JPH089421B2 - 前後動体の前後動及び昇降台の昇降動を行う装置 - Google Patents
前後動体の前後動及び昇降台の昇降動を行う装置Info
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- JPH089421B2 JPH089421B2 JP32616092A JP32616092A JPH089421B2 JP H089421 B2 JPH089421 B2 JP H089421B2 JP 32616092 A JP32616092 A JP 32616092A JP 32616092 A JP32616092 A JP 32616092A JP H089421 B2 JPH089421 B2 JP H089421B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、昇降台を有した前後
動体に、前後動と所望位置での昇降台の昇降動とを、遠
隔して作動させることができる装置に関する。
動体に、前後動と所望位置での昇降台の昇降動とを、遠
隔して作動させることができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種装置として以下の如きもの
は知られている。即ち、前後方向を向く物品搬送路と、
この物品搬送路に沿って前後動可能に設けられた昇降台
を具備する前後動体とを有し、上記物品搬送路における
前・後の両端部上部に、物品の底部をその四隅から嵌め
受けて物品を不動に保持する四つの位置決めガイドが突
設されている装置である。この装置では、例えば後部側
の位置決めガイド内に嵌められている物品を昇降台の上
昇により浮上させた後、前後動体を前進させることによ
り前部側の位置決めガイド上方へ物品を搬送し、昇降台
を下降させてこの位置決めガイド内へ物品を嵌めるよう
になっている。上記昇降台を昇降動させるための機構と
しては、上下方向に長いラックをモータ駆動で昇降させ
るものや上下方向を向く流体圧シリンダ等が用いられて
いる。また、前後動体を前後動させるための機構として
は、物品搬送路に沿って設けたボールねじを回転させる
ことによって前後動させるもの等が用いられている。
は知られている。即ち、前後方向を向く物品搬送路と、
この物品搬送路に沿って前後動可能に設けられた昇降台
を具備する前後動体とを有し、上記物品搬送路における
前・後の両端部上部に、物品の底部をその四隅から嵌め
受けて物品を不動に保持する四つの位置決めガイドが突
設されている装置である。この装置では、例えば後部側
の位置決めガイド内に嵌められている物品を昇降台の上
昇により浮上させた後、前後動体を前進させることによ
り前部側の位置決めガイド上方へ物品を搬送し、昇降台
を下降させてこの位置決めガイド内へ物品を嵌めるよう
になっている。上記昇降台を昇降動させるための機構と
しては、上下方向に長いラックをモータ駆動で昇降させ
るものや上下方向を向く流体圧シリンダ等が用いられて
いる。また、前後動体を前後動させるための機構として
は、物品搬送路に沿って設けたボールねじを回転させる
ことによって前後動させるもの等が用いられている。
【0003】
【従来技術の欠点】従来の装置には以下の如き欠点があ
った。即ち、前後動体は、ラック又は流体圧シリンダ等
の全長と、それらの上下動ストロークとを加えた高さ以
上の高さ寸法を必要としていると共に、前後動体に対し
て、ラック駆動用のモータへ電源を供給したり流体圧シ
リンダへ圧縮流体を送給したりするための特別な配線・
配管機構が必要であるため、装置全体として大型化して
いた。また、前後動距離と略等しい長さのボールねじが
必要となるため、前後動距離をあまり長くすることがで
きなかった。
った。即ち、前後動体は、ラック又は流体圧シリンダ等
の全長と、それらの上下動ストロークとを加えた高さ以
上の高さ寸法を必要としていると共に、前後動体に対し
て、ラック駆動用のモータへ電源を供給したり流体圧シ
リンダへ圧縮流体を送給したりするための特別な配線・
配管機構が必要であるため、装置全体として大型化して
いた。また、前後動距離と略等しい長さのボールねじが
