JPH0894758A - シンチレーションファイバを用いた分布型検出器 - Google Patents
シンチレーションファイバを用いた分布型検出器Info
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- JPH0894758A JPH0894758A JP6229501A JP22950194A JPH0894758A JP H0894758 A JPH0894758 A JP H0894758A JP 6229501 A JP6229501 A JP 6229501A JP 22950194 A JP22950194 A JP 22950194A JP H0894758 A JPH0894758 A JP H0894758A
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- scintillation
- scintillation fiber
- radiation
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/20—Measuring radiation intensity with scintillation detectors
- G01T1/201—Measuring radiation intensity with scintillation detectors using scintillating fibres
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シンチレーションファイバを用いた分布型検
出器において、シンチレーションファイバを長くしても
位置分解能を高く保ち、また、計測回路系をシンプルに
することを目的とする。 【構成】 同じ長さのシンチレーションファイバ102
a、102b、シンチレーションファイバ102a、1
02bのコアとほぼ同じ屈折率を有する遅延用光ファイ
バ103、受光素子104a、104b、前置増幅器1
05a、105b、コンスタントフラクションディスク
リミネータ106a、106b、時間波高変換器10
7、アナログデジタル変換器108、マルチチャンネル
波高分析器109により分布型検出器を構成する。入射
した放射線101によってシンチレーションファイバに
発生した光パルス110aと110bの伝搬時間差から
放射線の入射位置を検出する。
出器において、シンチレーションファイバを長くしても
位置分解能を高く保ち、また、計測回路系をシンプルに
することを目的とする。 【構成】 同じ長さのシンチレーションファイバ102
a、102b、シンチレーションファイバ102a、1
02bのコアとほぼ同じ屈折率を有する遅延用光ファイ
バ103、受光素子104a、104b、前置増幅器1
05a、105b、コンスタントフラクションディスク
リミネータ106a、106b、時間波高変換器10
7、アナログデジタル変換器108、マルチチャンネル
波高分析器109により分布型検出器を構成する。入射
した放射線101によってシンチレーションファイバに
発生した光パルス110aと110bの伝搬時間差から
放射線の入射位置を検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放射線の入射位置、
あるいはその強度(放射線に対して線量率)を検出する
シンチレーションファイバを用いた分布型検出器に関す
る。またこの検出器は、特定の波長域の光パルスの検出
にも用いることができる。
あるいはその強度(放射線に対して線量率)を検出する
シンチレーションファイバを用いた分布型検出器に関す
る。またこの検出器は、特定の波長域の光パルスの検出
にも用いることができる。
【0002】
【従来の技術】図35は例えば次世代放射線計測システ
ム研究会要旨論文集44ページに示された従来のシンチ
レーションファイバを用いた分布型検出器の構成を示す
図である。図において、101はコリメートされた放射
線、110a、110b、は螢光により発生した光パル
ス、3201はシンチレーションファイバ、104a、
104bは3201に接続された2つの受光素子、10
5a、105b、は2つの前置増幅器、106a、10
6bは2つのコンスタントフラクションディスクリミネ
ータ、3202は信号遅延回路、107は時間波高変換
器、108はアナログデジタル変換器、109はマルチ
チャンネル波高分析器である。
ム研究会要旨論文集44ページに示された従来のシンチ
レーションファイバを用いた分布型検出器の構成を示す
図である。図において、101はコリメートされた放射
線、110a、110b、は螢光により発生した光パル
ス、3201はシンチレーションファイバ、104a、
104bは3201に接続された2つの受光素子、10
5a、105b、は2つの前置増幅器、106a、10
6bは2つのコンスタントフラクションディスクリミネ
ータ、3202は信号遅延回路、107は時間波高変換
器、108はアナログデジタル変換器、109はマルチ
チャンネル波高分析器である。
【0003】従来のシンチレーションファイバを用いた
分布型検出器は上記のように構成され、1つの放射線1
01がシンチレーションファイバ3201に入射する
と、シンチレーションファイバ3201内で螢光が起こ
り、シンチレーションファイバ3201両端に光パルス
110a、110bが伝搬する。その後、光パルス11
0a、110bは受光素子104a、104bにそれぞ
れ入射し、電気パルス信号に変換される。そしてその信
号はそれぞれ前置増幅器105a、105bで増幅さ
れ、タイミングパルス発生回路であるコンスタントフラ
クションディスクリミネータ106a、106bでその
波形が整えられ、パルスの時刻を表わす信号に変換され
る。その2つの出力信号のうちコンスタントフラクショ
ンディスクリミネータ106aからの出力信号は信号遅
延回路3202をとおり、コンスタントフラクションデ
ィスクリミネータ106bより出力時刻が遅れるように
信号が出力される。その後、2つの信号はある時間差を
もって時間波高変換器107に入力される。時間波高分
析器107は、2つの入力端子に入力されるパルスの順
序が決められている必要があり、また先着パルスと後着
パルスの時間差には必要な最小値がある。この時間差が
必要な最小値以下であると正確な時間差が測定できな
い。放射線101がシンチレーションファイバ3201
のどの位置に入射しても上記の条件を満たす様に、信号
遅延回路3202が設けられている。従って、信号遅延
回路3202の遅延時間は光パルスがシンチレーション
ファイバ全長を伝播する時間と上記の最小時間の和以上
でなければならない。また、各回路間を接続するケーブ
ルの長さに先着側と後着側で差があれば、これも時間差
の要因として考慮しなければならない。時間波高変換器
107では上記の時間差に比例した波高をもった電気パ
ルスを出力し、このパルスはアナログデジタル変換器1
08を介してマルチチャンネル波高分析器109に入力
される。放射線101は1つだけではなく、いくつもシ
ンチレーションファイバ3201に入射するが、マルチ
チャンネル波高分析器109で波高弁別することで放射
線101の入射位置がわかり、また、カウント数から線
量率を検出することができる。
分布型検出器は上記のように構成され、1つの放射線1
01がシンチレーションファイバ3201に入射する
と、シンチレーションファイバ3201内で螢光が起こ
り、シンチレーションファイバ3201両端に光パルス
110a、110bが伝搬する。その後、光パルス11
0a、110bは受光素子104a、104bにそれぞ
れ入射し、電気パルス信号に変換される。そしてその信
号はそれぞれ前置増幅器105a、105bで増幅さ
れ、タイミングパルス発生回路であるコンスタントフラ
クションディスクリミネータ106a、106bでその
波形が整えられ、パルスの時刻を表わす信号に変換され
る。その2つの出力信号のうちコンスタントフラクショ
ンディスクリミネータ106aからの出力信号は信号遅
延回路3202をとおり、コンスタントフラクションデ
ィスクリミネータ106bより出力時刻が遅れるように
信号が出力される。その後、2つの信号はある時間差を
もって時間波高変換器107に入力される。時間波高分
析器107は、2つの入力端子に入力されるパルスの順
序が決められている必要があり、また先着パルスと後着
パルスの時間差には必要な最小値がある。この時間差が
必要な最小値以下であると正確な時間差が測定できな
い。放射線101がシンチレーションファイバ3201
のどの位置に入射しても上記の条件を満たす様に、信号
遅延回路3202が設けられている。従って、信号遅延
回路3202の遅延時間は光パルスがシンチレーション
ファイバ全長を伝播する時間と上記の最小時間の和以上
でなければならない。また、各回路間を接続するケーブ
ルの長さに先着側と後着側で差があれば、これも時間差
の要因として考慮しなければならない。時間波高変換器
107では上記の時間差に比例した波高をもった電気パ
ルスを出力し、このパルスはアナログデジタル変換器1
08を介してマルチチャンネル波高分析器109に入力
される。放射線101は1つだけではなく、いくつもシ
ンチレーションファイバ3201に入射するが、マルチ
チャンネル波高分析器109で波高弁別することで放射
線101の入射位置がわかり、また、カウント数から線
量率を検出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のシ
ンチレーションファイバを用いた分布型検出器では、信
号遅延回路を上記の様な構成で用いているため、シンチ
レーションファイバを長くすると信号遅延回路での遅延
時間を長くしなければならず、そのため時間波高変換器
に入力される2つの信号の最大時間差はシンチレーショ
ンファイバ長と信号遅延回路の遅延時間に影響を受け
る。この時間差がある値以上になってしまうと、時間波
高変換器の入力時間差のレンジを上げねばならず、その
結果、放射線の入射位置測定における位置分解能が悪く
なる。また、計測回路がシンチレーションファイバ両端
に2系統接続されているので回路の特性の違いによる誤
差があり、検出器としての精度が落ちてしまう。さら
に、入射した放射線のエネルギーは識別できない、検出
部が薄いので放射線に対するエネルギー特性が良くな
い、測定範囲が小さい、照射位置依存性がある、回路特
性により位置分解能を上げることが困難、計測回路が2
系統あるので検出器の小型化が困難などという問題点が
あった。
ンチレーションファイバを用いた分布型検出器では、信
号遅延回路を上記の様な構成で用いているため、シンチ
レーションファイバを長くすると信号遅延回路での遅延
時間を長くしなければならず、そのため時間波高変換器
に入力される2つの信号の最大時間差はシンチレーショ
ンファイバ長と信号遅延回路の遅延時間に影響を受け
る。この時間差がある値以上になってしまうと、時間波
高変換器の入力時間差のレンジを上げねばならず、その
結果、放射線の入射位置測定における位置分解能が悪く
なる。また、計測回路がシンチレーションファイバ両端
に2系統接続されているので回路の特性の違いによる誤
差があり、検出器としての精度が落ちてしまう。さら
に、入射した放射線のエネルギーは識別できない、検出
部が薄いので放射線に対するエネルギー特性が良くな
い、測定範囲が小さい、照射位置依存性がある、回路特
性により位置分解能を上げることが困難、計測回路が2
系統あるので検出器の小型化が困難などという問題点が
あった。
【0005】この発明は従来技術の上記の問題点を解決
するためになされたものであり、その第1の目的は遅延
用光ファイバを用いることによって遅延時間の長い信号
遅延回路を不要とし、位置分解能を改善することであ
る。本発明の第2の目的は、従来2系統を必要とした計
測回路を1系統とし、計測回路を簡素化するとともに系
統による回路の特性の違いによる計測誤差を減少させる
ことである。本発明の第3の目的は、放射線または光パ
ルスの入射位置および強度と同時に放射線または光パル
スのエネルギースペクトルを測定することである。本発
明のその他の目的は、放射線の検出において、高感度を
得ること、感度のエネルギー依存性を小さくして測定エ
ネルギー範囲を大きくすること、照射位置依存性を小さ
くすることおよび、照射位置または強度の較正を容易に
行うことである。
するためになされたものであり、その第1の目的は遅延
用光ファイバを用いることによって遅延時間の長い信号
遅延回路を不要とし、位置分解能を改善することであ
る。本発明の第2の目的は、従来2系統を必要とした計
測回路を1系統とし、計測回路を簡素化するとともに系
統による回路の特性の違いによる計測誤差を減少させる
ことである。本発明の第3の目的は、放射線または光パ
ルスの入射位置および強度と同時に放射線または光パル
スのエネルギースペクトルを測定することである。本発
明のその他の目的は、放射線の検出において、高感度を
得ること、感度のエネルギー依存性を小さくして測定エ
ネルギー範囲を大きくすること、照射位置依存性を小さ
くすることおよび、照射位置または強度の較正を容易に
行うことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るシ
ンチレーションファイバを用いた分布型検出器はシンチ
レーションファイバと遅延用光ファイバが接続され、フ
ァイバ端には受光素子、その後、前置増幅器、コンスタ
ントフラクションディスクリミネータ、時間波高変換
器、アナログデジタル変換器、マルチチャンネル波高分
析器を備えたものである。
ンチレーションファイバを用いた分布型検出器はシンチ
レーションファイバと遅延用光ファイバが接続され、フ
ァイバ端には受光素子、その後、前置増幅器、コンスタ
ントフラクションディスクリミネータ、時間波高変換
器、アナログデジタル変換器、マルチチャンネル波高分
析器を備えたものである。
【0007】また、請求項2の発明に係るシンチレーシ
ョンファイバを用いた分布型検出器は、遅延用光ファイ
バをシンチレーションファイバの中央に挿入、接続し、
また、時間波高変換器においては先に伝搬してきた信号
が入力する端子と後に伝搬してきた信号が入力する端子
を区別しないものである。
ョンファイバを用いた分布型検出器は、遅延用光ファイ
バをシンチレーションファイバの中央に挿入、接続し、
また、時間波高変換器においては先に伝搬してきた信号
が入力する端子と後に伝搬してきた信号が入力する端子
を区別しないものである。
【0008】さらに、請求項3の発明に係るシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバの1端面と他端に接続された遅延用光ファ
イバの端面を同じ受光素子に接続し、受光素子、前置増
幅器、コンスタントフラクションディスクリミネータを
それぞれ1つにしたものであり、ファイバ両端に伝搬し
た2つの光信号を1つの受光素子で受光するものであ
る。また、その1つの受光素子に入射した2つの光信号
の到達時間差を測定できるような計測回路を用いたもの
である。
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバの1端面と他端に接続された遅延用光ファ
イバの端面を同じ受光素子に接続し、受光素子、前置増
幅器、コンスタントフラクションディスクリミネータを
それぞれ1つにしたものであり、ファイバ両端に伝搬し
た2つの光信号を1つの受光素子で受光するものであ
る。また、その1つの受光素子に入射した2つの光信号
の到達時間差を測定できるような計測回路を用いたもの
である。
【0009】また、請求項4の発明に係るシンチレーシ
ョンファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーショ
ンファイバの1端面に受光素子を接続し、他端に接続さ
れた遅延用光ファイバの端面には反射材を配置したもの
であり、受光素子、前置増幅器、コンスタントフラクシ
ョンディスクリミネータはそれぞれ1つにしたものであ
る。また、1つの受光素子には直接入射する光信号と反
射材で反射してきた光信号の2つの光信号が時間差をも
って入射するが、その時間差を測定できるような計測回
路を用いたものである。
ョンファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーショ
ンファイバの1端面に受光素子を接続し、他端に接続さ
れた遅延用光ファイバの端面には反射材を配置したもの
であり、受光素子、前置増幅器、コンスタントフラクシ
ョンディスクリミネータはそれぞれ1つにしたものであ
る。また、1つの受光素子には直接入射する光信号と反
射材で反射してきた光信号の2つの光信号が時間差をも
って入射するが、その時間差を測定できるような計測回
路を用いたものである。
【0010】また、請求項5の発明に係るシンチレーシ
ョンファイバを用いた分布型検出器は、増幅器の出力を
分岐し、分岐した出力信号にもとづいてシンチレーショ
ンファイバの光パルスにもとづいて光パルスのエネルギ
ー分析を行うアナログデジタル変換器およびマルチチャ
ンネル波高分析器を備えたものである。
ョンファイバを用いた分布型検出器は、増幅器の出力を
分岐し、分岐した出力信号にもとづいてシンチレーショ
ンファイバの光パルスにもとづいて光パルスのエネルギ
ー分析を行うアナログデジタル変換器およびマルチチャ
ンネル波高分析器を備えたものである。
【0011】さらに、請求項6の発明に係るシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、光信号の伝搬
距離による損失をソフトウェアあるいはハードウェアで
補正するものである。
ションファイバを用いた分布型検出器は、光信号の伝搬
距離による損失をソフトウェアあるいはハードウェアで
補正するものである。
【0012】また、請求項7の発明に係るシンチレーシ
ョンファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーショ
ンファイバを複数本束状にし、それを検出部とするもの
である。
ョンファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーショ
ンファイバを複数本束状にし、それを検出部とするもの
である。
【0013】さらに、請求項8の発明に係るシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバを複数本板状にまとめたファイバ板を検出
部とするものである。
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバを複数本板状にまとめたファイバ板を検出
部とするものである。
【0014】また、請求項9の発明に係るシンチレーシ
ョンファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーショ
ンファイバを複数本板状にまとめたファイバ板を複数枚
平行に配置したものである。
ョンファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーショ
ンファイバを複数本板状にまとめたファイバ板を複数枚
平行に配置したものである。
【0015】さらに、請求項10の発明に係るシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレー
ションファイバを複数本板状にまとめてファイバ板と
し、ファイバ板2枚をファイバの方向を直交させて積層
したものを少なくとも1組備えたものである。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレー
ションファイバを複数本板状にまとめてファイバ板と
し、ファイバ板2枚をファイバの方向を直交させて積層
したものを少なくとも1組備えたものである。
【0016】さらに、請求項11の発明に係るシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ前方に低エネルギーの放射
線を吸収する材料を配置したものである。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ前方に低エネルギーの放射
線を吸収する材料を配置したものである。
【0017】さらに、請求項12の発明に係るシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ後方に高エネルギーが後方
散乱する材料を配置するものである。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ後方に高エネルギーが後方
散乱する材料を配置するものである。
【0018】また、請求項13の発明に係るシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバの材料として高原子番号の元素を含み比重
の大きい無機シンチレータ材料を用いたものである。
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバの材料として高原子番号の元素を含み比重
の大きい無機シンチレータ材料を用いたものである。
【0019】また、請求項14の発明に係るシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバ、あるいは遅延用光ファイバの経路上に光
増幅器を備えたものである。
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバ、あるいは遅延用光ファイバの経路上に光
増幅器を備えたものである。
【0020】さらに、請求項15の発明に係るシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、光増幅器の
入力側に波長シフタ材をドープしたファイバを備えたも
のである。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、光増幅器の
入力側に波長シフタ材をドープしたファイバを備えたも
のである。
【0021】また、請求項16の発明に係るシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバに放射線源を備えたものである。
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバに放射線源を備えたものである。
【0022】さらに、請求項17の発明に係るシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバをこれと直角の方向に駆動
する駆動機構を備えたものである。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバをこれと直角の方向に駆動
する駆動機構を備えたものである。
【0023】また、請求項18の発明に係るシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、微細加工技術
により、受光素子をファイバ端に埋め込んだものであ
る。
ションファイバを用いた分布型検出器は、微細加工技術
により、受光素子をファイバ端に埋め込んだものであ
る。
【0024】
【作用】請求項1の発明におけるシンチレーションファ
イバを用いた分布型検出器は、シンチレーションファイ
バと遅延用光ファイバが接続され、ファイバ端には受光
素子、その後、前置増幅器、コンスタントフラクション
ディスクリミネータ、時間波高変換器、アナログデジタ
ル変換器、マルチチャンネル波高分析器を備えたもので
ある。このように、遅延用光ファイバを用いることで、
位置分解能を上げる、計測回路系をシンプルにできる、
計測回路を1系統にする、等のことが可能となる。
イバを用いた分布型検出器は、シンチレーションファイ
バと遅延用光ファイバが接続され、ファイバ端には受光
素子、その後、前置増幅器、コンスタントフラクション
ディスクリミネータ、時間波高変換器、アナログデジタ
ル変換器、マルチチャンネル波高分析器を備えたもので
ある。このように、遅延用光ファイバを用いることで、
位置分解能を上げる、計測回路系をシンプルにできる、
計測回路を1系統にする、等のことが可能となる。
【0025】また、請求項2の発明におけるシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバの中央に遅延用光ファイバを挿入、接続し
時間波高変換器に入力される2つの信号の到達時間差が
ある値以上になるようにする。また、先に伝搬してきた
信号が入力する端子と後に伝搬してきた信号が入力する
端子を区別しない時間波高変換器を備えたものである。
このような構成にすることでシンチレーションファイバ
を長くしても遅延用光ファイバの長さは変える必要がな
い。よって、時間波高変換器に入力される最大時間差は
シンチレーションファイバ長にのみ影響されることにな
り、その値は従来技術の(n+t)/(2n+t)とな
る。ここで、nは光パルスがシンチレーションファイバ
全長を伝搬する時間、tは時間波高変換器における不感
時間である。これにより従来より位置分解能を上げるこ
とができる。
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバの中央に遅延用光ファイバを挿入、接続し
時間波高変換器に入力される2つの信号の到達時間差が
ある値以上になるようにする。また、先に伝搬してきた
信号が入力する端子と後に伝搬してきた信号が入力する
端子を区別しない時間波高変換器を備えたものである。
このような構成にすることでシンチレーションファイバ
を長くしても遅延用光ファイバの長さは変える必要がな
い。よって、時間波高変換器に入力される最大時間差は
シンチレーションファイバ長にのみ影響されることにな
り、その値は従来技術の(n+t)/(2n+t)とな
る。ここで、nは光パルスがシンチレーションファイバ
全長を伝搬する時間、tは時間波高変換器における不感
時間である。これにより従来より位置分解能を上げるこ
とができる。
【0026】また、請求項3の発明におけるシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバの1端面と他端に接続された遅延用光ファ
イバの端面を同じ受光素子に接続し、受光素子、前置増
幅器、コンスタントフラクションディスクリミネータを
それぞれ1つにしたものであり、ファイバ両端に伝搬し
た2つの光信号を1つの受光素子で受光するものであ
る。また、その1つの受光素子に入射した2つの光信号
の到達時間差を測定できるような計測回路を用いたもの
である。このような構成にすることで計測回路を1系統
にすることができ、計測器間の特性の違いによる誤差を
なくすことができる。また、検出器を小型化することが
できる。
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバの1端面と他端に接続された遅延用光ファ
イバの端面を同じ受光素子に接続し、受光素子、前置増
幅器、コンスタントフラクションディスクリミネータを
それぞれ1つにしたものであり、ファイバ両端に伝搬し
た2つの光信号を1つの受光素子で受光するものであ
る。また、その1つの受光素子に入射した2つの光信号
の到達時間差を測定できるような計測回路を用いたもの
である。このような構成にすることで計測回路を1系統
にすることができ、計測器間の特性の違いによる誤差を
なくすことができる。また、検出器を小型化することが
できる。
【0027】また、請求項4の発明におけるシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバの1端面に受光素子を接続し、他端に接続
された遅延用光ファイバの端面には反射材を配置したも
のであり、受光素子、前置増幅器、コンスタントフラク
ションディスクリミネータはそれぞれ1つにしたもので
ある。また、1つの受光素子には直接入射する光信号と
反射材で反射してきた光信号の2つの光信号が時間差を
もって入射するが、その時間差を測定できるような計測
回路を用いたものである。このような構成にすることで
計測回路を1系統にすることができ、計測器間の特性の
違いによる誤差をなくすことができる。
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバの1端面に受光素子を接続し、他端に接続
された遅延用光ファイバの端面には反射材を配置したも
のであり、受光素子、前置増幅器、コンスタントフラク
ションディスクリミネータはそれぞれ1つにしたもので
ある。また、1つの受光素子には直接入射する光信号と
反射材で反射してきた光信号の2つの光信号が時間差を
もって入射するが、その時間差を測定できるような計測
回路を用いたものである。このような構成にすることで
計測回路を1系統にすることができ、計測器間の特性の
違いによる誤差をなくすことができる。
【0028】さらに、請求項5の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、1つの信号
の入力に対し、2つの信号を出力する前置増幅器を備え
たものである。1つの出力からは入射した放射線、ある
いはある波長域の光パルスの入射位置測定に用い、もう
1つの出力はエネルギー分布測定に用いる。このような
構成にすることで、入射位置測定だけでなく、エネルギ
ー分布測定もできる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、1つの信号
の入力に対し、2つの信号を出力する前置増幅器を備え
たものである。1つの出力からは入射した放射線、ある
いはある波長域の光パルスの入射位置測定に用い、もう
1つの出力はエネルギー分布測定に用いる。このような
構成にすることで、入射位置測定だけでなく、エネルギ
ー分布測定もできる。
【0029】また、請求項6の発明におけるシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、光信号の伝搬
距離による損失をソフトウェアあるいはハードウェアで
補正するものである。これにより、測定対象となる放射
線、あるいはある波長域の光パルスの入射位置によるエ
ネルギー分布結果の差を低減することができる。
ションファイバを用いた分布型検出器は、光信号の伝搬
距離による損失をソフトウェアあるいはハードウェアで
補正するものである。これにより、測定対象となる放射
線、あるいはある波長域の光パルスの入射位置によるエ
ネルギー分布結果の差を低減することができる。
【0030】また、請求項7の発明におけるシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバを複数本束状にし、それを検出部とするも
のである。このような構成にすることで、入射した放射
線、あるいはある波長域の光パルスのシンチレーション
ファイバ内での螢光反応の確率を上げることができ、受
光素子に入力する光量も上げることができる。
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバを複数本束状にし、それを検出部とするも
のである。このような構成にすることで、入射した放射
線、あるいはある波長域の光パルスのシンチレーション
ファイバ内での螢光反応の確率を上げることができ、受
光素子に入力する光量も上げることができる。
【0031】また、請求項8の発明におけるシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバを複数本板状にまとめたファイバ板を検出
部とするものである。これにより、入射した放射線、あ
るいはある波長域の光パルスの入射位置を2次元で測定
できる。
ションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレーシ
ョンファイバを複数本板状にまとめたファイバ板を検出
部とするものである。これにより、入射した放射線、あ
るいはある波長域の光パルスの入射位置を2次元で測定
できる。
【0032】さらに、請求項9の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、ファイバ板
を複数枚平行に配置しているので放射線あるいは波長域
の光パルスの飛跡を測定できる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、ファイバ板
を複数枚平行に配置しているので放射線あるいは波長域
の光パルスの飛跡を測定できる。
【0033】そして、請求項10の発明におけるシンチ
レーションファイバを用いた分布型検出器は、ファイバ
板をファイバの方向を直交させて積層しているので、少
ない数の受光素子で放射線または光パルスの入射位置を
2次元で測定できる。
レーションファイバを用いた分布型検出器は、ファイバ
板をファイバの方向を直交させて積層しているので、少
ない数の受光素子で放射線または光パルスの入射位置を
2次元で測定できる。
【0034】また、請求項11の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ前方に低エネルギーの放射
線を吸収する材料を配置するものである。このような構
成にすることで、シンチレーションファイバ内における
低エネルギーの放射線の反応確率と高エネルギーの放射
線の反応確率の差を小さくすることができ、放射線のエ
ネルギーに対する線量率の感度を平坦化できる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ前方に低エネルギーの放射
線を吸収する材料を配置するものである。このような構
成にすることで、シンチレーションファイバ内における
低エネルギーの放射線の反応確率と高エネルギーの放射
線の反応確率の差を小さくすることができ、放射線のエ
ネルギーに対する線量率の感度を平坦化できる。
【0035】また、請求項12の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ後方に高エネルギーの放射
線が後方散乱するような材料を配置するものである。こ
のような構成にすることで、シンチレーションファイバ
内における低エネルギーの放射線の反応確率と高エネル
ギーの放射線の反応確率の差を小さくすることができ、
放射線のエネルギーに対する線量率の感度を平坦化でき
る。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ後方に高エネルギーの放射
線が後方散乱するような材料を配置するものである。こ
のような構成にすることで、シンチレーションファイバ
内における低エネルギーの放射線の反応確率と高エネル
ギーの放射線の反応確率の差を小さくすることができ、
放射線のエネルギーに対する線量率の感度を平坦化でき
る。
【0036】さらに、請求項13の発明におけるシンチ
レーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレ
ーションファイバの材料として無機シンチレータ材を用
いたものである。このようにすることで、高エネルギー
の放射線のシンチレーションファイバ内の反応確率を高
めることができる。
レーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレ
ーションファイバの材料として無機シンチレータ材を用
いたものである。このようにすることで、高エネルギー
の放射線のシンチレーションファイバ内の反応確率を高
めることができる。
【0037】また、請求項14の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレー
ションファイバ、あるいは遅延用光ファイバの経路上に
光増幅器を備えたものである。このような構成にするこ
とで、ファイバ内での光の伝送損失を補うことができ、
測定範囲を拡大することができる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレー
ションファイバ、あるいは遅延用光ファイバの経路上に
光増幅器を備えたものである。このような構成にするこ
とで、ファイバ内での光の伝送損失を補うことができ、
測定範囲を拡大することができる。
【0038】また、請求項15の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレー
ションファイバと光増幅器の間に波長シフタ材をドープ
したファイバを備えたものである。このような構成にす
ることで、シンチレーションファイバ内での螢光により
発生した光パルスの波長が光増幅器の増幅可能波長帯よ
り短くても、波長シフタにより光パルスの波長を光増幅
器の増幅可能波長帯までシフトすることができ、その結
果ファイバ内での光の伝送損失を補うことができ、測定
範囲を拡大することができる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレー
ションファイバと光増幅器の間に波長シフタ材をドープ
したファイバを備えたものである。このような構成にす
ることで、シンチレーションファイバ内での螢光により
発生した光パルスの波長が光増幅器の増幅可能波長帯よ
り短くても、波長シフタにより光パルスの波長を光増幅
器の増幅可能波長帯までシフトすることができ、その結
果ファイバ内での光の伝送損失を補うことができ、測定
範囲を拡大することができる。
【0039】さらに、請求項16の発明におけるシンチ
レーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレ
ーションファイバに放射線源を備えたものである。この
ように位置の基準とする放射線源を配置することで、放
射線、あるいはある波長域の光パルスの入射位置測定に
対する位置分解能を上げることができる。
レーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレ
ーションファイバに放射線源を備えたものである。この
ように位置の基準とする放射線源を配置することで、放
射線、あるいはある波長域の光パルスの入射位置測定に
対する位置分解能を上げることができる。
【0040】また、請求項17の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバを可動式にするものであ
る。このようにすることで、測定範囲の拡大ができ、測
定対象となる放射線、あるいはある波長域の光パルスの
空間分布を測定することができる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバを可動式にするものであ
る。このようにすることで、測定範囲の拡大ができ、測
定対象となる放射線、あるいはある波長域の光パルスの
空間分布を測定することができる。
【0041】さらに、請求項18の発明におけるシンチ
レーションファイバを用いた分布型検出器は、微細加工
技術により、受光素子をファイバ端に埋め込んだもので
ある。このような構成にすることで検出器を小型化でき
る。また、ファイバ内を伝送する光のファイバ端面での
損失を低減することができ、測定範囲の拡大ができる。
レーションファイバを用いた分布型検出器は、微細加工
技術により、受光素子をファイバ端に埋め込んだもので
ある。このような構成にすることで検出器を小型化でき
る。また、ファイバ内を伝送する光のファイバ端面での
損失を低減することができ、測定範囲の拡大ができる。
【0042】
実施例1.図1は本発明の実施例1を示す構成図であ
り、図1において101は測定対象となる放射線、ある
いは特定の波長域の光パルスである。102a、102
bは同じ長さのシンチレーションファイバ、103はシ
ンチレーションファイバ102a、102bのコアとほ
ぼ同じ屈折率を有する遅延用光ファイバである。シンチ
レーションファイバは放射線または特定の波長域の光、
例えば紫外線に対して螢光を発生するものであるが、遅
延用光ファイバには螢光を発生しないものを用いる10
4a、104bは受光素子、105a、105bは前置
増幅器、106a、106bはコンスタントフラクショ
ンディスクリミネータ、107は時間波高変換器であ
る。この時間波高変換器の2つの入力端子には1つの放
射線、あるいは波長域の光パルスに対しそれぞれ2つの
タイミングパルスが入力されるが、従来と違いどちらの
タイミングパルスが先に入力されても、時間差を測定で
きるような時間波高変換器を用いる。108はアナログ
デジタル変換器、109はマルチチャンネル波高分析器
である。110a、110bは螢光によって発生した光
パルスである。
り、図1において101は測定対象となる放射線、ある
いは特定の波長域の光パルスである。102a、102
bは同じ長さのシンチレーションファイバ、103はシ
ンチレーションファイバ102a、102bのコアとほ
ぼ同じ屈折率を有する遅延用光ファイバである。シンチ
レーションファイバは放射線または特定の波長域の光、
例えば紫外線に対して螢光を発生するものであるが、遅
延用光ファイバには螢光を発生しないものを用いる10
4a、104bは受光素子、105a、105bは前置
増幅器、106a、106bはコンスタントフラクショ
ンディスクリミネータ、107は時間波高変換器であ
る。この時間波高変換器の2つの入力端子には1つの放
射線、あるいは波長域の光パルスに対しそれぞれ2つの
タイミングパルスが入力されるが、従来と違いどちらの
タイミングパルスが先に入力されても、時間差を測定で
きるような時間波高変換器を用いる。108はアナログ
デジタル変換器、109はマルチチャンネル波高分析器
である。110a、110bは螢光によって発生した光
パルスである。
【0043】次に動作について説明する。まず、1つの
放射線、あるいは特定の波長域の光パルス101がシン
チレーションファイバ102a、あるいは102bに入
射するとファイバ内で螢光が起こり、それによって発生
した光パルス110a、110bがファイバ両端へ向か
って伝搬する。このとき、放射線、あるいはある波長域
の光パルス101が遅延用光ファイバ103に入射して
も螢光は起こらない。光パルス110a、110bはフ
ァイバ内を伝搬した後、受光素子104a、104bに
入射する。受光素子104a、104bで光信号が電気
信号に変換され、その後順次前置増幅器105a、10
5bで信号が増幅され、コンスタントフラクションディ
スクリミネータ106a、106bで信号がタイミング
パルスとして適当な波形に整えられ、時間波高変換器1
07で2つの信号の入力時間差に比例した波高の電気パ
ルスが出力される。その後、アナログデジタル変換器1
08でアナログ信号の波高値がデジタル化されたあと、
マルチチャンネル波高分析器109に信号が入力されそ
の波高値別にカウントしていく。
放射線、あるいは特定の波長域の光パルス101がシン
チレーションファイバ102a、あるいは102bに入
射するとファイバ内で螢光が起こり、それによって発生
した光パルス110a、110bがファイバ両端へ向か
って伝搬する。このとき、放射線、あるいはある波長域
の光パルス101が遅延用光ファイバ103に入射して
も螢光は起こらない。光パルス110a、110bはフ
ァイバ内を伝搬した後、受光素子104a、104bに
入射する。受光素子104a、104bで光信号が電気
信号に変換され、その後順次前置増幅器105a、10
5bで信号が増幅され、コンスタントフラクションディ
スクリミネータ106a、106bで信号がタイミング
パルスとして適当な波形に整えられ、時間波高変換器1
07で2つの信号の入力時間差に比例した波高の電気パ
ルスが出力される。その後、アナログデジタル変換器1
08でアナログ信号の波高値がデジタル化されたあと、
マルチチャンネル波高分析器109に信号が入力されそ
の波高値別にカウントしていく。
【0044】時間波高変換器107には1つの放射線、
あるいはある波長域の光パルスに対し2つのタイミング
パルスが入力されるが、遅延用光ファイバ103が存在
するため必ずある時間差をもって入力される。この遅延
用光ファイバ103の長さを調整することで時間波高変
換器107に入力される2つのタイミングパルスの時間
差の最小値を調整できる。時間波高変換器では先に入力
される信号と後に入力される信号の時間差がある値以下
であると、測定に誤差を与えてしまうが、遅延用光ファ
イバの長さをある値以上にすることでこの誤差をなくす
ことができる。また、シンチレーションファイバの長さ
を長くすると、時間波高変換器107に入力される2つ
のタイミングパルスの最大時間差は大きくなるが、従来
の信号遅延回路のかわりに上記のような遅延用光ファイ
バ103を用いていること、および上記のような時間波
高変換器107を用いていることにより遅延用光ファイ
バ103の長さを長くする必要はない。すなわち、遅延
用光ファイバの長さは、時間波高変換器107の前述の
計測不能時間帯に相当する位置に、その時間に相当する
長さだけ配置すればよく、従来の信号遅延回路3202
の様に光パルスがシンチレーションファイバ全長を伝播
する時間より長い遅延時間とする必要はない。このとき
の2つのタイミングパルスの最大時間差は従来の(n+
t)/(2n+t)となる。ここで、nは光パルスがシ
ンチレーションファイバ全長を伝搬する時間、tは時間
波高変換器において上記測定誤差が発生しない最低時間
差である。よって、時間波高変換器における時間差のレ
ンジを低く保つことができ、位置検出における位置分解
能を従来に比べ上げることができる。また、信号遅延回
路を省くことができるので計測系を簡素化できる。ま
た、遅延用光ファイバは電気的な信号遅延回路に比べて
高周波特性が良いため伝送波形の歪が少なく、遅延時間
の温度変化も少ないので位置検出精度が良い。
あるいはある波長域の光パルスに対し2つのタイミング
パルスが入力されるが、遅延用光ファイバ103が存在
するため必ずある時間差をもって入力される。この遅延
用光ファイバ103の長さを調整することで時間波高変
換器107に入力される2つのタイミングパルスの時間
差の最小値を調整できる。時間波高変換器では先に入力
される信号と後に入力される信号の時間差がある値以下
であると、測定に誤差を与えてしまうが、遅延用光ファ
イバの長さをある値以上にすることでこの誤差をなくす
ことができる。また、シンチレーションファイバの長さ
を長くすると、時間波高変換器107に入力される2つ
のタイミングパルスの最大時間差は大きくなるが、従来
の信号遅延回路のかわりに上記のような遅延用光ファイ
バ103を用いていること、および上記のような時間波
高変換器107を用いていることにより遅延用光ファイ
バ103の長さを長くする必要はない。すなわち、遅延
用光ファイバの長さは、時間波高変換器107の前述の
計測不能時間帯に相当する位置に、その時間に相当する
長さだけ配置すればよく、従来の信号遅延回路3202
の様に光パルスがシンチレーションファイバ全長を伝播
する時間より長い遅延時間とする必要はない。このとき
の2つのタイミングパルスの最大時間差は従来の(n+
t)/(2n+t)となる。ここで、nは光パルスがシ
ンチレーションファイバ全長を伝搬する時間、tは時間
波高変換器において上記測定誤差が発生しない最低時間
差である。よって、時間波高変換器における時間差のレ
ンジを低く保つことができ、位置検出における位置分解
能を従来に比べ上げることができる。また、信号遅延回
路を省くことができるので計測系を簡素化できる。ま
た、遅延用光ファイバは電気的な信号遅延回路に比べて
高周波特性が良いため伝送波形の歪が少なく、遅延時間
の温度変化も少ないので位置検出精度が良い。
【0045】図2は前記実施例1において遅延用光ファ
イバとシンチレーションファイバの配置の仕方を示すも
のである。遅延用光ファイバ103は前述の様に時間波
高変換器107の計測不能時間帯に相当する位置に配置
されているため、図1の様に直線的に配置すると遅延用
光ファイバの部分が計測不能領域となる。これを避ける
ためには図2の様にシンチレーション光ファイバ102
aと102bとが隙間をあけない様に配置すれば良い。
また遅延用光ファイバとしてシンチレーション光ファイ
バを用い、これに放射線または光に対する遮蔽を施した
ものでもよい。
イバとシンチレーションファイバの配置の仕方を示すも
のである。遅延用光ファイバ103は前述の様に時間波
高変換器107の計測不能時間帯に相当する位置に配置
されているため、図1の様に直線的に配置すると遅延用
光ファイバの部分が計測不能領域となる。これを避ける
ためには図2の様にシンチレーション光ファイバ102
aと102bとが隙間をあけない様に配置すれば良い。
また遅延用光ファイバとしてシンチレーション光ファイ
バを用い、これに放射線または光に対する遮蔽を施した
ものでもよい。
【0046】実施例2.図3は実施例2を示す構成図で
あり、図3において301はシンチレーションファイ
バ、302は遅延用光ファイバ、303は1つの放射
線、あるいはある波長域の光パルスによって発生する2
つの光パルスを受光する受光素子、304は前置増幅
器、305はコンスタントフラクションディスクリミネ
ータ、306はコンスタントフラクションディスクリミ
ネータから出力された2つのタイミングパルスをそれぞ
れ分岐し、先に入力されたパルスと後に入力されたパル
スとをそれぞれ異なった端子から出力するような信号弁
別回路、307は時間波高変換器である。
あり、図3において301はシンチレーションファイ
バ、302は遅延用光ファイバ、303は1つの放射
線、あるいはある波長域の光パルスによって発生する2
つの光パルスを受光する受光素子、304は前置増幅
器、305はコンスタントフラクションディスクリミネ
ータ、306はコンスタントフラクションディスクリミ
ネータから出力された2つのタイミングパルスをそれぞ
れ分岐し、先に入力されたパルスと後に入力されたパル
スとをそれぞれ異なった端子から出力するような信号弁
別回路、307は時間波高変換器である。
【0047】次に動作について説明する。1つの放射
線、あるいはある波長域の光パルス101がシンチレー
ションファイバ301に入射すると、ファイバ内で螢光
が起こり光パルス110a、110bが発生する。2つ
の光パルスのうち110aは遅延用光ファイバ302を
伝搬して受光素子303に入射する。他方、光パルス1
10bは直接受光素子303に入射する。シンチレーシ
ョンファイバ全長を光パルスが伝搬する時間より遅延用
光ファイバ全長を光パルスが伝搬する時間のほうが長い
とき、必ず110bのほうが先に受光素子に入射する。
後段の時間波高変換器においては、入力される2つのタ
イミングパルスの時間差が小さすぎることで発生する測
定誤差があるが、この誤差が発生しない最低時間差より
も上記伝搬時間の差が大きければ、この誤差は発生しな
い。そのあと2つの光パルスは受光素子303で電気パ
ルスに変換され、前置増幅器304、コンスタントフラ
クションディスクリミネータ305を伝搬し、信号弁別
回路306にそれぞれ入力される。信号弁別回路306
で先に入力された信号と、後に入力された信号を分岐し
それぞれ異なった端子から出力する。そのあと時間波高
変換器307で2つの信号の入力時間差に比例した波高
の電気パルスを出力し、アナログデジタル変換器108
でアナログ信号の波高値がデジタル化されたあと、マル
チチャンネル波高分析器109に信号が入力されたその
波高値別にカウントしていく。このように本実施例では
計測回路系を従来と違い1系統にすることができ、計測
器間の特性の違いによる誤差をなくすことができる。ま
た、検出器を小型化することができる。なお、遅延用光
ファイバとして、放射線または光に対する遮蔽を施した
シンチレーションファイバを用いてもよい。
線、あるいはある波長域の光パルス101がシンチレー
ションファイバ301に入射すると、ファイバ内で螢光
が起こり光パルス110a、110bが発生する。2つ
の光パルスのうち110aは遅延用光ファイバ302を
伝搬して受光素子303に入射する。他方、光パルス1
10bは直接受光素子303に入射する。シンチレーシ
ョンファイバ全長を光パルスが伝搬する時間より遅延用
光ファイバ全長を光パルスが伝搬する時間のほうが長い
とき、必ず110bのほうが先に受光素子に入射する。
後段の時間波高変換器においては、入力される2つのタ
イミングパルスの時間差が小さすぎることで発生する測
定誤差があるが、この誤差が発生しない最低時間差より
も上記伝搬時間の差が大きければ、この誤差は発生しな
い。そのあと2つの光パルスは受光素子303で電気パ
ルスに変換され、前置増幅器304、コンスタントフラ
クションディスクリミネータ305を伝搬し、信号弁別
回路306にそれぞれ入力される。信号弁別回路306
で先に入力された信号と、後に入力された信号を分岐し
それぞれ異なった端子から出力する。そのあと時間波高
変換器307で2つの信号の入力時間差に比例した波高
の電気パルスを出力し、アナログデジタル変換器108
でアナログ信号の波高値がデジタル化されたあと、マル
チチャンネル波高分析器109に信号が入力されたその
波高値別にカウントしていく。このように本実施例では
計測回路系を従来と違い1系統にすることができ、計測
器間の特性の違いによる誤差をなくすことができる。ま
た、検出器を小型化することができる。なお、遅延用光
ファイバとして、放射線または光に対する遮蔽を施した
シンチレーションファイバを用いてもよい。
【0048】実施例3.前記実施例2における信号弁別
回路306において、1つめの信号が入力されたあとス
イッチング素子により2つめの信号は異なった経路を通
るようにし、2つめの信号が入力されたあとは元の状態
にリセットされるような回路を構成する。このとき、2
つの入力信号の入力時間差が変化しないようにする。こ
れにより1つの端子から入力された2つの信号を分岐
し、異なった端子に出力することができる。
回路306において、1つめの信号が入力されたあとス
イッチング素子により2つめの信号は異なった経路を通
るようにし、2つめの信号が入力されたあとは元の状態
にリセットされるような回路を構成する。このとき、2
つの入力信号の入力時間差が変化しないようにする。こ
れにより1つの端子から入力された2つの信号を分岐
し、異なった端子に出力することができる。
【0049】この目的に使用する信号弁別回路の例を図
4に示す。図4において、初期状態では単安定回路30
62の出力CがLOW、バーCがHIGHであるため、
ゲート回路3063がオープン、3064がクローズで
ある。従って2つの入力信号P1、P2のうち先着のP
1はゲート回路3063から出力される。入力信号P1
により単安定回路3061が応答してP1よりわずかに
長い出力パルスBを発生し、出力パルスBの終端で単安
定回路3062を反転させる。その後単安定回路の出力
C、バーCが反転している期間中はゲート回路3063
がクローズ、3064がオープンとなる。従って入力信
号のうちP2はゲート回路3064から出力される。な
おゲート回路3063、3064のかわりにアンド回路
を用いてもよい。
4に示す。図4において、初期状態では単安定回路30
62の出力CがLOW、バーCがHIGHであるため、
ゲート回路3063がオープン、3064がクローズで
ある。従って2つの入力信号P1、P2のうち先着のP
1はゲート回路3063から出力される。入力信号P1
により単安定回路3061が応答してP1よりわずかに
長い出力パルスBを発生し、出力パルスBの終端で単安
定回路3062を反転させる。その後単安定回路の出力
C、バーCが反転している期間中はゲート回路3063
がクローズ、3064がオープンとなる。従って入力信
号のうちP2はゲート回路3064から出力される。な
おゲート回路3063、3064のかわりにアンド回路
を用いてもよい。
【0050】実施例4.前記実施例2における信号弁別
回路306において、1つめのパルス信号と2つめのパ
ルス信号の波高値の違いを利用し、波高弁別回路によっ
てそれぞれの信号を異なった経路を通らせるようにす
る。このとき、2つの入力信号の入力時間差が変化しな
いようにする。これにより、1つの端子から入力された
2つの信号を分岐し、異なった端子に出力することがで
きる。
回路306において、1つめのパルス信号と2つめのパ
ルス信号の波高値の違いを利用し、波高弁別回路によっ
てそれぞれの信号を異なった経路を通らせるようにす
る。このとき、2つの入力信号の入力時間差が変化しな
いようにする。これにより、1つの端子から入力された
2つの信号を分岐し、異なった端子に出力することがで
きる。
【0051】この目的に使用する信号弁別回路の例を図
5に示す。図5において、シングルチャネル波高分析器
(SCA−H)3065は波高値範囲VH のパルスに応
答し、入力パルスP1、P2のうちP1が出力Bを発生
する。SCA−L3066は波高値範囲VL のパルスに
応答し、P2による出力Cを発生する。パルスB、Cは
パルスの弁別に使われるが、シングルチャネル波高分析
器の出力信号は入力信号より遅れて発生するため、コン
スタントフラクションディスクリミネータ305の出力
Dを遅延回路3067で遅延させ、上記の遅れにタイミ
ングを合わせEとする。アンド回路3068はSCA−
Hとタイミングの合うP1(遅延)を選別し出力信号F
を発生し、アンド回路3069はP2(遅延)を選別し
て出力信号Gを発生する。以上によりアンド回路306
8は、波高値範囲VH の入力信号に対応するタイミング
信号を出力し、アンド回路3069は波高値範囲VL の
入力信号に対応するタイミング信号を出力する。
5に示す。図5において、シングルチャネル波高分析器
(SCA−H)3065は波高値範囲VH のパルスに応
答し、入力パルスP1、P2のうちP1が出力Bを発生
する。SCA−L3066は波高値範囲VL のパルスに
応答し、P2による出力Cを発生する。パルスB、Cは
パルスの弁別に使われるが、シングルチャネル波高分析
器の出力信号は入力信号より遅れて発生するため、コン
スタントフラクションディスクリミネータ305の出力
Dを遅延回路3067で遅延させ、上記の遅れにタイミ
ングを合わせEとする。アンド回路3068はSCA−
Hとタイミングの合うP1(遅延)を選別し出力信号F
を発生し、アンド回路3069はP2(遅延)を選別し
て出力信号Gを発生する。以上によりアンド回路306
8は、波高値範囲VH の入力信号に対応するタイミング
信号を出力し、アンド回路3069は波高値範囲VL の
入力信号に対応するタイミング信号を出力する。
【0052】実施例5.図6は前記実施例2における信
号弁別回路306の他の例を示すものである。本実施例
における信号弁別回路356は実施例2におけるコンス
タントフラクションディスクリミネータ305と信号弁
別回路306の機能を兼ねている。時間差を計測する2
つのパルスが同一の経路を通る場合、2つのパルスは互
いに時間的に分離していなければならないので、個々の
パルス幅以内に接近したパルスの時間差は計測できな
い。本実施例の信号弁別回路はこの不都合を解消できる
ものであり、重なり合った2つのパルスの個々の時刻に
対応した出力パルスを別々の出力端子に発生する。ディ
レイライン整形回路3561はステップ波形のプリアン
プの出力信号を矩形波に整形する。2つの入力信号P
1、P2が接近している場合は重なり合った矩形波Bを
出力する。遅延回路3562と1/4減衰器3563の
出力信号は、減算器3565に与えられて第1のパルス
P1のタイミング信号を発生する。一方3/4減衰器3
564は減算器3566から第2のパルスP2のタイミ
ング信号を発生する。このように信号弁別回路356は
2つの入力信号の時間差がパルス幅より小さい時でも、
夫々のタイミング信号を2つの別々の出力端子から出力
することができる。なお、遅延回路3562の遅延時間
をディレイライン整形回路3561の出力パルス幅の1
/2に選ぶと計測できる時間差の範囲を最大にすること
ができる。
号弁別回路306の他の例を示すものである。本実施例
における信号弁別回路356は実施例2におけるコンス
タントフラクションディスクリミネータ305と信号弁
別回路306の機能を兼ねている。時間差を計測する2
つのパルスが同一の経路を通る場合、2つのパルスは互
いに時間的に分離していなければならないので、個々の
パルス幅以内に接近したパルスの時間差は計測できな
い。本実施例の信号弁別回路はこの不都合を解消できる
ものであり、重なり合った2つのパルスの個々の時刻に
対応した出力パルスを別々の出力端子に発生する。ディ
レイライン整形回路3561はステップ波形のプリアン
プの出力信号を矩形波に整形する。2つの入力信号P
1、P2が接近している場合は重なり合った矩形波Bを
出力する。遅延回路3562と1/4減衰器3563の
出力信号は、減算器3565に与えられて第1のパルス
P1のタイミング信号を発生する。一方3/4減衰器3
564は減算器3566から第2のパルスP2のタイミ
ング信号を発生する。このように信号弁別回路356は
2つの入力信号の時間差がパルス幅より小さい時でも、
夫々のタイミング信号を2つの別々の出力端子から出力
することができる。なお、遅延回路3562の遅延時間
をディレイライン整形回路3561の出力パルス幅の1
/2に選ぶと計測できる時間差の範囲を最大にすること
ができる。
【0053】実施例6.図7は実施例6を示す構成図で
あり、図7において401はシンチレーションファイ
バ、402は遅延用光ファイバ、403は反射材、40
4は受光素子である。次に動作について説明する。1つ
の放射線、あるいはある波長域の光パルス101がシン
チレーションファイバ401に入射すると、ファイバ内
で螢光が起こり光パルス110a、110bが発生す
る。2つの光パルスのうち110aは遅延用光ファイバ
402を伝搬し、ファイバ端に配置されている反射材4
03で反射し、受光素子404に入射する。他方、光パ
ルス110bは直接受光素子404に入射する。後段の
時間波高変換器においては、入力される2つのタイミン
グパルスの時間差が小さすぎることで発生する測定誤差
があるが、この誤差が発生しない最低時間差よりも2つ
の光パルスの受光素子への入力時間差が大きければ、こ
の誤差は発生しない。この誤差の発生を防ぐため、遅延
用光ファイバ402の長さは光パルスが往復する時間
が、上記の誤差が発生しない最低時間よりも大きくなる
ような長さにする。受光素子以下の計測回路は実施例2
と同様でよい。上記のような構成にしたとき、シンチレ
ーションファイバの長さを長くすると、受光素子404
に入力される2つの光パルス110a、110bの最大
入力時間差は大きくなるが、従来の信号遅延回路のかわ
りに上記のような遅延用光ファイバを用いていることに
より遅延用光ファイバ402の長さを長くする必要はな
い。つまり、遅延時間を長くする必要はない。よって、
実施例1と同様に時間波高変換器における時間差のレン
ジを低く保つことができ、位置検出における位置分解能
を従来に比べ上げることができる。また、本実施例では
計測回路系を従来と違い1系統にすることができ、計測
器間の特性の違いによる誤差をなくすことができる。ま
た、検出器を小型化することができる。
あり、図7において401はシンチレーションファイ
バ、402は遅延用光ファイバ、403は反射材、40
4は受光素子である。次に動作について説明する。1つ
の放射線、あるいはある波長域の光パルス101がシン
チレーションファイバ401に入射すると、ファイバ内
で螢光が起こり光パルス110a、110bが発生す
る。2つの光パルスのうち110aは遅延用光ファイバ
402を伝搬し、ファイバ端に配置されている反射材4
03で反射し、受光素子404に入射する。他方、光パ
ルス110bは直接受光素子404に入射する。後段の
時間波高変換器においては、入力される2つのタイミン
グパルスの時間差が小さすぎることで発生する測定誤差
があるが、この誤差が発生しない最低時間差よりも2つ
の光パルスの受光素子への入力時間差が大きければ、こ
の誤差は発生しない。この誤差の発生を防ぐため、遅延
用光ファイバ402の長さは光パルスが往復する時間
が、上記の誤差が発生しない最低時間よりも大きくなる
ような長さにする。受光素子以下の計測回路は実施例2
と同様でよい。上記のような構成にしたとき、シンチレ
ーションファイバの長さを長くすると、受光素子404
に入力される2つの光パルス110a、110bの最大
入力時間差は大きくなるが、従来の信号遅延回路のかわ
りに上記のような遅延用光ファイバを用いていることに
より遅延用光ファイバ402の長さを長くする必要はな
い。つまり、遅延時間を長くする必要はない。よって、
実施例1と同様に時間波高変換器における時間差のレン
ジを低く保つことができ、位置検出における位置分解能
を従来に比べ上げることができる。また、本実施例では
計測回路系を従来と違い1系統にすることができ、計測
器間の特性の違いによる誤差をなくすことができる。ま
た、検出器を小型化することができる。
【0054】前記実施例6における反射材403におい
て、遅延用光ファイバ402の端面を平面に研磨し平面
の反射材をシリコン系の接着剤等で接着してもよい。こ
れにより、反射面での光の損失を低減できる。前記実施
例6における反射材403において、遅延用光ファイバ
402のコアの先端部をエッチングして穴をあけ、その
部分に反射材を埋め込んでもよい。これにより、同様に
反射面での光の損失を低減できる。
て、遅延用光ファイバ402の端面を平面に研磨し平面
の反射材をシリコン系の接着剤等で接着してもよい。こ
れにより、反射面での光の損失を低減できる。前記実施
例6における反射材403において、遅延用光ファイバ
402のコアの先端部をエッチングして穴をあけ、その
部分に反射材を埋め込んでもよい。これにより、同様に
反射面での光の損失を低減できる。
【0055】実施例7.図8は実施例7を示す構成図で
あり、前記実施例1における放射線、あるいはある波長
域の光パルスの入射位置測定に加え、放射線、あるいは
ある波長域の光パルスのエネルギースペクトルを測定す
る装置の構成図である。図8において501は1つの入
力信号に対し、2つの信号を出力するような前置増幅
器、502は増幅器、503はアナログデジタル変換
器、504はマルチチャンネル波高分析器である。
あり、前記実施例1における放射線、あるいはある波長
域の光パルスの入射位置測定に加え、放射線、あるいは
ある波長域の光パルスのエネルギースペクトルを測定す
る装置の構成図である。図8において501は1つの入
力信号に対し、2つの信号を出力するような前置増幅
器、502は増幅器、503はアナログデジタル変換
器、504はマルチチャンネル波高分析器である。
【0056】次に動作について説明する。受光素子10
4bから出力された電気パルスは前置増幅器501に入
力され、2つの信号が出力される。1つはコンスタント
フラクションディスクリミネータ106bに入力され、
それ以後は実施例1と同様な動作をする。もう1つの信
号は増幅器502に入力され、さらに信号が増幅され、
アナログデジタル変換器503に入力されたあとマルチ
チャンネル波高分析器504に入力される。ここでカウ
ントされるパルスの波高値はシンチレーションファイバ
に入射する放射線、あるいはある波長域の光パルス10
1のエネルギーにほぼ比例している。よって、マルチチ
ャンネル波高分析器504で信号を波高値別に弁別する
ことにより、シンチレーションファイバに入射した放射
線、あるいはある波長域の光パルス101のエネルギー
スペクトルを測定することができる。ここでは前置増幅
器の一方のみからエネルギー信号を取り出したが、前置
増幅器105aからもエネルギー信号を取り出して両方
の和信号にもとづいてエネルギースペクトルを測定して
もよい。この様にすると放射線の入射位置依存性を小さ
くできる利点がある。
4bから出力された電気パルスは前置増幅器501に入
力され、2つの信号が出力される。1つはコンスタント
フラクションディスクリミネータ106bに入力され、
それ以後は実施例1と同様な動作をする。もう1つの信
号は増幅器502に入力され、さらに信号が増幅され、
アナログデジタル変換器503に入力されたあとマルチ
チャンネル波高分析器504に入力される。ここでカウ
ントされるパルスの波高値はシンチレーションファイバ
に入射する放射線、あるいはある波長域の光パルス10
1のエネルギーにほぼ比例している。よって、マルチチ
ャンネル波高分析器504で信号を波高値別に弁別する
ことにより、シンチレーションファイバに入射した放射
線、あるいはある波長域の光パルス101のエネルギー
スペクトルを測定することができる。ここでは前置増幅
器の一方のみからエネルギー信号を取り出したが、前置
増幅器105aからもエネルギー信号を取り出して両方
の和信号にもとづいてエネルギースペクトルを測定して
もよい。この様にすると放射線の入射位置依存性を小さ
くできる利点がある。
【0057】前記実施例7におけるアナログデジタル変
換器108、503において、この2つのアナログデジ
タル変換器の働きを1つで補えるように、マルチパラメ
ータ型のアナログデジタル変換器を用いてもよい。この
ような構成にすることで、マルチチャンネル波高分析器
も1つにすることができ、前記実施例7と同様な効果と
共に計測回路のコンパクト化が実現できる。
換器108、503において、この2つのアナログデジ
タル変換器の働きを1つで補えるように、マルチパラメ
ータ型のアナログデジタル変換器を用いてもよい。この
ような構成にすることで、マルチチャンネル波高分析器
も1つにすることができ、前記実施例7と同様な効果と
共に計測回路のコンパクト化が実現できる。
【0058】実施例8.図9は実施例8を示す構成図で
あり、前記実施例1における放射線、あるいはある波長
域の光パルスの入射位置測定に加え、放射線、あるいは
ある波長域の光パルスのエネルギースペクトルを測定す
る装置の構成図である。また、この装置はエネルギー分
布測定における放射線、あるいはある波長域の光パルス
の入射位置依存性をハード的に補正することができる。
図9において601は上記入射位置依存性を補正する演
算回路、この演算回路にはコインシデンス回路が含まれ
ている。602はアナログデジタル変換器、603はマ
ルチチャンネル波高分析器である。
あり、前記実施例1における放射線、あるいはある波長
域の光パルスの入射位置測定に加え、放射線、あるいは
ある波長域の光パルスのエネルギースペクトルを測定す
る装置の構成図である。また、この装置はエネルギー分
布測定における放射線、あるいはある波長域の光パルス
の入射位置依存性をハード的に補正することができる。
図9において601は上記入射位置依存性を補正する演
算回路、この演算回路にはコインシデンス回路が含まれ
ている。602はアナログデジタル変換器、603はマ
ルチチャンネル波高分析器である。
【0059】次に動作について説明する。受光素子10
4bから出力された電気パルスは前置増幅器501に入
力され、2つの信号が出力される。1つはコンスタント
フラクションディスクリミネータ106bに入力され、
それ以後は実施例1と同様な動作をする。もう1つの信
号は増幅器502に入力され、さらに信号が増幅され
る。しかし、シンチレーションファイバ102a、10
2bあるいは遅延用光ファイバ103が長すぎるとこの
信号の波高値は入射した放射線、あるいはある波長域の
光パルスのエネルギーが一定であってもシンチレーショ
ンファイバ102a、あるいは102bのどの位置に入
射したかにより大きく変化することがある。これは螢光
により発生した光パルスがシンチレーションファイバ、
遅延用光ファイバを伝搬するときに損失を受けるからで
ある。これを補正するためには、螢光により発生した光
パルスがファイバ中を伝搬した距離に対しどの程度の損
失があるかを予め測定しておき、実測定においては放射
線、あるいはある波長域の光パルスの入射位置より伝搬
距離を測定し、その値より伝搬してきた光パルスの波高
値を補正すればよい。この補正をするために演算回路6
01を配置する。この演算回路601には増幅器502
からの信号と、時間波高変換器107からの信号が入力
され、演算回路601に含まれるコインシデンス回路に
より前記の2つの信号が入力されてから演算が始まる。
つまり、時間波高変換器107からの信号から光パルス
の伝搬距離を算出し、増幅器502の信号の波高値を補
正する。そして演算回路601はこの補正した信号を出
力する。この信号はアナログデジタル変換器602に入
力されたあとマルチチャンネル波高分析器603に入力
される。ここでカウントされるパルスの波高値はシンチ
レーションファイバに入射する放射線、あるいはある波
長域の光パルス101のエネルギーにほぼ比例してい
る。よって、マルチチャンネル波高分析器603で信号
を波高値別に弁別することにより、シンチレーションフ
ァイバに入射した放射線、あるいはある波長域の光パル
ス101のエネルギースペクトルを測定することができ
る。
4bから出力された電気パルスは前置増幅器501に入
力され、2つの信号が出力される。1つはコンスタント
フラクションディスクリミネータ106bに入力され、
それ以後は実施例1と同様な動作をする。もう1つの信
号は増幅器502に入力され、さらに信号が増幅され
る。しかし、シンチレーションファイバ102a、10
2bあるいは遅延用光ファイバ103が長すぎるとこの
信号の波高値は入射した放射線、あるいはある波長域の
光パルスのエネルギーが一定であってもシンチレーショ
ンファイバ102a、あるいは102bのどの位置に入
射したかにより大きく変化することがある。これは螢光
により発生した光パルスがシンチレーションファイバ、
遅延用光ファイバを伝搬するときに損失を受けるからで
ある。これを補正するためには、螢光により発生した光
パルスがファイバ中を伝搬した距離に対しどの程度の損
失があるかを予め測定しておき、実測定においては放射
線、あるいはある波長域の光パルスの入射位置より伝搬
距離を測定し、その値より伝搬してきた光パルスの波高
値を補正すればよい。この補正をするために演算回路6
01を配置する。この演算回路601には増幅器502
からの信号と、時間波高変換器107からの信号が入力
され、演算回路601に含まれるコインシデンス回路に
より前記の2つの信号が入力されてから演算が始まる。
つまり、時間波高変換器107からの信号から光パルス
の伝搬距離を算出し、増幅器502の信号の波高値を補
正する。そして演算回路601はこの補正した信号を出
力する。この信号はアナログデジタル変換器602に入
力されたあとマルチチャンネル波高分析器603に入力
される。ここでカウントされるパルスの波高値はシンチ
レーションファイバに入射する放射線、あるいはある波
長域の光パルス101のエネルギーにほぼ比例してい
る。よって、マルチチャンネル波高分析器603で信号
を波高値別に弁別することにより、シンチレーションフ
ァイバに入射した放射線、あるいはある波長域の光パル
ス101のエネルギースペクトルを測定することができ
る。
【0060】実施例9.さらに、図10は実施例9を示
す構成図であり、前記実施例1における放射線、あるい
はある波長域の光パルスの入射位置測定に加え、放射
線、あるいはある波長域の光パルスのエネルギースペク
トルを測定する装置の構成図である。また、この装置は
エネルギー分布測定における放射線、あるいはある波長
域の光パルスの入射位置依存性をソフト的に補正するこ
とができる。図10において701はコインシデンス回
路、702は外部トリガが入力されてから動作を開始す
るマルチチャンネル型のアナログデジタル変換器、70
3は例えばパーソナルコンピュータのような計算機、7
04はマルチチャンネル波高分析器である。
す構成図であり、前記実施例1における放射線、あるい
はある波長域の光パルスの入射位置測定に加え、放射
線、あるいはある波長域の光パルスのエネルギースペク
トルを測定する装置の構成図である。また、この装置は
エネルギー分布測定における放射線、あるいはある波長
域の光パルスの入射位置依存性をソフト的に補正するこ
とができる。図10において701はコインシデンス回
路、702は外部トリガが入力されてから動作を開始す
るマルチチャンネル型のアナログデジタル変換器、70
3は例えばパーソナルコンピュータのような計算機、7
04はマルチチャンネル波高分析器である。
【0061】次に動作について説明する。受光素子10
4bから出力された電気パルスは前置増幅器501に入
力され、2つの信号が出力される。1つはコンスタント
フラクションディスクリミネータ106bに入力され、
それ以後は実施例1と同様な動作をする。もう1つの信
号は増幅器502に入力され、さらに信号が増幅され
る。しかし、前記実施例8で述べたように、シンチレー
ションファイバ102a、102b内での螢光により発
生した光パルスの波高値を補正することで、より精度の
よい測定が可能となる。この補正を行うためには、螢光
により発生した光パルスがファイバ中を伝搬した距離に
対しどの程度の損失があるかを予め測定しておき、実測
定においては放射線、あるいはある波長域の光パルスの
入射位置より伝搬距離を測定し、その値より伝搬してき
た光パルスの波高値を補正すればよい。増幅器502か
らの出力信号と時間波高変換器107からの出力信号の
2つの信号がある時間の間にコインシデンス回路701
に入力されたとき、アナログデジタル変換器702のゲ
ート入力端子にコインシデンス回路701からの信号が
入力され、増幅器502からの出力信号と時間波高変換
器107からの出力信号がアナログデジタル変換器70
2によりアナログデジタル変換される。この2つの信号
を計算機703に取り込む。また、時間波高変換器10
7からの信号をアナログデジタル変換した後の信号はマ
ルチチャンネル波高分析器109にも入力される。計算
機703に入力された2つの信号より前記実施例8と同
様に増幅器502の信号の波高値を補正する。この補正
された波高値の値を信号として出力し、マルチチャンネ
ル波高分析器704に入力される。ここでカウントされ
るパルスの波高値はシンチレーションファイバに入射す
る放射線、あるいはある波長域の光パルス101のエネ
ルギーにほぼ比例している。よって、マルチチャンネル
波高分析器704で信号を波高値別に弁別することによ
り、シンチレーションファイバに入射した放射線、ある
いはある波長域の光パルス101のエネルギースペクト
ルを測定することができる。
4bから出力された電気パルスは前置増幅器501に入
力され、2つの信号が出力される。1つはコンスタント
フラクションディスクリミネータ106bに入力され、
それ以後は実施例1と同様な動作をする。もう1つの信
号は増幅器502に入力され、さらに信号が増幅され
る。しかし、前記実施例8で述べたように、シンチレー
ションファイバ102a、102b内での螢光により発
生した光パルスの波高値を補正することで、より精度の
よい測定が可能となる。この補正を行うためには、螢光
により発生した光パルスがファイバ中を伝搬した距離に
対しどの程度の損失があるかを予め測定しておき、実測
定においては放射線、あるいはある波長域の光パルスの
入射位置より伝搬距離を測定し、その値より伝搬してき
た光パルスの波高値を補正すればよい。増幅器502か
らの出力信号と時間波高変換器107からの出力信号の
2つの信号がある時間の間にコインシデンス回路701
に入力されたとき、アナログデジタル変換器702のゲ
ート入力端子にコインシデンス回路701からの信号が
入力され、増幅器502からの出力信号と時間波高変換
器107からの出力信号がアナログデジタル変換器70
2によりアナログデジタル変換される。この2つの信号
を計算機703に取り込む。また、時間波高変換器10
7からの信号をアナログデジタル変換した後の信号はマ
ルチチャンネル波高分析器109にも入力される。計算
機703に入力された2つの信号より前記実施例8と同
様に増幅器502の信号の波高値を補正する。この補正
された波高値の値を信号として出力し、マルチチャンネ
ル波高分析器704に入力される。ここでカウントされ
るパルスの波高値はシンチレーションファイバに入射す
る放射線、あるいはある波長域の光パルス101のエネ
ルギーにほぼ比例している。よって、マルチチャンネル
波高分析器704で信号を波高値別に弁別することによ
り、シンチレーションファイバに入射した放射線、ある
いはある波長域の光パルス101のエネルギースペクト
ルを測定することができる。
【0062】実施例10.図11は実施例10を示す構
成図である。図11において801はシンチレーション
ファイバ複数本を融着接合、接着等により束状にしたも
のであり、右図はその断面図である。このときのシンチ
レーションファイバ1本の断面は円である。また、シン
チレーションファイバ束801で発生した光パルスはシ
ンチレーションファイバ801あるいは遅延用光ファイ
バの端面に取付けられた1つ、あるいは2つの受光素子
で受光する。
成図である。図11において801はシンチレーション
ファイバ複数本を融着接合、接着等により束状にしたも
のであり、右図はその断面図である。このときのシンチ
レーションファイバ1本の断面は円である。また、シン
チレーションファイバ束801で発生した光パルスはシ
ンチレーションファイバ801あるいは遅延用光ファイ
バの端面に取付けられた1つ、あるいは2つの受光素子
で受光する。
【0063】次に動作について説明する。図11のよう
にシンチレーションファイバを複数本束にすることで、
入射する放射線、あるいはある波長域の光パルスがシン
チレーションファイバと相互作用する範囲が厚くなる。
つまり、相互作用する確率が上がり、また、1つの放射
線、あるいはある波長域の光パルスが入射した時発生す
る光パルスの数が多くなり、結果的に受光素子で受光す
る光量を上げることができる。よって、検出器の感度を
上げることができる。また、シンチレーションファイバ
束801で発生した光パルスはシンチレーションファイ
バ801あるいは遅延用光ファイバの端面に取付けられ
た1つ、あるいは2つの受光素子で受光する。
にシンチレーションファイバを複数本束にすることで、
入射する放射線、あるいはある波長域の光パルスがシン
チレーションファイバと相互作用する範囲が厚くなる。
つまり、相互作用する確率が上がり、また、1つの放射
線、あるいはある波長域の光パルスが入射した時発生す
る光パルスの数が多くなり、結果的に受光素子で受光す
る光量を上げることができる。よって、検出器の感度を
上げることができる。また、シンチレーションファイバ
束801で発生した光パルスはシンチレーションファイ
バ801あるいは遅延用光ファイバの端面に取付けられ
た1つ、あるいは2つの受光素子で受光する。
【0064】実施例11.図12は実施例11を示す構
成図である。図12において901は断面が四角形であ
るシンチレーションファイバを複数本融着接合等により
束状にしたものである。右図はその断面図である。ま
た、シンチレーションファイバ束901で発生した光パ
ルスはシンチレーションファイバ901あるいは遅延用
光ファイバの端面に取付けられた1つ、あるいは2つの
受光素子で受光する。この発明により前記実施例10と
同様の動作、効果が得られる。
成図である。図12において901は断面が四角形であ
るシンチレーションファイバを複数本融着接合等により
束状にしたものである。右図はその断面図である。ま
た、シンチレーションファイバ束901で発生した光パ
ルスはシンチレーションファイバ901あるいは遅延用
光ファイバの端面に取付けられた1つ、あるいは2つの
受光素子で受光する。この発明により前記実施例10と
同様の動作、効果が得られる。
【0065】実施例12.図13は実施例12を示す構
成図である。図13において1001は放射線、あるい
はある波長域の光パルス、1002、1003はシンチ
レーションファイバを板状に接合したファイバ板、10
04、1005は螢光点、1006a、1006b、1
007a、1007bは螢光により発生した光パルスで
ある。また、ファイバ板1002、1003の端面には
1本1本のシンチレーションファイバの情報が得られる
ように、遅延用光ファイバ、受光素子を配置する。
成図である。図13において1001は放射線、あるい
はある波長域の光パルス、1002、1003はシンチ
レーションファイバを板状に接合したファイバ板、10
04、1005は螢光点、1006a、1006b、1
007a、1007bは螢光により発生した光パルスで
ある。また、ファイバ板1002、1003の端面には
1本1本のシンチレーションファイバの情報が得られる
ように、遅延用光ファイバ、受光素子を配置する。
【0066】次に動作について説明する。前記実施例1
1、12ではシンチレーションファイバを束状にした
が、本発明では束状ではなく、融着接合、接着等により
板状にし、2枚のファイバ板1002、1003を図の
ように平行に並べる。いくつかの放射線、あるいはある
波長域の光パルスが図のような軌跡で入射すると、ファ
イバ板1002、1003中の点1004、あるいは1
005で螢光を起こす。これにより光パルス1006
a、1006b、1007a、1007bが発生し、シ
ンチレーションファイバ両端へと伝搬する。螢光の起こ
ったシンチレーションファイバの延長上に配置された受
光素子で光パルス1006a、1006b、1007
a、1007bを受光することでファイバ板1002、
1003上のそれぞれの放射線、あるいはある波長域の
光パルスの入射位置が2次元でわかる。さらに、この2
枚のファイバ板の情報から放射線、あるいはある波長域
の光パルスの飛跡がわかる。
1、12ではシンチレーションファイバを束状にした
が、本発明では束状ではなく、融着接合、接着等により
板状にし、2枚のファイバ板1002、1003を図の
ように平行に並べる。いくつかの放射線、あるいはある
波長域の光パルスが図のような軌跡で入射すると、ファ
イバ板1002、1003中の点1004、あるいは1
005で螢光を起こす。これにより光パルス1006
a、1006b、1007a、1007bが発生し、シ
ンチレーションファイバ両端へと伝搬する。螢光の起こ
ったシンチレーションファイバの延長上に配置された受
光素子で光パルス1006a、1006b、1007
a、1007bを受光することでファイバ板1002、
1003上のそれぞれの放射線、あるいはある波長域の
光パルスの入射位置が2次元でわかる。さらに、この2
枚のファイバ板の情報から放射線、あるいはある波長域
の光パルスの飛跡がわかる。
【0067】実施例13.図14は実施例13を示す構
成図である。構成要素は実施例12と同様であるが、フ
ァイバ板1003を図13に対し、90度回転させて配
置する。また、ファイバ板1002、1003の端面に
は1本1本のシンチレーションファイバの情報が得られ
るように、遅延用光ファイバ、受光素子を配置する。こ
のように配置しても効果は前記実施例12と同様であ
る。ここではファイバ板の一本一本のファイバに夫々受
光素子を接続してもよいが、ファイバ板1002と10
03を密着し、各ファイバ板の両端に各々1個の受光素
子を接続して各ファイバ板のファイバの長手方向の位置
情報のみを取出す様にしても、直交するファイバ板10
02と1003とによって2次元の位置情報が得られ
る。またこの様に直交する2枚のファイバ板を2組設け
て、飛跡情報を得ることもできる。
成図である。構成要素は実施例12と同様であるが、フ
ァイバ板1003を図13に対し、90度回転させて配
置する。また、ファイバ板1002、1003の端面に
は1本1本のシンチレーションファイバの情報が得られ
るように、遅延用光ファイバ、受光素子を配置する。こ
のように配置しても効果は前記実施例12と同様であ
る。ここではファイバ板の一本一本のファイバに夫々受
光素子を接続してもよいが、ファイバ板1002と10
03を密着し、各ファイバ板の両端に各々1個の受光素
子を接続して各ファイバ板のファイバの長手方向の位置
情報のみを取出す様にしても、直交するファイバ板10
02と1003とによって2次元の位置情報が得られ
る。またこの様に直交する2枚のファイバ板を2組設け
て、飛跡情報を得ることもできる。
【0068】実施例14.図15は前記実施例12、1
3においてシンチレーションファイバあるいは遅延用光
ファイバに受光素子を取り付ける場合の実施態様を示す
ものである。図15において1201はシンチレーショ
ンファイバを板状にしたファイバ板あるいは遅延用光フ
ァイバ群である。(遅延用光ファイバの場合、板状にし
なくてもよい)1202a〜fは受光素子である。ファ
イバ板1201のファイバ1本1本と受光素子は1対1
で対応している。接合面ではファイバと受光素子はシリ
コン系接着剤あるいはコネクタ等により接合されてい
る。これにより、シンチレーションファイバ1本1本の
情報を得ることができる。
3においてシンチレーションファイバあるいは遅延用光
ファイバに受光素子を取り付ける場合の実施態様を示す
ものである。図15において1201はシンチレーショ
ンファイバを板状にしたファイバ板あるいは遅延用光フ
ァイバ群である。(遅延用光ファイバの場合、板状にし
なくてもよい)1202a〜fは受光素子である。ファ
イバ板1201のファイバ1本1本と受光素子は1対1
で対応している。接合面ではファイバと受光素子はシリ
コン系接着剤あるいはコネクタ等により接合されてい
る。これにより、シンチレーションファイバ1本1本の
情報を得ることができる。
【0069】実施例15.図16は前記実施例12、1
3においてシンチレーションファイバあるいは遅延用光
ファイバに受光素子を取り付ける場合の実施態様を示す
ものである。図16において1301はシンチレーショ
ンファイバを板状にしたファイバ板あるいは遅延用光フ
ァイバ群である。(遅延用光ファイバの場合、板状にし
なくてもよい)1302は受光素子であり、1303a
〜fは受光素子1302から出力された電気信号であ
る。受光素子1302はマルチアノードタイプのもので
ありファイバ1本1本と受光素子のアノードは1対1で
対応している。よって、受光素子1302からの出力1
303a〜fはそれぞれのファイバに対応している。接
合面ではファイバと受光素子はシリコン系接着剤あるい
はコネクタ等により接合されている。これにより、シン
チレーションファイバ1本1本の情報を得ることができ
る。
3においてシンチレーションファイバあるいは遅延用光
ファイバに受光素子を取り付ける場合の実施態様を示す
ものである。図16において1301はシンチレーショ
ンファイバを板状にしたファイバ板あるいは遅延用光フ
ァイバ群である。(遅延用光ファイバの場合、板状にし
なくてもよい)1302は受光素子であり、1303a
〜fは受光素子1302から出力された電気信号であ
る。受光素子1302はマルチアノードタイプのもので
ありファイバ1本1本と受光素子のアノードは1対1で
対応している。よって、受光素子1302からの出力1
303a〜fはそれぞれのファイバに対応している。接
合面ではファイバと受光素子はシリコン系接着剤あるい
はコネクタ等により接合されている。これにより、シン
チレーションファイバ1本1本の情報を得ることができ
る。
【0070】実施例16.図17は前記実施例12、1
3においてシンチレーションファイバあるいは遅延用光
ファイバに受光素子を取り付ける場合の実施態様を示す
ものである。図17において1401はシンチレーショ
ンファイバを板状にしたファイバ板あるいは遅延用光フ
ァイバ群である。(遅延用光ファイバの場合、板状にし
なくてもよい)1402a、1402bは受光素子であ
り、1403a〜fは受光素子1402a、1402b
から出力された電気信号である。受光素子1402a、
1402bはマルチアノードタイプのものでありファイ
バ1本1本と受光素子のアノードは1対1で対応してい
る。よって、受光素子1402a、1402bからの出
力1403a〜fはそれぞれのファイバに対応してい
る。接合面ではファイバと受光素子はシリコン系接着剤
あるいはコネクタ等により接合されている。これによ
り、シンチレーションファイバ1本1本の情報を得るこ
とができる。図17の構成はほぼ図16と同様である
が、ファイバの数が受光素子のアノードの数より多い場
合は図17の構成とすればよい。
3においてシンチレーションファイバあるいは遅延用光
ファイバに受光素子を取り付ける場合の実施態様を示す
ものである。図17において1401はシンチレーショ
ンファイバを板状にしたファイバ板あるいは遅延用光フ
ァイバ群である。(遅延用光ファイバの場合、板状にし
なくてもよい)1402a、1402bは受光素子であ
り、1403a〜fは受光素子1402a、1402b
から出力された電気信号である。受光素子1402a、
1402bはマルチアノードタイプのものでありファイ
バ1本1本と受光素子のアノードは1対1で対応してい
る。よって、受光素子1402a、1402bからの出
力1403a〜fはそれぞれのファイバに対応してい
る。接合面ではファイバと受光素子はシリコン系接着剤
あるいはコネクタ等により接合されている。これによ
り、シンチレーションファイバ1本1本の情報を得るこ
とができる。図17の構成はほぼ図16と同様である
が、ファイバの数が受光素子のアノードの数より多い場
合は図17の構成とすればよい。
【0071】実施例17.図18は実施例17を示す構
成図であり、前記実施例10〜16において遅延用光フ
ァイバをシンチレーションファイバに取り付ける場合の
実施態様を示すものである。図18において1501は
シンチレーションファイバと同径の遅延用光ファイバを
同数本融着接合等により束状あるいは板状にしたもので
あり、1502はシンチレーションファイバを束状ある
いは板状にしたものである。接合面ではシンチレーショ
ンファイバと遅延用光ファイバが1本ずつ対応してお
り、融着あるいはシリコン系接着剤等により接合されて
いる。これにより、接合面での光の損失を低減できる。
成図であり、前記実施例10〜16において遅延用光フ
ァイバをシンチレーションファイバに取り付ける場合の
実施態様を示すものである。図18において1501は
シンチレーションファイバと同径の遅延用光ファイバを
同数本融着接合等により束状あるいは板状にしたもので
あり、1502はシンチレーションファイバを束状ある
いは板状にしたものである。接合面ではシンチレーショ
ンファイバと遅延用光ファイバが1本ずつ対応してお
り、融着あるいはシリコン系接着剤等により接合されて
いる。これにより、接合面での光の損失を低減できる。
【0072】実施例18.図19は実施例18を示す構
成図であり、前記実施例10、11において遅延用光フ
ァイバをシンチレーションファイバに取り付ける場合の
実施態様を示すものである。図19において1601は
1本の遅延用光ファイバ、1602は例えばアクリル製
の光ガイド、1603は束状にしたシンチレーションフ
ァイバ束である。接合面ではシンチレーションファイバ
と遅延用光ファイバが融着あるいはシリコン系接着剤等
により接合されている。これにより、束状のシンチレー
ションファイバと遅延用光ファイバを光が効率よく伝搬
することができる。前記実施例18において遅延用光フ
ァイバは複数本でも同様な効果を得ることができる。
成図であり、前記実施例10、11において遅延用光フ
ァイバをシンチレーションファイバに取り付ける場合の
実施態様を示すものである。図19において1601は
1本の遅延用光ファイバ、1602は例えばアクリル製
の光ガイド、1603は束状にしたシンチレーションフ
ァイバ束である。接合面ではシンチレーションファイバ
と遅延用光ファイバが融着あるいはシリコン系接着剤等
により接合されている。これにより、束状のシンチレー
ションファイバと遅延用光ファイバを光が効率よく伝搬
することができる。前記実施例18において遅延用光フ
ァイバは複数本でも同様な効果を得ることができる。
【0073】実施例19.図20は実施例19を示す構
成図である。図20において1701a、1701b、
1701cは測定対象となる放射線、1702a、17
02b、1702c、1702dは放射線が物質と相互
作用をした点、1703はシンチレーションファイバの
断面、1704はシンチレーションファイバ1703に
貼り付けた例えばアルミニウム薄のような低エネルギー
放射線を吸収することのできる材料の断面、1705は
シンチレーションファイバ1703に貼り付けた例えば
鉛のような高エネルギー放射線を後方散乱させることが
できる後方散乱材の断面であり、1701dは後方散乱
材1705により散乱した2次放射線である。
成図である。図20において1701a、1701b、
1701cは測定対象となる放射線、1702a、17
02b、1702c、1702dは放射線が物質と相互
作用をした点、1703はシンチレーションファイバの
断面、1704はシンチレーションファイバ1703に
貼り付けた例えばアルミニウム薄のような低エネルギー
放射線を吸収することのできる材料の断面、1705は
シンチレーションファイバ1703に貼り付けた例えば
鉛のような高エネルギー放射線を後方散乱させることが
できる後方散乱材の断面であり、1701dは後方散乱
材1705により散乱した2次放射線である。
【0074】次に動作について説明する。放射線170
1aが低エネルギー放射線(例えば数keV〜数十ke
V)の場合、アルミニウム薄1704内の1702aで
相互作用を起こし、吸収される確率が高いが、放射線1
701cが高エネルギー放射線(例えば1MeV以上)
の場合、アルミニウム薄1704で相互作用を起こす確
率が低くなり、シンチレーションファイバ1703をも
透過する可能性がある。低エネルギーの放射線の1部あ
るいは高エネルギー放射線の1部は放射線1701bの
ように、シンチレーションファイバ1703内の170
2bで相互作用する。上述のことはアルミニウム薄17
04やシンチレーションファイバ1703の厚さによる
が、その厚さをうまく調整してやれば上記のようなこと
が起こりうる。後方散乱材1705は放射線1701c
がシンチレーションファイバ1703と相互作用させる
ために配置する。放射線1701cはシンチレーション
ファイバ1703を透過したあと、後方散乱材1705
内の1702cで相互作用する可能性が高く、そのとき
の相互作用がコンプトン散乱であれば、後方に散乱し2
次的に発生した放射線が再びシンチレーションファイバ
1703内に入射する可能性がある。この2次放射線1
701dは1次放射線よりエネルギーが低いため、シン
チレーションファイバ1703内の1702dで相互作
用する確率が高い。上記のようにアルミニウム薄、鉛を
シンチレーションファイバの周りに配置することで、低
エネルギーの放射線のシンチレーションファイバ内で相
互作用する確率を強制的に下げ、高エネルギーの相互作
用する確率を上げることができる。一般にエネルギーの
高い放射線とエネルギーの低い放射線の線量率が同じに
なるとき、エネルギーの低い放射線の数のほうが多い。
つまり、線量率が同じであっても低エネルギーの放射線
が検出器に入射した場合のほうが、検出器がカウントす
る計数率が多くなってしまう。よって、検出器の線量率
に対する感度をエネルギーによらずほぼ一定にするため
には、低エネルギーの放射線を高エネルギーの放射線に
対しある程度カットする必要がある。このことから上記
のような構成を採る。これにより、放射線検出器として
の線量率に対する感度を放射線のエネルギーによらず、
ほぼ一定にすることが可能となる。
1aが低エネルギー放射線(例えば数keV〜数十ke
V)の場合、アルミニウム薄1704内の1702aで
相互作用を起こし、吸収される確率が高いが、放射線1
701cが高エネルギー放射線(例えば1MeV以上)
の場合、アルミニウム薄1704で相互作用を起こす確
率が低くなり、シンチレーションファイバ1703をも
透過する可能性がある。低エネルギーの放射線の1部あ
るいは高エネルギー放射線の1部は放射線1701bの
ように、シンチレーションファイバ1703内の170
2bで相互作用する。上述のことはアルミニウム薄17
04やシンチレーションファイバ1703の厚さによる
が、その厚さをうまく調整してやれば上記のようなこと
が起こりうる。後方散乱材1705は放射線1701c
がシンチレーションファイバ1703と相互作用させる
ために配置する。放射線1701cはシンチレーション
ファイバ1703を透過したあと、後方散乱材1705
内の1702cで相互作用する可能性が高く、そのとき
の相互作用がコンプトン散乱であれば、後方に散乱し2
次的に発生した放射線が再びシンチレーションファイバ
1703内に入射する可能性がある。この2次放射線1
701dは1次放射線よりエネルギーが低いため、シン
チレーションファイバ1703内の1702dで相互作
用する確率が高い。上記のようにアルミニウム薄、鉛を
シンチレーションファイバの周りに配置することで、低
エネルギーの放射線のシンチレーションファイバ内で相
互作用する確率を強制的に下げ、高エネルギーの相互作
用する確率を上げることができる。一般にエネルギーの
高い放射線とエネルギーの低い放射線の線量率が同じに
なるとき、エネルギーの低い放射線の数のほうが多い。
つまり、線量率が同じであっても低エネルギーの放射線
が検出器に入射した場合のほうが、検出器がカウントす
る計数率が多くなってしまう。よって、検出器の線量率
に対する感度をエネルギーによらずほぼ一定にするため
には、低エネルギーの放射線を高エネルギーの放射線に
対しある程度カットする必要がある。このことから上記
のような構成を採る。これにより、放射線検出器として
の線量率に対する感度を放射線のエネルギーによらず、
ほぼ一定にすることが可能となる。
【0075】なお、前記実施例19では低エネルギーの
放射線を吸収する吸収材、高エネルギーの放射線を後方
散乱させる材料の断面形状を円形にしたが、図21に示
すように方形にしてもよい。図21において1801は
低エネルギーの放射線を吸収する吸収材、1802は高
エネルギーの放射線を後方散乱させる材料である。この
ような構成にしても実施例19と同様な効果が得られ
る。
放射線を吸収する吸収材、高エネルギーの放射線を後方
散乱させる材料の断面形状を円形にしたが、図21に示
すように方形にしてもよい。図21において1801は
低エネルギーの放射線を吸収する吸収材、1802は高
エネルギーの放射線を後方散乱させる材料である。この
ような構成にしても実施例19と同様な効果が得られ
る。
【0076】さらに、図22は前記実施例19における
シンチレーションファイバの断面が方形である場合であ
る。図22において1901は断面が方形であるシンチ
レーションファイバである。このような構成であっても
実施例19と同様な効果が得られる。
シンチレーションファイバの断面が方形である場合であ
る。図22において1901は断面が方形であるシンチ
レーションファイバである。このような構成であっても
実施例19と同様な効果が得られる。
【0077】実施例20.図23は実施例20を示す構
成図である。図23において2001はシンチレーショ
ンファイバの断面、2002は放射線を後方散乱される
後方散乱材である。
成図である。図23において2001はシンチレーショ
ンファイバの断面、2002は放射線を後方散乱される
後方散乱材である。
【0078】次に動作について説明する。上記実施例1
9に示した通り、検出器の感度を入射放射線のエネルギ
ーによらずほぼ一定にするためには、低エネルギーの放
射線を高エネルギーの放射線に対し、カットする必要が
ある。しかし、上記実施例19のような構成が採れない
場合は図23のように後方散乱材2002を配置し、高
エネルギーの放射線とシンチレーションファイバとの相
互作用の確率を高め、低エネルギーの放射線に対し、反
応確率が落ちないようにする。このような構成にするこ
とで、放射線検出器としての線量率に対する感度を放射
線のエネルギーによらず、ほぼ一定にすることが可能と
なる。
9に示した通り、検出器の感度を入射放射線のエネルギ
ーによらずほぼ一定にするためには、低エネルギーの放
射線を高エネルギーの放射線に対し、カットする必要が
ある。しかし、上記実施例19のような構成が採れない
場合は図23のように後方散乱材2002を配置し、高
エネルギーの放射線とシンチレーションファイバとの相
互作用の確率を高め、低エネルギーの放射線に対し、反
応確率が落ちないようにする。このような構成にするこ
とで、放射線検出器としての線量率に対する感度を放射
線のエネルギーによらず、ほぼ一定にすることが可能と
なる。
【0079】さらに、図24は前記実施例20における
後方散乱材をシンチレーションファイバに沿って巻き付
けた場合である。図24において2101は高エネルギ
ーの放射線を後方散乱させる後方散乱材である。このよ
うな構成にしても実施例20と同様な効果が得られる。
後方散乱材をシンチレーションファイバに沿って巻き付
けた場合である。図24において2101は高エネルギ
ーの放射線を後方散乱させる後方散乱材である。このよ
うな構成にしても実施例20と同様な効果が得られる。
【0080】実施例21.図25は実施例21を示す構
成図である。図25において2201はシンチレーショ
ンファイバ、2202はシンチレーションファイバ22
01に貼り付けた例えばアルミニウム薄のような低エネ
ルギー放射線を吸収することのできる材料の断面であ
る。
成図である。図25において2201はシンチレーショ
ンファイバ、2202はシンチレーションファイバ22
01に貼り付けた例えばアルミニウム薄のような低エネ
ルギー放射線を吸収することのできる材料の断面であ
る。
【0081】次に動作について説明する。上記実施例1
9に示した通り、検出器の感度を入射放射線のエネルギ
ーによらずほぼ一定にするためには、低エネルギーの放
射線を高エネルギーの放射線に対しカットし、高エネル
ギーの放射線に対してはできるだけ反応確率を高める必
要がある。しかし、上記実施例19のような構成が採れ
ない場合は図25のように吸収材2202をシンチレー
ションファイバ2201の前方に配置し、低エネルギー
の放射線の一部をシンチレーションファイバに入射する
前にカットする。このような構成にすることで、放射線
検出器としての線量率に対する感度を放射線のエネルギ
ーによらず、ほぼ一定にすることが可能となる。
9に示した通り、検出器の感度を入射放射線のエネルギ
ーによらずほぼ一定にするためには、低エネルギーの放
射線を高エネルギーの放射線に対しカットし、高エネル
ギーの放射線に対してはできるだけ反応確率を高める必
要がある。しかし、上記実施例19のような構成が採れ
ない場合は図25のように吸収材2202をシンチレー
ションファイバ2201の前方に配置し、低エネルギー
の放射線の一部をシンチレーションファイバに入射する
前にカットする。このような構成にすることで、放射線
検出器としての線量率に対する感度を放射線のエネルギ
ーによらず、ほぼ一定にすることが可能となる。
【0082】さらに、図26は前記実施例21における
吸収材をシンチレーションファイバに沿って巻き付けた
場合である。図26において2301は低エネルギーの
放射線を吸収する吸収材である。このような構成にして
も実施例21と同様な効果が得られる。
吸収材をシンチレーションファイバに沿って巻き付けた
場合である。図26において2301は低エネルギーの
放射線を吸収する吸収材である。このような構成にして
も実施例21と同様な効果が得られる。
【0083】実施例22.本実施例において従来のシン
チレーションファイバとは異なり、シンチレーションフ
ァイバの材料として例えばビスマスジャーマネイトのよ
うな無機単結晶シンチレーション材を用いる。ビスマス
ジャーマネイトは光収率は比較的低いが、高原子番号元
素を含み大きな比重を持っているため放射線と相互作用
する確率は高い。よって、高エネルギーの放射線のシン
チレーションファイバ内の反応確率を高めることがで
き、放射線のエネルギーに対する線量率の感度を平坦化
することができる。
チレーションファイバとは異なり、シンチレーションフ
ァイバの材料として例えばビスマスジャーマネイトのよ
うな無機単結晶シンチレーション材を用いる。ビスマス
ジャーマネイトは光収率は比較的低いが、高原子番号元
素を含み大きな比重を持っているため放射線と相互作用
する確率は高い。よって、高エネルギーの放射線のシン
チレーションファイバ内の反応確率を高めることがで
き、放射線のエネルギーに対する線量率の感度を平坦化
することができる。
【0084】実施例23.図27は実施例23を示す構
成図である。図27において2401は放射線、あるい
はある波長域の光パルス、2402はシンチレーション
ファイバ、2403は螢光により発生した光パルス、2
404は例えばGaAIAs半導体を用いた半導体光増
幅器モジュール、2405は遅延用光ファイバ、240
6は受光素子である。また、光パルス2403と逆方向
にファイバを伝搬する光パルスも半導体光増幅器により
その波高を増幅させる。
成図である。図27において2401は放射線、あるい
はある波長域の光パルス、2402はシンチレーション
ファイバ、2403は螢光により発生した光パルス、2
404は例えばGaAIAs半導体を用いた半導体光増
幅器モジュール、2405は遅延用光ファイバ、240
6は受光素子である。また、光パルス2403と逆方向
にファイバを伝搬する光パルスも半導体光増幅器により
その波高を増幅させる。
【0085】次に動作について説明する。放射線、ある
いはある波長域の光パルス2401がシンチレーション
ファイバ2402に入射すると、螢光が起こり光パルス
2403が発生する。このパルス2403がファイバ中
を伝搬すると、損失が起こりその波高値は下がってしま
う。この損失を補うため、シンチレーションファイバ2
402に半導体光増幅器モジュール2404を接続し、
光パルス2403の波高を増幅させる。そのあと増幅さ
れた光パルスは遅延用光ファイバ2405を通った後、
受光素子2406に入力し、電気パルスに変換される。
このような構成にすることで、ファイバ内の光の伝送損
失を補うことができ、測定範囲を拡大することができ
る。
いはある波長域の光パルス2401がシンチレーション
ファイバ2402に入射すると、螢光が起こり光パルス
2403が発生する。このパルス2403がファイバ中
を伝搬すると、損失が起こりその波高値は下がってしま
う。この損失を補うため、シンチレーションファイバ2
402に半導体光増幅器モジュール2404を接続し、
光パルス2403の波高を増幅させる。そのあと増幅さ
れた光パルスは遅延用光ファイバ2405を通った後、
受光素子2406に入力し、電気パルスに変換される。
このような構成にすることで、ファイバ内の光の伝送損
失を補うことができ、測定範囲を拡大することができ
る。
【0086】前記実施例23において図27における半
導体光増幅器2404と受光素子2406は遅延用光フ
ァイバ2405を介さず、直接接合させてもよい。この
ような構成にしても、ファイバ内の光の伝送損失を補う
ことでき、測定範囲を拡大することができる。
導体光増幅器2404と受光素子2406は遅延用光フ
ァイバ2405を介さず、直接接合させてもよい。この
ような構成にしても、ファイバ内の光の伝送損失を補う
ことでき、測定範囲を拡大することができる。
【0087】実施例24.図28は実施例24を示す構
成図である。図28において2501は波長シフタ材を
ドープした波長シフト用ファイバである。シンチレーシ
ョンファイバ2402内で発生した光パルス2403の
波長が半導体光増幅器モジュール2404の増幅可能波
長帯よりも短い場合、シンチレーションファイバ240
2と半導体光増幅器モジュール2404の間に波長シフ
ト用ファイバ2501を挿入することで伝搬してきた光
パルスの波長を半導体光増幅器モジュール2404の増
幅可能波長帯までシフトする。このような構成にするこ
とで、シンチレーションファイバ2402で発生した光
パルス2403の波長が半導体光増幅器モジュール24
04の増幅可能波長帯より短くても、その波長をシフト
することで増幅可能となるので、ファイバ内の光の伝送
損失を補うことができ、測定範囲を拡大することができ
る。
成図である。図28において2501は波長シフタ材を
ドープした波長シフト用ファイバである。シンチレーシ
ョンファイバ2402内で発生した光パルス2403の
波長が半導体光増幅器モジュール2404の増幅可能波
長帯よりも短い場合、シンチレーションファイバ240
2と半導体光増幅器モジュール2404の間に波長シフ
ト用ファイバ2501を挿入することで伝搬してきた光
パルスの波長を半導体光増幅器モジュール2404の増
幅可能波長帯までシフトする。このような構成にするこ
とで、シンチレーションファイバ2402で発生した光
パルス2403の波長が半導体光増幅器モジュール24
04の増幅可能波長帯より短くても、その波長をシフト
することで増幅可能となるので、ファイバ内の光の伝送
損失を補うことができ、測定範囲を拡大することができ
る。
【0088】実施例25.図29は実施例25を示す構
成図である。図29において2601a、bはシンチレ
ーションファイバ102a、102bに接続された同じ
長さの光伝送用ファイバ、2602a、bは光伝送用フ
ァイバを支持する支持材、2603a、bはレール付き
駆動モータである。なお、伝送用光ファイバの先には受
光素子が接続され、実施例1と同様な動作をする。
成図である。図29において2601a、bはシンチレ
ーションファイバ102a、102bに接続された同じ
長さの光伝送用ファイバ、2602a、bは光伝送用フ
ァイバを支持する支持材、2603a、bはレール付き
駆動モータである。なお、伝送用光ファイバの先には受
光素子が接続され、実施例1と同様な動作をする。
【0089】次に動作について説明する。伝送用光ファ
イバ2601a、bが支持されている支持材2602
a、bはレール付き駆動モータ2603a、bにそれぞ
れ固定されており、駆動モータが駆動することでレール
上を上下する。これによりシンチレーションファイバの
放射線、あるいはある波長域の光パルスを検出する範囲
が拡大する。実際にはレール付き駆動モータ2603
a、bでシンチレーションファイバ102a、102b
をある位置まで移動させ、その位置で実施例1のように
測定し、その測定が終了すれば再びレール付き駆動モー
タ2603a、bでシンチレーションファイバ102
a、102bを次の位置まで移動させ、測定を行う。こ
れを何回か繰り返すことで、広範囲の測定が可能とな
る。なお、伝送用光ファイバ2601a、bはシンチレ
ーションファイバ102a、102bを伝搬してきた光
パルスを受光素子に伝送するだけで、測定原理には影響
しない。
イバ2601a、bが支持されている支持材2602
a、bはレール付き駆動モータ2603a、bにそれぞ
れ固定されており、駆動モータが駆動することでレール
上を上下する。これによりシンチレーションファイバの
放射線、あるいはある波長域の光パルスを検出する範囲
が拡大する。実際にはレール付き駆動モータ2603
a、bでシンチレーションファイバ102a、102b
をある位置まで移動させ、その位置で実施例1のように
測定し、その測定が終了すれば再びレール付き駆動モー
タ2603a、bでシンチレーションファイバ102
a、102bを次の位置まで移動させ、測定を行う。こ
れを何回か繰り返すことで、広範囲の測定が可能とな
る。なお、伝送用光ファイバ2601a、bはシンチレ
ーションファイバ102a、102bを伝搬してきた光
パルスを受光素子に伝送するだけで、測定原理には影響
しない。
【0090】実施例26.さらに、図30は実施例26
を示す構成図である。図30において2701a、bは
シンチレーションファイバ102a、102bに接続さ
れた受光素子と前置増幅器を含んだO/E変換モジュー
ル、2702a、bはO/E変換モジュールからの出力
信号を伝送するケーブルである。なお、伝送ケーブル2
702a、bの先にはコンスタントフラクションディス
クリミネータが接続され、実施例1と同様な動作をす
る。このような構成にしても、前記実施例25と同様な
効果が得られる。
を示す構成図である。図30において2701a、bは
シンチレーションファイバ102a、102bに接続さ
れた受光素子と前置増幅器を含んだO/E変換モジュー
ル、2702a、bはO/E変換モジュールからの出力
信号を伝送するケーブルである。なお、伝送ケーブル2
702a、bの先にはコンスタントフラクションディス
クリミネータが接続され、実施例1と同様な動作をす
る。このような構成にしても、前記実施例25と同様な
効果が得られる。
【0091】実施例27.図31は実施例27を示す構
成図である。図31において2801a、bはシンチレ
ーションファイバ102a、bに埋め込んだ、位置測定
において基準となる基準放射線源である。これはクラッ
ディングとコアの組成の違いを利用しクラッディングの
みを選択的にエッチングし、その結果できた凹部(例え
ば、直径1mm程度)に例えばセシウム137を埋め込
む。ただし、クラッディングのエッチングはコアまで進
行させずコア内の光の伝搬には影響は与えないようにす
る。2802a、bはシンチレーションファイバ102
a、bに接続される受光素子、2803a、bは受光素
子2802a、bからの電気信号を伝送するためのケー
ブルである。
成図である。図31において2801a、bはシンチレ
ーションファイバ102a、bに埋め込んだ、位置測定
において基準となる基準放射線源である。これはクラッ
ディングとコアの組成の違いを利用しクラッディングの
みを選択的にエッチングし、その結果できた凹部(例え
ば、直径1mm程度)に例えばセシウム137を埋め込
む。ただし、クラッディングのエッチングはコアまで進
行させずコア内の光の伝搬には影響は与えないようにす
る。2802a、bはシンチレーションファイバ102
a、bに接続される受光素子、2803a、bは受光素
子2802a、bからの電気信号を伝送するためのケー
ブルである。
【0092】次に動作について説明する。従来の技術で
は、時間波高変換器からの出力(つまり、ファイバ両端
へ伝搬する光パルスの受光素子への到達時間差)と光の
ファイバを伝搬する速度からの放射線、あるいはある波
長域の光パルスのシンチレーションファイバ102a、
あるいは102bに対する入射位置を算出していた。し
かし、ファイバ内を伝搬する光の速度はファイバの屈折
率、形状、配置の仕方によって、若干異なってくる。よ
って位置測定に誤差を与えてしまう。この誤差を補正す
るために基準放射線源2801a、bを予め決められた
位置に埋め込む。この結果、基準放射線源2801a、
bを埋め込んだ位置付近のコア部で螢光が起こり、光パ
ルスが発生し、両端の受光素子2802a、bまでファ
イバ内を伝搬する。そして、測定結果(例えばマルチチ
ャンネル波高分析器の出力値をグラフ化したもの)には
基準放射線源2801a、bを埋め込んだ箇所にそれぞ
れピークが出力される。この2つのピークの位置の差
と、実際埋め込んだ位置の差から測定対象となる放射
線、あるいはある波長域の光パルスの入射位置を精度よ
く決定することができる。なお、測定の原理は前記実施
例1と同様である。
は、時間波高変換器からの出力(つまり、ファイバ両端
へ伝搬する光パルスの受光素子への到達時間差)と光の
ファイバを伝搬する速度からの放射線、あるいはある波
長域の光パルスのシンチレーションファイバ102a、
あるいは102bに対する入射位置を算出していた。し
かし、ファイバ内を伝搬する光の速度はファイバの屈折
率、形状、配置の仕方によって、若干異なってくる。よ
って位置測定に誤差を与えてしまう。この誤差を補正す
るために基準放射線源2801a、bを予め決められた
位置に埋め込む。この結果、基準放射線源2801a、
bを埋め込んだ位置付近のコア部で螢光が起こり、光パ
ルスが発生し、両端の受光素子2802a、bまでファ
イバ内を伝搬する。そして、測定結果(例えばマルチチ
ャンネル波高分析器の出力値をグラフ化したもの)には
基準放射線源2801a、bを埋め込んだ箇所にそれぞ
れピークが出力される。この2つのピークの位置の差
と、実際埋め込んだ位置の差から測定対象となる放射
線、あるいはある波長域の光パルスの入射位置を精度よ
く決定することができる。なお、測定の原理は前記実施
例1と同様である。
【0093】図32は実施例27の変形を示す構成図で
ある。図32において2901a、bは例えば放射線核
種が直径1mm程度のガラスビーズ中に均一に拡散さ
れ、そのガラスビーズがプラスチック板に埋め込まれた
ような基準放射線源である。この基準放射線源2901
a、bをシンチレーションファイバ102a、bにそれ
ぞれ貼り付けてある。このような構成にすることで、前
記実施例27と同様な効果が得られる。
ある。図32において2901a、bは例えば放射線核
種が直径1mm程度のガラスビーズ中に均一に拡散さ
れ、そのガラスビーズがプラスチック板に埋め込まれた
ような基準放射線源である。この基準放射線源2901
a、bをシンチレーションファイバ102a、bにそれ
ぞれ貼り付けてある。このような構成にすることで、前
記実施例27と同様な効果が得られる。
【0094】なお、前記実施例27では2つの基準放射
線源を埋め込む、あるいは貼り付けたが、シンチレーシ
ョンファイバ、遅延用光ファイバの長さに応じて2つ以
上の基準放射線源を埋め込む、あるいは貼り付けてもよ
い。このような構成にしても、前記実施例27と同様な
効果が得られる。
線源を埋め込む、あるいは貼り付けたが、シンチレーシ
ョンファイバ、遅延用光ファイバの長さに応じて2つ以
上の基準放射線源を埋め込む、あるいは貼り付けてもよ
い。このような構成にしても、前記実施例27と同様な
効果が得られる。
【0095】実施例28.図33は実施例28を示す構
成図である。図33において3001はシンチレーショ
ンファイバ、あるいは遅延用光ファイバにおけるコア
部、3002はシンチレーションファイバ、あるいは遅
延用光ファイバにおけるクラッディング部であり、30
03は微細加工技術によりカソード、アノード等を3次
元的にアレイ状にした受光素子、3004は受光素子3
003からの電気信号を前置増幅器に伝送するケーブル
である。図33においてクラッディングの外側に被覆が
施していないが、被覆するかしないかは測定条件、測定
環境に応じて決定する。なお、受光素子3003は以下
のような手法でシンチレーションファイバあるいは遅延
用光ファイバに埋め込む。まず、シンチレーションファ
イバ、あるいは遅延用光ファイバのクラッディングとコ
アの組成の違いを利用しコアのみを選択的にエッチング
し凹部を作成する。その凹部に受光素子3003を埋め
込む。このような構成にすることで検出器を小型するこ
とができ、また、ファイバ中を伝搬してきた光パルスを
効率よく受光素子3003で検出することができる。
成図である。図33において3001はシンチレーショ
ンファイバ、あるいは遅延用光ファイバにおけるコア
部、3002はシンチレーションファイバ、あるいは遅
延用光ファイバにおけるクラッディング部であり、30
03は微細加工技術によりカソード、アノード等を3次
元的にアレイ状にした受光素子、3004は受光素子3
003からの電気信号を前置増幅器に伝送するケーブル
である。図33においてクラッディングの外側に被覆が
施していないが、被覆するかしないかは測定条件、測定
環境に応じて決定する。なお、受光素子3003は以下
のような手法でシンチレーションファイバあるいは遅延
用光ファイバに埋め込む。まず、シンチレーションファ
イバ、あるいは遅延用光ファイバのクラッディングとコ
アの組成の違いを利用しコアのみを選択的にエッチング
し凹部を作成する。その凹部に受光素子3003を埋め
込む。このような構成にすることで検出器を小型するこ
とができ、また、ファイバ中を伝搬してきた光パルスを
効率よく受光素子3003で検出することができる。
【0096】実施例29.図34は実施例29を示す構
成図である。図34において3101は実施例28で記
載したような受光素子、3102は受光素子3101と
シンチレーションファイバあるいは遅延用光ファイバの
コア部に加工した凹部との隙間に流し込んだ例えばシリ
コン系の接着剤、3103は受光素子3101からの電
気信号を前置増幅器に伝送するケーブルである。図34
においてクラッディングの外側に被覆が施していない
が、被覆するかしないかは測定条件、測定環境に応じて
決定する。図34に示すように、受光素子3101とフ
ァイバのコア部にできた凹部には隙間ができる可能性が
ある。この隙間があっても効率よくファイバ内を伝搬し
てきた光パルスを検出するために接着剤3102を流し
込み、受光素子3101を固定する。このような構成に
しても実施例28と同様、検出器を小型することがで
き、また、ファイバ中を伝搬してきた光パルスを効率よ
く受光素子3101で検出することができる。
成図である。図34において3101は実施例28で記
載したような受光素子、3102は受光素子3101と
シンチレーションファイバあるいは遅延用光ファイバの
コア部に加工した凹部との隙間に流し込んだ例えばシリ
コン系の接着剤、3103は受光素子3101からの電
気信号を前置増幅器に伝送するケーブルである。図34
においてクラッディングの外側に被覆が施していない
が、被覆するかしないかは測定条件、測定環境に応じて
決定する。図34に示すように、受光素子3101とフ
ァイバのコア部にできた凹部には隙間ができる可能性が
ある。この隙間があっても効率よくファイバ内を伝搬し
てきた光パルスを検出するために接着剤3102を流し
込み、受光素子3101を固定する。このような構成に
しても実施例28と同様、検出器を小型することがで
き、また、ファイバ中を伝搬してきた光パルスを効率よ
く受光素子3101で検出することができる。
【0097】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されたような効果を奏する。
れているので、以下に記載されたような効果を奏する。
【0098】請求項1の発明によればシンチレーション
ファイバに加え遅延用光ファイバが接続された構成を採
るので、位置分解能を上げる。計測回路系をシンプルに
できる、計測回路を1系統にする、等のことが可能とな
る。
ファイバに加え遅延用光ファイバが接続された構成を採
るので、位置分解能を上げる。計測回路系をシンプルに
できる、計測回路を1系統にする、等のことが可能とな
る。
【0099】また、請求項2の発明によればシンチレー
ションファイバの中央に遅延用光ファイバを挿入し、ま
た、先に伝搬してきた信号が入力する端子と後に伝搬し
てきた信号が入力する端子を区別しない時間波高変換器
を備えた構成にしたので時間波高変換器の測定レンジを
小さくでき、従来より位置分解能を上げることができ
る。
ションファイバの中央に遅延用光ファイバを挿入し、ま
た、先に伝搬してきた信号が入力する端子と後に伝搬し
てきた信号が入力する端子を区別しない時間波高変換器
を備えた構成にしたので時間波高変換器の測定レンジを
小さくでき、従来より位置分解能を上げることができ
る。
【0100】そして、請求項3の発明によればシンチレ
ーションファイバの1端面と他端に接続された遅延用光
ファイバの端面を同じ受光素子に接続し、受光素子、前
置増幅器、コンスタントフラクションディスクリミネー
タをそれぞれ1つにし、また、その1つの受光素子に入
射した2つの光信号の到達時間差を測定できるような計
測回路を用いて計測回路を1系統にする構成にしたの
で、計測器間の特性の違いによる誤差をなくすことがで
きる。また、検出器を小型化することができる。
ーションファイバの1端面と他端に接続された遅延用光
ファイバの端面を同じ受光素子に接続し、受光素子、前
置増幅器、コンスタントフラクションディスクリミネー
タをそれぞれ1つにし、また、その1つの受光素子に入
射した2つの光信号の到達時間差を測定できるような計
測回路を用いて計測回路を1系統にする構成にしたの
で、計測器間の特性の違いによる誤差をなくすことがで
きる。また、検出器を小型化することができる。
【0101】また、請求項4の発明によればシンチレー
ションファイバの1端面に受光素子を接続し、他端に接
続された遅延用光ファイバの端面には反射材を配置し、
また、その1つの受光素子に入射した2つの光信号の到
達時間差を測定できるような計測回路を用いて計測回路
を1系統にする構成にしたもので計測器間の特性の違い
による誤差をなくすことができ、また、検出器を小型化
することができる。
ションファイバの1端面に受光素子を接続し、他端に接
続された遅延用光ファイバの端面には反射材を配置し、
また、その1つの受光素子に入射した2つの光信号の到
達時間差を測定できるような計測回路を用いて計測回路
を1系統にする構成にしたもので計測器間の特性の違い
による誤差をなくすことができ、また、検出器を小型化
することができる。
【0102】また、請求項5の発明によれば1つの信号
の入力に対し、2つの信号を出力する前置増幅器を備え
た構成にしたので、入射位置測定だけでなく、エネルギ
ー分布測定もできる。
の入力に対し、2つの信号を出力する前置増幅器を備え
た構成にしたので、入射位置測定だけでなく、エネルギ
ー分布測定もできる。
【0103】さらに、請求項6の発明によれば光信号の
伝搬距離による損失をソフトウェアあるいはハードウェ
アで補正する構成にしたので、測定対象となる放射線、
あるいはある波長域の光パルスの入射位置によるエネル
ギー分布結果の差を低減することができる。
伝搬距離による損失をソフトウェアあるいはハードウェ
アで補正する構成にしたので、測定対象となる放射線、
あるいはある波長域の光パルスの入射位置によるエネル
ギー分布結果の差を低減することができる。
【0104】そして、請求項7の発明によればシンチレ
ーションファイバを複数本束状にし、それを検出部とす
る構成にしたので、入射した放射線、あるいはある波長
域の光パルスのシンチレーションファイバ内での螢光反
応の確率を上げることができ、受光素子に入力する光量
も上げることができる。
ーションファイバを複数本束状にし、それを検出部とす
る構成にしたので、入射した放射線、あるいはある波長
域の光パルスのシンチレーションファイバ内での螢光反
応の確率を上げることができ、受光素子に入力する光量
も上げることができる。
【0105】また、請求項8の発明によればシンチレー
ションファイバを複数本板状にまとめたファイバ板を検
出部とする構成にしたので、入射した放射線、あるいは
ある波長域の光パルスの入射位置を2次元で測定するこ
とができる。
ションファイバを複数本板状にまとめたファイバ板を検
出部とする構成にしたので、入射した放射線、あるいは
ある波長域の光パルスの入射位置を2次元で測定するこ
とができる。
【0106】さらに、請求項9の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、ファイバ板
を複数枚平行に配置しているので放射線あるいは波長域
の光パルスの飛跡を測定できる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、ファイバ板
を複数枚平行に配置しているので放射線あるいは波長域
の光パルスの飛跡を測定できる。
【0107】そして、請求項10の発明におけるシンチ
レーションファイバを用いた分布型検出器は、ファイバ
板をファイバの方向を直交させて積層しているので、少
ない数の受光素子で放射線または光パルスの入射位置を
2次元で測定できる。
レーションファイバを用いた分布型検出器は、ファイバ
板をファイバの方向を直交させて積層しているので、少
ない数の受光素子で放射線または光パルスの入射位置を
2次元で測定できる。
【0108】また、請求項11の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ前方に低エネルギーの放射
線を吸収する材料を配置するものである。このような構
成にすることで、シンチレーションファイバ内における
低エネルギーの放射線の反応確率と高エネルギーの放射
線の反応確率の差を小さくすることができ、放射線のエ
ネルギーに対する線量率の感度を平坦化できる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ前方に低エネルギーの放射
線を吸収する材料を配置するものである。このような構
成にすることで、シンチレーションファイバ内における
低エネルギーの放射線の反応確率と高エネルギーの放射
線の反応確率の差を小さくすることができ、放射線のエ
ネルギーに対する線量率の感度を平坦化できる。
【0109】また、請求項12の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ後方に高エネルギーの放射
線が後方散乱するような材料を配置するものである。こ
のような構成にすることで、シンチレーションファイバ
内における低エネルギーの放射線の反応確率と高エネル
ギーの放射線の反応確率の差を小さくすることができ、
放射線のエネルギーに対する線量率の感度を平坦化でき
る。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバ後方に高エネルギーの放射
線が後方散乱するような材料を配置するものである。こ
のような構成にすることで、シンチレーションファイバ
内における低エネルギーの放射線の反応確率と高エネル
ギーの放射線の反応確率の差を小さくすることができ、
放射線のエネルギーに対する線量率の感度を平坦化でき
る。
【0110】さらに、請求項13の発明におけるシンチ
レーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレ
ーションファイバの材料として無機シンチレータ材を用
いたものである。このようにすることで、高エネルギー
の放射線のシンチレーションファイバ内の反応確率を高
めることができる。
レーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレ
ーションファイバの材料として無機シンチレータ材を用
いたものである。このようにすることで、高エネルギー
の放射線のシンチレーションファイバ内の反応確率を高
めることができる。
【0111】また、請求項14の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレー
ションファイバ、あるいは遅延用光ファイバの経路上に
光増幅器を備えたものである。このような構成にするこ
とで、ファイバ内での光の伝送損失を補うことができ、
測定範囲を拡大することができる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレー
ションファイバ、あるいは遅延用光ファイバの経路上に
光増幅器を備えたものである。このような構成にするこ
とで、ファイバ内での光の伝送損失を補うことができ、
測定範囲を拡大することができる。
【0112】また、請求項15の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレー
ションファイバと光増幅器の間に波長シフタ材をドープ
したファイバを備えたものである。このような構成にす
ることで、シンチレーションファイバ内での螢光により
発生した光パルスの波長が光増幅器の増幅可能波長帯よ
り短くても、波長シフタにより光パルスの波長を光増幅
器の増幅可能波長帯までシフトすることができ、その結
果ファイバ内での光の伝送損失を補うことができ、測定
範囲を拡大することができる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレー
ションファイバと光増幅器の間に波長シフタ材をドープ
したファイバを備えたものである。このような構成にす
ることで、シンチレーションファイバ内での螢光により
発生した光パルスの波長が光増幅器の増幅可能波長帯よ
り短くても、波長シフタにより光パルスの波長を光増幅
器の増幅可能波長帯までシフトすることができ、その結
果ファイバ内での光の伝送損失を補うことができ、測定
範囲を拡大することができる。
【0113】さらに、請求項16の発明におけるシンチ
レーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレ
ーションファイバに放射線源を備えたものである。この
ように位置の基準とする放射線源を配置することで、放
射線、あるいはある波長域の光パルスの入射位置測定に
対する位置分解能を上げることができる。
レーションファイバを用いた分布型検出器は、シンチレ
ーションファイバに放射線源を備えたものである。この
ように位置の基準とする放射線源を配置することで、放
射線、あるいはある波長域の光パルスの入射位置測定に
対する位置分解能を上げることができる。
【0114】また、請求項17の発明におけるシンチレ
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバを可動式にするものであ
る。このようにすることで、測定範囲の拡大ができ、測
定対象となる放射線、あるいはある波長域の光パルスの
空間分布を測定することができる。
ーションファイバを用いた分布型検出器は、検出部とな
るシンチレーションファイバを可動式にするものであ
る。このようにすることで、測定範囲の拡大ができ、測
定対象となる放射線、あるいはある波長域の光パルスの
空間分布を測定することができる。
【0115】さらに、請求項18の発明によれば微細加
工技術により、受光素子をファイバ端に埋め込んだ構成
にしたので検出器を小型化でき、また、ファイバ内を伝
送する光のファイバ端面での損失を低減することができ
るので、測定範囲の拡大ができる。
工技術により、受光素子をファイバ端に埋め込んだ構成
にしたので検出器を小型化でき、また、ファイバ内を伝
送する光のファイバ端面での損失を低減することができ
るので、測定範囲の拡大ができる。
【図1】 この発明の実施例1を示す全体概略構成図で
ある。
ある。
【図2】 この発明の実施例1を示す部分概略構成図で
ある。
ある。
【図3】 この発明の実施例2を示す全体概略構成図で
ある。
ある。
【図4】 この発明の実施例3における信号弁別回路の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】 この発明の実施例4における信号弁別回路の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図6】 この発明の実施例5における信号弁別回路の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図7】 この発明の実施例6を示す部分概略構成図で
ある。
ある。
【図8】 この発明の実施例7を示す全体概略構成図で
ある。
ある。
【図9】 この発明の実施例8を示す全体概略構成図で
ある。
ある。
【図10】 この発明の実施例9を示す全体概略構成図
である。
である。
【図11】 この発明の実施例10を示すシンチレーシ
ョンファイバ束の側面図と断面図である。
ョンファイバ束の側面図と断面図である。
【図12】 この発明の実施例11を示すシンチレーシ
ョンファイバ束の側面図と断面図である。
ョンファイバ束の側面図と断面図である。
【図13】 この発明の実施例12を示すシンチレーシ
ョンファイバ板の配置概略図である。
ョンファイバ板の配置概略図である。
【図14】 この発明の実施例13を示すシンチレーシ
ョンファイバ板の配置概略図である。
ョンファイバ板の配置概略図である。
【図15】 この発明の実施例14を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図16】 この発明の実施例15を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図17】 この発明の実施例16を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図18】 この発明の実施例17を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図19】 この発明の実施例18を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図20】 この発明の実施例19を示す断面図であ
る。
る。
【図21】 この発明の実施例19を示す断面図であ
る。
る。
【図22】 この発明の実施例19を示す断面図であ
る。
る。
【図23】 この発明の実施例20を示す断面図であ
る。
る。
【図24】 この発明の実施例20を示す断面図であ
る。
る。
【図25】 この発明の実施例21を示す断面図であ
る。
る。
【図26】 この発明の実施例21を示す断面図であ
る。
る。
【図27】 この発明の実施例23を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図28】 この発明の実施例24を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図29】 この発明の実施例25を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図30】 この発明の実施例26を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図31】 この発明の実施例27を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図32】 この発明の実施例27を示す部分概略構成
図である。
図である。
【図33】 この発明の実施例28を示す断面図であ
る。
る。
【図34】 この発明の実施例29を示す断面図であ
る。
る。
【図35】 従来のシンチレーションファイバを用いた
分布型検出器の全体概略構成図である。
分布型検出器の全体概略構成図である。
101、1001、2401 放射線、あるいはある波
長域の光パルス、102a、102b、301、40
1、1703、1901、2001、2201、240
2、3201 シンチレーションファイバ、103、3
02、402、1601、2405 遅延用光ファイ
バ、104a、104b、303、404、1202
a、1202b、1202c、1202d、1202
e、1202f、1302、1402a、1402b、
2406、2802a、2802b、3003、310
1 受光素子、105a、105b、304,501
前置増幅器、106a、106b、305 コンスタン
トフラクションディスクリミネータ107、307 時
間波高変換器、108、503、602 アナンログデ
ジタル変換器、109、504、603、704 マル
チチャンネル波高分析器、110a、110b、100
6a、1006b、1007a、1007b、2403
光パルス、306 信号弁別回路、 403 反射
材、 502 増幅器、601 演算回路、 70
1 コインシデンス回路、702 マルチチャンネル型
アナログデジタル変換器、 703 計算機、801、
901、1603 シンチレーションファイバ束、10
02、1003 シンチレーションファイバ板、100
4、1005 螢光点、1201、1301、1401
シンチレーションファイバ板、あるいは遅延用光ファ
イバ群、1303a、1303b、1303c、130
3d、1303e、1303f、1403a、1403
b、1403c、1403d、1403e、1403f
電気信号、1501 遅延用光ファイバ束あるいは遅延
用光ファイバ板、1502 シンチレーションファイバ
束あるいはシンチレーションファイバ板 1602 光ガイド、1701a,1701b、170
1c、1701d 放射線、1702a,1702b、
1702c、1702d 相互作用点、1704、18
01、2202、2301 吸収材、1705、180
2、2002、2101 後方散乱材、2404 半導
体光増幅器モジュール、 2501 波長シフト用ファ
イバ、2601a、2601b 光伝送用ファイバ、2
602a、2602b 支持材、2603a、2603
b レール付き駆動モータ、2701a、2701b
O/E変換モジュール、2702a、2702b、28
03a、2803b、3004、3103 ケーブル、
2801a、2801b、2901a、2901b 基
準放射線源、3001 コア部、 3002 クラディ
ング部、 3102 接着剤、3202 信号遅延回
路。
長域の光パルス、102a、102b、301、40
1、1703、1901、2001、2201、240
2、3201 シンチレーションファイバ、103、3
02、402、1601、2405 遅延用光ファイ
バ、104a、104b、303、404、1202
a、1202b、1202c、1202d、1202
e、1202f、1302、1402a、1402b、
2406、2802a、2802b、3003、310
1 受光素子、105a、105b、304,501
前置増幅器、106a、106b、305 コンスタン
トフラクションディスクリミネータ107、307 時
間波高変換器、108、503、602 アナンログデ
ジタル変換器、109、504、603、704 マル
チチャンネル波高分析器、110a、110b、100
6a、1006b、1007a、1007b、2403
光パルス、306 信号弁別回路、 403 反射
材、 502 増幅器、601 演算回路、 70
1 コインシデンス回路、702 マルチチャンネル型
アナログデジタル変換器、 703 計算機、801、
901、1603 シンチレーションファイバ束、10
02、1003 シンチレーションファイバ板、100
4、1005 螢光点、1201、1301、1401
シンチレーションファイバ板、あるいは遅延用光ファ
イバ群、1303a、1303b、1303c、130
3d、1303e、1303f、1403a、1403
b、1403c、1403d、1403e、1403f
電気信号、1501 遅延用光ファイバ束あるいは遅延
用光ファイバ板、1502 シンチレーションファイバ
束あるいはシンチレーションファイバ板 1602 光ガイド、1701a,1701b、170
1c、1701d 放射線、1702a,1702b、
1702c、1702d 相互作用点、1704、18
01、2202、2301 吸収材、1705、180
2、2002、2101 後方散乱材、2404 半導
体光増幅器モジュール、 2501 波長シフト用ファ
イバ、2601a、2601b 光伝送用ファイバ、2
602a、2602b 支持材、2603a、2603
b レール付き駆動モータ、2701a、2701b
O/E変換モジュール、2702a、2702b、28
03a、2803b、3004、3103 ケーブル、
2801a、2801b、2901a、2901b 基
準放射線源、3001 コア部、 3002 クラディ
ング部、 3102 接着剤、3202 信号遅延回
路。
Claims (18)
- 【請求項1】 放射線または特定の波長域の光パルスに
対して光パルスを発生するシンチレーションファイバ、
このシンチレーション光ファイバ端に接続され、前記光
パルスを検出する受光素子、この受光素子の出力信号を
増幅する増幅器、この増幅器の出力信号にもとづいて信
号のタイミングパルスを出力するタイミングパルス発生
回路、前記シンチレーションファイバの両方向に伝播す
る2つの光パルスの夫々にもとづく2つの前記タイミン
グ信号の時間差に比例した波高のパルス信号を発生する
時間波高変換器、この時間波高変換器の出力パルス波高
をデジタル化するアナログデジタル変換器、このアナロ
グデジタル変換器の出力信号を波高値別にカウントする
マルチチャンネル波高分析器および前記2つのタイミン
グ信号に前記時間波高変換器で測定可能な時間関係を与
える信号遅延手段を備え、前記時間差に基づいて放射線
または光パルスの入射位置を検出する分布型検出器にお
いて、 前記信号遅延手段として、放射線または特定の波長の光
パルスに反応しない遅延用光ファイバを用いたことを特
徴とするシンチレーションファイバを用いた分布型検出
器。 - 【請求項2】 前記受光素子を前記シンチレーションフ
ァイバの両端に備え、この2つの受光素子に対して前記
増幅器およびタイミングパルス発生回路を夫々2つ備
え、前記遅延用光ファイバを前記シンチレーションファ
イバの中央部に備え、前記時間波高変換器としてその2
つの入力端子に入力される入力信号に特定の順序を必要
としないものを用いたことを特徴とする請求項1に記載
のシンチレーションファイバを用いた分布型検出器。 - 【請求項3】 前記シンチレーションファイバの一端に
前記遅延用光ファイバの一端を接続し、このシンチレー
ションファイバと遅延用光ファイバの夫々の他端を1つ
の受光素子に接続し、前記増幅器およびタイミング発生
回路を夫々1つ備えたことを特徴とする請求項1に記載
のシンチレーションファイバを用いた分布型検出器。 - 【請求項4】 前記シンチレーションファイバの一端に
前記遅延用光ファイバの一端を接続し、この遅延用光フ
ァイバの他端に反射材を配置し、前記シンチレーション
ファイバの他端を受光素子に接続したことを特徴とする
請求項3に記載のシンチレーションファイバを用いた分
布型検出器。 - 【請求項5】 前記2つの増幅器の少なくとも一方の増
幅器の出力を分岐し、分岐した出力信号にもとづいて前
記光パルスのエネルギースペクトルを測定するアナログ
デジタル変換器およびマルチチャンネル波高分析器を備
えたことを特徴とする請求項2に記載のシンチレーショ
ンファイバを用いた分布型検出器。 - 【請求項6】 前記放射線または光パルスの入射位置情
報に基づいて、前記光パルスの伝搬距離による損失を補
正することを特徴とする請求項5に記載のシンチレーシ
ョンファイバを用いた分布型検出器。 - 【請求項7】 前記シンチレーションファイバを複数本
束にしたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1
項に記載のシンチレーションファイバを用いた分布型検
出器。 - 【請求項8】 前記シンチレーションファイバを複数本
板状にまとめたファイバ板を用いることを特徴とする請
求項1から7のいずれか1項に記載のシンチレーション
ファイバを用いた分布型検出器。 - 【請求項9】 前記ファイバ板を複数枚平行に配置した
ことを特徴とする請求項8に記載のシンチレーションフ
ァイバを用いた分布型検出器。 - 【請求項10】 前記ファイバ板2枚をファイバの方向
を直交させて積層したものを少なくとも1組備えたこと
を特徴とする請求項8に記載のシンチレーションファイ
バを用いた分布型検出器。 - 【請求項11】 前記シンチレーションファイバ前方に
低エネルギー放射線の吸収材を配置したことを特徴とす
る請求項1から10のいずれか1項に記載のシンチレー
ションファイバを用いた分布型検出器。 - 【請求項12】 前記シンチレーションファイバの後方
に高エネルギー放射線を後方散乱させる材料を配置した
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記
載のシンチレーションファイバを用いた分布型検出器。 - 【請求項13】 前記シンチレーションファイバの材料
として高原子番号の元素を含み比重の大きな無機シンチ
レーション材料を用いたことを特徴とする請求項1から
12のいずれか1項に記載のシンチレーションファイバ
を用いた分布型検出器。 - 【請求項14】 前記シンチレーションファイバまたは
遅延用光ファイバの経路上に光増幅器を挿入したことを
特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のシ
ンチレーションファイバを用いた分布型検出器。 - 【請求項15】 前記光増幅器の入力側に波長シフタ材
をドープした光ファイバを挿入したことを特徴とする請
求項14に記載のシンチレーションファイバを用いた分
布型検出器。 - 【請求項16】 前記シンチレーションファイバに較正
用の放射線源を備えたことを特徴とする請求項1から1
5のいずれかに記載のシンチレーションファイバを用い
た分布型検出器。 - 【請求項17】 前記シンチレーションファイバを移動
させる駆動機構を備えたことを特徴とする請求項1から
16のいずれか1項に記載のシンチレーションファイバ
を用いた分布型検出器。 - 【請求項18】 前記シンチレーションファイバまたは
遅延用光ファイバの端面に前記受光素子を埋め込むこと
を特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の
シンチレーションファイバを用いた分布型検出器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229501A JPH0894758A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | シンチレーションファイバを用いた分布型検出器 |
| US08/528,671 US5675151A (en) | 1994-09-26 | 1995-09-15 | Distribution type detector using scintillation fibers |
| EP95114977A EP0703469A3 (en) | 1994-09-26 | 1995-09-22 | Distribution type detector using scintillation fibers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229501A JPH0894758A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | シンチレーションファイバを用いた分布型検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0894758A true JPH0894758A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16893166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6229501A Pending JPH0894758A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | シンチレーションファイバを用いた分布型検出器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5675151A (ja) |
| EP (1) | EP0703469A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0894758A (ja) |
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