JPH0896451A - トラッキング制御装置 - Google Patents

トラッキング制御装置

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JPH0896451A
JPH0896451A JP6230964A JP23096494A JPH0896451A JP H0896451 A JPH0896451 A JP H0896451A JP 6230964 A JP6230964 A JP 6230964A JP 23096494 A JP23096494 A JP 23096494A JP H0896451 A JPH0896451 A JP H0896451A
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康徳 小原
Harushige Nakagaki
春重 中垣
Takao Arai
孝雄 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トラック番号及びブロック番号のアドレスデー
タが記録されるディジタルVTRの可変速再生トラッキ
ング装置を提供する。 【構成】可変速再生時に、ヘッドが特定トラックを走査
するときに再生すべきブロック番号を演算する演算回路
と、実際に再生されるブロック番号を検出するブロック
番号検出手段を設け、両者のブロック番号差からトラッ
キング制御信号を生成して、ヘッドのトラッキングを行
う。 【効果】再生されるブロック番号が基準ブロック番号に
合致するようにテープの走行の位相制御が行えるため、
任意速度かつ任意位相の可変速再生トラッキングを実現
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、民生用ディジタルVT
Rの可変速再生におけるトラッキング制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】民生用ディジタルVTRでは、磁気テー
プに記録するデータ量を削減するためにMPEG方式な
どの画像圧縮技術を利用している。MPEG方式では、
フレーム間の差分を利用して映像を構築しているので、
可変速再生などを行うと、前後のフレームのデータの連
続性が失われるため、再生したデータから映像を復合す
ることはできない。このため、画像圧縮にMPEG方式
を利用したディジタルVTRの可変速再生方法として、
たとえば”FIRST SCAN TECHNOLOGY FOR DIGITALVIDEO T
APE RECORDERS ( IEE Transactions on Consumer Elect
ronics Vol.39,No.3,AUGUST 1993 )”のような方法が提
案されている。この方法は図10に示すように、可変速
再生時にも画像の復号が可能となるように、再生ヘッド
22の走査軌跡71にあわせた磁気テープ21上の特定
の位置に、可変速再生用の映像データ72を通常再生用
の映像データ24とは別に記録して、可変速再生用のト
ラック73を形成する方式である。また、各トラック
は、複数の数百バイト程度のデータブロックから構成さ
れ、それぞれのデータブロックには映像データと共にト
ラック番号及びブロック番号を含んだブロックアドレス
が記録される。トラック番号は、一定のトラック数ごと
に周期的に番号がつけられ、ブロック番号はトラック毎
に記録トラックの先頭から連続した番号がつけられてい
る。可変速再生用の映像データ72は、再生された部分
的なデータから映像を復号する必要があるため、フレー
ム単位の圧縮方式が用いられ高い圧縮率で圧縮される。
これらの可変速再生用の映像データを再生することによ
り、MPEG方式圧縮を行い記録したテープでもサーチ
やシャトル再生などの可変速再生を可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来方式は、可変速再生用のトラックが限定されるため、
可変速再生時には再生ヘッドが可変速再生用のトラック
の中心を正確に走査する必要があるが、その具体的なト
ラッキング制御手段については開示されていなかった。
【0004】本発明の目的は、可変速再生時においても
所定のトラックを正確にトラッキングすることが可能な
トラッキング制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】再生ヘッドが可変速再生
用のトラックの中心を走査するときの、特定トラックに
到達するときに再生するブロック番号を基準ブロック番
号として出力する演算回路と、再生ヘッドが実際に上記
特定トラックに到達するときに再生するブロック番号を
比較ブロック番号として検出するブロック番号検出手段
を設け、上記基準ブロック番号と上記比較ブロック番号
の番号差に応じたトラッキング制御信号を生成し、可変
速再生時のトラッキング制御を行うようにした。
【0006】
【作用】上記のように生成したトラッキング制御信号を
零にするようにテープの走行制御を行うことにより、再
生ヘッドが特定トラックを走査するときのブロック番号
が可変速再生用のトラックのそれに合致するように位相
制御が行われ、その結果、再生ヘッドが可変速再生用の
トラックの中心を正確に走査するようなトラッキング制
御を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0008】図1は、本発明によるトラッキング制御装
置の一実施例を示す構成図である。同図において、1は
VTRシステムの全体のコントロールを行うシステムコ
ントロール回路、2は位相誤差検出の基準となるブロッ
ク番号を出力する演算回路、3は再生ヘッドが走査して
いるブロックのブロック番号を検出するブロック番号抽
出回路、4は再生ヘッドが走査しているトラックのトラ
ック番号を検出するトラック番号抽出回路、5は演算回
路2からのブロック番号とブロック番号抽出回路3から
のブロック番号の番号差を計算する比較回路、6はブロ
ック番号抽出回路3の出力をサンプリングまたはホール
ドするサンプル&ホールド回路、7は比較回路5から出
力されるブロック番号差にシステムコントロール回路1
から送られる係数を乗じてテープ走行方向の位相差を計
算する乗算回路である。
【0009】演算回路2は、再生ヘッドが可変速再生用
のトラックの中心を走査する場合の、再生ヘッドが特定
のトラックに到達するときに再生するブロックのブロッ
ク番号を基準ブロック番号として比較回路5へ出力す
る。ブロック番号抽出回路3は、再生ヘッドが実際に走
査しているブロックのブロック番号を再生信号から抽出
し、サンプル&ホールド回路6に出力する。システムコ
ントロール回路1は、トラック番号抽出回路4が上記特
定のトラックに到達したことを検知して出力する識別信
号を元に、サンプル&ホールド回路6をサンプリング動
作に切り換えて、ブロック番号抽出回路3の出力を比較
回路5に出力する。乗算回路7は比較回路5から出力さ
れるブロック番号の差に、システムコントロール回路1
から送られる係数を乗じてテープ走行方向の位相誤差を
出力するものである。
【0010】図2は、図1のトラッキング制御装置を用
いたディジタルVTRで再生を行う磁気テープの記録パ
ターンの一例を示した図である。同図は、正転(フォワ
ード)方向の8倍速再生用の映像データが記録されてい
る例を示しており、21は磁気テープ、22は再生ヘッ
ド、23は8倍速再生時の再生ヘッドの走査軌跡、24
の空白部分は通常再生用の映像データが記録されている
領域、25のように斜線をほどこした部分は8倍速再生
用のデータが記録されている部分である。8倍速再生時
には再生ヘッド22は走査軌跡23のように8トラック
にわたって斜めに走査するので、8倍速再生を行うため
には走査軌跡23の傾きにあわせて8つのトラックそれ
ぞれの特定の位置に8倍速再生用データ25を分割して
記録しておき、これらのデータ25が集まって8倍速再
生用のトラック26を形成している。8倍速再生時に
は、再生ヘッド22が8倍速再生用のトラック26の中
心を走査することによって8倍速再生用の映像データ2
5を再生することが可能となる。図2では正転方向の8
倍速の記録例を示しているが、必要に応じて任意の再生
速度に応じた記録を行うことはもちろん可能であり、ま
た逆転(リバース)方向の高速再生用の記録も同様に可
能である。
【0011】図3及び図4は、図1の実施例による位相
誤差検出の原理を説明する図で、図3は図2の磁気テー
プ上のトラックと再生ヘッドの走査軌跡の関係の一部を
抜き出したものであり、図4は再生ヘッドが走査してい
るトラック番号とブロック番号との関係を示したもので
ある。図3において31、32及び33は再生ヘッドの
走査軌跡であり、走査軌跡31は再生ヘッドが図2で示
した可変速再生用のトラック26の中心を走査する基準
位相を示している。これらの走査軌跡の間には走査軌跡
31を基準として、それぞれテープ走行方向に−2.5
トラック分の位相差34及び+0.5トラック分の位相
差35が生じている。トラックに示した英数字は、それ
ぞれトラック番号を示し、再生ヘッドがトラック番号A
のトラック36に到達したときのトラック長手方向の位
相差をそれぞれ37、38の破線の矢印で示している。
図4において41、42及び43は、再生ヘッドの走査
軌跡がそれぞれ31、32及び33の時に再生されるト
ラック番号とブロック番号の関係であり、41はその関
係の基準となるものである。また、47及び48は再生
ヘッドがトラック36に到達したときに再生するブロッ
ク番号の、走査軌跡31を基準としたときのブロック番
号差を示している。
【0012】図形的な関係から、テープ走行方向の位相
差34及び35は、それぞれトラック36に達したとき
のトラック長手方向の位相差37及び38との間に比例
関係があり、その比例係数はトラックに対する再生ヘッ
ドの傾き、すなわち可変速再生の再生速度によって定ま
る値となる。また、トラック長手方向の位相差は、各ト
ラックに記録されたブロック番号よりトラック長手方向
の絶対位置が検出できるので、それぞれの走査位相にお
いて再生ヘッドがトラック36へ到達するときに再生す
るブロック番号を検出し、そのブロック番号の番号差を
検出することで計算することができる。すなわち、47
及び48のブロック番号差は、それぞれトラック長手方
向の位相差37及び38に比例した値となり、その比例
係数はトラック長手方向に割り当てられた総ブロック数
によって定まる値となる。
【0013】この二つの関係より、走査軌跡32及び3
3において再生ヘッドがトラック36に到達するときに
再生するブロック番号差47及び48は、テープ走行方
向の位相差34及び35に比例した値となり、その比例
係数は再生ヘッドが1トラック中で再生するブロック数
の逆数であり、トラック長手方向における総ブロック数
と一走査期間内に再生ヘッドが横切るトラック数からそ
の値が求められる。
【0014】このような関係から、トラック36のよう
なブロック番号を比較する特定のトラックを決めてお
き、走査軌跡31のような基準となる走査軌跡において
再生ヘッドがその特定トラックへ到達したときに再生す
るブロック番号を基準ブロック番号として、また、実際
に再生ヘッドがその特定トラックに到達するときに再生
するブロック番号を比較ブロック番号として検出し、両
ブロック番号の番号差に再生ヘッドが1トラック中で再
生するブロックの数の逆数を乗じることにより、テープ
走行方向の位相差を計算することができる。これが本実
施例における位相誤差検出の原理である。
【0015】図5は、演算回路2による基準ブロック番
号の算出方法を説明する図であり、27は再生ヘッドが
8倍速再生用のトラック26の中心を走査している走査
軌跡を示している。また、各トラックの入り側に付けら
れている数字はトラック番号を、各トラック上に付けら
れている数字はブロック番号を示している。同図は、ト
ラック番号が8トラック毎に初期化される8トラック完
結の方法で付けられ、1トラックは40個のブロックに
分けられ、各ブロックには再生ヘッドの走査開始位置か
ら順に1から40までのブロック番号が付けられている
例を示している。8倍速再生用の映像データ25は、ト
ラック番号1から8のそれぞれで、ブロック番号1、
6、12、18、24、29、35、40のブロックに
記録されている。
【0016】同図より、走査軌跡27のように8倍速再
生用のトラック26の中心を走査しているときに、再生
ヘッドがトラックを横切るときのブロック番号は、それ
ぞれトラック番号によって特定された番号となっている
ことがわかる。これより、図6のようなトラック番号と
ブロック番号の関係を示したテーブルを作ることができ
る。同図は、8倍速再生時の、各トラック番号に到達す
るときに再生されるブロックのブロック番号を示したも
のであり、このようなデータテーブルを再生速度毎に演
算回路2に記憶しておくことによって、再生速度に応じ