必要となるため、前後動距離をあまり長くすることがで
きなかった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】この発明は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。即ち、前
後方向を向く左右で平行な2本の駆動エンドレス帯と、
昇降台を有する前後動体とを有しており、駆動エンドレ
ス帯の一方が前後動体に固定されると共に、同他方が前
後動体に回転自在に設けられたホイールに掛けられ、ホ
イールと昇降台とがホイール回転を上下運動に変える昇
降機構を介して連結されているものである。
を解消するために以下の如き手段を採用した。即ち、前
後方向を向く左右で平行な2本の駆動エンドレス帯と、
昇降台を有する前後動体とを有しており、駆動エンドレ
ス帯の一方が前後動体に固定されると共に、同他方が前
後動体に回転自在に設けられたホイールに掛けられ、ホ
イールと昇降台とがホイール回転を上下運動に変える昇
降機構を介して連結されているものである。
【0005】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。昇降台は、前後動体に設けられたホイールが回転
するのを受けて昇降機構で変換される上下運動により昇
降動するものである。これらホイールや昇降機構は、上
下方向に長いラックや流体圧シリンダ等とは異なり、高
さ方向に小型化できる。このホイールは、前後動体を前
後動させる駆動エンドレス帯(タイミングベルト等)に
平行する、もう1本の駆動エンドレス帯により回転され
るものであり、前後動体には、モータや流体圧シリンダ
等の駆動機器を設ける必要がない。
ある。昇降台は、前後動体に設けられたホイールが回転
するのを受けて昇降機構で変換される上下運動により昇
降動するものである。これらホイールや昇降機構は、上
下方向に長いラックや流体圧シリンダ等とは異なり、高
さ方向に小型化できる。このホイールは、前後動体を前
後動させる駆動エンドレス帯(タイミングベルト等)に
平行する、もう1本の駆動エンドレス帯により回転され
るものであり、前後動体には、モータや流体圧シリンダ
等の駆動機器を設ける必要がない。
【0006】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図2右
側を、後とは同図左側を言い、左とは図2上側を、右と
は同図下側を言う。まず、概要を説明する。図1の如
く、前後方向を向く左右で平行な2本の駆動エンドレス
帯1及び2と、前後動体3とを有している。一方の駆動
エンドレス帯1は、前後のホイール7間の一部(下側)
が前後動体3に固定されており、この前後動体3を含ん
でエンドレスを構成している。また、他方の駆動エンド
レス帯2は、それ自体がエンドレスであり、前後のホイ
ール8間の一部(上側)が、前後動体3に回転自在に設
けられたホイール5に掛けられている。
て説明する。なお、この明細書において、前とは図2右
側を、後とは同図左側を言い、左とは図2上側を、右と
は同図下側を言う。まず、概要を説明する。図1の如
く、前後方向を向く左右で平行な2本の駆動エンドレス
帯1及び2と、前後動体3とを有している。一方の駆動
エンドレス帯1は、前後のホイール7間の一部(下側)
が前後動体3に固定されており、この前後動体3を含ん
でエンドレスを構成している。また、他方の駆動エンド
レス帯2は、それ自体がエンドレスであり、前後のホイ
ール8間の一部(上側)が、前後動体3に回転自在に設
けられたホイール5に掛けられている。
【0007】上記前後動体3は昇降台4を有しており、
この昇降台4は、前記したホイール5の回転を上下運動
に変換する昇降機構6(例えばクランク機構)に連結さ
れている。
この昇降台4は、前記したホイール5の回転を上下運動
に変換する昇降機構6(例えばクランク機構)に連結さ
れている。
【0008】上記駆動エンドレス帯1及び2は、それら
の一端側のホイール7,8間に設けられた駆動装置10
により、同時的又は各別に駆動される。同時的に駆動さ
れる場合、両者の駆動方向は上側同士又は下側同士の比
較において互いに逆方向へ走行する関係となっている。
すなわち、前後動体3が固定された側の駆動エンドレス
帯1を矢符方向に駆動させると、その下側と同方向に前
後動体3が走行し、当然の如く、前後動体3に設けられ
たホイール5も同方向へ走行する。これに対して他側の
駆動エンドレス帯2は、その上側が前後動体3(ホイー
ル5)と同速・同方向に走行することとなるから、ホイ
ール5に回転力は与えられず(駆動エンドレス帯2に対
するホイール5の相対移動が起こらないから)、従って
昇降台4も昇降動はしない。ところが、この状態で前後
動体3に固定された側の駆動エンドレス帯1だけを停止
させると、前後動体3(ホイール5)の走行が停止する
ことに伴ってホイール5に白抜き矢符方向の回転力が与
えられるため、昇降台4は昇降機構6を介して昇降動を
行うようになる。
の一端側のホイール7,8間に設けられた駆動装置10
により、同時的又は各別に駆動される。同時的に駆動さ
れる場合、両者の駆動方向は上側同士又は下側同士の比
較において互いに逆方向へ走行する関係となっている。
すなわち、前後動体3が固定された側の駆動エンドレス
帯1を矢符方向に駆動させると、その下側と同方向に前
後動体3が走行し、当然の如く、前後動体3に設けられ
たホイール5も同方向へ走行する。これに対して他側の
駆動エンドレス帯2は、その上側が前後動体3(ホイー
ル5)と同速・同方向に走行することとなるから、ホイ
ール5に回転力は与えられず(駆動エンドレス帯2に対
するホイール5の相対移動が起こらないから)、従って
昇降台4も昇降動はしない。ところが、この状態で前後
動体3に固定された側の駆動エンドレス帯1だけを停止
させると、前後動体3(ホイール5)の走行が停止する
ことに伴ってホイール5に白抜き矢符方向の回転力が与
えられるため、昇降台4は昇降機構6を介して昇降動を
行うようになる。
【0009】次に、具体的構造を説明する。図3の如
く、上記した駆動エンドレス帯1,2や前後動体3は、
前後方向に長い基枠11内に収められている。また、前
後動体3が有する昇降台4(前・後に2個ある)も、下
降状態においては、上記基枠11内に沈み込むようにな
っている。図2の如く、この基枠11の前・後両端部上
面には、昇降台4が上昇して基枠11の上部へ浮上でき
るようにするための上面開口12が形成されている。ま
た、これら上面開口12の相互は、前後動体3が昇降台
4を上昇させたままの状態で前後動できるようにするた
めのスリット13によって接続されている。各上面開口
12の周囲には、搬送しようとする物品Wの底部を嵌め
て不動に保持するための位置決めガイド14が突設され
ている。
く、上記した駆動エンドレス帯1,2や前後動体3は、
前後方向に長い基枠11内に収められている。また、前
後動体3が有する昇降台4(前・後に2個ある)も、下
降状態においては、上記基枠11内に沈み込むようにな
っている。図2の如く、この基枠11の前・後両端部上
面には、昇降台4が上昇して基枠11の上部へ浮上でき
るようにするための上面開口12が形成されている。ま
た、これら上面開口12の相互は、前後動体3が昇降台
4を上昇させたままの状態で前後動できるようにするた
めのスリット13によって接続されている。各上面開口
12の周囲には、搬送しようとする物品Wの底部を嵌め
て不動に保持するための位置決めガイド14が突設され
ている。
【0010】図4及び図5の如く、基枠11内には、前
後方向を向き左右で互いに平行する2本のガイドレール
20,21が設けられており、前後動体3には、このう
ち一方(20)に対して前後摺動自在に嵌まる抱持具1
8と、同他方(21)上を転動するコロ19とが設けら
れている。前後動体3の左端側には、前記した昇降機構
6が設けられている。この昇降機構6は、ホイール5の
回転軸15を回転自在に保持する軸受具17と、この回
転軸15の出力端部から径方向へ向けて突設された短レ
バー25と、この短レバー25の突端部に揺動自在に連
接された長レバー26とを有し、この長レバー26の上
端部に、昇降台4の支承台27が揺動自在に連接されて
いる。図6の如く、昇降台4は支承台27の前後両端部
に各1個づつ(合計2個)設けられている。図5中の符
号16は、駆動エンドレス帯2をホイール5に掛けるよ
うに誘導するガイドホイールである。なお、支承台27
は、2本の支持部材29によって保持されており、これ
ら支持部材29相互は、図4の如くL字状を呈するよう
にそれらの下端部が前後動体3の右側へ向けて折曲され
ている。そして、折曲端部相互が連結板30により連結
されている。一方、前後動体3の右端部には起立基板2
2が設けられており、この起立基板22には、上記連結
板30に面する側に上下方向を向く前・後2本のガイド
レール23が設けられている。上記連結板30には、各
ガイドレール23に対して上下摺動自在に嵌まる抱持具
31が取り付けられている。
後方向を向き左右で互いに平行する2本のガイドレール
20,21が設けられており、前後動体3には、このう
ち一方(20)に対して前後摺動自在に嵌まる抱持具1
8と、同他方(21)上を転動するコロ19とが設けら
れている。前後動体3の左端側には、前記した昇降機構
6が設けられている。この昇降機構6は、ホイール5の
回転軸15を回転自在に保持する軸受具17と、この回
転軸15の出力端部から径方向へ向けて突設された短レ
バー25と、この短レバー25の突端部に揺動自在に連
接された長レバー26とを有し、この長レバー26の上
端部に、昇降台4の支承台27が揺動自在に連接されて
いる。図6の如く、昇降台4は支承台27の前後両端部
に各1個づつ(合計2個)設けられている。図5中の符
号16は、駆動エンドレス帯2をホイール5に掛けるよ
うに誘導するガイドホイールである。なお、支承台27
は、2本の支持部材29によって保持されており、これ
ら支持部材29相互は、図4の如くL字状を呈するよう
にそれらの下端部が前後動体3の右側へ向けて折曲され
ている。そして、折曲端部相互が連結板30により連結
されている。一方、前後動体3の右端部には起立基板2
2が設けられており、この起立基板22には、上記連結
板30に面する側に上下方向を向く前・後2本のガイド
レール23が設けられている。上記連結板30には、各
ガイドレール23に対して上下摺動自在に嵌まる抱持具
31が取り付けられている。
【0011】駆動エンドレス帯1と2とを、同時的又は
各別に駆動するための駆動装置10(図1参照)は、図
7の如く、差動歯車機構(デフレンシャル)を利用した
ものである。即ち、駆動エンドレス帯1及び2のホイー
ル7,8を共に回転自在な状態で貫通保持する主軸35
に、その軸心を直交させて貫通する子杆36が設けられ
ており、この子杆36の一端部には遊星傘歯車37が回
転自在に保持され、他端部にはバランスウエイト39が
取り付けられている。駆動エンドレス帯1のホイール7
には伝動ホイール40を介して、また、駆動エンドレス
帯2のホイール8には直接的に、上記遊星傘歯車37に
噛み合う傘歯車41,42が固定されている。そして、
伝動ホイール40にはメインモータ50の回転力がベル
ト51を介して入力され、主軸35の一端部に取り付け
られた伝動ホイール45にはサブモータ52の回転力が
ベルト53を介して入力されるようになっている。この
駆動装置10の作用については後述する。
各別に駆動するための駆動装置10(図1参照)は、図
7の如く、差動歯車機構(デフレンシャル)を利用した
ものである。即ち、駆動エンドレス帯1及び2のホイー
ル7,8を共に回転自在な状態で貫通保持する主軸35
に、その軸心を直交させて貫通する子杆36が設けられ
ており、この子杆36の一端部には遊星傘歯車37が回
転自在に保持され、他端部にはバランスウエイト39が
取り付けられている。駆動エンドレス帯1のホイール7
には伝動ホイール40を介して、また、駆動エンドレス
帯2のホイール8には直接的に、上記遊星傘歯車37に
噛み合う傘歯車41,42が固定されている。そして、
伝動ホイール40にはメインモータ50の回転力がベル
ト51を介して入力され、主軸35の一端部に取り付け
られた伝動ホイール45にはサブモータ52の回転力が
ベルト53を介して入力されるようになっている。この
駆動装置10の作用については後述する。
【0012】
【実施例装置の作用】次に実施例装置の作用を説明す
る。いま、図3の如く、基枠11における後部側の位置
