JPH08947U - 塗装用スプレーガンの吐出量調整装置 - Google Patents

塗装用スプレーガンの吐出量調整装置

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JPH08947U JP6351393U JP6351393U JPH08947U JP H08947 U JPH08947 U JP H08947U JP 6351393 U JP6351393 U JP 6351393U JP 6351393 U JP6351393 U JP 6351393U JP H08947 U JPH08947 U JP H08947U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の塗装用スプレーガンを一つの塗料供給
源に接続して使用する場合であっても、塗料の供給を停
止することなく噴霧状態を見ながら、個々の塗装用スプ
レーガンごとにその手元で簡単に吐出量を調節でき、し
かも、塗装作業中は作業者の邪魔にならないようにする
ことを目的としている。 【構成】 塗料が循環供給される塗料流路7を塗装用ス
プレーガン1の塗料流入口5に接続させる塗料供給口8
が前記塗料流路7から分岐して形成されると共に、前記
塗料流路7の両端には、塗料往管9a及び塗料返管9bを平
行に接続する接続口7a,7bが前記塗料供給口8と反対向
きに開口形成され、前記塗料流路7の分岐部には、塗料
供給口8から塗装用スプレーガン1に供給される塗料の
供給圧力を調整するニードル11が、前記塗料供給口8内
に形成された弁座10に対してねじ送りにより進退可能に
配設され、外部から前記ニードル11の進退操作を行う操
作子12が、前記塗料流路7に対して前記塗料供給口8の
反対側に設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【請求項1】 塗料が循環供給される塗料流路(7)を塗装用スプレーガン (1)の塗料流入口(5)に接続させる塗料供給口(8)が前記塗料流路(7) から分岐して形成されると共に、前記塗料流路(7)の両端には、塗料往管(9a )及び塗料返管(9b)を平行に接続する接続口(7a,7b)が前記塗料供給口(8 )と反対向きに開口形成され、前記塗料流路(7)の分岐部には、塗料供給口( 8)から塗装用スプレーガン(1)に供給される塗料の供給圧力を調整するニー ドル(11)が、前記塗料供給口(8)内に形成された弁座(10)に対してねじ送 りにより進退可能に配設され、外部から前記ニードル(11)の進退操作を行う操 作子(12)が、前記塗料流路(7)に対して前記塗料供給口(8)の反対側に設 けられていることを特徴とする塗装用スプレーガンの吐出量調整装置。
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、塗装用スプレーガンの吐出量を手元で簡単に調節することのできる 吐出量調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、エアレススプレーは、例えば80〜 120kg/cm2の高圧で供給される塗 料を小径のノズルから吐出させて霧化させるものであり、塗料の供給圧力が高い ほど塗料の吐出量は増加する。 したがって、従来は塗料ポンプの出力を制御することにより吐出流量を制御す るようにしているが、一つの塗料供給源に連結された塗料配管に複数のスプレー ガンを接続して使用する場合には、塗料ポンプの出力を可変制御すると全てのス プレーガンの吐出量が変化して、個々のスプレーガンごとに吐出量を調整するこ とができない。
