JPH089475Y2 - ウォームギヤ機構 - Google Patents

ウォームギヤ機構

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JPH089475Y2
JPH089475Y2 JP1990108691U JP10869190U JPH089475Y2 JP H089475 Y2 JPH089475 Y2 JP H089475Y2 JP 1990108691 U JP1990108691 U JP 1990108691U JP 10869190 U JP10869190 U JP 10869190U JP H089475 Y2 JPH089475 Y2 JP H089475Y2
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JP
Japan
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worm
shaft
gear
worm wheel
motor
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JP1990108691U
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JPH0464645U (ja
Inventor
啓之 宮本
一彦 亀田
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ティアツク株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はウォームギヤ機構に係り、例えばテープレコ
ーダのヘッド移動機構に適用し得るウォームギヤ機構に
関する。
従来の技術 従来のウォームギヤ機構について説明する。第5図
に、カセットテープレコーダのヘッド移動機構に用いら
れている、従来のウォームギヤによる減速機構の側面図
を示す。
図において、メカベース33にはモータ取付けブラケッ
ト7が配設されている。モータ取付けブラケット7に
は、モータ8がビス止めされて取付けられている。モー
タ8の軸34には合成樹脂製のウォーム2が固定してあ
る。ウォーム2は合成樹脂製のウォームホイール3とで
ウォームギヤ減速機構を構成している。ウォームホイー
ル3と歯車6は一体を成しており、回転中心に金属製の
軸4が挿通されていて、軸4を回動支軸としている。軸
4は、両端とウォームホイール3と歯車6の取付部分は
一様な太さに削り出されている。該取付部分の下部は、
一部円筒状にやや太く削り出されており、歯車6のスト
ッパを成している。軸4は下端部をベース33にかしめら
れてベース33に固定してあり、上端部は、モータ取付け
ブラケット7に穿設された丸穴5により軸支され、自由
な変位を拘束されている。ウォームホイール3の上側の
軸4には、合成樹脂の円筒状のスリーブ12が嵌合されて
いる。これにより、ウォームギヤは軸方向の位置を規制
されて、噛合状態を保って回転することが出来る。
第6図は、本従来機構の動作を示す図である。以下、
同図について説明する。カムギヤ20にはカム21が一体成
型されていて、回転中心に軸22を有しており、軸22はメ
カベース33に固定されている。金属製のレバー23は、メ
カベース上のピン24に軸支されている。そしてレバー23
の上端はU字型に切り欠かれ、下端にはローラ25がピン
26により回動自在に取り付けられている。ヘッドベース
28には、中心付近に磁気ヘッド29が配設されており、そ
の左右に長穴31a及び31bが図中水平に穿設されている。
長穴31a,31bはメカベース33に固定されたピン30a,30bが
入る大きさであり、ピン30a,30bは長穴31a,31bに夫々緩
挿されている。そして、ヘッドベース28は図中水平方
向、長穴31a,31bの長手方向に滑動することが出来る。
長穴31a,31bは磁気ヘッド29が所定の位置に来るとピン3
0a,30bに当たって、それ以上ヘッドベース28が動かない
大きさに形成されている。長穴31bの上方には、ピン27
がヘッドベース28上に固定されている。ピン27は、レバ
ー23の上端部の切り欠きに丁度入る様な位置に設けられ
ている。
モータ8が、図中矢印a1で示すように反時計回りに回
転すると、ウォームホイール3及び歯車6は、軸4を回
動支軸として矢印b1に示すように反時計回りに回転す
る。歯車6とカムギヤ20は噛合していて、カムギヤ20
は、図中矢印cで示すように時計回りに回転する。そし
て、カム21が矢印c方向に回転することにより、レバー
23の下端に設けられたローラ25はカム21に押圧されて矢
印dの方向に回転しながら、図中左向き、矢印e1の方向
に押圧される。このとき、レバー23はピン24を回動支軸
として運動し、レバー23上端部は矢印e2の方向へ動く。
ヘッドベース28は、ピン27がレバー23に引っぱられて矢
印e2の方向へ動いて、所定の位置にヘッド出しがなされ
る。
磁気ヘッド29が所定の位置に出されると、カムギヤ20
の回転に連動したヘッド位置検出器(図示せず)が動作
して、磁気ヘッド29が所定位置にあることを検出する。
この検出信号がシステムコントロール用のマイクロコン
ピュータに送られると、該マイクロコンピュータにより
モータ8は停止するように制御され、ヘッド出しが完了
する。
考案が解決しようとする課題 以上の様に構成された従来の機構によれば、モータ動
力により駆動されるウォームギヤ減速機構が、何らかの
原因によりモータ駆動中の状態で急激に止められた場合
に、トラブルが発生することがあった。これは例えば、
ヘッドベース28が所定位置へ来ているのに前記ヘッド位
置検出器が接触不良等により正常に動作せず、モータ8
が停止しない場合や、静電気等の原因により、前記マイ
クロコンピュータが誤動作してモータ8を制御出来ない
場合等である。この様な場合には、モータ動力によりウ
ォーム2とこれに噛合して従動するウォームホイール3
が、相互にくいつく場合があった。
このくいつきの発生原因は、以下に述べるとおりであ
る。モータ8駆動中に、ウォームホイール3以降の減速
機構が強制的に急停止させられると、モータ8の駆動力
及び回転運動の慣性モーメントの全てが衝撃力としてウ
ォーム2とウォームホイール3の接触面にかかることに
なる。これによりウォームホイール3はモータ8の軸34
に平行に極めて短い時間に押圧され、反作用でウォーム
2は押し反されて急激に停止させられる。この時に軸4
は、上端部を丸穴5により支持されており、下端部をメ
カベース33に固着されていて、ウォームホイール3は衝
撃力のかかる方向(即ち、軸34に平行な方向)に固定さ
れている。そのため、前述の衝撃力は主にウォーム2と
ウォームホイール3の歯の接触面に面圧を加え、変形さ
せ、互いにくいつかせる仕事のみを行うことになる。
前記くいつき現象が発生した場合には、モータ8の駆
動力、及び歯がくいつく瞬間のギヤの回転数等の条件に
より症状に多少の差はあるが、通常は一度くいつくと、
モータ8の逆回転力により復帰させようとしても、逆回
転力だけでは復帰させることが出来ない。そのために、
くいつきが発生するとカセットテープレコーダの外装筐
体を分解し、ウォームギヤを手で逆転方向に回転させて
復帰させる必要があり、市場での大きなクレームの原因
となっていた。また、修理するために多大な工数を必要
とし、サービス性を著しく損なうものであり、商品価値
を低下させるものであった。筐体に、くいつきが発生し
て修理する時のために、手や指が入る様なスペースや窓
を設ける設計が必要な場合もあった。この様な設計は本
来不必要なものであって、開発期間の延滞,工数アッ
プ、コストアップに繋がるものであった。
本考案は上記の欠点に鑑みてなされたもので、正常に
ヘッド出しが行われない場合でも、くいつきの発生しに
くい、ウォームギヤ機構を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 駆動源により両方向に駆動されるウォームと、該ウォ
ームに噛合しており該ウォームにより回転されるウォー
ムホイールと、該ウォームホイールと一体的に回転し該
回転を従動部に伝えるギヤと、該ギヤと前記ウォームホ
イールの中心を挿通して該ギヤと前記ウォームホイール
を支持する軸とよりなるウォームギヤ機構において、 前記軸の一端を固定しその他端をウォームの軸線方向
とほぼ平行方向に変位自在に支持すると共に、前記軸の
前記一端(固定端)側に前記ギヤを、前記軸の前記他端
(自由端)側に前記ウォームホイールを配設するよう構
成したものである。
作用 上記構成の軸によれば、通常駆動時にはウォームホイ
ールをウォームと正常に噛合する位置に保ち、ウォーム
ホイールに衝撃力が作用して急停止した場合には、ウォ
ームホイールがウォームの駆動力を受けるために軸がウ
ォームの軸線方向に弾性的に撓んで自由端が変位するこ
とによって、ウォームホイールをウォームとの噛合関係
を保ちつつ、ウォームの軸線方向に逃がすことにより上
記衝撃力を吸収する。
実施例 第1図は本考案の一実施例の構成を示す。同図はウォ
ームギヤ機構と、その支持機構を示した図である。同図
において、第5図と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
長穴1はウォーム2の軸方向と平行な長穴であり、モ
ータ取付けブラケット7に穿設されていて、軸4の上端
部が長穴1に挿通されている。軸4はウォーム2の軸方
向と垂直方向にはほぼ固定されウォーム2の軸方向には
変位可能な様、長穴1の寸法が形成されている。従っ
て、ウォームギヤの伝動に重要な、ウォーム2とウォー
ムホイール3の間隔を所定の位置に保った儘、軸4の上
端部はウォーム2の軸方向と平行に変位可能であり、自
由端とされている。一方、軸4の下端部はメカベース33
に固定されており、固定端とされている。
軸押さえ11は弾性を有する薄い金属板からなり、図示
したとおり、モータ取付けブラケット7にビス10で取付
けられている。そして、ウォーム2に嵌通されたモータ
8の軸の先端を図中右方向に押圧し、ウォーム2の軸方
向のガタを規制している。
次に、上記構成の機構の動作について詳しく説明す
る。第2図は、モータ8が定常状態で回転している状態
を示した図である。通常時は、軸4の上端部は長穴1の
ほぼ中心位置(図中実線で示す)に支持されて回転す
る。
第3図(A)は、本実施例においてモータ8が急停止
した状態を示す側面図、同図(B)は、このときウォー
ム2とウォームホイール3の噛合した部分を拡大して示
した平面図である。
モータ8が回転中にウォームホイール3以下の減速機
構が急停止した場合を考える。この場合、矢印a1に示す
とおり反時計回りに、ウォーム2は駆動力を持ってい
る。ウォームホイール3が矢印b1方向への回転を停止す
ると、第3図(B)にAで示す面で、ウォームホイール
3は、同図中、矢印f1で示す左方向へ押しつけられ、ウ
ォーム2はモータ8側(図中矢印g1方向)へ反作用によ
り押圧される。ウォームホイール3が矢印f1方向の衝撃
力を受けると、第3図(A)に一点鎖線で示すとおり、
軸4の上端部は左向きに撓む。この時ウォームホイール
3は、回転を伴わずに第3図(B)に破線で示す様に矢
印f1方向に変位する。ウォーム2は駆動力を有している
ため、同図中破線で示す位置まで回転して停止する。こ
の間に、モータ8の駆動力と慣性力の多くは軸4の弾性
エネルギとして吸収される。破線で示す位置にウォーム
2が停止した時には、実線の位置に固定されている場合
に比べて、ギヤ歯にかかる面圧,摩擦力は大幅に低減さ
れている。
次に破線の位置にウォームギヤが停止していて、モー
タ8を逆回転させる場合について説明する。前述のとお
り、軸4が撓んでウォームギヤが停止した状態では、ギ
ヤ歯にかかっている摩擦力は小さい。従って、同図中矢
印a1と反対方向にモータ8が逆回転すると、ウォームホ
イール3及び軸4は容易に実線で示す位置に復帰するこ
とが出来る。
従って、くいつきは発生しにくくなる。たとえくいつ
きが発生しても、モータ8の逆回転力だけで復帰出来る
程軽いものとなる。
第4図(A)は本実施例において時計回りに回転する
モータ8が急停止した状態を示す側面図,同図(B)
は、このときウォーム2とウォームホイール3とが噛合
した部分を拡大して示した平面図である。この場合に
は、矢印a2に示すとおり時計回りに、ウォーム2は駆動
力を持っている。ウォームホイール3が矢印b2方向への
回転を停止すると、第4図(B)にBで示した面で、ウ
ォームホイール3は図中矢印f2で示す右方向へ押しつけ
られ、ウォーム2は同図中矢印g2方向、モータ8と反対
側へ反作用により押されるため、ギヤ歯の接触面Bに面
圧と摩擦力が加わる。
ここで、第4図(A)にモータ8内部の概略を示した
ように、軸34はウォーム2及びコア14aに嵌通されてい
て、コア14aには巻線15が巻かれている。軸34は、ウォ
ーム2側を軸受け13aにより、右端を軸受け13bにより軸
支されている。ここで注意すべき点は、ウォーム2が第
3図(B)中矢印g1方向に押圧された時には、軸34と軸
受け13bが略点接触するが、ウォーム2が第4図(B)
中矢印g2方向に押されたときには、スリット14bと軸受
け13aとが面接触するということである。従って、モー
タ8が第4図(A)に示すように時計回りの場合にウォ
ームギヤのくいつきが発生すると、前記接触面Bにおけ
る摩擦力と、スリーブ14bと軸受け13aの接触面における
摩擦力のために特に復帰不能になるやすかった。
しかしながら本考案によれば、前述したとおり、ウォ
ームホイール3が第4図(B)中矢印f2方向の力を受け
た時、軸4の上端部は長穴1により支持されていて、矢
印f2と平行に変位可能である。従って、ウォームホイー
ル3がウォームギヤの接触面Bで矢印f2方向の衝撃力を
受けると、軸4の上端部が図中右向きに弾性的に撓むこ
とにより、緩衝材として作用し、接触面Bにおける摩擦
力と、スリーブ14bと軸受け13aの接触面における摩擦力
を大幅に低減することが出来る。
従って、上述したくいつきが起きやすく、復帰不能に
なりやすいモータ8が時計回りの場合に、本考案は特に
有効なもので、カセットテープレコーダの信頼性を高め
ることが出来る。
なお、本実施例においては、カセットテープレコーダ
のヘッド移動機構に用いられているウォームギヤ機構に
ついて説明したが、これに限らず、その他の装置のウォ
ームギヤ機構に応用してもよい。
考案の効果 上述の如く本考案によれば、ウォームギヤ機構が通常
動作している場合には、ウォームギヤの伝動を正常に行
なうことが出来、モータ駆動中にウォームギヤ減速機構
が急停止した場合には、一端が固定された軸の他端側が
弾性的に撓むことによってウォームホイールを衝撃力の
方向に逃がすことにより、衝撃力を吸収し、ギヤ歯のく
いつきを発生しにくくし得、モータの正常回転を確実に
行なわしめることが出来る。
例えば、本考案をテープレコーダのヘッド移動機構に
適用した場合には、市場でのテープレコーダのサービス
対応を容易に行うことが出来、信頼性を高めることが出
来、テープレコーダの商品価値を高めることが出来る等
の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す斜視図、第2図
は本考案の一実施例の一態様を示す側面図、第3図
(A)は本考案の一実施例の一態様を示す側面図、第3
図(B)は本考案の一実施例の一態様を拡大して示す平
面図、第4図(A)は考案の一実施例の一態様を示す側
面図、第4図(B)は本考案の一実施例の一態様を拡大
して示す平面図、第5図は従来機構の構成を示す平面
図、第6図は従来機構の動作を説明する平面図である。 1……長穴、2……ウォーム、3……ウォームホイー
ル、4……軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源により両方向に駆動されるウォーム
    と、該ウォームに噛合しており該ウォームにより回転さ
    れるウォームホイールと、該ウォームホイールと一体的
    に回転し該回転を従動部に伝えるギヤと、該ギヤと前記
    ウォームホイールの中心を挿通して該ギヤと前記ウォー
    ムホイールを支持する軸とよりなるウォームギヤ機構に
    おいて、 前記軸の一端を固定しその他端をウォームの軸線方向と
    平行方向に変位自在に支持すると共に、前記軸の前記一
    端側に前記ギヤを、前記軸の前記他端側に前記ウォーム
    ホイールを配設してなるウォームギヤ機構。
JP1990108691U 1990-10-17 1990-10-17 ウォームギヤ機構 Expired - Lifetime JPH089475Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990108691U JPH089475Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 ウォームギヤ機構

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JP1990108691U JPH089475Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 ウォームギヤ機構

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Publication Number Publication Date
JPH0464645U JPH0464645U (ja) 1992-06-03
JPH089475Y2 true JPH089475Y2 (ja) 1996-03-21

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ID=31855797

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JP1990108691U Expired - Lifetime JPH089475Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 ウォームギヤ機構

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH062059Y2 (ja) * 1988-09-09 1994-01-19 株式会社ケンウッド ギヤ軸支装置

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JPH0464645U (ja) 1992-06-03

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