JPH10324237A - 走行ガイドシステム - Google Patents

走行ガイドシステム

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JPH10324237A
JPH10324237A JP15296197A JP15296197A JPH10324237A JP H10324237 A JPH10324237 A JP H10324237A JP 15296197 A JP15296197 A JP 15296197A JP 15296197 A JP15296197 A JP 15296197A JP H10324237 A JPH10324237 A JP H10324237A
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guide
guide rail
roller
rail
rollers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦を極力小さくして、長期間使用しても振
れの発生を防止でき、直線・曲線部での走行でローラが
ガイドレール上を摺動することなく、確実に転動して円
滑な相対的移動ができる。 【解決手段】 相対的案内をするガイドレール1とガイ
ドローラ20との当接関係が、ガイドレール1の案内部
3は、レール構成部材2の両側面にそれぞれ上下の傾斜
面4a,4bを鋭角に閉じ合う断面三角状の案内突条4
とこの案内突条4の基部に隣接する案内平面5,5とで
構成され、ガイドローラ20は、二個のローラ25を相
対する側の周側部に傾斜縁25aを設けたものにして、
僅かに間隔を置いて前記案内突条4を挟んで案内平面
5,5とその案内突条4の少なくとも一方の傾斜面に当
接するように一軸上に支持させて、前記ガイドレール1
の両側から挟みつけるようにして少なくとも二組配設さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行ガイドシステ
ムに関するものであり、詳しくはガイドローラとこのガ
イドローラと接触して相対的に案内をするガイドレール
とが直線、曲線またはその組合せにおいて円滑に動作で
きる走行ガイドシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種加工機、自動機や運搬装置な
どにおける走行ガイドシステムにとって、最も重要な根
本的問題とされてきたのは、摩擦と振れである。例え
ば、イギリス特許第681412号では、一方の部材を
他部材に相対的に案内するに際して、一部材上に互いに
反対方向に突き出される上下両面を傾斜させた突縁部を
平行に設け、他方の部材上には2個1組にされたローラ
を複数組設けて、前記傾斜させた突縁部を各組の2個の
ローラの縁に面取りして形成された斜面(凹縁部)を全
面的に係合させて両部材の当接関係を作っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような方式では、
前記突縁部に凹縁部を全面的に係合させた当接関係のみ
で以て、一方の部材を他方の部材に相対的に案内してい
るので、両部材の接触面で大きな摩擦が生じることにな
る。特に、両部材が相対運動するに際して、両面傾斜に
よる突縁部が各組の2個のローラの凹縁部に強く食い込
んで、ローラが前記突縁部上を正常に転動せず摺動して
しまうことがしばしば起こり、これによって摩擦が非常
に大きくなり、それに伴い摩耗が早まって振れが大きく
なる。
【0004】また、ガイドレールが直線、曲線の組合せ
の相当長い走行ラインである場合、ガイドレールの直線
部と曲線部では、その接続についての構造を精細にして
おかないとキャリアがガイドレールに沿っての移動を円
滑にできず、ジョイント部でガタつくことが多く、早く
故障する原因となる。さらに、キャリアがガイドレール
の曲線部を走行するときは、遠心力によってガイドレー
ルの一方側に押し付けられるので、キャリアのローラが
ガイドレール上を正常に転動できずに摺動することがし
ばしば起こり、これによって摩擦が非常に大きくなって
摩耗が早まり、それに伴う振れが大きくなる。
【0005】このようなことから、一般に直線部と曲線
部とが組み合わされるガイドレールを有する走行ライン
については、複雑な機構を併用して、直線部から曲線部
に移行する際に、キャリアの走行を一旦停止して乗り移
りさせるような方式を採用するなど未だ満足する状況に
至っていない。
【0006】さらにまた、前述のような問題点の解決に
ついて、精度が高く、耐久性に富み、ノイズレスに使用
できる直線、曲線の組合せを含む円滑な走行ができる走
行ガイドシステムで、製作・取付・運転・保守が容易
で、しかも安価なものができることが望まれている。
【0007】本発明では、このような問題点を解決し
て、摩擦を極力小さくして、長期間使用しても振れの発
生を防止でき、かつ直線部分のみならず曲線部分での走
行にてもローラがガイドレール上を摺動することなく、
確実に転動して円滑な相対的移動ができる走行ガイドシ
ステムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】このよ
うな目的を達成するために構成される本発明の走行ガイ
ドシステムは、ガイドレールとガイドローラとの相対的
案内構造を有する走行手段において、ガイドレールの案
内部は、レール構成部材の幅方向の両側面に平行する案
内面と、この案内面に対して交差する上下の案内面とで
構成され、ガイドローラは、その周面と少なくともその
周面の上下いずれかの周側面が前記ガイドレールの案内
部に接触して回転できるように軸支持され、このように
されたガイドローラを前記ガイドレールの幅方向の両側
