JPH0894675A - ガス絶縁開閉装置用零相電流検出装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置用零相電流検出装置Info
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- JPH0894675A JPH0894675A JP6229573A JP22957394A JPH0894675A JP H0894675 A JPH0894675 A JP H0894675A JP 6229573 A JP6229573 A JP 6229573A JP 22957394 A JP22957394 A JP 22957394A JP H0894675 A JPH0894675 A JP H0894675A
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims abstract description 36
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】外部磁界の影響を受けることなく、零相電流を
直接検出することができるガス絶縁開閉装置用零相電流
検出装置を提供する。 【構成】開閉回路の構成機器を収容した容器11、12
のフランジ11a,12aを絶縁スペーサ13を介して
接続する。フランジ12a内に複数ターン巻回された光
ファイバー22を設ける。光ファイバー22により容器
11,12内の主回路導体を流れる零相電流を検出する
光ファイバー変流器を構成する。
直接検出することができるガス絶縁開閉装置用零相電流
検出装置を提供する。 【構成】開閉回路の構成機器を収容した容器11、12
のフランジ11a,12aを絶縁スペーサ13を介して
接続する。フランジ12a内に複数ターン巻回された光
ファイバー22を設ける。光ファイバー22により容器
11,12内の主回路導体を流れる零相電流を検出する
光ファイバー変流器を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置の主
回路導体を流れる零相電流を検出する零相電流検出装置
に関するものである。
回路導体を流れる零相電流を検出する零相電流検出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変電所などの電気所に設置されるガス絶
縁開閉装置は、開閉回路の3相の構成機器を一括して収
納した複数の金属容器のフランジどうしを絶縁スペーサ
を介して突き合わせて、突き合わせたフランジと絶縁ス
ペーサとをボルトにより締結し、各金属容器内にSF6
ガスを所定の圧力で封入した構造を有する。
縁開閉装置は、開閉回路の3相の構成機器を一括して収
納した複数の金属容器のフランジどうしを絶縁スペーサ
を介して突き合わせて、突き合わせたフランジと絶縁ス
ペーサとをボルトにより締結し、各金属容器内にSF6
ガスを所定の圧力で封入した構造を有する。
【0003】変電所などの電気所において地絡事故が生
じたときには、直ちにそれを検出して必要な措置を講じ
る必要がある。そのため、変電所などに設置されている
ガス絶縁開閉装置においては、その主回路導体を流れる
零相電流を検出する零相電流検出装置を設けて、主回路
導体を流れる零相電流を検出することにより地絡事故の
発生を検出することが行われている。
じたときには、直ちにそれを検出して必要な措置を講じ
る必要がある。そのため、変電所などに設置されている
ガス絶縁開閉装置においては、その主回路導体を流れる
零相電流を検出する零相電流検出装置を設けて、主回路
導体を流れる零相電流を検出することにより地絡事故の
発生を検出することが行われている。
【0004】図6(A)は従来のガス絶縁開閉装置に用
いられていた零相電流検出装置の構成を示したもので、
同図において1はガス絶縁開閉装置の金属容器であり、
2u〜2wは容器1内に収容されて図示しない絶縁スペ
ーサにより支持された3相の主回路導体である。容器1
の外周面には導体2u〜2wに近接した位置にそれぞれ
位置させて光変流器3u〜3wが取り付けられ、これら
の光変流器の出力は図示しない検出器に入力されてい
る。図示しない検出器は光変流器3u〜3wの出力をベ
クトル加算して零相電流を検出する。
いられていた零相電流検出装置の構成を示したもので、
同図において1はガス絶縁開閉装置の金属容器であり、
2u〜2wは容器1内に収容されて図示しない絶縁スペ
ーサにより支持された3相の主回路導体である。容器1
の外周面には導体2u〜2wに近接した位置にそれぞれ
位置させて光変流器3u〜3wが取り付けられ、これら
の光変流器の出力は図示しない検出器に入力されてい
る。図示しない検出器は光変流器3u〜3wの出力をベ
クトル加算して零相電流を検出する。
【0005】今図6(A)において、3相の電流が平衡
している状態では、同図(B)に実線で示したように光
磁界センサ3u〜3wがそれぞれ3相の導体2u〜2w
を流れる主回路電流Iu〜Iwから生じる磁界を検出す
るため、これらの光磁界センサの出力をベクトル加算す
ると零になる。これに対して、例えばU相の導体2uと
容器1との間で地絡事故が生じたとすると、U相の電流
が消滅するため、光磁界センサ3u〜3wの出力は図6
(B)に破線で示したようにV相の電流Ivの検出値と
W相の電流Iwの検出値とをベクトル加算したものとな
り、零相分が検出される。
している状態では、同図(B)に実線で示したように光
磁界センサ3u〜3wがそれぞれ3相の導体2u〜2w
を流れる主回路電流Iu〜Iwから生じる磁界を検出す
るため、これらの光磁界センサの出力をベクトル加算す
ると零になる。これに対して、例えばU相の導体2uと
容器1との間で地絡事故が生じたとすると、U相の電流
が消滅するため、光磁界センサ3u〜3wの出力は図6
(B)に破線で示したようにV相の電流Ivの検出値と
W相の電流Iwの検出値とをベクトル加算したものとな
り、零相分が検出される。
【0006】図7(A)は従来のガス絶縁開閉装置に用
いられていた零相電流検出装置の他の構成例を示したも
ので、この例では、3相の主回路導体2u〜2wにそれ
ぞれ巻線形の変流器CTu〜CTwが取り付けられ、こ
れらの変流器の出力が図示しない検出器に入力されてい
る。図7(B)は図6(B)と同様のベクトル図で、こ
の例でも図6の場合と同様に零相分の検出を行うことが
できる。
いられていた零相電流検出装置の他の構成例を示したも
ので、この例では、3相の主回路導体2u〜2wにそれ
ぞれ巻線形の変流器CTu〜CTwが取り付けられ、こ
れらの変流器の出力が図示しない検出器に入力されてい
る。図7(B)は図6(B)と同様のベクトル図で、こ
の例でも図6の場合と同様に零相分の検出を行うことが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6(A)に示した装
置では、3つの光磁界センサ3u〜3wが主回路電流か
ら生じる磁界の外に外部磁界の影響を受けるため、外部
磁界の影響を考慮して光磁界センサの出力の演算処理を
行って零相分を求める必要があり、演算処理が面倒にな
るという問題があった。
置では、3つの光磁界センサ3u〜3wが主回路電流か
ら生じる磁界の外に外部磁界の影響を受けるため、外部
磁界の影響を考慮して光磁界センサの出力の演算処理を
行って零相分を求める必要があり、演算処理が面倒にな
るという問題があった。
【0008】また図7(A)に示した装置では、ガス絶
縁開閉装置の容器1内に変流器を取り付ける必要がある
ため、既設のガス絶縁装置には適用できないという問題
があった。
縁開閉装置の容器1内に変流器を取り付ける必要がある
ため、既設のガス絶縁装置には適用できないという問題
があった。
【0009】本発明の目的は、外部磁界の影響を考慮し
た複雑な演算処理を行うことなく、零相電流を検出する
ことができるガス絶縁開閉装置用零相電流検出装置を提
供することにある。
た複雑な演算処理を行うことなく、零相電流を検出する
ことができるガス絶縁開閉装置用零相電流検出装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、開閉回路の3
相の構成機器を一括して収納した複数の金属容器のフラ
ンジどうしを絶縁スペーサを介して突き合わせ、突き合
わせたフランジと絶縁スペーサとをボルトにより締結し
てなるガス絶縁開閉装置の金属容器内に配置された3相
の主回路導体を流れる零相電流を検出する零相電流検出
装置に係わるものである。
相の構成機器を一括して収納した複数の金属容器のフラ
ンジどうしを絶縁スペーサを介して突き合わせ、突き合
わせたフランジと絶縁スペーサとをボルトにより締結し
てなるガス絶縁開閉装置の金属容器内に配置された3相
の主回路導体を流れる零相電流を検出する零相電流検出
装置に係わるものである。
【0011】本発明においては、3相の主回路導体の周
囲を囲む状態で複数ターン巻回された光ファイバーを金
属容器のフランジ内に設けて、該複数ターンの光ファイ
バーにより零相電流検出用光ファイバー変流器を構成す
る。複数ターンの光ファイバーをフランジ内に設けるに
は、フランジに絶縁スペーサ側に開口した溝を設けて、
該溝内に光ファイバーを収納するようにすればよい。こ
の場合、光ファイバーを収容する溝は、容器の気密保持
に影響を与えることがないようにするために、絶縁スペ
ーサとフランジとの間をシールするOリングよりも外周
側に設けるのが好ましい。また、光ファイバーを収容す
る溝は、フランジ及び絶縁スペーサを締結するボルトを
通して流れる地絡電流から生じる磁界を検出しないよう
にするために、該ボルトよりも内周側に設けるのが好ま
しい。即ち、光ファイバーを収容する溝は、絶縁スペー
サとフランジとの間をシールするOリングと、フランジ
及び絶縁スペーサを締結するボルトとの間に設けるのが
好ましい。
囲を囲む状態で複数ターン巻回された光ファイバーを金
属容器のフランジ内に設けて、該複数ターンの光ファイ
バーにより零相電流検出用光ファイバー変流器を構成す
る。複数ターンの光ファイバーをフランジ内に設けるに
は、フランジに絶縁スペーサ側に開口した溝を設けて、
該溝内に光ファイバーを収納するようにすればよい。こ
の場合、光ファイバーを収容する溝は、容器の気密保持
に影響を与えることがないようにするために、絶縁スペ
ーサとフランジとの間をシールするOリングよりも外周
側に設けるのが好ましい。また、光ファイバーを収容す
る溝は、フランジ及び絶縁スペーサを締結するボルトを
通して流れる地絡電流から生じる磁界を検出しないよう
にするために、該ボルトよりも内周側に設けるのが好ま
しい。即ち、光ファイバーを収容する溝は、絶縁スペー
サとフランジとの間をシールするOリングと、フランジ
及び絶縁スペーサを締結するボルトとの間に設けるのが
好ましい。
【0012】上記の光ファイバー変流器は、光ファイバ
ー内を直線偏光された光が進行する際に、電流により生
じた磁界の影響を受けてその偏光方向が回転する効果
(ファラデー効果)を利用したもので、光ファイバーの
一端は偏光子を介して光源に接続され、他端は検光子を
介して受光器に接続される。
ー内を直線偏光された光が進行する際に、電流により生
じた磁界の影響を受けてその偏光方向が回転する効果
(ファラデー効果)を利用したもので、光ファイバーの
一端は偏光子を介して光源に接続され、他端は検光子を
介して受光器に接続される。
【0013】上記の構成では、容器のフランジ内に光フ
ァイバーを設けたが、金属容器のフランジの外周または
絶縁スペーサの外周に光ファイバーを複数ターン巻回し
て該複数ターンの光ファイバーにより零相電流検出用光
ファイバー変流器を構成するようにしてもよい。この場
合、隣り合うフランジ間を接続する短絡バーが設けられ
ているときには、光ファイバーを短絡バーの内側に巻回
する。またこの場合、フランジと絶縁スペーサとを締結
するボルトを通して地絡電流が流れないようにするた
め、各ボルトを各フランジに対して絶縁する必要があ
る。
ァイバーを設けたが、金属容器のフランジの外周または
絶縁スペーサの外周に光ファイバーを複数ターン巻回し
て該複数ターンの光ファイバーにより零相電流検出用光
ファイバー変流器を構成するようにしてもよい。この場
合、隣り合うフランジ間を接続する短絡バーが設けられ
ているときには、光ファイバーを短絡バーの内側に巻回
する。またこの場合、フランジと絶縁スペーサとを締結
するボルトを通して地絡電流が流れないようにするた
め、各ボルトを各フランジに対して絶縁する必要があ
る。
【0014】
【作用】上記の装置において、光ファイバー変流器は、
通常の光変流器と同様に、光ファイバーの一端を偏光子
を通して光源に接続し、他端を検光子を介して受光器に
接続して使用する。光源が発生する光は偏光子を通過す
ることにより直線偏光となって光ファイバー内に進入す
る。この直線偏光は光ファイバー内を進行する過程で3
相の主回路導体を流れる電流により生じる磁界のベクト
ル和に相応した角度だけ、その偏光方向が回転させられ
る。従って、検光子を通して出力される光出力は主回路
導体を流れる電流により生じる磁界のベクトル和により
強度変調されたものとなり、この光出力を受光器により
受光して復調することにより、主回路導体を通して流れ
る電流のベクトル加算値を検出することができる。
通常の光変流器と同様に、光ファイバーの一端を偏光子
を通して光源に接続し、他端を検光子を介して受光器に
接続して使用する。光源が発生する光は偏光子を通過す
ることにより直線偏光となって光ファイバー内に進入す
る。この直線偏光は光ファイバー内を進行する過程で3
相の主回路導体を流れる電流により生じる磁界のベクト
ル和に相応した角度だけ、その偏光方向が回転させられ
る。従って、検光子を通して出力される光出力は主回路
導体を流れる電流により生じる磁界のベクトル和により
強度変調されたものとなり、この光出力を受光器により
受光して復調することにより、主回路導体を通して流れ
る電流のベクトル加算値を検出することができる。
【0015】上記のように3相の導体の回りを複数回周
回するように光ファイバーを設けて光ファイバー変流器
を構成すると、光ファイバーのループの外側からの磁界
をすべてキャンセルして、金属容器内の主回路導体を流
れる電流のベクトル加算値に相当する電流による磁界の
みを検出することができる。従って、外部磁界の影響を
考慮した複雑な演算処理を行うことなく、定常時及び地
絡事故時に流れる零相電流を直接検出することができ
る。
回するように光ファイバーを設けて光ファイバー変流器
を構成すると、光ファイバーのループの外側からの磁界
をすべてキャンセルして、金属容器内の主回路導体を流
れる電流のベクトル加算値に相当する電流による磁界の
みを検出することができる。従って、外部磁界の影響を
考慮した複雑な演算処理を行うことなく、定常時及び地
絡事故時に流れる零相電流を直接検出することができ
る。
【0016】光ファイバーをフランジの外周または絶縁
スペーサの外周に巻回するようにすると、その取り付け
が容易であり、既設のガス絶縁開閉装置にも容易に適用
することができる。
スペーサの外周に巻回するようにすると、その取り付け
が容易であり、既設のガス絶縁開閉装置にも容易に適用
することができる。
【0017】
【実施例】図1及び図2は本発明の実施例を示したもの
で、図1は要部の縦断面図を示し、図2(A)は図1の
A−A線断面図を示している。また図2(B)は主回路
導体を流れる電流のベクトル図である。
で、図1は要部の縦断面図を示し、図2(A)は図1の
A−A線断面図を示している。また図2(B)は主回路
導体を流れる電流のベクトル図である。
【0018】図1及び図2(A)において11及び12
はそれぞれガス絶縁開閉装置の金属容器で、容器11及
び12はそれぞれの端部にフランジ11a,12aを有
している。容器11及び12の隣り合うフランジ11
a,12aが絶縁スペーサ13を介して突き合わされ、
フランジ11a,12aの端面の内周寄りの部分に周設
された溝内にOリング14,15が収容されて、これら
のOリングによりフランジ11a,12aと絶縁スペー
サ13との間の接合部の気密保持が図られている。フラ
ンジ11a,12aと絶縁スペーサ13とを貫通させた
スタッドボルト16がフランジの周方向に多数本設けら
れ、各ボルトの両端にナットが螺合されてフランジ11
a,12aと絶縁スペーサ13とが締結されている。フ
ランジ11a、12a間に跨って短絡バー17が設けら
れて該短絡バーがフランジ11a,12aの外周部に接
続され、該短絡バーにより、容器11,12間が電気的
に接続されている。
はそれぞれガス絶縁開閉装置の金属容器で、容器11及
び12はそれぞれの端部にフランジ11a,12aを有
している。容器11及び12の隣り合うフランジ11
a,12aが絶縁スペーサ13を介して突き合わされ、
フランジ11a,12aの端面の内周寄りの部分に周設
された溝内にOリング14,15が収容されて、これら
のOリングによりフランジ11a,12aと絶縁スペー
サ13との間の接合部の気密保持が図られている。フラ
ンジ11a,12aと絶縁スペーサ13とを貫通させた
スタッドボルト16がフランジの周方向に多数本設けら
れ、各ボルトの両端にナットが螺合されてフランジ11
a,12aと絶縁スペーサ13とが締結されている。フ
ランジ11a、12a間に跨って短絡バー17が設けら
れて該短絡バーがフランジ11a,12aの外周部に接
続され、該短絡バーにより、容器11,12間が電気的
に接続されている。
【0019】容器11,12内には3相の主回路導体2
0u〜20wが収容されていて、これらの主回路導体は
一部が絶縁スペーサ13に埋めこまれた状態で設けられ
た貫通導体13aに接続されて支持されている。ガス絶
縁開閉装置には更に遮断器や断路器等の開閉機器や、ケ
ーブルヘッド等の機器が設けられて、それぞれの機器が
所定の容器内に収納されるが、これらの図示は省略され
ている。
0u〜20wが収容されていて、これらの主回路導体は
一部が絶縁スペーサ13に埋めこまれた状態で設けられ
た貫通導体13aに接続されて支持されている。ガス絶
縁開閉装置には更に遮断器や断路器等の開閉機器や、ケ
ーブルヘッド等の機器が設けられて、それぞれの機器が
所定の容器内に収納されるが、これらの図示は省略され
ている。
【0020】本実施例では、容器12のフランジ12a
の絶縁スペーサ13に対向する端面に、Oリング15と
ボルト16との間に位置させて、溝21が周設され、こ
の溝21内に導体20u〜20wの回りを周回するよう
に複数ターン巻回された光ファイバー22が収容されて
いる。光ファイバー22としては、ファラデー効果を有
するものを使用する。光ファイバー22の両端22a,
22bは、フランジ12aに設けられた孔を通して外部
に導出されている。複数ターン巻回された光ファイバー
22により零相電流検出用光ファイバー変流器が構成さ
れる。この光ファイバー変流器の使い方は、ファラデー
効果を利用した一般の光変流器と同様であって、図4に
示したように、光ファイバー22の一端22aは偏光子
23を介して発光器24に接続され、他端22bは検光
子25を介して受光器26に接続される。
の絶縁スペーサ13に対向する端面に、Oリング15と
ボルト16との間に位置させて、溝21が周設され、こ
の溝21内に導体20u〜20wの回りを周回するよう
に複数ターン巻回された光ファイバー22が収容されて
いる。光ファイバー22としては、ファラデー効果を有
するものを使用する。光ファイバー22の両端22a,
22bは、フランジ12aに設けられた孔を通して外部
に導出されている。複数ターン巻回された光ファイバー
22により零相電流検出用光ファイバー変流器が構成さ
れる。この光ファイバー変流器の使い方は、ファラデー
効果を利用した一般の光変流器と同様であって、図4に
示したように、光ファイバー22の一端22aは偏光子
23を介して発光器24に接続され、他端22bは検光
子25を介して受光器26に接続される。
【0021】発光器24から偏光子23を介して光ファ
イバー22に直線偏光が与えられると、該直線偏光は、
光ファイバー内を進行する過程で、ファラデー効果によ
り主回路導体20u〜20wを流れる電流により生じる
磁界のベクトル和に相応した角度だけその偏光方向が回
転させられる。従って、検光子25を通して出力される
光出力は主回路導体20u〜20wを流れる電流により
生じる磁界のベクトル和により強度変調されたものとな
り、この光出力を受光器26により受光して復調するこ
とにより、主回路導体20u〜20wを通して流れる電
流のベクトル加算値を検出することができる。図2
(B)に実線で示したように、3相の電流Iu〜Iwが
平衡しているときには、これらの電流のベクトル加算値
は零になり、零相分は検出されない(零相電流は0)。
これに対して、例えばU相の導体20uと容器12との
間で地絡事故が発生すると、U相の電流Iuが零になる
ため、電流のベクトル加算値Iv+Iwが零相分Io と
して検出される。図5は、光変流器により得られる検出
信号の波形の一例を示したもので、事故がなく、3相の
電流が平衡しているときには検出信号が零であるが、時
刻t1 で地絡事故が生じると零相分Io に相当する検出
信号が得られる。
イバー22に直線偏光が与えられると、該直線偏光は、
光ファイバー内を進行する過程で、ファラデー効果によ
り主回路導体20u〜20wを流れる電流により生じる
磁界のベクトル和に相応した角度だけその偏光方向が回
転させられる。従って、検光子25を通して出力される
光出力は主回路導体20u〜20wを流れる電流により
生じる磁界のベクトル和により強度変調されたものとな
り、この光出力を受光器26により受光して復調するこ
とにより、主回路導体20u〜20wを通して流れる電
流のベクトル加算値を検出することができる。図2
(B)に実線で示したように、3相の電流Iu〜Iwが
平衡しているときには、これらの電流のベクトル加算値
は零になり、零相分は検出されない(零相電流は0)。
これに対して、例えばU相の導体20uと容器12との
間で地絡事故が発生すると、U相の電流Iuが零になる
ため、電流のベクトル加算値Iv+Iwが零相分Io と
して検出される。図5は、光変流器により得られる検出
信号の波形の一例を示したもので、事故がなく、3相の
電流が平衡しているときには検出信号が零であるが、時
刻t1 で地絡事故が生じると零相分Io に相当する検出
信号が得られる。
【0022】上記の実施例では、容器のフランジ内に光
ファイバーを設けたが、光ファイバー22は3相の導体
の回りを周回するように設ければよく、上記実施例のよ
うにフランジ内に設ける場合に限定されない。例えば、
図3に示したように容器12のフランジ12aの外周に
光ファイバー22を複数ターン巻回することにより零相
電流検出用光ファイバー変流器を構成するようにしても
よい。この場合、短絡バー17を通して流れる地絡電流
を検出しないようにするため、光ファイバー22は図示
のように短絡バー17よりも内側に巻回する。
ファイバーを設けたが、光ファイバー22は3相の導体
の回りを周回するように設ければよく、上記実施例のよ
うにフランジ内に設ける場合に限定されない。例えば、
図3に示したように容器12のフランジ12aの外周に
光ファイバー22を複数ターン巻回することにより零相
電流検出用光ファイバー変流器を構成するようにしても
よい。この場合、短絡バー17を通して流れる地絡電流
を検出しないようにするため、光ファイバー22は図示
のように短絡バー17よりも内側に巻回する。
【0023】またボルト16を通して地絡電流が流れな
いようにするため、各ボルトを各フランジに対して絶縁
する必要がある。
いようにするため、各ボルトを各フランジに対して絶縁
する必要がある。
【0024】なお図3に示した例では、光ファイバー2
2をフランジ12aの外周に巻回しているが、光ファイ
バー22を絶縁スペーサ13の外周に巻回するようにし
てもよい。
2をフランジ12aの外周に巻回しているが、光ファイ
バー22を絶縁スペーサ13の外周に巻回するようにし
てもよい。
【0025】以上、本発明の好ましいと思われる実施例
につき説明したが、本明細書に開示した発明の主な態様
を以下に挙げる。
につき説明したが、本明細書に開示した発明の主な態様
を以下に挙げる。
【0026】(1) 開閉回路の3相の構成機器を一括
して収納した複数の金属容器のフランジどうしを絶縁ス
ペーサを介して突き合わせて該絶縁スペーサと各フラン
ジとの間にOリングを介在させ、突き合わせたフランジ
と絶縁スペーサとをOリングよりも外周側に配置したボ
ルトにより締結してなるガス絶縁開閉装置の前記金属容
器内に配置された3相の主回路導体を流れる零相電流を
検出する零相電流検出装置において、前記3相の主回路
導体の周囲を囲む状態で複数ターン巻回された光ファイ
バーを前記ボルトとOリングとの間に位置させて前記金
属容器のフランジ内に設け、該複数ターンの光ファイバ
ーにより零相電流検出用光ファイバー変流器を構成した
