JPH0894312A - 砥石の当たり出し位置検出装置と砥石の当たり出し位置検出方法 - Google Patents
砥石の当たり出し位置検出装置と砥石の当たり出し位置検出方法Info
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- JPH0894312A JPH0894312A JP25301694A JP25301694A JPH0894312A JP H0894312 A JPH0894312 A JP H0894312A JP 25301694 A JP25301694 A JP 25301694A JP 25301694 A JP25301694 A JP 25301694A JP H0894312 A JPH0894312 A JP H0894312A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】砥石の当たり出し位置をワークに傷を付けずに
行うことができ、その当たり出し位置の検出は瞬時に行
える砥石の当たり出し位置検出装置を提供すること。 【構成】ワークを加工するための砥石を有する加工手段
に設けられる砥石の当たり出し位置検出装置1であり、
ワークWを保持する保持手段4と、ワークWの高さ位置
を検出するワークの高さ位置検出手段6と、ワークWの
高さ位置検出手段6で得られるワークの高さ位置から、
ワークWと砥石の当たり出し位置を求める演算手段8
と、を備える砥石の当たり出し位置検出装置。
行うことができ、その当たり出し位置の検出は瞬時に行
える砥石の当たり出し位置検出装置を提供すること。 【構成】ワークを加工するための砥石を有する加工手段
に設けられる砥石の当たり出し位置検出装置1であり、
ワークWを保持する保持手段4と、ワークWの高さ位置
を検出するワークの高さ位置検出手段6と、ワークWの
高さ位置検出手段6で得られるワークの高さ位置から、
ワークWと砥石の当たり出し位置を求める演算手段8
と、を備える砥石の当たり出し位置検出装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを加工するため
の砥石と、その加工対象であるワークとの当たり出し位
置を検出するための砥石の当たり出し位置検出装置と砥
石の当たり出し位置検出方法に関するものである。
の砥石と、その加工対象であるワークとの当たり出し位
置を検出するための砥石の当たり出し位置検出装置と砥
石の当たり出し位置検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば磁気ヘッドのチップを作るため
のブロックのようなワークをスライスして磁気ヘッドの
チップを作る場合には、スライサー用の砥石を用いる。
このスライサー用の砥石でワークをスライスする場合に
は、スライサー用の砥石とワークの接触点位置、すなわ
ち砥石の当たり出し位置の検出を行う必要がある。従来
の砥石の当たり出し位置の検出方法は、次の通りであ
る。実際に砥石をワークに接触させて、その時の砥石と
ワークとの接触音を作業者が聞いて砥石の当たり出し位
置の検出する。また、砥石の当たり出し位置の検出作業
を自動化した場合においても、同様に実際に砥石とワー
クを接触させて、接触音をAE(アコースティック エ
ミッション)センサ等で検出して、砥石とワークの接触
点位置を検出するようにしている。
のブロックのようなワークをスライスして磁気ヘッドの
チップを作る場合には、スライサー用の砥石を用いる。
このスライサー用の砥石でワークをスライスする場合に
は、スライサー用の砥石とワークの接触点位置、すなわ
ち砥石の当たり出し位置の検出を行う必要がある。従来
の砥石の当たり出し位置の検出方法は、次の通りであ
る。実際に砥石をワークに接触させて、その時の砥石と
ワークとの接触音を作業者が聞いて砥石の当たり出し位
置の検出する。また、砥石の当たり出し位置の検出作業
を自動化した場合においても、同様に実際に砥石とワー
クを接触させて、接触音をAE(アコースティック エ
ミッション)センサ等で検出して、砥石とワークの接触
点位置を検出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の砥石
の当たり出し位置の検出方法では、加工しようとするワ
ークを交換して加工する度に、必ず砥石とワークを接触
させて砥石とワークの接触点位置を検出しているので、
砥石の当たり出し位置の検出作業において、ワークに傷
が付いてしまうという問題が生じていた。しかも、砥石
とワークの接触点位置を高精度で検出するためには、砥
