JPH089722Y2 - フィルム巻回体収容容器 - Google Patents
フィルム巻回体収容容器Info
- Publication number
- JPH089722Y2 JPH089722Y2 JP1989048371U JP4837189U JPH089722Y2 JP H089722 Y2 JPH089722 Y2 JP H089722Y2 JP 1989048371 U JP1989048371 U JP 1989048371U JP 4837189 U JP4837189 U JP 4837189U JP H089722 Y2 JPH089722 Y2 JP H089722Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral wall
- film
- container body
- cartridge
- convex portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 62
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005422 blasting Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本考案は、フィルム巻回体収容容器に関し、例えばパ
トローネ収容容器に関する。
トローネ収容容器に関する。
ロ.従来技術 写真用135フィルムは、一般にパトローネに収納さ
れ、パトローネと共にパトローネ収容容器に収容されて
市販されている。
れ、パトローネと共にパトローネ収容容器に収容されて
市販されている。
パトローネ収容容器は、第18図に示すように、円筒状
周壁82と底壁84とからなる容器本体81を有し、パトロー
ネを収容して図示しない蓋が被せられる。第19図はパト
ローネを収容した容器本体の平面図である。フィルムは
パトローネ9中に収容され、フィルム10の先端部は、遮
光用テレンプが貼付けられたフィルム出入れ口9dからパ
トローネ外に露出している。フィルム10は厚さを誇張し
て画いてある(以下同様)。従って、容器本体81の周壁
82の内面には、ハトローネの上下の蓋9b、9cの外周面
と、パトローネから出ているフィルム10の先端部とが接
触することになる。そして、フィルム10の先端部はフィ
ルムベースの弾性によって容器本体81の周壁82の内面に
密着するようになる。容器本体、フィルムベースは、い
ずれもプラスチックからなっていて、パトローネ9を容
器本体81から取出す際、パトローネから露出しているフ
ィルム先端部がカーリングにより周壁82の内面に貼付く
ようになってパトローネが取出し難くなることがある。
周壁82と底壁84とからなる容器本体81を有し、パトロー
ネを収容して図示しない蓋が被せられる。第19図はパト
ローネを収容した容器本体の平面図である。フィルムは
パトローネ9中に収容され、フィルム10の先端部は、遮
光用テレンプが貼付けられたフィルム出入れ口9dからパ
トローネ外に露出している。フィルム10は厚さを誇張し
て画いてある(以下同様)。従って、容器本体81の周壁
82の内面には、ハトローネの上下の蓋9b、9cの外周面
と、パトローネから出ているフィルム10の先端部とが接
触することになる。そして、フィルム10の先端部はフィ
ルムベースの弾性によって容器本体81の周壁82の内面に
密着するようになる。容器本体、フィルムベースは、い
ずれもプラスチックからなっていて、パトローネ9を容
器本体81から取出す際、パトローネから露出しているフ
ィルム先端部がカーリングにより周壁82の内面に貼付く
ようになってパトローネが取出し難くなることがある。
ハ.考案の目的 本考案は、環境に関係なく、パトローネ等のフィルム
巻回体の取出しが常に容易になされるフィルム巻回体収
容容器を提供することを目的としている。
巻回体の取出しが常に容易になされるフィルム巻回体収
容容器を提供することを目的としている。
ニ.考案の構成 本考案は、底壁と周壁とフィルム巻回体出入れ口とを
有するフィルム巻回体収容容器において、前記フィルム
巻回体に対向する前記周壁内容の略全域にわたって凸部
が形成され、この凸部の占める前記対向周壁内面領域が
前記凸部のない前記対向周壁内面領域よりも充分に小さ
く、W1>W3またはW2>W4の関係を満たすことを特徴とす
るフィルム巻回体収容容器に係る。
有するフィルム巻回体収容容器において、前記フィルム
巻回体に対向する前記周壁内容の略全域にわたって凸部
が形成され、この凸部の占める前記対向周壁内面領域が
前記凸部のない前記対向周壁内面領域よりも充分に小さ
く、W1>W3またはW2>W4の関係を満たすことを特徴とす
るフィルム巻回体収容容器に係る。
但し、W1は凸部先端の円周方向の幅、W2は凸部先端の縦
方向の幅、W3はパーフォレーションのフィルム長さ方向
の幅、W4はパーフォレーションのフィルム巾手方向の幅
を示す。
方向の幅、W3はパーフォレーションのフィルム長さ方向
の幅、W4はパーフォレーションのフィルム巾手方向の幅
を示す。
ホ.実施例 以下、本考案の実施例を説明する。
第1図〜第14図は第一の考案の実施例を示す。
第1図は容器本体の拡大平面図、第2図は第1図のII
−II線断面図である。容器本体1は円筒状周壁2と底壁
4とからなり、周壁2の内面には上下方向に複数(この
例では8個)の細長の凸部3が等間隔に形成され、フィ
ルム出入れ用の開口5が形成されている。凸部3は、第
2図に仮想線で示す蓋8の下端面から僅か離れた位置か
ら底壁4に至る迄形成されていて、蓋8を周壁2の上端
に被せて固定するのに邪魔にならないようにしてある。
−II線断面図である。容器本体1は円筒状周壁2と底壁
4とからなり、周壁2の内面には上下方向に複数(この
例では8個)の細長の凸部3が等間隔に形成され、フィ
ルム出入れ用の開口5が形成されている。凸部3は、第
2図に仮想線で示す蓋8の下端面から僅か離れた位置か
ら底壁4に至る迄形成されていて、蓋8を周壁2の上端
に被せて固定するのに邪魔にならないようにしてある。
第3図は、容器本体1内にパトローネを収容させた状
態の拡大平面図、第4図は、第3図の状態に更に蓋8を
周壁2に被せて固定した状態を示す拡大断面図である。
パトローネ9の上蓋9b、底蓋9cの外周面及びパトローネ
9のフィルム出入れ口9dからパトローネ外に露出してい
るフィルム先端部10は、凸部3に接触している。従っ
て、フィルム先端部10は、周壁2には直接接触せず、凸
部3に接触していて、フィルム先端部10と凸部3との接
触は、線接触又は帯状接触であるので接触面積が小さく
なっている。従って、フィルム先端部10が上記接触面積
が小さいことによって貼付きが起こることがない。その
結果、第5図に示すように、指でパトローネ9のスプー
ル9eを撮んで容器本体1から取出すのが容易である。ま
た、容器本体1の上下を逆にしてパトローネ9をその自
重によって容器本体1から抜出すのも容易である。
態の拡大平面図、第4図は、第3図の状態に更に蓋8を
周壁2に被せて固定した状態を示す拡大断面図である。
パトローネ9の上蓋9b、底蓋9cの外周面及びパトローネ
9のフィルム出入れ口9dからパトローネ外に露出してい
るフィルム先端部10は、凸部3に接触している。従っ
て、フィルム先端部10は、周壁2には直接接触せず、凸
部3に接触していて、フィルム先端部10と凸部3との接
触は、線接触又は帯状接触であるので接触面積が小さく
なっている。従って、フィルム先端部10が上記接触面積
が小さいことによって貼付きが起こることがない。その
結果、第5図に示すように、指でパトローネ9のスプー
ル9eを撮んで容器本体1から取出すのが容易である。ま
た、容器本体1の上下を逆にしてパトローネ9をその自
重によって容器本体1から抜出すのも容易である。
周壁内面の細長の凸部は円環状に設けても良い。第6
図はこのような構造の容器本体の拡大平面図、第7図は
第6図のVII−VII線断面図である。
図はこのような構造の容器本体の拡大平面図、第7図は
第6図のVII−VII線断面図である。
本体11は円筒状周壁12と底壁14とからなり、周壁12の
内面には円周方向に幅狭の凸部13が複数(この例では3
個)等間隔に形成され、フィルム出入れ用の開口15が形
成されている。凸部13のうち最上位の突部は、第7図に
仮想線で示す蓋8の最下端面から下方に少し離れた位置
に形成されていて、蓋8を周壁12の上端に被せて固定す
るのに邪魔にならないようにしてある。
内面には円周方向に幅狭の凸部13が複数(この例では3
個)等間隔に形成され、フィルム出入れ用の開口15が形
成されている。凸部13のうち最上位の突部は、第7図に
仮想線で示す蓋8の最下端面から下方に少し離れた位置
に形成されていて、蓋8を周壁12の上端に被せて固定す
るのに邪魔にならないようにしてある。
第8図は、容器本体11内にパトローネを収容させた状
態の拡大平面図、第9図は、第8図の状態に更に蓋8を
周壁12に被せて固定した状態を示す拡大断面図である。
パトローネ9の上蓋9b、底蓋9cの外周面及びパトローネ
9のフィルム出入れ口9dからパトローネ外に露出してい
るフィルム先端部10は、凸部13に接触している。従っ
て、フィルム先端部10は、周壁12には直接接触せず、凸
部13に接触していて、フィルム先端部10と凸部13との接
触は、線接触又は帯状接触であるので接触面積が小さく
なっている。従って、フィルム先端部10が、上記接触面
積が小さいことによって貼付きが起こることがない。そ
の結果、第10図に示すように、指でパトローネ9のスプ
ール9eを撮んで容器本体11から取出すのが容易である。
また、容器本体1の上下を逆にしてパトローネ9をその
自重によって容器本体1から抜出すのも容易である。
態の拡大平面図、第9図は、第8図の状態に更に蓋8を
周壁12に被せて固定した状態を示す拡大断面図である。
パトローネ9の上蓋9b、底蓋9cの外周面及びパトローネ
9のフィルム出入れ口9dからパトローネ外に露出してい
るフィルム先端部10は、凸部13に接触している。従っ
て、フィルム先端部10は、周壁12には直接接触せず、凸
部13に接触していて、フィルム先端部10と凸部13との接
触は、線接触又は帯状接触であるので接触面積が小さく
なっている。従って、フィルム先端部10が、上記接触面
積が小さいことによって貼付きが起こることがない。そ
の結果、第10図に示すように、指でパトローネ9のスプ
ール9eを撮んで容器本体11から取出すのが容易である。
また、容器本体1の上下を逆にしてパトローネ9をその
自重によって容器本体1から抜出すのも容易である。
上記いずれの例にあっても、連続した凸部3、13が補
強のためのリブとして機能するので、機械的強度を低下
させることなく周壁2、12を薄肉にでき、材料費を低減
できる。
強のためのリブとして機能するので、機械的強度を低下
させることなく周壁2、12を薄肉にでき、材料費を低減
できる。
前記の例は、細長の凸部を周壁内面に縦方向又は円周
方向に設けた例であるが、凸部は点状に形成しても良
い。第11図、第12図はこのように構成された容器本体を
示し、第11図は第12図のXI−XI線拡大部分断面図、第12
図は第13図のXII−XII線部分断面図である。
方向に設けた例であるが、凸部は点状に形成しても良
い。第11図、第12図はこのように構成された容器本体を
示し、第11図は第12図のXI−XI線拡大部分断面図、第12
図は第13図のXII−XII線部分断面図である。
容器本体21の周壁内面に、凸部23が点状に多数形成さ
れている。凸部23先端の総表面積は、凸部以外のフィル
ム10に対向する周壁内面の総表面積よりも充分に小さく
(1/3以下)にしてある。また、図示しないパトローネ
を容器本体21から抜出すとき、凸部23がフィルム10のパ
ーフォレーション10aに入り込んで抜出し難くならぬよ
う、凸部23先端の円周方向の幅w1、縦方向の幅w2は、パ
ーフォレーションのフィルム長さ方向の寸法w3、幅方向
の寸法w4よりも夫々大きくしてある。この容器本体も、
フィルムとの接触面積が小さく、前記の例におけると同
様にパトローネの取出しが容易である。
れている。凸部23先端の総表面積は、凸部以外のフィル
ム10に対向する周壁内面の総表面積よりも充分に小さく
(1/3以下)にしてある。また、図示しないパトローネ
を容器本体21から抜出すとき、凸部23がフィルム10のパ
ーフォレーション10aに入り込んで抜出し難くならぬよ
う、凸部23先端の円周方向の幅w1、縦方向の幅w2は、パ
ーフォレーションのフィルム長さ方向の寸法w3、幅方向
の寸法w4よりも夫々大きくしてある。この容器本体も、
フィルムとの接触面積が小さく、前記の例におけると同
様にパトローネの取出しが容易である。
以上の例において、凸部3、13は、縦方向、円周方向
のほか、これら方向に対して斜めの方向に設けて良く、
また、格子状に設けても良い。また、凸部3、13、23
は、規則的に配設するほか、不規則な配列であっても良
く、これらの個数も適宜の個数として良い。更に、凸部
3、13、23の断面形状は、半円形、台形、矩形、正方
形、三角形等、種々の形状であって良い。
のほか、これら方向に対して斜めの方向に設けて良く、
また、格子状に設けても良い。また、凸部3、13、23
は、規則的に配設するほか、不規則な配列であっても良
く、これらの個数も適宜の個数として良い。更に、凸部
3、13、23の断面形状は、半円形、台形、矩形、正方
形、三角形等、種々の形状であって良い。
第13図〜第15図は第二の考案の実施例を示す。
第13図は第4図と同様の拡大断面図である。容器本体
31は円筒状周壁32と底壁34とからなり、周壁32の内面に
は上下方向に複数(この例では8個)の細長の凸部33が
設けられている。第1図〜第5図に示した前記の例と
は、次の点で異なっている。即ち、凸部33は、その先端
と周壁32の中心軸線CL3との距離が、底壁34側で小さ
く、開口35側で大きくなるようにしてあって、凸部33の
先端が開口35に向かって開くように若干傾斜するように
してある。この傾斜は、パトローネ9を本体31から抜出
す際、パトローネ9及びフィルム露出部分10に対する抜
き勾配となり、上記抜出しが一層容易になる。また、射
出成形加工時の金型からの製品取り出しも簡単となり、
成形の1サイクル時間の短縮や金型寿命も延びる。中心
軸線CL3に対する上記傾斜の角度θは、5分〜1度程度
あれば充分である。その他は前記第1図〜第5図の例に
おけると同様である。なお第15図では、傾斜角θは凸部
33の内側先端と周壁32の外周面との間の角度で示してい
る。その他は、前記第1図〜第5図の例におけると同様
である。
31は円筒状周壁32と底壁34とからなり、周壁32の内面に
は上下方向に複数(この例では8個)の細長の凸部33が
設けられている。第1図〜第5図に示した前記の例と
は、次の点で異なっている。即ち、凸部33は、その先端
と周壁32の中心軸線CL3との距離が、底壁34側で小さ
く、開口35側で大きくなるようにしてあって、凸部33の
先端が開口35に向かって開くように若干傾斜するように
してある。この傾斜は、パトローネ9を本体31から抜出
す際、パトローネ9及びフィルム露出部分10に対する抜
き勾配となり、上記抜出しが一層容易になる。また、射
出成形加工時の金型からの製品取り出しも簡単となり、
成形の1サイクル時間の短縮や金型寿命も延びる。中心
軸線CL3に対する上記傾斜の角度θは、5分〜1度程度
あれば充分である。その他は前記第1図〜第5図の例に
おけると同様である。なお第15図では、傾斜角θは凸部
33の内側先端と周壁32の外周面との間の角度で示してい
る。その他は、前記第1図〜第5図の例におけると同様
である。
第14図は第9図、第13図と同様の拡大断面図である。
容器本体41は円筒状周壁42と底壁44とからなり、周壁42
の内面には円周方向に複数(この例では3個)の円環状
凸部43A、43B、43Cが設けられている。第6図〜第10図
に示した前記の例とは、次の点で異なっている。即ち、
凸部先端は、周壁42の中心線軸CL4との距離が、底壁44
側の凸部43Cでは小さく、開口45側の凸部43Aでは大き
く、中間位置の凸部43Bでは凸部43A、43Bの中間の寸法
にしてある。従って、凸部43A、43B、43Cの各先端を結
ぶ円錐面の上下方向の線は、周壁42の中心軸線CL4に対
して開口45側で開くように若干傾斜することになる。そ
の他は前記第1図〜第5図の例及び第15図の例における
と同様である。前記傾斜の角度θは、第13図の例におけ
ると同様に、5分〜1度程度あれば充分である。
容器本体41は円筒状周壁42と底壁44とからなり、周壁42
の内面には円周方向に複数(この例では3個)の円環状
凸部43A、43B、43Cが設けられている。第6図〜第10図
に示した前記の例とは、次の点で異なっている。即ち、
凸部先端は、周壁42の中心線軸CL4との距離が、底壁44
側の凸部43Cでは小さく、開口45側の凸部43Aでは大き
く、中間位置の凸部43Bでは凸部43A、43Bの中間の寸法
にしてある。従って、凸部43A、43B、43Cの各先端を結
ぶ円錐面の上下方向の線は、周壁42の中心軸線CL4に対
して開口45側で開くように若干傾斜することになる。そ
の他は前記第1図〜第5図の例及び第15図の例における
と同様である。前記傾斜の角度θは、第13図の例におけ
ると同様に、5分〜1度程度あれば充分である。
第15図は前記第12図の例と同様の凸部を点状に配設し
た容器本体を示し、同図(a)は拡大断面図、同図
(b)は同図(a)の部分拡大図である。容器本体51は
円筒状周壁52と底壁54とからなり、周壁52の内面には、
上段、中段、下段の各列毎に四角形の凸部53A、53B、53
Cが4個ずつ配設されている。第12図に示した前記の例
とは、次の点で異なっている。即ち、凸部先端は、周壁
52の中心軸線CL5との距離が、底壁54側の凸部53Cでは小
さく、開口55側の凸部53Aでは大きく、中段の凸部53Bで
は凸部53A、53Bの中間の寸法にしてある。従って、凸部
53A、53B、53Cの各先端を結ぶ円錐面の上下方向の線
は、周壁52の中心軸線CL5に対して開口55側で開くよう
に若干傾斜することになる。また、第15図(b)に示す
ように、各凸部53A、53B、53Cの寸法は、第14図の例に
おけると同様に、円周方向の幅W1、縦方向の幅W2が、パ
ーフォレーション10aのフィルム10の長さ方向の寸法
W3、幅方向の寸法W4よりも夫々大きくしてある。その他
は前記第1図〜第5図の例、第12図の例及び第13図の例
におけると同様である。
た容器本体を示し、同図(a)は拡大断面図、同図
(b)は同図(a)の部分拡大図である。容器本体51は
円筒状周壁52と底壁54とからなり、周壁52の内面には、
上段、中段、下段の各列毎に四角形の凸部53A、53B、53
Cが4個ずつ配設されている。第12図に示した前記の例
とは、次の点で異なっている。即ち、凸部先端は、周壁
52の中心軸線CL5との距離が、底壁54側の凸部53Cでは小
さく、開口55側の凸部53Aでは大きく、中段の凸部53Bで
は凸部53A、53Bの中間の寸法にしてある。従って、凸部
53A、53B、53Cの各先端を結ぶ円錐面の上下方向の線
は、周壁52の中心軸線CL5に対して開口55側で開くよう
に若干傾斜することになる。また、第15図(b)に示す
ように、各凸部53A、53B、53Cの寸法は、第14図の例に
おけると同様に、円周方向の幅W1、縦方向の幅W2が、パ
ーフォレーション10aのフィルム10の長さ方向の寸法
W3、幅方向の寸法W4よりも夫々大きくしてある。その他
は前記第1図〜第5図の例、第12図の例及び第13図の例
におけると同様である。
第16図は、周壁内面を開口へ向かって僅か開く傾斜面
とし、この面を微細な凹凸が形成された粗面とした容器
を示し、同図(a)はパトローネを収容した拡大断面
図、同図(b)は同図(a)の部分拡大図である。容器
本体61は筒状周壁62と底壁64とからなり、周壁内面63は
周壁62の中心軸線CL6に対して底壁64から開口65に向か
って若干開くような円錐面としてある。周壁内面63は、
第16図(b)に示すように、凸部63aと凹部63bとによっ
て凹凸面(粗面)にしてある。従って、この例にあって
も、フィルム露出部分10は凸部63aにのみ接触すること
となり、この接触の総面積は小さくなり、パトローネを
容器本体から抜出すときの摩擦が少なくなる。その上、
周壁内面63を上記のような円錐面としてあるので抜き勾
配を設けたことになり、上述の摩擦の少ないことと相俟
って、大気の湿度等の環境に関係なく、パトローネを容
器本体から抜出すのが容易になる。上記の効果を期待す
ること及び成形性を考慮すると、凹凸の深さdは0.1〜
1.0mm、凸部63a先端の間隔tは0.5〜5.0mmとするのが良
い。また、中心軸線CL6に対する周壁内面63の傾斜角度
θは5分〜1度程度あれば充分である。凸部63aの断面
形状は、図のような三角形のほか、半円形、台形、矩
形、正方形等種々の形状として良く、凹凸は規則的に設
けても、不規則に設けても、いずれでも良い。
とし、この面を微細な凹凸が形成された粗面とした容器
を示し、同図(a)はパトローネを収容した拡大断面
図、同図(b)は同図(a)の部分拡大図である。容器
本体61は筒状周壁62と底壁64とからなり、周壁内面63は
周壁62の中心軸線CL6に対して底壁64から開口65に向か
って若干開くような円錐面としてある。周壁内面63は、
第16図(b)に示すように、凸部63aと凹部63bとによっ
て凹凸面(粗面)にしてある。従って、この例にあって
も、フィルム露出部分10は凸部63aにのみ接触すること
となり、この接触の総面積は小さくなり、パトローネを
容器本体から抜出すときの摩擦が少なくなる。その上、
周壁内面63を上記のような円錐面としてあるので抜き勾
配を設けたことになり、上述の摩擦の少ないことと相俟
って、大気の湿度等の環境に関係なく、パトローネを容
器本体から抜出すのが容易になる。上記の効果を期待す
ること及び成形性を考慮すると、凹凸の深さdは0.1〜
1.0mm、凸部63a先端の間隔tは0.5〜5.0mmとするのが良
い。また、中心軸線CL6に対する周壁内面63の傾斜角度
θは5分〜1度程度あれば充分である。凸部63aの断面
形状は、図のような三角形のほか、半円形、台形、矩
形、正方形等種々の形状として良く、凹凸は規則的に設
けても、不規則に設けても、いずれでも良い。
第1図〜第15図の凸部3、13、23、33、43A、43B、43
C、53A、53B、53Cは、周壁2、12、22、32、42、52と一
体成形で設けるほか、別に用意したものを接着その他の
方法で周壁内面に固定するようにして良い。第16図の周
壁内面63の凹凸は、容器本体成形時に形成するほか、平
滑面に、ローレット切りの手法で規則的に形成する。或
いはショットブラストによって不規則に形成して良い。
C、53A、53B、53Cは、周壁2、12、22、32、42、52と一
体成形で設けるほか、別に用意したものを接着その他の
方法で周壁内面に固定するようにして良い。第16図の周
壁内面63の凹凸は、容器本体成形時に形成するほか、平
滑面に、ローレット切りの手法で規則的に形成する。或
いはショットブラストによって不規則に形成して良い。
上記各実施例に示したように、一般に、周壁の開口側
端部の外周に環状凸部を設け、蓋にはこの環状凸部に嵌
合する環状凹部を設け、凹凸嵌合によって蓋を容器本体
に固定するようにしている。この凹凸嵌合を省略する
と、容器本体から蓋を取出すのが容易になる。第17図は
このように構成された容器本体及び蓋の一例を示す拡大
部分断面図である。容器本体71の周壁72の開口側端部
は、環状凸部を設けておらず、単純な円筒形としてあ
る。図中、73は、第1図〜第5図の例における凸部3と
同様の凸部である。蓋78は、本体78aと、本体78aの周縁
部から下方に延在する外側環状部78bと、外側環状部78b
の内側でこれと同心に本体78aから下方へ延在する内側
環状部とからなっていて、外側環状部78bと内側環状部7
8cとの間に環状凹部78dが形成されている。環状凹部78d
の半径方向の幅aは、本体周壁72の肉厚bよりも僅か小
さくしてあり、仮想線で示すように、環状凹部78dを本
体周壁72の開口側端部に嵌込んで蓋78を容器本体71に取
付ける。このとき、外側環状部78bと内側環状部78cとは
僅か弾性変形し、この弾性によって蓋78が容器本体71に
固定される。従って、蓋78を容器本体71から取外すのが
極めて容易になる。環状凹部78dと周壁72との寸法の関
係は、a/bが0.85〜0.95であるのが良く、特に、0.90〜
0.94であるのが望ましい。また、bは0.5〜0.8mmとする
のが良い。このような容器本体と蓋との関係は、第二の
考案の例にも適用できることは言う迄もない。
端部の外周に環状凸部を設け、蓋にはこの環状凸部に嵌
合する環状凹部を設け、凹凸嵌合によって蓋を容器本体
に固定するようにしている。この凹凸嵌合を省略する
と、容器本体から蓋を取出すのが容易になる。第17図は
このように構成された容器本体及び蓋の一例を示す拡大
部分断面図である。容器本体71の周壁72の開口側端部
は、環状凸部を設けておらず、単純な円筒形としてあ
る。図中、73は、第1図〜第5図の例における凸部3と
同様の凸部である。蓋78は、本体78aと、本体78aの周縁
部から下方に延在する外側環状部78bと、外側環状部78b
の内側でこれと同心に本体78aから下方へ延在する内側
環状部とからなっていて、外側環状部78bと内側環状部7
8cとの間に環状凹部78dが形成されている。環状凹部78d
の半径方向の幅aは、本体周壁72の肉厚bよりも僅か小
さくしてあり、仮想線で示すように、環状凹部78dを本
体周壁72の開口側端部に嵌込んで蓋78を容器本体71に取
付ける。このとき、外側環状部78bと内側環状部78cとは
僅か弾性変形し、この弾性によって蓋78が容器本体71に
固定される。従って、蓋78を容器本体71から取外すのが
極めて容易になる。環状凹部78dと周壁72との寸法の関
係は、a/bが0.85〜0.95であるのが良く、特に、0.90〜
0.94であるのが望ましい。また、bは0.5〜0.8mmとする
のが良い。このような容器本体と蓋との関係は、第二の
考案の例にも適用できることは言う迄もない。
以上の例は、いずれもパトローネに収納された写真用
135フィルムを収容する収容容器の例であるが、本考案
は、巻回された他のフィルムを収容する収容容器にも同
様に適用可能であり、パトローネを必要とするものでは
なく、また、フィルムも写真用フィルムに限られるもの
ではない。
135フィルムを収容する収容容器の例であるが、本考案
は、巻回された他のフィルムを収容する収容容器にも同
様に適用可能であり、パトローネを必要とするものでは
なく、また、フィルムも写真用フィルムに限られるもの
ではない。
ヘ.考案の効果 本考案に基くフィルム巻回体収容容器は、フィルム巻
回体に対向する前記周壁内容の略全域にわたって凸部が
形成され、この凸部の占める前記対向周壁内面領域が前
記凸部のない前記対向周壁内面領域よりも充分に小さ
く、W1>W3またはW2>W4(但し、W1は凸部先端の円周方
向の幅、W2は凸部先端の縦方向の幅、W3はパーフォレー
ションのフィルム長さ方向の幅、W4はパーフォレーショ
ンのフィルム巾手方向の幅を示す)の関係を満たすよう
に構成されてなるので、収容されたフィルム巻回体は前
記凸部にのみ接触し、かつこの接触面積が充分小さくな
るので、この接触部分の摩擦が少なくなる。その結果、
仮令フィルム巻回体が収容容器に貼付き易いような環境
下にあっても、フィルム巻回体を収容容器から取出すの
が容易である。
回体に対向する前記周壁内容の略全域にわたって凸部が
形成され、この凸部の占める前記対向周壁内面領域が前
記凸部のない前記対向周壁内面領域よりも充分に小さ
く、W1>W3またはW2>W4(但し、W1は凸部先端の円周方
向の幅、W2は凸部先端の縦方向の幅、W3はパーフォレー
ションのフィルム長さ方向の幅、W4はパーフォレーショ
ンのフィルム巾手方向の幅を示す)の関係を満たすよう
に構成されてなるので、収容されたフィルム巻回体は前
記凸部にのみ接触し、かつこの接触面積が充分小さくな
るので、この接触部分の摩擦が少なくなる。その結果、
仮令フィルム巻回体が収容容器に貼付き易いような環境
下にあっても、フィルム巻回体を収容容器から取出すの
が容易である。
第1図〜第12図は第一の考案の実施例を示すもであっ
て、 第1図は容器本体の拡大平面図、 第2図は第1図のII−II線断面図、 第3図はパトローネを収容した容器本体の拡大平面図、 第4図はパトローネを収容して蓋を取付けた容器本体の
拡大断面図、 第5図は容器本体からパトローネを取出す状態の拡大断
面図、 第6図は他の例による容器本体の拡大平面図、 第7図は第6図のVII−VII線断面図、 第8図は第6図の容器本体にパトローネを収容した状態
の拡大平面図、 第9図は第7図の容器本体にパトローネを収容し、蓋を
取付けた状態の拡大断面図、 第10図は第9図の容器本体からパトローネを取出す状態
の拡大断面図、 第11図及び第12図は更に他の例による容器本体を示し、
第11図は第12図のXI−XI線拡大部分断面図、第12図は第
11図のXII−XII線部分断面図 である。 第13図〜第16図は第二の考案の実施例を示すものであっ
て、 第13図及び第14図は夫々容器本体にパトローネを収容
し、蓋を取付けた状態の拡大断面図、第15図は他の例に
よる容器本体を示し、同図(a)は拡大断面図、同図
(b)は同図(a)の部分拡大図、 第16図は更に他の例による容器本体にパトローネを収容
し、蓋を取付けた状態を示し、同図(a)は拡大断面
図、同図(b)は同図(a)の部分拡大図 である。 第17図は容器本体と蓋との関係の一例を示す拡大部分断
面図(第1の考案に適用した例)である。 第18図及び第19図は従来例を示すものであって、 第18図は容器本体の拡大断面図、 第19図はパトローネを収容した容器本体の拡大平面図 である。 なお、図面に示された符号において、 1、11、21、31、41、51、61、71……容器本体 2、12、22、32、42、52、62、72……周壁 3、13、23、33、43A、43B、43C、53A、53B、53C、63
a、73……凸部 4、14、24、34、44、54、64……底壁 5、15、35、45、55、65……開口 6、16、26……貫通孔 8、78……蓋 9……パトローネ 10……フィルム 10a……パーフォレーション CL3、CL4、CL5、CL6……周壁の中心軸線 θ……傾斜角度 である。
て、 第1図は容器本体の拡大平面図、 第2図は第1図のII−II線断面図、 第3図はパトローネを収容した容器本体の拡大平面図、 第4図はパトローネを収容して蓋を取付けた容器本体の
拡大断面図、 第5図は容器本体からパトローネを取出す状態の拡大断
面図、 第6図は他の例による容器本体の拡大平面図、 第7図は第6図のVII−VII線断面図、 第8図は第6図の容器本体にパトローネを収容した状態
の拡大平面図、 第9図は第7図の容器本体にパトローネを収容し、蓋を
取付けた状態の拡大断面図、 第10図は第9図の容器本体からパトローネを取出す状態
の拡大断面図、 第11図及び第12図は更に他の例による容器本体を示し、
第11図は第12図のXI−XI線拡大部分断面図、第12図は第
11図のXII−XII線部分断面図 である。 第13図〜第16図は第二の考案の実施例を示すものであっ
て、 第13図及び第14図は夫々容器本体にパトローネを収容
し、蓋を取付けた状態の拡大断面図、第15図は他の例に
よる容器本体を示し、同図(a)は拡大断面図、同図
(b)は同図(a)の部分拡大図、 第16図は更に他の例による容器本体にパトローネを収容
し、蓋を取付けた状態を示し、同図(a)は拡大断面
図、同図(b)は同図(a)の部分拡大図 である。 第17図は容器本体と蓋との関係の一例を示す拡大部分断
面図(第1の考案に適用した例)である。 第18図及び第19図は従来例を示すものであって、 第18図は容器本体の拡大断面図、 第19図はパトローネを収容した容器本体の拡大平面図 である。 なお、図面に示された符号において、 1、11、21、31、41、51、61、71……容器本体 2、12、22、32、42、52、62、72……周壁 3、13、23、33、43A、43B、43C、53A、53B、53C、63
a、73……凸部 4、14、24、34、44、54、64……底壁 5、15、35、45、55、65……開口 6、16、26……貫通孔 8、78……蓋 9……パトローネ 10……フィルム 10a……パーフォレーション CL3、CL4、CL5、CL6……周壁の中心軸線 θ……傾斜角度 である。
Claims (1)
- 【請求項1】底壁と周壁とフィルム巻回体出入れ口とを
有するフィルム巻回体収容容器において、 前記フィルム巻回体に対向する前記周壁内面の略全域に
わたって凸部が形成され、この凸部の占める前記対向周
壁内面領域が前記凸部のない前記対向周壁内面領域より
も充分に小さく、 W1>W3またはW2>W4の関係を満たすことを特徴とするフ
ィルム巻回体収容容器。 但し、W1は凸部先端の円周方向の幅、 W2は凸部先端の縦方向の幅、 W3はパーフォレーションのフィルム長さ方向の幅、 W4はパーフォレーションのフィルム巾手方向の幅 を示す。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989048371U JPH089722Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | フィルム巻回体収容容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989048371U JPH089722Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | フィルム巻回体収容容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02138745U JPH02138745U (ja) | 1990-11-20 |
| JPH089722Y2 true JPH089722Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31565118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989048371U Expired - Lifetime JPH089722Y2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | フィルム巻回体収容容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089722Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0797207B2 (ja) * | 1987-02-06 | 1995-10-18 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真フイルムパトロ−ネ用容器本体 |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP1989048371U patent/JPH089722Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02138745U (ja) | 1990-11-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH089722Y2 (ja) | フィルム巻回体収容容器 | |
| JP3533658B2 (ja) | ボンディングワイヤー用スプールケース | |
| JPH0313571U (ja) | ||
| JP3322661B2 (ja) | おにぎり器 | |
| JPS6038502Y2 (ja) | 手提げバンド付き合成樹脂製容器 | |
| JP3106231B2 (ja) | 紙管製容器 | |
| JPH0311634U (ja) | ||
| JPS609183Y2 (ja) | 半導体用ボンデイングワイヤ−のスプ−ルケ−ス用容器 | |
| JPS6129634Y2 (ja) | ||
| JPH0310384U (ja) | ||
| JPH0413963U (ja) | ||
| JPS6040458Y2 (ja) | カセツト収納ケ−ス | |
| JPS5855153Y2 (ja) | 容器 | |
| JP3354843B2 (ja) | 薄壁容器 | |
| JPH0193469U (ja) | ||
| JPH0355547Y2 (ja) | ||
| JP2592599Y2 (ja) | テープカセット | |
| JP2766834B2 (ja) | インクリボンカートリッジの補充部品収納用ケース及びその製造方法 | |
| JPH0431231Y2 (ja) | ||
| JPH0441829U (ja) | ||
| JPH0389026U (ja) | ||
| JPH0193464U (ja) | ||
| JPH046071U (ja) | ||
| JPH0181663U (ja) | ||
| JPS62125770U (ja) |