決めガイド14に物品Wが保持されており、これら物品
Wを前部側の位置決めガイド14へ搬送する場合を説明
する。後部側位置決めガイド14の下部で前後動体3を
停止させておくために、前後動体3が固定されている駆
動エンドレス帯1を停止させておく。即ち、メインモー
タ50(図7参照)をブレーキ力の伴った停止状態にし
ておく。この状態でサブモータ52だけを作動させる
と、主軸35の回転に伴って子杆36が旋回し、遊星傘
歯車37も旋回する。メインモータ50の停止により傘
歯車41も停止しているから、これに噛み合う遊星傘歯
車37が旋回と同時に自転し、この自転を他方の傘歯車
42へ伝えるようになる。そのため、この傘歯車42が
回転して、駆動エンドレス帯2だけが走行駆動される。
る。いま、図3の如く、基枠11における後部側の位置
決めガイド14に物品Wが保持されており、これら物品
Wを前部側の位置決めガイド14へ搬送する場合を説明
する。後部側位置決めガイド14の下部で前後動体3を
停止させておくために、前後動体3が固定されている駆
動エンドレス帯1を停止させておく。即ち、メインモー
タ50(図7参照)をブレーキ力の伴った停止状態にし
ておく。この状態でサブモータ52だけを作動させる
と、主軸35の回転に伴って子杆36が旋回し、遊星傘
歯車37も旋回する。メインモータ50の停止により傘
歯車41も停止しているから、これに噛み合う遊星傘歯
車37が旋回と同時に自転し、この自転を他方の傘歯車
42へ伝えるようになる。そのため、この傘歯車42が
回転して、駆動エンドレス帯2だけが走行駆動される。
【0013】駆動エンドレス帯2が単独で走行駆動する
とき、停止状態にある前後動体3に対してホイール5の
回転により昇降機構6が作動し、昇降台4が昇降動する
ようになることは前述した通りである。昇降台4が上昇
し終わった時点(上限位置停止状態)で駆動エンドレス
帯2の走行駆動を停止させることにより、後部側位置決
めガイド14に保持されていた物品Wを、その底面が位
置決めガイド14に干渉しない高さへと浮上させる。
とき、停止状態にある前後動体3に対してホイール5の
回転により昇降機構6が作動し、昇降台4が昇降動する
ようになることは前述した通りである。昇降台4が上昇
し終わった時点(上限位置停止状態)で駆動エンドレス
帯2の走行駆動を停止させることにより、後部側位置決
めガイド14に保持されていた物品Wを、その底面が位
置決めガイド14に干渉しない高さへと浮上させる。
【0014】駆動エンドレス帯2(サブモータ52)を
停止させた後、次にメインモータ50のみを作動させ
る。これにより、伝動ホイール40を介してホイール7
が回転して駆動エンドレス帯1が走行駆動される。ま
た、伝動ホイール40と共に傘歯車41も回転するか
ら、この回転が、サブモータ52の停止に伴って旋回動
を停止保持されている遊星傘歯車37を自転させるよう
になり、この遊星傘歯車37の自転は更に他方の傘歯車
42へも伝えられる。そのためこの場合には、駆動エン
ドレス帯2も走行駆動されることとなる。このとき、傘
歯車41と42との回転方向は互いに逆関係となり、駆
動エンドレス帯1と2との走行方向が、上側同士又は下
側同士の比較において互いに逆方向となる。このような
駆動エンドレス帯1及び2の逆方向の走行駆動が、昇降
台4を昇降動させることなく前後動体3を前後動させる
ようになることは、前述した通りである。従って、前記
したように後部側位置決めガイド14の上方へ浮上保持
された物品Wは、浮上したまま、前部側位置決めガイド
14の上方へと搬送される。搬送後は、上記と略逆の作
用によって昇降台4の下降動作を行わせ、物品Wを前部
側位置決めガイド14へ保持させる。
停止させた後、次にメインモータ50のみを作動させ
る。これにより、伝動ホイール40を介してホイール7
が回転して駆動エンドレス帯1が走行駆動される。ま
た、伝動ホイール40と共に傘歯車41も回転するか
ら、この回転が、サブモータ52の停止に伴って旋回動
を停止保持されている遊星傘歯車37を自転させるよう
になり、この遊星傘歯車37の自転は更に他方の傘歯車
42へも伝えられる。そのためこの場合には、駆動エン
ドレス帯2も走行駆動されることとなる。このとき、傘
歯車41と42との回転方向は互いに逆関係となり、駆
動エンドレス帯1と2との走行方向が、上側同士又は下
側同士の比較において互いに逆方向となる。このような
駆動エンドレス帯1及び2の逆方向の走行駆動が、昇降
台4を昇降動させることなく前後動体3を前後動させる
ようになることは、前述した通りである。従って、前記
したように後部側位置決めガイド14の上方へ浮上保持
された物品Wは、浮上したまま、前部側位置決めガイド
14の上方へと搬送される。搬送後は、上記と略逆の作
用によって昇降台4の下降動作を行わせ、物品Wを前部
側位置決めガイド14へ保持させる。
【0015】この発明は、例えば、基枠11の後部側位
置決めガイド14をクリーン倉庫の内部へ位置付け、前
部側位置決めガイド14をクリーン倉庫の外部へ位置付
けておき、クリーン倉庫内からウエハ等を収納したカセ
ットを自動的に取り出す場合などに利用することができ
る。なお、この発明において、駆動エンドレス帯1及び
2を互いに逆方向へ走行駆動させることは限定されるも
のではなく、同方向としてもよい。この場合、駆動エン
ドレス帯1に対して前後動体3が固定される部位(上側
又は下側)と、駆動エンドレス帯2に対してホイール5
が掛けられる部位(上側又は下側)とが、同じ側となる
ようにすればよい。また、前記したような駆動装置10
は用いず、それぞれの駆動エンドレス帯1,2を各別の
モータにより各別に駆動制御するようにしてもよい。更
に、昇降機構6は、前記した短レバー25と長レバー2
6とを連接したものの他、回転軸15に偏心カムを取り
付け、昇降台4の支承台27にこの偏心カム上を転動す
るカムフォロワーを設けたようなものに置換することが
できる。
置決めガイド14をクリーン倉庫の内部へ位置付け、前
部側位置決めガイド14をクリーン倉庫の外部へ位置付
けておき、クリーン倉庫内からウエハ等を収納したカセ
ットを自動的に取り出す場合などに利用することができ
る。なお、この発明において、駆動エンドレス帯1及び
2を互いに逆方向へ走行駆動させることは限定されるも
のではなく、同方向としてもよい。この場合、駆動エン
ドレス帯1に対して前後動体3が固定される部位(上側
又は下側)と、駆動エンドレス帯2に対してホイール5
が掛けられる部位(上側又は下側)とが、同じ側となる
ようにすればよい。また、前記したような駆動装置10
は用いず、それぞれの駆動エンドレス帯1,2を各別の
モータにより各別に駆動制御するようにしてもよい。更
に、昇降機構6は、前記した短レバー25と長レバー2
6とを連接したものの他、回転軸15に偏心カムを取り
付け、昇降台4の支承台27にこの偏心カム上を転動す
るカムフォロワーを設けたようなものに置換することが
できる。
【0016】
【発明の効果】この発明は前記した如き構成によって以
下の如き効果を奏するものである。昇降台を昇降動させ
るうえで、駆動エンドレス帯により回転するホイールと
このホイール回転を上下運動に変える昇降機構とを用い
ており、上下方向に長いラックや流体圧シリンダ等は不
要としてあるから、全体高さを小さくできる。また、上
記ホイールの回転を駆動エンドレス帯により行わせてい
るため、前後動体にモータや流体圧シリンダ等の駆動機
器を設ける必要がなく、電源や圧縮流体の供給のための
特別な配線・配管機構が不要となり、更に全体的小型化
が図れる。更に、駆動エンドレス帯の長さを変えるだけ
で、前後動体の前後動距離を自在に変更できるものであ
り、各種設置現場への対応が容易であり、前後動距離を
長くすることも可能となる。
下の如き効果を奏するものである。昇降台を昇降動させ
るうえで、駆動エンドレス帯により回転するホイールと
このホイール回転を上下運動に変える昇降機構とを用い
ており、上下方向に長いラックや流体圧シリンダ等は不
要としてあるから、全体高さを小さくできる。また、上
記ホイールの回転を駆動エンドレス帯により行わせてい
るため、前後動体にモータや流体圧シリンダ等の駆動機
器を設ける必要がなく、電源や圧縮流体の供給のための
特別な配線・配管機構が不要となり、更に全体的小型化
が図れる。更に、駆動エンドレス帯の長さを変えるだけ
で、前後動体の前後動距離を自在に変更できるものであ
り、各種設置現場への対応が容易であり、前後動距離を
長くすることも可能となる。
【図1】この発明の概要を説明するための模式図であ
る。
る。
【図2】この発明の実施例を示す平面図である。
【図3】この発明の実施例を示す側面図である。
【図4】図3のIV−IV線(図1のIV−IV線相当
部参照)拡大断面図である。
部参照)拡大断面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】駆動装置(図1のVII−VII線相当部参
照)の断面図である。
照)の断面図である。
1,2 駆動エンドレス帯 3 前後動体 4 昇降台 5 ホイール 6 昇降機構
Claims (1)
- 【請求項1】 前後方向を向く左右で平行な2本の駆動
エンドレス帯と、昇降台を有する前後動体とを有してお
り、駆動エンドレス帯の一方が前後動体に固定されると
共に、同他方が前後動体に回転自在に設けられたホイー
ルに掛けられ、ホイールと昇降台とがホイール回転を上
下運動に変える昇降機構を介して連結されている前後動
体の前後動及び昇降台の昇降動を行う装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32616092A JPH089421B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 前後動体の前後動及び昇降台の昇降動を行う装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32616092A JPH089421B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 前後動体の前後動及び昇降台の昇降動を行う装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06144552A JPH06144552A (ja) | 1994-05-24 |
| JPH089421B2 true JPH089421B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=18184725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32616092A Expired - Fee Related JPH089421B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 前後動体の前後動及び昇降台の昇降動を行う装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089421B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE20107813U1 (de) * | 2001-05-09 | 2001-09-20 | Ligmatech Automationssysteme GmbH, 09638 Lichtenberg | Kurbeltrieb zur Rückführung von Werkstücken |
| CN110255089B (zh) * | 2019-05-27 | 2024-06-07 | 四川宏华石油设备有限公司 | 一种隔水管移运系统 |
| CN112678529A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-04-20 | 合肥通彩自动化设备有限公司 | 一种应用于fpd与电子行业的抓取手臂机构 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP32616092A patent/JPH089421B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06144552A (ja) | 1994-05-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |