JPH0897423A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0897423A
JPH0897423A JP23514794A JP23514794A JPH0897423A JP H0897423 A JPH0897423 A JP H0897423A JP 23514794 A JP23514794 A JP 23514794A JP 23514794 A JP23514794 A JP 23514794A JP H0897423 A JPH0897423 A JP H0897423A
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oxide film
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ショート・チャネル効果の抑制が容易になるM
OSトランジスタの製造方法を提供する。 【構成】窒化シリコン膜104に溝105aaを形成
し、溝105aaの側壁に対してθの角度で砒素をイオ
ン注入して低濃度のN型イオン注入領域121aを形成
する。溝105aa底部にゲート酸化膜122aを形成
し、溝105aaを埋め込むゲート電極123aを形成
し、窒化シリコン膜104を除去し、スペーサ124a
を形成し、N+ 型拡散層125aaを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特にLDD構造を有するMOSトランジスタの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MOSトランジスタを含んだ半導体装置
では、例えばMOSトランジスタのゲート長を縮小する
こと等により微細化がなされている。ゲート長を短かく
することによりMOSトランジスタの電流駆動能力は上
昇するが、MOSトランジスタのソース・ドレイン領域
が高濃度不純物拡散層のみから形成されていると、チャ
ネル領域側のドレイン端における電界強度の上昇により
ホットキャリアの発生が激化し、このホットキャリアが
ゲート絶縁膜中に注入されやするなる。その結果、しき
い値電圧の変動,電流駆動能力の低下等のトランジスタ
特性の劣化が生じる。このホットキャリアの発生を抑制
するのに、通常、LDD構造が採用されている。
【0003】デザイン・ルールがサブミクロン・ルール
になると、LDD構造自体の微細な構造の検討が重要に
なってくる。通常のLDD構造では、LDD構造をなす
ソース・ドレイン領域の低濃度拡散層と高濃度拡散層と
の境界はゲート電極直下にはなく、ゲート電極の側面に
形成された絶縁膜からなるスペーサの直下には少なくと
も低濃度拡散層の一部が存在する。この構造から、まず
電流駆動能力における問題点が生ずる。このスペーサ直
下の部分に存在する低濃度拡散層は、ドレイン領域とソ
ース領域との間の相互コンダクタンスを低下されること
になり、電流駆動能力を低下させることになる。また、
LDD構造をなすソース・ドレイン領域の低濃度拡散層
と高濃度拡散層との境界の位置がスペーサ直下にある場
合、ゲート酸化膜へのホットキャリアの注入は低いがス
ペーサへはホットキャリアの注入が起り、トランジスタ
特性の劣化を充分に抑制することは困難になる。
【0004】これらの問題点を解決するのにゲート・オ
ーバーラップLDD構造がある。このゲート・オーバー
ラップLDD構造の一例は、特開平1−307266号
公報に開示されているように、通常のLDD構造と異な
り、低濃度拡散層も低濃度拡散層と高濃度拡散層との境
界の位置もゲート電極の直下に設けられている。
【0005】半導体装置の主要製造工程の断面図である
図11を参照すると、上記公開公報記載のゲート・オー
バーラップLDD構造を有するMOSトランジスタの製
造方法の要旨は、以下のようになっている。
【0006】まず、P型シリコン基板201表面の素子
分離領域にはフィールド酸化膜203が形成され、素子
形成領域にはゲート酸化膜222が形成される。ゲート
酸化膜222の形成前もしくは形成後に、しきい値制御
用のボロンのイオン注入が行なわれる。続いて、ゲート
電極223が形成される。このゲート電極223の幅
(ゲート長)はLである。その後、フィールド酸化膜2
03およびゲート電極223をマスクにして,P型シリ
コン基板201表面への垂線に対してθの角度で低濃度
のN型不純物のイオン注入が行なわれ、N型イオン注入
領域221aが形成される〔図11(a)〕。
【0007】次に、全面に所要の膜厚の酸化シリコン膜
(図示せず)が形成される。この酸化シリコン膜が異方
性エッチングによりエッチバックされ、ゲート電極22
3の側面にスペーサ224が形成される。フィールド酸
化膜203,ゲート電極223およびスペーサ224を
マスクにして,P型シリコン基板201表面に対して概
ね垂直に高濃度のN型不純物のイオン注入が行なわれ、
さらに熱処理が施される。これら一連の処理により、N
+ 型拡散層225が形成され、上記N型イオン注入領域
221aはN- 型拡散層221bに変換され、これらN
- 型拡散層221bおよびN+ 型拡散層225からなる
ソース・ドレイン領域が形成される〔図11(b)〕。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記公開公報記載のゲ