ことを特徴とするガス絶縁開閉装置用零相電流検出装
置。
して収納した複数の金属容器のフランジどうしを絶縁ス
ペーサを介して突き合わせて該絶縁スペーサと各フラン
ジとの間にOリングを介在させ、突き合わせたフランジ
と絶縁スペーサとをOリングよりも外周側に配置したボ
ルトにより締結してなるガス絶縁開閉装置の前記金属容
器内に配置された3相の主回路導体を流れる零相電流を
検出する零相電流検出装置において、前記3相の主回路
導体の周囲を囲む状態で複数ターン巻回された光ファイ
バーを前記ボルトとOリングとの間に位置させて前記金
属容器のフランジ内に設け、該複数ターンの光ファイバ
ーにより零相電流検出用光ファイバー変流器を構成した
ことを特徴とするガス絶縁開閉装置用零相電流検出装
置。
【0027】(2) 開閉回路の3相の構成機器を一括
して収納した複数の金属容器のフランジどうしを絶縁ス
ペーサを介して突き合わせて該絶縁スペーサと各フラン
ジとの間にOリングを介在させ、突き合わせたフランジ
と絶縁スペーサとをOリングよりも外周側に配置したボ
ルトにより締結するとともに隣り合うフランジ間を短絡
バーにより電気的に接続してなるガス絶縁開閉装置の前
記金属容器内に配置された3相の主回路導体を流れる零
相電流を検出する零相電流検出装置において、前記短絡
バーよりも内側に位置させて前記金属容器のフランジの
外周または絶縁スペーサの外周に光ファイバーを複数タ
ーン巻回して該複数ターンの光ファイバーにより零相電
流検出用光ファイバー変流器を構成し、前記各ボルトを
前記金属容器のフランジに対して絶縁したことを特徴と
するガス絶縁開閉装置用零相電流検出装置。
して収納した複数の金属容器のフランジどうしを絶縁ス
ペーサを介して突き合わせて該絶縁スペーサと各フラン
ジとの間にOリングを介在させ、突き合わせたフランジ
と絶縁スペーサとをOリングよりも外周側に配置したボ
ルトにより締結するとともに隣り合うフランジ間を短絡
バーにより電気的に接続してなるガス絶縁開閉装置の前
記金属容器内に配置された3相の主回路導体を流れる零
相電流を検出する零相電流検出装置において、前記短絡
バーよりも内側に位置させて前記金属容器のフランジの
外周または絶縁スペーサの外周に光ファイバーを複数タ
ーン巻回して該複数ターンの光ファイバーにより零相電
流検出用光ファイバー変流器を構成し、前記各ボルトを
前記金属容器のフランジに対して絶縁したことを特徴と
するガス絶縁開閉装置用零相電流検出装置。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、3相の
導体の回りを周回するように光ファイバーを複数ターン
巻回することにより光ファイバー変流器を構成して、光
ファイバーのループの外側からの磁界をキャンセルしつ
つ金属容器内の主回路導体を流れる電流のベクトル加算
値に相当する電流による磁界を検出するようにしたの
で、外部磁界の影響を考慮した複雑な演算処理を行うこ
となく、定常時及び地絡事故時に主回路導体を流れる零
相電流を直接検出することができる利点がある。
導体の回りを周回するように光ファイバーを複数ターン
巻回することにより光ファイバー変流器を構成して、光
ファイバーのループの外側からの磁界をキャンセルしつ
つ金属容器内の主回路導体を流れる電流のベクトル加算
値に相当する電流による磁界を検出するようにしたの
で、外部磁界の影響を考慮した複雑な演算処理を行うこ
となく、定常時及び地絡事故時に主回路導体を流れる零
相電流を直接検出することができる利点がある。
【0029】特に請求項2に記載された発明によれば、
光ファイバーをフランジの外周または絶縁スペーサの外
周に巻回するようにしたので、その取り付けを容易にす
ることができ、既設のガス絶縁開閉装置にも容易に適用
することができる利点がある。
光ファイバーをフランジの外周または絶縁スペーサの外
周に巻回するようにしたので、その取り付けを容易にす
ることができ、既設のガス絶縁開閉装置にも容易に適用
することができる利点がある。
【図1】本発明の実施例の要部の構成を示した縦断面図
である。
である。
【図2】(A)は図1のA−A線断面図、(B)は図
