JPH0894347A - 厚み測定用スキャンレール装置 - Google Patents

厚み測定用スキャンレール装置

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JPH0894347A
JPH0894347A JP22750194A JP22750194A JPH0894347A JP H0894347 A JPH0894347 A JP H0894347A JP 22750194 A JP22750194 A JP 22750194A JP 22750194 A JP22750194 A JP 22750194A JP H0894347 A JPH0894347 A JP H0894347A
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Noboru Kusafuka
昇 草深
Takeshi Okada
武 岡田
Kosuke Onaka
康祐 尾中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 潤滑油、潤滑材等の垂落防止構造を簡素化し
た構造としてコスト低下を図る。 【構成】 走行するシート状フィルムの上下に配設され
た発信ヘッド25及び受信ヘッド26を、それぞれレー
ル上で同期して走行させてフィルムの厚みを測定するフ
ィルム厚み計の走行装置において、前記走行装置の上下
の水平桁を構成する一対のH形鋼の中央縦材側面に水平
に取付けられたリニアベアリングガイドレール22及び
フラットレール31と、前記リニアベアリングガイドレ
ール22にガイドされるリニアベアリング23及び前記
フラットレール31を両側から挟んでこれにガイドされ
る1組の水平回転車輪32とを備えた発信ヘッド移動台
24及び受信ヘッド移動台34と、同移動台の往復走行
駆動手段とにより構成してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続して送られているシ
ート状フィルムの厚みを全幅に亙って測定する厚み測定
用スキャンレール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】走行中のフィルムに赤外線、紫外線、β
線等を透過し、それら透過線の減衰量を測定し、シート
状フィルムの厚みをフィルム全幅に亙って測定するスキ
ャン方式の厚み計においては、発信ヘッドと受信ヘッド
を、被測定フィルムを挟んで対向配置し、同期してフィ
ルム幅方向に往復移動させる。この場合発信ヘッドと受
信ヘッドの相対位置にずれが生ずると測定誤差が発生す
るため、発信ヘッドと受信ヘッド走行用スキャンレール
は高精度に加工され、組立てられることが必要である。
従来の厚み測定用スキャンレール及び厚みセンサ台車
は、剛性の大きいフレームの一部を精密加工仕上げをし
てスキャンレールを形成し、これを上下から隙間なくセ
ンサ台付属の車輪で挟み、センサ台を走行させる構造で
あったが、最近はリニアモーションベアリングを利用し
たものが使われ出している。
【0003】図7は実公昭61−24886号公報にて
従来提案されている厚み測定用スキャンレール装置を示
す断面図である。図7において、11はH形鋼又はI形
鋼で構成された基台で、この基台11上には一対の軌道
台12が平行に設置(固定)されている。13はリニア
モーションベアリングで、その詳細構造は図8及び図9
で示される。ベアリング13に組込まれたボールは、軌
道台12に形成された4条の軌道溝(ボール外径と合致
した凹溝)12a及びベアリングケース13cの溝内を
転動し、ベアリング13の直線運動を可能にしている。
即ち、ベアリング13のボールが形成する4条のボール
列は、軌道台12の両肩部12bにそれぞれ2条ずつ配
置され、各ボール列は軌道溝12a内を負荷を受けて転
動する負荷ボール列部分13aと、軌道溝12aから外
れた位置を転動する逃げボール列部分13bとに分けら
れ、各ボールがこのボール列部分13a,13bの各部
分を転動することにより、ベアリング13の直線運動を
可能にしている。14はベアリング13上に設置された
センサ移動台で、この移動台14にセンサ15が取付け
られる。これによりセンサ15はスキャン方向(軌道台
12の長手方向)に移動できることになる。このような
構成のスキャンレールにおいては、基台11の片面のみ
を平面加工するだけでよく、加工誤差や組立の歪みが生
じたときも、スキャンレールに対しライナ調整でカバー
できるので、加工コストを少なくすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルム厚み測
定装置は、上側のセンサ移動台のスキャンレールは被測
定フィルムの全幅に亙って下向きに設けてある構造であ
るため、スキャンレールの潤滑油が漏れたり、飛び散っ
たりしたとき、製品フィルムを汚す可能性がある。また
基台である大型のH形鋼の数個所の面を高精度に加工し
なければならないので、多くの手間と工数がかかる欠点
があった。本発明は前記従来の問題を解決しようとする
もので、潤滑油、潤滑材等の垂落防止構造を簡素化した
構造として、コストの低下を図ることができる厚み測定
用スキャンレール装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、走行
するシート状フィルムの上下に配設された発信ヘッド及
び受信ヘッドを、それぞれレール上で同期して走行させ
てフィルムの厚みを測定するフィルム厚み計の走行装置
において、前記走行装置の上下の水平桁を構成する一対
のH形鋼の中央縦材側面に水平に取付けられたリニアベ
アリングガイドレール及びフラットレールと、前記リニ
アベアリングガイドレールにガイドされるリニアベアリ
ング及び前記フラットレールを両側から挟んでこれにガ
イドされる1組の水平回転車輪とを備えた発信ヘッド及
び受信ヘッド移動台と、同移動台の往復走行駆動手段と
により構成してなるものであり、また発信ヘッド及び受
信ヘッド移動台の往復走行駆動手段が、上下一対のH形
鋼の中央縦材側面に水平に取付けてあって駆動モータに
より同期回転して駆動されるボールスクリュと、同ボー
ルスクリュに螺合し前記発信ヘッド及び受信ヘッド移動
台に固設されたボールスクリュナットとにより構成して
なるもので、これを課題解決のための手段とするもので
ある。
【0006】更に本発明は、走行するシート状フィルム
の上下に配設された発信ヘッド及び受信ヘッドを、それ
ぞれレール上で同期して走行させてフィルムの厚みを測
定するフィルム厚み計の走行装置において、前記走行装
置の上下の水平桁を構成する一対のH形鋼の中央縦材側
面に水平に取付けられた回転可能なボールスクリュ及び
固定フラットレールと、前記ボールスクリュと螺合する
ボールスクリュナット及びフラットレールを両側から挟
んでこれにガイドされる1組の水平回転車輪とを備えた
発信ヘッド及び受信ヘッド移動台と、前記上下一対のボ
ールスクリュを回して移動台を同期して往復走行させる
駆動モータとにより構成してなるもので、これを課題解
決のための手段とするものである。また本発明は、走行
するシート状フィルムの上下に配設された発信ヘッド及
び受信ヘッドを、それぞれレール上で同期して走行させ
てフィルムの厚みを測定するフィルム厚み計の走行装置
において、前記走行装置の上下の水平桁を構成する一対
のH形鋼の中央縦材側面に水平に取付けられた回転可能
なボールスクリュ及び固定山形レールと、前記ボールス
クリュと螺合するボールスクリュナット及び山形レール
の両斜面によってガイドされる1組の斜め回転車輪とを
備えた発信ヘッド及び受信ヘッド移動台と、前記上下一
対のボールスクリュを回して移動台を同期して往復走行
させる駆動モータとにより構成してなるもので、これを
課題解決のための手段とするものである。
【0007】
【作用】発信ヘッド及び受信ヘッド移動台は、これに取
付けたリニアベアリングとフラットレールを両側から挟
んでいる1組の水平回転車輪を介して、一対のH形鋼に
取付けられたリニアベアリングガイドレール及びフラッ
トレールにより確実にガイドされ、駆動手段により同期
して往復走行する。発信ヘッド及び受信ヘッドは上下に
間隔を空けて対向して置かれ、その間を被測定フィルム
が走行し、フィルム側からみればフィルム面を稲妻形状
にスキャンニングしながら、両ヘッドの間を透過する赤
外線、紫外線、β線等の透過線の減衰量を測定すること
により、フィルムの厚みが算定される。リニアベアリン
グガイドレール及びフラットレール、ヘッド移動台のリ
ニアベアリング及び水平回転車輪、駆動機構等の要潤滑
部はすべてH形鋼の凹部に収まり、潤滑油、潤滑剤等の
垂落を防止できる構造となっている。
【0008】ヘッド移動台の駆動機構は通常チエンと減
速モータによるが、H形鋼の凹部にボールスクリュを回
転可能に取付け、ヘッド移動台にボールスクリュナット
を固設し、同一又はそれぞれに直結したモータによりボ
ールスクリュを回し、ヘッド移動台を同期して往復走行
させる構造であれば、発信ヘッド及び受信ヘッドの走行
は滑らかとなり、相対位置はより確実に保たれる。また
被測定フィルムの幅が小寸法の場合、ヘッド移動台駆動
機構としてボールスクリュとボールスクリュナットを使
用すれば、フラットレールと共にボールスクリュでヘッ
ド移動台の走行ガイドを兼用することができる。更にヘ
ッド移動台駆動機構としてボールスクリュとボールスク
リュナットを使用し、前記フラットレールの代わりに山
形レール、ヘッド移動台に山形レールの両斜面によって
ガイドされる1組の斜め回転車輪とを取付けたものは、
山形レールでヘッド移動台の重量を支えて上下左右をガ
イドし、移動台の回転方向の揺れをボールスクリュで抑
えることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図4は本発明の第1実施例を示す。この第1
実施例は厚み測定用ヘッド移動台走行装置に、リニアベ
アリングとフラットレールと、チエン及びモータによる
駆動機構を用いたものであり、図1は厚み測定用ヘッド
移動台走行装置の全体斜視図、図2は上下のヘッド移動
台の構造及び配置を示す側断面図、図3は上側ヘッド移
動台及び周辺の構成を示す斜視図、図4は発信ヘッド移
動台の断面図である。図において21,21’は、走行
装置の上下の水平桁を構成するH形鋼よりなる主フレー
ムであり、支柱18,19に固設し支えられる。この主
フレーム21,21’のH形鋼の中央縦材側面に沿って
等ピッチに数個所ガイド支持部材41,41’が固設さ
れており、このガイド支持部材41,41’にリニアベ
アリングガイドレール22,22’及びフラットレール
31,31’が水平に取付けられている。24はリニア
ベアリングガイドレール22とフラットレール31にガ
イドされる上側ヘッド移動台、34はリニアベアリング
ガイドレール22’とフラットレール31’にガイドさ
れる下側ヘッド移動台である。
【0010】上側ヘッド移動台24は、リニアベアリン
グガイドレール22にガイドされる2個のリニアベアリ
ング23が直列に取付けてある移動台フレーム27、同
移動台フレーム27に固設されていて、フラットレール
31を両側から挟んでこれにガイドされる3個一組の車
輪32の軸33が固定してある車軸台29、同様に移動
台フレーム27に固設された支台28、支台28の両側
に取付けられた支板30、同支板30に高さ位置を調整
できるように取付けられた発信ヘッド25とにより構成
されている。下側ヘッド移動台34は、リニアベアリン
グ23’と車軸台29の取付け位置が上側と同じ上下関
係位置となっていること以外は、上側ヘッド移動台24
と上下反対の部品配置となっており、そのため移動台フ
レーム37の形状は上側の移動台フレーム27と少し異
なっている。その他の構成は上側と同様であるので詳細
は省略する。
【0011】次に発信ヘッド及び受信ヘッド移動台2
4,34の往復走行駆動手段の構成を説明すると、図1
において下側の主フレーム21’に取付けられた駆動モ
ータ45の出力は、スプロケット46,チエン43,ス
プロケット47を介して中間軸44に伝えられ、同中間
軸44に取付けられたスプロケット48によりチエン4
2に伝えられる。チエン42の片端は、スプロケット5
0,52を経て、上側ヘッド移動台24の構成部品であ
る車軸台29に備えられたチエン止め具53aに結合さ
れ、チエン42のもう一方の端部は、スプロケット51
を経て同じ車軸台29の別側に備えられたチエン止め具
53bに結合されており、モータ45の回転により上側
ヘッド移動台24をどちらの方向でも移動することがで