石とワークが接触する付近から砥石を微動送りして砥石
をワークと接触させなければならず、砥石の送り出し位
置検出作業のタクトが長くなるという問題があった。
の当たり出し位置の検出方法では、加工しようとするワ
ークを交換して加工する度に、必ず砥石とワークを接触
させて砥石とワークの接触点位置を検出しているので、
砥石の当たり出し位置の検出作業において、ワークに傷
が付いてしまうという問題が生じていた。しかも、砥石
とワークの接触点位置を高精度で検出するためには、砥
石とワークが接触する付近から砥石を微動送りして砥石
をワークと接触させなければならず、砥石の送り出し位
置検出作業のタクトが長くなるという問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであり、砥石の当たり出し位置をワークに傷を付
けずに行うことができ、その当たり出し位置の検出が瞬
時に行える砥石の当たり出し位置検出装置と砥石の当た
り出し位置検出方法を提供することを目的としている。
たものであり、砥石の当たり出し位置をワークに傷を付
けずに行うことができ、その当たり出し位置の検出が瞬
時に行える砥石の当たり出し位置検出装置と砥石の当た
り出し位置検出方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の発明
にあっては、ワークを加工するための砥石を有する加工
手段に設けられる砥石の当たり出し位置検出装置であ
り、ワークを保持する保持手段と、前記ワークの高さ位
置を検出するワークの高さ位置検出手段と、前記ワーク
の高さ位置検出手段で得られる前記ワークの高さ位置か
ら、前記ワークと前記砥石の当たり出し位置を求める演
算手段と、を備える砥石の当たり出し位置検出装置によ
り、達成される。第1の発明では、好ましくは前記ワー
クの高さ位置検出手段は、前記ワークにフォーカスを合
わせるためのオートフォーカス付き顕微鏡と、前記オー
トフォーカス付き顕微鏡に設けられた測長手段と、を備
える。第1の発明では、好ましくは前記砥石は、ワーク
をスライスするためのスライサー用砥石である。上記目
的は、第2の発明にあっては、砥石と保持手段に保持さ
れた第1のワークの当たり出し位置を、前記砥石と前記
第1のワークの接触音で得て、その当たり出し位置の座
標を記憶するステップと、前記第1のワークの高さ位置
を検出して、前記第1のワークの高さ位置を記憶するス
テップと、前記第1のワークに代えて加工しようとする
第2のワークを前記保持手段に保持して、前記第2のワ
ークの高さ位置を検出して、前記第2のワークの高さ位
置を記憶するステップと、前記第1のワークの高さ位置
と前記第2のワークの高さ位置の差と、前記当たり出し
位置の座標と、から、前記第2のワークと前記砥石との
当たり出し位置を検出するステップと、を備える砥石の
当たり出し位置検出方法により達成される。
にあっては、ワークを加工するための砥石を有する加工
手段に設けられる砥石の当たり出し位置検出装置であ
り、ワークを保持する保持手段と、前記ワークの高さ位
置を検出するワークの高さ位置検出手段と、前記ワーク
の高さ位置検出手段で得られる前記ワークの高さ位置か
ら、前記ワークと前記砥石の当たり出し位置を求める演
算手段と、を備える砥石の当たり出し位置検出装置によ
り、達成される。第1の発明では、好ましくは前記ワー
クの高さ位置検出手段は、前記ワークにフォーカスを合
わせるためのオートフォーカス付き顕微鏡と、前記オー
トフォーカス付き顕微鏡に設けられた測長手段と、を備
える。第1の発明では、好ましくは前記砥石は、ワーク
をスライスするためのスライサー用砥石である。上記目
的は、第2の発明にあっては、砥石と保持手段に保持さ
れた第1のワークの当たり出し位置を、前記砥石と前記
第1のワークの接触音で得て、その当たり出し位置の座
標を記憶するステップと、前記第1のワークの高さ位置
を検出して、前記第1のワークの高さ位置を記憶するス
テップと、前記第1のワークに代えて加工しようとする
第2のワークを前記保持手段に保持して、前記第2のワ
ークの高さ位置を検出して、前記第2のワークの高さ位
置を記憶するステップと、前記第1のワークの高さ位置
と前記第2のワークの高さ位置の差と、前記当たり出し
位置の座標と、から、前記第2のワークと前記砥石との
当たり出し位置を検出するステップと、を備える砥石の
当たり出し位置検出方法により達成される。
【0006】
【作用】上記構成によれば、第1の発明では、保持手段
によりワークを保持して、ワークの高さ位置検出手段に
