JPH089693A - 交流励磁同期機の2次励磁制御方法 - Google Patents

交流励磁同期機の2次励磁制御方法

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JPH089693A
JPH089693A JP6139908A JP13990894A JPH089693A JP H089693 A JPH089693 A JP H089693A JP 6139908 A JP6139908 A JP 6139908A JP 13990894 A JP13990894 A JP 13990894A JP H089693 A JPH089693 A JP H089693A
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JP
Japan
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excitation
synchronous machine
power
excitation synchronous
converter
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JP6139908A
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English (en)
Inventor
Takeshi Machino
毅 町野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷遮断時における交流励磁同期機の回転速
度上昇による交流励磁同期機の出力過電圧を防止し、電
力系統への復旧を早く行える交流励磁同期機の2次励磁
制御方法を提供する。 【構成】 負荷遮断によって交流励磁同期機の回転速度
が上昇しても、負荷遮断直後に、励磁用変換器の出力を
交流励磁から直流励磁に切替えることによって、交流励
磁同期機出力電圧V1が交流励磁同期機回転速度Nの上
昇に比例して増加するが、励磁用変換器出力電圧V2は
過電圧に至らず、交流励磁同期機が運転を継続する。ま
た、交流励磁同期機の可変速幅を逸脱せずに電力制御を
行えば、系統安定性に寄与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は揚水発電に使用する可
変速運転される交流励磁同期機の2次励磁制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば電気学会電力技術研究会
(S62.7.27/28.於名古屋)発表論文「可変
速揚水発電システムによる系統安定化効果のシミュレー
ション解析」又は日本電気協会誌S62.12月号「世
界初の可変速発電システムについて」等に示された従来
の可変速運転される交流励磁同期機の2次励磁制御方法
の原理を説明するための2次励磁制御装置を示す構成図
である。図9において、100は発電を行う交流励磁同
期機、1は交流励磁同期機100の電気子、2は交流励
磁同期機100の回転子(2次コイル)、3は交流励磁
同期機100のシャフト、4は励磁用変圧器、5は交流
励磁同期機100の2次側出力を制御する励磁用変換
器、6は交流励磁同期機100の回転位置および回転数
を検出する検出器、7は励磁用変換器5を制御する制御
器、8は交流励磁同期機100の出力電流の変化を検出
する変流器、9は交流励磁同期機100の出力電圧を検
出する計器用変圧器、41は交流励磁同期機100の界
磁遮断機、50は交流励磁同期機100の出力に応じた
電力を電力系統Lに供給する主変圧器、52は交流励磁
同期機100の出力を遮断する発電機遮断器、152は
主変圧器50から電力系統Lに出力される電力を遮断す
る高圧側遮断器である。
【0003】つまり、上記交流励磁同期機100を可変
速で運転するための2次励磁制御方法によれば、交流励
磁同期機100の回転数が変わっても、電力系統周波数
と一致するようにすべり分だけ2次励磁により周波数を
補正してやれば、電力系統Lとの並列運転が可能であ
る。交流励磁同期機100を2次励磁するには、与えら
れた交流から直接に所望する交流を作るサイクロコンバ
ータや、与えられた交流から一度直流に変換し更に交流
を作るコンバータとインバータを用いる方法等がある。
制御器7は、計器用変圧器9で検出された電圧、変流器
8で検出された電流、及び検出器6で検出された回転位
置及び回転数を入力し、交流励磁同期機100が予め設
定された電圧、回転数、及び電力を得ることができるよ
うに励磁用変換器5を制御して交流励磁同期機100を
運転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の交流励磁同期機
の2次励磁制御方法では、発電運転時の負荷遮断時には
交流励磁同期機100が電力系統Lから切り離され無負
荷有効励磁で回転することになるが、この時、回転速度
の変動により可変速幅を逸脱してしまった場合、励磁用
変換器5の出力電圧が過電圧となり、交流励磁同期機1
00を事故停止しなければならない。交流励磁同期機1
00が事故停止すると、故障が復帰してから交流励磁同
期機100の運転を再開しなければならず、無負荷有効
励磁で運転を継続する場合に比べ、電力系統Lへの復旧
に時間がかかったり、又、負荷遮断以外の場合でも、電
力の制御を効率良くかつ必要に応じて高速に制御するこ
とができない、などの問題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、その第1の目的は、交流励磁
同期機の負荷遮断時には交流励磁同期機を停止すること
なく励磁用変換器を制御して運転を継続することであ
り、第2の目的は電力系統側からの要求に応じて急速な
電力制御を行うことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された第
1の発明は発電運転時の負荷遮断時に励磁用変換器の出
力を交流励磁から直流励磁に切替えることにより、従来
の直流励磁同期機と同じ制御を行い、励磁用変換器の出
力電圧の過電圧を防止し、交流励磁同期機を停止させる
ことなく負荷遮断時の運転を継続することを特徴とする
ものである。
【0007】請求項2に記載された第2の発明は、発電
運転時の負荷遮断時に検出した交流励磁同期機の回転速
度の可変速幅によって励磁用変換器の出力を制御して、
励磁用変換器の出力電圧の過電圧を防止し、交流励磁同
期機を停止させることなく負荷遮断時の運転を継続する
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載された第3の発明は、交流
励磁同期機の運転カーブを電力系統側の要求により、通
常のポンプ水車の効率にもとづいた運転カーブから、電
力を通常よりも高速に制御できる運転カーブに切替え、
高速な電力制御を可能にすることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項4に記載された第4の発明は、交流
励磁同期機を電力系統側の要求により急速に電力制御を
行う場合に、電力変化量を系統側の条件によって自動演
算し、その結果に従って電力を短時間で自動的に制御す
ることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】第1の発明においては、発電運転時の負荷遮断
時に励磁用変換器の出力を交流励磁から直流励磁に切替
え、交流励磁同期機を停止させることなく、負荷遮断時
の運転を継続することによって、発電所の所内電源が継
続して確保されるとともに、電力系統への復旧が早く行
える。
【0011】第2の発明においては、発電運転時の負荷
遮断時に検出した交流励磁同期機の回転速度の変動で励
磁用変換器の出力を過電圧とならないように制御し、交
流励磁同期機を停止させることなく負荷遮断時の運転が
継続することによって、電力系統への復旧が早く行え
る。
【0012】第3の発明においては、交流励磁同期機の
運転カーブを電力系統側の要求により通常のポンプ水車
の効率にもとづいた運転カーブから電力を通常よりも高
速に制御できる運転カーブに切り替えて運転することに
よって、電力系統の安定性に寄与する。
【0013】第4の発明においては、交流励磁同期機を
電力系統側の要求により急速に電力制御を行う場合、系
統側の条件によって電力変化量を自動演算し、その演算
結果に従って電力を短時間で自動制御することによって
電力系統周波数が安定する。
【0014】
【実施例】図1及び図2はこの発明の以下に述べる実施
例1〜4における交流励磁同期機を可変速で運転するた
めの2次励磁制御方法に使用する2次励磁制御装置を示
す構成図である。図1及び図2において、1は交流励磁
同期機100の電機子、2は交流励磁同期機100の回
転子、3は交流励磁同期機100のシャフト、10はシ
ャフト3を介して交流励磁同期機100に連動されたポ
ンプ水車、4は励磁用変圧器、5は励磁用変換器、12
は励磁用変換器5のインバータ、13は励磁用変換器5
のコンバータ、6は交流励磁同期機100の回転位置お
よび回転数を検出する検出器、81は電圧制御回路、1
1はインバータ12を制御するインバータ制御器、8は
変流器、9は計器用変圧器、15は入力電圧を基準電圧
と比較する電圧比較器、17は入力電力を検出する電力
検出器、18は入力電力を基準電力とする電力比較器、
19は上記入力電力の偏差を補正する電力偏差補正回
路、20は両入力を加算する加算器、21は交流励磁同
期機100の回転数を目標回転数と比較する回転数比較
器、22は上記回転数の偏差を補正する回転数偏差補正
回路、14は交流励磁から直流励磁に切替えるスイッ
チ、23はスイッチ14の動作により直流励磁を励磁用
変換器5に指令する直流励磁指令器、24は交流励磁同
期機100の可変速幅の逸脱を検出し励磁用変換器5の
出力を切替えるための可変速幅検出回路、25は電力急
変制御用目標回転速度演算器、26は通常運転目標回転
速度演算器、31は周波数検出器、32は電力変化量演
算器、33は電力急変制御を行うための切替スイッチ、
34は電力急変制御用目標回転速度演算器25から出力
される目標回転数または通常運転目標回転速度演算器2
6から出力される目標回転数のうちのいずれかを回転数
比較器21に出力するためのスイッチである。
【0015】実施例1(請求項1対応).実施例1とし
ての交流励磁同期機100の2次励磁制御方法について
図1〜図4を用い説明する。この実施例1では、負荷遮
断が発生して図1および図2に示す交流励磁同期機10
0の回転速度が上昇しても、上記負荷遮断直後に、スイ
ッチ14が動作し、直流励磁指令器23から励磁用変換
器5への信号経路が閉止されるとともに検出器6から励
磁用変換器5への信号経路が開放される。結果として、
この実施例1では、スイッチ14の動作によって、励磁
用変換器5の出力を交流励磁から直流励磁に切替えるた
め、図3に示すように、交流励磁同期機出力電圧V1は
交流励磁同期機回転速度Nの上昇に比例して増加する
が、励磁用変換器出力電圧V2は過電圧に至らず、交流
励磁同期機100は運転を継続することができる。これ
に対し、従来のように負荷遮断後も負荷遮断前と同じ制
御を続けた場合には、図4の対比例に示すように、負荷
遮断によって交流励磁同期機回転速度Nが上昇し、それ
に伴い励磁用変換器出力電圧V2が上昇し、交流励磁同
期機回転速度Nの変動が可変速幅を逸脱すると、励磁用
変換器出力電圧V2は過電圧に至り、交流励磁同期機1
00の運転が停止してしまう。
【0016】実施例2(請求項2に対応).実施例2と
しての交流励磁同期機100の2次励磁制御方法につい
て図1、図2及び図5を用い説明する。この実施例2で
は、負荷遮断が発生して図1および図2に示す交流励磁
同期機100の回転速度が上昇しても、可変速幅検出回
路23が交流励磁同期機100における回転速度の可変
速幅の逸脱を検出し励磁用変換器5の出力が過電圧にな
らないように制御する。例えば、励磁用変換器出力電圧
V2をゼロにする。そして、交流励磁同期機100の回
転速度が復帰して可変速幅以内に収まると、元の交流励
磁制御を再開する。このように、励磁用変換器5の出力
を制御することにより、負荷遮断時の励磁用変換器5の
出力過電圧を回避し、交流励磁同期機100の運転を継
続することができる。
【0017】実施例3(請求項3に対応).実施例3と
しての交流励磁同期機100の2次励磁制御方法につい
て図1、図2、図6及び図7を用い説明する。この実施
例3では、図1に示す通常運転目標回転速度演算器26
および電力急変制御用目標回転速度演算器25に具現化
されるように、ポンプ水車10の効率を優先させた通常
運転カーブと、ポンプ水車10の効率よりも電力の応答
を優先させた電力急変運転カーブとの両方を備え、電力
系統L側の要求によりスイッチ34を動作して運転カー
ブを切替えて電力を制御する。図6において、D1ポン
プ水車の効率にもとづく通常運転カーブの一例を示し、
D2は電力急変制御用運転カーブの一例である。図7に
おいて、D3は電力急変時の電力Pの変化の一例を示
