JPH089662A - 静電モータ - Google Patents
静電モータInfo
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- JPH089662A JPH089662A JP16322194A JP16322194A JPH089662A JP H089662 A JPH089662 A JP H089662A JP 16322194 A JP16322194 A JP 16322194A JP 16322194 A JP16322194 A JP 16322194A JP H089662 A JPH089662 A JP H089662A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁波−電気変換素子が発電したエネルギー
を有効に利用してトルクを大きくした静電モータを提供
する。 【構成】 回転自由に設け、電気的に分割された複数の
光電変換素子21、22をそなえた回転子2と、回転子
2に近接して配置した駆動電極4を設け、光電変換素子
に順次電磁波を照射して、駆動電極4との静電吸引力あ
るいは反発力により回転子2を回転させる静電モータに
おいて、回転子2と同軸に電極板5、6を設け、各電極
板に回転子の光電変換素子と同数の極51、52および
61、62をそなえ、一方の電極板5の極をそれぞれ光
電変換素子のp型に、他方の電極板6の極をそれぞれn
型に接続し、電極板相互間に電極板の電界との相互作用
で吸引力または反発力を生じる誘電体で形成した固定子
9を配置し、電極板に生じるトルクを回転子のトルクに
重畳させる。
を有効に利用してトルクを大きくした静電モータを提供
する。 【構成】 回転自由に設け、電気的に分割された複数の
光電変換素子21、22をそなえた回転子2と、回転子
2に近接して配置した駆動電極4を設け、光電変換素子
に順次電磁波を照射して、駆動電極4との静電吸引力あ
るいは反発力により回転子2を回転させる静電モータに
おいて、回転子2と同軸に電極板5、6を設け、各電極
板に回転子の光電変換素子と同数の極51、52および
61、62をそなえ、一方の電極板5の極をそれぞれ光
電変換素子のp型に、他方の電極板6の極をそれぞれn
型に接続し、電極板相互間に電極板の電界との相互作用
で吸引力または反発力を生じる誘電体で形成した固定子
9を配置し、電極板に生じるトルクを回転子のトルクに
重畳させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波−電気変換素子
を用いた静電モータに関する。
を用いた静電モータに関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池に用いられているような電磁波
−電気変換素子(以下、光電変換素子という。)を複数
の領域に構成した半導体基板を回転自由に支持させ、こ
の半導体基板の表面に近接して配置した駆動電極に印加
する電界と、前記基板に電磁波を照射して光電変換素子
表面に生じさせた電荷との間に作用する吸引力を利用し
て、前記基板を回転駆動させる静電モータは、特開平4
−261373号などに示されている。
−電気変換素子(以下、光電変換素子という。)を複数
の領域に構成した半導体基板を回転自由に支持させ、こ
の半導体基板の表面に近接して配置した駆動電極に印加
する電界と、前記基板に電磁波を照射して光電変換素子
表面に生じさせた電荷との間に作用する吸引力を利用し
て、前記基板を回転駆動させる静電モータは、特開平4
−261373号などに示されている。
【0003】このような静電モータは図4にその概念図
を示すように、回転軸1に取り付けられた半導体素子か
らなる円板状の回転子2をそなえ、この回転子2を分離
帯3によって複数の領域21、22・・・に電気的に分
割し、各領域は表面側にp型半導体を、裏面側にn型半
導体を形成させた光電変換半導体素子を構成させてい
る。この回転子2の表面に近接して前記領域の1つに合
わせた金属導体からなる駆動電極4を配置し、この駆動
電極4にマイナスの電界を印加させている。
を示すように、回転軸1に取り付けられた半導体素子か
らなる円板状の回転子2をそなえ、この回転子2を分離
帯3によって複数の領域21、22・・・に電気的に分
割し、各領域は表面側にp型半導体を、裏面側にn型半
導体を形成させた光電変換半導体素子を構成させてい
る。この回転子2の表面に近接して前記領域の1つに合
わせた金属導体からなる駆動電極4を配置し、この駆動
電極4にマイナスの電界を印加させている。
【0004】したがって、回転子2の領域21の光電変
換素子に表面から光10を照射すると、領域21のp型
表面にプラス電荷を生じて駆動電極4のマイナス電界と
の間に静電吸引力が発生し、回転子2の領域21を、駆
動電極4側に吸引駆動して矢印方向に回転させる。回転
により領域21が駆動電極4の陰に入るとプラス電荷が
なくなり、駆動電極4との静電吸引力を失うが、次の領
域22の光電変換素子に光が照射されてプラス電荷を生
じ、連続して回転させることができる。
換素子に表面から光10を照射すると、領域21のp型
表面にプラス電荷を生じて駆動電極4のマイナス電界と
の間に静電吸引力が発生し、回転子2の領域21を、駆
動電極4側に吸引駆動して矢印方向に回転させる。回転
により領域21が駆動電極4の陰に入るとプラス電荷が
なくなり、駆動電極4との静電吸引力を失うが、次の領
域22の光電変換素子に光が照射されてプラス電荷を生
じ、連続して回転させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このような
従来の構成では、光の照射によって回転子表面のp型素
子にプラス電荷が生じるだけでなく、裏面のn型素子に
マイナス電荷が同時に生じるため、このマイナス電荷と
駆動電極4との間に静電反発力が発生しており、総合す
ると静電吸引力が弱くなり、トルクが小さくなるという
問題があった。すなわち、各領域21、22・・・の光
電変換素子によって発電されたエネルギーが有効にトル
クとして利用されていなかった。本発明は、光電変換素
子が発電したエネルギーを有効に利用して、トルクが大
きい静電モータを提供することを目的とする。
従来の構成では、光の照射によって回転子表面のp型素
子にプラス電荷が生じるだけでなく、裏面のn型素子に
マイナス電荷が同時に生じるため、このマイナス電荷と
駆動電極4との間に静電反発力が発生しており、総合す
ると静電吸引力が弱くなり、トルクが小さくなるという
問題があった。すなわち、各領域21、22・・・の光
電変換素子によって発電されたエネルギーが有効にトル
クとして利用されていなかった。本発明は、光電変換素
子が発電したエネルギーを有効に利用して、トルクが大
きい静電モータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は光電
変換素子を用いた静電モータにおいて、回転子と同軸に
対の電極板を設け、各電極板に回転子の光電変換素子と
同数に分割した極をそなえ、一方の電極板の極をそれぞ
れ対応する領域の光電変換素子のp型に、他方の電極板
の極をそれぞれn型に接続し、電極板相互間に電極板の
電界との相互作用で吸引力または反発力を生じる誘電体
で形成した固定子を配置している。
変換素子を用いた静電モータにおいて、回転子と同軸に
対の電極板を設け、各電極板に回転子の光電変換素子と
同数に分割した極をそなえ、一方の電極板の極をそれぞ
れ対応する領域の光電変換素子のp型に、他方の電極板
の極をそれぞれn型に接続し、電極板相互間に電極板の
電界との相互作用で吸引力または反発力を生じる誘電体
で形成した固定子を配置している。
【0007】
【作用】したがって、電磁波によって光電変換素子に生
じた電気エネルギーは、電極板間に電界として集中的に
蓄えられ、誘電体からなる固定子との相互作用によって
電極板にトルクを発生させ、このトルクを回転子のトル
クと重畳させることにより、光電変換素子のエネルギー
を有効に利用する。
じた電気エネルギーは、電極板間に電界として集中的に
蓄えられ、誘電体からなる固定子との相互作用によって
電極板にトルクを発生させ、このトルクを回転子のトル
クと重畳させることにより、光電変換素子のエネルギー
を有効に利用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に基づいて説明
する。1は回転軸、2は回転軸1に固着させた回転子
で、シリコンなどからなる円板状の半導体基板で構成さ
れ、酸素イオンの注入などによる分離帯3によって複数
の領域21、22・・・に分割し、各領域はそれぞれp
n接合により光電変換素子を構成している。したがっ
て、各領域21、22・・・の光電変換素子は、太陽光
などの電磁波のエネルギーを電気に変換し、p型面にプ
ラス電荷、n型面にマイナス電荷を誘導する。4は回転
子のp型表面に近接して配置した金属導体からなりマイ
ナスの電界を印加した駆動電極で、前記領域に合わせた
形状を有し、入力光を遮る遮光板を兼ねている。
する。1は回転軸、2は回転軸1に固着させた回転子
で、シリコンなどからなる円板状の半導体基板で構成さ
れ、酸素イオンの注入などによる分離帯3によって複数
の領域21、22・・・に分割し、各領域はそれぞれp
n接合により光電変換素子を構成している。したがっ
て、各領域21、22・・・の光電変換素子は、太陽光
などの電磁波のエネルギーを電気に変換し、p型面にプ
ラス電荷、n型面にマイナス電荷を誘導する。4は回転
子のp型表面に近接して配置した金属導体からなりマイ
ナスの電界を印加した駆動電極で、前記領域に合わせた
形状を有し、入力光を遮る遮光板を兼ねている。
【0009】5、6は回転軸1に取り付けた対の電極板
で、それぞれ分離帯7、8によって回転子2の領域と同
数の極に電気的に分割し、電極板5の極51、52・・
・は順次に回転子2の領域21、22・・・のp型に、
電極板6の極61、62・・・は同様に回転子2の領域
21、22・・・のn型に、それぞれ導電線あるいは回
転軸に蒸着などのフォトファブリケーションにより形成
した導電帯で電気的に接続されている。9は誘電体で形
成した固定子で、誘電率の高いものがよく、たとえばチ
タン酸バリウムやチタン酸ストロンチウムなどが用いら
れ、前記電極板5、6の対向面間に駆動電極4と同じ関
係位置で配置されている。10は入力光で、太陽光など
の電磁波が用いられる。
で、それぞれ分離帯7、8によって回転子2の領域と同
数の極に電気的に分割し、電極板5の極51、52・・
・は順次に回転子2の領域21、22・・・のp型に、
電極板6の極61、62・・・は同様に回転子2の領域
21、22・・・のn型に、それぞれ導電線あるいは回
転軸に蒸着などのフォトファブリケーションにより形成
した導電帯で電気的に接続されている。9は誘電体で形
成した固定子で、誘電率の高いものがよく、たとえばチ
タン酸バリウムやチタン酸ストロンチウムなどが用いら
れ、前記電極板5、6の対向面間に駆動電極4と同じ関
係位置で配置されている。10は入力光で、太陽光など
の電磁波が用いられる。
【0010】このように構成された回転子2の駆動電極
側方の領域21に、入力光10が照射されると、領域2
1の光電変換素子はp型の表面にプラス電荷を、n型表
面にマイナス電荷を生じる。このため、p型表面のプラ
ス電荷と、これに近接している駆動電極4のマイナス電
界との間に静電吸引力を発生し、回転子2は矢印方向に
回転する。回転により領域21が駆動電極4の陰に入る
と、この領域の光電変換素子の電荷がなくなり、駆動電
極4との間の静電吸引力も消滅するが、回転子2の回転
で次の領域22の光電変換素子が入力光10を受け、こ
の光電変換素子のp型面にプラス電荷を、n型面にマイ
ナス電荷を生じ、駆動電極4との間の静電吸引力により
回転子2を矢印方向へ連続回転させる。
側方の領域21に、入力光10が照射されると、領域2
1の光電変換素子はp型の表面にプラス電荷を、n型表
面にマイナス電荷を生じる。このため、p型表面のプラ
ス電荷と、これに近接している駆動電極4のマイナス電
界との間に静電吸引力を発生し、回転子2は矢印方向に
回転する。回転により領域21が駆動電極4の陰に入る
と、この領域の光電変換素子の電荷がなくなり、駆動電
極4との間の静電吸引力も消滅するが、回転子2の回転
で次の領域22の光電変換素子が入力光10を受け、こ
の光電変換素子のp型面にプラス電荷を、n型面にマイ
ナス電荷を生じ、駆動電極4との間の静電吸引力により
回転子2を矢印方向へ連続回転させる。
【0011】上述のように、領域21の光電変換素子に
入力光10が照射されると、光電変換素子のp型とn型
の間に電圧を発生し、電極板5の極51と電極板6の極
61が、それぞれ領域21の光電変換素子のp型とn型
に接続されているので、電圧に見合う電荷が極51と6
1に蓄えられ、その間の電界が強くなる。誘電体からな
る固定子9は、電界の強い方向へ吸引力を受けるので、
その反作用として電極板5、6が固定子の方向にトルク
を受けて回転する。領域21が駆動電極4の陰に入る
と、極51、61の電圧は消滅するが、次の領域22の
光電変換素子に発生した電圧で極52、62の間の電界
が強くなるので電極板5、6は連続して同方向のトルク
を受ける。したがって、回転軸1は、回転子2によるト
ルクと、電極板5、6に発生するトルクが重畳されて大
きなトルクで回転する。
入力光10が照射されると、光電変換素子のp型とn型
の間に電圧を発生し、電極板5の極51と電極板6の極
61が、それぞれ領域21の光電変換素子のp型とn型
に接続されているので、電圧に見合う電荷が極51と6
1に蓄えられ、その間の電界が強くなる。誘電体からな
る固定子9は、電界の強い方向へ吸引力を受けるので、
その反作用として電極板5、6が固定子の方向にトルク
を受けて回転する。領域21が駆動電極4の陰に入る
と、極51、61の電圧は消滅するが、次の領域22の
光電変換素子に発生した電圧で極52、62の間の電界
が強くなるので電極板5、6は連続して同方向のトルク
を受ける。したがって、回転軸1は、回転子2によるト
ルクと、電極板5、6に発生するトルクが重畳されて大
きなトルクで回転する。
【0012】入力光10を、駆動電極4の反対側の領域
にある光電変換素子に照射させるようにすれば、静電モ
ータを前記と反対方向に回転させることができる。な
お、図の説明では入力光10を駆動電極4の片側の光電
変換素子だけに照射するように説明したが、入力光が固
定子全面に当たる場合は、遮光板を設けて駆動電極4の
反対側の領域に照射されないようにする。
にある光電変換素子に照射させるようにすれば、静電モ
ータを前記と反対方向に回転させることができる。な
お、図の説明では入力光10を駆動電極4の片側の光電
変換素子だけに照射するように説明したが、入力光が固
定子全面に当たる場合は、遮光板を設けて駆動電極4の
反対側の領域に照射されないようにする。
【0013】また、駆動電極4および固定子9をそれぞ
れ複数個設ければ、トルクをさらに大きくすることがで
きる。この場合、それぞれの駆動電極4および固定子9
の同じ側に入力光10を照射させて吸引力の方向を同一
にするとともに、駆動電極相互の間隔を2つ以上の領域
で配置し、照射される領域の両側に駆動電極を配置しな
いようにする必要がある。
れ複数個設ければ、トルクをさらに大きくすることがで
きる。この場合、それぞれの駆動電極4および固定子9
の同じ側に入力光10を照射させて吸引力の方向を同一
にするとともに、駆動電極相互の間隔を2つ以上の領域
で配置し、照射される領域の両側に駆動電極を配置しな
いようにする必要がある。
【0014】なお、電極板5、6の取付位置を反対にし
て、n型に接続される電極板6を回転子2側に配置して
もよく、図2に示すように回転子2の駆動電極4と対向
しないn型表面を電極板6として用い、p型に接続した
電極板5を対向させ、この電極板5と回転子2との間に
固定子9を配置させることもできる。11は駆動電極4
と固定子9の支持枠である。
て、n型に接続される電極板6を回転子2側に配置して
もよく、図2に示すように回転子2の駆動電極4と対向
しないn型表面を電極板6として用い、p型に接続した
電極板5を対向させ、この電極板5と回転子2との間に
固定子9を配置させることもできる。11は駆動電極4
と固定子9の支持枠である。
【0015】また、領域の数は図示のものに限られるも
のではなく、光電変換素子や駆動電極あるいは極と固定
子などの形状も適宜に変更でき、必要があれば、回転子
2の光電変換素子の位置と、この光電変換素子に接続す
る電極板の極の位置をずらせてもよく、この場合は、固
定子9の設置位置を駆動電極4の位置から同様にずらせ
て設ければよい、
のではなく、光電変換素子や駆動電極あるいは極と固定
子などの形状も適宜に変更でき、必要があれば、回転子
2の光電変換素子の位置と、この光電変換素子に接続す
る電極板の極の位置をずらせてもよく、この場合は、固
定子9の設置位置を駆動電極4の位置から同様にずらせ
て設ければよい、
【0016】図3は回転子2および電極板5、6をドー
ナツ状にして回転軸1との間にハブ12を設けて取り付
けるようにした例を示すもので、ハブ12の外面に多数
の縦溝13を設けており、回転子2の各領域のp型と電
極板5の各極を接続する導電線14、および、各領域の
n型と電極板6の各極を接続する導電線15を、それぞ
れ縦溝13に沿って配置している。なお、縦溝に替えて
ハブ12の表面に導電帯を形成して接続するようにして
もよい。
ナツ状にして回転軸1との間にハブ12を設けて取り付
けるようにした例を示すもので、ハブ12の外面に多数
の縦溝13を設けており、回転子2の各領域のp型と電
極板5の各極を接続する導電線14、および、各領域の
n型と電極板6の各極を接続する導電線15を、それぞ
れ縦溝13に沿って配置している。なお、縦溝に替えて
ハブ12の表面に導電帯を形成して接続するようにして
もよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、光電変換素子を
用いて静電吸引力あるいは反発力により回転子を回転さ
せる静電モータにおいて、回転子と同軸に、回転子の光
電変換素子と同数の極を有する対の電極板をそなえ、電
極板のそれぞれの極を、対応する領域の光電変換素子の
p型とn型にそれぞれ電気的に接続し、対向させた電極
板相互間に誘電体で形成した固定子を配置しているの
で、回転子の光電変換素子で発生した電圧は電極板の対
向する極間に電界として蓄えられ、固定子に電極板の電
界との相互作用で吸引力または反発力を生じさせ、その
反作用で電極板にトルクを発生させることができ、回転
子の光電変換素子に発生する電気エネルギーを有効に利
用し、駆動電極による回転子のトルクと電極板によるト
ルクを重畳して大きなトルクの静電モータを得られる効
果がある。
用いて静電吸引力あるいは反発力により回転子を回転さ
せる静電モータにおいて、回転子と同軸に、回転子の光
電変換素子と同数の極を有する対の電極板をそなえ、電
極板のそれぞれの極を、対応する領域の光電変換素子の
p型とn型にそれぞれ電気的に接続し、対向させた電極
板相互間に誘電体で形成した固定子を配置しているの
で、回転子の光電変換素子で発生した電圧は電極板の対
向する極間に電界として蓄えられ、固定子に電極板の電
界との相互作用で吸引力または反発力を生じさせ、その
反作用で電極板にトルクを発生させることができ、回転
子の光電変換素子に発生する電気エネルギーを有効に利
用し、駆動電極による回転子のトルクと電極板によるト
ルクを重畳して大きなトルクの静電モータを得られる効
果がある。
【0018】また、駆動電極と固定子を複数個備えるこ
とによって、さらに大きなトルクを発生させることがで
きる。なお、回転子の駆動電極に対向しない反対側の面
を、一方の電極板として用いることにより、構造を簡単
にし、回転軸の慣性を小さくする効果が得られる。電極
板をドーナツ状にして回転軸との間にハブを設けて取り
付けるようにすれば、ハブの外面に縦溝を設けて回転子
と電極板との接続を行うことができ、導電帯を形成する
場合も、軸径が大きく加工を容易に行い得る効果があ
る。
とによって、さらに大きなトルクを発生させることがで
きる。なお、回転子の駆動電極に対向しない反対側の面
を、一方の電極板として用いることにより、構造を簡単
にし、回転軸の慣性を小さくする効果が得られる。電極
板をドーナツ状にして回転軸との間にハブを設けて取り
付けるようにすれば、ハブの外面に縦溝を設けて回転子
と電極板との接続を行うことができ、導電帯を形成する
場合も、軸径が大きく加工を容易に行い得る効果があ
る。
【図1】本発明の実施例を概念的に示す斜視図である。
【図2】他の実施例を示す側面図である。
【図3】さらに他の実施例を示す側断面図である。
【図4】従来の静電モータの概念を示す斜視図である。
1 回転軸 2 回転子 3 分離帯 4 駆動電極 5、6 電極板 7、8 分離帯 9 固定子 10 入力光 11 支持枠 12 ハブ 13 縦溝 14、15 導電線 21、22 領域 51、52、61、62 極
Claims (4)
- 【請求項1】 回転自由に設けた半導体基板からなる回
転子が、複数の領域に電気的に分割された光電変換素子
をそなえ、光電変換素子に電磁波を照射して前記基板に
近接して配置した駆動電極との間に生じる静電吸引力あ
るいは反発力により回転子を回転させる静電モータにお
いて、回転子と同軸に、回転子の領域と同数に分割した
極を有する対の電極板をそなえ、一方の電極板のそれぞ
れの極を対応する領域の光電変換素子のp型に、他方の
電極板のそれぞれの極をn型に電気的に接続し、電極板
相互間に電極板の電界との相互作用で吸引力または反発
力を生じる誘電体で形成した固定子を配置したことを特
徴とする静電モータ。 - 【請求項2】 前記駆動電極と固定子を複数個備えた請
求項1記載の静電モータ。 - 【請求項3】 前記回転子の駆動電極と対向しない側の
面を、一方の電極板として用いる請求項1または2記載
の静電モータ。 - 【請求項4】 前記回転軸にハブを設けて回転子および
電極板を取り付け、ハブの外面に縦溝を設けて回転子と
各電極板を接続する導電線を配置させた請求項1または
2または3記載の静電モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16322194A JPH089662A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 静電モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16322194A JPH089662A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 静電モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH089662A true JPH089662A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15769621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16322194A Pending JPH089662A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 静電モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089662A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6353276B1 (en) * | 1999-09-15 | 2002-03-05 | Daniel Gendron | High efficiency alternating and direct current electrostatic motor |
| CN103731063A (zh) * | 2014-01-10 | 2014-04-16 | 国家纳米科学中心 | 混合式发电机 |
| JP2016149899A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 学校法人 関西大学 | 回転装置 |
| CN116073236A (zh) * | 2022-11-11 | 2023-05-05 | 湖南创化低碳环保科技有限公司 | 一种高浓度负离子发生装置 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP16322194A patent/JPH089662A/ja active Pending
Cited By (4)
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