JPH0897656A - 低音信号抽出装置 - Google Patents
低音信号抽出装置Info
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- JPH0897656A JPH0897656A JP7139042A JP13904295A JPH0897656A JP H0897656 A JPH0897656 A JP H0897656A JP 7139042 A JP7139042 A JP 7139042A JP 13904295 A JP13904295 A JP 13904295A JP H0897656 A JPH0897656 A JP H0897656A
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Abstract
信号を抽出することである。 【構成】 左オーディオ入力信号と右オーディオ入力信
号から差モード信号を発生する減算回路と、左オーディ
オ入力信号と右オーディオ入力信号の相対位相の関数で
ある第1の比例係数を発生する検出回路と、第1の比例
係数に差モード信号を乗じて修正された差モード信号を
発生する第1の乗算回路とを含み、修正された差モード
信号を用いて低音信号を発生する、ステレオ信号の左オ
ーディオ入力信号及び右オーディオ入力信号から低音信
号を抽出する。
Description
ィオ入力信号及び右オーディオ入力信号から低音信号を
抽出する装置、及び多チャネル・オーディオ信号の第1
のオーディオ入力信号及び第2のオーディオ入力信号か
ら低音信号を抽出する装置に関する。
ルスピーカ及び右チャネルスピーカ、の2個のスピーカ
を含んでいるのが普通であった。一般に、各スピーカは
低音情報(たとえば、<200Hz)及びそれ以上の周
波数の情報(>200Hz)を再生するために構成され
ていた。これは、各スピーカが低い周波数を再生するた
めの大型ウーファーと、より高い周波数のための1つま
たは複数のより小型のスピーカとを備えなければならな
いことを意味する。いいかえると、低音を正確に再生す
るために大型ウーファーを必要とするから、高音質装置
用スピーカ箱は大型になる傾向があった。
報を再生できる必要がないことを、ステレオ装置の設計
者たちが理解するようになってきた。低音は結局比較的
全方向に広がる。これは、音がどこからくるかを決定す
ることが困難であることを意味する。したがって、何人
かのステレオ装置設計者は各スピーカ箱に低音ウーファ
ーを使用することを止めて、ステレオ装置全体のための
1個の離れて配置されるサブウーファーを使用するよう
になった。そのような装置においては、2つのステレオ
信号のおのおのに存在する低音情報を取り出し、組合わ
せて1個のサブウーファーへ送る。低音を処理するため
に別のスピーカを要求しないことによって、大型で、比
較的高価なウーファーを無くすことができ、はるかに小
型で安価なスピーカを製作できる。小型にすることによ
って、音響装置を家庭に設置する場合にはるかに目立た
なくすることが可能になる。
れて、家庭において再生のために利用できる、録音され
た音響トラックの数も多くなってきた。たとえば、音響
トラックは今では3チャネル以上のオーディオ情報を含
んでいる。左チャネル及び右チャネルに加えて、中央チ
ャネルとサラウンド・チャネルも存在することがある。
中央チャネルは、左スピーカと右スピーカの中間で、聴
取者の前に配置されているスピーカによって再生され
る。サラウンド・チャネルは、聴取者の背後と、部屋の
いずれかの側とに配置されている2組のスピーカによっ
て再生される。もちろん、通常の家庭用娯楽ステレオ装
置はステレオ信号のみを受ける、すなわち、取り扱うた
めに構成されているから、それらのスピーカは記録媒体
から3チャネル以上の音を抽出することはできない。し
たがって、多チャネル音響トラックを家庭用娯楽装置に
使用できるようにするために、音響トラックをなんらか
のやり方で組合わせ、または符号化して、4つのチャネ
ルの全てについての音響情報を含む2つのオーディオ・
チャネル信号を生成することになる。
用の2チャネルに符号化するための一般的な方法であ
る。同図はドルビ(Dolby)(登録商標)サラウン
ド音響符号化技術を示している。
Σ)を付けられているブロックが、入力を加え合わせて
加算信号を発生する回路を表し、位相角記号(すなわ
ち、φ)を付けられているブロックが、関連する周波数
範囲にわたって平坦である振幅応答と、周波数とともに
直線的に変化する位相応答(すなわち、全ての周波数は
同じ位相だけ遅延させられる)とによって特徴付けられ
る全通過回路網を表す。この回路は、次のような、左全
チャネル・オーディオ信号Ltと、右全チャネル・オー
ディオ信号Rtとを発生する。
ド・チャネル信号は左チャネル信号と、右チャネル信号
と、中央チャネル信号とに対して直角で現れ、左全チャ
ネル信号及び右全チャネル信号のサラウンド信号成分は
等しく、相互に180度位相が異なる。
左全チャネル信号及び右全チャネル信号を組合わせる、
すなわち、 Lt+Rt=L+R+1.414C とすることによってステレオ信号から中央チャネル信号
が発生される。また、右全チャネル信号から左チャネル
信号を差し引く、すなわち、 Lt−Rt=L−R+1.414jS とすることによってサラウンド・チャネル信号が発生さ
れる。この技術は4つのチャネル信号のおのおのを別々
に回復することはしないが、この技術によって発生され
た複合信号は、4台または5台のスピーカ装置によって
再生されると真の4チャネル・サラウンド音に類似する
音響心理学的効果を発揮する。
装置において行われるように、低音全体を再生するため
に単一のサブウーファー使用する際、信号をいかにして
組合せるかは容易には明らかではない。低い低音温周波
数は左チャネル情報、右チャネル情報、中央チャネル情
報、またはサラウンド・チャネル情報として始まるた
め、全ての低音情報をLt+Rtという単純な加算によ
