後述する増圧増量回路を経て油圧アクチュエ
ータ4の伸側油室20に、また左側位置に切換えることに
より前記高圧油を縮側油路24を経て油圧アクチュエータ
4の縮側油室21に供給する3位置4ポート切換弁であ
る。
【0027】前記圧油取出用切換弁8は、伸側油路60に
圧油が立っているときは自己圧力を操作油室58に導きA
位置を保持して、圧油を前記油路60から分岐油路23を経
て増圧増量回路に取出すための2位置3ポート切換弁ま
たは2位置2方向切換弁である。また、操作弁12により
油圧アクチュエータ4を縮側操作したときは、縮側油路
24の圧力がパイロット油路9を経て操作油室59に導か
れ、圧油取出用切換弁8はB位置に切換わる。
【0028】前記油圧モータ15は、減速機16を介して回
転型パイロット弁10を回転させることにより、操作油路
43からこのパイロット弁10への圧油をパイロット油路4
4,42を経て分配弁6の操作油室56,57へ切換制御用の
パイロット圧として交互に供給する。また油圧モータ15
の供給口には絞り22を設けて油圧モータ15の回転数を制
限している。
【0029】次に、前記回転型パイロット弁10は、その
回転に伴ってC位置とD位置とに繰返し切換えられ、供
給圧力を2つのパイロット油路42,44に交互に供給する
2位置4ポート切換弁であり、このパイロット弁10から
給排されるパイロット圧により分配弁6を左右に繰返し
変位させる。この回転型パイロット弁10の模式図を図2
に示し、同断面X、Y、Zを図3に示す。
【0030】すなわち、回転型パイロット弁10は、図2
および図3に示されるように前記油圧モータ15および減
速機16を一端面に一体的に取付けてなる円筒形の弁本体
10aの内部に回転弁体10b を回転自在に嵌合する。
【0031】弁本体10a には、タンク29への油路27に連
通する排油ポート27´と、圧油取出用切換弁8からの操
作油路43に連通する給油ポート43´と、前記パイロット
油路42,44と連通するパイロットポート42´,44´と
を、それぞれ半径方向に穿設する。
【0032】回転弁体10b には、前記パイロットポート
42´,44´に連通する二つの周方向溝10c ,10d と、一
方の周方向溝10c に臨む軸方向溝10e ,10f と、他方の
周方向溝10d に臨む軸方向溝10g ,10h とを設ける。
【0033】軸方向溝10f ,10g は角度によって操作油
路43からの給油ポート43´に連通し、さらに、軸方向溝
10e ,10h は角度によってタンク油路27への排油ポート
27´と連通し、この回転型パイロット弁10の排油を油路
27からタンク29へ排出する構造である。
【0034】そして、回転弁体10b が回転すると、給油
ポート43´が軸方向溝10f ,10g を経てパイロットポー
ト42´,44´の一方と交互に連通し、給油ポート43´と
連通しないパイロットポート42´,44´の他方は排油ポ
ート27´と連通する。
【0035】次に、前記分配弁6は、分岐油路23および
供給油路25からの圧油を分配弁6のE位置、F位置にて
出力油路52または出力油路53に切換え送油する3位置4
ポート切換弁である。バネ14は中立保持のために設けて
いる。この分配弁6からの排油はタンク油路26およびチ
ェック弁11を経て、縮側油路24に送られる。
【0036】また、前記シーケンス弁7は、その一次側
が前記圧油取出用切換弁8のA位置出口ポートに連通さ
れ、二次側が増圧増量モード切換弁17の操作油室41に連
通されている。そして、一次側の負荷が大きい場合はこ
のシーケンス弁7を経て一次側から二次側に供給される
油圧をパイロット圧として増圧増量モード切換弁17を切
換え、上記増圧増量シリンダ5への流入および流出回路
を増量モードから増圧モードに切換える。
【0037】次に、前記増圧増量モード切換弁17は、後
述するスプールの一側に圧縮バネ14が設けられ他側に操
作油室41が設けられ、バネ14の付勢力で一方のG位置
(増量モード)に切換わり、シーケンス弁7の二次圧力
が操作油路19を通って操作油室41に働くとバネ14の付勢
力に抗して他方のH位置(増圧モード)に切換わる2位
置10ポート切換弁または2位置6方向切換弁である。
【0038】この増圧増量モード切換弁17は、図4の模
式図に示されるように10個のポートa〜jが設けられた
弁本体17a の軸孔内に、複数の周方向溝が設けられたス
プール17b を軸方向摺動自在に嵌合したものである。