で、そのガイドレールの両側面に、それらガイドローラ
をその周面でガイドレールを挟み付けるようにして少な
くとも二組配設される、ことを特徴とするものである。
【0009】本発明において、前記ガイドレールは、断
面がほぼ四角形で、互いに反対向きで平行な一対の案内
面と、互いに反対向きで平行な二対の平坦なレーンと、
この二対のレーンの中間にあって互いに反対方向に突き
出して平行な突条があり、このガイドレールに対するガ
イドローラは、そのガイドレールの両側に少なくとも一
対が前記一対の案内面を挟むように配されて、かつ前記
ガイドレールの互いに反対向きの平行な突条の少なくと
も一方の面に接するように当接関係付けられている構成
であるのが好ましい。また、前記ガイドレールは、断面
がほぼ四角形で、互いに反対向きで平行な案内面をもつ
案内溝を備え、この案内溝の相対向する面が外側に開く
角度で傾斜面とされ、このガイドレールに対するガイド
ローラは、そのガイドレールの両側に少なくとも一対が
前記案内溝の案内面を挟むように配されて、かつそのガ
イドレールの案内溝の相対向する傾斜面の少なくとも一
方の面に接するように当接関係付けられている構成であ
ることが好ましい。こうすることで、精度の高いガイド
レールとガイドローラと相対運動部分での摩擦のきわめ
て少ない、言い換えると耐久性の高い走行ガイドシステ
ムが容易に得られるようにできる。
【0010】また、本発明では、相対的案内するガイド
レールとガイドローラとの当接関係が、ガイドレールの
案内部は、レール構成部材の両側面にそれぞれ上下の傾
斜面を鋭角に閉じ合う断面三角状の案内突条とこの案内
突条の基部に隣接する案内平面とで構成され、ガイドロ
ーラは、二個のローラを相対する側の周側部に傾斜面を
設けたものにして、僅かに間隔を置いて前記案内突条を
挟んで案内平面とその案内突条の少なくとも一方の傾斜
面に当接するように一軸上に支持させて、前記ガイドレ
ールの両側から挟みつけるようにして少なくとも二組配
設されることを特徴とするものである。こうすること
で、ガイドローラとガイドレールとの案内部におけるギ
ャップの少ない安定性のある走行ガイドシステムが得ら
れる。
【0011】また、前記ガイドレールは断面がほぼ四角
形で、互いに反対向きで平行な一対の案内面と、互いに
反対向きで平行な二対の平坦な案内面と、この二対の案
内面の中間にあって互いに反対方向に突き出して平行な
突条を備え、このようなガイドレールに沿って走行する
キャリアは、一個のベース部材と、このベース部材に基
端部を固着されて垂設される支持軸にて支持される少な
くとも2組のガイドローラとを備え、これらガイドロー
ラは前記ガイドレールの幅方向の両側の案内部における
平行する案内面に周面を当接させるとともに、その案内
部における前記平行する案内面と交差した上下いずれか
の案内面にローラ周縁部を接するように配されるのが好
ましい。こうすることで、ガイドレールに沿ってキャリ
アを円滑に走行させることができる。
【0012】さらに、本発明では、前記ガイドレールに
沿って走行するキャリアは、ベース部材の下面に、中心
をそのベース部材に枢支軸で支持されてその軸廻りに回
動自在なローラ支持フレームが複数個付設され、これら
ローラ支持フレームには、それぞれ所要の間隔で2組の
ガイドローラが前記ガイドレールの案内面に当接され
て、そのガイドレールを幅方向の両側から挟持転動する
ように配設されているのがよい。こうすることで、直線
・曲線の組合わされたガイドレールに沿ってキャリアを
円滑に走行させることができる。
【0013】また、本発明では、前記ガイドレールは、
案内部を有しない互いに反対する方向の平面のいずれか
一方に、側面に歯(ラック)を刻設された部材が一体的
に取り付けられてなり、このようなガイドレールに沿っ
て走行するキャリアは、ベース部材の下面に中心を枢支
軸にてその軸廻りに回動自在に支持されるローラ支持フ
レームを2組所要の間隔で付設され、これらローラ支持
フレームには、それぞれ所要の間隔で2組のガイドロー
ラが前記ガイドレールの案内面に当接されてそのガイド
レールを幅方向の両側から挟持転動するように配設さ
れ、そのうち一方のローラ支持フレームにおける一方の
ガイドローラの支持軸に前記ガイドレール付設のラック
と噛み合うギアを固着するとともに、このローラ支持フ
レームの枢支軸に取り付くアイドルギアと噛み合うギア
を固着され、前記両ローラ支持フレームの枢支軸位置間
の中間位置に出力軸が位置するようにして駆動機がベー
ス部材に搭載され、この駆動機の出力軸に取り付く駆動
ギアを前記アイドルギアと噛み合わせて動力伝達される
構成であるのが好ましい。こうすると、直線・曲線の組
合わされたガイドレールに沿って、キャリアを搭載した
駆動機によりガイドレール付設のラックによって自走で
きることになり、各種産業設備などに便利に活用できる
利点を有するものとなる。なお、前記キャリアのローラ
支持フレームは、組み込まれるガイドローラの外側を覆
うスカートを付設することで、外部からの異物の巻き込
みやその他の障害を予防できて安全性を高められる。
【0014】また、前記ガイドレールにおいて、レール
構成部材に付設されるラック刻設の部材は、その側面に
おける片側または両側に、ラックを設けることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明による走行ガイドシ
ステムの具体的な実施の形態について、図面を参照しつ
つ説明する。
【0016】図1は本実施例の走行ガイドシステムに用
いられるガイドレールとキャリアとの最も基本的な態様
の一部を斜視図で示している。図2は図1のII−II線に
沿った断面図で、片側のガイドローラのみを断面して表
している。図3はガイドレールの要部を拡大して表す断
面図である。図4はガイドレールの接続部の一例を示す
斜視図である。図5はガイドレールとガイドローラとの
関係を示す要部拡大断面図である。
【0017】これらの図において示される走行ガイドシ
ステムは、基本的にして一本の直線ガイドレールとその
上を走行して目的物を搬送するキャリアとで構成され、
キャリアは外部の駆動装置(図示せず)に連結され、目
的物はキャリアに取り付けられる。
【0018】ガイドレール1は、断面方形(四角形)の
レール構成部材2で、その幅方向の両側面には、中間部
に、それぞれ上下の傾斜面4a,4bを鋭角に閉じ合う
断面三角状の案内突条4とこの案内突条4の基部に隣接
する平面部(平坦なレーン)5,5とが相反する方向で
対称に形成され、これら案内突条4とその基部に隣接す
る平面部5,5とによってガイドローラの案内部3がレ
ール構成部材2の長手方向に全長にわたって構成されて
いる。そして、このレール構成部材2には、その案内部
を有しない上面から下面に向って長手方向で所定のピッ
チにて取付孔7が多数設けられて、下面となる側に沿わ
せて取付用の補助部材8が前記取付孔7を通じて締結部
材9(例えば中空鋲)によって一体的に取り付けられて
いる。なお、前記補助部材8はその幅が必ずレール構成
部材2の前記案内部3,3間の幅よりも狭い幅寸法にさ
れている。
【0019】また、このガイドレール1における前記両
案内部3,3の案内突条4の基部には、傾斜面4a並び
に傾斜面4bと各平面部5との交差位置に細い溝6が全
長にわたって設けてある。この細い溝6は、潤滑油溜ま
りとしての働きと、ガイドローラが案内部3に有効に接
触して案内される効果を高める役目を司どっている。
【0020】そして、このガイドレール1は、全長(例
えば1m〜3m)の両端部で図4にて例示されるよう
に、レールの接続部として、レール構成部材2の端部の
裏面側で所要長さ補助部材8を短くし、両レール構成部
材2の端面を突き合わせた状態にして、前記レール構成
部材2に付設の補助部材8が短くされた部分に跨る長さ
で補助部材8とほぼ同一断面寸法の継手片8Dを填め合
わせて、前記レール構成部材2,2の端部に設けられた
取付孔7’と、前記継手片8Dに設けられる例えばねじ
孔7”,7”とを締結部材(ボルトなど)によって結合
することにより接続できるようにされている。この接続
部では、両レール構成部材2,2が端面を密接して正し
く接続されることで、キャリアの走行時スムーズに走行
できる。なお、レール構成部材2の高さ寸法が大きい場
合には裏面側でキーにより接続する(図示省略)ように
しても良い。
【0021】次に、前記ガイドレール1に沿って走行す
るキャリア10は、図1及び図2で示されるように、適
宜厚みで四角形のベース部材11に前記ガイドレール1
の左右両案内部3,3と接して案内されるガイドローラ
20が両側にそれぞれ2組づつ所要の間隔で下向きに垂
下する支持軸21にて支持されて配設されている。前記
ベース部材11は,通常上面が平らなもので、このベー
ス部材11の上面に大きく座ぐりされた段付きの孔12
にてナット22により端部に設けられるネジ部21aを
締結されて前記ガイドローラ20の支持軸21が取り付
けられる。
【0022】ガイドローラ20は、図2によって示され
るように、ベース部材11の下面にあてがって締結力と
垂直に支持されるのを確定させる鍔部21bが設けられ
る支持軸21に、二個一組として回転自在に支持されて
いる。そしてその構造は図からも明らかなように内部に
複数のボールを組み込まれて内外輪が転動自在なベアリ
ング構造になっており、2個相対する側でローラ25の
周縁部25aを面取りされて、前記ガイドレール1の案
内突条4の傾斜面4a並びに傾斜面4bに接触して、周
面が案内突条4に隣接する基部の各平面部5と接触する
ようにされている。この状態で、両ローラ25,25間
にはスペーサー26が介在し、したがって、両ローラ2
5,25の間にあるガイドレール1の案内突条4の先端
部は、どことも接触せずにフリーの状態にあり、各組の
ローラ25,25の回転する外輪は周縁部25aを除い
た部分が、前記案内突条4に隣接する平面部5(平坦な
レーン)上を正常に転動するようになっている。なお、
支持軸21端には抜け止めの押さえネジ27が取り付け
てある。
【0023】このようにされたガイドローラ20は、ガ
イドレール1の幅方向に左右から二組づつそのガイドレ
ール1を挟み付けるようにしてその両案内部3,3に当
接させて配される。なお、キャリア10に取り付けられ
る前記ガイドローラ20は、その複数組のうち、ガイド
レール1を挟んで配される一方の側のものの支持軸21
Aを偏心軸にして、この偏心する支持軸21Aを所要量
回転させることによりガイドレール1を挟んで対峙する
ガイドローラ20,20とそのガイドレール1の案内部
3(案内突条4と案内平面5)との接触状態を調整して
正しい案内状態に設定できるようにすることができる。
【0024】こうすることにより、前記ガイドローラ2
0は、前述のように二個一組とするローラ25,25が
僅かな間隔で支持軸21上に支持されているので、前述
のようにそのローラ25の周面が案内平面5と接触して
ガイドレール1を両側から対向する他方のガイドローラ
20とで挟んで案内されるように設定したときに、各ガ
イドローラ20の二個のローラ25,25のそれぞれの
傾斜縁25aが案内突条4の傾斜面4a(4b)を強く
締めつけるような状態とならず、上下に配されるローラ
25,25のうち少なくとも片方のローラ25がその案
内突条4の傾斜面4a(4b)に接触されて走行時に浮
き上がることなく正常に案内されることになる。言換え
れば、キャリア10の走行時における横方向の作用力は
ローラ25の周面とガイドレール1の案内平面5と接触
面で受けられ、上下方向の作用力は案内突条4の傾斜面
4a(4b)とローラ25の傾斜縁25aとの接触面で
受けられ、正常な姿勢で走行案内されることになる。し
かも、図5で示されるように、ガイドレール1の案内部
3とローラ25との接触関係は、ローラ25の傾斜縁2
5aの僅かな接触面積での係合関係のみならず、案内突
条4に隣接する案内平面5に対するローラの比較的広い
接触面積での正常転動関係という両方の当接関係によっ
て、キャリア10がガイドレール一上を案内されるの
で、摩擦は非常に小さくなり、その結果、キャリア10
は振れを起こすことなく円滑な走行が持続して行うこと
ができる。
【0025】そして、ガイドレール1の両案内部3,3
には、案内突条4と案内平面5との交差部分にそれぞれ
細い溝6が設けられているので、案内面(4a,4b及
び5)に対して予め潤滑油を塗布しておくと、その潤滑
油が細い溝6に溜められて、案内面への潤滑油の補填の
役目を果すことができ、案内されるキャリア10の各ガ
イドローラ20の転動によるレールの摩滅を予防でき
て、振動の発生なども防止され、長期使用に耐える機能
を発揮することになる。
【0026】ガイドレール1はそのレール構成部材2に
ついて、炭素鋼その他の金属材料で引き抜きまたは圧延
して製造することができる。案内部3については必要な
らば研磨加工などで仕上げるのがよい。このガイドレー
ル1は、シンプルな形状であり、案内平面(平坦なレー
ン)5や境界線を明確に際だたせている細い溝6があ
り、引き抜き・圧延・仕上げ加工に便利であるので、精
度の高い部材が安価に得られる。なお、上記の実施例で
は扁平にして、補助部材を付加しているが、必要ならば
レール構成部材単体で所要強度を有する断面のものであ
ってもよい。
【0027】図6及び図7で示されるガイドレールは、
基本的には前述のものと同様である。このガイドレール
1Aは、レール構成部材2にラック30を側面に付設さ
れた補助部材8Aが所要のピッチで中空鋲9によって締
結されて一体に組み合わされている。なお、前記実施例
のものと同一の構造については同一の符号を付して説明
を省略する(以下同様とする)。このガイドレール1A
は、前記実施例のものと同様に、断面において幅方向の
両側にて、それぞれ上下の傾斜面4a,4bを鋭角に閉
じ合う断面三角状の案内突条4とこの案内突条4の基部
に隣接する案内平面5,5とが対称に長手方向に連続し
て形成され、かつ、それらの案内突条4と案内平面5,
5との交差する位置に細い溝6がそれぞれ形成されて案
内部3を構成する。ラック30を備える補助部材8Aの
幅寸法はレール構成部材2よりも狭くなっている。この
ようなラック30を付設されるガイドレール1Aにて
も、レールの接続は、前記図4で例示されたような要領
でラック30付の継手片(図示せず)を予め歯のピッチ
が合致するように寸法を定めたものを使用する。
【0028】図8で示される実施例は、前記ガイドレー
ル1Aを案内として走行するキャリア10とで構成され
ている。このキャリア10は、前記図1〜図5で示され
た実施例とほぼ同様であるが、駆動軸41とその一端に
設けられるピニオン42と駆動用モータ45を備えてい
る。キャリア10は、ベース部材11Aの上面に駆動用
モータ45が搭載され、この駆動用モータ45の出力軸
に取り付くギア46と駆動軸41の上端に取り付くギア
43とを噛み合わせて動力の伝達がなされる。駆動軸4
1に取り付くピニオン42はガイドレール1Aに付設の
ラック30と噛み合わせ、駆動用モータ45による駆動
で自走してキャリア10に搭載する目的物を搬送する。
【0029】図9に示される実施例は、図8で示される
ものと基本的には同様のキャリアであるが、ガイドロー
ラアセンブリの一つが一対のローラの代わりに一個のロ
ーラ25とピニオン44とを持つものである。このもの
では、前記ガイドローラアセンブリ20aが、ピニオン
44のローラ25に対向する側にはガイドレール1Aの
案内突条4における傾斜面4bに対応する傾斜縁45a
を備えている。このキャリア10は、搭載された駆動用
モータ45からピニオン44を有するガイドローラアセ
ンブリ20aの駆動軸47に歯車列(モータ出力軸のギ
ア45aと駆動軸47端のギア48の噛み合い)を経て
動力が伝達され、ラック30と噛み合うピニオン44の
駆動により自走する。
【0030】図10に示される実施例は、図8で示され
るものと基本的には同様のものであるが、前記レール構
成部材2とラック30を備えた補助部材8Aとを一体に
組み合わされたものが支持構造物に固定されず、キャリ
ア10Bのフレーム50が支持構造物に固定されてい
る。したがって、ラック30付のガイドレール1Aがキ
ャリアの中を通り抜けるようにされている。この場合、
ガイドローラ20はその支持軸について、キャリア(こ
の例では駆動装置)によって上下両端をフレーム50で
支持されるようにしてもよい。こうすれば、安定性を高
めることができる。また、ガイドレール1Aの移動範囲
もしくは長さが長い場合には、図示省略するが途中で支
持構造物に支持軸端を固定されるガイドローラ20を前
述のキャリア10における支持要領で配置して、ガイド
レールを案内するように配置される。
【0031】前記のように固定式の駆動部でガイドレー
ル1Aを移動させるような組合せによれば、ガイドレー
ルを動作させて目的物を操作するような機構に採用して
有効である。
【0032】図11に示されるのは、図1,図2で記載
されたものと基本的に同様のものであるが、キャリア1
0Aは幅の広いベース部材11aにされており、一対の
ガイドレール1Pが幅の広い補助部材8Bによって連設
されたものの上を走行するようになっている。
【0033】各ガイドレール1P,1Pはその一面にの
み案内部3があり、両方のガイドレール1Pの案内突条
4が互いに反対方向に突き出して平行な関係になってい
る。このような実施例は特に幅の広い目的物を運搬する
のに適している。なお、このようなガイドレールを分離
して平行に配設される形式においても、図示省略するが
前述の図6及び図7で示されるようなラック付きのガイ
ドレール1Aを一方に配することで、駆動モータ搭載の
キャリアで自走させて目的物を搬送させることができ
る。
【0034】図12に示されるのは、曲線ガイドレール
であって、基本的には図3で示されるものと同様である
が、全体を1Cで表し、円弧を描く中央部60とその両
端に一体に形成される直線形延長部61とで構成されて
いる。この曲線ガイドレール1Cは機械加工によって容
易に製作できる。
【0035】曲線ガイドレール1Cは、両端にある直線
延長部61を他の直線ガイドレールまたは曲線ガイドレ
ールの同様な直線延長部と接続することができる。した
がって、ガイドレールが直線ガイドレールと曲線ガイド
レールの両方の組合せであり、かつ、それがどのように
長くとも、ガイドレール全長にわたって直線対曲線のレ
ール継手を作らずにすみ、直線対直線のレール継手のみ
を含むようにすることができる。要するに、直線対直線
のレール継手は、直線対曲線のレール継手よりも精度の
高いものとすることができ、直線対曲線のレール継手を
含まないガイドレールでは、継手部を通過するときにガ
タ付いたり引っかかったりして故障するようなことが起
こらないので、直線ガイドレールと曲線ガイドレールと
の組合せのガイドレール上を、直線ガイドレール上を走
行するのと同様にスムーズに走行することができる。
【0036】曲線ガイドレールは、図示省略する半円形
に形成することができる。この場合でも、機械加工によ
って製作することができる。もちろん、半円形中央部の
両端に直線延長部を有するので、製作後に両端部が過度
に開いてしまうことが防止でき、製作後の半円形中央部
の半径計測に便利であり、他のレールとの接続精度を高
められる。
【0037】キャリア10あるいは10Aは、前述のよ
うにガイドレール(1,1Aなど)の案内部3に対する
ガイドローラ20の当接係合関係から、それらガイドロ
ーラアセンブリのローラ25,25がガイドレールの案
内部3で、案内突条4の傾斜面4a,4bと傾斜縁25
aとの接触並びに周面部の案内平面5に対する接触転動
によって案内されて、その案内突条4の先端部が両ロー
ラ25,25の回転輪の間にある隙間に入って、どこと
も係合や接触もせずフリーな状態になっているので、前
記のような曲線ガイドレール1Cに沿って走行すると
き、遠心力によってガイドレールの一方側に過度に押し
付けられて案内突条4が両ローラ25,25間に食い込
んで摺動するような現象を確実に避けることができる。
この際の遠心力は平坦なレーン(案内平面5)でもって
受け止められ、正常な状態を維持できる。したがって、
前述の曲線ガイドレールと直線ガイドレールを組み合わ
せるような走行路を構成してもガイドローラはレール上
を確実に転動するので摩擦が非常に小さくなり、キャリ
アはガイドレール上で軽快にかつノイズレスに走行する
ことができるのである。
【0038】図13に示されるのは、曲線ガイドレール
1Fと直線ガイドレール1Bとを組合せ、かつ、その補
助部材として片側にラック30を付したものを取け付た
状態のもので、これらガイドレールは基本的に前述の図
3,4,6,7,12のものと同様で、互いに連結され
て一連の走行ガイドラインを一部を形成している。
【0039】各直線ガイドレール1Bは一側面にラック
30を有する補助部材8Aと一体に結合され、各曲線ガ
イドレール1Fは一側面にギア31aを有する中央部を
円弧状にされた補助部材8Bと一体に結合されている。
曲線ガイドレール1Fの両端には直線延長部71(図1
4参照)が一体に形成され、直線ガイドレール1B側の
補助部材8Aがそれと一対になっている直線ガイドレー
ル1Bのレール構成部材より長くされた直線延長部73
にされていて、曲線ガイドレール1Fの補助部材8Bが
直線延長部71より短くされている。なお、前記直線ガ
イドレール1B側の補助部材8Aの延長部分73の長さ
と、曲線ガイドレール1Fの補助部材8Bの短い部分の
長さとは、ほぼ合致するようにされている。
【0040】したがって、図14で示されるように、直
線ガイドレール1B側の補助部材8Aの延長部分を曲線
ガイドレール1Fの直線延長部71に重ね合わせ、両者
に合致する取付孔35を曲線ガイドレール1Fの直線延
長部71に、直線ガイドレール1B側の補助部材8Aの
延長部分にネジ孔36をそれぞれに設け、また両方にノ
ック孔37を設けて、これら取付孔35からネジ孔36
にボルトをねじ込んで締結するとともに、ノック孔37
にノックピンを打ち込んで連結することで一体的に接続
できる。この曲線ガイドレール1Fと直線ガイドレール
1Bあるいは曲線ガイドレール同士を接続する場合、ラ
ック30(ギア31a)を備える補助部材8A,8Bの
接続部では、必ず曲線ガイドレール1F側のギア31a
が直線状態である部分を備えてラック付の継手片にて接
続されるようにするのが走行時におけるキャリアの駆動
を円滑化する上で重要なことである。
【0041】このようにレールの継手部を補助部材8A
によってカバーすることで、レールの接続精度を高める
のみならず、強固なレール継手を容易にすることが可能
となる。曲線ガイドレールは半円形の曲部を有する場合
であっても同様にできる。
【0042】前述のような直線部と曲線部とが組合わさ
った走行ガイドラインにおいて、ガイドレールに沿って
走行するキャリア10Dとしては、図15〜図18で示
されるように、ガイドローラアセンブリ20b,20c
(前述のガイドローラ20で示されるように二個のロー
ラ25,25を一本の支持軸に組み込んだものをいう)
が二組づつベース部材11Dの下部で中心を枢支軸5
1,52でもって、その軸廻りに回動自在に支持される
ローラ支持フレーム53,54にて支持されて、所要の
間隔で二個所に設けられたものが使用される。
【0043】このキャリア10Dは、所要寸法で方形の
ベース部材11D上面に駆動用モータ45が、その出力
軸45aを中心位置に配されるようにして取り付けられ
る。したがって、ベース部材11Dの中央部には前記駆
動用モータ45の出力軸45aに取り付くギア45bが
挿入できる透かし孔11eが設けられる。この中心位置
から前後方向(走行時における)に等しい距離で所要寸
法離れて枢支軸51,52の取付孔48がベース部材1
1Dに設けられ、この枢支軸取付孔48にはそれぞれ枢
支軸51,52が軸受49,49によって回動可能に下
方に垂設される。この一方の枢支軸51には駆動用のロ
ーラ支持フレーム53が上面中心を支持されて吊設され
る。また、他方の枢支軸52には従動用のローラ支持フ
レーム54が上面中心を支持されて吊設される。
【0044】駆動用のローラ支持フレーム53は、ベー
ス部材11Dとシート状のスライドベアリング材55を
介在させてそのベース部材11Dの下面に接して回動自
在にされており、所要の間隔で二組のガイドローラアセ
ンブリ20b,20cが軸線を枢支軸51と平行にして
垂設されている。その一方のガイドローラアセンブリ2
0cのローラ支持軸56は、図17で示すように、中間
部を軸受56’にて支持されて上部にはギア57aが、
下部にはガイドレール付設のラック30と噛み合うピニ
オン57bがそれぞれ取り付けられ、中間部の軸受5
6’による支持部の下側でレールの案内部3に接触する
ローラ25が支持される。そして、前記ローラ支持軸5
6上部のギア57aには、枢支軸51に支持されるアイ
ドルギア51aが噛み合わされ、前記駆動用モータ45
の出力軸45aに取り付いて透かし孔11eから下部に
突き出す駆動ギア45bとそのアイドルギア51aとの
噛み合いで、ピニオン57bが駆動されるようになって
いる。なお、このローラ支持フレーム53の上部には前
記ローラ支持軸56上部のギア57aおよびアイドルギ
ア51aが受け入れられる空間部が形成される。他方の
ローラアセンブリ20bは、前述のキャリア10におけ
るガイドローラ20(図2参照)と同様にして支持軸2
1にローラ25,25が支持されている。両ローラアセ
ンブリ20b,20cの各ローラ25は前述の要領でガ
イドレールの案内部に係合して転動するように関係付け
られる。
【0045】従動用のローラ支持フレーム54は、前記
駆動用のローラ支持フレーム53と同様にベース部材1
1Dとスライドベアリング材55を介在されてそのベー
ス部材11Dの下面に接して回動自在にされており、所
要の間隔で二組のガイドローラアセンブリ20bが軸線
を枢支軸52と平行にして垂設されている。これらのガ
イドローラアセンブリ20bにおけるローラ25,25
は、前述のローラと同様にガイドレール1B,1Fの案
内部3,3に係合して案内されるようになっている。
【0046】前記駆動用のローラ支持フレーム53およ
び従動用のローラ支持フレーム54は、いずれも両サイ
ドにスカート部53’,54’を設けて、回転部分が外
部と接触しないように保護されている。したがって、走
行時外部からの異物の進入を防止でき、また使用場所に
よっては作業者が回転部に触れるのを防ぐようにされて
安全性を確保する構造とされている。
【0047】このようにされたキャリア10Dは、その
ベース部材11Dに搭載される駆動用モータ45の起動
によって駆動用のローラ支持フレーム53に組み込まれ
ているピニオン57bがガイドレール付設のラック30
と噛み合って駆動走行される。そして、例えば前記図1
3のように直線および曲線ガイドレールが組み合わされ
た走行路を走行する場合、ローラアセンブリを組み込ま
れている二組のローラ支持フレーム53,54がいずれ
も枢支軸51,52によってベース部材11Dに取り付
けられているので、曲線部においてはその枢支軸51,
52を基準にしてローラ支持フレーム53,54が回動
され、ガイドレール1B,1Fに沿って無理なく移動で
きる。
【0048】特に、駆動側の支持軸56に対する動力の
伝達は、駆動用モータ45の出力軸45aをキャリア1
0Dの中心に配して、その出力軸45aから枢支軸51
上のアイドルギア51a,ギア57aを介しピニオン5
7bに伝わるようにされているので、直線部でも曲線部
に達しても常に同一条件で動力が伝達され、ガイドレー
ルに対するローラの円滑な転動と相俟って軽快にかつ、
スムーズに走行して目的物の搬送が行えるのである。
【0049】以上の説明では、ガイドレールに付設され
るラック付のものにおいて、ラック30(ギア31a)
は片側のみに設けられたものであるが、例えば、図19
で示されるように、直線・曲線を問わず補助部材の両側
にラック30(ギア)を設けたものを使用することもで
きる。この場合は、図示省略するが、キャリア側に設け
られるピニオンとその駆動部について、一方のラックに
対しては、前述のような駆動方式を採用し他方のラック
については別途モータからの駆動もしくはクラッチなど
を介在させて切り換えて駆動させるような方式が採用で
きる。もちろん、同時に両側で駆動するようなことも可
能となる。
【0050】また、上述のガイドレール1(1Bその
他)とガイドローラ20(20a,20b,20c)と
の関係はレール構成部材の相反する側に反対方向に向け
て案内突条4とそれに隣接した案内平面5,5とでなる
案内部3を設けたものについて説明したが、この場合の
案内突条4Bについて、図20で示すように、上下両傾