って表すことはできない。かかる単純な加算はサラウン
ド信号中に見出だされる低音情報を打ち消す場合もあ
る。論理的ではあるが、現実的でない別の選択は、復号
化された中央チャネル信号と復号化されたサラウンド・
チャネル信号を組合わせることである。しかし、この結
果生ずる信号は、 (Lt+Rt)+(Lt−Rt)=2L+1.414C
+1.414jS に等しい。これは右チャネル情報が破壊される。したが
って、低音信号が元の右チャネル信号中のみに存在する
とき、その装置では右チャネル信号は再生されない。
ィオ信号から共通低音信号を抽出することを目的とする
ものである。
力信号と右オーディオ入力信号から差モード信号を発生
する減算回路と、左オーディオ入力信号と右オーディオ
入力信号の相対位相の関数である第1の比例係数を発生
する検出回路と、第1の比例係数に差モード信号を乗じ
て修正された差モード信号を発生する第1の乗算回路と
を備え、修正された差モード信号を用いて低音信号を発
生する。
ーディオ入力信号の絶対大きさの時間平均値及び右オー
ディオ入力信号の絶対大きさの時間平均値が相互に接近
し、かつそれら入力信号の位相が異なるときに1に接近
する特性を持つ。
ーディオ入力信号及び右オーディオ入力信号のうちの一
方のみが存在するときに1となる特性を持つ。
ーディオ入力信号及び右オーディオ入力信号の位相が等
しいときに0、左オーディオ入力信号及び右オーディオ
入力信号の位相が異なるときに非零となる特性を持つ。
ーディオ入力信号の時間平均値から右オーディオ入力信
号の時間平均値を減じた数の絶対値の関数である。
号、Rinを右オーディオ入力信号、Kを換算係数とする
とき、第1の比例係数が、
る。
右オーディオ入力信号から同相モード信号を発生する第
1の結合回路と、修正された差モード信号と同相モード
信号を加え合わせて出力信号を発生する第2の結合回路
とを更に備え、低音信号をその出力信号から得る。
オ入力信号と右オーディオ入力信号の相対位相と独立な
第2の比例係数を発生する。
ーディオ入力信号の大きさと右オーディオ入力信号の大
きさの関数である。
号、Rinを右オーディオ入力信号、Kを換算係数とした
とき、第2の比例係数が、
モード信号を乗じて修正された同相モード信号を発生す
る第2の乗算回路を更に備え、修正された同相モード信
号から中央チャネル信号を得る。
処理して中央チャネル信号を発生し、かつユーザによる
利得の調整が可能な第1の音量調整回路を更に備える。
を処理して中央チャネル信号を発生し、かつユーザによ
る利得の調整が可能な第2の音量調整回路を更に備え
る。
れた信号を発生する第1の低域フィルタと、濾波された
信号を増幅する電力増幅器とを更に備え、増幅された信
号はサブウーファをドライブするために供給される。
を処理して濾波された信号を発生する第1の低域フィル
タと、濾波された信号を増幅して、この信号によってサ
ブウーファをドライブする電力増幅器とを更に備える。
オ入力信号と右オーディオ入力信号の相対位相とは独立
で、かつ左オーディオ入力信号の大きさ及び右オーディ
オ入力信号の大きさの関数である第2の比例係数を発生
し、該装置は左オーディオ入力信号及び右オーディオ入
力信号から同相モード信号を発生する第1の結合回路
と、第2の比例係数に同相モード信号を乗じて修正され
た同相モード信号を発生する第2の乗算回路とを更に備
える。
処理して、ユーザによる利得の調整が可能なサラウンド
・チャネル出力信号を発生する第1の音量調整回路を更
に備える。
を処理して、ユーザによる利得の調整が可能な中央チャ
ネル出力を発生する第2の音量調整回路を更に備える。
中央チャネル信号と、サラウンド・チャネル信号とを結
合して左チャネル出力信号を発生する第2の結合回路
と、右オーディオ入力信号と、中央チャネル信号と、サ
ラウンド・チャネル信号とを結合して右チャネル出力信
号を発生する第3の結合回路と、左チャネル出力信号
と、右チャネル出力信号と、サラウンド・チャネル信号
と、中央チャネル信号とを結合して、v低音信号を供給
する複合信号を発生する第4の結合回路とを含む。
号の第1のオーディオ入力信号及び第2のオーディオ入
力信号から低音信号を抽出する装置であって、第1のオ
ーディオ入力信号と第2のオーディオ入力信号から差モ
ード信号を発生する減算回路と、第1の入力信号と第2
の入力信号に含まれている相対位相情報の関数である第
1の比例係数を発生する検出回路と、第1の比例係数に
差モード信号を乗じて修正された差モード信号を発生す
る乗算回路とを備える。
給する左加算回路及び右出力信号Rout を供給する右加
算回路と、中央チャネル係数をユーザから調整するため
の調整器とを更に備え、出力信号Lout 及びRout がそ
れぞれ、 Lout =0.5 [(Lin+Rin)+(Lin−Rin)−K1t
Cint −K2tSint ] Rout =0.5 [(Lin+Rin)−(Lin−Rin)−K1t
Cint +K2tSint ] によって決められる。
前記左出力信号を電気音響的に変換するために、前記左
加算回路に接続され、かつ前記画像表示スクリーンの左
に配置される左スピーカと、前記右出力信号を電気音響
的に変換するために、前記右加算回路に接続され、かつ
前記画像表示スクリーンの右に配置される右スピーカ
と、前記表示スクリーンの上または下に配置される中央
チャネル・スピーカとを備える。
及び右オーディオ入力信号から低音信号を提供する。こ
の装置は左オーディオ入力信号と右オーディオ入力信号
から差モード信号を発生する減算回路と、左オーディオ
入力信号と右オーディオ入力信号の相対位相の関数であ
る第1の比例係数を発生する検出回路と、第1の比例係
数に差モード信号を乗じて修正された差モード信号を発
生する第1の乗算回路とを含み、修正された差モード信
号を用いて低音信号を発生するものである。
は、(1)その値が、左オーディオ入力信号の絶対大き
さの時間平均値及び右オーディオ入力信号の絶対大きさ
の時間平均値が相互に接近し、かつそれらの入力信号が
逆位相の時に、第1の比例係数の値が1に接近する、
(2)その値が、左オーディオ入力信号及び右オーディ
オ入力信号のうちのただ1つが存在する時に、1に等し
い、(3)その値が、左オーディオ入力信号及び右オー
ディオ入力信号が同相の時に、0に等しく、かつ、左オ
ーディオ入力信号及び右オーディオ入力信号が逆位相の
時に、非零である、ような特性を持つ。第1の比例係数
は、左オーディオ入力信号の時間平均値マイナス右オー
ディオ入力信号の時間平均値の絶対値の関数である。更
に詳しくいえば、第1の比例係数は、
左オーディオ入力信号及び右オーディオ入力信号から同
相モード信号を発生する第1の結合回路と、修正された
差モード信号と同相モード信号を加え合わせて出力信号
を発生する第2の結合回路とを含み、低音信号をその出
力信号から得る。検出回路は、左オーディオ入力信号と
右オーディオ入力信号の相対位相とは独立である第2の
比例係数を発生する。この装置は、第2の比例係数に同
相モード信号を乗じて修正された同相モード信号を発生
する第2の乗算回路を含み、修正された同相モード信号
から中央チャネル信号を得る。
号を処理して中央チャネル信号を発生する、利得をユー
ザが調整できる第1の音量調整回路と、修正された同相
モード信号を処理して中央チャネル信号を発生する、利
得をユーザが調整できる第2の音量調整回路とを含む。
この装置は、出力信号を処理して濾波された信号を発生
する第1の低域フィルタと、濾波された信号を増幅する
電力増幅器とを更に含み、増幅された信号はサブウーフ
ァをドライブするために供給される。
チャネル・オーディオ信号の第1のオーディオ入力信号
及び第2のオーディオ入力信号から低音信号を抽出する
装置を提供する。この装置は、第1のオーディオ入力信
号と第2のオーディオ入力信号から差モード信号を発生
する減算回路と、第1の入力信号と第2の入力信号に含
まれている相対位相情報の関数である出力信号を発生す
る検出回路と、この検出回路の出力信号に差モード信号
を乗じて修正された差モード信号を発生する乗算回路と
を含み、修正された差モード信号を用いて低音信号を発
生する。
レオ信号から1つの複合低音信号を抽出する復号器10
の構成を示す。この復号器は入力信号Linとして左チャ
ネル・オーディオ入力信号を受け、入力信号Rinとして
右チャネル・オーディオ入力信号を受け、5個の出力信
号Lout 、Rout 、Cout 、Sout 、及びBout を発生
する。入力信号LinとRinは符号化されたオーディオ信
号であって、中央チャネル・オーディオ信号及びサラウ
ンド信号などのその他のチャネル・オーディオ信号に左
チャネル・オーディオ入力信号と右チャネル・オーディ
オ入力信号が組み合わされている。たとえば、図1に示
す前記ドルビー符号化技術を用いて入力信号LinとRin
を発生できる。
信号、出力信号Rout は右チャネル・オーディオ信号、
出力信号Cout は中央チャネル・オーディオ信号、出力
信号Sout はサラウンドチャネル・オーディオ信号であ
り、出力信号Bout は、入力信号LinとRinから取り出
された低音信号を含む単一の低音チャネル・オーディオ
信号である。
Rinを処理して2つの出力信号ArとAiを発生する検
出器12を含む。
inとRinの相対的な大きさの関数で、中央チャネル係数
と呼ぶ。
inとRinの相対的な位相の関数で、サラウンド・チャネ
ル係数と呼ぶ。
正確な値は次の通りである。
と右チャネル・オーディオ入力信号とに存在する実数部
情報及び虚数部情報を抽出するために、それらの信号を
係数として使用する。上式において、εは信号発生回路
のオフセット電流を表す微小数で、実際にはLin=Rin
またはLin=Rin=0において特異点が生じないよう保
証するものである。以下の式にはεは明確には含まれて
いないが、εが存在するとして考える。
信号LinとRinを加え合わせて同相モード(コモンモー
ド)信号Lin+Rinを生ずる。別の結合回路16(1つ
の入力端子にインバータ18が接続されている)が入力
信号Linを入力信号−Rinに加えて、差モード(ディフ
ァレンスモード)信号Lin−Rinを生ずる。同相モード
信号と差モード信号はおのおの他の2つの結合回路2
0、22へ送られる。それらの結合回路は復号器の別の
場所で発生された別の信号に組み合わせて出力信号Lou
t 、Rout をそれぞれ発生する。
乗算器24、26におのおの送られる。乗算器24は同
相モード信号Lin+Rinに出力信号Arを乗じ、乗算器
26は差モード信号Lin−Rinに出力信号Aiを乗ず
る。
28へ送られる。二重音量調整器28は出力信号Cout
とSout を発生する。出力信号Cout とSout の値は次
の通りである。
ル利得、K2は差モード信号に加えられるサラウンド・
チャネル利得である。
22へも供給される。結合回路20は次の出力信号Lou
t を発生する。
−Cout −Sout 一方、結合回路22は次の出力信号Lout を発生する。
−Cout +Sout また、インバータ32に続く第5の結合回路30が同相
モード信号に乗算器26を組合わせることによって、低
音チャネル出力信号Bout を生ずる。すなわち、
入力信号について、ある仮定がなされた諸条件に対し、
その係数がどのように振る舞うかを調べればよい。たと
えば、左チャネル・オーディオ入力信号Linと右チャネ
ル・オーディオ入力信号Rinの間に位相差が無いとき、
あらゆる状況でAi=0であることが容易に分かる。そ
の状況は、符号化されている信号にサラウンド音成分が
含まれていない時に存在する。この状況下においては、
低音信号の全ては同相モード信号によって完全に表さ
れ、差モード信号は異なる低音情報を含んでいない。
と符号化された右チャネル入力信号がサラウンド音成分
を含んでいる場合には、差モード信号は同相モード信号
に対する虚部すなわち複素数成分を持つ。係数Aiは差
モード信号の虚部を表すものであって、低音信号の全て
を一層正確に表すために、同相モード信号に加えなけれ
ばならない差モード信号の割合を決定する。左チャネル
入力信号Linと右チャネル入力信号Rin中の位相外れ
(アウト・オブ・フェイズ)成分の量が増加するにつれ
て係数Aiは1に近づき、左チャネル入力端子と右チャ
ネル入力端子とに存在する信号が逆相で、等しい大きさ
の時に最大になる。L=R=0の時、すなわち、元の左
チャネル入力信号と右チャネル入力信号(中央チャネル
信号とサラウンド・チャネル信号に組み合わされて、左
チャネル入力信号Linと右チャネル入力信号Rinをそれ
ぞれ発生する)が零の時にもAiは1に等しい。
力信号または右チャネル入力信号が存在しない(すなわ
ち、左チャネル入力信号Linまたは右チャネル入力信号
Rinが零に等しい)と、係数Aiも零に等しい。これら
の状況においてはBout =Lin+Rinで、非零である
(もちろん、他のチャネルがある信号を含んでいると仮
定する)。いいかえると、本発明の復号技術を用いるこ
とによって、同相モード信号と差モード信号を単に加え
合わせた場合に起きる、残りの信号が打ち消される現象
が解消される。
チャネル・オーディオ入力信号と右チャネル・オーディ
オ入力信号の相対位相情報を無視するようにして定めら
れる。すなわち、中央チャネル係数Arは、左チャネル
・オーディオ入力信号と右チャネル・オーディオ入力信
号との大きさのみの関数である。左チャネル入力信号L
inの大きさと右チャネル入力信号Rinの大きさが等しい
時は中央チャネル係数Arは最大であり、左チャネル入
力信号Linの大きさと右チャネル入力信号Rinの大きさ
のいずれかが零に近づくと中央チャネル係数Arは零に
なる。
の低音回路のブロック図である。同図のごとく、サブウ
ーファー信号が出力信号Bout から取り出される。出力
信号Bout は低域フィルタ及び周波数形成回路31を通
って電力増幅器33に供給される。低域フィルタ及び周
波数形成回路31は出力信号Bout の高周波信号成分を
除去し、低周波情報に対する周波数応答を形成する。低
域濾波された信号は増幅器33で増幅されてからサブウ
ーファー35へ供給される。
めの別の低音回路のブロック図である。この構成におい
ては、信号を組合わせる前に濾波を行って全低音信号を
発生する。いいかえると、各出力信号Lout 、Rout 、
Cout 、Sout は対応する高域フィルタ71、73、7
5、77によって濾波されて、左チャネル・スピーカ
と、右チャネル・スピーカと、中央チャネル・スピーカ
と、サラウンドチャネル・スピーカとを駆動する信号を
発生する。このときこれとは別に、高域濾波された各信
号は濾波前の各信号から差し引かれ、それぞれ低音信号
を発生する。これら4つの低音信号は結合回路79にお
いて組み合わされ、サブウーファーを駆動するために用
いる全低音信号が生じる。
組み合わされて全低音信号を生ずる前に、種々の濾波特
性を符号化された各信号に加えることができる。フィル
タ71、73、75、77の特性が同一であるならば、
単一のフィルタを図2に示す出力信号Bout に加えた場
合と同様の結果となる。
た構成を示す図である。
力信号Rはラインレベル(line−level)の差動
入力信号である。各入力信号は対応する平衡差動増幅器
50、52によってバッファされて、左バッファされた
信号L−BUFと、右バッファされた信号R−BUFと
を生ずる。L−BUFとR−BUFは前述のLinとRin
にそれぞれ対応する。
0、92によって結合回路14、16(図2参照)を構
成する。入力信号Linは差動増幅器90、92の非反転
入力端子に抵抗94、96をそれぞれ介して加えられ
る。入力信号Rinは差動増幅器90の非反転入力端子に
抵抗98を介して加えられ、かつ差動増幅器92の反転
入力端子に抵抗100を介して加えられる。両方の差動
増幅器は利得が1で等しい増幅器として構成される。し
たがって、差動増幅器90の出力電圧はLin+Rinに等
しく、差動増幅器92の出力電圧はLin−Rinに等し
い。
号Lin+Rinは中央チャネル電流制御利得のセル102
に供給される。このセルは可変相互コンダクタンスの増
幅器104と差動増幅器106とによって構成されてい
る。増幅器104の出力信号は、端子108と110に
それぞれ加えられる2つの電流I1とI4の比によって
決定される。増幅器104の伝達関数はVout =I1・
R1・Vin/I4・Rinである。ここにR1は出力抵抗
112と114の並列、Rinは入力抵抗116と118
の直列による。この例においては、抵抗R1とRinの抵
抗値はそれぞれ20.1kオーム、40kオームであ
る。
04の出力は、セル102への入力信号の0.5倍であ
る。その出力は差動増幅器106によって2倍に増幅さ
れる。ここで、電流I1は電流I4以下でなければなら
ない。
幅器106によって増幅される。この入力に対しては、
差動増幅器106は電圧利得がマイナス1であるように
構成される。したがって、差動増幅器106の全出力電
圧はその2つの入力信号の差であり、次式によって表す
ことができる。
ラウンド・チャネル電流制御利得用のセル120に供給
される。このセル120は可変相互コンダクタンスの増
幅器122と差動増幅器124とによって構成されてい
る。このセルの動作は電流比I1/I3によって制御さ
れ、電流I1は電流I3以下という条件が課される。そ
れ以外は中央チャネル電流制御利得のセル102の動作
と同じで、差動増幅器124からの全出力電圧は次の式
によって表される。
及びI4はこの装置の他の場所で左チャネル入力信号L
inと右チャネル入力信号Rinから発生される。図5に示
す通り、バッファされた左チャネル入力信号Linがコン
デンサ130を介して利得1の増幅器132の入力端子
と、インバータ134の入力端子とに供給される。同様
に、バッファされた右チャネル入力信号Rinがコンデン
サ136を介して利得1の増幅器138の入力端子と、
インバータ140の入力端子とに供給される。増幅器1
36及びインバータ140の出力信号は比較器142の
非反転入力端子において加え合わされ、増幅器138及