た基準ブロック番号を出力することができる。
【0017】以下、図1のトラッキング制御装置の全体
の動作について、再生速度が通常再生速度の8倍であ
り、ブロック番号を比較するトラックのトラック番号を
4とした場合について説明する。
【0018】可変速再生の指令がシステムコントロール
回路1から出されると、テープ速度の制御を行う制御装
置(図示せず)により磁気テープは8倍速再生時の所定
のテープ速度にたち上げられ、再生ヘッド22は8トラ
ックをまたがって走査する図2で示した23のような軌
跡になり、次いで、再生ヘッドが可変速再生用のトラッ
ク26の中心を走査するような位相制御が行われる。
【0019】演算回路2は、図6に示したように再生ヘ
ッドがトラック番号4のトラックに到達するときに再生
すべきブロック番号である16を基準ブロック番号とし
て比較回路5に出力し、ブロック番号抽出回路3は、再
生ヘッドが走査しているブロックのブロック番号を再生
信号から抽出してサンプル&ホールド回路6に出力す
る。システムコントロール回路1は、トラック番号抽出
回路4がトラック番号4のトラックに到達したことを検
知して出力する識別信号を元に、サンプル&ホールド回
路6をサンプリング動作に切り換えて、再生ヘッドがト
ラック番号4のトラックに到達したときに再生されたブ
ロック番号を比較回路5に出力する。比較回路5は両ブ
ロック番号の差を検出し、乗算回路7に出力する。乗算
回路7はこれに、システムコントロール回路1から送ら
れる乗算係数を乗じてテープ走行方向の位相誤差信号を
出力する。この値は、上述したように再生ヘッドが1ト
ラック中で再生するブロック数の逆数であり、本実施例
においては1トラックは40ブロックで構成され、再生
ヘッドは8トラックを横切って走査するので、1トラッ
ク中で再生するブロック数は5となり、その逆数である
0.2が比較回路5からの結果に乗算される。すなわ
ち、ブロック番号差は1ブロック単位で検出されるの
で、テープ走行方向の位相差は0.2トラック単位で検
出することができる。この位相誤差信号はトラッキング
制御信号としてキャプスタンモータ(図示せず)の速度
調整に用いられ、再生ヘッドが可変速再生用のトラック
26の中心を走査するようなトラッキング制御が行われ
る。
【0020】図7は、本発明によるトラッキング制御装
置の他の一実施例を示す構成図である。同図において、
8は再生ヘッドの走査開始からの時間を計測するタイマ
カウンタ、9は位相誤差検出の基準となる基準時間を計
算する演算回路であり、その他図1と同一符号を付した
部分は同一、もしくは同等な部分を示し、その動作もま
た同一である。また、図7の実施例によるトラッキング
制御装置を用いたディジタルVTRで再生する磁気テー
プの記録パターンは図2と同一な記録パターンのものを
用いる。
【0021】演算回路9は、再生ヘッドが可変速再生用
のトラックの中心を走査する場合の、トラック番号とヘ
ッド走査時間の関係を再生速度に応じたデータテーブル
として記憶しており、特定のトラック番号に到達したと
きのヘッド走査時間を基準時間として比較回路へ出力す
る。タイマカウンタ8は一定のクロックで計測を行う時
間測定用のカウンタであり、再生ヘッドの走査開始のタ
イミング、例えばヘッド切替信号の立ち上がり及び立ち
下がり信号でクリアされ、再生ヘッドの走査時間の計測
を行う。タイマカウンタ8の比較回路5への出力は、シ
ステムコントロール回路1、トラック番号抽出回路4及
びサンプル&ホールド回路6の構成で制御され、再生ヘ
ッドが上記の特定トラックに到達したときにサンプリン
グされ、比較回路5に出力される。
【0022】図8及び図9は、本実施例による位相誤差
検出の原理を説明する図で、図8は図2の磁気テープ上
のトラックと再生ヘッドの走査軌跡の関係の一部を抜き
出したものであり、図9は再生ヘッドが走査しているト
ラックのトラック番号と再生ヘッドの走査開始からの時
間との関係を示したものである。図8において51、5
2及び53は再生ヘッドの走査軌跡であり、走査軌跡5
1は再生ヘッドが図2で示した可変速再生用のトラック
26の中心を走査する基準位相を示している。これらの
走査軌跡の間には走査軌跡51を基準として、図3の場
合と同様に、それぞれテープ走行方向に−2.5トラッ