より、ワークの高さ位置を検出する。ワークの高さ位置
検出手段で得られるワークの高さ位置から、演算手段は
ワークと砥石の当たり出し位置を求める。第1の発明で
は、好ましくはワークの高さ位置検出手段のオートフォ
ーカス付き顕微鏡により、ワークにフォーカスを合わせ
て、測長手段によりワークの高さを測定する。第2の発
明では、まず砥石と保持手段に保持された第1のワーク
の当たり出し位置を、砥石と第1のワークの接触音で得
る。そして当たり出し位置の座標を記憶する。次に、第
1のワークの高さ位置を検出して、第1のワークの高さ
位置を記憶する。加工しようとする第2のワークを、第
1のワークに代えて保持手段に保持する。第2のワーク
の高さ位置を検出して、第2のワークの高さ位置を記憶
する。そして、第1のワークの高さ位置と第2のワーク
の高さ位置の差を求めて、この高さ位置の差と、上述し
た当たり出し位置の座標とから、前記第2のワークと前
記砥石との当たり出し位置を検出する。
によりワークを保持して、ワークの高さ位置検出手段に
より、ワークの高さ位置を検出する。ワークの高さ位置
検出手段で得られるワークの高さ位置から、演算手段は
ワークと砥石の当たり出し位置を求める。第1の発明で
は、好ましくはワークの高さ位置検出手段のオートフォ
ーカス付き顕微鏡により、ワークにフォーカスを合わせ
て、測長手段によりワークの高さを測定する。第2の発
明では、まず砥石と保持手段に保持された第1のワーク
の当たり出し位置を、砥石と第1のワークの接触音で得
る。そして当たり出し位置の座標を記憶する。次に、第
1のワークの高さ位置を検出して、第1のワークの高さ
位置を記憶する。加工しようとする第2のワークを、第
1のワークに代えて保持手段に保持する。第2のワーク
の高さ位置を検出して、第2のワークの高さ位置を記憶
する。そして、第1のワークの高さ位置と第2のワーク
の高さ位置の差を求めて、この高さ位置の差と、上述し
た当たり出し位置の座標とから、前記第2のワークと前
記砥石との当たり出し位置を検出する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0008】図1は、本発明の砥石の当たり出し位置検
出装置を示し、特に砥石とワークとの接触点位置を概略
的に示す図である。図2は、本発明の砥石の当たり出し
位置検出装置をワークのスライサーに取り付けた状態を
示す斜視図である。図3は、図2のスライサーに取り付
けられている砥石の当たり出し位置検出装置と砥石を有
する加工手段を拡大して示す斜視図である。
出装置を示し、特に砥石とワークとの接触点位置を概略
的に示す図である。図2は、本発明の砥石の当たり出し
位置検出装置をワークのスライサーに取り付けた状態を
示す斜視図である。図3は、図2のスライサーに取り付
けられている砥石の当たり出し位置検出装置と砥石を有
する加工手段を拡大して示す斜視図である。
【0009】図1において、砥石の当たり出し位置検出
装置1は、次のような構成となっている。砥石の当たり
出し位置検出装置1は、加工手段2に対して設定される
ものである。砥石の当たり出し位置検出装置1は、ワー
クWを保持する保持手段4と、ワークWの高さ位置を検
出するワークの高さ位置検出手段6と、このワークの高
さ位置検出手段6で得られるワークWの高さ位置から、
ワークWと砥石10の当たり出し位置を求める演算手段
8等を有している。
装置1は、次のような構成となっている。砥石の当たり
出し位置検出装置1は、加工手段2に対して設定される
ものである。砥石の当たり出し位置検出装置1は、ワー
クWを保持する保持手段4と、ワークWの高さ位置を検
出するワークの高さ位置検出手段6と、このワークの高
さ位置検出手段6で得られるワークWの高さ位置から、
ワークWと砥石10の当たり出し位置を求める演算手段
8等を有している。
【0010】図1の加工手段2は、ワークWをスライス
するための砥石10を有している。この砥石10は、た
とえばダイヤモンドホイールであり、スピンドル12に
対して着脱可能に保持されている。このスピンドル12
は砥石駆動部14を駆動することにより、回転できるよ
うになっている。加工手段2は、Z軸駆動部16を作動
することにより、矢印Z方向(図1においては上下方
向)に移動して位置決め可能である。加工手段2には、
その他たとえば研削水と空気をワークに対して供給して
ワークを洗浄する洗浄手段などが設けられている。
するための砥石10を有している。この砥石10は、た
とえばダイヤモンドホイールであり、スピンドル12に
対して着脱可能に保持されている。このスピンドル12
