JPH089424Y2 - ドッジプランジャ付き燃料噴射ノズル - Google Patents
ドッジプランジャ付き燃料噴射ノズルInfo
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- JPH089424Y2 JPH089424Y2 JP1990076585U JP7658590U JPH089424Y2 JP H089424 Y2 JPH089424 Y2 JP H089424Y2 JP 1990076585 U JP1990076585 U JP 1990076585U JP 7658590 U JP7658590 U JP 7658590U JP H089424 Y2 JPH089424 Y2 JP H089424Y2
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ドッジプランジャを有する燃料噴射ノズ
ルに関する。
ルに関する。
[従来の技術] 従来のこの種の燃料噴射ノズルとしては、例えば実開
平1−71171号公報に記載のものがある。この公報に記
載の燃料噴射ノズルは、概略第3図に示すように構成さ
れている。
平1−71171号公報に記載のものがある。この公報に記
載の燃料噴射ノズルは、概略第3図に示すように構成さ
れている。
すなわち、ノズルばねaを間にしてその下端側にはニ
ードル弁bが配置され、その上端側にはドッジプランジ
ャcが配置されている。これら、ニードル弁bとドッジ
プランジャcとは、ノズルばねaによって互いに逆方向
へ付勢されており、第1弁座dと第2弁座eとにそれぞ
れ着座せしめられている。その一方、ニードル弁bは、
第1通路fを介して圧送される燃料により、ノズルばね
aの付勢力に抗してリフトせしめられるようになってお
り、ドッジプランジャcは第2通路gを介して圧送され
る燃料により、ノズルばねaの付勢力に抗してリフトせ
しめられるようになっている。
ードル弁bが配置され、その上端側にはドッジプランジ
ャcが配置されている。これら、ニードル弁bとドッジ
プランジャcとは、ノズルばねaによって互いに逆方向
へ付勢されており、第1弁座dと第2弁座eとにそれぞ
れ着座せしめられている。その一方、ニードル弁bは、
第1通路fを介して圧送される燃料により、ノズルばね
aの付勢力に抗してリフトせしめられるようになってお
り、ドッジプランジャcは第2通路gを介して圧送され
る燃料により、ノズルばねaの付勢力に抗してリフトせ
しめられるようになっている。
ここで、ニードル弁bの直径をDN、着座径をdNとし、
ドッジプランジャcの直径をDD、着座径をdDとすると、
ニードル弁bの着座時およびリフト時における受圧面積
SN1,SN2、並びにドッジプランジャcの着座時およびリ
フト時における受圧面積SD1,SD2はそれぞれ以下のよう
になる。
ドッジプランジャcの直径をDD、着座径をdDとすると、
ニードル弁bの着座時およびリフト時における受圧面積
SN1,SN2、並びにドッジプランジャcの着座時およびリ
フト時における受圧面積SD1,SD2はそれぞれ以下のよう
になる。
SN1=π・(DN 2−dN 2) SN2=π・DN 2 SD1=π・dD 2 SD2=π・DD 2 これらの受圧面積は、 SD1<SN1<SN2<SD2 を満足するようにそれぞれの大きさが定められている。
したがって、上記構成の燃料噴射ノズルは、第3図
(A)に示すように、燃料が圧送されていない状態にお
いてはニードル弁bおよびドッジプランジャcが着座し
ているが、燃料が圧送されてその圧力が所定の圧力に達
すると、SD1<SN1であるため、第3図(B)に示すよう
に、まずニードル弁bがリフトする。燃料の圧力がさら
に上昇すると、第3図(C)に示すように、ドッジプラ
ンジャcがリフトする。すると、ノズルばねaの付勢力
が大きくなるため、ニードル弁bが着座する。この着座
までの間に初期燃料噴射が行われる。燃料の圧力がさら
に上昇すると、ニードル弁bがノズルばねaの付勢力に
抗して再びリフトし、主噴射が行われる。
(A)に示すように、燃料が圧送されていない状態にお
いてはニードル弁bおよびドッジプランジャcが着座し
ているが、燃料が圧送されてその圧力が所定の圧力に達
すると、SD1<SN1であるため、第3図(B)に示すよう
に、まずニードル弁bがリフトする。燃料の圧力がさら
に上昇すると、第3図(C)に示すように、ドッジプラ
ンジャcがリフトする。すると、ノズルばねaの付勢力
が大きくなるため、ニードル弁bが着座する。この着座