きる。また中間軸44の回転は、同時にこれに取付けら
れたスプロケット61によりチエン42’に伝えられ、
チエン42’は、スプロケット62を介して前記と同様
の構成で下側ヘッド移動台34に結合されこれを駆動す
る。このようなチエン43,42,42’と同じ歯数の
各スプロケットの構成配置により上下のヘッド移動台2
4,34は相対位置を替えずに保持したまま同期移動が
できる。また図1に示した主フレーム21の上の両側に
備えられた近接センサ54は、移動中の上側ヘッド移動
台24を検出し、モータ45を停止した後逆転させ、上
下のヘッド移動台24,34をフィルムの厚み検査に必
要な距離だけ往復移動させるためのものである。
【0012】次に前記の如く構成された第1実施例につ
いて作用を説明すると、発信ヘッド及び受信ヘッド移動
台24,34は、これらに取付けられたリニアベアリン
グ23,23’と車輪32を介して、主フレーム21,
21’に取付けられたリニアベアリングガイドレール2
2,22’及びフラットレール31,31’に確実にガ
イドされる。また発信ヘッド25及び受信ヘッド26は
上下に間隔を空けて対向して置かれ、モータ45とチエ
ン42,42’,43による駆動手段により同期し、近
接センサ54で移動幅を検出して往復走行する。両方の
ヘッドの間を被測定フィルムが走行し、フィルム側から
みればフィルム面を稲妻形状にスキャニングしながら、
両ヘッドの間を透過する赤外線,紫外線,β線等の透過
線の減衰量を測定することにより、フィルムの厚みが算
定される。上側のリニアベアリングガイドレール22及
びフラットレール31、上側ヘッド移動台24のリニア
ベアリング23及び水平回転車輪32,駆動チエン42
等の要潤滑部はすべて主フレーム21のH形鋼の凹部に
収まり、潤滑油、潤滑剤等の垂落を防止できる構造とな
っている。また下側の構成部品も同様に、すべて主フレ
ーム21’のH形鋼の凹部に収まり、機械の下側の床部
を汚さない構造となっている。
【0013】また図4に示したように前記の発信ヘッド
及び受信ヘッド移動台の往復走行駆動機構が、主フレー
ム21,21’のH形鋼の凹部内に水平に取付けられた
ボールスクリュ70と、同ボールスクリュ70に螺合し
発信ヘッド及び受信ヘッドの移動台フレーム27、37
にナット支台68を介在して固設されたボールスクリュ
ナット62と、一対のボールスクリュ70を同時に駆動
する図示省略の駆動モータとにより構成すれば(下側の
ヘッド移動台は図示省略)、一対のボールスクリュ70
が同時に回転し、発信ヘッド及び受信ヘッド移動台2
4,34は相対位置を保ったまま往復駆動される。この
ような構成の駆動機構は十分な工作・組立精度が得られ
るので、発信ヘッド25及び受信ヘッド26の走行は滑
らかで、位置精度も良い。
【0014】次に図5により本発明の第2実施例につい
て説明すると、この第2実施例は小寸法幅フィルムの厚
み測定に適用されるもので、上下のヘッド移動台の駆動
に、ボールスクリュ70、ボールスクリュナット62及
びモータによる駆動機構を用い、ヘッド移動台のガイド
にボールスクリュ70を兼用し、フラットレール31を
使用したものである。ボールスクリュ70は主フレーム
21のH形鋼の凹部に水平の回転可能に取付けられ、図
示省略のモータによって駆動され、同ボールスクリュ7
0と螺合するボールスクリュナット62は移動台フレー
ム27に固設される。またフラットレール31は主フレ
ーム21に取付けられたガイド支持部材63によって固
定して支えられており、同移動台フレーム27に固設さ
れた車軸台29には3個一組の車輪32の軸33が固定
してあり、同車輪32がフラットレール31を両側から
挟んでこれにガイドされる。その他の構成は第1実施例
と同様であるので説明を省略する。
【0015】また被測定フィルムの幅が小寸法の場合
に、ボールスクリュ70の長さが短く、径が適当に太く
て曲げ強度が十分であり、ヘッド移動台24又は34の
重量を支える場合は、ボールスクリュ70にヘッド移動
台24又は34の重量を担わせ、同時にフラットレール
と共にヘッド移動台の走行ガイドに兼用させることがで
きる。この場合も第1実施例と同様に、図示省略のモー
タにより一対のボールスクリュ70が同時に回転し、発
信ヘッド25及び受信ヘッド26が相対位置を保ったま
ま往復駆動し、両ヘッドの間を通るフィルムの厚みが測
定される。
【0016】次に図6により本発明の第3実施例につい
て説明すると、この第3実施例は厚み測定用ヘッドの駆
動に、ボールスクリュ70、ボールスクリュナット62
及びモータによる駆動機構を用い、ヘッド移動台のガイ
ドにボールスクリュ70を兼用すると共に、山形レール
65を使用したものである。ボールスクリュ70は主フ
レーム21のH形鋼の凹部に水平に回転可能に取付けら
れ、図示省略のモータによって駆動されており、同ボー
ルスクリュ70と螺合するボールスクリュナット62
は、移動台フレーム27に固設される。また山形レール
65は主フレーム21に取付けられたガイド支持部材6
4によって固定して支えられる。移動台フレーム27に
固設された車軸台66には3個一組の車輪32の軸33
が固定してあり、図6に示したように、2個の車輪32
は、山形レール65の片側斜面によってガイドされ、1
個の車輪32は、山形レール65の前記と対称の斜面に
よってガイドされるように配設されている。その他の構
成は第1実施例と同様であるので、説明を省略する。こ
の第3実施例においては、山形レール65でヘッド移動
台の重量を支え、上下左右をガイドし、ボールスクリュ
70はヘッド移動台24,34の脱線と回転方向揺れを
抑えることができる。またこの第3実施例も第1実施例
と同様に、図示省略のモータにより一対のボールスクリ
ュ70が同時に回転し、発信ヘッド25及び受信ヘッド
26が相対位置を保ったまま往復駆動し、両ヘッドの間
を通るフィルムの厚みが測定される。なお前記記載のH
形鋼とは、H形状の鋼材のことであり、フランジ部の少
ないI形鋼及びH形状に溶接した鋼材をも含むことは云
うまでもない。また各実施例において、フラットレール
31,31’及び山形レール65に代えて磨き棒鋼を採
用すれば、車輪32が転動する平面の切削加工を省略す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、リニアベアリングガイドレール及びフラットレー
ル、ヘッド移動台のリニアベアリング及び水平回転車
輪、駆動機構等の要潤滑部はすべてH形鋼の凹部に収ま
り、潤滑油、潤滑剤等の垂落を防止できる構造となって
いるので、被測定物である製品フィルムを汚さない。ま
たリニアベアリングガイドレール及びフラットレール
は、走行装置の上下の水平桁を構成する一対の剛性の大
きいH形鋼の中央縦材側面に沿って、シムを挟んで水平
度及び直線度をチェックしながら、適当なピッチで部分
取付けができるので、加工、組立(芯出し)等が容易で
ある。更にヘッド移動台の駆動に、ボールスクリュ、ボ
ールスクリュナット及びモータによる駆動機構を用いた
ものは、十分な工作・組立精度が得られるので、発信ヘ
ッド及び受信ヘッドの走行は滑らかで、測定ヘッドの相
対位置精度の向上が図れる。またフィルムの幅が小寸法
の場合は、リニアベアリングガイドレールを省き、ボー
ルスクリュでヘッド移動台のガイドを兼用することによ
り、構造を簡素化してコストの低下を図ることができ
る。一方ヘッド移動台の駆動にボールスクリュ、ボール
スクリュナット及びモータによる駆動機構を用い、フラ
ットレールの代わりに山形レールを用いたものは、山形
レールがヘッド移動台の重量を支えるので広幅のフィル
ムにも適用でき、リニアベアリングガイドレールを省
き、ボールスクリュでヘッド移動台のガイドを兼用する
ことにより、構造を簡素化してコストを低下することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る厚み測定用スキャン
レール装置の全体斜視図である。
【図2】図1の発信、受信ヘッド移動台の詳細を示す側
断面図である。
【図3】図1の発信ヘッド移動台の詳細を示す斜視図で
ある。
【図4】図1の第1実施例と異なる他の構造の発信ヘッ
ド移動台の側断面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る発信ヘッド移動台の
