JPH0894246A - 産業部品の迅速真空乾燥方法 - Google Patents
産業部品の迅速真空乾燥方法Info
- Publication number
- JPH0894246A JPH0894246A JP22920094A JP22920094A JPH0894246A JP H0894246 A JPH0894246 A JP H0894246A JP 22920094 A JP22920094 A JP 22920094A JP 22920094 A JP22920094 A JP 22920094A JP H0894246 A JPH0894246 A JP H0894246A
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- Japan
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- vacuum
- drying
- industrial parts
- far infrared
- preheating
- Prior art date
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】水洗浄後の産業部品の真空乾燥時間を短縮す
る。 【構成】遠赤外線ヒーター2を備えた真空乾燥装置によ
って産業部品3を乾燥させる真空乾燥方法において、真
空乾燥装置に挿入した水洗浄後の産業部品3を、初めに
大気圧下で遠赤外線放射ヒーター2により予熱して産業
部品3の温度を上げ、その後遠赤外線放射ヒーター2で
加熱しながら真空吸引して真空度100Torr以下で乾燥
する。
る。 【構成】遠赤外線ヒーター2を備えた真空乾燥装置によ
って産業部品3を乾燥させる真空乾燥方法において、真
空乾燥装置に挿入した水洗浄後の産業部品3を、初めに
大気圧下で遠赤外線放射ヒーター2により予熱して産業
部品3の温度を上げ、その後遠赤外線放射ヒーター2で
加熱しながら真空吸引して真空度100Torr以下で乾燥
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業部品の水洗浄後の
乾燥方法に関するものである。
乾燥方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品や機械部品等の産業部品
の洗浄では、主に1.1.1トリクロロエタン等の昇華
性の洗浄液を用いていたため、洗浄後の乾燥工程が不必
要であった。ところが、このような洗浄液は環境への悪
影響が指摘されており、水洗浄法等の代替洗浄に移行し
つつある。水洗浄においては、洗浄後の乾燥工程が不可
欠であり、その乾燥方法の1つとして真空乾燥がある
が、生産性向上等の要求から乾燥の迅速化が求められて
いる。
の洗浄では、主に1.1.1トリクロロエタン等の昇華
性の洗浄液を用いていたため、洗浄後の乾燥工程が不必
要であった。ところが、このような洗浄液は環境への悪
影響が指摘されており、水洗浄法等の代替洗浄に移行し
つつある。水洗浄においては、洗浄後の乾燥工程が不可
欠であり、その乾燥方法の1つとして真空乾燥がある
が、生産性向上等の要求から乾燥の迅速化が求められて
いる。
【0003】従来の水洗浄後の迅速な真空乾燥方法とし
ては、一般的な、エアーブローによる事前水切りで乾燥
時間を短縮する方法や、ローターに載せた材料をロータ
ー毎回転させて遠心力により水切りしながら真空乾燥す
ることで乾燥時間を短縮する方法(特開昭61−111
541号公報)、或いは、前処理として熱風を吹き込
み、事前に水分の一部を除去すると共に予熱を行って材
料温度を上げ、その後の真空乾燥時に低真空でも水が沸
騰するようにした乾燥時間の短縮方法(特開平4−33
5986号公報)等がある。
ては、一般的な、エアーブローによる事前水切りで乾燥
時間を短縮する方法や、ローターに載せた材料をロータ
ー毎回転させて遠心力により水切りしながら真空乾燥す
ることで乾燥時間を短縮する方法(特開昭61−111
541号公報)、或いは、前処理として熱風を吹き込
み、事前に水分の一部を除去すると共に予熱を行って材
料温度を上げ、その後の真空乾燥時に低真空でも水が沸
騰するようにした乾燥時間の短縮方法(特開平4−33
5986号公報)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遠心力やエア
ーブローを用いた脱水方法では小型軽量の部品では、部
品も一緒に飛散し損傷する危険性があり、また細孔部や