【0039】下側の4つのポートg〜jは、ポートgが
出力油路54と、ポートh,iが上記分配弁6からの制御
油路52,53と、ポートjが出力油路55とそれぞれ接続さ
れている。前記出力油路54および出力油路55はそれぞれ
チェック弁35,36を介して増圧油路28に接続されてい
る。
【0040】上側の6つのポートa〜fは、ポートaと
ポートcが高圧油路46と、ポートbが中圧油路39と、ポ
ートdとポートfが中圧油路40と、ポートeが高圧油路
47とそれぞれ接続されている。
【0041】そして、この増圧増量モード切換弁17がG
位置にあるときは、上記分配弁6からポートh,iへ交
互に供給された圧油がポートc,eを経て増圧増量シリ
ンダ5の左右対をなした断面積の小さな増圧油室50,51
の一方に供給されるとともに他方から排出され、ピスト
ン34が往復駆動される。
【0042】このとき、断面積の大きな駆動油室48,49
から交互に吐出された多量の油(増圧油室50,51との断
面積比と比例する流量の油)が、増圧増量モード切換弁
17のポートb,fから増圧増量出口ポートg,jを経て
出力油路54,55に交互に供給される。
【0043】一方、この増圧増量モード切換弁17がH位
置にあるときは、上記分配弁6からポートh,iへ交互
に供給された圧油が、ポートb,dから中圧油路39,40
の一方を経て、増圧増量シリンダ5の左右対をなした駆
動油室48,49に交互に供給され、ピストン34は駆動油室
48,49に臨む大径部(大きな受圧面積)に油圧を受けて
強力な力で往復駆動される。
【0044】このとき、ピストン34の小径部(小さな受
圧面積)に臨む増圧油室50,51の一方には、ピストン大
径部との受圧面積比と反比例する高圧油が発生し、この
高圧油が、高圧油路46,47を経て増圧増量モード切換弁
17のポートaまたはeから増圧増量出口ポートg,jに
供給される。
【0045】この増圧増量モード切換弁17の増圧増量出
口ポートg,jは、チェック弁35,36を介して油圧アク
チュエータ4の伸側油室20に連通され、油圧アクチュエ
ータ4が伸方向に作動するときの速度増加あるいは出力
増加を可能としている。
【0046】すなわち、前記シーケンス弁7が作動しな
い状態では、増圧増量モード切換弁17がバネ14の力によ
り図1に示された一方のG位置にあるので、増圧増量シ
リンダ5は増量モードで作用し、また、シーケンス弁7
が連通作動する高圧状態では、増圧増量モード切換弁17
は他方のH位置となり、増圧増量シリンダ5は増圧モー
ドで作用するように構成されている。
【0047】次に、前記複動形の増圧増量シリンダ5
は、中央に大径筒部が、その左右両側部に小径筒部がそ
れぞれ形成され、これらの筒部にピストン34が摺動自在
に嵌合され、大径筒部内のピストン両側に駆動油室48,
49が、また小径筒部内のピストン両側に増圧油室50,51
がそれぞれ設けられている。
【0048】前記駆動油室48,49は前記増圧増量モード
切換弁17の中圧油路39,40と接続され、前記増圧油室5
0,51は同じく増圧増量モード切換弁17の高圧油路46,4
7と接続されている。
【0049】次に、前記メイクアップポンプ18は、吸入
側をタンク30に接続し、出口側を4つのチェック弁37,
38を経て前記中圧油路39,40および高圧油路46,47に接
続し、タンク30より吸込んだ油を増圧増量シリンダ5に
補給する。
【0050】なお、図1に示されたタンク29,30,31は
説明の便宜上、異なる符号を付しているが、これらは共
通のタンクであることは言うまでもない。
【0051】次に、以上のように構成された破砕機用の
油圧回路の作動を説明する。
【0052】油圧アクチュエータ4の伸び操作(操作弁
12の右側位置)では、ポンプ13からの吐出圧油は伸側油
路60へ通じ、その圧力が切換弁8の操作油室58へ入るの
で、同弁をA位置に保持する。そのため、吐出圧油は分
岐油路23から操作油路43と供給油路25へ流れる。操作油
路43の圧油は、絞り22を経て油圧モータ15を回転すると
ともに、回転型パイロット弁10の供給圧となり、同弁の
作動でパイロット流路42,44に交互に供給され分配弁6
をE位置、F位置に繰返し切換える。
【0053】分配弁6には供給油路25から圧油が供給さ
れているので、上記E位置では、圧油は制御油路53へ、
さらに増圧増量モード切換弁17はバネ14の力でG位置に
あるから切換弁17のポートi、ポートeを通り、高圧油
路47を経て増圧増量シリンダ5の増圧油室51に流入す
る。そのためピストン34が左方に変位し、増圧油室50の
油は、高圧油路46、切換弁17のポートc、ポートh、制
御油路52、分配弁6、タンク油路26、チェック弁11およ
び操作弁12を経てタンク31に排出される。
【0054】このようにして、ピストン34が左方へ変位
することにより、駆動油室48の油は圧縮されて中圧油路
39へ吐出される。その吐出量は増圧油室51への流入量と
比較して、ピストン34の小径部と大径部との断面積比に
比例して増量されている。
【0055】この増量された流量は中圧油路39から切換
弁17のポートb、ポートg、出力油路54、チェック弁3
5、増圧油路28を経て、油圧アクチュエータ4の伸側油
室20へ流入し、油圧アクチュエータ4を伸側に作動す
る。このとき、駆動油室49にはメイクアップポンプ18か
らチェック弁38、中圧油路40を経て油が補給される。
【0056】油圧アクチュエータ4の縮側の油は、縮側
油路24でチェック弁11からの油と合流して操作弁12から
タンク31へ放出される。
【0057】同様に、分配弁6がF位置に切換わると、
増圧増量シリンダ5のピストン34が右方に変位する。
【0058】上記伸び動作中に、油圧アクチュエータ4
の負荷(爪の破砕力)が増加すると増圧油路28の圧力が
上昇し、増圧増量シリンダ5への高圧油路46,47の圧力
が上昇するので、分岐油路23の圧力も上昇する。
【0059】分岐油路23の圧力が上昇して、シーケンス
弁7の設定圧力以上になると、操作油路19に圧力が立っ
て、操作油室41に作用する圧力で切換弁17がH位置に切
換わる。
【0060】このように、回転型パイロット弁10および
分配弁6の作動は上記と同じく継続したままで、切換弁
17がH位置になると、分配弁6から制御油路53に出力さ
れた圧油は切換弁17のポートi、ポートd、中圧油路40
を経て増圧増量シリンダ5の駆動油室49へ流入し、ピス
トン34が左方に変位するので、駆動油室48の油は、中圧
油路39、切換弁17のポートb、ポートh、制御油路52お
よび分配弁6を経てタンクに放出される。
【0061】同時に、増圧油室50の油は圧縮されつつ高
圧油路46、切換弁17のポートa、ポートg、出力油路5
4、チェック弁35、増圧油路28を経て油圧アクチュエー
タ4の伸側油室20へ送られる。
【0062】この時、増圧増量シリンダ5のピストン大
径部に作用する流入圧力に対し、ピストン小径部から発
生する吐出圧力は、受圧面積比に反比例して増圧される
ので、油圧アクチュエータ4の出力が強大になる。
【0063】増圧油室51の油はピストン34の変位分だけ
不足するのでメイクアップポンプ18およびチェック弁37
から補給される。
【0064】以上詳述したように、切換弁17がG位置に
あれば増量モード、H位置にあれば増圧モードとなり、
いずれの場合も回転型パイロット弁10及び分配弁6は連
続して作動しているので、増圧増量シリンダ5も往復動
作を繰り返しており、そして、油圧アクチュエータ4の
負荷の大きさとシーケンス弁7の動作が関連づけられる
ので、自動的に増圧増量モードが選択される。
【0065】一方、油圧アクチュエータ4の縮み操作
(操作弁12の左位置)では、油圧ポンプ13の吐出油が、
縮側油路24から油圧アクチュエータ4の縮側油室21に入
ると同時に、同圧力がパイロット油路9を経て、切換弁
8をB位置にするので、伸側油室20の油は伸側油路61、
切換弁8、伸側油路60を経てタンク31に放出される。
【0066】なお、実施例では、油圧ショベルにおける
破砕機の場合について述べたが、このような増圧増量回
路は、プレス、射出形成機又は試験装置等で使用される
油圧シリンダ、油圧モータ等を駆動する油圧回路で部分
的に高圧又は流量増加が必要な場合においても利用でき
る。
【0067】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、シ
ーケンス弁と増圧増量モード切換弁との組合せにより、
増量モードと増圧モードとを自動的に切換え、負荷に高
圧力が要求されない増量モードの場合は、負荷をより早
く動かすことができ、また、負荷に高速度が要求されな
い増圧モードの場合は、油圧アクチュエータに母機の定
格圧力よりも高い圧力を連続的に供給して強力な荷重を
発生させることができる効果を有する。
【0068】請求項2に記載された発明によれば、油圧
モータにて減速機を介し回転される回転型パイロット弁
によって、分配弁を繰返し切換えるためのパイロット圧
を交互に出力するパイロット圧切換手段を比較的簡単に
構成できる。
【0069】請求項3に記載された発明によれば、メイ
クアップポンプからチェック弁を経て増圧増量シリンダ
へ油を補充することにより、増圧増量シリンダでの不足
油の発生を防止でき、増圧増量シリンダでの増圧機能お
よび増量機能を損なうおそれを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧回路の一実施例を示す回路図
である。
【図2】同上油圧回路における回転型パイロット弁の模
式断面図である。
【図3】(X)は図2のX線断面、(Y)は図2のY線
断面、(Z)は図2のZ線断面の断面図である。
【図4】同上油圧回路における増圧増量モード切換弁の
模式断面図である。
【図5】破砕機を装置した油圧ショベルの側面図であ
る。
【図6】従来の破砕機用油圧回路を示す回路図である。
【符号の説明】
4 油圧アクチュエータとしての開閉シリンダ 5 増圧増量シリンダ 6 分配弁 7 シーケンス弁 8 圧油取出用切換弁 10 回転型パイロット弁 12 操作弁 13 油圧源としての油圧ポンプ 14 バネ 15 油圧モータ 16 減速機 17 増圧増量モード切換弁 18 メイクアップポンプ 34 ピストン 35,36 チェック弁 37,38 チェック弁 48,49 駆動油室 50,51 増圧油室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 俊一 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通七丁目1番14 号 西菱エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧源と、この油圧源に接続された操作
    弁と、この操作弁により方向制御された圧油により作動
    される油圧アクチュエータとを備えた油圧回路におい
    て、 前記操作弁と油圧アクチュエータとの間の少なくとも高
    圧を要求される側の油路に介在され、自己に供給される
    圧力で一方の位置に切換えられ前記油路から圧油を取出
    し、反対側の油路からのパイロット圧により他方の位置
    に切換えられ油圧アクチュエータからの排油をタンクに
    連通する圧油取出用切換弁と、 この圧油取出用切換弁が一方の位置にあるときにその出
    口ポートからの圧油によりパイロット圧切換を繰返し行
    うパイロット弁と、 上記圧油取出用切換弁が一方の位置にあるときにその出
    口ポートからの圧油を供給油圧として上記パイロット弁
    の出力油圧で切換制御される分配弁と、 上記圧油取出用切換弁が一方の位置にあるときにその出
    口ポートからの圧油が所定の圧力以上になったときに通
    過させるシーケンス弁と、 上記分配弁の出口ポートに接続され、一方の位置に切換
    えるためのバネに抗して上記シーケンス弁を通過する圧
    油により他方の位置に切換えられ増圧モードと増量モー
    ドとを選択する増圧増量モード切換弁と、 この増圧増量モード切換弁の出口ポートに接続される大
    径の駆動油室と小径の増圧油室とを有し、上記分配弁お
    よび増圧増量モード切換弁を介して給排される圧油によ
    り駆動される増圧増量シリンダと、 前記増圧増量モード切換弁の増圧増量出口ポートと油圧
    アクチュエータの高圧を要求される側との間の管路中に
    設けられ、油圧アクチュエータへの給油を可能とする方
    向性のチェック弁とを具備したことを特徴とする油圧回
    路。
  2. 【請求項2】 パイロット弁として、圧油取出用切換弁
    が一方の位置にあるときにその出口ポートからの圧油で
    駆動される油圧モータにより減速機を介して回転される
    回転型パイロット弁を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の油圧回路。
  3. 【請求項3】 増圧増量シリンダの駆動油室および増圧
    油室に対しメイクアップポンプがチェック弁を介し接続
    されたことを特徴とする請求項1記載の油圧回路。
JP6228255A 1994-09-22 1994-09-22 油圧回路 Withdrawn JPH0893708A (ja)

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