は砥石駆動部14を駆動することにより、回転できるよ
うになっている。加工手段2は、Z軸駆動部16を作動
することにより、矢印Z方向(図1においては上下方
向)に移動して位置決め可能である。加工手段2には、
その他たとえば研削水と空気をワークに対して供給して
ワークを洗浄する洗浄手段などが設けられている。
【0011】ワークの保持手段4は、図1と図3に示す
ように、たとえばX方向とY方向に移動可能なXYテー
ブルである。このワークの保持手段4の上には、ワーク
Wが着脱可能に設定できるようになっている。ワークW
としては、たとえば磁気ヘッドのチップを作るためのブ
ロックおよび基板である。このワークの保持手段4は、
図2に示すスライサー20に対して設定されている。
ように、たとえばX方向とY方向に移動可能なXYテー
ブルである。このワークの保持手段4の上には、ワーク
Wが着脱可能に設定できるようになっている。ワークW
としては、たとえば磁気ヘッドのチップを作るためのブ
ロックおよび基板である。このワークの保持手段4は、
図2に示すスライサー20に対して設定されている。
【0012】図1のワークの高さ位置検出手段6は、オ
ートフォーカス付き顕微鏡30、測長ユニット32、お
よびZ軸カウンター34を有している。Z軸カウンター
34は、図1のZ軸駆動部16を駆動した際に、加工手
段2が矢印Z軸方向に移動した時のZ軸位置座標を、演
算手段であるコンピュータ8に対して送ることができる
ようになっている。
ートフォーカス付き顕微鏡30、測長ユニット32、お
よびZ軸カウンター34を有している。Z軸カウンター
34は、図1のZ軸駆動部16を駆動した際に、加工手
段2が矢印Z軸方向に移動した時のZ軸位置座標を、演
算手段であるコンピュータ8に対して送ることができる
ようになっている。
【0013】オートフォーカス付き顕微鏡30と測長ユ
ニット32は、図3に示すようにほぼ一体化されたユニ
ットである。オートフォーカス付き顕微鏡30は、図3
に示すように、ワークWの上面WFに対してフォーカス
を合せて、そのフォーカスを合せた状態で測長ユニット
32により、ワークWの上面WFの高さを自動測定する
ことができるようになっている。その測定されたワーク
Wの高さBは、図1に示す演算手段であるコンピュータ
8に対して与えることができるようになっている。この
ワークの高さ位置検出手段6は、好ましくは上述したよ
うに非接触式の測長手段である測長ユニット32を用い
ている。
ニット32は、図3に示すようにほぼ一体化されたユニ
ットである。オートフォーカス付き顕微鏡30は、図3
に示すように、ワークWの上面WFに対してフォーカス
を合せて、そのフォーカスを合せた状態で測長ユニット
32により、ワークWの上面WFの高さを自動測定する
ことができるようになっている。その測定されたワーク
Wの高さBは、図1に示す演算手段であるコンピュータ
8に対して与えることができるようになっている。この
ワークの高さ位置検出手段6は、好ましくは上述したよ
うに非接触式の測長手段である測長ユニット32を用い
ている。
【0014】次に、上述した砥石の当たり出し位置検出
装置1による砥石の当たり出し位置検出方法について説
明する。砥石の当たり出し位置検出方法は、好ましくは
キャリブレーション作業と、自動簡易当たり出し位置検
出作業を含んでいる。まずキャリブレーション作業につ
いて説明する。このキャリブレーション作業は、図1の
砥石10が新しい砥石10に交換された場合あるいは、
砥石10のドレッシング作業が行われた場合のみ行われ
る作業である。砥石10の交換あるいは砥石10のドレ
ッシングが行われた場合には、最初に1回、以下に示す
手順でキャリブレーション作業を行う必要がある。
装置1による砥石の当たり出し位置検出方法について説
明する。砥石の当たり出し位置検出方法は、好ましくは
キャリブレーション作業と、自動簡易当たり出し位置検
出作業を含んでいる。まずキャリブレーション作業につ
いて説明する。このキャリブレーション作業は、図1の
砥石10が新しい砥石10に交換された場合あるいは、
砥石10のドレッシング作業が行われた場合のみ行われ
る作業である。砥石10の交換あるいは砥石10のドレ
ッシングが行われた場合には、最初に1回、以下に示す
手順でキャリブレーション作業を行う必要がある。
【0015】まず、図1に示すように、ワークWを保持
手段4に取り付けて保持する。このワークWは、キャリ
ブレーション作業に用いるための第1のワークである。
この第1のワークWと砥石10の当たり出し位置を作業
者が見つけるために、砥石10と第1のワークWの接触
音を作業者が聞いて、砥石と第1のワークWの接触点位
置を見つける。図1は、この接触点位置CPを示してい
る。このように、作業者が砥石と第1のワークWの接触
音を聞く場合には、ワークの保持手段4は、第1の位置
P1に位置決めしている。
手段4に取り付けて保持する。このワークWは、キャリ
ブレーション作業に用いるための第1のワークである。
この第1のワークWと砥石10の当たり出し位置を作業
者が見つけるために、砥石10と第1のワークWの接触
音を作業者が聞いて、砥石と第1のワークWの接触点位
置を見つける。図1は、この接触点位置CPを示してい
る。このように、作業者が砥石と第1のワークWの接触
音を聞く場合には、ワークの保持手段4は、第1の位置
P1に位置決めしている。
【0016】上述のようにして、作業者が砥石と第1の
ワークWの接触音を聞いた接触点位置CPでのスライサ
ー2のZ軸位置座標Aを、Z軸カウンター34のカウン
ター値としてパーソナルコンピュータのようなコンピュ
ータ8に対して入力する。これにより、Z軸位置座標A
がコンピュータ8に記憶される。
ワークWの接触音を聞いた接触点位置CPでのスライサ
ー2のZ軸位置座標Aを、Z軸カウンター34のカウン
ター値としてパーソナルコンピュータのようなコンピュ
ータ8に対して入力する。これにより、Z軸位置座標A
がコンピュータ8に記憶される。
【0017】次に、第1のワークWを載せた保持手段4
を、図2に示すように矢印X方向に移動して第2の位置
P2に位置決めする。そしてオートフォーカス付き顕微
鏡30を用いて、第1のワークWの上面WFに対して自
動的にフォーカスを合せる。そのフォーカスが合った位
置において、オートフォーカス付き顕微鏡30のZ軸に
付けた測長ユニット32により、第1のワークWの上面
WFの高さを自動測定する。
を、図2に示すように矢印X方向に移動して第2の位置
P2に位置決めする。そしてオートフォーカス付き顕微
鏡30を用いて、第1のワークWの上面WFに対して自
動的にフォーカスを合せる。そのフォーカスが合った位
置において、オートフォーカス付き顕微鏡30のZ軸に
付けた測長ユニット32により、第1のワークWの上面
WFの高さを自動測定する。
【0018】第1のワークWの上面WFの高さBが測長
ユニット32からコンピュータ8に対して入力されて、
これによりコンピュータ8はこの第1のワークWの実際
のワーク高さBを記憶する。以上のようにして、Z軸位
置座標Aと、第1のワークWの上面WFの高さBの値を
求めて、キャリブレーション作業は終了する。
ユニット32からコンピュータ8に対して入力されて、
これによりコンピュータ8はこの第1のワークWの実際
のワーク高さBを記憶する。以上のようにして、Z軸位
置座標Aと、第1のワークWの上面WFの高さBの値を
求めて、キャリブレーション作業は終了する。
【0019】次に、自動簡易当たり出し検出作業に移
る。既に用いた第1のワークWを図1の保持手段4から
外して、第1のワークWに代えて加工しようとする別の
第2のワークWを保持手段4に設定して保持する。第2
のワークWを保持した保持手段4を、図2と図3に示す
第2の位置P2に位置決めする。そしてオートフォーカ
ス付き顕微鏡30により、第2のワークWの上面WFに
対して自動でフォーカスを合せる。このフォーカスが合
った時点で、オートフォーカス付き顕微鏡30のZ軸に
付けた測長ユニット32を用いて、第2のワークWの高
さを自動測定する。
る。既に用いた第1のワークWを図1の保持手段4から
外して、第1のワークWに代えて加工しようとする別の
第2のワークWを保持手段4に設定して保持する。第2
のワークWを保持した保持手段4を、図2と図3に示す
第2の位置P2に位置決めする。そしてオートフォーカ
ス付き顕微鏡30により、第2のワークWの上面WFに
対して自動でフォーカスを合せる。このフォーカスが合
った時点で、オートフォーカス付き顕微鏡30のZ軸に
付けた測長ユニット32を用いて、第2のワークWの高
さを自動測定する。
【0020】この第2のワークWの上面WFの高さを自
動測定して得られる高さCは、測長ユニット32からコ
ンピュータ8に対して入力される。コンピュータ8は、
キャリブレーション作業で得られた第1のワークWの高
さ位置Bと、第2のワークWの高さ位置Cの相対差(C
−B)と、キャリブレーション作業で得られた当たり出
し位置の座標であるZ軸位置座標Aと、から、第2のワ
ークWと砥石10との当たり出し位置Dを自動的にかつ
簡易的に求めることができる。すなわち、この第2のワ
ークWと砥石10の当たり出し位置Dは、砥石の位置座
標であり、スライサーのZ軸座標における砥石の当たり
出し位置を示している。この砥石の当たり出し位置D
は、D=A+(C−B)で表すことができる。
動測定して得られる高さCは、測長ユニット32からコ
ンピュータ8に対して入力される。コンピュータ8は、
キャリブレーション作業で得られた第1のワークWの高
さ位置Bと、第2のワークWの高さ位置Cの相対差(C
−B)と、キャリブレーション作業で得られた当たり出
し位置の座標であるZ軸位置座標Aと、から、第2のワ
ークWと砥石10との当たり出し位置Dを自動的にかつ
簡易的に求めることができる。すなわち、この第2のワ
ークWと砥石10の当たり出し位置Dは、砥石の位置座
標であり、スライサーのZ軸座標における砥石の当たり
出し位置を示している。この砥石の当たり出し位置D
は、D=A+(C−B)で表すことができる。
【0021】このように、本発明の砥石の当たり出し位
置検出装置と砥石の当たり出し位置検出方法によると、
スライサー砥石の当たり出し位置の簡易自動検出が可能
である。砥石の当たり出し位置の検出を、加工しようと
するワークに対して砥石を当てないでできるために、当
たり出し検出作業でワークに傷を付けない。加工対象で
あるワークに対して、オートフォーカス付き顕微鏡で自
動フォーカスした後に、オートフォーカス付き顕微鏡を
Z軸に付けた測長ユニットでワークの高さを測定するだ
けで、砥石の当たり出し位置を簡易的に求めることがで
きるために、砥石の当たり出し位置の検出作業が瞬時に
行える。
置検出装置と砥石の当たり出し位置検出方法によると、
スライサー砥石の当たり出し位置の簡易自動検出が可能
である。砥石の当たり出し位置の検出を、加工しようと
するワークに対して砥石を当てないでできるために、当
たり出し検出作業でワークに傷を付けない。加工対象で
あるワークに対して、オートフォーカス付き顕微鏡で自
動フォーカスした後に、オートフォーカス付き顕微鏡を
Z軸に付けた測長ユニットでワークの高さを測定するだ
けで、砥石の当たり出し位置を簡易的に求めることがで
きるために、砥石の当たり出し位置の検出作業が瞬時に
行える。
【0022】このように、本発明の実施例では、投入ワ
ークの高さ寸法をスライサーに取り付けたオートフォー
カス付き顕微鏡でワークにフォーカスを合せた後に、こ
のオートフォーカス付き顕微鏡をZ軸ステージに取り付
けた測長ユニットで測定して、その測定データにより、
砥石と加工しようとするワークとの接触点位置(当たり
出し位置)を簡易的に自動的に検出することが可能であ
る。スライサーに取り付けたオートフォーカス付き顕微
鏡およびこのオートフォーカス付き顕微鏡をZ軸ステー
ジに取り付けた測長ユニットにより、ワーク(加工物)
の高さの管理を行い、砥石とワークとの接触点位置(当
たり出し位置)を簡易的に検出することが可能である。
ークの高さ寸法をスライサーに取り付けたオートフォー
カス付き顕微鏡でワークにフォーカスを合せた後に、こ
のオートフォーカス付き顕微鏡をZ軸ステージに取り付
けた測長ユニットで測定して、その測定データにより、
砥石と加工しようとするワークとの接触点位置(当たり
出し位置)を簡易的に自動的に検出することが可能であ
る。スライサーに取り付けたオートフォーカス付き顕微
鏡およびこのオートフォーカス付き顕微鏡をZ軸ステー
ジに取り付けた測長ユニットにより、ワーク(加工物)
の高さの管理を行い、砥石とワークとの接触点位置(当
たり出し位置)を簡易的に検出することが可能である。
【0023】ところで本発明は上記実施例に限定されな
い。上述した実施例では、ワークWをスライスするため
の砥石を有する加工手段に対して、本発明の砥石の当た
り出し位置検出装置を取り付けているが、これに限らな
い。たとえば、ワークをスライスする加工手段に限ら
ず、ワークの表面を研削するようなシステムにおいて
も、本発明は適用することができる。また、上述した実
施例では、ワークの高さ位置検出手段6は、非接触方式
の測長ユニット32や接触式の測長ユニットを用いるこ
とが可能である。
い。上述した実施例では、ワークWをスライスするため
の砥石を有する加工手段に対して、本発明の砥石の当た
り出し位置検出装置を取り付けているが、これに限らな
い。たとえば、ワークをスライスする加工手段に限ら
ず、ワークの表面を研削するようなシステムにおいて
も、本発明は適用することができる。また、上述した実
施例では、ワークの高さ位置検出手段6は、非接触方式
の測長ユニット32や接触式の測長ユニットを用いるこ