ート・オーバーラップLDD構造を有するMOSトラン
ジスタは、N+ 型拡散層225およびN- 型拡散層22
1bの境界がゲート電極223直下にあることなどか
ら、ドレイン領域とソース領域との間の相互コンダクタ
ンスの低下は確かに抑止される。しかしながら、N型イ
オン注入領域221aの形状(図11(a)参照)から
推測されるように、ショート・チャネル効果が起りやす
くなるという危惧がある。これを検証するために、本発
明者は、このMOSトランジスタを以下の条件で作成し
た場合について、シミュレーションを試みた。
【0009】P型シリコン基板201は(100)の面
方位を有し、P型不純物として5.0×1016cm-3
ボロンを含む。ゲート酸化膜222は熱酸化により形成
され、10nmの膜厚である。しきい値制御用のボロン
のイオン注入はゲート酸化膜222の形成前に行なわ
れ、その条件は30keV,4.0〜6.0×1012
-2である。ゲート電極223はN+ 型の多結晶シリコ
ン膜からなり、L=0.6μmである。70keV,
8.0×1013cm-2,θ≒50°の条件で砒素がイオ
ン注入され、上記N型イオン注入領域221aが形成さ
れる。スペーサ224の幅は約100nmである。70
keV,3.0×1015cm-2の条件で砒素のイオン注
入の後、窒素雰囲気で900℃,10分の熱処理を行な
い、N+ 型拡散層225(およびN- 型拡散層221
b)を形成する。
【0010】このときのドレイン端近傍の砒素のプロフ
ァイルは、図12のようになる。ドレイン領域(および
ソース領域)のN+ 型拡散層225の側面および底面は
-型拡散層221bにより覆われており、このドレイ
ン領域のXj (接合の深さ)≒0.16μmである。N
- 型拡散層221bとゲート電極223とのオーバーラ
ップは約0.16μmであり、N+ 型拡散層225とゲ
ート電極223とのオーバーラップは約0.1μmであ
る。このプロファイルから、2つの知見が得られる。ま
ず第1に、ゲート電極223直下におけるN- 型拡散層
221bの深さ方向での位置があまに変化していない。
すなわち、ソース領域側のN- 型拡散層221bとドレ
イン領域側のN- 型拡散層221bと間隔が深さ方向で
あまり変化しない。第2に、N- 型拡散層221bの端
部と、N+ 型拡散層225およびN- 型拡散層221b
の境界の位置との間隔が狭い。すなわち、この間の不純
物濃度勾配が高い。
【0011】ドレイン端近傍の砒素の上記プロファイル
の第1の特徴から、推測した事象が明かになる。ゲート
電極223に電圧が印加されて生じるチャネル領域の空
乏層に対して、ドレイン領域に電圧が印加されて生じる
空乏層が大きく影響し、例えばチャネル領域におけるゲ
ート酸化膜222から深い位置でパンチスルーが起りや
すなり、ショート・チャネル効果が増大する。さらに第
2の特徴から、ドレイン側の最も電界強度の高くなる位
置がゲート電極直下になり、ホットキャリアのゲート酸
化膜222への注入(従来の通常のLDD構造よりは改
善されているものの)の回避が充分とはいえなくなる。
【0012】従って本発明の半導体装置の製造方法の目
的は、ゲート・オーバーラップLDD構造を有するMO
Sトランジスタにおいて、ショート・チャネル効果を抑
制し、ゲート絶縁膜へのホットキャリアの注入を抑制す
ることが容易になる製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法の第1の態様は、一導電型のシリコン基板の表面
の素子分離領域および素子形成領域にフィールド酸化膜
およびパッド酸化膜を形成し、このフィールド酸化膜お
よびこのパッド酸化膜の表面を覆う所定膜厚の窒化シリ
コン膜をこのシリコン基板の表面に形成する工程と、フ
ォトレジスト膜パターンをマスクにした窒化シリコン膜
に対する選択的な異方性エッチングにより、上記パッド
酸化膜を介して上記素子形成領域上を横断し,所定幅を
有し,一定方向に所望の長さを有する溝を上記窒化シリ
コン膜に形成する工程と、上記一定方向に直交し,上記
溝の側壁に対して所定の角度をなす方向から、低濃度の
逆導電型不純物をこのシリコン基板の表面にイオン注入
する工程と、上記溝の底面の上記パッド酸化膜を除去
し、熱酸化によりゲート酸化膜を形成する工程と、上記
溝を埋設する姿態を有するゲート電極を形成する工程
と、上記窒化シリコン膜を選択的に除去し、全面に絶縁
膜を形成し、この絶縁膜をエッチバックして上記ゲート
電極の側面にこの絶縁膜からなるスペーサを形成する工
程と、上記フィールド酸化膜,スペーサおよびゲート電
極をマスクにして、高濃度の逆導電型不純物を上記素子
形成領域にイオン注入する工程とを有することを特徴と
する。
【0014】好ましくは、上記溝とともに上記所定幅と
は異なる幅を有する第2の溝を形成し、上記第2の溝を
第2のフォトレジスト膜パターンで覆って上記低濃度の
逆導電型不純物を上記シリコン基板の表面にイオン注入
し、この第2のフォトレジスト膜パターンを除去する。
【0015】本発明の半導体装置の第2の態様は、一導
電型のシリコン基板の表面の素子分離領域および素子形
成領域にフィールド酸化膜およびパッド酸化膜を形成
し、このフィールド酸化膜およびこのパッド酸化膜の表
面を覆う所定膜厚の窒化シリコン膜をこのシリコン基板
の表面に形成する工程と、フォトレジスト膜パターンを
マスクにした窒化シリコン膜に対する選択的な異方性エ
ッチングにより、上記パッド酸化膜を介して上記素子形
成領域上を横断し,所定幅を有し,一定方向に所望の長
さを有する溝を上記窒化シリコン膜に形成する工程と、
上記一定方向に直交し,上記溝の側壁に対して所定の角
度をなす方向から、低濃度の逆導電型不純物をこのシリ
コン基板の表面にイオン注入する工程と、全面に酸化シ
リコン膜を形成し、この酸化シリコン膜をエッチバック
して上記溝の側壁にこの酸化シリコン膜からなるスペー
サを形成し、熱酸化によりゲート酸化膜を形成する工程
と、上記溝を埋設する姿態を有するゲート電極を形成す
る工程と、上記窒化シリコン膜を選択的に除去する工程
と、上記フィールド酸化膜,スペーサおよびゲート電極
をマスクにして、高濃度の逆導電型不純物を上記素子形
成領域にイオン注入する工程とを有することを特徴とす
る。
【0016】好ましくは、上記窒化シリコン膜を選択的
に除去した後、全面に絶縁膜を形成し、この絶縁膜をエ
ッチバックして上記ゲート電極の側面にこの絶縁膜から
なる第2のスペーサを形成する工程を有する。
【0017】本発明の半導体装置の製造方法の第3の態
様は、一導電型のシリコン基板の表面の素子分離領域お
よび素子形成領域にフィールド酸化膜およびパッド酸化
膜を形成し、このフィールド酸化膜およびこのパッド酸
化膜の表面を覆う第1の所定膜厚の窒化シリコン膜をこ
のシリコン基板の表面に形成する工程と、第1のフォト
レジスト膜からなる第1のフォトレジスト膜パターンを
マスクにした窒化シリコン膜に対する選択的な異方性エ
ッチングにより、上記パッド酸化膜を介して上記素子形
成領域上を横断し,所定幅を有して第1の方向と第2の
方向とに折れ曲った所望の長さを有する溝を上記窒化シ
リコン膜に形成する工程と、全面に所要の膜厚の第2の
フォトレジスト膜を形成し、少なくとも上記第1の方向
を有する部分の上記溝に対して開口部を有する第2のフ
ォトレジスト膜パターンを形成し、上記第1の所定膜厚
より薄い第2の所定膜厚になるまでこの第2のフォトレ
ジスト膜パターンを異方性エッチングにより選択的にエ
ッチバックする工程と、上記第1の方向に直交し,第1
の方向を有する部分の上記溝の側壁に対して所定の角度
をなす方向から低濃度の逆導電型不純物をこのシリコン
基板の表面にイオン注入し、上記第2のフォトレジスト
膜パターンを除去する工程と、全面に所要の膜厚の第3
のフォトレジスト膜を形成し、少なくとも上記第2の方
向を有する部分の上記溝に対して開口部を有する第3の
フォトレジスト膜パターンを形成し、上記第1の所定膜
厚より薄い第2の所定膜厚になるまでこの第3のフォト
レジスト膜パターンを異方性エッチングにより選択的に
エッチバックする工程と、上記第2の方向に直交し,第
2の方向を有する部分の上記溝の側壁に対して上記所定
の角度をなす方向から低濃度の逆導電型不純物をこのシ
リコン基板の表面にイオン注入し、上記第3のフォトレ
ジスト膜パターンを除去する工程と、上記溝の底面の上
記パッド酸化膜を除去し、熱酸化によりゲート酸化膜を
形成する工程と、上記溝を埋設する姿態を有するゲート
電極を形成する工程と、上記窒化シリコン膜を選択的に
除去し、全面に絶縁膜を形成し、この絶縁膜をエッチバ
ックして上記ゲート電極の側面にこの絶縁膜からなるス
ペーサを形成する工程と、上記フィールド酸化膜,スペ
ーサおよびゲート電極をマスクにして、高濃度の逆導電
型不純物を上記素子形成領域にイオン注入する工程とを
有することを特徴とする。
【0018】好ましくは、上記第2および第3のフォト
レジスト膜パターンに対するエッチバックが、上記シリ
コン基板にRFバイアスを印加し,少なくとも酸素ガス
を含んだガスをエッチングガスに用いるマイクロ波励起
によるプラズマエッチングである。
【0019】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0020】半導体装置の製造工程の平面図である図1
および図2と、図1あるいは図2のXX線での断面図で
ある図3とを参照すると、本発明の第1の実施例は、以
下のようになっている。
【0021】まず、(100)の面方位を有し,P型不
純物として5.0×1016cm-3のボロンを含むP型シ
リコン基板101表面の素子形成領域および素子分離領
域に、膜厚10nm程度のパッド酸化膜102およびフ
ィールド酸化膜103が形成される。このフィールド酸
化膜103は窒化シリコン膜(図示せず)をマスクにし
た選択酸化法により形成され、このフィールド酸化膜1
03が形成された後にこの窒化シリコン膜はエッチング
除去される。このパッド酸化膜102は、フィールド酸
化膜103の形成前に設けられたものをそのまま用いて
もよく、フィールド酸化膜103を形成した後に新たに
形成してもよい。次に、所定膜厚H(例えば0.42μ
m)の窒化シリコン膜104が全面に形成される。次
に、第1のフォトレジスト膜パターン(図示せず)をマ
スクにした異方性エッチングにより、窒化シリコン膜1
04が選択的にエッチングされ、第1の溝105aaお
よび第2の溝105abが形成される。続いて、しきい
値制御用のボロンのイオン注入が、30keV,4.0
〜6.0×1012cm-2の条件で行なわれる。溝105
aaは、所定幅L(例えば0.6μm)を有し、一定方
向に所望の長さを有している。これに対して溝105a
bはLと異なる幅(例えばLより広い幅)を有し、この
溝105abの方向は上記一定方向に向いているとは限
らない。これら溝105aa,105abには後述する
ように、それぞれ異なった値のチャネル長を有するMO
Sトランジスタのゲート電極が形成されることになる
〔図1(a),図3(a)〕。
【0022】第1のフォトレジスト膜パターンを除去し
た後、第2のフォトレジスト膜パターン111aにより
上記溝105abを覆う。この目的は、Lと異なるLを
有する溝105abに形成されるMOSトランジスタの
チャネル長が、溝105aaに形成されるMOSトラン
ジスタのチャネル長と異なるようにするためである。次
に、上記一定方向に直行し,溝105aaのこの一定方
向の(2つの)側壁に対して(それぞれ)所定角度θ
(例えば50°)をなす(2つの)方向から、70ke
V,8.0×1013cm-2の砒素がイオン注入され、溝
105aaの一定方向の(2つの)側壁直下近傍のP型
シリコン基板101表面にN型イオン注入領域121a
が形成される。(詳細は後述するが)このとき、tan
θ≦(L/H)である〔図1(b),図3(b)〕。な
お、フォトレジスト膜パターン111aは、溝105a
aに対する上記イオン注入の際にマスクにならぬ距離だ
け離れていることが必要である。
【0023】次に、上記フォトレジスト膜パターン11
1aが除去され、窒化シリコン膜104をマスクにして
溝105aa,105abの底面のパッド酸化膜102
がエッチング除去される。例えば750℃の熱酸化によ
り、膜厚10nm程度のゲート酸化膜122aが形成さ
れる。この熱酸化により、上記N型イオン注入領域12
1aの砒素が活性化され、N- 型拡散層121aaに変
換される。なお、この温度では、砒素の活性化はなされ
るものの熱拡散はほとんどなされない。続いて、溝10
5aa,105abを埋設する姿態を有するゲート電極
123aa,123abが形成される。これらゲート電
極123aa,123abは、N+ 型多結晶シリコン
膜,高融点金属シリサイド膜,高融点金属ポリサイド膜
あるいは高融点金属膜からなる〔図2(a),図3
(c)〕。上記特開平1−307266号公報記載の製
造方法では、N型イオン注入領域(図11(a)参照)
を形成する際のイオン注入において、ゲート電極の構成
材料を無視することはできない。これに対して、本実施
例におけるゲート電極123aa,123abの構成材
料の選択は、N型イオン注入領域121aの形成条件に
依存しない。なお、溝105aa,105ab底面のパ
ッド酸化膜102を除去して新たにゲート酸化膜122
aを形成するのは、この部分のパッド酸化膜102はフ
ォトレジスト膜に直接に接触したことによる汚染やイオ
ン注入によるダメージや汚染を除去しておくためであ
る。
【0024】次に、例えば熱燐酸により窒化シリコン膜
104が選択的に除去される。続いて、段差被覆性に優
れた減圧気相成長法(LPCVD)もしくはプラズマ励
起気相成長法(PECVD)により、膜厚0.1μm程
度の酸化シリコン膜(図示せず)が全面に形成される。
異方性エッチングによりこの酸化シリコン膜(およびパ
ッド酸化膜102)がエッチバックされ、ゲート電極1
23aa,123abの側面にこの酸化シリコン膜から
なる幅0.1μm程度のスペーサ124aが残置され
る。次に、フィールド酸化膜103,ゲート電極123
aa,123abおよびスペーサ124aをマスクにし
て、(P型シリコン基板101表面に対して概ね垂直
に)P型シリコン基板101表面の素子形成領域に、7
0keV,3.0×1015cm-2の条件で砒素のイオン
注入が行なわれる。さらに、窒素雰囲気で900℃,1
0分の熱処理が行なわれる。これら一連の処理により、
+ 型拡散層125aa,125abが形成され、上記
- 型拡散層121aaは砒素の熱拡散が進行してN-
型拡散層121abになる。これにより、N- 型拡散層
121ab並びにN+ 型拡散層125aaから構成させ
たソース・ドレイン領域,ゲート酸化膜122aおよび
ゲート電極123aaからなるゲート・オーバーラップ
LDD構造のMOSトランジスタと、N+ 型拡散層12
5abのみから構成させたソース・ドレイン領域,ゲー
ト酸化膜122aおよびゲート電極123abからなる
非LDD構造のMOSトランジスタとが形成される。こ
の非LDD構造のMOSトランジスタにN型イオン注入
領域121aはが形成されないことから、このMOSト
ランジスタのゲート長は勿論のことチャネル長も上記ゲ
ート・オーバーラップLDD構造のMOSトランジスタ
のチャネル長とは異なっている〔図2(b),図3
(d)〕。
【0025】N型イオン注入領域を形成する段階の断面
模式図である図4(a)と、ゲート・オーバーラップL
DD構造のMOSトランジスタのドレイン端近傍におけ
るシミュレーションによる砒素の濃度分布(プロファイ
ル)を示す図4(b)とを参照して、本実施例における
N型イオン注入領域の形成条件と本実施例の効果とを説
明する。
【0026】(窒化シリコン膜104の膜厚)H≒0.
42μm,(溝105aaの幅)L≒0.6μmとし、
溝105aaの側壁下端からΔL≒0.1μmの領域の
み窒化シリコン膜104にマスクされずにイオン注入さ
れるようにする。このとき、tanθ=(L−ΔL)/
Hとなることから、θ≒50°となる〔図4(a)〕。
なお、このLはゲート・オーバーラップLDD構造のM
OSトランジスタのゲート長(ゲート電極の幅)と等し
い。この角度でN型イオン注入領域121a形成のため
の砒素のイオン注入を行ない、N+ 型拡散層125ab
形成のための砒素のイオン注入を上記の条件で行ない、
上記条件で活性化のための熱処理を行なったとき、ドレ
イン端近傍での砒素のプロファイルのシミュレーション
結果は図4(b)のようになる。
【0027】この図4(b)から、次のことが得られ
る。ゲート電極123aaとN- 型拡散層121abと
のオーバーラップはゲート酸化膜122aとP型シリコ
ン基板10との界面で最大となり、その値は約0.18
μm(約ΔLの2倍)である。ソース領域側のN- 型拡
散層121abとドレイン領域側のN- 型拡散層121
abとの(チャネル領域での)間隔は、上記特開平1−
307266号公報記載のゲート・オーバーラップLD
D構造のMOSトランジスタと異なり、上記界面から深
くなるに従って広くなる。上記界面におけるゲート電極
123aaとN+型拡散層125aaとのオーバーラッ
プは約0.04μmである。このゲート電極123aa
とN+ 型拡散層125aaとのオーバーラップの最大値
は、この界面から約0.04μmの深さのとこにあり、
約0.06μmである。ゲート電極123aa近傍にお
けるドレイン領域(N- 型拡散層121ab並びにN+
型拡散層125aaから構成されている)のXj は約
0.16μmであるが、ゲート電極123aaから充分
離れた位置でのこのドレイン領域(N+ 型拡散層125
aaのみから構成されている)のXj は約0.14μm
である。イオン注入条件等により数値的には異なるが、
一連のシミュレーションから、上記の傾向を有するに
は、θは40°〜60°の範囲であればよい。ΔLの上
限は、Lの値と目的とするチャネル長とから決まる。Δ
Lの下限は、N型イオン注入領域121a形成のイオン
注入条件(θも含む),N+ 型拡散層125aa等の形
成のイオン注入条件および熱処理条件,スペーサ121
aの膜厚等から決まるが、上述の場合には正の値である
ことが好ましい。
【0028】図4(b)に示したようなソース・ドレイ
ン領域の形状から、本実施例によるゲート・オーバーラ
ップLDD構造のMOSトランジスタは、以下の効果を
有することが明かになる。まず、ゲート電極123aa
に対するN- 型拡散層121ab並びにN+ 型拡散層1
25aaのオーバーラップの形状から、ドレイン領域と
ソース領域との間の相互コンダクタンスの低下は回避さ
れる。また、ゲート電極123aa側のドレイン端の形
状から、ゲート電極123aaに電圧が印加されて生じ
るチャネル領域の空乏層に対して、ドレイン領域に電圧
が印加されて生じる空乏層の影響は小さくなり、ショー
ト・チャネル効果の抑制が容易になる。さらに、ドレイ
ン側の最も電界強度の高くなる位置がゲート電極123
aa直下から充分に離れた位置であるため、ホットキャ
リアのゲート酸化膜122aへの注入の回避が容易にな
る。
【0029】なお、パッド酸化膜102の膜厚,窒化シ
リコン膜104の膜厚H,溝105aaの幅L,ゲート
酸化膜122aの膜厚および酸化温度,スペーサ124
aの幅,N型イオン注入領域121a形成のためイオン
注入の角度θおよびイオン注入条件,N+ 型拡散領域1
25aa等の形成のためのイオン注入条件および熱処理
条件等は、上記第1の実施例に記載した数値あるいは条
件に限定されるものではない。また、上記第1の実施例
によるMOSトランジスタはNチャネル型であるが、本
実施例をPチャネル型MOSトランジスタあるいはCM
OSトランジスタに適用することもできる。
【0030】半導体装置の製造工程の断面図である図5
を参照すると、本発明の第2の実施例は所定膜厚(例え
ばH≒0.42μm)の窒化シリコン膜104の形成ま
で上記第1の実施例と同様である。
【0031】次に、上記第1の実施例と同様の方法によ
り、第1の実施例の第1の溝と同様の所定幅(例えばL
≒0.6μm)を有し,一定方向に所望の長さを有する
溝105bを形成する。続いて、上記第1の実施例と同
様の角度(例えばθ≒50°)および条件で砒素のイオ
ン注入を行ない、N型イオン注入領域121bを形成す
る〔図5(a)〕。
【0032】次に、LPCVDもしくはPECVDによ
り、全面に膜厚0.06μm(60nm)程度の酸化シ
リコン膜(図示せず)を形成し、この酸化シリコン膜
(およびパッド酸化膜102)を異方性エッチングによ
り選択的にエッチバックし、溝105bの側壁にスペー
サ114を形成する。続いて、750℃程度の熱酸化に
より、膜厚10nm程度のゲート酸化膜122bを形成
する。この熱酸化により、N型イオン注入領域121b
はN- 型拡散層121baになる〔図5(b)〕。
【0033】その後、窒化シリコン膜104を選択的に
エッチング除去し、溝105bを埋設した姿態を有する
ゲート電極123bを形成する。上記第1の実施例と同
様の条件による高濃度の砒素のイオン注入と熱処理とを
行ない、N- 型拡散層121baをN- 型拡散層121
bbに変換し、N+ 型拡散層125bを形成する〔図5
(c)〕。
【0034】本実施例は、上記第1の実施例の有する効
果を有する。さらに本実施例ではスペーサ114を形成
するための膜厚の選定により、N+ 型拡散層125bと
-型拡散層121bbとの境界をスペーサ114とゲ
ート酸化膜112bとの境界近傍に形成することが容易
になり、ゲート電極123bとソース・ドレイン領域と