斜面に代えて上下平行な案内面4c,4cを有するもの
とすることもできる。このように形成しても、ガイドロ
ーラアセンブリのローラ25,25の間には空隙が形成
されて、それらローラ25の周面がガイドレールの平行
な案内平面5,5に当接して転動し、案内面4cとはご
く僅かに接触するだけで上下にずれるのを防ぐ役目を果
たすにすぎず円滑な走行ができる。
【0051】またさらに、ガイドレール1Gは、図21
で示されるように、レール構成部材2Bの互いに相反す
る向きに溝付きの案内部3Bを設け、これら案内部3B
は案内平面5Bと、この案内平面5Bに対して交差する
上下相対向する案内面5c,5dとを備えた構造にされ
る。キャリア10に付設されるガイドローラアセンブリ
20eは、ベース部材11Bに基端を固着される支持軸
25bに一個の両縁を傾斜縁25e’にされたローラ2
5eが支持され、その外周面が前記案内平面5Bに接触
して転動するようにされ、前記案内面5c,5dの少な
くとも一方にローラ25eの傾斜縁25e’が接触して
軸方向のずれを防止して回転できるようにされる構成と
なる。
【0052】このような形式のガイドレール1Gとロー
ラ25eとの組合せによっても、ガイドレール1Gの幅
方向の両側に設けられる案内部3Bにそれぞれガイドロ
ーラを係合させて、相反する平行な案内部3に沿ってガ
イドローラを当接して転動させることにより、振れを生
じさせることなくキャリア10を円滑に走行させること
ができる。
【0053】また、本発明の趣旨に基づけば、図22に
て示すように、ガイドレール1の幅方向における互いに
反対方向に突き出す案内突条4’の先端を平坦にして、
相互に平行な案内平面4eとし、この案内平面4eに小
型のガイドローラ26の周面を当接転動させるようにす
るとともに、案内突条4の傾斜面4a,4bにはローラ
25の傾斜縁25aを接触させるようにすることで、振
れを防止することができる。
【0054】以上に説明したように本発明に係る実施例
では、曲線部を有するギア付ガイドレールを採用すれ
ば、例えば自動機などでキャリアを直進から曲線移動に
連続して走行させることで、従来二段階あるいは三段階
の切替動作で目的作業を行わせていたような駆動操作を
連続して切替えることなく動作させることができるので
有効である。また、ギアを付設しないガイドレールとし
てもこのような曲線を交えた走行路を形成することが任
意に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施例の走行ガイドシステムに用い
られるガイドレールとキャリアとの最も基本的な態様の
一部を斜視図で示している。
【図2】図2は、図1のII−II線に沿った断面図で、片
側のガイドローラのみを断面して表している。
【図3】図3は、ガイドレールの要部を拡大して表す断
面図である。
【図4】図4は、ガイドレールの接続部の一例を示す斜
視図である。
【図5】図5は、ガイドレールとガイドローラとの関係
を示す要部拡大断面図である。
【図6】図6は、ラックを備えたガイドレールの一部を
示す斜視図である。
【図7】図7は、図6におけるVII−VII視断面図であ
る。
【図8】図8は、モータ駆動式のキャリアとガイドレー
ルとの要部を断面にして表す実施例図である。
【図9】図9は、本発明の別の実施例の一部縦断面図で
ある。
【図10】図10は、本発明の別の実施例の一部縦断面
図である。
【図11】図11は、本発明の別の実施例の端面図であ
る。
【図12】図12は、本発明の別の実施例の曲線ガイド
レールの平面図である。
【図13】図13は、本発明の別の実施例の直線および
曲線ガイドレールとラック付補助部材の底面図である。
【図14】図14は、図13の直線と曲線のガイドレー
ルの接続を示す拡大図である。
【図15】図15は、本発明の別の実施例の一部縦断面
図である。
【図16】図16は、図15の底面図である。
【図17】図17は、図15のX−X視断面図である。
【図18】図18は、図15のY−Y視断面図である。
【図19】図19は、本発明の別の実施例の一部縦断面
図である。
【図20】図20は、本発明の別の実施例の一部縦断面
図である。
【図21】図21は、本発明の別の実施例の一部縦断面
図である。
【図22】図22は、本発明の別の実施例の一部拡大断
面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1G,1F,1P ガイ
ドレール 2,2A,2B, レール構成部材 3,3B 案内部 4,4’ 案内突条 4a,4b 案内突条の傾斜面 5,5B,4e 案内平面 6 細い溝 7,7’ 取付孔 8,8A,8B 補助部材 8D 継手片 7”,36 ねじ孔 9 中空鋲 10,10A,10B,10D キャリア 11,11A,11D,11a’ キャリアのベース部
材 11a 透かし孔 20 ガイドローラ 20’,20a,20b,20c,20e ガイドロー
ラアセンブリ 21,21b,25b,26,41,47,56 支
持軸 21A 偏心された支持軸 25 ローラ 25a,25e ローラの傾斜縁 27,42,44,46,57b ピニオン 30 ラック 31a ギア 43,48,57a ギア 45 駆動用モータ 46,45a 駆動ギア 50 フレーム 51,52 枢支軸 51a アイドルギア 53 駆動用のローラ支持フレーム 54 従動用のローラ支持フレーム 53’,54’ ローラ支持フレームのスカート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールとガイドローラとの相対的
    案内構造を有する走行手段において、 ガイドレールの案内部は、レール構成部材の幅方向に互
    いに反対向きで平行な一対の案内面と、この案内面に対
    して交差する上下の案内面とで構成され、 ガイドローラは、その周面と少なくともその周面の上下
    いずれかの周縁部が前記ガイドレールの案内部に当接し
    て回転できるように軸支持され、 このようにされたガイドローラを前記ガイドレールの幅
    方向の両側で、そのガイドレールの両案内部に、それら
    ガイドローラを当接して前記ガイドレールを挟み付ける
    ように少なくとも二組配設される、ことを特徴とする走
    行ガイドシステム。
  2. 【請求項2】 前記ガイドレールは、断面がほぼ四角形
    で、互いに反対向きで平行な一対の案内面と、互いに反
    対向きで平行な二対の平坦なレーンと、この二対のレー
    ンの中間にあって互いに反対方向に突き出して平行な突
    条があり、このガイドレールに対するガイドローラは、
    そのガイドレールの両側に少なくとも一対が前記一対の
    案内面を挟むように配されて、かつ前記ガイドレールの
    互いに反対向きの平行な突条の少なくとも一方の面に接
    するように当接関係付けられている構成であることを特
    徴とする請求項1に記載の走行ガイドシステム。
  3. 【請求項3】 前記ガイドレールは、断面がほぼ四角形
    で、互いに反対向きで平行な案内面をもつ案内溝を備
    え、この案内溝の相対向する面が外側に開く角度で傾斜
    面とされ、このガイドレールに対するガイドローラは、
    そのガイドレールの両側に少なくとも一対が前記案内溝
    の案内面を挟むように配されて、かつそのガイドレール
    の案内溝の相対向する傾斜面の少なくとも一方の面に接
    するように当接関係付けられている構成であることを特
    徴とする請求項1に記載の走行ガイドシステム。
  4. 【請求項4】 相対的案内するガイドレールとガイドロ
    ーラとの当接関係が、 ガイドレールの案内部は、レール構成部材の両側面にそ
    れぞれ上下の傾斜面を鋭角に閉じ合う断面三角状の案内
    突条とこの案内突条の基部に隣接する平坦な案内面とで
    構成され、 ガイドローラは、二個のローラを相対する側の周側部に
    傾斜面を設けたものにして、僅かに間隔を置いて前記案
    内突条を挟んで平坦な案内面とその案内突条の少なくと
    も一方の傾斜面に当接するように一軸上に支持させて、
    前記ガイドレールの両側から挟みつけるようにして少な
    くとも二組配設されることを特徴とする請求項1または
    2に記載の走行ガイドシステム。
  5. 【請求項5】 前記ガイドレールは断面がほぼ四角形
    で、互いに反対向きで平行な一対の案内面と、互いに反
    対向きで平行な二対の平坦な案内面と、この二対の案内
    面の中間にあって互いに反対方向に突き出して平行な突
    条を備え、 このようなガイドレールに沿って走行するキャリアは、
    一個のベース部材と、このベース部材に基端部を固着さ
    れて垂設される支持軸にて支持される少なくとも2組の
    ガイドローラとを備え、これらガイドローラは前記ガイ
    ドレールの幅方向の両側の案内部における平行する案内
    面に周面を当接させるとともに、その案内部における前
    記平行する案内面と交差した上下いずれかの案内面にロ
    ーラ周縁部を接するように配されることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の走行ガイドシステム。
  6. 【請求項6】 前記ガイドレールに沿って走行するキャ
    リアは、ベース部材の下面に、中心をそのベース部材に
    枢支軸で支持されてその軸廻りに回動自在なローラ支持
    フレームが複数個付設され、これらローラ支持フレーム
    には、それぞれ所要の間隔で2組のガイドローラが前記
    ガイドレールの案内面に当接されて、そのガイドレール
    を幅方向の両側から挟持転動するように配設されている
    請求項1〜4のいずれかに記載の走行ガイドシステム。
  7. 【請求項7】 前記ガイドレールは、案内部を有しない
    互いに反対する方向の平面のいずれか一方に、側面に歯
    (ラック)を刻設された部材が一体的に取り付けられて
    なり、 このようなガイドレールに沿って走行するキャリアは、
    ベース部材の下面に中心を枢支軸にてその軸廻りに回動
    自在に支持されるローラ支持フレームを2組所要の間隔
    で付設され、これらローラ支持フレームには、それぞれ
    所要の間隔で2組のガイドローラが前記ガイドレールの
    案内面に当接されてそのガイドレールを幅方向の両側か
    ら挟持転動するように配設され、そのうち一方のローラ
    支持フレームにおける一方のガイドローラの支持軸に前
    記ガイドレール付設のラックと噛み合うギアを固着する
    とともに、このローラ支持フレームの枢支軸に取り付く
    アイドルギアと噛み合うギアを固着され、前記両ローラ
    支持フレームの枢支軸位置間の中間位置に出力軸が位置
    するようにして駆動機がベース部材に搭載され、この駆
    動機の出力軸に取り付く駆動ギアを前記アイドルギアと
    噛み合わせて動力伝達される構成であることを特徴とす
    る請求項1〜4に記載の走行ガイドシステム。
  8. 【請求項8】 前記キャリアのローラ支持フレームは、
    組み込まれるガイドローラの外側を覆うスカートが付設
    されている構成である請求項6または7のいずれかに記
    載の走行ガイドシステム。 【0001】
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