までの間に初期燃料噴射が行われる。燃料の圧力がさら
に上昇すると、ニードル弁bがノズルばねaの付勢力に
抗して再びリフトし、主噴射が行われる。
その後、燃料の圧送が終了してその圧力が低下する
と、SN2<SD2であるため、まずニードル弁bが着座して
第3図(C)の状態になる。次に、ドッジプランジャc
が着座して第3図(A)に示す元の状態に復帰する。
と、SN2<SD2であるため、まずニードル弁bが着座して
第3図(C)の状態になる。次に、ドッジプランジャc
が着座して第3図(A)に示す元の状態に復帰する。
このように、ドッジプランジャ付き燃料噴射ノズル
は、燃料を初期燃料噴射と主燃料噴射とに分けて噴射す
ることができ、しかもニードル弁2の閉弁時にはノズル
ばねaがドッジプランジャcによって圧縮せしめられた
状態になっているので、閉弁圧を高くすることができ、
これによって燃料噴射切れ向上させることができる等の
効果を奏する。
は、燃料を初期燃料噴射と主燃料噴射とに分けて噴射す
ることができ、しかもニードル弁2の閉弁時にはノズル
ばねaがドッジプランジャcによって圧縮せしめられた
状態になっているので、閉弁圧を高くすることができ、
これによって燃料噴射切れ向上させることができる等の
効果を奏する。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来のドッジプランジャ付き燃料噴射
ノズルは、燃料を初期燃料噴射と主燃料噴射とに分けて
噴射することができるという効果は得られるものの、燃
料噴射切れについては当初予想した程には向上させるこ
とができないという問題があった。
ノズルは、燃料を初期燃料噴射と主燃料噴射とに分けて
噴射することができるという効果は得られるものの、燃
料噴射切れについては当初予想した程には向上させるこ
とができないという問題があった。
すなわち、ドッジプランジャcは燃料噴射ノズルの上
端側に配置され、ニードル弁bは下端側に配置されてい
る。しかも、燃料入口hは、燃料噴射ノズルの上端側に
配置されている。この結果、第2通路gの長さが第1通
路fの長さより大幅に短くなっている。第2通路gの長
さが第1通路fの長さより大幅に短いと、燃料の圧送終
了時には、燃料の圧力がドッジプランジャc側で早く低
下し、ニードル弁b側で遅くなる。このため、ニードル
弁bが着座するのとほぼ同時にドッジプランジャcが着
座したり、あるいはニードル弁bが着座移動している途
中にドッジプランジャcが着座移動し初めてしまうこと
があり、そのような場合にはドッジプランジャcの着座
または移動に伴ってノズルばねaが伸びてしまい、ニー
ドル弁bの閉弁圧が低下してしまう。このため、燃料噴
射切れを予想した程には向上させることができなかった
のである。
端側に配置され、ニードル弁bは下端側に配置されてい
る。しかも、燃料入口hは、燃料噴射ノズルの上端側に
配置されている。この結果、第2通路gの長さが第1通
路fの長さより大幅に短くなっている。第2通路gの長
さが第1通路fの長さより大幅に短いと、燃料の圧送終
了時には、燃料の圧力がドッジプランジャc側で早く低
下し、ニードル弁b側で遅くなる。このため、ニードル
弁bが着座するのとほぼ同時にドッジプランジャcが着
座したり、あるいはニードル弁bが着座移動している途
中にドッジプランジャcが着座移動し初めてしまうこと
があり、そのような場合にはドッジプランジャcの着座
または移動に伴ってノズルばねaが伸びてしまい、ニー
ドル弁bの閉弁圧が低下してしまう。このため、燃料噴
射切れを予想した程には向上させることができなかった
のである。
この考案は、上記問題を解決するためになされたもの
で、燃料噴射切れを向上させることができるドッジプラ
ンジャ付き燃料噴射ノズルを提供することを目的とす
る。
で、燃料噴射切れを向上させることができるドッジプラ
ンジャ付き燃料噴射ノズルを提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記の目的を達成するために、ニードル
弁とドッジプランジャとをそれらの間に配置されたノズ
ルばねによって第1弁座と第2弁座とにそれぞれ着座さ
せるとともに、第1通路を介して圧送される燃料によっ
て前記ニードル弁を前記ノズルばねに抗してリフトさ
せ、第2通路を介して圧送される燃料によって前記ドッ
ジプランジャを前記ノズルばねに抗してリフトさせ、し
かも前記ニードル弁が前記燃料によって押圧される受圧
面積を着座時とリフト時とでそれぞれSN1,SN2とし、前
記ドッジプランジャが前記燃料によって押圧される受圧
面積を着座時とリフト時とでそれぞSD1,SD2としたと
き、 SD1<SN1<SN2<SD2 を満足するドッジプランジャ付き燃料噴射ノズルにおい
て、前記第2通路を、その長さが長くなるよう、順次連
通した複数の孔によって形成したことを特徴とするもの
である。
弁とドッジプランジャとをそれらの間に配置されたノズ
ルばねによって第1弁座と第2弁座とにそれぞれ着座さ
せるとともに、第1通路を介して圧送される燃料によっ
て前記ニードル弁を前記ノズルばねに抗してリフトさ
せ、第2通路を介して圧送される燃料によって前記ドッ
ジプランジャを前記ノズルばねに抗してリフトさせ、し
かも前記ニードル弁が前記燃料によって押圧される受圧
面積を着座時とリフト時とでそれぞれSN1,SN2とし、前
記ドッジプランジャが前記燃料によって押圧される受圧
面積を着座時とリフト時とでそれぞSD1,SD2としたと
き、 SD1<SN1<SN2<SD2 を満足するドッジプランジャ付き燃料噴射ノズルにおい
て、前記第2通路を、その長さが長くなるよう、順次連
通した複数の孔によって形成したことを特徴とするもの
である。
この場合、第2通路の長さについては、着座時におけ
るニードル弁およびドッジプランジャの各受圧面積の差
に応じて適宜に定められるものであり、望ましくは第1
通路の長さと同等にされる。
るニードル弁およびドッジプランジャの各受圧面積の差
に応じて適宜に定められるものであり、望ましくは第1
通路の長さと同等にされる。
[作用] 燃料の圧送終了時には、第2通路の長さが長くなった
分だけドッジプランジャ側における燃料の圧力低下が遅
くなり、その分だけドッジプランジャの着座時期が遅く
なる。換言すれば、ニードル弁の着座時期が相対的に早
くなり、これによってドッジプランジャがニードル弁の
着座とほぼ同時に着座したり、あるいはニードル弁の着
座移動途中に着座移動し始めることが防止される。
分だけドッジプランジャ側における燃料の圧力低下が遅
くなり、その分だけドッジプランジャの着座時期が遅く
なる。換言すれば、ニードル弁の着座時期が相対的に早
くなり、これによってドッジプランジャがニードル弁の
着座とほぼ同時に着座したり、あるいはニードル弁の着
座移動途中に着座移動し始めることが防止される。
[実施例] 以下、この考案の実施例について第1図および第2図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示すものであり、この
燃料噴射ノズルは、筒状をなすノズルホルダ1と、この
ノズルホルダ1の下端面にナット2によりスペーサ3を
介して固定されたノズル部4と、ノズルホルダ1の上端
面にナット5によって固定されたプラグ6とを備えてい
る。
燃料噴射ノズルは、筒状をなすノズルホルダ1と、この
ノズルホルダ1の下端面にナット2によりスペーサ3を
介して固定されたノズル部4と、ノズルホルダ1の上端
面にナット5によって固定されたプラグ6とを備えてい
る。
ノズルホルダ1の内部には、その上端側にシリンダ部
材7が挿入され、ボルト8によって固定されている。こ
れらシリンダ部材7とボルト8との当接面間には、圧油
導入室9が形成されている。この圧油導入室9は、ノズ
ルホルダ1の内周面、プラグ6の下端面およびボルト8
の上端面とによって区画された密閉空間10にボルト8の
貫通孔8aを介して連通せしめられている。また、シリン
ダ部材7の内部には、ドッジプランジャ11が摺動自在に
設けられている。このドッジプランジャ11は、シリンダ
部材7の上端側内部に形成された弁座(第2弁座)7aに
対して着座・離間するようになっている。
材7が挿入され、ボルト8によって固定されている。こ
れらシリンダ部材7とボルト8との当接面間には、圧油
導入室9が形成されている。この圧油導入室9は、ノズ
ルホルダ1の内周面、プラグ6の下端面およびボルト8
の上端面とによって区画された密閉空間10にボルト8の
貫通孔8aを介して連通せしめられている。また、シリン
ダ部材7の内部には、ドッジプランジャ11が摺動自在に
設けられている。このドッジプランジャ11は、シリンダ
部材7の上端側内部に形成された弁座(第2弁座)7aに
対して着座・離間するようになっている。
また、ノズルホルダ1の下端側の内部には、ノズルば
ね12が挿入配置されている。このノズルばね12によって
上記ドッジプランジャ11が弁座7aに着座せしめられてい
る。なお、ノズルばね12が挿入されたノズルホルダ1の
内部空間は、ノズルホルダ1およびプラグ6に亙って形
成されたスピル通路13を介して燃料タンク(図示せず)
に接続されている。
ね12が挿入配置されている。このノズルばね12によって
上記ドッジプランジャ11が弁座7aに着座せしめられてい
る。なお、ノズルばね12が挿入されたノズルホルダ1の
内部空間は、ノズルホルダ1およびプラグ6に亙って形
成されたスピル通路13を介して燃料タンク(図示せず)
に接続されている。
上記ノズル部4は、ノズルボデイ41とその内部に摺動
自在に設けられたニードル弁42とを主な構成要素として
いる。ノズルボデイ41の下端側の内部には、弁座(第1
弁座)43が形成され、さらにその下方にはノズルボデイ
の下端面に開口する噴射孔44が形成されている。一方、
ニードル弁42は上記ノズルばね12によって下方へ付勢さ
れ、弁座43に着座せしめられている。そして、弁座43に
着座することによって噴射孔44を閉じ、また弁座43から
リフトすることによって噴射孔44を開くようになってい
る。
自在に設けられたニードル弁42とを主な構成要素として
いる。ノズルボデイ41の下端側の内部には、弁座(第1
弁座)43が形成され、さらにその下方にはノズルボデイ
の下端面に開口する噴射孔44が形成されている。一方、
ニードル弁42は上記ノズルばね12によって下方へ付勢さ
れ、弁座43に着座せしめられている。そして、弁座43に
着座することによって噴射孔44を閉じ、また弁座43から
リフトすることによって噴射孔44を開くようになってい
る。
上記ニードル弁42およびドッジプランジャ11は、燃料
噴射ポンプ(図示せず)ら圧送される燃料によってリフ
トせしめられるようになっている。
噴射ポンプ(図示せず)ら圧送される燃料によってリフ
トせしめられるようになっている。
すなわち、上記プラグ6の上端面には、高圧パイプ
(図示せず)を介して燃料噴射ポンプに接続される燃料
入口61が形成されており、その内部には、燃料入口61か
らノズルホルダ1とプラグ6との当接面間に形成された
凹部14まで延びる通路62が形成されている。さらに、凹
部14からは、第1通路15が下方へ向かって延び出してお
り、この第1通路15は、ノズルホルダ1およびスペーサ
3を貫通し、ノズルボデイ41に形成された燃料溜まり45
に達している。そして、燃料入口61から通路62および第
1通路15を介して燃料溜まり45に圧送される燃料の圧力
が所定の開弁圧に達するとニードル弁42がリフトするよ
うになっている。
(図示せず)を介して燃料噴射ポンプに接続される燃料
入口61が形成されており、その内部には、燃料入口61か
らノズルホルダ1とプラグ6との当接面間に形成された
凹部14まで延びる通路62が形成されている。さらに、凹
部14からは、第1通路15が下方へ向かって延び出してお
り、この第1通路15は、ノズルホルダ1およびスペーサ
3を貫通し、ノズルボデイ41に形成された燃料溜まり45
に達している。そして、燃料入口61から通路62および第
1通路15を介して燃料溜まり45に圧送される燃料の圧力
が所定の開弁圧に達するとニードル弁42がリフトするよ
うになっている。
また、プラグ6には、凹部14と上記密閉空間10、ひい
ては圧油導入室9とを連通させる第2通路16が形成され
ている。この第2通路16を介して圧油導入室9に圧送さ
れる燃料が所定の開弁圧に達すると、ドッジプランジャ
11がリフトする。
ては圧油導入室9とを連通させる第2通路16が形成され
ている。この第2通路16を介して圧油導入室9に圧送さ
れる燃料が所定の開弁圧に達すると、ドッジプランジャ
11がリフトする。
ここで、ニードル弁42の着座時およびリフト時におけ
る受圧面積をそれぞれSN1,SN2とし、ドッジプランジャ
11の着座時およびリフト時の受圧面積をそれぞれSD1,S
D2とすると、 SD1<SN1<SN2<SD2 に設定されている。
る受圧面積をそれぞれSN1,SN2とし、ドッジプランジャ
11の着座時およびリフト時の受圧面積をそれぞれSD1,S
D2とすると、 SD1<SN1<SN2<SD2 に設定されている。
上記第2通路16は、凹部14からプラグ6の上端側へ向
かって延びる孔16aと、この孔16aの上端部から下方へ向
かって延び、密閉空間10に臨むプラグ6の下端面に開口
する孔16bとから構成されている。これら2つの孔16a,1
6bの合計長さは、次の関係を満足するように定められて
いる。
かって延びる孔16aと、この孔16aの上端部から下方へ向
かって延び、密閉空間10に臨むプラグ6の下端面に開口
する孔16bとから構成されている。これら2つの孔16a,1
6bの合計長さは、次の関係を満足するように定められて
いる。
すなわち、燃料噴射ポンプからの燃料圧送終了時にお
ける燃料溜まり44と圧油導入室9とのそれぞれの圧力を
P1,P2(第2通路16の長さが第1通路15の長さと同等以
下の場合、P1≧P2になる。)とすると、燃料のニードル
弁42に対する押圧力はP1・SN2になり、ドッジプランジ
ャ11に対する押圧力はP2・SD2になる。これらの押圧力P
1・SN2,P2・SD2が P1・SN2<P2・SD2 を満足するように、上記第2通路16の全長が定められて
いる。
ける燃料溜まり44と圧油導入室9とのそれぞれの圧力を
P1,P2(第2通路16の長さが第1通路15の長さと同等以
下の場合、P1≧P2になる。)とすると、燃料のニードル
弁42に対する押圧力はP1・SN2になり、ドッジプランジ
ャ11に対する押圧力はP2・SD2になる。これらの押圧力P
1・SN2,P2・SD2が P1・SN2<P2・SD2 を満足するように、上記第2通路16の全長が定められて
いる。
上記構成の燃料噴射ノズルにおいては、第1通路14を
介して燃料溜まり45に圧送される燃料によってニードル
弁42がリフトせしめられる一方、第2通路15を介して圧
油導入室9に圧送される燃料によってドッジプランジャ
11がリフトせしめられる。
介して燃料溜まり45に圧送される燃料によってニードル
弁42がリフトせしめられる一方、第2通路15を介して圧
油導入室9に圧送される燃料によってドッジプランジャ
11がリフトせしめられる。
このとき、SD1<SN1<SN2<SD2に設定されているか
ら、燃料の圧送が始まると、まずニードル弁42がリフト
し、噴射孔44から初期燃料噴射が行われる。その後、ド
ッジプランジャ11がリフトすると、ニードル弁42が弁座
43に着座し、初期燃料噴射が終了する。その後、ニード
ル弁42が再びリフトし、主燃料噴射が行われる。
ら、燃料の圧送が始まると、まずニードル弁42がリフト
し、噴射孔44から初期燃料噴射が行われる。その後、ド
ッジプランジャ11がリフトすると、ニードル弁42が弁座
43に着座し、初期燃料噴射が終了する。その後、ニード
ル弁42が再びリフトし、主燃料噴射が行われる。
燃料の圧送が終了し、燃料の圧力が低下すると、ニー
ドル弁42が弁座43に着座するとともに、ドッジプランジ
ャ11が弁座7aに着座し、燃料噴射が終了する。
ドル弁42が弁座43に着座するとともに、ドッジプランジ
ャ11が弁座7aに着座し、燃料噴射が終了する。
ここで、仮に第2通路16の長さが第1通路15の長さよ
り大幅に短いと、圧送終了に伴う圧油導入室9の圧力低
下が燃料溜まり45の圧力低下より早くなる。この結果、
ニードル弁42のリフト時の受圧面積SN2と、ドッジプラ
ンジャ11のリフト時の受圧面積SD2とが、SN2<SD2に設
定されているにも拘わらず、ドッジプランジャ11がニー
ドル弁42とほぼ同時に着座したり、あるいはニードル弁
42の着座移動途中に着座移動し始めたりするおそれがあ
る。
り大幅に短いと、圧送終了に伴う圧油導入室9の圧力低
下が燃料溜まり45の圧力低下より早くなる。この結果、
ニードル弁42のリフト時の受圧面積SN2と、ドッジプラ
ンジャ11のリフト時の受圧面積SD2とが、SN2<SD2に設
定されているにも拘わらず、ドッジプランジャ11がニー
ドル弁42とほぼ同時に着座したり、あるいはニードル弁
42の着座移動途中に着座移動し始めたりするおそれがあ
る。
この点、この考案においては、第2通路16を複数の孔
16a,16bから構成することによって、第2通路16の長さ
を長くしているから、圧油導入室9の圧力低下時期を遅
らせることができる。しかも、P1・SN2<P2・SD2になる
ように第2通路16の長さが定められているから、ドッジ
プランジャ11の着座時期をニードル弁42の着座時期より
遅らせることができる。したがって、ニードル弁42が着
座する際にはノズルばね12がドッジプランジャ11によっ
て圧縮された状態になっており、この圧縮されて付勢力
の大きいノズルばね12によってニードル弁42が着座せし
められる。よって、燃料の噴射切れを向上させることが
できる。
16a,16bから構成することによって、第2通路16の長さ
を長くしているから、圧油導入室9の圧力低下時期を遅
らせることができる。しかも、P1・SN2<P2・SD2になる
ように第2通路16の長さが定められているから、ドッジ
プランジャ11の着座時期をニードル弁42の着座時期より
遅らせることができる。したがって、ニードル弁42が着
座する際にはノズルばね12がドッジプランジャ11によっ
て圧縮された状態になっており、この圧縮されて付勢力
の大きいノズルばね12によってニードル弁42が着座せし
められる。よって、燃料の噴射切れを向上させることが
できる。
特に、この実施例においては、第2通路16の長さを第
1通路15の長さとほぼ同じ長さにしているので、ドッジ
プランジャ11の着座時期をニードル弁42の着座時期より
確実に遅くすることができ、ドッジプランジャ11はニー
ドル弁42が着座した後、若干の時間、圧縮された状態を
維持する。したがって、ニードル弁42は着座後において
もノズルばね12によって強力押し続けられる。よって、
ニードル弁42が弁座43に着座した後、再びリフトすると
いう、いわゆるジャンプを防止することができ、ひいて
は燃料の後垂れ現象を防止することができる。
1通路15の長さとほぼ同じ長さにしているので、ドッジ
プランジャ11の着座時期をニードル弁42の着座時期より
確実に遅くすることができ、ドッジプランジャ11はニー
ドル弁42が着座した後、若干の時間、圧縮された状態を
維持する。したがって、ニードル弁42は着座後において
もノズルばね12によって強力押し続けられる。よって、
ニードル弁42が弁座43に着座した後、再びリフトすると
いう、いわゆるジャンプを防止することができ、ひいて
は燃料の後垂れ現象を防止することができる。
なお、この考案は、上記の実施例に限定されるもので
なく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能
である。
なく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能
である。
例えば、上記の実施例においては、第2通路16の一端
を凹部14に連通させているが、第3図に示す実施例のよ
うに、燃料入口61に連通させてもよい。すなわち、第3
図に示す実施例は、第2通路17を、燃料入口61から下方
へ延びる孔17aと、この孔17aの下端部から上方へ向かっ
て延びる孔17bと、この17bの上端部から密閉空間10に臨
むプラグ6の下端面まで延びる孔17cとから構成したも
のである。
を凹部14に連通させているが、第3図に示す実施例のよ
うに、燃料入口61に連通させてもよい。すなわち、第3
図に示す実施例は、第2通路17を、燃料入口61から下方
へ延びる孔17aと、この孔17aの下端部から上方へ向かっ
て延びる孔17bと、この17bの上端部から密閉空間10に臨
むプラグ6の下端面まで延びる孔17cとから構成したも
のである。
なお、この実施例においては、第1通路15が通路62を
含むことになる。したがって、第2通路17としては、第
1通路15と通路62との長さの合計と同等の長さにするの
が望ましい。
含むことになる。したがって、第2通路17としては、第
1通路15と通路62との長さの合計と同等の長さにするの
が望ましい。
また、第2通路を構成する孔としては、4つ以上であ
ってもよい。
ってもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のドッジプランジャ付
き燃料噴射ノズルによれば、ドッジプランジャ側に燃料
を圧送するための第2通路を、順次連通した複数の孔に
よって形成することにより、その長さを長くしたから、
ドッジプランジャがニードル弁とほぼ同時に着座した
り、あるいはニードル弁の着座移動途中に着座移動を開
始したりするのを防止することができ、これによって燃
料の噴射切れを向上させることができるとともに、ニー
ドル弁のジャンプを防止することができる等の効果が得
られる。
き燃料噴射ノズルによれば、ドッジプランジャ側に燃料
を圧送するための第2通路を、順次連通した複数の孔に
よって形成することにより、その長さを長くしたから、
ドッジプランジャがニードル弁とほぼ同時に着座した
り、あるいはニードル弁の着座移動途中に着座移動を開
始したりするのを防止することができ、これによって燃
料の噴射切れを向上させることができるとともに、ニー
ドル弁のジャンプを防止することができる等の効果が得
られる。
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は
この考案の他の実施例の要部を示す縦断面図、第3図は
従来のドッジプランジャ付き燃料噴射ノズルの概略構成
を示すもので、第3図(A)はニードル弁とドッジプラ