ク分の位相差54及び+0.5トラック分の位相差55
が生じている状態を示している。トラックに示した英数
字はトラック番号を示し、再生ヘッドがトラック番号A
のトラック56に到達したときの、再生ヘッドの走査開
始からの時間をそれぞれ57、58及び59の破線の矢
印で示しており、57は本実施例における基準時刻を示
している。図9において61、62及び63は、再生ヘ
ッドの走査軌跡がそれぞれ51、52及び53のときに
再生されるトラック番号とヘッド走査時間との関係であ
り、61はその関係の基準となるものである。また、6
7、68及び69は、それぞれ57、58及び59と同
様に、再生ヘッドがトラック56に到達したときのヘッ
ド走査時間を示している。
【0023】再生ヘッドの走査開始からトラック56を
走査するまでの時間は、51、52及び53の走査位相
それぞれで異なっており、その時間はテープ走行方向の
位相差に比例した時間だけの時間差を生じている。具体
的には、可変速再生時に再生ヘッドが1トラックを横切
る時間をTとすると、基準時間である57に対して、5
8及び59との間には、それぞれ−2.5×T及び+0.
5×T分の時間差が存在している。この時間差に係数1
/Tを乗じることにより、テープ走行方向の位相差54
及び55を計算することができる。
【0024】このような関係から、トラック56のよう
なヘッド走査時間を比較するトラックを決めておき、走
査軌跡51のような基準となる走査軌跡において再生ヘ
ッドがその特定トラックに到達するまでのヘッド走査時
間を基準ヘッド走査時間として、また、実際に再生ヘッ
ドがその特定トラックへ到達したときのヘッド走査時間
を比較ヘッド走査時間として検出し、両ヘッド走査時間
の時間差に1/Tを乗じることにより、テープ走行方向
の位相差を計算することができる。これが、本実施例に
おける位相誤差検出の原理である。
【0025】また、基準となるヘッド走査時間は、図1
の実施例と同様に、再生速度に応じたデータテーブルと
して記憶しておくことによって、特定トラックに到達す
るときの基準ヘッド走査時間を演算回路9から出力する
ことができる。
【0026】以下、図7のトラッキング制御装置の全体
の動作について、再生速度が通常再生速度の8倍であ
り、ヘッド走査時間を比較するトラックを図8における
トラック56とした場合について説明する。
【0027】可変速再生の指令がシステムコントロール
回路1から出されると、テープ速度の制御を行う制御装
置(図示せず)により磁気テープは8倍速再生のテープ
速度に立ち上げられ、次いで、再生ヘッド22が可変速
再生用のトラック26の中心を走査するような位相制御
が行われる。
【0028】演算回路9は、図9の61のような基準と
なるヘッド走査時間とトラック番号との関係より、再生
ヘッドがトラック56に到達するときのヘッド走査時間
67を基準ヘッド走査時間として比較回路5に出力す
る。また、システムコントロール回路1は、トラック番
号抽出回路4がトラック番号A、すなわち再生ヘッドが
トラック56に到達したことを検知して出力する識別信
号を元に、サンプル&ホールド回路6をサンプリング動
作に制御し、比較回路5は演算回路9からの基準ヘッド
走査時間67とタイマカウンタ8からの実際のヘッド走
査時間との時間差を計算して、乗算回路7に出力する。
そしてこの時間差は、乗算回路7によりテープ走行方向
のトラッキング誤差信号に変換され、これを用いて図1
の実施例と同様に、再生ヘッドが可変速再生用のトラッ
クの中心を走査するようなトラッキング制御が行われ
る。
【0029】以上本発明の実施例について説明した。図
1及び図7の実施例では正転(フォーワード)方向の可
変速再生を例に取ったが、これは特に限定されるもので
はなく、逆転(リバース)方向の可変速再生に対しても
同様に展開できるのはもちろんである。また、可変速再
生速度についても8倍速を例に挙げたが、これも特に限
定されるものではなく、必要に応じて任意速度の可変速
再生を行うことが可能なのはもちろんである。さらに、
本実施例においては、ブロック番号及びヘッド走査時間
を比較するトラックを特定の一つのトラックに固定した
が、これも特に限定されるものではなく、必要に応じて
複数のトラックにおいてトラッキング制御信号を生成す
ることもでき、本発明の要旨を変えない範囲で種々変形