【0003】 このため、本出願人は、スプレーガンと塗料配管のコネクタ部分に絞りを着脱 自在に取り付け、この絞りを交換することにより個々のスプレーガンごとに吐出 流量を任意に設定できるようにしたスプレーガンを提案した(実公昭62−32 602号公報)。 これによれば、口径の異なる絞りを複数種揃えておき、その塗装条件に応じて 絞りを交換すれば、塗料供給圧力が一定であっても、スプレーガンごとに吐出量 を設定することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、吐出量を設定する場合には、実際に塗料を噴霧しながら調整す ることが多いので、交換する度にポンプを停止させたり、塗料配管に介装された バルブを閉じて塗料の供給を中断させ、内部に塗料が残存している状態で塗料配 管とスプレーガンを取り外して、そのコネクタ部分に装着されている絞りを交換 しなければならず、交換作業が非常に面倒であった。 さらに、塗装中に高圧の塗料によりノズルが磨耗して口径が変化すると吐出量 も変わるので、塗装中に吐出量を調整し直す必要を生ずるが、簡単には絞りを交 換することができないため、長時間にわたって塗装を中断しなければなず、塗装 中に調整することは事実上不可能であった。
【0005】 また、エアスプレーは、塗料噴射孔の周囲に形成された空気噴射孔から高圧空 気を噴射させて、中心に形成された塗料噴射孔から吐出される塗料をエア霧化さ せるものであり、塗料の吐出量は塗料噴射孔を開閉するニードル弁の引込量を加 減して0〜供給圧まで塗料の吐出圧を調節することにより可変制御することとし ているが、ニードル弁の僅かな引込量の範囲内で調整しようとしても、0〜供給 圧の間で大まかにしか調整できない。 そこで、本考案は、複数の塗装用スプレーガンを一つの塗料供給源に接続して 使用する場合であっても、塗料の供給を停止することなく、塗装中にその噴霧状 態を見ながら、個々の塗装用スプレーガンごとにその手元で簡単に吐出量を調節 でき、エアスプレーにおいては、ニードル弁の引込量を調整しなくても吐出量を 正確に調節し、しかも、塗装作業中に作業者の邪魔にならないようにすることを を技術的課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本考案は、塗料が循環供給される塗料流路を塗装 用スプレーガンの塗料流入口に接続させる塗料供給口が前記塗料流路から分岐し て形成されると共に、前記塗料流路の両端には、塗料往管及び塗料返管を平行に 接続する接続口が前記塗料供給口と反対向きに開口形成され、前記塗料流路の分 岐部には、塗料供給口から塗装用スプレーガンに供給される塗料の供給圧力を調 整するニードルが、前記塗料供給口内に形成された弁座に対してねじ送りにより 進退可能に配設され、外部から前記ニードルの進退操作を行う操作子が、前記塗 料流路に対して前記塗料供給口の反対側に設けられていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、塗料流路から分岐して形成された塗料供給口をスプレーガン に形成された塗料流入口に接続して、塗料流路に塗料を循環供給し、スプレーガ ンの塗料噴霧ノズルを開放すると、循環供給されている塗料が、塗料供給口を介 して塗料流入口に流入し、塗料噴霧ノズルから噴霧される。 このとき、塗料流路の分岐部には、塗料供給口内の弁座に対して進退される塗 料供給圧調整用のニードルが設けられており、このニードルを進退操作すること によってニードルと弁座との距離が変化し、これに応じて流路抵抗が変化する。 すなわち、操作子を回してニードルと弁座の距離を近づけると、圧力損失が増 大してスプレーガンに供給される塗料圧力が低下して吐出量が減少し、ニードル と弁座の距離を離すと、圧力損失が低下してスプレーガンに供給される塗料圧力 が高くなって吐出量が増大する。
【0008】 なお、スプレーガンの塗料流入口は通常下向きに形成されているので、塗料供 給口は上向きに接続されることとなり、塗料往管及び塗料返管は、塗料流路に対 して塗料供給口と反対側の下方から各接続口に平行に接続され、操作子は、その 間に位置することとなるので、作業の邪魔にならず、また、塗装中に誤って触れ ることによる誤操作がない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。 図1は本考案に係る塗装機の吐出量調整機構を示す断面図である。
【0010】 図中1は、例えばエアレススプレーに用いられる塗装用スプレーガンであって 、その先端に形成された塗料噴霧ノズル2が、トリガ3により進退されるニード ル4により開閉されると共に、ノズル2に塗料を送給する塗料流入口5が下向き に開口形成されている。 6はスプレーガン1の吐出量を調整する吐出量調整装置であって、塗料を循環 供給する塗料流路7を前記塗料流入口5に接続させる塗料供給口8が前記塗料流 路7から分岐して上向きに開口形成されると共に、前記塗料流路7は、その両端 側が下方に湾曲されて逆U字状に形成され、その先端に、塗料往管9a及び塗料 返管9bを平行に接続する接続口7a及び7bが下向きに開口形成され、その湾 曲頂部に前記塗料供給口8が形成されている。