溜部の水は殆どその効果が及ばないという欠点がある。
一方、熱風を吹き込んで予熱する方法では、本乾燥で使
用される輻射加熱装置又は伝導加熱装置とは別に熱風発
生装置を設けねばならず設備コストが膨らむという短所
があり、また、熱風中に含まれる微塵が被乾燥部品を汚
す可能性もある。
ーブローを用いた脱水方法では小型軽量の部品では、部
品も一緒に飛散し損傷する危険性があり、また細孔部や
溜部の水は殆どその効果が及ばないという欠点がある。
一方、熱風を吹き込んで予熱する方法では、本乾燥で使
用される輻射加熱装置又は伝導加熱装置とは別に熱風発
生装置を設けねばならず設備コストが膨らむという短所
があり、また、熱風中に含まれる微塵が被乾燥部品を汚
す可能性もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意開発
を進めた結果、従来技術の欠点を伴わずに迅速に乾燥で
きる方法を見いだした。すなわち、遠赤外線ヒーターを
備えた真空乾燥装置によって産業部品を乾燥させる真空
乾燥方法において、真空乾燥装置に挿入した水洗浄後の
産業部品を初めに大気圧下で遠赤外線ヒーターにより予
熱して材料温度を上げた後、遠赤外線ヒーターで加熱し
ながら真空吸引して真空度100Torr以下で真空乾燥す
ることで乾燥時間を短縮するものである。
を進めた結果、従来技術の欠点を伴わずに迅速に乾燥で
きる方法を見いだした。すなわち、遠赤外線ヒーターを
備えた真空乾燥装置によって産業部品を乾燥させる真空
乾燥方法において、真空乾燥装置に挿入した水洗浄後の
産業部品を初めに大気圧下で遠赤外線ヒーターにより予
熱して材料温度を上げた後、遠赤外線ヒーターで加熱し
ながら真空吸引して真空度100Torr以下で真空乾燥す
ることで乾燥時間を短縮するものである。
【0006】
【作用】遠赤外線放射熱による予熱効果の詳細を以下の
実施例に従って説明する。図1に実験に用いた真空乾燥
機の一例を示す。図1において1は真空槽、2は遠赤外
線プレートヒーター、3は産業部品(被乾燥物)、4は
乾燥棚、5は真空ポンプ、6はコールドトラップ、7は
冷凍機である。尚、真空槽の容量は300L、真空ポン
プの能力は760L/分である。実験での産業部品とし
ては、ステンレス製M16ワッシャーを用いた。
実施例に従って説明する。図1に実験に用いた真空乾燥
機の一例を示す。図1において1は真空槽、2は遠赤外
線プレートヒーター、3は産業部品(被乾燥物)、4は
乾燥棚、5は真空ポンプ、6はコールドトラップ、7は
冷凍機である。尚、真空槽の容量は300L、真空ポン
プの能力は760L/分である。実験での産業部品とし
ては、ステンレス製M16ワッシャーを用いた。
【0007】実験は、上記の洗浄後のステンレス製ワッ
シャー4850g(含水率5%)を乾燥機の乾燥棚に挿
入し、乾燥棚の上方及び下方に設けられている遠赤外線
プレートヒーターによって、大気圧下、200℃の温度
で3分間予熱し、その後真空ポンプを作動させ、10To
rrで真空乾燥した。比較として予熱無しの実験も行っ
た。
シャー4850g(含水率5%)を乾燥機の乾燥棚に挿
入し、乾燥棚の上方及び下方に設けられている遠赤外線
プレートヒーターによって、大気圧下、200℃の温度
で3分間予熱し、その後真空ポンプを作動させ、10To
rrで真空乾燥した。比較として予熱無しの実験も行っ
た。
【0008】このときの乾燥速度の経時変化を図2に示
す。実線は予熱有りの場合であるが、予熱中は大気圧下
であるため、乾燥速度は非常に小さいが、この間に産業
部品の温度は上昇する。特に遠赤外線放射による予熱で
は、かけた熱は水の蒸発熱として使用されるよりもむし
ろ産業部品の温度上昇に使われるため、図3に示すよう
に産業部品の温度は急速に上昇する。
す。実線は予熱有りの場合であるが、予熱中は大気圧下
であるため、乾燥速度は非常に小さいが、この間に産業
部品の温度は上昇する。特に遠赤外線放射による予熱で
は、かけた熱は水の蒸発熱として使用されるよりもむし
ろ産業部品の温度上昇に使われるため、図3に示すよう
に産業部品の温度は急速に上昇する。
【0009】従って予熱直後には部品温度が高くなって
いるため図2で判るように、予熱直後の真空に引きなが
ら乾燥する際には、産業部品温度が蒸発潜熱等とバラン
スするまで産業部品上の水分は急速に蒸発し、乾燥速度
は非常に大きくなる。そのため予熱のための無駄時間を
含めても、図2中の点線で示した予熱しない通常の場合
よりも乾燥時間が短縮できる。