可能は容易である。
【0030】さらに、本実施例の説明は可変速再生のト
ラックパターンが図2のような場合に限定して行った
が、例えば可変速再生用の映像データがテープ長手方向
に記録されるような場合には、特定トラックを定める必
要はなく、トラック番号の切り替わり点における再生ブ
ロック番号、あるいはヘッド走査時間を検出し、それを
基準値と比較することにより、同様にトラッキング制御
信号を生成することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、可変
速再生時において、再生ヘッドが可変速再生用のトラッ
クの中心を走査するときの、再生ヘッドが特定トラック
に到達するときに再生するブロック番号を基準にして、
実際に上記特定トラックに到達するときに再生するブロ
ック番号との番号差に応じたトラッキング制御信号を生
成したり、あるいは、再生ヘッドが可変速再生用のトラ
ックの中心を走査するときの、再生ヘッドが特定トラッ
クに到達するときのヘッド走査時間を基準にして、実際
に上記特定トラックに到達するときのヘッド走査時間と
の時間差に応じたトラッキング制御信号を生成するよう
にしたので、精度のよいトラッキング制御信号を生成で
き、再生ヘッドが可変速再生用のトラックの中心を正確
に走査するトラッキング制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の実施例で再生する磁気テープ上の記録パ
ターンを示す図である。
【図3】図1の実施例で再生する磁気テープ上の記録ト
ラックと再生ヘッドの走査軌跡を示す図である。
【図4】図3におけるトラック番号とブロック番号の関
係を示す図である。
【図5】図1における演算回路の動作を説明する図であ
る。
【図6】図5におけるトラック番号とブロック番号の関
係を示す図である。
【図7】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図8】図7の実施例で再生する磁気テープ上の記録ト
ラックと再生ヘッドの走査軌跡を示す図である。
【図9】図8におけるトラック番号とヘッド走査時間の
関係を示す図である。
【図10】従来のディジタルVTRで再生を行う磁気テ
ープ上の記録パターンを示す図である。
【符号の説明】
1・・・システムコントロール回路、2・・・演算回路、3・・
・ブロック番号抽出回路、4・・・トラック番号抽出回路、
5・・・比較回路、6・・・サンプル&ホールド回路、7・・・
乗算回路、8・・・タイマカウンタ、9・・・演算回路 21・・・磁気テープ、22・・・再生ヘッド、23・・・8倍
速再生時の再生ヘッドの走査軌跡、24・・・通常再生用
の映像データ、25・・・8倍速再生用の映像データ、2
6・・・8倍速再生用のトラック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドを有したヘリカルスキャン方式
    であって、テープ上の各トラックを複数のデータブロッ
    クに分割し、それぞれのブロックにディジタル化した主
    情報信号とトラック番号及びブロック番号の識別情報信
    号を記録し、再生する磁気記録再生装置において、 上記回転ヘッドが上記トラックを複数に亘って斜めに走
    査する場合の、所望の基準走査位相に対するトラッキン
    グずれを上記識別情報信号の読み取り結果を基に検出す
    るトラッキング誤差検出手段を備え、 通常再生速度より速い任意速度の可変速再生時の上記回
    転ヘッドのトラッキング制御を該トラッキング誤差検出
    手段の制御信号を用いて行うようにしたことを特徴とす
    るトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】上記トラッキング誤差検出手段は、 上記回転ヘッドの所望基準走査位相に対応するトラック
    番号とブロック番号の関係をデータテーブルに持ち、該
    データテーブルを基に回転ヘッドが特定番号のトラック
    を走査するときに再生されるべきブロック番号を基準ブ
    ロック番号として演算出力する演算回路と、 上記回転ヘッドの実走査で再生されるトラック番号及び
    ブロック番号を検出し、特定番号のトラックを走査した
    ときに再生されるブロック番号を比較ブロック番号とし
    て出力するブロック番号検出手段と、 該演算回路の出力である基準ブロック番号と該ブロック
    番号検出手段の出力である比較ブロック番号を比較し、
    ブロック番号差に応じたトラッキング誤差信号を生成す
    る比較手段とから構成され、 該トラッキング誤差信号の検出を少なくとも1カ所以上
    の同一特定トラックにおいて行うようにしたことを特徴
    とする特許請求項1記載のトラッキング制御装置。
  3. 【請求項3】上記トラッキング誤差検出手段は、 上記回転ヘッドの所望基準走査位相に対応するトラック
    番号とこれを再生するに要する回転ヘッドの走査開始か
    らの基準時間の関係をデータテーブルに持ち、該データ
    テーブルを基に回転ヘッドが特定番号のトラックを走査
    するのに要する時間を基準時間として演算出力する演算
    回路と、 上記回転ヘッドの実走査で再生されるトラック番号及び
    回転ヘッドの走査開始からの所要時間を検出し、特定番
    号のトラックを走査したときの所要時間を比較時間とし
    て出力する時間測定手段と、 該演算回路の出力である基準時間と該時間測定手段の出
    力である比較時間を比較し、時間差に応じたトラッキン
    グ誤差信号を生成する比較手段とから構成され、 該トラッキング誤差信号の検出を少なくとも1カ所以上
    の同一特定トラックにおいて行うようにしたことを特徴
    とする特許請求項1記載のトラッキング制御装置。
  4. 【請求項4】上記トラッキング誤差検出手段は、 上記回転ヘッドの所望基準走査位相に対応するトラック
    番号の切り替わり点におけるブロック番号の情報をデー
    タテーブルに持ち、該データテーブルを基にトラック番
    号が切り替わるときに再生されるべきブロック番号を基
    準ブロック番号として演算出力する演算回路と、 上記回転ヘッドの実走査で再生されるトラック番号及び
    ブロック番号を検出し、トラック番号が切り替わったと
    きに再生されるブロック番号を比較ブロック番号として
    出力するブロック番号検出手段と、 該演算回路の出力である基準ブロック番号と該ブロック
    番号検出手段の出力である比較ブロック番号を比較し、
    ブロック番号差に応じたトラッキング誤差信号を生成す
    る比較手段とから構成され、 該トラッキング誤差信号の検出を少なくとも1カ所以上
    のトラック番号の切り替わり点において行うようにした
    ことを特徴とする特許請求項1記載のトラッキング制御
    装置。
  5. 【請求項5】上記トラッキング誤差検出手段は、 上記回転ヘッドの所望基準走査位相に対応するトラック
    番号の切り替わり点における回転ヘッドの走査開始から
    の時間の情報をデータテーブルに持ち、該データテーブ
    ルを基にトラック番号が切り替わるときの回転ヘッドの
    走査開始からの時間を基準時間として演算出力する演算
    回路と、 上記回転ヘッドの実走査で再生されるトラック番号及び
    回転ヘッドの走査開始からの所要時間を検出し、トラッ
    ク番号が切り替わったときの所要時間を比較時間として
    出力する時間測定手段と、 該演算回路の出力である基準時間と該時間測定手段の出
    力である比較時間を比較し、時間差に応じたトラッキン
    グ誤差信号を生成する比較手段とから構成され、 該トラッキング誤差信号の検出を少なくとも1カ所以上
    のトラック番号の切り替わり点において行うようにした
    ことを特徴とする特許請求項1記載のトラッキング制御
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6711345B1 (en) 1998-03-21 2004-03-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data stream recording/reproducing apparatus, recording/reproducing method, and recording medium

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