【0011】 塗料流路7の分岐部には、塗料供給口8から塗装用スプレーガン1に供給され る塗料の供給圧力を調整するニードル11が、前記塗料供給口8内に形成された 弁座10に対してねじ送りにより進退可能に配設され、外部から前記ニードル1 1の進退操作を行う操作子12が、塗料流路7に対して塗料供給口8の反対側に 設けられている。 本例では、塗料流路7の下側から弁座10に対して進退されるネジ13が配設 され、その先端に塗料供給圧調整用のニードル11が形成されると共に、塗料流 路7外に突出した前記ネジ13の頭部に調整つまみとなる操作子12が形成され ている。 なお、塗料供給圧調整用ニードル11の先端は円錐状のテーパ面に形成され、 弁座10に向かって進出したときに開口面積が狭まり、後退したときに拡がるよ うに成されている。
【0012】 以上が、本考案の一例構成であって、次にその作用について説明する。 まず、スプレーガン1のノズル2を閉成しているときは、塗料は塗料流路7を 通って例えば100kg/cm2 の高圧で循環供給されている。 この状態で、ノズル2を開放すると塗料流路7内を流れる塗料が、塗料供給口 8からスプレーガン1の塗料流入口5に流入し、塗料の供給圧力によりノズル2 で霧化されて吐出される。
【0013】 そして、操作子12を例えば右に回して塗料供給圧調整のニードル11を進出 させると、当該ニードル11と弁座10の間に形成される隙間が狭くなって、そ の部分における圧力損失が大きくなるので、塗料流入口5からノズル2に送給さ れる塗料の圧力が低下し、吐出量が少なくなる。 また、操作子12を例えば左に回してニードル11を後退させると、当該ニー ドル11と弁座10の間に形成される隙間が広くなって、その部分における圧力 損失が小さくなるので、塗料流入口5からノズル2に送給される塗料の圧力が上 昇し、吐出量が多くなる。 したがって、スプレーガン1で塗料を試し吹きしてその噴霧状態を見ながら、 操作子12を左右に回して、吐出量を簡単に調整することができる。
【0014】 また、操作子12は、湾曲した塗料流路7の間に設けられているので、作業中 に邪魔にならず、手元で簡単に操作できると同時に、誤って操作子12に触れて しまったり、スプレーガン1を置いたときに操作子12が何かに接触して回転す るおそれがなく、したがって吐出量が勝手に変化することもない。
【0015】 なお、実施例の説明では塗料流路7を逆U字状に形成した場合について説明し たが、本考案はこれに限らず、例えば逆Y時型に形成したり、また、逆T字型に 形成してその両端側に接続口7a,7bを下向きに形成する場合であってもよい 。 さらに、エアレススプレーに用いる塗装用スプレーガンに適用する場合に限ら ず、噴霧エアの圧力で塗料を霧化して塗装するエアスプレーガンや、その他の塗 装用スプレーガンの吐出量調整装置として用いることもできる。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、塗装用スプレーガンの塗料流入口に接続 される塗料供給口が塗料流路から分岐して形成され、その分岐部に、前記塗料供 給口内に形成された弁座に対してねじ送りにより進退調節できる塗料供給圧調整 用ニードルが配されているので、複数の塗装機を一つの塗料供給源に接続して使 用する場合であっても、そのニードルをねじ送りして進退させるだけで、塗料の 供給を停止することなく塗装中にその噴霧状態を見ながら、個々の塗装機ごとに その手元で簡単に吐出量を調節することができるという優れた効果を有する。 また、塗料往管及び塗料返管は、塗料流路の両端に形成された接続口に対して 下方から平行に接続されるので、偏った力がかからず作業しやすいだけでなく、 操作子は、その間に位置することとなるので、作業の邪魔にならず、また、塗装 中に誤って触れることによる誤操作がないという効果を有する。
【提出日】平成8年2月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、塗装用スプレーガンの吐出量を手元で簡単に調節することのできる 吐出量調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、エアレススプレーは、例えば80〜 120kg/cm2の高圧で供給される塗 料を小径のノズルから吐出させて霧化させるものであり、塗料の供給圧力が高い ほど塗料の吐出量は増加する。 したがって、従来は塗料ポンプの出力を制御することにより吐出流量を制御す るようにしているが、一つの塗料供給源に連結された塗料配管に複数のスプレー ガンを接続して使用する場合には、塗料ポンプの出力を可変制御すると全てのス プレーガンの吐出量が変化して、個々のスプレーガンごとに吐出量を調整するこ とができない。
【0003】 このため、本出願人は、スプレーガンと塗料配管のコネクタ部分に絞りを着脱 自在に取り付け、この絞りを交換することにより個々のスプレーガンごとに吐出 流量を任意に設定できるようにしたスプレーガンを提案した(実公昭62−32 602号公報)。 これによれば、口径の異なる絞りを複数種揃えておき、その塗装条件に応じて 絞りを交換すれば、塗料供給圧力が一定であっても、スプレーガンごとに吐出量 を設定することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、吐出量を設定する場合には、実際に塗料を噴霧しながら調整す ることが多いので、交換する度にポンプを停止させたり、塗料配管に介装された バルブを閉じて塗料の供給を中断させ、内部に塗料が残存している状態で塗料配 管とスプレーガンを取り外して、そのコネクタ部分に装着されている絞りを交換 しなければならず、交換作業が非常に面倒であった。 さらに、塗装中に高圧の塗料によりノズルが磨耗して口径が変化すると吐出量 も変わるので、塗装中に吐出量を調整し直す必要を生ずるが、簡単には絞りを交 換することができないため、長時間にわたって塗装を中断しなければなず、塗装 中に調整することは事実上不可能であった。
【0005】 また、エアスプレーは、塗料噴射孔の周囲に形成された空気噴射孔から高圧空 気を噴射させて、中心に形成された塗料噴射孔から吐出される塗料をエア霧化さ せるものであり、塗料の吐出量は塗料噴射孔を開閉するニードル弁の引込量を加 減して0〜供給圧まで塗料の吐出圧を調節することにより可変制御することとし ているが、ニードル弁の僅かな引込量の範囲内で調整しようとしても、0〜供給 圧の間で大まかにしか調整できない。 そこで、本考案は、複数の塗装用スプレーガンを一つの塗料供給源に接続して 使用する場合であっても、塗料の供給を停止することなく、塗装中にその噴霧状 態を見ながら、個々の塗装用スプレーガンごとにその手元で簡単に吐出量を調節 でき、エアスプレーにおいては、ニードル弁の引込量を調整しなくても吐出量を 正確に調節し、しかも、塗装作業中に作業者の邪魔にならないようにすることを を技術的課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本考案は、塗料が循環供給される塗料流路を塗装 用スプレーガンの塗料流入口に接続させる塗料供給口が前記塗料流路から分岐し て形成されると共に、前記塗料流路の両端には、塗料往管及び塗料返管を平行に 接続する接続口が前記塗料供給口と反対向きに開口形成され、前記塗料流路の分 岐部には、塗料供給口から塗装用スプレーガンに供給される塗料の供給圧力を調 整するニードルが、前記塗料供給口内に形成された弁座に対してねじ送りにより 進退可能に配設され、外部から前記ニードルの進退操作を行う操作子が、前記塗 料流路に対して前記塗料供給口の反対側に設けられていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、塗料流路から分岐して形成された塗料供給口をスプレーガン に形成された塗料流入口に接続して、塗料流路に塗料を循環供給し、スプレーガ ンの塗料噴霧ノズルを開放すると、循環供給されている塗料が、塗料供給口を介 して塗料流入口に流入し、塗料噴霧ノズルから噴霧される。 このとき、塗料流路の分岐部には、塗料供給口内の弁座に対して進退される塗 料供給圧調整用のニードルが設けられており、このニードルを進退操作すること によってニードルと弁座との距離が変化し、これに応じて流路抵抗が変化する。 すなわち、操作子を回してニードルと弁座の距離を近づけると、圧力損失が増 大してスプレーガンに供給される塗料圧力が低下して吐出量が減少し、ニードル と弁座の距離を離すと、圧力損失が低下してスプレーガンに供給される塗料圧力 が高くなって吐出量が増大する。
【0008】 なお、スプレーガンの塗料流入口は通常下向きに形成されているので、塗料供 給口は上向きに接続されることとなり、塗料往管及び塗料返管は、塗料流路に対 して塗料供給口と反対側の下方から各接続口に平行に接続され、操作子は、その 間に位置することとなるので、作業の邪魔にならず、また、塗装中に誤って触れ ることによる誤操作がない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。 図1は本考案に係る塗装機の吐出量調整機構を示す断面図である。
【0010】 図中1は、例えばエアレススプレーに用いられる塗装用スプレーガンであって 、その先端に形成された塗料噴霧ノズル2が、トリガ3により進退されるニード ル4により開閉されると共に、ノズル2に塗料を送給する塗料流入口5が下向き に開口形成されている。 6はスプレーガン1の吐出量を調整する吐出量調整装置であって、塗料を循環 供給する塗料流路7を前記塗料流入口5に接続させる塗料供給口8が前記塗料流 路7から分岐して上向きに開口形成されると共に、前記塗料流路7は、その両端 側が下方に湾曲されて逆U字状に形成され、その先端に、塗料往管9a及び塗料 返管9bを平行に接続する接続口7a及び7bが下向きに開口形成され、その湾 曲頂部に前記塗料供給口8が形成されている。
【0011】 塗料流路7の分岐部には、塗料供給口8から塗装用スプレーガン1に供給され る塗料の供給圧力を調整するニードル11が、前記塗料供給口8内に形成された 弁座10に対してねじ送りにより進退可能に配設され、外部から前記ニードル1 1の進退操作を行う操作子12が、塗料流路7に対して塗料供給口8の反対側に 設けられている。 本例では、塗料流路7の下側から弁座10に対して進退されるネジ13が配設 され、その先端に塗料供給圧調整用のニードル11が形成されると共に、塗料流 路7外に突出した前記ネジ13の頭部に調整つまみとなる操作子12が形成され ている。 なお、塗料供給圧調整用ニードル11の先端は円錐状のテーパ面に形成され、 弁座10に向かって進出したときに開口面積が狭まり、後退したときに拡がるよ うに成されている。
【0012】 以上が、本考案の一例構成であって、次にその作用について説明する。 まず、スプレーガン1のノズル2を閉成しているときは、塗料は塗料流路7を 通って例えば100kg/cm2 の高圧で循環供給されている。 この状態で、ノズル2を開放すると塗料流路7内を流れる塗料が、塗料供給口 8からスプレーガン1の塗料流入口5に流入し、塗料の供給圧力によりノズル2 で霧化されて吐出される。
【0013】 そして、操作子12を例えば右に回して塗料供給圧調整のニードル11を進出 させると、当該ニードル11と弁座10の間に形成される隙間が狭くなって、そ の部分における圧力損失が大きくなるので、塗料流入口5からノズル2に送給さ れる塗料の圧力が低下し、吐出量が少なくなる。 また、操作子12を例えば左に回してニードル11を後退させると、当該ニー ドル11と弁座10の間に形成される隙間が広くなって、その部分における圧力 損失が小さくなるので、塗料流入口5からノズル2に送給される塗料の圧力が上 昇し、吐出量が多くなる。 したがって、スプレーガン1で塗料を試し吹きしてその噴霧状態を見ながら、 操作子12を左右に回して、吐出量を簡単に調整することができる。
【0014】 また、操作子12は、湾曲した塗料流路7の間に設けられているので、作業中 に邪魔にならず、手元で簡単に操作できると同時に、誤って操作子12に触れて しまったり、スプレーガン1を置いたときに操作子12が何かに接触して回転す るおそれがなく、したがって吐出量が勝手に変化することもない。
【0015】 なお、実施例の説明では塗料流路7を逆U字状に形成した場合について説明し たが、本考案はこれに限らず、例えば逆Y時型に形成したり、また、逆T字型に 形成してその両端側に接続口7a,7bを下向きに形成する場合であってもよい 。 さらに、エアレススプレーに用いる塗装用スプレーガンに適用する場合に限ら ず、噴霧エアの圧力で塗料を霧化して塗装するエアスプレーガンや、その他の塗 装用スプレーガンの吐出量調整装置として用いることもできる。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、塗装用スプレーガンの塗料流入口に接続 される塗料供給口が塗料流路から分岐して形成され、その分岐部に、前記塗料供 給口内に形成された弁座に対してねじ送りにより進退調節できる塗料供給圧調整 用ニードルが配されているので、複数の塗装機を一つの塗料供給源に接続して使 用する場合であっても、そのニードルをねじ送りして進退させるだけで、塗料の 供給を停止することなく塗装中にその噴霧状態を見ながら、個々の塗装機ごとに その手元で簡単に吐出量を調節することができるという優れた効果を有する。 また、塗料往管及び塗料返管は、塗料流路の両端に形成された接続口に対して 下方から平行に接続されるので、偏った力がかからず作業しやすいだけでなく、 操作子は、その間に位置することとなるので、作業の邪魔にならず、また、塗装 中に誤って触れることによる誤操作がないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る塗装機の吐出量制御機構の一例を
示す断面図。
【符号の説明】
1・・・塗装用スプレーガン 2・・・ノズル 3・・・トリガ 4・・・ニードル 5・・・塗料流入口 6・・・吐出量調整装置 7・・・塗料流路 7a・・接続口 7b・・接続口 8・・・塗料供給口 9a・・塗料往管 9b・・塗料返管 10・・・弁座 11・・・塗料供給圧調整用ニードル 12・・・操作子 13・・・ネジ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 塗装用スプレーガンの吐出量調整装
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る塗装機の吐出量制御機構の一例を
示す断面図。
【符号の説明】 1・・・塗装用スプレーガン 2・・・ノズル 3・・・トリガ 4・・・ニードル 5・・・塗料流入口 6・・・吐出量調整装置 7・・・塗料流路 7a・・接続口 7b・・接続口 8・・・塗料供給口 9a・・塗料往管 9b・・塗料返管 10・・・弁座 11・・・塗料供給圧調整用ニードル 12・・・操作子 13・・・ネジ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】
JP1993063513U 1993-10-28 1993-11-26 塗装用スプレーガンの吐出量調整装置 Expired - Lifetime JP2599940Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014087760A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Anest Iwata Corp スプレーガン
JP2018069238A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 エクセル インダストリー 空気噴霧器組立体、そのような組立体のための絞り機、及びそのような組立体又はそのような絞り機を含むコーティング用製品を噴射するための設備

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014087760A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Anest Iwata Corp スプレーガン
JP2018069238A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 エクセル インダストリー 空気噴霧器組立体、そのような組立体のための絞り機、及びそのような組立体又はそのような絞り機を含むコーティング用製品を噴射するための設備

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