し、D4は電力急変制御用運転カーブによる運転中にお
ける電力急変時の交流励磁同期機100の回転速度Nの
変化の一例を示し、D5は通常運転カーブによる運転中
における電力急変時の交流励磁同期機100の回転速度
Nの変化の一例を示す。よって、交流励磁同期機100
が運転中に、電力系統Lの電力事情から電力急変制御が
必要となった場合、従来では図7に符号D5で示すよう
に通常の運転カーブに従って電力が制御されていたた
め、交流励磁同期機100の回転速度Nが可変速幅aを
逸脱するケースがあった。これに対し、この実施例3で
は、通常運転目標回転速度演算器26によって通常運転
カーブD1に応じた目標回転速度を出力し、電力急変制
御用目標回転速度演算器25によって電力急変制御用運
転カーブD2に応じた目標回転速度を出力し、スイッチ
34の動作によって通常の運転時には通常運転カーブD
1に応じた目標回転速度を回転数比較器21に供給し、
電力急変の運転時には電力急変制御用運転カーブD2に
応じた目標回転速度を回転数比較器21に供給する。結
果として、この実施例3によれば、電力系統Lでの電力
事情が急変し、電力急変制御が必要となった場合、図7
に符号D4で示すように交流励磁同期機100の回転速
度Nが可変速幅aを逸脱することなく電力の急変制御を
行うことができる。また、電力の急変制御後は、通常の
運転カーブに戻すことにより、電力急変制御前の運転を
継続して行うことができる。
【0018】実施例4(請求項1対応).実施例4とし
ての交流励磁同期機100の2次励磁制御方法について
図1、図2及び図8を用い説明する。この実施例3で
は、図1に示す交流励磁同期機100の入出力を制御す
る場合、電力変化量演算器32が周波数検出器31で検
出した電力系統周波数の変動量から変化すべき電力量を
自動演算する一方、スイッチ33の閉動作によって上記
自動演算した電力量を基準電力P0に加算し、この加算
値を電力比較18に出力する。つまり、図8において、
D6は電力の急変制御における電力変化量の指令を運転
員の操作などの手動で行ったことで電力系統周波数の回
復が一定せず定格周波数に届かなかった場合を示し、D
7は電力の急変制御における電力変化量の指令を運転員
の操作などの手動で行ったことで電力系統周波数の回復
が一定せず定格周波数をオーバーした場合を示し、D8
は実施例4の電力系統周波数の変動を検出しこの変動量
から変化すべき電力量を自動演算し電力の急変制御を行
った場合である。結果として、この実施例4によれば、
図8のカーブD8に示すように、電力系統周波数を安定
させることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、発電
運転時の負荷遮断時に励磁用変換器の出力を交流励磁か
ら直流励磁に切替えて、励磁用変換器の出力過電圧を防
止し、交流励磁同期機を停止させることなく負荷遮断時
の運転を継続するので、発電所の所内電源を継続して確
保でき、電力系統への復旧を早く行うことができるとい
う効果が得られる。
【0020】第2の発明によれば、発電運転時の負荷遮
断時に交流励磁同期機の回転速度の変動に応じ励磁用変
換器の出力を制御して、励磁用変換器の出力過電圧を防
止し、交流励磁同期機を停止させることなく負荷遮断時
の運転を継続するので、電力系統への復旧を早く行うこ
とができるという効果が得られる。
【0021】第3の発明によれば、交流励磁同期機の運
転カーブを電力系統側の要求で、通常のポンプ水車の効
率にもとづいた運転カーブから、回転速度が可変速幅を
逸脱しないように電力を急変制御できる運転カーブに切
替えて、電力を高速に制御でするので、電力系統の安定
度に寄与できるという効果が得られる。
【0022】第4の発明によれば、電力系統側の要求で
電力の急変制御を行う場合、系統側の周波数の変動によ
って変化すべき電力を自動演算し、その演算結果によっ
て電力急変制御を行うので、電力系統周波数を安定する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 各実施例に用いる2次励磁装置の前半部を示
す構成図である。
【図2】 各実施例に用いる2次励磁装置の後半部を示
す構成図である。
【図3】 実施例1の2次励磁制御方法の説明図であ
る。
【図4】 実施例1の対比例を示す図である。
【図5】 実施例2の2次励磁制御方法の説明図であ
る。
【図6】 実施例3の運転カーブを示す図である。
【図7】 実施例3の2次励磁制御方法の説明図であ
る。
【図8】 実施例4の2次励磁制御方法の説明図であ
る。
【図9】 従来の2次励磁制御方法の原理を説明するた
めの2次励磁装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 電機子、2 回転子、3 シャフト、4 励磁用変
圧器、5 励磁用変換器、6 検出器、8 変流器、9
計器用変圧器、10 ポンプ水車、11 インバータ
制御器、12 インバータ、13 コンバータ、14
スイッチ、15 電圧比較器、17 電力検出器、18
電力比較器、19 電力偏差補正回路、20 加算
器、22 回転数偏差補正回路、23 直流励磁指令
器、24 可変速幅逸脱検出回路、25 電力急変制御
用目標回転速度演算器、26 通常運転目標回転速度演
算器、31 周波数検出器、32 電力変化量演算器、
33 切替スイッチ、41 界磁遮断器、50 主変圧
器、52 発電機遮断器、81 電圧制御回路、100
交流励磁同期機、101 ガイドベイン、152 高
圧側遮断器、L 電力系統。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば電気学会電力技術研究会
(S62.7.27/28.於名古屋)発表論文「可変
速揚水発電システムによる系統安定化効果のシミュレー
ション解析」又は日本電気協会誌S62.12月号「世
界初の可変速発電システムについて」等に示された従来
の可変速運転される交流励磁同期機の2次励磁制御方法
の原理を説明するための2次励磁制御装置を示す構成図
である。図9において、100は発電を行う交流励磁同
期機、1は交流励磁同期機100の電子、2は交流励
磁同期機100の回転子(2次コイル)、3は交流励磁
同期機100のシャフト、4は励磁用変圧器、5は交流
励磁同期機100の2次側出力を制御する励磁用変換
器、6は交流励磁同期機100の回転位置および回転数
を検出する検出器、7は励磁用変換器5を制御する制御
器、8は交流励磁同期機100の出力電流の変化を検出
する変流器、9は交流励磁同期機100の出力電圧を検
出する計器用変圧器、41は交流励磁同期機100の界
磁遮断、50は交流励磁同期機100の出力に応じた
電力を電力系統Lに供給する主変圧器、52は交流励磁
同期機100の出力を遮断する発電機遮断器、152は
主変圧器50から電力系統Lに出力される電力を遮断す
る高圧側遮断器である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の交流励磁同期機
の2次励磁制御方法では、発電運転時の負荷遮断時には
交流励磁同期機100が電力系統Lから切り離され無負
荷有効励磁で回転することになるが、この時、回転速度
の変動により可変速幅を逸脱してしまった場合、励磁用
変換器5の出力電圧が過電圧となり、交流励磁同期機1
00を事故停止しなければならない。交流励磁同期機1
00が事故停止すると、故障が復帰してから交流励磁同
期機100の運転を再開しなければならず、無負荷有励
磁で運転を継続する場合に比べ、電力系統Lへの復旧に
時間がかかったり、又、負荷遮断以外の場合でも、電力
の制御を効率良くかつ必要に応じて高速に制御すること
ができない、などの問題があった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】実施例4(請求項1対応).実施例4とし
ての交流励磁同期機100の2次励磁制御方法について
図1、図2及び図8を用い説明する。この実施例3で
は、図1に示す交流励磁同期機100の入出力を制御す
る場合、電力変化量演算器32が周波数検出器31で検
出した電力系統周波数の変動量から変化すべき電力量を
自動演算する一方、スイッチ33の閉動作によって上記
自動演算した電力量を基準電力P0に加算し、この加算
値を電力比較18に出力する。つまり、図8において、
は電力の急変制御における電力変化量の指令を運転
員の操作などの手動で行ったことで電力系統周波数の回
復が一定せず定格周波数に届かなかった場合を示し、D
は電力の急変制御における電力変化量の指令を運転員
の操作などの手動で行ったことで電力系統周波数の回復
が一定せず定格周波数をオーバーした場合を示し、D8
は実施例4の電力系統周波数の変動を検出しこの変動量
から変化すべき電力量を自動演算し電力の急変制御を行
った場合である。結果として、この実施例4によれば、
図8のカーブD8に示すように、電力系統周波数を安定
させることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 各実施例に用いる2次励磁装置の前半部を示
す構成図である。
【図2】 各実施例に用いる2次励磁装置の後半部を示
す構成図である。
【図3】 実施例1の2次励磁制御方法の説明図であ
る。
【図4】 実施例1の対比例を示す図である。
【図5】 実施例2の2次励磁制御方法の説明図であ
る。
【図6】 実施例3の運転カーブを示す図である。
【図7】 実施例3の2次励磁制御方法の説明図であ
る。
【図8】 実施例4の2次励磁制御方法の説明図であ
る。
【図9】 従来の2次励磁制御方法の原理を説明するた
めの2次励磁装置を示す構成図である。
【符号の説明】 1 電機子、2 回転子、3 シャフト、4 励磁用変
圧器、5 励磁用変換器、6 検出器、8 変流器、9
計器用変圧器、10 ポンプ水車、11 インバータ
制御器、12 インバータ、13 コンバータ、14
スイッチ、15 電圧比較器、17 電力検出器、18
電力比較器、19 電力偏差補正回路、20 加算
器、22 回転数偏差補正回路、23 直流励磁指令
器、24 可変速幅逸脱検出回路、25 電力急変制御
用目標回転速度演算器、26 通常運転目標回転速度演
算器、31 周波数検出器、32 電力変化量演算器、
33 切替スイッチ、41 界磁遮断器、50 主変圧
器、52 発電機遮断器、81 電圧制御回路、100
交流励磁同期機、152 高圧側遮断器、L 電力系
統。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ水車に連動されて発電及び揚水を
    行う交流励磁同期機の2次側出力を励磁用変換器によっ
    て制御することにより、交流励磁同期機を可変速で運転
    する2次励磁制御方法において、上記交流励磁同期機の
    発電運転時の負荷遮断時に上記励磁用変換器の励磁を交
    流励磁から直流励磁に切替えることにより、負荷遮断に
    よって上記交流励磁同期機及び上記ポンプ水車の回転速
    度が上昇しても励磁用変換器を停止させることなく運転
    を継続することを特徴とする交流励磁同期機の2次励磁
    制御方法。
  2. 【請求項2】 ポンプ水車に連動されて発電及び揚水を
    行う交流励磁同期機の2次側出力を励磁用変換器によっ
    て制御することにより、交流励磁同期機を可変速で運転
    する2次励磁制御方法において、交流励磁同期機の発電
    運転時の負荷遮断時に同交流励磁同期機及び上記ポンプ
    水車の回転速度が上昇しても、上記励磁用変換器の出力
    を回転速度の変化によって制御することにより、励磁用
    変換器を停止させることなく運転を継続することを特徴
    とする交流励磁同期機の2次励磁制御方法。
  3. 【請求項3】 ポンプ水車に連動されて発電及び揚水を
    行う交流励磁同期機の2次側出力を励磁用変換器によっ
    て制御することにより、交流励磁同期機を可変速で運転
    する2次励磁制御方法において、上記交流励磁同期機の
    入出力を制御する場合、上記ポンプ水車の効率を優先さ
    せた運転カーブと、ポンプ水車の効率よりも電力の応答
    を優先させた運転カーブの両方を備え、電力系統側の要
    求により運転カーブを切替えて電力を制御することを特
    徴とする交流励磁同期機の2次励磁制御方法。
  4. 【請求項4】 ポンプ水車に連動され発電を行う交流励
    磁同期機の励磁を制御する励磁用変換器によって該交流
    励磁同期機の2次側出力を制御することにより、可変速
    運転する交流励磁同期機の2次励磁制御方法において、
    上記交流励磁同期機の入出力を制御する場合、高速な電
    力制御が可能な運転カーブにおいて電力系統側の条件に
    よって制御すべき電力変化量を自動演算し、その演算結
    果に従って電力を短時間で自動的に制御することを特徴
    とする交流励磁同期機の2次励磁制御方法。
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