側断面図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る発信ヘッド移動台の
側断面図である。
【図7】従来の厚み測定用スキャンレールを示す側断面
図である。
【図8】図7のスキャンレールに用いられるリニアモー
ンベアリングの詳細断面図である。
【図9】図8のリニアモーションベアリングの詳細断面
図である。
【符号の説明】
18,19 支柱 21,21’ 主フレーム 22,22’ リニアベアリングガイドレール 23,23’ リニアベアリング 24 上側ヘッド移動台(発信ヘッド移動台) 25 発信ヘッド 26 受信ヘッド 27 移動台フレーム 28 支台 29 車軸台 30 支板 31,31’ フラットレール 32 車輪 33 軸 34 下側ヘッド移動台(受信ヘッド移動台) 37 移動台フレーム 41,41’ 支持部材 42,42’,43 チエン 44 中間軸 45 駆動モータ 46,47,48,50,51,52,61 スプロケ
ット 54 近接センサ 62 ボールスクリュナット 65 山形レール 70 ボールスクリュ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するシート状フィルムの上下に配設
    された発信ヘッド及び受信ヘッドを、それぞれレール上
    で同期して走行させてフィルムの厚みを測定するフィル
    ム厚み計の走行装置において、前記走行装置の上下の水
    平桁を構成する一対のH形鋼の中央縦材側面に水平に取
    付けられたリニアベアリングガイドレール及びフラット
    レールと、前記リニアベアリングガイドレールにガイド
    されるリニアベアリング及び前記フラットレールを両側
    から挟んでこれにガイドされる1組の水平回転車輪とを
    備えた発信ヘッド及び受信ヘッド移動台と、同移動台の
    往復走行駆動手段とにより構成してなることを特徴とす
    る厚み測定用スキャンレール装置。
  2. 【請求項2】 発信ヘッド及び受信ヘッド移動台の往復
    走行駆動手段が、上下一対のH形鋼の中央縦材側面に水
    平に取付けてあって駆動モータにより同期回転して駆動
    されるボールスクリュと、同ボールスクリュに螺合し前
    記発信ヘッド及び受信ヘッド移動台に固設されたボール
    スクリュナットとにより構成してなることを特徴とする
    請求項1記載の厚み測定用スキャンレール装置。
  3. 【請求項3】 走行するシート状フィルムの上下に配設
    された発信ヘッド及び受信ヘッドを、それぞれレール上
    で同期して走行させてフィルムの厚みを測定するフィル
    ム厚み計の走行装置において、前記走行装置の上下の水
    平桁を構成する一対のH形鋼の中央縦材側面に水平に取
    付けられた回転可能なボールスクリュ及び固定フラット
    レールと、前記ボールスクリュと螺合するボールスクリ
    ュナット及びフラットレールを両側から挟んでこれにガ
    イドされる1組の水平回転車輪とを備えた発信ヘッド及
    び受信ヘッド移動台と、前記上下一対のボールスクリュ
    を回して移動台を同期して往復走行させる駆動モータと
    により構成してなることを特徴とする厚み測定用スキャ
    ンレール装置。
  4. 【請求項4】 走行するシート状フィルムの上下に配設
    された発信ヘッド及び受信ヘッドを、それぞれレール上
    で同期して走行させてフィルムの厚みを測定するフィル
    ム厚み計の走行装置において、前記走行装置の上下の水
    平桁を構成する一対のH形鋼の中央縦材側面に水平に取
    付けられた回転可能なボールスクリュ及び固定山形レー
    ルと、前記ボールスクリュと螺合するボールスクリュナ
    ット及び山形レールの両斜面によってガイドされる1組
    の斜め回転車輪とを備えた発信ヘッド及び受信ヘッド移
    動台と、前記上下一対のボールスクリュを回して移動台
    を同期して往復走行させる駆動モータとにより構成して
    なることを特徴とする厚み測定用スキャンレール装置。
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