いるため図2で判るように、予熱直後の真空に引きなが
ら乾燥する際には、産業部品温度が蒸発潜熱等とバラン
スするまで産業部品上の水分は急速に蒸発し、乾燥速度
は非常に大きくなる。そのため予熱のための無駄時間を
含めても、図2中の点線で示した予熱しない通常の場合
よりも乾燥時間が短縮できる。
【0010】予熱の適性時間は産業部品の種類によって
異なるが、短かすぎると温度が上がらず、長すぎると蒸
発速度の小さい無駄時間が増えるため、通常は予熱中の
産業部品の温度が飽和するまでの1〜5分程度が良い。
また、図4に示すように真空度は100〜760Torrで
は乾燥速度が小さいため、100Torr以下好ましくは2
0Torr以下が良い。ヒーター温度が変わってもこの傾向
は同様である。尚、本効果は産業部品の種類や重ね方及
びヒーターの設置方法等によっても多少異なるが、上述
した傾向は変わらない。
異なるが、短かすぎると温度が上がらず、長すぎると蒸
発速度の小さい無駄時間が増えるため、通常は予熱中の
産業部品の温度が飽和するまでの1〜5分程度が良い。
また、図4に示すように真空度は100〜760Torrで
は乾燥速度が小さいため、100Torr以下好ましくは2
0Torr以下が良い。ヒーター温度が変わってもこの傾向
は同様である。尚、本効果は産業部品の種類や重ね方及
びヒーターの設置方法等によっても多少異なるが、上述
した傾向は変わらない。
【0011】
【実施例】図1の真空乾燥機に産業部品として含水率5
%のステンレス製のM16ワッシャー4850gを乾燥
棚4に載せ、大気圧下において上下の遠赤外線ヒーター
2により温度100℃で1分〜5分または温度200℃
で1分〜10分予熱し、その後、遠赤外線ヒーターをか
けたまま真空ポンプ5及びコールドトラップ6を稼動さ
せ、真空度10Torr〜100Torrで真空乾燥した時の予
熱開始から乾燥が終了するまでに要した時間を表1に示
す。
%のステンレス製のM16ワッシャー4850gを乾燥
棚4に載せ、大気圧下において上下の遠赤外線ヒーター
2により温度100℃で1分〜5分または温度200℃
で1分〜10分予熱し、その後、遠赤外線ヒーターをか
けたまま真空ポンプ5及びコールドトラップ6を稼動さ
せ、真空度10Torr〜100Torrで真空乾燥した時の予
熱開始から乾燥が終了するまでに要した時間を表1に示
す。
【0012】
【表1】
【0013】また、比較例として予熱なしで遠赤外線ヒ
ーター温度100℃または200℃をかけながら真空度
10Torrで真空乾燥した結果も併せて示す。表1から明
かなように、予熱により全乾燥時間は1〜2割程度短縮
できることが判る。
ーター温度100℃または200℃をかけながら真空度
10Torrで真空乾燥した結果も併せて示す。表1から明
かなように、予熱により全乾燥時間は1〜2割程度短縮
できることが判る。
【0014】
【発明の効果】本発明により、以下のような効果を発揮
する。乾燥時間が1〜2割程度短縮できるため、乾燥工
程の生産性を向上させることができる。真空乾燥装置
は、従来よりも低い能力の仕様で良いため、真空乾燥装
置の購入価格を下げることができる。
する。乾燥時間が1〜2割程度短縮できるため、乾燥工
程の生産性を向上させることができる。真空乾燥装置
は、従来よりも低い能力の仕様で良いため、真空乾燥装
置の購入価格を下げることができる。
【0015】従来の迅速真空乾燥方法である、遠心力や
エアーブローで事前に水切りを行う方法に比べて、産業
部品の飛散による部品損傷の危険性が無い。また、熱風
を使って予熱する方法と比較すると、熱風を製造する設
備が要らないこと及び熱風中に含まれる微塵による汚染
がないこと等の利点が有る。
エアーブローで事前に水切りを行う方法に比べて、産業
部品の飛散による部品損傷の危険性が無い。また、熱風
を使って予熱する方法と比較すると、熱風を製造する設
備が要らないこと及び熱風中に含まれる微塵による汚染
がないこと等の利点が有る。
【図1】は真空乾燥機の全体図である。
【図2】は予熱の効果を乾燥速度の経時変化で示した図
である。
である。
【図3】は遠赤外線プレートヒーターによる予熱での産
業部品の温度上昇を示した図である。
業部品の温度上昇を示した図である。
【図4】は乾燥速度に与える真空度の影響を示した図で
ある。
ある。
1:真空槽、 2:遠赤外線プレートヒーター、 3:
被乾燥物である産業部品、 4:乾燥棚、 5:真空ポ
ンプ、 6:コールドトラップ、 7:冷凍機。
被乾燥物である産業部品、 4:乾燥棚、 5:真空ポ
ンプ、 6:コールドトラップ、 7:冷凍機。
Claims (1)
- 【請求項1】遠赤外線ヒーターを備えた真空乾燥装置に
よって産業部品を乾燥させる真空乾燥方法において、真
空乾燥装置に挿入した水洗浄後の産業部品を、大気圧下
で遠赤外線放射ヒーターにより予熱した後、遠赤外線放
射ヒーターで加熱しながら真空吸引して真空度100To
rr以下で乾燥することを特徴とする産業部品の迅速真空
乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22920094A JPH0894246A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 産業部品の迅速真空乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22920094A JPH0894246A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 産業部品の迅速真空乾燥方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0894246A true JPH0894246A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16888389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22920094A Withdrawn JPH0894246A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 産業部品の迅速真空乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0894246A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100344918B1 (ko) * | 2000-01-14 | 2002-07-20 | 정모 | 진공건조장치 |
| KR20030062767A (ko) * | 2002-01-18 | 2003-07-28 | 이현희 | 피건조물에서 발생되는 증기열과 원적외선을 이용한건조방법 및 장치 |
| JP2007333249A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Kurose Technical:Kk | 遠赤外線乾燥器 |
| JP2011192390A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Noritake Co Ltd | 金属箔積層体の乾燥方法および乾燥装置 |
| CN103572667A (zh) * | 2012-07-26 | 2014-02-12 | 苏州宏久航空防热材料科技有限公司 | 一种快速彻底烘干湿法玻璃棉芯材的装置及其方法 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP22920094A patent/JPH0894246A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100344918B1 (ko) * | 2000-01-14 | 2002-07-20 | 정모 | 진공건조장치 |
| KR20030062767A (ko) * | 2002-01-18 | 2003-07-28 | 이현희 | 피건조물에서 발생되는 증기열과 원적외선을 이용한건조방법 및 장치 |
| JP2007333249A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Kurose Technical:Kk | 遠赤外線乾燥器 |
| JP2011192390A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Noritake Co Ltd | 金属箔積層体の乾燥方法および乾燥装置 |
| CN103572667A (zh) * | 2012-07-26 | 2014-02-12 | 苏州宏久航空防热材料科技有限公司 | 一种快速彻底烘干湿法玻璃棉芯材的装置及其方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |