JPH0893891A - 車輛用トランスミッションにおける作動油供給装置 - Google Patents

車輛用トランスミッションにおける作動油供給装置

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JPH0893891A
JPH0893891A JP6252881A JP25288194A JPH0893891A JP H0893891 A JPH0893891 A JP H0893891A JP 6252881 A JP6252881 A JP 6252881A JP 25288194 A JP25288194 A JP 25288194A JP H0893891 A JPH0893891 A JP H0893891A
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    • F16H57/00General details of gearing
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    • F16H57/0434Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps; Pressure control

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 オイルフイルタ−による作動油の効果的な冷
却が望め、又整備性の向上を図る。 【構成】 ミッションケ−ス10内の作動油を、オイル
フイルタ−18含む作動油管路によって油圧装置17に
供給するようにした車輛用トランスミッションにおい
て、オイルフイルタ−18をミッションケ−ス10の横
一側部の上下方向中程部位に前後向きに外装設して、そ
のオイルフイルタ−の前後の端面部に作動油取出口部1
8aと作動油取入口部18bとを振り分け装設し、作動
油取入口部18bとミッションケ−ス10内部とを連通
接続する下部サクションパイプ33を、ミッションケ−
ス10及びオイルフイルタ−18に対して着脱自在に連
結するとともに、作動油取出口部18aと油圧装置17
とを連通接続する上部サクションパイプ34を、オイル
フイルタ−10及び油圧装置17に対して着脱自在に連
結した作動油供給装置にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輛用トランスミッシ
ョンにおける作動油供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ミッションケ−ス内の潤滑油を油圧装置
の作動油に共用し、その作動油を、外装型のオイルフイ
ルタ−を含む作動油管路によって、HSTやその他の油
圧装置に供給するようにした車輛用トランスミッション
が知られている(例えば、実公昭63−3850号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来のもの
は、作動油管路に組み込まれるオイルフイルタ−の作動
油取入口と取出口が近接しており、それらの取入口や取
出口が連通接続される油路をミッションケ−ス壁の局所
に集中して設けねばならないものであったから、それ等
の油路の形成が容易ではなく耐久性もよくないという問
題があり、また、オイルフイルタ−が走行車輪間などの
狭い空間部において車輛進行方向に対し横置き状に設け
られるものであったから、容量の大きいものを用いるこ
とができなくてオイルフイルタ−部での作動油の冷却効
果をあまり期待することができず、オイルフイルタ−の
メンテナンスにも苦労するという問題があった。さら
に、従来のものにあっては、作動油管路の殆どの部分
が、車輛に装着される作業機等の稼働部に対して剥き出
し状態で近接位置するために損傷事故が起き易いという
問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術にお
ける上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、オイルフイルタ−の作動油取入口及
び取出口が接続される油路の形成が容易になり、しか
も、容量の大きなオイルフイルタ−を用いて作動油の冷
却をも好都合に行うことができながら、オイルフイルタ
−を含む作動油管路のメンテナンも容易であるように改
良された車輛用トランスミッションにおける作動油供給
装置を提供することであり、また、車輛に装着される作
業機等の稼働部によって損傷されるおそれもないように
改良された車輛用トランスミッションにおける作動油供
給装置を提供することである。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明装置においては、油圧装
置(17)への作動油を供給管路に介装するオイルフイル
タ−(18)を、ミッションケ−ス(10)の横一側部の上
下方向中程部位に前後向きに外装配設しているので、従
来の車輛進行方向に対して横向きにオイルフイルタ−を
設けるものとは違ってオイルフイルタ−を容量の大きい
ものにすることができ、容量の大きなオイルフイタ−と
することによって作動油の冷却効果をも大きくすること
ができる。また、オイルフイルタ−の前後の端面部に作
動油取出口部(18a)と作動油取入口部(18b)が振り
分け装設されているから、それ等を接続する油路を局部
に集中形成する必要がなくなって油路の形成が容易であ
り、油路が局所に集中しないから油路部の耐久性もよ
い。
【0006】更に、オイルフイルタ−(18)が前後向き
に外装されるのに加え、オイルフイルタ−(18)の前後
端面に振り分け状に設けられている作動油取出口部(1
8a)および取入口部(18b)のうち、作動油取入口部
(18b)とミッションケ−ス(10)の下方内部とを連
通接続する下部サクションパイプ(33)を、ミッション
ケ−ス(10)及びオイルフイルタ−(18)に着脱自在に
連結し、且つ、作動油取出口部(18a)と油圧装置(1
7)とを連通接続する上部サクションパイプ(34)を、
オイルフイルタ−(18)および油圧装置(17)に対して
着脱自在に連結しているので、上部サクションパイプ
(34)とオイルフイルタ−(18)、オイルフイルタ−
(18)と下部サクションパイプ(33)のいずれかに組合
せ接続した儘での着脱、あるいは上部サクションパイプ
(34)、下部サクションパイプ(33)単体での着脱を、
前方又は後方への抜き外し所作によって比較的容易に行
うことができ、メンテナンスに好都合となる。
【0007】また、請求項2の作動油供給装置は、作動
油管路に設けられる外装型のオイルフイルタ−(18)が
車輛の搭乗運転部(37)の内側面(37a)に対向する部
位に位置し、オイルフイルタ−(18)の作動油取出口部
(18b)と油圧装置(17)間を連通接続する上部サクシ
ョンパイプ(34)がミッションケ−ス(10)の前面側に
位置するコンバイン用のものに構成されているので、オ
イルフイルタ−(18)およびそれに連設される作動油管
路の僅かな部分が、作業機である刈取搬送部に近接対面
するだけになって損傷されることが殆どなくなりなが
ら、メンテナンスに際してのオイルフイルタ−(18)の
着脱は、搭乗運転部(37)から容易に行うことができ
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明するが、図1は本発明装置が適用されるトランス
ミッションの内部構造を示した一部破断正面図、図2は
その一部を拡大した断面図、図3は本発明装置が実施さ
れたトランスミッションの背面図、図4は同じく左側面
図、図5は本発明装置によるトランスミッションが組み
込まれた車輛(コンバイン)の平面概略図である。
【0009】まず、本発明が実施されるトランスミッシ
ョンの一例を図1及び図3によって説明すると、図示の
トランスミッションは、ミッションケ−ス(10)の上部
の横側部位に連設される無段変速装置(HST・11)
と、ミッションケ−ス(10)の内方下部に組み込み構成
されるギア式の操向伝動部(12)とで構成されている。
そして、無段変速装置(11)の入力軸に嵌着された入力
プ−リ(13)と、後述するエンジンの出力プ−リとにベ
ルトを掛回して構成される伝動機構(14)で無段変速装
置(11)に入力され、無段変速装置によって変速設定さ
れた前進又は後進方向の回転動力が、無段変速装置の出
力軸(15)からチエン伝動機構(16)を経て前記操向伝
動部(12)に伝達されるように構成されている。
【0010】また、前記入力プ−リ(13)とは反対側の
無段変速装置の横側部位には、車輛に装着する作業機を
昇降する為の油圧装置(ロ−タリバルブ付の油圧ポンプ
17)が取着され、該油圧装置(17)が、無段変速装置
(11)の入力軸に直結されて定回転で常時駆動されるよ
うになっている。そして、前記油圧装置(17)は、ミッ
ションケ−ス(10)内の潤滑油を作動油として共用し、
その作動油を、本発明によるオイルフイルタ−(18)を
含む作動油管路によって給排して作動するように構成さ
れている。なお、オイルフイルタ−を含む作動油管路の
詳細については後述する。
【0011】上記ミッションケ−ス(10)は、左右同型
のケ−ス半体(10a)(10a)を向い合わせに合接して
ケ−ス体とし、そのケ−ス体の下部の左右外脇部位に左
右の車軸支持筒(19)(19)を取り付けて形成されてい
る。そして、前記無段変速装置(11)の出力軸(15)が
内挿楔合される入力スプロケット(20)が、ミッション
ケ−ス(10)の上部に左右一対の軸受を介して回転自在
に支承され、その入力スプロケット(20)と前記操向伝
動部(12)の受動スプロケット(21)とにチエンが掛回
されて、上述のチエン伝動機構(16)が構成されてい
る。
【0012】ついで、操向伝動部(12)について説明す
ると、左右一対の車軸支持筒(19)(19)に、左右の車
軸(22)(22)が回転自在にそれぞれ支承され、各々の
車軸(22)の内方軸端部がミッションケ−ス(10)の内
部に延設されている。そして、両車軸(22)(22)の内
方軸端部間に、それらの車軸(22)(22)と同芯な左右
一対の受動軸(23)(23)が配設され、各々の受動軸
(23)の外方軸端と車軸(22)の内方軸端との間が、遊
星ギア減速機構(24)を介してそれぞれ連動連結されて
いる。
【0013】そうして、左右の遊星ギア減速機構(24)
(24)の間の部位に、前記操向伝動部(12)が組み込ま
れるのであるが、操向伝動部(12)は、左右一対のサイ
ドクラッチと操向ブレ−キとで次のように構成されてい
る。前出の受動スプロケット(21)が、前記ケ−ス半体
(10a)(10a)に一体に形設されているホルダ−(2
5)(25)に回転自在に軸受支承して設けられて、その
受動スプロケット(21)の内孔に、軸芯方向の複数条の
ボ−ル係合溝が刻設されている。
【0014】一方、受動スプロケット(21)の内腔部に
は、左右の受動軸(23)(23)に跨って楔着支持される
ボ−ル支持体(26)が配設され、そのボ−ル支持体(2
6)の外周輪部に左右一対のボ−ル支持孔群が開設され
て、それぞれのボ−ル支持孔にボ−ル(27)(27)・・
群が放射方向外方に突出移動可能に支持されている。そ
して、左右の受動軸(23)(23)に各々摺動自在に嵌装
されているクラッチスライダ(28)(28)が受動軸の内
端側に移行にすることで、前記ボ−ル(27)(27)・・
群が押し上げられて受動スプロケット(21)のボ−ル係
合溝に左右各別に係合するようになっており、ボ−ル係
合溝にボ−ル(27)・・が係合すると受動スプロケット
(21)とボ−ル支持体(26)とがボ−ルを介して連動連
結されて受動スプロケット(21)の動力が左右の受動軸
(23)(23)に各別に伝達されるように構成されてい
る。
【0015】左右のクラッチスライダ(28)(28)は、
それぞれコイルバネによって内方に移動勝手に弾圧付勢
されて、ボ−ル(27)・・がボ−ル係合溝に係合する状
態を保つようになっており、各々のクラッチスライダ
(28)をコイルバネに抗してシフトホ−ク(29)でもっ
て外方に移行させると、ボ−ル(27)・・群がボ−ル支
持孔に退入してボ−ル係合溝との係合が解かれ、受動軸
(23)への伝動が左右各別に遮断されるようになってい
る。なお、図1および図2においては、図の左側にサイ
ドクラッチの切断状態を示し、右側に接続状態を示して
いる。
【0016】而して、左右のシフトホ−ク(29)(29)
は、それぞれリンク機構を介して作動ア−ム(30)(3
0)に接続され、それらの作動ア−ム(30)(30)が操
作索を介して車輛の運転部に設けられている操作レバ−
(図示省略)に接続されて、操作レバ−の左右各別の操作
によってクラッチスライダ(28)(28)の摺動移動が行
われるようになっている。
【0017】また、左右のクラッチスライダ(28)(2
8)と、上述した左右の遊星ギア減速機構(24)(24)
との間の部位には、湿式多板型の操向ブレ−キ(31)
(31)が設けられ、それぞれの操向ブレ−キ(31)は、
前記クラッチスライダ(28)が操作レバ−の作動によっ
てクラッチ切断位置を越えて更に設定寸法外方に摺動移
動されると、遊星ギア減速機構(24)のリングギアの側
面に制動板が圧接されて受動軸(23)を回動不能に制動
し、逆に、クラッチスライダ(28)がクラッチ切断位置
乃至同位置以上に復帰移行されると、受動軸(23)の制
止を解除するように構成されている。
【0018】そうして、操向伝動部(12)とチエン伝動
機構(16)などが収容されるミッションケ−ス(10)の
内部に作動油兼用の所要量の潤滑油が貯留されて、その
作動油が前述した作動油管路の供給経路を経て油圧装置
(17)に供給され、また、油圧装置(17)からのドレン
油は、作動油管路のドレン経路(32)を経てミッション
ケ−ス(10)内に還流されるように構成されている。
【0019】作動油管路の供給経路について図3及び図
4を参照して説明すると、ミッションケ−ス(10)の横
一側部の上下方向中程部位にオイルフイルタ−(18)を
前後向きにして外装し、そのオイルフイルタ−(18)の
前後の端面部に作動油取出口部(18a)と作動油取入口
部(18b)とを振り分け装設している。そして、作動油
取入口部(18b)とミッションケ−ス(10)の下方内部
とを下部サクションパイプ(33)で連通接続して、その