(A)の各相の電流のベクトルを示すベクトル図であ
る。
(A)の各相の電流のベクトルを示すベクトル図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の要部を一部断面して示し
た正面図である。
た正面図である。
【図4】本発明の実施例において用いる光変流器の構成
例を示したブロック図である。
例を示したブロック図である。
【図5】地絡事故が生じたときに光変流器から得られる
信号を示した波形図である。
信号を示した波形図である。
【図6】(A)は従来例の要部の構成を示した縦断面
図、(B)は図(A)の各相の電流のベクトルを示すベ
クトル図である。
図、(B)は図(A)の各相の電流のベクトルを示すベ
クトル図である。
【図7】(A)は他の従来例の要部の構成を示した縦断
面図、(B)は図(A)の各相の電流のベクトルを示す
ベクトル図である。
面図、(B)は図(A)の各相の電流のベクトルを示す
ベクトル図である。
【符号の説明】 11,12 金属容器 11a,12a フランジ 13 絶縁スペーサ 14,15 Oリング 20u〜20w 主回路導体 22 光ファイバー
Claims (2)
- 【請求項1】 開閉回路の3相の構成機器を一括して収
納した複数の金属容器のフランジどうしを絶縁スペーサ
を介して突き合わせ、突き合わせたフランジと絶縁スペ
ーサとをボルトにより締結してなるガス絶縁開閉装置の
前記金属容器内に配置された3相の主回路導体を流れる
零相電流を検出する零相電流検出装置において、 前記3相の主回路導体の周囲を囲む状態で複数ターン巻
回された光ファイバーを前記金属容器のフランジ内に設
けて、該複数ターンの光ファイバーにより零相電流検出
用光ファイバー変流器を構成したことを特徴とするガス
絶縁開閉装置用零相電流検出装置。 - 【請求項2】 開閉回路の3相の構成機器を一括して収
納した複数の金属容器のフランジどうしを絶縁スペーサ
を介して突き合わせ、突き合わせたフランジと絶縁スペ
ーサとをボルトにより締結してなるガス絶縁開閉装置の
前記金属容器内に配置された3相の主回路導体を流れる
零相電流を検出する零相電流検出装置において、 前記金属容器のフランジの外周または絶縁スペーサの外
周に光ファイバーを複数ターン巻回して該複数ターンの
光ファイバーにより零相電流検出用光ファイバー変流器
を構成したことを特徴とするガス絶縁開閉装置用零相電
流検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229573A JPH0894675A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | ガス絶縁開閉装置用零相電流検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229573A JPH0894675A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | ガス絶縁開閉装置用零相電流検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0894675A true JPH0894675A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16894299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6229573A Withdrawn JPH0894675A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | ガス絶縁開閉装置用零相電流検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0894675A (ja) |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP6229573A patent/JPH0894675A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |