JPH0894472A - 圧力センサ及び圧力センサの製造方法並びに当該圧力センサを備えたガスメータ及び血圧計 - Google Patents

圧力センサ及び圧力センサの製造方法並びに当該圧力センサを備えたガスメータ及び血圧計

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JPH0894472A
JPH0894472A JP6257463A JP25746394A JPH0894472A JP H0894472 A JPH0894472 A JP H0894472A JP 6257463 A JP6257463 A JP 6257463A JP 25746394 A JP25746394 A JP 25746394A JP H0894472 A JPH0894472 A JP H0894472A
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gap
pressure sensor
semiconductor substrate
fixed
fixed electrode
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JP6257463A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Omi
俊彦 近江
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイアフラムの加工精度を向上し、センサ特
性に優れた圧力センサを提供する。 【構成】 シリコンウエハ21の片面よりドライエッチ
ングを施して円形状のギャップ4及びギャップ4の周縁
部に凸部15を形成する。残る片面より異方性エッチン
グを施してギャップ4より広い領域に薄膜部12を形成
し、円形状のダイアフラム2を形成したシリコン製のフ
レーム1を作製する。フレーム1の上面にはガラス製の
カバー3を重ねて陽極接合し、圧力センサAを作製す
る。 【効果】 ダイアフラムはドライエッチングによる円形
状のギャップによって位置決めや大きさ、形状が決めら
れるため、精度よくダイアフラムを所定位置や大きさに
作製することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧力センサ及び圧力セン
サの製造方法並びに当該圧力センサを備えたガスメータ
及び血圧計に関する。具体的に言うと、空気や液体など
の流体の圧力を測定する圧力センサ及び圧力センサの製
造方法並びに当該圧力センサを備えたガスメータ及び血
圧計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静電容量型の半導体圧力センサと
して例えば、特開平3−239938号公報に開示され
たものがある。図19(a)(b)にその圧力センサH
の平面図及び断面図を示す。角枠状をしたフレーム51
のほぼ中央に薄膜状のダイアフラム52が配設されてお
り、ダイアフラム52はシリコンウエハに片側から浅く
ドライエッチングを施して面積の大きなギャップ53を
形成した後、ギャップ53を形成した面と反対側からエ
ッチング液を用いて異方性エッチングを施すことにより
深い角錐台状の凹部を形成し、フレーム51とともに一
体として作製されている。ダイアフラム52上面には可
動電極54が形成されており、可動電極54周囲のギャ
ップ53領域内には補正容量用電極57が形成されてい
る。
【0003】フレーム51の上面にはガラス製のカバー
55が重ねられ、その周辺部は陽極接合法等によってフ
レーム51に接合されている。カバー55の内面には可
動電極54と対向して固定電極56が形成されており、
可動電極54と固定電極56との間には検出用コンデン
サが構成され、検出用コンデンサはフレーム51上面の
一対の電極パッド59、59から外部に引き出されてい
る。さらに、固定電極56の周囲にも、可動電極54周
囲の補正容量用電極57と対向して別な補正容量用電極
58が形成され、補正容量用電極57、58間に構成さ
れた補正用コンデンサはフレーム51上面の一対の別な
電極パッド60、60から外部に引き出されている。
【0004】しかして、ダイアフラム52下面に空気や
液体などの流体の圧力が印加されると、印加された圧力
の大きさに比例してダイアフラム52がその厚さ方向に
変位し、可動電極54と固定電極56との間のギャップ
量が変化する。ギャップ量が変化すると検出用コンデン
サの静電容量の値が変化し、この静電容量の値を電極パ
ッド59、59に接続された検知回路(図示せず)によ
り検知することによって印加された圧力の大きさを知る
ことができる。また、同時に補正用コンデンサの静電容
量を電極パッド60、60に接続された補正回路(図示
せず)によって測定し、補正用コンデンサの静電容量の
変化に応じて検出された検出用コンデンサの静電容量の
値を補正することにより、周囲の温度変化等による測定
誤差を少なくすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの圧力
センサにあっては、ダイアフラムは、ギャップが形成さ
れたシリコンウエハを当該ギャップが形成された面と反
対側から深く異方性エッチング(ウェットエッチング)
することによって作製され、シリコンウエハ下面の角錐
台状をした凹部の上面が、ギャップ面積よりも小さく
て、平面視でギャップ領域内に納まっているので、シリ
コンウエハの厚さや面方位のずれ、異方性エッチング時
の選択比、マスクアライメントの角度ずれ等による影響
が大きく、ダイアフラムの大きさに精度が出なかった。
【0006】また、ダイアフラムの形状は、深い異方性
エッチングにより形成された角錐台状の凹部によって決
まるので、ダイアフラムの形状が矩形状となってしま
い、印加された圧力による変位が中心対称にならず、直
線性などのセンサ特性が悪かった。
【0007】さらにガラスとシリコンとが接合された圧
力センサの場合には、ガラスとシリコンの熱膨張係数に
差があるため温度変化により歪みを生じ、圧力センサの
温度特性が悪かった。しかも、陽極接合の際には接合時
の歪みがギャップ部分に集中し、ダイアフラムに圧縮応
力が働いてダイアフラムが歪んでしまうという問題点も
あった。
【0008】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、上記の問題
点を解決することにより、センサ特性に優れた圧力セン
サを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力センサは、
半導体基板に深い凹部を設けて当該凹部の底面に可動電
極となる薄膜部を形成し、固定電極を有する固定基板と
前記半導体基板を接合させて、前記薄膜部の前記凹部の
反対側面と固定電極とをギャップを隔てて対向させた圧
力センサにおいて、平面視で前記ギャップが前記薄膜部
の中に納まるようにしたことを特徴としている。
【0010】このギャップは半導体基板に設けてもよ
く、固定基板に設けてもよい。このとき、ギャップを円
形に形成するのが好ましい。
【0011】また、半導体基板のギャップ側の表面にお
いて、ギャップと対向する領域を低不純物濃度とし、そ
れ以外の領域を高不純物濃度とするのが好ましく、前記
ギャップの周囲にほぼ環状の凸部を形成することとして
もよい。
【0012】また、前記ギャップ及び前記固定電極を略
円形とし、前記ギャップの面積に対する前記固定電極の
面積の比を、0.4〜0.7とするのが好ましい。
【0013】また、前記固定電極から前記固定基板の外
周部へ引き出した配線部と、前記半導体基板の外周部に
設けたパッド部から引き出した配線部とを圧着すること
によって、前記固定電極を前記パッド部へ電気的に引き
出した上記圧力センサにおいて、前記固定電極側の配線
部の、前記パッド部側の配線部との圧着部分の膜厚を、
他の配線部の膜厚よりも大きくするのがよい。
【0014】また、前記圧着部を半導体基板の薄膜部の
外側に位置させるのが好ましく、前記ギャップを形成さ
れた半導体基板若しくは固定基板に前記配線部を挿通さ
せるための溝を設け、ギャップ内においては当該溝をギ
ャップと同じ深さに形成するのがよい。
【0015】さらに、前記ギャップを形成された半導体
基板のギャップよりも外側に当該ギャップよりも深い凹
部を形成し、この凹部に形成した絶縁膜の上に前記パッ
ド部及びその配線部を設けることもできる。
【0016】これらの圧力センサにあっては、前記固定
基板の、前記半導体基板を接合された面と反対側の面に
別な半導体基板を接合し、固定基板両面の各半導体基板
との接合領域がほぼ等しくなるようにするのが望まし
い。
【0017】本発明の第1の圧力センサの製造方法は、
半導体基板の一方の面を深く異方性エッチングすること
によって薄膜部を形成し、半導体基板の他方の面を浅く
ドライエッチングすることによって前記薄膜部よりも小
さな面積のギャップを形成した後、半導体基板のギャッ
プ側の面に固定電極を有する固定基板を陽極接合するこ
とを特徴としている。
【0018】また、本発明の第2の圧力センサの製造方
法は、半導体基板の表面を深く異方性エッチングするこ
とによって薄膜部を形成し、固定基板の表面を浅くエッ
チングすることによって前記薄膜部よりも小さな面積の
ギャップを形成し、このギャップ内に固定電極を形成し
た後、半導体基板の薄膜部と固定基板のギャップとを対
向させるようにして半導体基板と固定基板を陽極接合す
ることを特徴としている。
【0019】本発明のガスメータや血圧計は、本発明の
圧力センサを備えたことを特徴としている。
【0020】
【作用】本発明の圧力センサにあっては、半導体基板若
しくは固定基板に形成されたギャップの形状によって、
ダイアフラムの寸法や形状が決まるので、ダイアフラム
の寸法、形状を精度よく作製することができる。
【0021】このとき、ダイアフラムの形状を円形状と
しておけば、ダイアフラムが等方的に変形し、圧力セン
サの直線性が良好となる。また、マスクアライメントの
角度ずれが発生しない。
【0022】また、半導体基板のギャップ側の表面にお
いて、ギャップと対向する領域を低不純物濃度とし、そ
れ以外の領域を高不純物濃度とすることによって、ダイ
ダフラムの残留応力を小さくし、同時に半導体基板の電
気抵抗を小さくすることができる。
【0023】さらにギャップの周囲にほぼ環状の凸部を
形成することにより、半導体基板と固定基板との陽極接
合時には、ギャップ周囲の凸部から外側へと陽極接合が
進み、歪みがギャップ部分に集中することを防ぐことが
できる。
【0024】また、ダイアフラムと固定電極を略円形と
し、ギャップの面積に対する固定電極の面積の比を0.
4〜0.7にしておけば、ダイアフラムの変位に対する
センサ感度が最適となり、ダイアフラム中の比較的変形
が少ない領域をセンサ電極とすることで、センサ出力の
直線性を高めることができる。
【0025】また、固定電極側の配線部の、パッド部側
の配線部との圧着部分の膜厚を他の配線部の膜厚よりも
大きくしておけば、固定基板と半導体基板との圧着によ
って固定電極側の配線部とパッド側の配線部とを接続
し、固定電極を半導体基板のパッド部に確実に引き出す
ことができる。
【0026】また、圧着部を半導体基板の薄膜部より外
側に位置させておくと、圧着部を圧着する際の応力が薄
膜部に掛かりにくく、薄膜部を保護できる。
【0027】さらに、固定基板若しくは半導体基板に設
けた配線部を挿通させるための溝を、ギャップ内ではギ
ャップと同じ深さにしておくと、ダイアフラムの変位に
及ぼす溝の影響を少なくすることができる。
【0028】また、ギャップより深い凹部をギャップよ
り外側に形成し、当該凹部内に設けた絶縁膜上に固定電
極を引き出すためのパッド部や配線部を設ければ、固定
電極と可動電極との間のセンサ容量に対して並列に発生
する浮遊容量を小さくすることができる。
【0029】さらに、固定基板を半導体基板で挟み込
み、固定基板両面の半導体基板との接合領域を等しくな
るようにすれば、センサの反りや歪みを防止し、温度特
性を向上させることができる。
【0030】本発明の圧力センサの製造方法によれば、
平面視で薄膜部の中にギャップの形成された本発明の圧
力センサを簡単に製造することができる。
【0031】本発明の圧力センサは、ガスメータや血圧
計などに用いることができ、ガス圧や血圧などを精度よ
く測定することができる。
【0032】
【実施例】図1は本発明の一実施例である圧力センサA
を示す一部破断した斜視図である。圧力センサAは、円
形状のダイアフラム2が支持されたシリコン製のフレー
ム1の上面にガラス製のカバー3が重ねられ、その周辺
部は陽極接合等によりフレーム1に接合されている。ダ
イアフラム2は、凹部19が形成されてできた薄膜部1
2のほぼ中央に円形状のギャップ4が形成されることに
より、フレーム1とともに一体として作製されている。
ダイアフラム2の上面は導電性を有し円形状の可動電極
5となっており、フレーム1上面の電極パッド6(図
4)から外部に引き出されている。カバー3内面には可
動電極5と対向して円形状の固定電極7が可動電極5と
同心状に形成され、カバー3内面の引き出し配線8に電
気的に接続されている。引き出し配線8は、フレーム1
上面の電極パッド9と電気的に接続された別な引き出し
配線10との圧着により電気的に接続され、固定電極7
は電極パッド9から外部に引き出されている。引き出し
配線8の圧着部分8aは、圧着部分8a以外の配線部分
よりも厚く作製されていて、AuやAlなど降伏点の低
い金属から作製されている。
【0033】フレーム1上面には配線用溝11が設けら
れ、薄膜部12の領域においてはギャップ4とほぼ同じ
深さに形成されており、薄膜部12領域より外側の領域
にあってはギャップ4よりも深く形成されている。ま
た、ギャップ4よりも深く形成された配線用溝11から
フレーム1の露出された領域には絶縁膜13が形成され
ており、この絶縁膜13上に電極パッド6、9及び引き
出し配線10が形成されている。
【0034】また、フレーム1上面のギャップ4両側
(配線用溝11とほぼ直交する方向)にはギャップ4内
に大気圧などの基準圧力を導入する圧力導入路14が設
けられ、ギャップ4周縁部にはほぼ円環状の凸部15が
設けられている。
【0035】図2、図3、図4には圧力センサAのフレ
ーム1の製造方法を、図5にはカバー3の製造方法を示
し、各工程にはそれぞれその平面図及び断面図を示して
ある。以下、各図にしたがって圧力センサAの製造方法
について詳述する。まず、図2(a)に示すように、フ
レーム1となるシリコンウエハ21に後に形成するギャ
ップ4と同じ深さの圧力導入路14を形成する。次に絶
縁膜13を形成する所定の領域をギャップ4よりも深く
エッチングして、平面凸状となった切り欠き部22を形
成する(図2(b))。続いてフレーム1上面の凸部1
5を形成する領域の外周域をドライエッチングにより所
定の厚さ(凸部15の高さに相当する厚さ)分取り除
き、シリコンウエハ21に円形の突起部23を形成する
(図2(c))。シリコンウエハ21の全面にリンなど
のドーパントを拡散させて表面濃度を上げたのち(図2
(d))、突起部23の周縁部を残すようにしてシリコ
ンウエハ21の突起部23領域を円形状にドライエッチ
ングして、凸部15を形成するとともにギャップ4及び
配線用溝11を形成する(図3(e))。ここで、可動
電極5の引出し抵抗を小さくするためシリコンウエハ2
1に高濃度に不純物を拡散させて導電性を高めたが、シ
リコン基板に不純物拡散させると内部に残留応力が発生
する。そこで、不純物の打込み深さをギャップ4の深さ
より浅くし、ギャップ4形成時のエッチングによってダ
イアフラム2領域では不純物打込み層を除去し、元のシ
リコンウエハ21のままの層を露出させている。このよ
うに高濃度の不純物はダイアフラム2周囲のみに残り、
ダイアフラム2は低不純物濃度となるので、残留応力が
小さくて歪の少ないダイアフラム2が得られる。
【0036】次に、シリコンウエハ21下面の所定位置
に窒化シリコンによるマスク24を円形状に形成したの
ち(図3(f))、図3(g)に示すようにギャップ4
よりも深くエッチングされた切り欠き部22に絶縁膜1
3を形成する。絶縁膜13に電極パッド6とのコンタク
トホール25を開口し(図3(h))、絶縁膜13上に
電極パッド6や、電極パッド9と一体となった引き出し
配線10を形成する(図4(i))。最後にシリコンウ
エハ21の裏面からKOH水溶液などによって異方性エ
ッチングを施し、凹部19を形成するとともにギャップ
4領域よりも広い領域に薄膜部12を形成し、円形状の
ダイアフラム2が形成されたフレーム1を作製する(図
4(j))。
【0037】次にカバー3の製造方法について説明す
る。まず、図5(a)に示すようにガラス基板25の絶
縁膜13領域とほぼ対向する領域をHF水溶液によりエ
ッチング除去して、切り欠き部26を設ける。次に固定
電極7及び引き出し配線8を形成する領域に、Cr膜2
7を蒸着形成しさらにその上にAu膜28を蒸着形成す
る(図5(b))。最後に引き出し配線8の圧着部分8
aを残してAu膜28を除去し、固定電極7及び引き出
し配線8を形成し、カバー3を形成する(図5
(c))。このようにして作製したフレーム1及びカバ
ー3を重ね合わせて陽極接合により接合して、圧力セン
サAを製造することができる。
【0038】この圧力センサAにおいて、ギャップ4の
面積は薄膜部12の面積よりも小さいのでダイアフラム
2の形状や大きさは、異方性エッチングによって形成さ
れた薄膜部12にドライエッチングによって形成された
ギャップ4の形状や大きさによって決められる。ドライ
エッチングによるギャップ4の形成は、異方性(ウェッ
ト)エッチングによる薄い凹部19の形成と比較して、
任意のパターンに精度よく行なうことができるので、ダ
イアフラム2を精度よく形成することができ、マスクア
ライメントの角度ずれも発生しない。また、ダイアフラ
ム2は円形状となっているので、印加された圧力によっ
てダイアフラム2は等方的に変位し、圧力センサAの直
線性を向上させることができる。
【0039】また、マスク形状を円形状にして異方性エ
ッチングを行なっているので、フォトリソグラフ工程に
よる角度ずれに起因するアンダーエッチングを防止する
ことができ、薄膜部12を所定位置に精度よく形成する
ことができる。
【0040】固定電極7も円形状に形成されているの
で、固定電極7にも角度ずれが生じず、圧力センサAの
センサ特性を良好にすることができる。特に可動電極5
と同心状に配置されているので可動電極5との間にも角
度ずれが発生しにくい。
【0041】また、カバー3側の引き出し配線8の圧着
部分8aは他の配線部分よりも厚く形成されているの
で、フレーム1側の引き出し配線10と確実に圧着させ
ることができる。しかも圧着部分8aの表面はAuなど
の降伏点の低い金属から形成されているので、フレーム
1とカバー3とを隙間なく接合することができる。さら
に、圧着部分8aは薄膜部12の外側に位置しているの
で、圧着時の応力が薄膜部12に掛かりにくく、薄膜部
12の破損を防ぐことができる。
【0042】フレーム1上面の配線用溝11は、薄膜部
12の領域においてはギャップ4と同じ深さに形成して
いるので、ギャップ4内に導入された圧力が配線用溝1
1内にも均一に伝わり、ダイアフラム2の変位に影響を
及ぼすことがない。このとき、配線用溝11をシリコン
ウエハの面方位<110>方向に垂直な方向に形成すれ
ば、薄膜部12を通る領域を最も少なくすることができ
る。しかも薄膜部12から外側の領域の配線用溝11は
ギャップ4よりも深く形成されているので、可動電極5
と固定電極8との間に構成された検出用コンデンサ(セ
ンサ容量)と並列に生じる浮遊容量を非常に小さくする
ことができる。また、この深く形成された配線用溝11
には絶縁膜13が形成されているので、フレーム1側の
引き出し配線10や電極パッド9とフレーム1との間に
はMOS容量が発生するが、この絶縁膜13を厚くする
ことによってこのMOS容量を約1.5pFまでに低く
抑えることができた。
【0043】さらにこの圧力センサAにあっては、ギャ
ップ4の周縁には円環状の凸部15が形成されているた
め、フレーム1とカバー3との陽極接合時には凸部15
からカバー3の外周方向に次第に接合される。この結
果、陽極接合時に発生する歪みがギャップ4部分に集中
せず、ダイアフラム2の歪みの少ない圧力センサAを製
造することができる。
【0044】このようにして作製された圧力センサAの
センサ容量特性を図6に示す。図6に示すように検出さ
れた静電容量の逆数(1/C)と圧力との間には良好な
直線性が得られた。
【0045】図7にはギャップの深さと感度(静電容量
C)との関係を示すが、ギャップの深さと感度とは反比
例の関係にあり、ギャップを浅くすれば感度は急激に上
昇し、特に1.5μm以下の深さにするのが好ましい。
【0046】また、図8にはギャップに対する固定電極
の直径比と直線性との関係を示す。ここで“1/容量”
出力非直線性とは、図6に示すセンサ容量特性図におい
て、センサ容量特性が完全な直線であるとした場合から
の最大ずれ(1/Cの絶対値)を言い(図6のE)、
“1/容量”出力非直線性が小さいほど直線性に優れて
いることを表わしている。図8から分かるように、ギャ
ップの直径に対する固定電極の直径の比がほぼ0.7付
近で“1/容量”出力非直線性は最小となり、その比を
0.65から0.8にするのがセンサ容量特性の上で望
ましい。つまり、面積に換算してギャップの面積に対す
る固定電極の面積比を0.4〜0.7とするのが望まし
い。
【0047】次に図9にはダイアフラムの最大変位量
(ギャップ深さに対する比)と感度並びに直線性との関
係を示す。ここで、直線性(%FS)とは図6に示すセ
ンサ容量特性図において、センサ容量特性が完全な直線
であるとした場合からの最大ずれ(図6のE)の逆数を
表わし、ダイアフラムの最大変位時(使用圧力範囲の最
大圧力時)におけるセンサ容量に対する最大ずれの割合
(%)で表わしている。線イから分かるように圧力セン
サの感度はギャップ深さに対するダイアフラムの最大変
位量の比を大きくすれば大きくなるが、ギャップ深さに
対するダイアフラムの最大変位量の比を大きくすれば、
線ロから分かるように直線性は急激に低下する。このた
め、ダイアフラムの最大変位量がほぼ0.7以下となる
ように、ダイアフラムの厚さを調整するのが好ましい。
【0048】また、シリコン製のフレーム1とガラス製
のカバー3を接合すれば、熱膨張係数の違いにより歪み
を生じ、圧力センサの温度安定性が悪い。図10にはガ
ラス製のカバーの厚み(フレームの厚さに対する比)を
変化させた場合における温度特性を示すが、カバーの厚
みを厚くすればするほど温度安定性を良好にすることが
でき、カバーの厚みをフレームの厚みのほぼ3倍以上に
するのが好ましい。なお、温度特性(%FS)とは、基
準温度T0における零圧力(差圧)時と最大圧力時とで
の1/静電容量の差Δ(1/C)の値をAとし、温度T
と基準温度T0のときの1/静電容量の差Δ(1/C)
の値Bとの比、つまりB/Aを%で表わしたものをい
い、温度特性(%FS)が小さいほど温度安定性に優れ
ている。
【0049】図11に示すものは、本発明の別な実施例
である圧力センサBの概略断面図を示す。圧力センサB
においては、ガラス製のカバー3の上面にさらにシリコ
ン製のプレート16が接合されている。このようにシリ
コン/ガラス/シリコンの3層構造とすることにより、
圧力センサBの温度安定性を向上させることができる。
このとき、図12に示す圧力センサCのように、プレー
ト16の内面にフレーム1のギャップ4と対向する位置
に同一面積の円形状のギャップ17を形成し、カバー3
の上下面にほぼ等しい接合面積でフレーム1及びプレー
ト16を接合すれば、圧力センサCの反りや歪みを少な
くすることができ、さらに温度安定性に優れた圧力セン
サCとすることができる。また、図13に示す圧力セン
サDのように、カバー3とフレーム1との接合面積がほ
ぼ等しくなるように、カバー3の上面に円形状の穴18
がギャップ4の相当する位置に開口されたプレート16
を接合してもよい。
【0050】図14(a)(b)は本発明のさらに別な
実施例である圧力センサEの平面図及び断面図である。
フレーム1のギャップ4外周部には略コの字状の溝31
が凹設されており、溝31の底部と底部に対向するカバ
ー3の内面には一対の補正容量用電極32、32が形成
され、補正容量用電極32、32はフレーム1上面の一
対の電極パッド33、33から外部に引き出されてい
る。このように、ギャップ4の外周域に補正用コンデン
サを形成して温度補正等を行なえば、より正確な圧力測
定が可能になる。なお、溝31はドライエッチングによ
ってギャップ4と同時に形成することができるので、製
造工程が増えたり繁雑になったりすることはなく、簡単
に補正用コンデンサを設けることができる。また、図1
5に示す圧力センサFのように、圧力センサFの側面か
ら溝31及びギャップ4と導通する圧力導入路34を設
けることにすれば、溝31内の比誘電率とギャップ4内
の比誘電率を等しくすることができ、比誘電率の違いに
よる測定誤差(補正に伴う誤差)を少なくすることがで
きる。
【0051】図16に示すものは本発明のさらに別な実
施例である圧力センサGの断面図であって、ギャップ4
がカバー3側に形成されている。圧力センサGの細部の
構造の説明については省略するが、フレーム1はシリコ
ンウエハのいずれか一方の面から異方性エッチングを施
すことによって凹部19が形成されて、ギャップ4より
大きい薄膜部12を有している。薄膜部12の上面は導
電性を有しており可動電極5となっている。ギャップ4
は、ガラス基板にエッチングを施すことによって円形状
に形成されており、その内面には固定電極7が形成され
ている。このように、薄膜部12が形成されたフレーム
1に、ギャップ4が形成されたカバー3を貼り合わせる
ことにすれば、所定の位置に精度よくダイアフラム2を
形成することができる。もちろん、このような圧力セン
サにあっても、カバー3の上面に接合面積が等しくなる
ようなシリコン製のプレート(図示せず)を接合するこ
ととしてもよい。
【0052】本発明の圧力センサは、ガスメータや血圧
計などに用いることができる。図17は本発明によるガ
スメータKの構成図であって、ガスメータKには流れた
ガス量(ガス総量)を測定する計量部72やガス管71
内を流れるガスの流量(単位時間当たりのガス流量)を
測定する流量センサ73、ガス管71内のガス圧を測定
する本発明による圧力センサ74、及び地震を検知する
地震計75などから構成されている。ガス管71内を流
れるガスの総量は計量部72によって測定されてメータ
などの表示部(図示せず)に表示される。また、ガス管
71内のガス流量及びガス圧は流量センサ73及び圧力
センサ74によりそれぞれ測定され、コントローラ76
により常時監視されている。万が一、ガス漏れが発生し
た場合にはガス管71を流れるガス流量が異常に増加す
る。また、ガス器具等の消し忘れなどの場合には異常な
時間ガスが流れ続ける。さらに、ガス漏れやガス管工事
復旧前後などにはガス管71を流れるガス圧が低下す
る。このガスメータKにおいては、コントローラ76が
これらガス流量の異常やガス圧の低下を検知すると、警
告ランプ78を点灯させて警報を知らせるとともに、遮
断弁77を閉成する。また、地震計75によって地震が
検知された場合にも、警告ランプ78を点灯させて警報
を知らせるとともに、遮断弁77を閉成する。このよう
にして、ガス流量やガス圧に異常を生じた場合などに
は、自動的にガス管71を閉じて爆発等の危険を防止す
ることができる。特に、本発明の圧力センサ74を用い
た場合には、センサ特性に優れているためわずかの圧力
低下を検知することができ、測定誤差も少ないので誤動
作が少なく、安全性を配慮した信頼性の高いガスメータ
Lを提供することができる。また、図17に示すよう
に、室内に取り付けたガス警報器やガス器具に取り付け
た不完全燃焼警報器などからの外部信号79を検知する
ことによって遮断弁77を閉成したり、警告ランプ78
を点灯することとしてもよい。
【0053】図18は本発明による血圧計の構成図であ
って、血圧計Lは本発明による静電容量型圧力センサ8
1、カフ82、ポンプ83やCPUからなる制御部84
などから構成されている。カフ82と圧力センサ81と
の間は導圧管85で接続されており、導圧管85にはポ
ンプ83が接続され、ポンプ83からカフ82に空気を
送ることができる。血圧を測定する場合にはまず、カフ
82を被測定者の上腕部にまきつけ、キーボードなどの
入力部86から必要に応じて被測定者の年齢や性別など
を入力し、血圧計Lをスタートする。制御部84は入力
部86からスタート信号を受信すると、制御弁88を閉
成し、ポンプ83を起動させてカフ82に所定の圧力に
なるまで空気を送り出し、上腕部を締め付ける。カフ8
2に印加された圧力は圧力センサ81によって常に検知
されており、一定の圧力になると制御部84はポンプ8
3を停止する。次いで制御部84は制御弁88を開成
し、徐々にカフ82内の空気を抜いて減圧する。このと
き、導圧管85を介して圧力センサ81に印加される圧
力は、上腕部を流れる血流の圧力と相まって周期的に変
化しながら小さくなる。したがって、導圧管85を介し
て圧力センサ81に印加される圧力の変化を制御部84
で検知することによって、最高血圧や最低血圧並びに脈
拍数を求めることができる。最低血圧が求められたら制
御部84は制御弁88を全開し、カフ82内の空気を大
気圧まで排出する。求められた最高血圧や最低血圧など
はディスプレイなどからなる出力部87に表示し、ある
いは入力された年齢などを参考にし、必要に応じて異常
値であることなどの注意を促すことができる。この血圧
計にあっては圧力センサのセンサ特性が良く、信頼性の
ある血圧計とすることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明にあっては、所定の位置に所定の
大きさや形状の有するダイアフラムを精度よく形成する
ことができる。
【0055】このとき、ダイアフラムの形状を円形状と
しておけば、ダイアフラムが等方的に変形し、圧力セン
サの直線性が良好となる。また、マスクアライメントの
角度ずれが発生しない。
【0056】また、半導体基板のギャップ側の表面にお
いて、ギャップと対向する領域を低不純物濃度とし、そ
れ以外の領域を高不純物濃度とすることによって、ダイ
アフラムの残留応力を小さくし、同時に半導体基板の電
気抵抗を小さくすることができる。
【0057】さらに、ギャップの周囲にほぼ環状の凸部
を形成することにより、半導体基板と固定基板との陽極
接合時には、ギャップ周囲の凸部から外側へと陽極接合
が進み、歪みがギャップ部分に集中しない。
【0058】また、ダイアフラムと固定電極を略円形と
すれば等方的に変形し、圧力センサの直線性が良くな
る。特に、ギャップの面積に対する固定電極の面積の比
を0.4〜0.7にするのがセンサ特性の点で最も望ま
しい。
【0059】また、固定電極側の配線部の圧着部分を他
の配線部分よりも厚くすることで、確実に半導体基板側
の配線部に接続することができ、固定電極を半導体基板
の電極パッドに確実に引き出すことができる。
【0060】また、圧着部を半導体基板の薄膜部より外
側に位置させておくと、圧着部を圧着する際の応力が薄
膜部に掛かりにくく、薄膜部を保護できる。
【0061】さらに、固定基板若しくは半導体基板に設
けた配線部を挿通させるための溝を、ギャップ内ではギ
ャップと同じ深さにしておくと、ダイアフラムの変位に
及ぼす溝の影響を少なくすることができる。
【0062】また、ギャップより深い凹部をギャップよ
り外側に形成し、当該凹部内に設けた絶縁膜上に固定電
極を引き出すためのパッド部や配線部を設ければ、固定
電極と可動電極との間のセンサ容量に対して並列に発生
する浮遊容量が小さくなり、センサ特性を向上させるこ
とができる。
【0063】さらに、固定基板を半導体基板で挟み込
み、固定基板両面の半導体基板との接合領域を等しくな
るようにすれば、センサの反りや歪みを防止し、温度特
性を向上させることができる。
【0064】本発明の製造方法によれば、センサ特性に
優れた本発明の圧力センサを簡単に製造することができ
る。
【0065】また、本発明の圧力センサはガスメータや
血圧計などに用いることにより、信頼性のよいガスメー
タや血圧計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である圧力センサを示す一部
破断した分解斜視図である。
【図2】(a)(b)(c)(d)は、同上の圧力セン
サのフレームの製造方法を説明する図である。
【図3】(e)(f)(g)(h)は、同上の続図であ
る。
【図4】(i)(j)は、同上の続図である。
【図5】(a)(b)(c)は、同上の圧力センサのカ
バーの製造方法を説明する図である。
【図6】同上の圧力センサにおけるセンサ容量特性図で
ある。
【図7】本発明の圧力センサにおけるギャップの深さと
感度(センサ容量)との関係を示す図である。
【図8】本発明の圧力センサにおけるギャップに対する
固定電極の直径比とセンサ容量の非直線性との関係につ
いて示す図である。
【図9】本発明の圧力センサにおけるダイアフラムの最
大変位量と感度並びに直線性との関係について示す図で
ある。
【図10】本発明の圧力センサにおけるカバーの厚みと
温度特性との関係について示す図である。
【図11】本発明の別な実施例である圧力センサを示す
概略断面図である。
【図12】本発明のさらに別な実施例である圧力センサ
を示す概略断面図である。
【図13】本発明のさらに別な実施例である圧力センサ
を示す概略断面図である。
【図14】(a)(b)は本発明のさらに別な実施例で
ある圧力センサを示す平面図及び断面図である。
【図15】本発明のさらに別な実施例である圧力センサ
を示す平面図である。
【図16】本発明のさらに別な実施例である圧力センサ
を示す概略断面図である。
【図17】本発明によるガスメータを示す構成図であ
る。
【図18】本発明による血圧計を示す構成図である。
【図19】(a)(b)は従来例である圧力センサを示
す平面図及び断面図である。
【符号の説明】
2 ダイアフラム 4 ギャップ 8 カバー側の引き出し配線 8a 圧着部分 10 フレーム側の引き出し配線 12 異方性エッチングにより形成された薄膜部 14 圧力導入路 15 凸部 31 溝 32 補正容量用電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/84 B

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に深い凹部を設けて当該凹部
    の底面に可動電極となる薄膜部を形成し、固定電極を有
    する固定基板と前記半導体基板を接合させて、前記薄膜
    部の前記凹部の反対側面と固定電極とをギャップを隔て
    て対向させた圧力センサにおいて、 平面視で前記ギャップが前記薄膜部の中に納まるように
    したことを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記ギャップが半導体基板に設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記ギャップが固定基板に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  4. 【請求項4】 前記ギャップが円形をしていることを特
    徴とする請求項1、2又は3に記載の圧力センサ。
  5. 【請求項5】 半導体基板のギャップ側の表面におい
    て、ギャップと対向する領域を低不純物濃度とし、それ
    以外の領域を高不純物濃度としたことを特徴とする請求
    項1、2、3又は4に記載の圧力センサ。
  6. 【請求項6】 前記ギャップの周囲にほぼ環状の凸部を
    形成したことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5
    に記載の圧力センサ。
  7. 【請求項7】 前記ギャップと前記固定電極とがいずれ
    も略円形をしており、前記ギャップの面積に対する前記
    固定電極の面積の比が、0.4〜0.7であることを特
    徴とする請求項1、2、3、5又は6に記載の圧力セン
    サ。
  8. 【請求項8】 前記固定電極から前記固定基板の外周部
    へ引き出した配線部と、前記半導体基板の外周部に設け
    たパッド部から引き出した配線部とを圧着することによ
    って、前記固定電極を前記パッド部へ電気的に引き出し
    た圧力センサにおいて、 前記固定電極側の配線部の、前記パッド部側の配線部と
    の圧着部分の膜厚が、他の配線部の膜厚よりも大きくな
    っていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6又は7に記載の圧力センサ。
  9. 【請求項9】 前記固定電極から前記固定基板の外周部
    へ引き出した配線部と、前記半導体基板の外周部に設け
    たパッド部から引き出した配線部とを圧着することによ
    って、前記固定電極を前記パッド部へ電気的に引き出し
    た圧力センサにおいて、 前記圧着部は、前記半導体基板の薄膜部の外側に位置し
    ていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7又は8に記載の圧力センサ。
  10. 【請求項10】 前記固定電極から前記固定基板の外周
    部へ引き出した配線部と、前記半導体基板の外周部に設
    けたパッド部から引き出した配線部とを圧着することに
    よって、前記固定電極を前記パッド部へ電気的に引き出
    した圧力センサにおいて、 前記ギャップを形成された半導体基板若しくは固定基板
    に前記配線部を挿通させるための溝を設け、ギャップ内
    においては当該溝をギャップと同じ深さに形成している
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9に記載の圧力センサ。
  11. 【請求項11】 前記固定電極から前記固定基板の外周
    部へ引き出した配線部と、前記半導体基板の外周部に設
    けたパッド部から引き出した配線部とを圧着することに
    よって、前記固定電極を前記パッド部へ電気的に引き出
    した圧力センサにおいて、 前記ギャップを形成された半導体基板のギャップよりも
    外側に当該ギャップよりも深い凹部を形成し、この凹部
    に形成した絶縁膜の上に前記パッド部及びその配線部を
    設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9又は10に記載の圧力センサ。
  12. 【請求項12】 前記固定基板の、前記半導体基板を接
    合された面と反対側の面に別な半導体基板を接合し、固
    定基板両面の各半導体基板との接合領域がほぼ等しくな
    るようにしたことを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10又は11に記載の圧力セン
    サ。
  13. 【請求項13】 半導体基板の一方の面を深く異方性エ
    ッチングすることによって薄膜部を形成し、半導体基板
    の他方の面を浅くドライエッチングすることによって前
    記薄膜部よりも小さな面積のギャップを形成した後、半
    導体基板のギャップ側の面に固定電極を有する固定基板
    を陽極接合することを特徴とする圧力センサの製造方
    法。
  14. 【請求項14】 半導体基板の表面を深く異方性エッチ
    ングすることによって薄膜部を形成し、固定基板の表面
    を浅くエッチングすることによって前記薄膜部よりも小
    さな面積のギャップを形成し、このギャップ内に固定電
    極を形成した後、半導体基板の薄膜部と固定基板のギャ
    ップとを対向させるようにして半導体基板と固定基板を
    陽極接合することを特徴とする圧力センサの製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11又は12に記載の圧力センサを備え
    たことを特徴とするガスメータ。
  16. 【請求項16】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11又は12に記載の圧力センサを備え
    たことを特徴とする血圧計。
JP6257463A 1994-09-26 1994-09-26 圧力センサ及び圧力センサの製造方法並びに当該圧力センサを備えたガスメータ及び血圧計 Pending JPH0894472A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10337173A (ja) * 1997-06-05 1998-12-22 Rikagaku Kenkyusho 生化学反応用マイクロリアクタ
US6941812B2 (en) 2002-08-20 2005-09-13 Nagano Keiki Co., Ltd. Converter and method of manufacturing the same
JP2008101980A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Denso Corp 容量式半導体センサ装置
JP2010043871A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Fuji Electric Systems Co Ltd 静電容量式圧力センサおよび静電容量式圧力検出装置
JP2018081025A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 株式会社堀場エステック 圧力式流量計
JP2019158717A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 オムロン株式会社 静電容量式圧力センサ

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