の間の寄生容量が上記第1の実施例より低減することが
容易になり、上記第1の実施例によるMOSトランジス
タより高速性に優れたMOSトランジスタを得ることが
できる。
【0035】さらに上記第2の実施例の応用例として、
ゲート電極125bを形成した後、全面に絶縁膜を形成
しこの絶縁膜をエッチバックして第2のスペーサを形成
し、しかる後N+ 型拡散層を形成すことも可能である。
この場合、ゲート電極側のドレイン端近傍におけるN型
不純物のプロファイルの設定に対する自由度は、上記第
2の実施例よりさらに高くなる。
【0036】なお、上記第2の実施例において、上記第
1の実施と同様に溝105bと幅等が異なる第2の溝を
設けることも可能である。また、本実施例はPチャネル
型MOSトランジスタ,CMOSトランジスタ等にも適
用できる。
【0037】半導体装置の製造工程の平面図である図
6,図7および図8と、図6,図7あるいは図8のXX
線での断面図である図9と、N型イオン注入領域を形成
するための条件を説明するための断面模式図である図1
0とを併せてを参照すると、本発明の第3の実施例は、
90°に折れ曲ったゲート電極を有するMOSトランジ
スタと製造方法であり、以下のようになっている。
【0038】まず、上記第1の実施例と同様に、(10
0)の面方位を有し,P型不純物として5.0×1016
cm-3のボロンを含むP型シリコン基板101表面の素
子形成領域および素子分離領域に、膜厚10nm程度の
パッド酸化膜102およびフィールド酸化膜103が形
成される。次に、第1の所定膜厚H0 (例えば0.42
μm)の窒化シリコン膜104が全面に形成される。次
に、第1のフォトレジスト膜パターン(図示せず)をマ
スクにした異方性エッチングにより、窒化シリコン膜1
04が選択的にエッチングされ、溝105cが形成され
る。この溝105cは、第1の方向に平行な溝側壁15
5aa,155baと、第2の方向に平行な溝側壁15
5ab,155bbとを有する。第2の方向は第1の方
向に直交している。溝側壁155aaと溝側壁155a
bとは直接に直交し、溝側壁155baと溝側壁155
bbとは直接に直交している。第1の方向の部分の溝1
05cの幅(溝側壁155aaと溝側壁155baとの
間隔)と第2の方向の部分の溝105cの幅(溝側壁1
55baと溝側壁155bbとの間隔)とは、共に所定
幅L0 (例えば0.6μm)である〔図6(a),図9
(a)〕。
【0039】上記第1のフォトレジスト膜パターンが除
去された後、全面に第2のフォトレジスト膜(図示せ
ず)が形成される。この第2のフォトレジスト膜は、溝
105cを完全に埋設することが必要であり,上面が平
坦であることが必要である。この第2のフォトレジスト
膜がパターニングされ、第2のフォトレジスト膜パター
ン131が形成される。この第2のフォトレジスト膜パ
ターン131は、溝105cの第2の方向のみの部分を
覆い,第1の方向のみの部分には形成されていない。溝
105cの第1の方向と第2の方向とが交差する部分で
は、溝側壁155aa並びに溝側壁155abの交点お
よび溝側壁155ba並びに溝側壁155bbの交点を
結ぶ線分の第2の方向側で,かつ溝側壁155baから
溝側壁155aa側に幅ΔL1 (この理由は次工程の説
明の中で述べる)の部分に、第2のフォトレジスト膜パ
ターン131が形成されている〔図6(b),図9
(b)〕。
【0040】次に、上記フォトレジスト膜パターン13
1をO2 プラズマによる異方性エッチングによりΔH0
の厚さだけエッチバックし、第2の所定膜厚(H0 −Δ
0)を有するフォトレジスト膜パターン131aに変
換する。この異方性エッチングは、O2 ガスをマイクロ
波励起したプラスマエッチングであり、このままである
と等方性エッチングになるため、P型シリコン基板10
1にRFバイアスを印加している。なお、エッチングガ
スに数%のN2 ガスを添加するならば、フォトレジスト
膜パターンの側面が反応生成物の被膜により保護される
ため、さらに異方性に優れたエッチバックになる。この
フォトレジスト膜パターン131aと窒化シリコン膜1
04とをマスクにして、溝側壁155aa,155ba
に対してそれぞれθ(例えば50°)の角度から、70
keV,8.0×1013cm-2の砒素がイオン注入され
る。これにより、溝側壁155aa並びに溝側壁155
abの交点の近傍および溝側壁155ba並びに溝側壁
155bbの交点の近傍を含めて、溝側壁155aa,
155ba直下近傍のP型シリコン基板101表面に
は、N型イオン注入領域121caが形成される。この
とき、溝側壁155aa,155ba端部からそれぞれ
ΔL1 (≒0.1μm)の幅の領域では、窒化シリコン
膜104あるいはフォトレジスト膜パターン131aに
マスクされずに直接にイオン注入される。ここで、
0 ,ΔH0 ,L0 ,ΔL0 ,ΔL1 およびθとの間に
は、tanθ=ΔL1 /ΔH0 =(L0 −(ΔL0 +Δ
1 ))/(H0 −ΔH0 )という関係がある〔図7
(a),図9(c),図10〕。
【0041】上記フォトレジスト膜パターン131aを
除去した後、フォトレジスト膜パターン131aと同様
の方法により、溝105cの主として第1の方向の部分
を第2の所定膜厚(H0 −ΔH0 )で埋め込むフォトレ
ジスト膜パターン132bを形成する。続いて、このフ
ォトレジスト膜パターン132bをマスクにして、溝側
壁155ab,155bbに対してそれぞれ上記θ(≒
50°)の角度から、70keV,8.0×1013cm
-2の砒素がイオン注入される。これにより、溝側壁15
5aa並びに溝側壁155abの交点の近傍および溝側
壁155ba並びに溝側壁155bbの交点の近傍を含
めて、溝側壁155ab,155bb直下近傍のP型シ
リコン基板101表面には、N型イオン注入領域121
cbが形成される〔図7(b),図9(d)〕。
【0042】上記フォトレジスト膜パターン132bを
除去した後、上記第1の実施例と同様の方法により、溝
105c底面のパッド酸化膜102がエッチング除去さ
れ、熱酸化により膜厚10nm程度のゲート酸化膜12
2cが形成され、溝105cを埋設する姿態を有したゲ
ート電極123cが形成され、酸化シリコン膜からなる
幅0.1μm程度のスペーサ124cが形成される。さ
らに、70keV,3.0×1015cm-2の条件で砒素
のイオン注入が行なわれ、窒素雰囲気で900℃,10
分の熱処理が行なわれる。これら一連の処理により、N
+ 型拡散層125c,N- 型拡散層121cが形成され
る〔図8,図9(e)〕。
【0043】上記第3の実施例は、上記第1の実施例の
有する効果を有している。本実施例においても、上記第
1の実施例と同様に、溝105cと幅の異なる溝を溝1
05cと同時に形成することも可能である。また、上記
第2の実施例を本実施例に適用することも可能である。
本実施例の溝は直交する2つ方向を有しているが、これ
ら2つの方向に45°で交差する4つの方向を持ったゲ
ート電極を有するMOSトランジスタに対しても、本実
施例の適用が可能である。このとき、N型イオン注入領
域の形成は(本実施例では2回であったが)4回に分け
て行なえばよい。また、本実施例も、Pチャネル型MO
Sトランジスタ,CMOSトランジスタ等の作成に適用
できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
の製造方法では、ゲート電極の形成に先だって、全面に
窒化シリコン膜を形成し、この窒化シリコン膜における
ゲート電極形成領域に溝を設け、この溝の側壁に対して
所定の角度で逆導電型低濃度拡散層を形成するためのイ
オン注入を行なっている。このため、ゲート電極の直下
において、ソース側の逆導電型低濃度拡散層とドレイン
側の逆導電型低濃度拡散層との間隔は、一導電型シリコ
ン基板とゲート絶縁膜との界面で最小となり、深くなる
ほど広くなる。
【0045】この結果、ドレイン領域とソース領域との
間の相互コンダクタンスの低下は回避される。また、ゲ
ート電極に電圧が印加されて生じるチャネル領域の空乏
層に対して、ドレイン領域に電圧が印加されて生じる空
乏層の影響は小さくなり、ショート・チャネル効果の抑
制が容易になる。さらに、ドレイン側の最も電界強度の
高くなる位置がゲート電極直下から充分に離れた位置で
あるため、ホットキャリアのゲート絶縁膜への注入の回
避が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の製造工程の平面図であ
る。
【図2】上記第1の実施例の製造工程の平面図である。
【図3】上記第1の実施例の製造工程の断面図であり、
図1あるいは図2のXXでの断面図である。
【図4】上記第1の実施例の効果を説明するための図で
あり、主要工程の断面模式図およびドレイン端近傍の砒
素の濃度分布を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例の製造工程の断面図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施例の製造工程の平面図であ
る。
【図7】上記第3の実施例の製造工程の平面図である。
【図8】上記第3の実施例の製造工程の平面図である。
【図9】上記第3の実施例の製造工程の断面図である。
【図10】上記第3の実施例の条件設定を説明するため
の断面模式図である。
【図11】従来のゲート・オーバーラップLDD構造の
MOSトランジスタの製造工程の断面図である。
【図12】上記従来のゲート・オーバーラップLDD構
造のMOSトランジスタの問題点を説明するための図で
あり、このトランジスタのドレイン端近傍の砒素の濃度
分布を示す図である。
【符号の説明】
101,201 P型シリコン基板 102 パッド酸化膜 103,203 フィールド酸化膜 104 窒化シリコン膜 105aa,105ab,105b,105c 溝 111a,131,131a,132b フォトレジ
スト膜パターン 114,124a,124c,224 スペーサ 121a,121b,121ca,121cb,221
a N型イオン注入領域 121aa,121ab,121ba,121bb,1
21c,221bN- 型拡散層 122a〜122c,222 ゲート酸化膜 123aa,123ab,123b,123c,223
ゲート電極 125a〜125c,225 N+ 型拡散層 155aa,155ab,155ba,155bb
溝側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 301 L

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型のシリコン基板の表面の素子分
    離領域および素子形成領域にフィールド酸化膜およびパ
    ッド酸化膜を形成し、該フィールド酸化膜および該パッ
    ド酸化膜の表面を覆う所定膜厚の窒化シリコン膜を該シ
    リコン基板の表面に形成する工程と、 フォトレジスト膜パターンをマスクにした窒化シリコン
    膜に対する選択的な異方性エッチングにより、前記パッ
    ド酸化膜を介して前記素子形成領域上を横断し,所定幅
    を有し,一定方向に所望の長さを有する溝を前記窒化シ
    リコン膜に形成する工程と、 前記一定方向に直交し,前記溝の側壁に対して所定の角
    度をなす方向から、低濃度の逆導電型不純物を該シリコ
    ン基板の表面にイオン注入する工程と、 前記溝の底面の前記パッド酸化膜を除去し、熱酸化によ
    りゲート酸化膜を形成する工程と、 前記溝を埋設する姿態を有するゲート電極を形成する工
    程と、 前記窒化シリコン膜を選択的に除去し、全面に絶縁膜を
    形成し、該絶縁膜をエッチバックして前記ゲート電極の
    側面に該絶縁膜からなるスペーサを形成する工程と、 前記フィールド酸化膜,スペーサおよびゲート電極をマ
    スクにして、高濃度の逆導電型不純物を前記素子形成領
    域にイオン注入する工程とを有することを特徴とする半
    導体装置の製造法。
  2. 【請求項2】 前記溝とともに前記所定幅とは異なる幅
    を有する第2の溝を形成することと、 前記第2の溝を第2のフォトレジスト膜パターンで覆っ
    て前記低濃度の逆導電型不純物を前記シリコン基板の表
    面にイオン注入し、該第2のフォトレジスト膜パターン
    を除去することとを併せて特徴とする請求項1記載の半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 一導電型のシリコン基板の表面の素子分
    離領域および素子形成領域にフィールド酸化膜およびパ
    ッド酸化膜を形成し、該フィールド酸化膜および該パッ
    ド酸化膜の表面を覆う所定膜厚の窒化シリコン膜を該シ
    リコン基板の表面に形成する工程と、 フォトレジスト膜パターンをマスクにした窒化シリコン
    膜に対する選択的な異方性エッチングにより、前記パッ
    ド酸化膜を介して前記素子形成領域上を横断し,所定幅
    を有し,一定方向に所望の長さを有する溝を前記窒化シ
    リコン膜に形成する工程と、 前記一定方向に直交し,前記溝の側壁に対して所定の角
    度をなす方向から、低濃度の逆導電型不純物を該シリコ
    ン基板の表面にイオン注入する工程と、 全面に酸化シリコン膜を形成し、該酸化シリコン膜をエ
    ッチバックして前記溝の側壁に該酸化シリコン膜からな
    るスペーサを形成し、熱酸化によりゲート酸化膜を形成
    する工程と、 前記溝を埋設する姿態を有するゲート電極を形成する工
    程と、 前記窒化シリコン膜を選択的に除去する工程と、 前記フィールド酸化膜,スペーサおよびゲート電極をマ
    スクにして、高濃度の逆導電型不純物を前記素子形成領
    域にイオン注入する工程とを有することを特徴とする半
    導体装置の製造法。
  4. 【請求項4】 前記窒化シリコン膜を選択的に除去した
    後、全面に絶縁膜を形成し、該絶縁膜をエッチバックし
    て前記ゲート電極の側面に該絶縁膜からなる第2のスペ
    ーサを形成する工程を有することを特徴とする請求項3
    記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 一導電型のシリコン基板の表面の素子分
    離領域および素子形成領域にフィールド酸化膜およびパ
    ッド酸化膜を形成し、該フィールド酸化膜および該パッ
    ド酸化膜の表面を覆う第1の所定膜厚の窒化シリコン膜
    を該シリコン基板の表面に形成する工程と、 第1のフォトレジスト膜からなる第1のフォトレジスト
    膜パターンをマスクにした窒化シリコン膜に対する選択
    的な異方性エッチングにより、前記パッド酸化膜を介し
    て前記素子形成領域上を横断し,所定幅を有して第1の
    方向と第2の方向とに折れ曲った所望の長さを有する溝
    を前記窒化シリコン膜に形成する工程と、 全面に所要の膜厚の第2のフォトレジスト膜を形成し、
    少なくとも前記第1の方向を有する部分の前記溝に対し
    て開口部を有する第2のフォトレジスト膜パターンを形
    成し、前記第1の所定膜厚より薄い第2の所定膜厚にな
    るまで該第2のフォトレジスト膜パターンを異方性エッ
    チングにより選択的にエッチバックする工程と、 前記第1の方向に直交し,第1の方向を有する部分の前
    記溝の側壁に対して所定の角度をなす方向から低濃度の
    逆導電型不純物を該シリコン基板の表面にイオン注入
    し、前記第2のフォトレジスト膜パターンを除去する工
    程と、 全面に所要の膜厚の第3のフォトレジスト膜を形成し、
    少なくとも前記第2の方向を有する部分の前記溝に対し
    て開口部を有する第3のフォトレジスト膜パターンを形
    成し、前記第1の所定膜厚より薄い第2の所定膜厚にな
    るまで該第3のフォトレジスト膜パターンを異方性エッ
    チングにより選択的にエッチバックする工程と、 前記第2の方向に直交し,第2の方向を有する部分の前
    記溝の側壁に対して前記所定の角度をなす方向から低濃
    度の逆導電型不純物を該シリコン基板の表面にイオン注
    入し、前記第3のフォトレジスト膜パターンを除去する
    工程と、 前記溝の底面の前記パッド酸化膜を除去し、熱酸化によ
    りゲート酸化膜を形成する工程と、 前記溝を埋設する姿態を有するゲート電極を形成する工
    程と、 前記窒化シリコン膜を選択的に除去し、全面に絶縁膜を
    形成し、該絶縁膜をエッチバックして前記ゲート電極の
    側面に該絶縁膜からなるスペーサを形成する工程と、 前記フィールド酸化膜,スペーサおよびゲート電極をマ
    スクにして、高濃度の逆導電型不純物を前記素子形成領
    域にイオン注入する工程とを有することを特徴とする半
    導体装置の製造法。
  6. 【請求項6】 前記第2および第3のフォトレジスト膜
    パターンに対するエッチバックが、前記シリコン基板に
    RFバイアスを印加し,少なくとも酸素ガスを含んだガ
    スをエッチングガスに用いるマイクロ波励起によるプラ
    ズマエッチングであることを特徴とする請求項5記載の
    半導体装置の製造方法。
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