JPH0897224A - バイポーラトランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

バイポーラトランジスタおよびその製造方法

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JPH0897224A
JPH0897224A JP6234875A JP23487594A JPH0897224A JP H0897224 A JPH0897224 A JP H0897224A JP 6234875 A JP6234875 A JP 6234875A JP 23487594 A JP23487594 A JP 23487594A JP H0897224 A JPH0897224 A JP H0897224A
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polycrystalline silicon
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bipolar transistor
insulating layer
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JP6234875A
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Hiromi Honda
裕己 本田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D64/00—Electrodes of devices having potential barriers
    • H10D64/20—Electrodes characterised by their shapes, relative sizes or dispositions 
    • H10D64/23—Electrodes carrying the current to be rectified, amplified, oscillated or switched, e.g. sources, drains, anodes or cathodes
    • H10D64/231—Emitter or collector electrodes for bipolar transistors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エミッタ抵抗を低減することによってバイポ
ーラトランジスタの動作速度を向上させる。 【構成】 p型シリコン基板1の主表面にはn型のコレ
クタ領域2が形成される。コレクタ領域2の表面にはp
型ベース領域3が形成される。ベース領域3の表面には
n型エミッタ領域4が形成される。エミッタ領域4の表
面上には多結晶シリコン層7が形成される。多結晶シリ
コン層7を覆うように層間絶縁層8が形成される。エミ
ッタ領域4上には、層間絶縁層8と多結晶シリコン層7
とを貫通してエミッタ領域4表面に達するコンタクトホ
ール9bが形成される。このコンタクトホール9b内に
は、エミッタ領域4の表面と接触するようにメタル電極
10bが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バイポーラトランジ
スタおよびその製造方法に関し、特に、エミッタ領域上
に多結晶シリコン層が形成されたタイプのバイポーラト
ランジスタおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のバイポーラトランジスタお
よびその製造方法について、図45〜図48を用いて説
明する。図45は、エミッタ領域上に多結晶シリコン層
が形成されたタイプの従来のバイポーラトランジスタを
示す断面図である。図46〜図48は、図45に示され
るバイポーラトランジスタの製造工程の第1工程〜第3
工程を示す断面図である。
【0003】まず図45を用いて、上記の従来のバイポ
ーラトランジスタの構造について説明する。図45を参
照して、p型シリコン基板1の主表面にはn型のコレク
タ領域2が形成される。このコレクタ領域2の表面に
は、p型のベース領域3が形成される。このベース領域
3の表面には、n型のエミッタ領域4が形成される。
【0004】シリコン基板1の主表面上には、エミッタ
領域4上にコンタクトホール6を有する絶縁層5が形成
される。この絶縁層5はシリコン酸化膜などからなる。
コンタクトホール6内から絶縁層5上に延在するように
多結晶シリコン層7が形成される。多結晶シリコン層7
を覆うようにシリコン酸化膜などからなる層間絶縁層8
が形成される。
【0005】この層間絶縁層8と絶縁層5とを貫通して
コレクタ領域2の一部表面およびベース領域3の一部表
面に達するようにコンタクトホール9a,9cがそれぞ
れ形成される。また、層間絶縁層8を貫通して多結晶シ
リコン層7の表面に達するようにコンタクトホール9b
が形成される。コンタクトホール9a,9b,9c内に
は、メタル電極10が形成される。
【0006】次に、図46〜図48を用いて、図45に
示される従来のバイポーラトランジスタの製造方法につ
いて説明する。
【0007】まず図46を参照して、p型シリコン基板
1の主表面の所望の領域に、イオン注入法などを用い
て、n型のコレクタ領域2とp型のベース領域3とをそ
れぞれ形成する。その後、CVD(Chemical Vapor Dep
osition )法などを用いて、シリコン基板1の主表面上
に、シリコン酸化膜などからなる絶縁層5を堆積する。
この絶縁層5上に、写真製版技術を用いて、エミッタ領
域4の形成領域に開口部を有するレジストパターン11
jを形成する。このレジストパターン11jをマスクと
して用いて絶縁層5にエッチング処理を施す。それによ
り、コンタクトホール6を形成する。その後、レジスト
パターン11jを除去する。
【0008】次に、図47を参照して、CVD法などを
用いて、コンタクトホール6内と絶縁層5上とに多結晶
シリコン層7を形成する。そして、この多結晶シリコン
層7にn型の不純物を導入する。そして、この多結晶シ
リコン層7を所定形状にパターニングする。その後、こ
の多結晶シリコン層7に熱処理を施すことによって、多
結晶シリコン層7内に導入されたn型の不純物をベース
領域3内に拡散させる。それにより、拡散深さの小さい
エミッタ領域4が形成される。
【0009】次に、図48を参照して、CVD法などを
用いて、多結晶シリコン層7および絶縁層5を覆うよう
にシリコン酸化膜などからなる層間絶縁層8を形成す
る。この層間絶縁層8上に、コンタクトホール9a,9
b,9cの形成領域に開口部を有するように所定形状に
パターニングされたレジストパターン11kを形成す
る。このレジストパターン11kをマスクとして用いて
層間絶縁層8および絶縁層5にエッチング処理を施す。
それにより、コンタクトホール9a,9b,9cがそれ
ぞれ形成される。その後、レジストパターン11kを除
去する。そして、スパッタリング法などを用いて、コン
タクトホール9a,9b,9c内にそれぞれメタル電極
10を形成する。以上の工程を経て、図45に示される
従来のバイポーラトランジスタが形成されることにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のバイポーラトランジスタには次に説明するような
問題点があった。その問題点について図49を用いて説
明する。図49は、上記の従来のバイポーラトランジス
タの問題点を説明するための模式図である。
【0011】図49に示されるように、上記の従来のバ
イポーラトランジスタでは、エミッタ領域4とメタル電
極10との間に多結晶シリコン層7が介在している。多
結晶シリコンは金属に比べて抵抗値が高いため、エミッ
タ領域4とメタル電極10との間に多結晶シリコン層7
が介在することによって、エミッタ領域4とメタル電極
10との間に比較的高抵抗の抵抗Rが存在することとな
る。それにより、エミッタ抵抗が大きくなり、バイポー
ラトランジスタの動作速度を劣化させるといった問題が
生じていた。
【0012】そこで、エミッタ抵抗を低減する一手法と
して、図50に示されるように、多結晶シリコン層7を
形成することなくメタル電極10とエミッタ領域4とを
直接接触させることが考えられる。図50は、エミッタ
領域4上に多結晶シリコン層を形成することなくエミッ
タ領域4とメタル電極10とを直接接触させたタイプの
従来のバイポーラトランジスタを示す断面図である。こ
の図に示されるように、メタル電極10とエミッタ領域
4とを直接接触させることによって、エミッタ抵抗を低
減することは可能となる。
【0013】しかし、この図50に示されるタイプのバ
イポーラトランジスタには次のような問題点が生じるこ
ととなる。その問題点について、図51および図52を
用いて説明する。図51および図52は、図50に示さ
れるタイプの従来のバイポーラトランジスタの問題点を
示す図である。
【0014】まず図51を参照して、図50に示される
タイプのバイポーラトランジスタを形成するには、一般
に、写真製版技術とイオン注入法を用いてエミッタ領域
4を形成した後に、層間絶縁層8を形成し、この層間絶
縁層8にメタル電極10の形成用のコンタクトホール9
を形成する。このコンタクトホール9の形成に際しても
写真製版技術が一般に用いられる。
【0015】より具体的には、図51に示されるよう
に、エミッタ領域4の形成の際にはレジストパターン1
1mをマスクとして用い、コンタクトホール9の形成の
際にはレジストパターン11lをマスクとして用いる。
そのため、レジストパターン11mとレジストパターン
11lの重合わせマージンW4をとる必要がある。
【0016】それにより、エミッタ幅W3を、少なくと
も2×W4の大きさより小さくできなくなる。その結
果、エミッタ幅W3が比較的大きいものとなってしま
う。エミッタ幅W3についてはその値が小さい方がバイ
ポーラトランジスタの高速動作が可能となることが一般
に知られている。そのため、上記のようにエミッタ幅W
3が比較的大きくなることによって、バイポーラトラン
ジスタの高速性を劣化させるといった問題が生じる。
【0017】上記のようなエミッタ幅W3に起因する問
題を解決する手法として、図52に示されるように、コ
ンタクトホール9の形成後にエミッタ領域4を形成する
手法が考えられる。この場合には、上記のような重ね合
わせマージンW4をとる必要がないため、エミッタ幅を
W5に縮小できる。それにより、上述のようなエミッタ
幅に起因するバイポーラトランジスタの高速性劣化とい
った問題は解消される。しかし、この場合には、エミッ
タ領域4をイオン注入でしか形成できないため、エミッ
タ領域4の深さDが大きくなるという問題が生じる。こ
のエミッタ領域4の深さDについてもその値が小さい方
がバイポーラトランジスタの高速動作が可能となるた
め、この場合にもやはりバイポーラトランジスタの高速
性が劣化するという問題が生じる。
【0018】以上説明したようなエミッタ幅W3および
エミッタ領域4の深さDに起因する問題は、エミッタ領
域4上に多結晶シリコン層を形成するタイプのバイポー
ラトランジスタにおいては解消される。それは、エミッ
タ領域4が、多結晶シリコン層7に含まれた不純物をベ
ース領域3内に拡散させることによって形成されるから
である。以上の内容に鑑み、バイポーラトランジスタの
高速動作の観点からはエミッタ領域上に多結晶シリコン
層を形成するタイプのバイポーラトランジスタを用いる
ことが好ましいといえる。しかしながら、この場合に
は、上述のようなエミッタ抵抗が増大するといった問題
が生じることとなる。
【0019】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、エミッ
タ領域上に多結晶シリコン層を形成したタイプのバイポ
ーラトランジスタにおいて、エミッタ抵抗を低減するこ
とによって動作特性の向上したバイボーラトランジスタ
およびその製造方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係るバイポー
ラトランジスタは、1つの局面では、主表面を有する第
1導電型の半導体基板と、第2導電型のコレクタ領域
と、第1導電型のベース領域と、第2導電型のエミッタ
領域と、絶縁層と、多結晶シリコン層と、メタル電極と
を備える。コレクタ領域は、半導体基板の主表面に形成
される。ベース領域は、コレクタ領域の表面に形成され
る。エミッタ領域は、ベース領域の表面に形成される。
絶縁層は、エミッタ領域の表面に達するコンタクトホー
ルを有するように半導体基板の主表面上に形成される。
多結晶シリコン層は、コンタクトホールの一部を規定す
る孔を有し、絶縁層内に形成される。メタル電極は、エ
ミッタ領域表面と接触するようにコンタクトホール内に
形成される。
【0021】この発明に係るバイポーラトランジスタ
は、他の局面では、主表面を有する第1導電型の半導体
基板と、第2導電型のコレクタ領域と、第1導電型のベ
ース領域と、第2導電型のエミッタ領域と、シリサイド
層と、絶縁層と、多結晶シリコン層と、メタル電極とを
備える。コレクタ領域は、半導体基板の主表面に形成さ
れる。ベース領域は、コレクタ領域の表面に形成され
る。エミッタ領域は、ベース領域の表面に形成される。
シリサイド層は、エミッタ領域の表面上に形成される。
絶縁層は、シリサイド層表面に達するコンタクトホール
を有するように半導体基板の主表面上に形成される。多
結晶シリコン層は、シリサイド層の側面と連なり、かつ
シリサイド層を取囲むように絶縁層内に形成される。メ
タル電極は、シリサイド層上に形成される。上記の多結
晶シリコン層上には、好ましくは窒化膜が形成され、こ
の窒化膜上には上記の絶縁層が形成される。
【0022】この発明に係るバイポーラトランジスタの
製造方法によれば、まず、第1導電型の半導体基板の主
表面に第2導電型のコレクタ領域と第1導電型のベース
領域を形成する。そして、半導体基板の主表面上にベー
ス領域の一部表面を露出させる開口部を有する絶縁層を
形成する。開口部内に位置するベース領域の一部表面上
に、第2導電型の不純物を含む多結晶シリコン層を形成
する。この多結晶シリコン層からベース領域表面に第2
導電型の不純物を拡散させることによって、ベース領域
表面にエミッタ領域を形成する。多結晶シリコン層を覆
うように半導体基板の主表面上に層間絶縁層を形成す
る。層間絶縁層と絶縁層とを貫通し、ベース領域の一部
表面とコレクタ領域の一部表面とを露出させる第1と第
2のコンタクトホールを形成する。層間絶縁層を貫通
し、多結晶シリコン層の一部表面を露出させる第3のコ
ンタクトホールを形成する。露出した多結晶シリコン層
の一部表面にエッチング処理を施すことによって、多結
晶シリコン層にエミッタ領域の一部表面を露出させる開
口部を形成する。そして、第1,第2および第3のコン
タクトホール内に第1,第2および第3のメタル電極を
形成する。
【0023】この発明に係るバイポーラトランジスタの
製造方法によれば、他の局面では、まず、第1導電型の
半導体基板の主表面に第2導電型のコレクタ領域と第1
導電型のベース領域とを形成する。半導体基板の主表面
上にベース領域の一部表面を露出させる開口部を有する
絶縁層を形成する。開口部内に位置するベース領域の一
部表面上に、第2導電型の不純物を含む多結晶シリコン
層を形成する。この多結晶シリコン層からベース領域表
面に第2導電型の不純物を拡散させることによって、ベ
ース領域表面にエミッタ領域を形成する。多結晶シリコ
ン層を覆うように半導体基板の主表面上に層間絶縁層を
形成する。この層間絶縁層と絶縁層とを貫通してベース
領域の一部表面とコレクタ領域の一部表面とを露出させ
る第1と第2のコンタクトホールと、層間絶縁層を貫通
して多結晶シリコン層の一部表面を露出させる第3のコ
ンタクトホールとを形成する。そして、上記の第1,第
2および第3のコンタクトホール内表面上と層間絶縁層
上とに遷移金属層を形成する。この遷移金属層に熱処理
を施すことによって、第1のコンタクトホール直下に位
置するベース領域の一部表面を第1のシリサイド層に変
換し、第2のコンタクトホール直下に位置するコレクタ
領域の一部表面を第2のシリサイド層に変換し、多結晶
シリコン層において第3のコンタクトホール直下に位置
する部分を第3のシリサイド層に変換する。そして、第
1,第2および第3のシリサイド層上にそれぞれ第1,
第2および第3のメタル電極を形成する。
【0024】
【作用】この発明に係るバイポーラトランジスタによれ
ば、1つの局面では、多結晶シリコン層にこの多結晶シ
リコン層を貫通してエミッタ領域の表面に達する孔が設
けられ、この孔内を貫通してエミッタ領域表面と接触す
るようにメタル電極が形成される。つまり、図45に示
される従来例とは違って、メタル電極とエミッタ領域と
が直接接触することとなる。それにより、メタル電極と
エミッタ領域との間のコンタクト抵抗を従来例よりも低
減することが可能となる。また、多結晶シリコン層上に
窒化膜が形成された場合には、プロセス中に多結晶シリ
コン層の厚みがほとんど減じられなくなる。それによ
り、多結晶シリコン層をシリサイド層に変換した場合
に、エミッタ領域とベース領域との短絡を効果的に阻止
することが可能となる。
【0025】この発明に係るバイポーラトランジスタに
よれば、他の局面では、メタル電極直下に位置する多結
晶シリコン層が全てシリサイド層に変換される。それに
より、メタル電極はシリサイド層を介してエミッタ領域
と電気的に接続されることになる。そのため、従来例と
比べて、メタル電極とエミッタ領域との間の抵抗を低減
することが可能となる。
【0026】この発明に係るバイポーラトランジスタの
製造方法によれば、1つの局面では、多結晶シリコン層
からベース領域表面に不純物を拡散することによってエ
ミッタ領域を形成している。それにより、エミッタ幅を
小さく抑えかつエミッタ領域の拡散深さを小さく抑える
ことが可能となる。また、第1と第2のコンタクトホー
ルと第3のコンタクトホールとを別々の工程で別々のマ
スク層を用いて形成している。それにより、第3のコン
タクトホールの形成に用いたマスク層をそのまま用い
て、第3のコンタクトホール内に露出する多結晶シリコ
ン層のみを選択的にエッチングすることにより、エミッ
タ領域の一部表面を選択的に露出させることが可能とな
る。それにより、エミッタ領域の一部表面上に直接メタ
ル電極を形成することが可能となる。
【0027】この発明に係るバイポーラトランジスタの
製造方法によれば、他の局面では、第1,第2および第
3のコンタクトホールが同時に形成され、この第1,第
2および第3のコンタクトホールの内表面上に遷移金属
層が形成される。そして、この遷移金属層に熱処理が施
される。このとき、第1のコンタクトホール内にはベー
ス領域の一部表面が露出し、第2のコンタクトホール内
にはコレクタ領域の一部表面が露出し、第3のコンタク
トホール内にはエミッタ領域上に位置する多結晶シリコ
ン層の一部表面が露出する。それにより、上記の熱処理
によって、ベース領域の一部表面,コレクタ領域の一部
表面およびエミッタ領域上に位置する多結晶シリコン層
を第1,第2および第3のシリサイド層にそれぞれ変換
することが可能となる。そして、この第1、第2および
第3のシリサイド層上にメタル電極が形成されることに
なる。これにより、第3のメタル電極とエミッタ領域と
を、第3のシリサイド層を介して電気的に接続すること
が可能となる。その結果、従来例よりもエミッタ抵抗を
低減することが可能となる。
【0028】
【実施例】以下、図1〜図44を用いて、この発明の実
施例について説明する。
【0029】(第1実施例)まず、図1〜図9を用いて
この発明の第1の実施例について説明する。図1は、こ
の発明の第1の実施例におけるバイポーラトランジスタ
を示す断面図である。
【0030】図1を参照して、コンタクトホール9b
が、多結晶シリコン層7をも貫通してエミッタ領域4の
表面にまで達するように形成されている。そして、この
コンタクトホール9b内には、エミッタ領域4の表面と
接触するようにメタル電極10bが形成されている。こ
のメタル電極10bの材質としては、Al/Cu,Wな
どを挙げることができる。このように、メタル電極10
bとエミッタ領域4とが接触するように形成されるの
で、図45に示される従来例の場合よりもエミッタ領域
4とメタル電極10bとの間の抵抗を低減することが可
能となる。それにより、エミッタ抵抗を低減でき、高速
動作が可能なバイポーラトランジスタが得られる。それ
以外の構造に関しては、図45に示される従来のバイポ
ーラトランジスタと同様である。
【0031】次に、図2を用いて、本実施例におけるバ
イポーラトランジスタの平面構造について説明する。図
2は、図1に示されるバイポーラトランジスタの平面図
である。そして、図2におけるI−I線に沿う断面が図
1に示されることになる。
【0032】図2を参照して、多結晶シリコン層7は、
コンタクトホール9bの一部を規定する孔を有し、かつ
コンタクトホール9bを取囲むように設けられる。コン
タクトホール9b内にはメタル電極10bが形成される
ので、メタル電極10bの外周面の一部と多結晶シリコ
ン層7とは接触することとなる。また、コンタクトホー
ル6内において、多結晶シリコン層7とエミッタ領域4
の一部表面とは接触する。
【0033】次に、図3〜図7を用いて、図1に示され
るバイポーラトランジスタの製造方法について説明す
る。図3〜図7は、図1に示されるバイポーラトランジ
スタの製造工程の第1工程〜第5工程を示す断面図であ
る。
【0034】まず図3を参照して、従来例と同様の工程
を経て、シリコン酸化膜などからなる絶縁層5までを形
成し、この絶縁層5にコンタクトホール6を形成する。
次に、図4を参照して、従来例と同様の方法で、砒素
(As)などのn型の不純物を含み約200Å〜約20
00Åの厚みを有する多結晶シリコン層7を形成し、こ
の多結晶シリコン層7に熱処理を施す。それにより、こ
の多結晶シリコン層7からn型の不純物をベース領域3
内に拡散させ、エミッタ領域4を形成する。それによ
り、エミッタ幅が小さくかつ拡散深さの小さいエミッタ
領域4を形成することが可能となる。それにより、バイ
ポーラトランジスタの動作の高速性を確保することが可
能となる。
【0035】次に、図5を参照して、CVD法などを用
いて、絶縁層5および多結晶シリコン層7を覆うよう
に、シリコン酸化膜などからなる層間絶縁層8を形成す
る。この層間絶縁層8上に、コンタクトホール9a,9
cの形成位置に開口部を有するレジストパターン11a
を形成する。このレジストパターン11aをマスクとし
て用いて層間絶縁層8および絶縁層5をエッチングす
る。それにより、コレクタ領域2の一部表面を露出させ
るコンタクトホール9aと、ベース領域3の一部表面を
露出させるコンタクトホール9cとをそれぞれ形成す
る。
【0036】次に、図6を参照して、上記のレジストパ
ターン11aを除去した後、コンタクトホール9bの形
成位置に開口幅W1の開口部を有するレジストパターン
11bを層間絶縁層8上に形成する。このレジストパタ
ーン11bをマスクとして用いて、層間絶縁層8をエッ
チングする。それにより、多結晶シリコン層7の一部表
面を露出させるコンタクトホール9b′が形成される。
このとき、図6に示される態様においては、このコンタ
クトホール9bの開口幅W1は、コンタクトホール6の
開口幅よりも小さいものとなっている。
【0037】次に、図7を参照して、上記のレジストパ
ターン11bを再びマスクとして用いて、多結晶シリコ
ン層7の厚みt1分だけ多結晶シリコン層7をエッチン
グする。それにより、エミッタ領域4の一部表面を露出
させる。その後、レジストパターン11bを除去する。
それ以降は、従来例と同様の方法で、コンタクトホール
9a,9b,9c内にメタル電極10a,10b,10
cを形成する。以上の工程を経て図1に示されるバイポ
ーラトランジスタが形成されることになる。
【0038】次に、図8および図9を用いて、上記の第
1の実施例の変形例について説明する。図8は、第1の
実施例の変形例におけるバイポーラトランジスタを示す
断面図である。図9は、図8に示されるバイポーラトラ
ンジスタの特徴的な製造工程を示す断面図である。
【0039】まず図8を参照して、上記の第1の実施例
においては、多結晶シリコン層7とメタル電極10bの
双方がエミッタ電極4の表面と接触していた。しかし、
図8に示されるように、本変形例においては、メタル電
極10bのみがエミッタ領域4の表面と接触している。
このような構造とすることによって、上記の第1の実施
例の場合よりもメタル電極10bとエミッタ領域4との
接触面積を増大させることが可能となる。それにより、
上記の第1の実施例の場合よりもさらにエミッタ領域4
とメタル電極10bとのコンタクト抵抗を低減すること
が可能となる。
【0040】次に、図9を用いて、図8に示される変形
例におけるバイポーラトランジスタの製造方法について
説明する。図9を参照して、コンタクトホール9bの形
成に際して、開口幅W1より大きい開口幅W2を有する
レジストパターン11cを層間絶縁層8上に形成し、こ
のレジストパターン11cをマスクとして用いて層間絶
縁層8をエッチングする。それにより、開口幅W1より
も大きい開口幅W2を有するコンタクトホール9b′が
形成されることになる。それ以降は上記の第1の実施例
と同様の工程を経て、図8に示されるバイポーラトラン
ジスタが形成されることになる。
【0041】(第2実施例)次に、図10〜図13を用
いて、この発明の第2の実施例について説明する。図1
0は、この発明の第2の実施例におけるバイポーラトラ
ンジスタを示す断面図である。図11〜図13は、図1
0に示される本実施例におけるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第1工程〜第3工程を示す断面図である。
【0042】まず図10を参照して、本実施例における
バイポーラトランジスタにおいては、コンタクトホール
9a直下に位置するコレクタ領域2の表面に凹部12が
形成され、コンタクトホール9c直下に位置するベース
領域3の表面に凹部12が形成されている。そして、こ
の凹部12内にもメタル電極10a,10cが形成され
る。それ以外の構造に関しては図1に示される第1の実
施例におけるバイポーラトランジスタと同様である。
【0043】上記のように、凹部12を有することによ
って、メタル電極10aとコレクタ領域2との接触面積
およびメタル電極10cとベース領域3との接触面積を
増大させることが可能となる。それにより、上記の第1
の実施例の場合よりも、メタル電極10aとコレクタ領
域2とのコンタクト抵抗およびベース領域3とメタル電
極10cとのコンタクト抵抗を低減することが可能とな
る。なお、本実施例においては、ベース領域3の拡散深
さt2が、多結晶シリコン層7の厚みt1よりも大きい
ことが必要とされる。それにより、ベース領域3とコレ
クタ領域2間の短絡が効果的に阻止される。
【0044】次に、図11〜図13を用いて、図10に
示されるバイポーラトランジスタの製造方法について説
明する。図11を参照して、上記の第1の実施例と同様
の工程を経て層間絶縁層8までを形成する。
【0045】次に、図12を参照して、この層間絶縁層
8上に、コンタクトホール9a,9b,9cの形成位置
に開口部を有するレジストパターン11dを形成する。
このレジストパターン11dをマスクとして用いて、層
間絶縁層8および絶縁層5にエッチング処理を施す。そ
れにより、コンタクトホール9a′,9b′および9
c′をそれぞれ形成する。
【0046】次に、このレジストパターン11dを再び
マスクとして用いて、多結晶シリコン層7にエッチング
処理を施す。それにより、エミッタ領域4の一部表面を
露出させる。このとき、同時に、コンタクトホール9
a′直下に位置するコレクタ領域2の一部表面およびコ
ンタクトホール9c′直下に位置するベース領域3の一
部表面にもエッチング処理が施される。
【0047】それにより、図13に示されるように、多
結晶シリコン層7の厚みt1とほぼ同じ大きさの深さを
有する凹部12が形成される。その後、レジストパター
ン11dを除去する。
【0048】また、上記の凹部12の形成に際して、多
結晶シリコン層7の厚みt1よりもベース領域3の拡散
深さt2が大きくなるようにする。それにより、凹部1
2がベース領域3とコレクタ領域2との接合部にまで達
することを効果的に阻止することが可能となる。それに
より、ベース領域3とコレクタ領域2との短絡を阻止す
ることが可能となる。
【0049】なお、レジストパターン11dは、多結晶
シリコン層7のエッチングの前に除去しておいてもよ
い。また、ベース領域3とメタル電極10cとのコンタ
クト部に、ベース領域3とメタル電極10cとの間のコ
ンタクト抵抗を低減するための高濃度の外部ベース領域
が形成された場合には、外部ベース領域の拡散深さが多
結晶シリコン層7の厚みt1よりも大きくなるようにす
る。
【0050】上記の工程を経てコンタクトホール9a,
9b,9cを形成した後は、上記の第1の実施例と同様
の工程を経てメタル電極10a,10b,10cを形成
する。それにより、図10に示されるバイポーラトラン
ジスタが形成されることになる。以上説明したように、
本実施例におけるバイポーラトランジスタの製造方法で
は、上記の第1の実施例の場合よりも写真製版工程の回
数を減少させることが可能となる。それにより、上記の
第1の実施例の場合よりも製造コストを低減することが
可能となる。
【0051】(第3実施例)次に、図14〜図19を用
いて、この発明の第3の実施例について説明する。図1
4は、この発明の第3の実施例におけるバイポーラトラ
ンジスタを示す断面図である。
【0052】図14を参照して、本実施例におけるバイ
ポーラトランジスタでは、コンタクトホール9b′直下
に位置する多結晶シリコン層7が、チタンシリサイド
(TiSix(x〜2.0))層14bに変換されてい
る。そして、このチタンシリサイド層14bの下面はエ
ミッタ領域4の一部表面と接触し、チタンシリサイド層
14の上面上には窒化チタン(TiN)層13bが形成
される。この窒化チタン層13b上にはメタル電極10
bが形成される。つまり、メタル電極10は、窒化チタ
ン層13bおよびチタンシリサイド層14bを介在して
エミッタ領域4と電気的に接続されることになる。それ
により、従来例よりもエミッタ領域4とメタル電極10
との間の抵抗を低減することが可能となる。
【0053】一方、コンタクトホール9a直下に位置す
るコレクタ領域2の一部表面にもチタンシリサイド層1
4aが形成され、コンタクトホール9c直下に位置する
ベース領域3の一部表面にもチタンシリサイド層14c
が形成される。これらの場合も、メタル電極10aは窒
化チタン層13aおよびチタンシリサイド層14aを介
在してコレクタ領域2に電気的に接続され、メタル電極
10cは窒化チタン層13cおよびチタンシリサイド層
14cを介在してベース領域3に電気的に接続される。
それ以外の構造に関しては図1に示される第1の実施例
におけるバイポーラトランジスタとほぼ同様である。
【0054】次に、図15を用いて、メタル電極10b
とエミッタ領域4との間の接続部の構造についてより詳
しく説明する。図15は、メタル電極10bとエミッタ
領域4との接続部を拡大した断面図である。
【0055】図15を参照して、チタンシリサイド層1
4bは、多結晶シリコン層7と、この多結晶シリコン層
7上に形成されるチタン層とが反応することによって形
成されるので、その厚みt3は、多結晶シリコン層7の
厚みt1よりも大きいものとなる。また、窒化チタン層
13bは、チタンシリサイド層14b上と、コンタクト
ホール9b′の側面上と、メタル電極10bの下に位置
する層間絶縁層8の上面上とに延在する。この窒化チタ
ン層13bは、メタル電極10bとシリコン基板1との
間の反応を防止するバリア層としての機能をも有する。
それにより、この窒化チタン層13bを有することによ
って、メタル電極10bとシリコン基板1との間の反応
を効果的に阻止することが可能となる。
【0056】次に、図16〜図19を用いて、本実施例
におけるバイポーラトランジスタの製造方法について説
明する。図16〜図18は、図14に示される本実施例
におけるバイポーラトランジスタの製造工程の第1工程
〜第3工程を示す断面図である。図19は、チタン層と
多結晶シリコン層とのシリサイド反応を説明するための
模式図である。
【0057】まず図16を参照して、上記の第2の実施
例と同様の工程を経て、コンタクトホール9a,9
b′,9cまでを形成する。次に、図17を参照して、
スパッタリング法などを用いて、コンタクトホール9
a,9b′,9c内表面上と層間絶縁層8上とに、チタ
ン層15を形成する。
【0058】次に、図18を参照して、上記のチタン層
に熱処理を施す。熱処理条件は、700℃〜1000
℃,〜60秒,窒素雰囲気である。それにより、チタン
層15の一部と、チタン層15と接するシリコン基板1
の一部表面とチタン層15と接する多結晶シリコン層7
とをチタンシリサイド層14a,14b,14cに変換
する。このとき、シリコン基板1および多結晶シリコン
層7と接していないチタン層15は、窒化チタン層13
となる。
【0059】ここで、図19を用いて、上記のチタンシ
リサイド層14bの形成方法についてより詳しく説明す
る。図19を参照して、チタン層15の場合、初期の厚
みt4のうち40〜70%の厚みt5(t5=0.4t
4〜0.7t4)のチタン層15が、2.27t5分の
厚みの多結晶シリコン層7と反応する。それにより、厚
みt6(t6=2.51t5)のチタンシリサイド層1
4bが生成される。この内容に関しては、ACADEMIC PRE
SS, 1983 "SILICIDES FOR VLSI APPLICATIONS"に記載さ
れている。したがって、厚みt1の多結晶シリコン層7
がすべてシリサイド反応するには、次のような関係を満
たさなければならない。
【0060】 t1≦2.27t5=0.908t4〜1.589t4 t4≧1.10t1〜0.63t1>0.6t1 上記のような関係を満足するように多結晶シリコン層7
の厚みt1とチタン層15の厚みt4とを決定すること
によって、コンタクトホール9b′直下に位置する多結
晶シリコン層7をすべてチタンシリサイド層14bに変
換することが可能となる。その結果、エミッタ領域4と
チタンシリサイド層14bとを接触させることが可能と
なる。それにより、エミッタ抵抗を低減することが可能
となる。
【0061】それ以降は、上記の第1の実施例と同様の
方法でメタル電極10a,10b,10cを形成し、こ
のメタル電極10a,10b,10cおよび窒化チタン
層13a,13b,13cを所定形状にパターニングす
る。それにより、図14に示されるバイポーラトランジ
スタが得られることになる。
【0062】なお、上記の実施例においては、チタン層
15を用いた場合について説明したが、チタン層15の
かわりに他の遷移金属を用いてもよい。たとえば、C
o,Ni,Pt,Zr,Hf,V,Nb,Ta,Cr,
Mo,W,Pdなどを挙げることができる。これらのチ
タン以外の遷移金属層を用いた場合の図15に対応する
断面図が図20に示されている。
【0063】図20を参照して、上記のようなチタン層
以外の遷移金属層を用いた場合には、遷移金属シリサイ
ド層19とメタル電極10とが直接接触するように、遷
移金属シリサイド層19が形成される。そして、コンタ
クトホール9b′の側面には、遷移金属層18が残余す
る。この場合にも、上記のチタン層を用いた場合と同様
に、従来例に比べてエミッタ抵抗を低減することが可能
となる。
【0064】(第4実施例)次に、図21および図22
を用いて、この発明の第4の実施例について説明する。
上記の第3の実施例では、チタン層15のすべてが多結
晶シリコン層7と反応しないため、チタン層15の厚み
t4を多結晶シリコン層7の厚みt1に対しt4>0.
6t1となるように厚く形成する必要があった。そこ
で、チタン層15の厚みt4を減じるべく本実施例が考
案された。図21を参照して、上記の第3の実施例と同
様の工程を経てチタン層15までを形成する。そして、
このチタン層15上に、スパッタリング法などを用い
て、窒化チタン層13を形成する。この状態で上記の第
3の実施例の場合と同様の熱処理が施される。それによ
り、チタンシリサイド層14a,14b,14cが形成
されることになる。このとき、チタン層15上に窒化チ
タン層13を形成することによって、シリコン基板1お
よび多結晶シリコン層7と接触するチタン層15をすべ
てチタンシリサイド層14a,14b,14cに変換す
ることが可能となる。それにより、上記第3の実施例の
場合よりも、チタン層15の厚みを小さくすることが可
能となる。
【0065】次に、図22を用いて、本実施例における
チタンシリサイド層14bの形成工程についてより詳し
く説明する。図22は、本実施例におけるチタンシリサ
イド層14bの形成工程を説明するための模式図であ
る。
【0066】図22を参照して、上記のような熱処理を
施すことによって、チタン層15が多結晶シリコン層7
とすべて反応し、チタンシリサイド層14bが形成され
る。このとき、厚みt4のチタン層15と、2.27t
4分の厚みの多結晶シリコン7とが反応する。それによ
り、厚みt3(t3=2.51t4)のチタンシリサイ
ド層14bが生成される。したがって、厚みt1の多結
晶シリコン層7をすべて反応させるには、t1≦2.2
7t4の関係を満たすことが必要となる。すなわち、t
4≧0.44t1>0.4t1の関係を満たす必要があ
る。それにより、チタン層15の厚みt4を、上記の第
3の実施例の場合(t4>0.6t1)に比べて小さく
することが可能となる。つまり、本実施例によれば、同
一の厚みのチタン層15に対し、より大きい厚みの多結
晶シリコン層7をチタンシリサイド層14bに変換する
ことが可能となる。
【0067】(第5実施例)次に、図23〜図27を用
いて、この発明の第5の実施例について説明する。図2
3は、この発明の第5の実施例におけるバイポーラトラ
ンジスタを示す断面図である。
【0068】上記の第3および第4の実施例において
は、多結晶シリコン層7の厚みが所望の値よりも厚く形
成された場合に、チタンシリサイド層14bとエミッタ
領域4とが直接接触しない場合が考えられる。その場合
に対処し得るように考案されたのが本実施例である。
【0069】図23を参照して、本実施例においては、
上記の第3の実施例の場合と比べて、チタンシリサイド
層14a,14b,14cの上面が下方に下降してい
る。また、チタンシリサイド層14bの厚みt6は、多
結晶シリコン層7の厚みt1と同程度かそれ以下となっ
ている。それ以外の構造に関しては、図14に示される
上記の第3の実施例の場合と同様である。
【0070】次に、図24〜図27を用いて、本実施例
におけるバイポーラトランジスタの製造方法について説
明する。図24〜図27は、本実施例におけるバイポー
ラトランジスタの製造工程の第1工程〜第4工程を示す
断面図である。
【0071】まず図24を参照して、上記の第2の実施
例と同様の工程を経て、レジストパターン11eまでを
形成し、このレジストパターン11eをマスクとして用
いて、コンタクトホール9a′,9b′,9c′を形成
する。そして、コンタクトホール9a′内に露出するコ
レクタ領域2の一部表面,コンタクトホール9b′内に
露出する多結晶シリコン7の一部表面およびコンタクト
ホール9c′内に露出するベース領域3の一部表面にエ
ッチング処理を施す。それにより、図25に示されるよ
うに、凹部12aが形成される。その結果、コンタクト
ホール9b′直下に位置する多結晶シリコン層7の厚み
t7は、多結晶シリコン層7の初期の厚みt1よりも小
さくなる。
【0072】次に、図26を参照して、上記の第3の実
施例と同様の方法で、チタン層15を形成する。そし
て、このチタン層15に上記の第3の実施例の場合と同
様の熱処理を施すことによって、図27に示されるよう
に、チタンシリサイド層14a,14b,14cをそれ
ぞれ形成する。このとき、上記の第3の実施例の場合と
同様に、窒化チタン層13も形成される。
【0073】それ以降は、上記の第3の実施例と同様の
工程を経て、図23に示されるバイポーラトランジスタ
が形成されることになる。なお、本実施例は、上記の第
4の実施例にも適用可能である。
【0074】以上説明したように、本実施例におけるバ
イポーラトランジスタの製造方法によれば、初期の多結
晶シリコン層7の厚みt1が大きくなった場合において
も、確実にエミッタ領域4とチタンシリサイド層14b
とを接触させることが可能となる。また、多結晶シリコ
ン層7の初期の厚みt1を予め厚めに形成することも可
能となるので、プロセスの自由度を増大させることも可
能となる。
【0075】(第6実施例)次に、図28〜図36を用
いて、この発明の第6の実施例について説明する。上記
の第5の実施例においては、コンタクトホール9b′直
下に位置する多結晶シリコン層7の厚みを減じた場合の
実施例を説明した。しかしながら、多結晶シリコン層7
の厚みを減じたり、チタン層15の厚みが大きかった場
合には、チタンシリサイド層14bがシリコン基板1内
にまで形成される場合が考えられる。この場合、チタン
シリサイド層14bがエミッタ領域4内に留まれば問題
はないが、ベース領域3内にまで到達した場合にはエミ
ッタ領域4とベース領域3との短絡が生じてしまう。図
28は、チタンシリサイド層14bがシリコン基板1内
にまで形成されることによってエミッタ領域4とベース
領域3とが短絡している様子を示す断面図である。この
図28に示されるような場合が生じることを回避すべく
考案されたのが本実施例である。
【0076】図29は、この第6の実施例におけるバイ
ポーラトランジスタを示す断面図である。図29を参照
して、多結晶シリコン層7上および絶縁層5上にシリコ
ン窒化膜16が形成されている。このようにシリコン窒
化膜16を形成することによって、コンタクトホール9
b′直下に位置する多結晶シリコン層7の厚みが減じら
れるのを効果的に阻止することが可能となる。それによ
り、図28に示されたようなエミッタ領域4とベース領
域3との短絡を効果的に阻止することが可能となる。そ
れ以外の構造に関しては、図14に示される第3の実施
例におけるバイポーラトランジスタと同様である。
【0077】次に、図30〜図32を用いて、図29に
示される本実施例におけるバイポーラトランジスタの製
造方法について説明する。図30〜図32は、本実施例
におけるバイポーラトランジスタの製造工程の第1工程
〜第3工程を示す断面図である。
【0078】まず図30を参照して、上記の第1の実施
例と同様の工程を経て、エミッタ領域4までを形成す
る。そして、CVD法などを用いて、多結晶シリコン層
7上および絶縁層5上にシリコン窒化膜16を形成す
る。
【0079】次に、図31を参照して、CVD法などを
用いて、シリコン窒化膜16上に層間絶縁層8を形成す
る。この層間絶縁層8上に、コンタクトホール9a,9
b′,9cの形成位置に開口部を有するレジストパター
ン11fを形成する。このレジストパターン11fをマ
スクとして用いて層間絶縁層8をエッチングする。この
とき、シリコン窒化膜16と層間絶縁層8とのエッチン
グ選択比が大きい条件で、層間絶縁層8のエッチングを
行なう。それにより、シリコン窒化膜16をエッチング
ストッパとして機能させることが可能となる。つまり、
層間絶縁層8のエッチングはシリコン窒化膜16の表面
で止まる。
【0080】次に、図32を参照して、シリコン窒化膜
16と、絶縁層5とを順次エッチングする。それによ
り、コレクタ領域2の一部表面,ベース領域3の一部表
面および多結晶シリコン層7の一部表面を露出させる。
このとき、コンタクトホール9b′直下に位置する多結
晶シリコン層7は、シリコン窒化膜16のエッチングの
際のオーバーエッチングと、シリコン酸化膜などからな
る絶縁層5のエッチングに晒されるだけで済む。そのた
め、コンタクトホール9b′直下に位置する多結晶シリ
コン層7の厚みはほとんど変化しない。それにより、上
述したようなエミッタ領域4とベース領域3との間の短
絡を効果的に阻止することが可能となる。つまり、安定
してチタンシリサイド層14bとエミッタ領域4とを接
触させることが可能となる。
【0081】次に、図33〜図36を用いて、上記の第
6の実施例の変形例について説明する。図33〜図36
は、この変形例におけるバイポーラトランジスタの製造
工程の第1工程〜第4工程を示す断面図である。なお、
本変形例におけるバイポーラトランジスタは、シリコン
窒化膜16と多結晶シリコン層7との間にシリコン酸化
膜17が形成されること以外は図29に示されるバイポ
ーラトランジスタと同様の構造を有する。
【0082】まず図33を参照して、上記の第6の実施
例と同様の工程を経てエミッタ領域4までを形成する。
そして、多結晶シリコン層7上および絶縁層5上に、C
VD法などを用いて、シリコン酸化膜17を形成する。
このシリコン酸化膜17上に、CVD法などを用いて、
シリコン窒化膜16を形成する。
【0083】次に、図34を参照して、上記の第6の実
施例と同様の方法で、層間絶縁層8,レジストパターン
11fおよびコンタクトホール9a′,9b′,9c′
をそれぞれ形成する。次に、図35を参照して、上記の
第6の実施例と同様の方法で、シリコン窒化膜16をエ
ッチングする。このとき、シリコン窒化膜16の下には
シリコン酸化膜17が存在しているので、このシリコン
酸化膜17をシリコン窒化膜16のエッチングの際のエ
ッチングストッパとして使用することが可能となる。そ
のため、上記の第6の実施例の場合とは異なり、多結晶
シリコン層7は、シリコン窒化膜16のエッチングに晒
されない。
【0084】次に、図36を参照して、シリコン酸化膜
17と絶縁層5とを順次エッチングする。それにより、
コレクタ領域2の一部表面,ベース領域3の一部表面お
よび多結晶シリコン層7の一部表面をそれぞれ露出させ
る。このとき、コンタクトホール9b′直下に位置する
多結晶シリコン層7は、シリコン酸化膜17と絶縁層5
のエッチングに晒されるだけで済む。したがって、多結
晶シリコン層7の厚みはほとんど変化しない。それによ
り、安定してチタンシリサイド層14bとエミッタ領域
4とを接触させることが可能となる。
【0085】なお、本変形例は、シリコン窒化膜と多結
晶シリコンとのエッチング選択比よりもシリコン酸化膜
と多結晶シリコンのエッチング選択比の方が確保しやす
い場合に有効である。
【0086】(第7実施例)次に、図37〜図40を用
いて、この発明の第7の実施例について説明する。図3
7は、この発明の第7の実施例におけるバイポーラトラ
ンジスタを示す断面図である。
【0087】図37を参照して、本実施例においては、
多結晶シリコン層7上にのみシリコン窒化膜16が形成
されている。それ以外の構造に関しては、図29に示さ
れる第6の実施例の場合と同様である。本実施例の場合
も、多結晶シリコン層7上にシリコン窒化膜16を形成
することによって、コンタクトホール9b′直下に位置
する多結晶シリコン層7の厚みがほとんど減じられなく
なる。それにより、上記の第6の実施例の場合と同様
に、安定してチタンシリサイド層14bとエミッタ領域
4とを接触させることが可能となる。
【0088】次に、図38〜図40を用いて、本実施例
におけるバイポーラトランジスタの製造方法について説
明する。図38〜図40は、本実施例におけるバイポー
ラトランジスタの製造工程の第1工程〜第3工程を示す
断面図である。
【0089】まず図38を参照して、上記の第1の実施
例と同様の工程を経て、コンタクトホール6までを形成
する。そして、コンタクトホール6内と絶縁層5上と
に、CVD法などを用いて、多結晶シリコン層7を形成
する。そして、この多結晶シリコン層7に砒素(As)
などのn型の不純物を導入する。そして、CVD法など
を用いて、多結晶シリコン層7上にシリコン窒化膜16
を形成する。このシリコン窒化膜16上に、コンタクト
ホール6を覆うようにパターニングされたレジストパタ
ーン11gを形成する。そして、このレジストパターン
11gをマスクとして用いて、シリコン窒化膜16,多
結晶シリコン層7を順次エッチングする。その後、レジ
ストパターン11gを除去する。そして、多結晶シリコ
ン層7からn型の不純物をベース領域3内に拡散するこ
とによってエミッタ領域4を形成する。
【0090】次に、図39を参照して、CVD法などを
用いて、シリコン窒化膜16および絶縁層5を覆うよう
に層間絶縁層8を形成する。この層間絶縁層8上に、コ
ンタクトホール9a,9b′,9cの形成位置に開口部
を有するレジストパターン11hを形成する。このレジ
ストパターン11hをマスクとして用いて、層間絶縁層
8および絶縁層5をエッチングする。このとき、多結晶
シリコン層7上にはシリコン窒化膜16が形成されてい
るので、上記の第6の実施例の場合と同様の条件で層間
絶縁層8および絶縁層5をエッチングすることによっ
て、シリコン窒化膜16をエッチングストッパとして用
いることが可能となる。
【0091】次に、図40を参照して、レジストパター
ン11hを再びマスクとして用いて、シリコン窒化膜1
6をエッチングする。それにより、多結晶シリコン層7
の一部表面を露出させる。このとき、多結晶シリコン層
7の表面は、シリコン窒化膜16をエッチングする際の
オーバーエッチングに晒されるだけで済む。そのため、
コンタクトホール9b′直下に位置する多結晶シリコン
層7の厚みはほとんど変化しない。その後、レジストパ
ターン11hを除去する。
【0092】それ以降は、上記の第6の実施例と同様の
工程を経て、図37に示されるバイポーラトランジスタ
が形成されることになる。本実施例の場合も、上記の第
6の実施例の場合と同様に、コンタクトホール9b′直
下に位置する多結晶シリコン層7の厚みはほとんど変化
しないので、安定してチタンシリサイド層14bをエミ
ッタ領域4と接触させることが可能となる。
【0093】次に、図41〜図43を用いて、上記の第
7の実施例の変形例について説明する。図41〜図43
は、この変形例におけるバイポーラトランジスタの製造
工程の第1〜第3工程を示す断面図である。なお、本変
形例におけるバイポーラトランジスタは、シリコン窒化
膜16と多結晶シリコン層7との間にシリコン酸化膜1
7が形成されること以外は図37に示されるバイポーラ
トランジスタと同様の構造を有する。
【0094】まず図41を参照して、上記の第7の実施
例と同様の工程を経て多結晶シリコン層7までを形成し
た後、この多結晶シリコン層7上に、CVD法などを用
いて、シリコン酸化膜17を形成する。このシリコン酸
化膜17上に、CVD法などを用いて、シリコン窒化膜
16を形成する。シリコン窒化膜16上に、図38に示
される場合と同様のレジストパターン11gを形成す
る。そして、このレジストパターン11gをマスクとし
て用いて、シリコン窒化膜16,シリコン酸化膜17お
よび多結晶シリコン層7を順次エッチングする。
【0095】次に、図42を参照して、上記の第7の実
施例の場合と同様の方法で、層間絶縁層8,レジストパ
ターン11hおよびコンタクトホール9a,9b′,9
cをそれぞれ形成する。
【0096】次に、図43を参照して、レジストパター
ン11hをマスクとして用いてシリコン窒化膜16をエ
ッチングし、その後引続いてシリコン酸化膜17をエッ
チングする。それにより、多結晶シリコン層7の一部表
面を露出させる。本変形例の場合も、上記の第6の実施
例の変形例の場合と同様に、コンタクトホール9b′直
下に位置する多結晶シリコン層7の厚みはほとんど変化
しない。それにより、チタンシリサイド層14bとエミ
ッタ領域4とを安定して接触させることが可能となる。
【0097】なお、上記の各実施例においては、開口部
9b′がエミッタ領域4の中央部近傍上に形成される場
合について説明した。しかし、開口部9b′は、エミッ
タ領域4と重なる部分を有していればよく、図44に示
されるように、エミッタ領域4の中央部近傍上からずれ
てもよい。また、上記の第1および第2の実施例では、
多結晶シリコン層7上にタングステンシリサイド層など
のシリサイド層が形成されることによって、多結晶シリ
コン層7がポリサイト構造を有するものであってもよ
い。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、エミッタ領域上に多結晶シリコン層が形成されるタ
イプのバイポーラトランジスタにおいて、メタル電極と
エミッタ領域とを接触させるかあるいはシリサイド層を
介してメタル電極とエミッタ領域とを電気的に接続する
ことが可能となる。それにより、従来例よりもエミッタ
領域とメタル電極との間の抵抗を低減することが可能と
なる。その結果、エミッタ抵抗を低減でき、バイポーラ
トランジスタの動作速度を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例におけるバイポーラ
トランジスタを示す断面図である。
【図2】 この発明の第1の実施例におけるバイポーラ
トランジスタの平面図である。
【図3】 この発明の第1の実施例におけるバイポーラ
トランジスタの製造工程の第1工程を示す断面図であ
る。
【図4】 この発明の第1の実施例におけるバイポーラ
トランジスタの製造工程の第2工程を示す断面図であ
る。
【図5】 この発明の第1の実施例におけるバイポーラ
トランジスタの製造工程の第3工程を示す断面図であ
る。
【図6】 この発明の第1の実施例におけるバイポーラ
トランジスタの製造工程の第4工程を示す断面図であ
る。
【図7】 この発明の第1の実施例におけるバイポーラ
トランジスタの製造工程の第5工程を示す断面図であ
る。
【図8】 この発明の第1の実施例におけるバイポーラ
トランジスタの変形例を示す断面図である。
【図9】 図8に示されるバイポーラトランジスタの特
徴的な製造工程を示す断面図である。
【図10】 この発明の第2の実施例におけるバイポー
ラトランジスタを示す断面図である。
【図11】 図10に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図12】 図10に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図13】 図10に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第3工程を示す断面図である。
【図14】 この発明の第3の実施例におけるバイポー
ラトランジスタを示す断面図である。
【図15】 図14におけるメタル電極とエミッタ領域
との接続部を拡大した断面図である。
【図16】 図14に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図17】 図14に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図18】 図14に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第3工程を示す断面図である。
【図19】 第3の実施例におけるシリサイド層の形成
工程を説明するための模式図である。
【図20】 遷移金属としてチタン以外のものを使用し
た場合のメタル電極とエミッタ領域との接続部を拡大し
た断面図である。
【図21】 この発明の第4の実施例におけるバイポー
ラトランジスタの特徴的な製造工程を示す断面図であ
る。
【図22】 この発明の第4の実施例におけるシリサイ
ド層の形成工程を説明するための模式図である。
【図23】 この発明の第5の実施例におけるバイポー
ラトランジスタを示す断面図である。
【図24】 図23に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図25】 図23に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図26】 図23に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第3工程を示す断面図である。
【図27】 図23に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第4工程を示す断面図である。
【図28】 エミッタ領域上における多結晶シリコン層
の厚みが薄くなった場合に懸念される問題点を示す断面
図である。
【図29】 この発明の第6の実施例におけるバイポー
ラトランジスタを示す断面図である。
【図30】 図29に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図31】 図29に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図32】 図29に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第3工程を示す断面図である。
【図33】 この発明の第6の実施例の変形例における
バイポーラトランジスタの製造工程の第1工程を示す断
面図である。
【図34】 この発明の第6の実施例の変形例における
バイポーラトランジスタの製造工程の第2工程を示す断
面図である。
【図35】 この発明の第6の実施例の変形例における
バイポーラトランジスタの製造工程の第3工程を示す断
面図である。
【図36】 この発明の第6の実施例の変形例における
バイポーラトランジスタの製造工程の第4工程を示す断
面図である。
【図37】 この発明の第7の実施例におけるバイポー
ラトランジスタを示す断面図である。
【図38】 図37に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図39】 図37に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図40】 図37に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第3工程を示す断面図である。
【図41】 この発明の第7の実施例の変形例における
バイポーラトランジスタの製造工程の第1工程を示す断
面図である。
【図42】 この発明の第7の実施例の変形例における
バイポーラトランジスタの製造工程の第2工程を示す断
面図である。
【図43】 この発明の第7の実施例の変形例における
バイポーラトランジスタの製造工程の第3工程を示す断
面図である。
【図44】 エミッタ領域に対してコンタクトホールの
位置がずれた場合を示す断面図である。
【図45】 従来のバイポーラトランジスタを示す断面
図である。
【図46】 図45に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図47】 図45に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図48】 図45に示されるバイポーラトランジスタ
の製造工程の第3工程を示す断面図である。
【図49】 図45に示される従来のバイポーラトラン
ジスタの問題点を説明するための模式図である。
【図50】 メタル電極とエミッタ領域とを直接接触さ
せるタイプの従来のバイポーラトランジスタを示す部分
断面図である。
【図51】 図50に示されるタイプのバイポーラトラ
ンジスタの問題点を説明するための模式図である。
【図52】 図50に示されるタイプのバイポーラトラ
ンジスタの問題点を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 コレクタ領域、3 ベース領
域、4 エミッタ領域、5 絶縁層、6,9a,9
a′,9b,9b′,9c,9c′ コンタクトホー
ル、7 多結晶シリコン層、8 層間絶縁層、10a,
10b,10c メタル電極、11a,11b,11
c,11d,11e,11f,11g,11h,11
i,11j,11k,11l,11m レジストパター
ン、12,12a 凹部、13 窒化チタン(TiN)
層、14 チタンシリサイド層(TiSix(x〜2.
0))、15 チタン (Ti)層、16 シリコン窒
化膜、17 シリコン酸化膜、18 遷移金属層、19
遷移金属シリサイド層。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する第1導電型の半導体基板
    と、 前記半導体基板の主表面に形成された第2導電型のコレ
    クタ領域と、 前記コレクタ領域の表面に形成された第1導電型のベー
    ス領域と、 前記ベース領域の表面に形成された第2導電型のエミッ
    タ領域と、 前記エミッタ領域の表面に達するコンタクトホールを有
    するように前記半導体基板の主表面上に形成された絶縁
    層と、 前記コンタクトホールの一部を規定する孔を有し、前記
    絶縁層内に形成された多結晶シリコン層と、 前記エミッタ領域表面と接触するように前記コンタクト
    ホール内に形成されたメタル電極と、を備えた、バイポ
    ーラトランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記多結晶シリコン層は、前記メタル電
    極の底部を取囲み、かつ局所的に前記エミッタ領域表面
    と接触する、請求項1に記載のバイポーラトランジス
    タ。
  3. 【請求項3】 主表面を有する第1導電型の半導体基板
    と、 前記半導体基板の主表面に形成された第2導電型のコレ
    クタ領域と、 前記コレクタ領域の表面に形成された第1導電型のベー
    ス領域と、 前記ベース領域の表面に形成された第2導電型のエミッ
    タ領域と、 前記エミッタ領域の表面上に形成されたシリサイド層
    と、 前記シリサイド層表面に達するコンタクトホールを有す
    るように前記半導体基板の主表面上に形成された絶縁層
    と、 前記シリサイド層の側面と連なり、前記シリサイド層を
    取囲むように前記絶縁層内に形成された多結晶シリコン
    層と、 前記シリサイド層上に形成されたメタル電極と、を備え
    た、バイポーラトランジスタ。
  4. 【請求項4】 前記多結晶シリコン層上には、前記コン
    タクトホールを取り囲むように窒化膜が形成され、前記
    窒化膜上に前記絶縁層が形成される、請求項3に記載の
    バイポーラトランジスタ。
  5. 【請求項5】 第1導電型の半導体基板の主表面に第2
    導電型のコレクタ領域と第1導電型のベース領域を形成
    する工程と、 前記半導体基板の主表面上に前記ベース領域の一部表面
    を露出させる開口部を有する絶縁層を形成する工程と、 前記開口部内に位置する前記ベース領域の一部表面上
    に、第2導電型の不純物を含む多結晶シリコン層を形成
    する工程と、 前記多結晶シリコン層から前記ベース領域表面に第2導
    電型の不純物を拡散させることによって、前記ベース領
    域表面にエミッタ領域を形成する工程と、 前記多結晶シリコン層を覆うように前記半導体基板の主
    表面上に層間絶縁層を形成する工程と、 前記層間絶縁層と前記絶縁層とを貫通し、前記ベース領
    域の一部表面と前記コレクタ領域の一部表面とを露出さ
    せる第1と第2のコンタクトホールを形成する工程と、 前記層間絶縁層を貫通し、前記多結晶シリコン層の一部
    表面を露出させる第3のコンタクトホールを形成する工
    程と、 露出した前記多結晶シリコン層の一部表面にエッチング
    処理を施すことによって、前記多結晶シリコン層に前記
    エミッタ領域の一部表面を露出させる開口部を形成する
    工程と、 前記第1,第2および第3のコンタクトホール内に第
    1,第2および第3のメタル電極を形成する工程と、を
    備えた、バイポーラトランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2のコンタクトホール
    と前記第3のコンタクトホールとは同一工程で形成さ
    れ、 前記多結晶シリコン層に前記開口部を形成する工程は、
    前記第1のコンタクトホール内に位置する前記ベース領
    域の一部表面と前記第2のコンタクトホール内に位置す
    る前記コレクタ領域の一部表面にも同時に前記エッチン
    グ処理を施すことによって前記ベース領域の一部表面と
    前記コレクタ領域の一部表面とに凹部を形成する工程を
    含む、請求項5に記載のバイポーラトランジスタの製造
    方法。
  7. 【請求項7】 第1導電型の半導体基板の主表面に第2
    導電型のコレクタ領域と第1導電型のベース領域とを形
    成する工程と、 前記半導体基板の主表面上に前記ベース領域の一部表面
    を露出させる開口部を有する絶縁層を形成する工程と、 前記開口部内に位置する前記ベース領域の一部表面上
    に、第2導電型の不純物を含む多結晶シリコン層を形成
    する工程と、 前記多結晶シリコン層から前記ベース領域表面に第2導
    電型の不純物を拡散させることによって、前記ベース領
    域表面にエミッタ領域を形成する工程と、 前記多結晶シリコン層を覆うように前記半導体基板の主
    表面上に層間絶縁層を形成する工程と、 前記層間絶縁層と前記絶縁層とを貫通して前記ベース領
    域の一部表面と前記コレクタ領域の一部表面とを露出さ
    せる第1と第2のコンタクトホールと、前記層間絶縁層
    を貫通して前記多結晶シリコン層の一部表面を露出させ
    る第3のコンタクトホールとを形成する工程と、 前記第1,第2および第3のコンタクトホール内表面上
    と前記層間絶縁層上とに遷移金属層を形成する工程と、 前記遷移金属層に熱処理を施すことによって、前記第1
    のコンタクトホール直下に位置する前記ベース領域の一
    部表面を第1のシリサイド層に変換し、前記第2のコン
    タクトホール直下に位置する前記コレクタ領域の一部表
    面を第2のシリサイド層に変換し、前記多結晶シリコン
    層において前記第3のコンタクトホール直下に位置する
    部分を第3のシリサイド層に変換する工程と、 前記第1,第2および第3のシリサイド層上にそれぞれ
    第1,第2および第3のメタル電極を形成する工程と、
    を備えた、バイポーラトランジスタの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記遷移金属層を形成する工程は、前記
    遷移金属層と接触する前記多結晶シリコン層がその厚み
    方向にすべてシリサイド層に変換されるような厚みに前
    記遷移金属層を形成する工程を含む、請求項7に記載の
    バイポーラトランジスタの製造方法。
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