とが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、砥
石の当たり出し位置をワークに傷を付けずに行うことが
でき、その当たり出し位置の検出が瞬時に行える。
石の当たり出し位置をワークに傷を付けずに行うことが
でき、その当たり出し位置の検出が瞬時に行える。
【図1】本発明の砥石の当たり出し位置検出装置を示す
図。
図。
【図2】本発明の砥石の当たり出し位置検出装置を、ス
ライサーに対して設定した例を示す斜視図。
ライサーに対して設定した例を示す斜視図。
【図3】図1の加工手段と図2のワークの保持手段およ
びワークの高さ位置検出手段を拡大して示す斜視図。
びワークの高さ位置検出手段を拡大して示す斜視図。
1 砥石の当たり出し位置検出装置 2 加工手段 4 ワークの保持手段 6 ワークの高さ位置検出手段 8 コンピュータ(演算手段) 10 砥石 30 オートフォーカス付き顕微鏡 32 測長ユニット 34 Z軸カウンター W ワーク(第1のワークと第2のワーク) CP 砥石の当たり出し位置 P1 第1の位置 P2 第2の位置
Claims (4)
- 【請求項1】 ワークを加工するための砥石を有する加
工手段に設けられる砥石の当たり出し位置検出装置であ
り、 ワークを保持する保持手段と、 前記ワークの高さ位置を検出するワークの高さ位置検出
手段と、 前記ワークの高さ位置検出手段で得られる前記ワークの
高さ位置から、前記ワークと前記砥石の当たり出し位置
を求める演算手段と、を備えることを特徴とする砥石の
当たり出し位置検出装置。 - 【請求項2】 前記ワークの高さ位置検出手段は、 前記ワークにフォーカスを合わせるためのオートフォー
カス付き顕微鏡と、 前記オートフォーカス付き顕微鏡に設けられた測長手段
と、を備える請求項1に記載の砥石の当たり出し位置検
出装置。 - 【請求項3】 前記砥石は、ワークをスライスするため
のスライサー用砥石である請求項1に記載の砥石の当た
り出し位置検出装置。 - 【請求項4】 砥石と保持手段に保持された第1のワー
クの当たり出し位置を、前記砥石と前記第1のワークの
接触音で得て、その当たり出し位置の座標を記憶するス
テップと、 前記第1のワークの高さ位置を検出して、前記第1のワ
ークの高さ位置を記憶するステップと、 前記第1のワークに代えて加工しようとする第2のワー
クを前記保持手段に保持して、前記第2のワークの高さ
位置を検出して、前記第2のワークの高さ位置を記憶す
るステップと、 前記第1のワークの高さ位置と前記第2のワークの高さ
位置の差と、前記当たり出し位置の座標と、から、前記
第2のワークと前記砥石との当たり出し位置を検出する
ステップと、を備える砥石の当たり出し位置検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25301694A JPH0894312A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 砥石の当たり出し位置検出装置と砥石の当たり出し位置検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25301694A JPH0894312A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 砥石の当たり出し位置検出装置と砥石の当たり出し位置検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0894312A true JPH0894312A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17245320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25301694A Pending JPH0894312A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 砥石の当たり出し位置検出装置と砥石の当たり出し位置検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0894312A (ja) |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP25301694A patent/JPH0894312A/ja active Pending
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