びインバータ134の出力信号は比較器144の非反転
入力端子において加え合わされる。比較器142の出力
は0.5(Lin−Rin)に等しく、比較器144の出力
は0.5(Rin−Lin)に等しい。
型である。それら比較器の出力は、それらの比較器に加
えられる負帰還とワイヤードオアされる。この比較器は
アースに関して電流を吸収しうるだけであるから、各比
較器は各非反転入力端子における入力信号の負極性(ア
ースに対して)にのみ応答し、したがって、その入力信
号をほぼ半波整流する。比較器142と144の出力は
コンデンサ146において加え合わされ、コンデンサ1
46と抵抗148の並列によって平滑化(平均化)され
る。したがって、コンデンサ142の端子間電圧は、L
in−Rinを時間平均したものの負の絶対値、すなわち、
52が入力信号LinとRinを個々に処理して時間平均し
た信号を発生する。いいかえると、コンデンサ154の
端子間にかかる全波整流回路150の出力電圧は入力信
号Linを時間平均した負の絶対値であり、全波整流回路
152の出力電圧は入力信号Rinを時間平均した負の絶
対値である。コンデンサ154と並列の抵抗160及び
162は入力信号Linの平滑回路を構成し、コンデンサ
156と並列の抵抗164及び166は入力信号Rinの
平滑回路を構成する。この実施例では、各回路に対して
比較的小さい時定数、たとえば約30ミリ秒が実現され
るよう回路定数が選択される。
142と144)の出力は、時定数を約330ミリ秒と
するように選択された抵抗170とコンデンサ172の
直列によるRC回路によっても平滑化される。同様に、
整流回路150の出力端子に接続される第2の回路(す
なわち、抵抗174とコンデンサ176)と、整流回路
152の出力端子に接続される第3の整流回路(すなわ
ち、抵抗178とコンデンサ180)とが、それぞれ入
力信号LinとRinに平滑時定数を供給する。この実施例
では、それらの時定数を約330ミリ秒に設定してい
る。
ンサ172の端子間電圧が、差動増幅器182とトラン
ジスタ184の組合せによって電流に変換される。差動
増幅器182の出力がトランジスタ184のベースを励
振し、トランジスタ184のエミッタ信号がこの増幅器
の反転入力端子に負帰還されるとともに、抵抗186を
介して接地される。コンデンサ172の端子間電圧は差
動増幅器182の非反転入力端子を駆動する。したがっ
て、トランジスタ184のコレクタに発生された電流の
大きさは、差動増幅器182の非反転入力端子における
電圧を抵抗186の抵抗値で除したものによって決定さ
れる。その電流はI3であって、
子間電圧は、上記構成を電流源として電流に変換され
る。コンデンサ176の端子間電圧は、トランジスタ1
94の動作を制御する増幅器190の非反転入力端子を
駆動し、コンデンサ180の端子間電圧は、トランジス
タ196の動作を制御する増幅器192の非反転入力端
子を駆動する。増幅器190と192との反転入力端子
は抵抗198と200を介して接続される。トランジス
タ194と196のコレクタは接続され、コレクタ電流
を加え合わせることによって電流I1を発生する。この
電流は、
列抵抗値である。
01とトランジスタ203を含む別の電流源を使用す
る。抵抗198と200の接続点における電圧が差動増
幅器201の非反転入力端子を駆動する。トランジスタ
203のコレクタ電流I4は、
れている抵抗205の抵抗値に等しい。
幅器104に供給され、電流I1の半分が別の相互コン
ダクタンス増幅器122に供給される。抵抗186の値
は、抵抗198と200の直列抵抗値の2倍に設定され
る。電流I1は相互コンダクタンスの増幅器に対して半
分に分割されているから、電流I3とI1の関係は入力
信号LinまたはRinの一方のみの入力信号に対して同一
条件となる。電流I1とI3は入力信号LinとRinの関
数として表すことができ、出力信号Sout を表す式を次
のように書き改めることができる。
すことができ、出力信号Cout を表す式を次のように書
き改めることができる。
が接続されている。そのトランジスタは整流回路150
のための適応時定数を発生するように機能することに注
目されたい。
トランジスタ224が接続される。そのトランジスタは
整流回路152のための適応時定数を発生するように機
能する。過渡信号状態においては、それらのトランジス
タはターンオンして時定数を小さくし、この回路の応答
速度を向上する。この速度向上回路の動作を以下に説明
する。
較器226の反転入力端子は、コンデンサ154の端子
間の入力信号Linの時間平均値を調べる。比較器226
の非反転入力端子は、入力信号Rinの時間平均値の半
分、すなわち、抵抗164と166で構成されている分
圧器によって発生された電圧を調べる。
動する別の比較器228の反転入力端子は、コンデンサ
156の端子間に現れる入力信号Rinの時間平均値を調
べる。比較器228の非反転入力端子は、入力信号Lin
の時間平均値の半分を調べる。
トランジスタのベース−エミッタ接合が順バイアスされ
た時に、飽和スイッチ(信号が大きいとき)として動作
する。入力信号Linが入力信号Rinに等しいとき、比較
器226及び228の反転入力端子における電圧は等し
い。各比較器の出力端子は開放状態である。したがっ
て、トランジスタ220のベースは直列抵抗230と2
32を通じて接地され、トランジスタ224のベースは
直列抵抗234と236を通じて接地される。定常状態
では、コンデンサ176と180の電圧は等しく、入力
信号LinとRinの負の絶対平均値をそれぞれ表す。
ース−エミッタ間電圧に近づくと、トランジスタ220
と240は導通し(コレクタ−エミッタ間)、時定数は
信号が大きい時にはそれに応じて小さくなり、小さいと
きは逆に大きくなる。大きい信号の場合(すなわち、ト
ランジスタ220と240が導通しているとき)、入力
信号LinとRinの大きさが等しいとすると、回路の時定
数がほぼ等しくなる。しかし、入力信号Linの値がRin
の値の2倍より僅かに大きくなるとすると、回路の入力
信号Linの側の時定数は入力信号Rinの側の時定数より
も小さくなる。その理由は、比較器228の出力がロー
で活性(−12Vのアクティブ・ロウ)のため、トラン
ジスタ224のベース−エミッタ接合がターンオフされ
るからである。この回路の動作は、入力信号Linの値の
2倍より僅かに大きい入力信号Rinのとき、ちょうど正
反対となる。
ジタル的に制御される2チャネル音量調整器250に供
給される。この音量調整器は各部分を独立に調整する。
この音量調整器は、取り出した中央チャネル信号とサラ
ウンド・チャネル信号に乗ずる調整可能な係数、すなわ
ち、K1とK2、を生ずる。
52と254はそれぞれ差動増幅器256、258によ
って増幅される。差動増幅器256と258は電圧利得
が−1であるように構成され、各信号をある程度、周波
数形成(frequency shaping)する。ただし、特定の周
波数形成は図6に示すものに限定されるものではない。
に対応し、増幅器258の出力はSout =K2tSint に
対応する。ここにK1tとK2tは音量調整器の利得に、増
幅器によって実現される周波数形成関数を乗じたものに
対応する。まず第一に(周波数形成が無く、K1とK2
が1に等しい)、増幅器256と258との出力信号は
完全な中央チャネル信号と完全なサラウンド・チャネル
信号を構成する。
和(増幅器90の出力信号)+得られたサラウンド信号
(増幅器124の出力信号)によって形成される。低音
加算増幅器260が増幅器90と124の出力を組み合
わせて低音チャネル信号を発生する。増幅器90の出力
(すなわち、入力信号LinとRin)が増幅器260の非
反転入力端子を駆動し、増幅器124の出力(すなわ
ち、−Sint )が反転入力端子を駆動する。したがっ
て、増幅器260の出力は Lin+Rin−(−Sint )=Lin+Rin+Sint である。
ャネル能動等化回路を表す。この実施例においては、そ
の低音チャネル能動等化回路は、帯域幅が約45Hzな
いし200Hzの帯域通過フィルタである。もちろん、
能動等化の特定の詳細は設計による。
す増幅器260と262によって構成される。増幅器2
60の出力は Lout =0.5 [(Lin+Rin)+(Lin−Rin)−K1t
Cint −K2tSint ] であり、増幅器262の出力は Rout =0.5 [(Lin+Rin)−(Lin−Rin)−K1t
Cint +K2tSint ] である。
同時に、音量調整の設定値である。これは増幅器256
と259の帰還ループの部品の値によって決定される。
この例においては、中央チャネル信号は高域フィルタ及
び帯域消去フィルタの組合せで得られる信号であって、
20hzにおける遮断レベルが−3.0dB、2kHz
における低下が−2.0dBである。サラウンド・チャ
ネル信号は簡単な帯域通過信号であって、20Hz及び
7kHzにおける遮断レベルが−3.0dBである。左
チャネル・オーディオ入力信号と右チャネル・オーディ
オ入力信号は入力信号Cint とSint の関数であるか
ら、全体の行列(matrix)は一定の電力(constant pow
er)となる。
と、右チャネル・オーディオ出力信号と、中央チャネル
・オーディオ出力信号と、サラウンド・チャネル・オー
ディオ出力信号(すなわち、Lout 、Rout 、Cout 、
Sout )はそれぞれ対応する等化回路(イコライザー)
に供給される。この等化回路は帯域幅が200Hzから
20kHzまでの帯域通過フィルタである。等化回路の
構成も設計事項である。
8、260及び262の出力端子に現れる信号を加え合
わせることによって、低音信号を得ることもできる。そ
の場合は、先に説明したように、低音信号の各成分ごと
に種々の低音等化回路を使用できる。
数のいずれか1つを調整することによってユーザが音像
平面を制御できる点にもある。例えば、以下の構成から
なる家庭シアター装置を考える。
クリーンの左に配置される左スピーカ (3)Rout を電気音響的に変換するために画像表示ス
クリーンの右に配置される右スピーカ (4)画像スクリーンの上または下に配置される中央チ
ャネル・スピーカ たとえば、周波数の関数である中央チャネルの係数K1t
を調整することによって、中央チャネル信号のいくらか
を左スピーカと右スピーカへ送ることができる。これは
中央チャネル音像平面を変更するという音響心理学的効
果を持つ。係数K1tを調整することによって、ユーザは
音像の場所を上下させることができる。家庭シアター装
置の場合、スクリーンの背後に中央チャネル・スピーカ
を設置すること(本来はこれが望ましい)が不可能なこ
とも多いため、この技術は有用である。ただしこの場
合、スピーカは通常スクリーン下に設置される。
ネル信号のいくらかをスクリーンの両側の左スピーカと
右スピーカに送り、中央チャネル音像の場所をスクリー
ンの中央まで移動することができる。
ル入力信号をドルビー符号化した信号と仮定したが、本
発明はそれらの信号の符号化の有無を問わない。符号化
についても、ドルビー符号化に限定する必要はなく、任
意の符号化技術によって符号化してよい。すなわち本発
明は、符号化に関係なく、任意の複数の信号から単一の
低音信号を抽出することができる。3以上の信号を処理
する場合、上記技術を用いてそれらの信号を対としての
組み合わせて処理し、すべての信号から共通低音信号を
引き出すことができる。
めに単一のサブウーファー使用する際、信号をいかにし
て組み合せるかが明らかとなる。この際、単純な加算に
よってサラウンド信号中に見い出だされる低音情報が打
ち消されるおそれはない。また、低音信号が元の右チャ
ネル信号中のみに存在するような場合でも、本発明の装
置によれば右チャネル信号を再生することができる。本
発明は多チャネル・オーディオ信号から共通低音信号を
抽出することができ、例えば家庭用シアター装置など
で、特定の係数をユーザが操作することによって、音像
平面を制御することも可能となる。
ネルに符号化するための一般的な方法を示す図である。
ら1つの複合低音信号を抽出する復号器10の構成を示
す図である。
路のブロック図である。
音回路のブロック図である。
である。
である。
2,79 結合回路、24,26 乗算器、33 電力
増幅器、35 サブウーファー、71,73,75,7
7 高域フィルタ、90,92 差動増幅器、102,
120 セル、104,106 増幅器。
Claims (29)
- 【請求項1】 左オーディオ入力信号と右オーディオ入
力信号から差モード信号を発生する減算回路と、 左オーディオ入力信号と右オーディオ入力信号の相対位
相の関数である第1の比例係数を発生する検出回路と、 第1の比例係数に差モード信号を乗じて修正された差モ
ード信号を発生する第1の乗算回路と、 を備え、修正された差モード信号を用いて低音信号を発
生することを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の低音信号抽出装置にお
いて、 前記第1の比例係数が、左オーディオ入力信号の絶対大
きさの時間平均値及び右オーディオ入力信号の絶対大き
さの時間平均値が相互に接近し、かつそれら入力信号の
位相が異なるときに1に接近する特性を持つことを特徴
とする低音信号抽出装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の低音信号抽出装置にお
いて、 前記第1の比例係数が、左オーディオ入力信号及び右オ
ーディオ入力信号のうちの一方のみが存在するときに1
となる特性を持つことを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の低音信号抽出装置にお
いて、 前記第1の比例係数が、左オーディオ入力信号及び右オ
ーディオ入力信号の位相が等しいときに0、左オーディ
オ入力信号及び右オーディオ入力信号の位相が異なると
きに非零となる特性を持つことを特徴とする低音信号抽
出装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の低音信号抽出装置にお
いて、 第1の比例係数の値が、左オーディオ入力信号の時間平
均値から右オーディオ入力信号の時間平均値を減じた数
の絶対値の関数であることを特徴とする低音信号抽出装
置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の低音信号抽出装置にお
いて、 Linを左オーディオ入力信号、Rinを右オーディオ入力
信号、Kを換算係数とするとき、第1の比例係数が、 【数1】 に等しいことを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項7】 請求項5に記載の低音信号抽出装置にお
いて、 前記Kが周波数の関数であることを特徴とする低音信号
抽出装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載の低音信号抽出装置にお
いて、 左オーディオ入力信号及び右オーディオ入力信号から同
相モード信号を発生する第1の結合回路と、 修正された差モード信号と同相モード信号を加え合わせ
て出力信号を発生する第2の結合回路と、 を更に備え、低音信号をその出力信号から得ることを特
徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項9】 請求項1に記載の低音信号抽出装置にお
いて、 前記検出回路は、左オーディオ入力信号と右オーディオ
入力信号の相対位相と独立な第2の比例係数を発生する
ことを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の低音信号抽出装置に
おいて、 前記第2の比例係数は、左オーディオ入力信号の大きさ
と右オーディオ入力信号の大きさの関数であることを特
徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項11】 請求項9に記載の低音信号抽出装置に
おいて、 Linを左オーディオ入力信号、Rinを右オーディオ入力
信号、Kを換算係数としたとき、第2の比例係数が、 【数2】 に等しいことを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項12】 請求項10に記載の低音信号抽出装置
において、 前記第2の比例係数に同相モード信号を乗じて修正され
た同相モード信号を発生する第2の乗算回路を更に備
え、修正された同相モード信号から中央チャネル信号を
得ることを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項13】 請求項1に記載の低音信号抽出装置に
おいて、 修正された差モード信号を処理して中央チャネル信号を
発生し、かつユーザによる利得の調整が可能な第1の音
量調整回路を更に備えることを特徴とする低音信号抽出
装置。 - 【請求項14】 請求項13に記載の低音信号抽出装置
において、 修正された同相モード信号を処理して中央チャネル信号
を発生し、かつユーザによる利得の調整が可能な第2の
音量調整回路を更に備えることを特徴とする低音信号抽
出装置。 - 【請求項15】 請求項8に記載の低音信号抽出装置に
おいて、 出力信号を処理して濾波された信号を発生する第1の低
域フィルタと、 濾波された信号を増幅する電力増幅器と、 を更に備え、増幅された信号はサブウーファをドライブ
するために供給されることを特徴とする低音信号抽出装
置。 - 【請求項16】 請求項8に記載の低音信号抽出装置に
おいて、 サブウーファと、 出力信号を処理して濾波された信号を発生する第1の低
域フィルタと、 濾波された信号を増幅して、この信号によってサブウー
ファをドライブする電力増幅器と、 を更に備えることを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項17】 請求項4に記載の低音信号抽出装置に
おいて、 前記検出回路は、左オーディオ入力信号と右オーディオ
入力信号の相対位相とは独立で、かつ左オーディオ入力
信号の大きさ及び右オーディオ入力信号の大きさの関数
である第2の比例係数を発生し、 該装置は、 左オーディオ入力信号及び右オーディオ入力信号から同
相モード信号を発生する第1の結合回路と、 第2の比例係数に同相モード信号を乗じて修正された同
相モード信号を発生する第2の乗算回路と、 を更に備え、修正された同相モード信号から中央チャネ
ル信号を得ることを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項18】 請求項17に記載の低音信号抽出装置
において、 修正された差モード信号を処理して、ユーザによる利得
の調整が可能なサラウンド・チャネル出力信号を発生す
る第1の音量調整回路を更に備えることを特徴とする低
音信号抽出装置。 - 【請求項19】 請求項18に記載の低音信号抽出装置
において、 修正された同相モード信号を処理して、ユーザによる利
得の調整が可能な中央チャネル出力を発生する第2の音
量調整回路を更に備えることを特徴とする低音信号抽出
装置。 - 【請求項20】 請求項19に記載の低音信号抽出装置
において、 左オーディオ入力信号と、中央チャネル信号と、サラウ
ンド・チャネル信号とを結合して左チャネル出力信号を
発生する第2の結合回路と、 右オーディオ入力信号と、中央チャネル信号と、サラウ
ンド・チャネル信号とを結合して右チャネル出力信号を
発生する第3の結合回路と、 左チャネル出力信号と、右チャネル出力信号と、サラウ
ンド・チャネル信号と、中央チャネル信号とを結合し
て、v低音信号を供給する複合信号を発生する第4の結
合回路と、 を含むことを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項21】 多チャネル・オーディオ信号の第1の
オーディオ入力信号及び第2のオーディオ入力信号から
低音信号を抽出する装置であって、 第1のオーディオ入力信号と第2のオーディオ入力信号
から差モード信号を発生する減算回路と、 第1の入力信号と第2の入力信号に含まれている相対位
相情報の関数である第1の比例係数を発生する検出回路
と、 第1の比例係数に差モード信号を乗じて修正された差モ
ード信号を発生する乗算回路と、 を備え、修正された差モード信号を用いて低音信号を発
生することを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項22】 請求項21に記載の低音信号抽出装置
において、 左オーディオ入力信号及び右オーディオ入力信号から同
相モード信号を発生する第1の結合回路と、 修正された差モード信号と同相モード信号を加え合わせ
て出力信号を発生する第2の結合回路と、 を更に備え、低音信号をその出力信号から得ることを特
徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項23】 請求項22に記載の低音信号抽出装置
において、 前記第1の比例係数が、左オーディオ入力信号及び右オ
ーディオ入力信号の位相が等しいときに0、左オーディ
オ入力信号及び右オーディオ入力信号の位相が異なると
きに非零となる特性を持つことを特徴とする低音信号抽
出装置。 - 【請求項24】 請求項23に記載の低音信号抽出装置
において、 前記第1の比例係数が、左オーディオ入力信号及び右オ
ーディオ入力信号のうちの一方のみが存在するときに1
となる特性を持つことを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項25】 請求項22に記載の低音信号抽出装置
において、 Linを左オーディオ信号、Rinを右オーディオ信号、K
を換算係数とするとき、第1の比例係数が、 【数3】 に等しいことを特徴とする低音信号抽出装置。 - 【請求項26】 請求項25に記載の低音信号抽出装置
において、 前記Kが周波数の関数であることを特徴とする低音信号
抽出装置。 - 【請求項27】 請求項22に記載の低音信号抽出装置
において、 出力信号を処理して濾波された信号を発生する第1の低
域フィルタと、 濾波された信号を増幅する電力増幅器と、 を更に備え、増幅された信号はサブウーファをドライブ
するために供給されることを特徴とする低音信号抽出装
置。 - 【請求項28】 請求項12に記載の低音信号抽出装置
において、 左出力信号Lout を供給する左加算回路及び右出力信号
Rout を供給する右加算回路と、 中央チャネル係数をユーザから調整するための調整器
と、 を更に備え、 Linを入力ステレオ信号の左成分、Rinを入力ステレオ
信号の中央チャネル右成分、K1tを中央チャネル増幅器
に関連する音量調整利得関数を表す係数、K2tをサラウ
ンド増幅器に関連する周波数形成関数を表す係数、Cin
t を前記中央チャネル増幅器への入力信号、Sint を前
記サラウンド増幅器への入力信号としたとき、出力信号
Lout 及びRout がそれぞれ、 Lout =0.5 [(Lin+Rin)+(Lin−Rin)−K1t
Cint −K2tSint ] Rout =0.5 [(Lin+Rin)−(Lin−Rin)−K1t
Cint +K2tSint ] によって決められることを特徴とする低音信号抽出装
置。 - 【請求項29】 請求項28に記載の低音信号抽出装置
において、 画像表示スクリーンと、 前記左出力信号を電気音響的に変換するために、前記左
加算回路に接続され、かつ前記画像表示スクリーンの左
に配置される左スピーカと、 前記右出力信号を電気音響的に変換するために、前記右
加算回路に接続され、かつ前記画像表示スクリーンの右
に配置される右スピーカと、 前記表示スクリーンの上または下に配置される中央チャ
ネル・スピーカと、 を更に備えることを特徴とする低音信号抽出装置。
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