ンジャとの両者が着座した状態を示す図、第3図(B)
はニードル弁がリフトし、ドッジプランジャが着座した
状態を示す図、第3図(C)はニードル弁が着座し、ド
ッジプランジャがリフトした状態を示す図、第3図
(D)は、ニードル弁とドッジプランジャとの両者がリ
フトした状態を示す図である。 1…ノズルホルダ、4…ノズル部、6…プラグ、7a…弁
座(第2弁座)、9…圧油導入室、11…ドッジプランジ
ャ、12…ノズルばね、15…第1通路、16…第2通路、16
a,16b…孔、17…第2通路、17a,17b,17c…孔、42…ニー
ドル弁、43…弁座(第1弁座)。
この考案の他の実施例の要部を示す縦断面図、第3図は
従来のドッジプランジャ付き燃料噴射ノズルの概略構成
を示すもので、第3図(A)はニードル弁とドッジプラ
ンジャとの両者が着座した状態を示す図、第3図(B)
はニードル弁がリフトし、ドッジプランジャが着座した
状態を示す図、第3図(C)はニードル弁が着座し、ド
ッジプランジャがリフトした状態を示す図、第3図
(D)は、ニードル弁とドッジプランジャとの両者がリ
フトした状態を示す図である。 1…ノズルホルダ、4…ノズル部、6…プラグ、7a…弁
座(第2弁座)、9…圧油導入室、11…ドッジプランジ
ャ、12…ノズルばね、15…第1通路、16…第2通路、16
a,16b…孔、17…第2通路、17a,17b,17c…孔、42…ニー
ドル弁、43…弁座(第1弁座)。
Claims (1)
- 【請求項1】ニードル弁とドッジプランジャとをそれら
の間に配置されたノズルばねによって第1弁座と第2弁
座とにそれぞれ着座させるとともに、第1通路を介して
圧送される燃料によって前記ニードル弁を前記ノズルば
ねに抗してリフトさせ、第2通路を介して圧送される燃
料によって前記ドッジプランジャを前記ノズルばねに抗
してリフトさせ、しかも前記ニードル弁が前記燃料によ
って押圧される受圧面積を着座時とリフト時とでそれぞ
れSN1,SN2とし、前記ドッジプランジャが前記燃料によ
って押圧される受圧面積を着座時とリフト時とでそれぞ
SD1,SD2としたとき、 SD1<SN1<SN2<SD2 を満足するドッジプランジャ付き燃料噴射ノズルにおい
て、前記第2通路を、その長さが長くなるよう、順次連
通した複数の孔によって形成したことを特徴とするドッ
ジプランジャ付き燃料噴射ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990076585U JPH089424Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | ドッジプランジャ付き燃料噴射ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990076585U JPH089424Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | ドッジプランジャ付き燃料噴射ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0434461U JPH0434461U (ja) | 1992-03-23 |
| JPH089424Y2 true JPH089424Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31618190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990076585U Expired - Lifetime JPH089424Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | ドッジプランジャ付き燃料噴射ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089424Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP1990076585U patent/JPH089424Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0434461U (ja) | 1992-03-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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