下部サクションパイプ(33)をオイルフイルタ−(18)
とミッションケ−ス(10)に対して着脱自在に取り付け
てある。
【0020】また、作動油取入口部(18b)に対して前
後方向の反対側に位置する作動油取出口部(18a)と前
記油圧装置(17)との間を、上部サクションパイプ(3
4)で連通接続し、その上部サクションパイプ(34)を
オイルフイルタ−(18)と油圧装置(17)に対して着脱
自在に取り付けてある。なお、上述したドレン経路(3
2)の終端部(32a)は、下部サクションパイプ(33)
の吸入口部(33a)よりも上位にあって、ケ−ス半体
(10a)に他の目的で開設されている孔を利用して接続
されてミッションケ−ス(10)の内部に連通されてい
る。
【0021】以上のように構成される作動油供給装置を
備えたトランスミッションを、車輛の一つであるコンバ
イン用に構成した実施例を、図5に示している。図5の
コンバインは、左右一対のクロ−ラ走行装置(35)(3
5)を備えた車体(36)の上方に搭乗運転部(37)、エ
ンジン(38)、脱穀装置などの諸装置を配設し、搭乗運
転部(37)の横側部で、車体の前面部位に刈取搬送装置
(39)を昇降自在に装備して構成されている。そして、
本発明装置によるトランスミッションの左右車軸(22)
(22)に嵌着した駆動輪(40)(40)で前記クロ−ラ走
行装置(35)(35)を回転駆動して走行し、作業時には
前記エンジン(38)の動力で刈取搬送装置(39)や脱穀
装置などの一連の作業装置を駆動して収穫作業するよう
になっているのであるが、トランスミッションは、コン
バインに組入れられた体勢において、上述した外装型オ
イルフイルタ−(18)が搭乗運転部(37)の内側面(3
7a)に対向する部位に位置し、そのオイルフイルタ−
(18)の作動油取出口部(18b)と油圧装置(17)とを
連通接続する上部サクションパイプ(34)がミッション
ケ−ス(10)の前面側に位置するものになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置が適用されるトランスミッションの
一部破断正面図である。
【図2】図1のトランスミッションの一部を拡大した要
部断面図である。
【図3】本発明装置が実施されたトランミッションの背
面図である。
【図4】図3のトランスミッションの左側面図である。
【図5】本発明装置によるトランスミッションが組込ま
れた車輛の平面概略図である。
【符号の説明】
10 ミッションケ−ス 17 油圧装置 18 オイルフイルタ− 18a 作動油取出口部 18b 作動油取入口部 33 下部サクションパイプ 34 上部サクションパイプ 37 搭乗運転部 3a 搭乗運転部の内側面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションケ−ス(10)内の潤滑油を油
    圧装置(17)の作動油に共用し、その作動油を、オイル
    フイルタ−(18)を含む作動油管路によって油圧装置
    (17)に供給するようにした車輛用トランスミッション
    において、前記オイルフイルタ−(18)をミッションケ
    −ス(10)の横一側部の上下方向中程部位に前後向きに
    外装配設して、そのオイルフイルタ−(18)の前後の端
    面部に作動油取出口部(18a)と作動油取入口部(18
    b)とを振り分け装設し、作動油取入口部(18b)とミ
    ッションケ−ス(10)の下方内部とを連通接続する下部
    サクションパイプ(33)を、ミッションケ−ス(10)及
    びオイルフイルタ−(18)に対して着脱自在に連結する
    とともに、作動油取出口部(18a)と油圧装置(17)と
    を連通接続する上部サクションパイプ(34)を、オイル
    フイルタ−(18)及び油圧装置(17)に対して着脱自在
    に連結してあることを特徴とする車輛トランスミッショ
    ンにおける作動油供給装置。
  2. 【請求項2】 ミッションケ−ス(10)内の潤滑油を油
    圧装置(17)に作動油として供給する作動油管路を備え
    たトランスミッションがコンバインに組入れられるもの
    であって、作動油管路に設けられる外装型のオイルフイ
    ルタ−(18)が搭乗運転部(37)の内側面(37a)に対
    向する部位に配置され、オイルフイルタ−(18)の作動
    油取出口部(18b)と油圧装置(17)とを連通接続する
    上部サクションパイプ(34)がミッションケ−ス(10)
    の前面側に位置されている請求項1記載の車輛用トラン
    スミッションにおける作動油供給装置。
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