JPH089786Y2 - データ転送インターフェイス回路 - Google Patents

データ転送インターフェイス回路

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JPH089786Y2
JPH089786Y2 JP1990021942U JP2194290U JPH089786Y2 JP H089786 Y2 JPH089786 Y2 JP H089786Y2 JP 1990021942 U JP1990021942 U JP 1990021942U JP 2194290 U JP2194290 U JP 2194290U JP H089786 Y2 JPH089786 Y2 JP H089786Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、夫々動作電圧の異なる複数の電子回路間
でデータ転送を行なう際に使用されるデータ転送インタ
ーフェイス回路に関する。
[従来の技術] 近年、個人のスケジュールデータや、氏名、住所に電
話番号を付した電話番号データ、さらには会社名を含め
た名刺データ、任意の記憶しておきたいコメント等のフ
リーデータ等を記憶させ、必要に応じてこれらを呼出し
て利用する電子手帳などの電子機器が多数商品化されて
いる。これらの電子機器はいずれも内部にデータメモリ
を有しており、それらの中には複数の電子機器を接続す
ることによりデータメモリ相互間でデータの送受を行な
うデータ通信機能を有したものがある。
上記データ通信機能を有した電子機器においては、例
えばデータのキー入力操作が容易な大型の機器側により
データ入力を行った後、そのデータを携帯の容易な小型
の機器側にデータ転送させることにより、データ入力を
簡単にし、かつ、有効に利用することができるようにな
るものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記データ通信機能を有した電子機器では、送信側の
大型の電子機器の信号電圧レベルV0と受信側の小型の電
子機器の信号電圧レベルV1とが異なる場合があり、これ
を補償するためにデータ転送の際には転送経路の途中で
転送されるデータの信号電圧を変換するインターフェイ
ス回路が用いられる。このインターフェイス回路は、例
えば上記信号電圧レベルがV0>V1の場合には自身に電池
等による電圧V0の電源を備え、送信側の電子機器から送
られてくる電位差V0のデータを受信側の電子機器に合わ
せた電位差V1のデータに電圧変換して出力するようにな
っている。
また、逆に小型電子機器からの信号(電位差V1)を大
型の電子機器に送る場合には、電位差V1の信号をインタ
ーフェイス回路自身の電源によりレベルアップして電位
差V0の信号に電圧変換して送るようになっている。
しかして、インターフェイス回路自身の電源電圧が基
準値より低下してしまった際や電源となる電池がその収
容位置から外れてしまった場合には、受信側の小型の電
子機器の入出力端子からの流入電流が発生したり、送信
側の大型の電子機器からのデータに対するインターフェ
イス回路の出力データが受信側の小型の電子機器の入力
スレッシュホールドレベル近傍で変化することで受信側
の小型の電子機器の記憶データ内容に誤変更や破壊が生
じたりする可能性があった。
この考案は上記のような実情に鑑みてなされたもの
で、電源電圧の変化によって接続されている電子機器の
記憶データを誤変更あるいは破壊してしまうことのない
データ転送インターフェイス回路を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段及び作用] この考案は、送信側の電子回路から出力されたデータ
の信号電圧レベルを受信側の電子回路のデータの信号電
圧レベルに変換しながらも、常に動作電源の電圧レベル
を検出し、動作電源の電圧レベルが特定値以下に低下し
た際には上記送信側の電子回路からの送信データを遮断
することにより、上記受信側の電子回路の流入電流を防
止するようにしたもので、インターフェイス回路の電源
電圧が変化しても接続されている電子回路の記憶データ
を誤変更あるいは破壊してしまうことがない。
[実施例] 以下この考案を電子手帳と電子手帳機能を有する電子
腕時計との間でデータ転送を行なう際に使用されるイン
ターフェイス回路に適用した場合の一実施例について図
面を参照して説明する。
第1図及び第2図は電子腕時計の外観構成を示すもの
で、11が腕時計ケースである。この腕時計ケース11は、
例えばステンレス等の金属または合成樹脂からなり、そ
の上面には時計ガラス12が外装として装着され、その下
面側にドットマトリックスの液晶ディスプレイ13が配設
される。また、腕時計ケース11の右側面には後述するコ
ネクタ部14と押釦スイッチS1が、左側面には押釦スイッ
チS2〜S4が配設され、腕時計ケース11上面の上記時計ガ
ラス12下部にはデータをキー入力するための入力キー群
15が配設される。入力キー群15はアルファベットや数
字、記号等によりデータを入力する文字キーの他に、入
力されたデータの設定を行なうためのセット(SET)キ
ー15aを備えている。上記コネクタ部14は、後述する他
の電子機器との間でデータ通信を行なうためのもので、
両端がそれぞれ半円形状となった長孔16内に接続端子と
なる後述する導電性の3つのピン17が設けられるもので
ある。
第3図は上記コネクタ部14に接続する電子手帳21とイ
ンターフェイス回路26とを図示したものである。ここで
電子手帳21は、計算機と、電話番号データ、スケジュー
ルデータ及び任意のコメント等のフリーデータを記憶表
示する手帳機能とを兼ね備えたものとする。電子手帳21
は左ケース21aと右ケース21bとが接続されて一体とな
り、折り畳んだ時に手に持てる程度の大きさとなるもの
で、第3図はその開いた状態を示すものである。電子手
帳21の左ケース21aにはドットマトリックスの液晶表示
部22と数値入力及び計算のための数値/四則演算キー23
とが備えられ、右ケース21bには文字入力のための例え
ばアルファベットキーまたはカナ文字キーからなる文字
キー24が備えられる。これら数値/四則演算キー23及び
文字キー24を用いて電話番号データやスケジュールデー
タ、フリーデータを入力することとなる。さらに、左ケ
ース21aの上側面部にはコネクタ部21cが設けられ、ケー
ブル25を介してインターフェイス回路26に接続される。
このインターフェイス回路26は、ケーブル25を介して送
られてきたデータ信号の電圧を適宜変換するもので、変
換された電圧値のデータ信号が送出されるケーブル27は
その先端に設けられた後述するジャックにより上記腕時
計ケース11のコネクタ部14に接続される。
また、上記腕時計から上記電子手帳21にデータを送る
場合には、ケーブル27を介して送られてきた信号がイン
ターフェイス回路26により電子手帳21の電圧に変換され
ケーブル25を介して電子手帳21に送られるものである。
第4図は上記腕時計ケース11のコネクタ部14の詳細な
接続構造を示す図である。
同図で長孔16は有底状の樹脂製のパイプ31によって形
成されるもので、このパイプ31は腕時計ケース11側面に
埋設され、その底部31aにピン17が遊貫される。このピ
ン17は、パイプ31前面側における一端部にフランジ17a
が形成され、このフランジ17aとパイプ31の底部31aとの
間にピン17胴部に貫装された状態でばね32が配設され
る。ピン17はパイプ31下面側で防水パッキン33を貫通
し、その他端部近傍に段部17bが設けられてピン抜け防
止部材34が掛合される一方、他端面17cが後述する電子
回路と電気的に接続している固定端子35と対向してい
る。上記パイプ31の長孔16に何も挿入されていない状態
では、ばね32の弾性によりフランジ17aが腕時計ケース1
1及びパイプ31の外周面と同一面上に位置し、ピン17の
他端面17cが固定端子35から離れて対向する状態となる
が、パイプ31の長孔16に図示のごとくジャック36を挿入
した状態では、ジャック端子36aがピン17を図の左方向
に押圧し、他端面17cが固定端子35に当接した状態とな
り、上記電子回路とケーブル27とが電気的に接続され
る。
なお、37は腕時計ケース11の裏蓋であり、38は裏蓋37
と腕時計ケース11間の気密状態を保持する防水パッキン
である。
上記のような構造にあって、腕時計ケース11内に設け
られる電子回路の構成は第5図に示すようになる。図
中、41は発振部であり、各種動作及び計時の基準となる
基準周波数パルスを発振する。発振部41の発振した基準
周波数パルスは分周/タイミング信号部42で分周されて
タイミング信号となり、CPUで構成される制御部43に送
られる。この制御部43は、分周/タイミング信号部42か
らのタイミング信号に従い、上記押釦スイッチS1〜S4及
び入力キー群15からなるキー入力部44からのキー入力信
号に応じた他の各回路の動作制御を行なうもので、動作
制御のためのマイクロプログラムを記憶したROM45をア
ドレス指定して該マイクロプログラムを読込む一方、各
種データを記憶するRAM46に対してアドレス指定により
データの入出力を行なう。また制御部43は、通信回路部
47との間でデータの送受を行なう一方、ブザー駆動回路
48に駆動信号を、表示制御部49に表示データをそれぞれ
出力する。ブザー駆動回路48は、制御部43からの駆動信
号に応じてスピーカ50を放音駆動する。上記表示制御部
49は、制御部43から送られてきた表示データをデコード
して駆動信号を得、この駆動信号により上記液晶ディス
プレイ13からなる表示部51を駆動制御して時刻、通信デ
ータ等を表示出力させる。
上記通信回路部47は、コネクタ部14を介して上記イン
ターフェイス回路26と接続され、上記電子手帳21等の外
部機器52との間でデータの送受を行なう。外部機器52
は、図示はしないが前記第5図の回路構成と同様にCP
U、ROM、RAM等を有しており、この外部機器52からイン
ターフェイス回路26、コネクタ部14を介して送られてき
たデータは上記通信回路部47で受信された後、制御部43
によりRAM46に記憶される。
続いて上記インターフェイス回路26内の回路構成につ
いて第6図により説明する。
同図で時計側の通信回路部47と電子手帳21とはインタ
ーフェイス回路26を介して3本のデータラインL1〜L3で
接続される。このうち、データラインL1は基準電位とな
るGNDレベル、「0V」の共通のデータラインであり、デ
ータラインL2は電子手帳21から通信回路部47の方向へ、
データラインL3は通信回路部47から電子手帳21の方向へ
データが転送されるデータラインである。電子手帳21は
「−5V」の電源電圧によって動作し、データラインL2に
同電圧の波高値のデータクロック信号を乗せて出力す
る。この電子手帳21から出力されたデータはインターフ
ェイス回路26内で入力バッファ61を介して電圧変換部62
に送られ、ここで「−3V」に変圧された後、出力バッフ
ァ63を介してコネクタ部14、通信回路部47に至る。
一方、通信回路部47は第5図に示した腕時計ケース11
内の他の回路と同様に「−3V」の電源電圧によって動作
し、データラインL3に同電圧の波高値のデータクロック
信号を乗せて出力する。この通信回路部47から出力され
たデータはコネクタ部14を経由し、インターフェイス回
路26内で入力バッファ64を介して電圧変換部65に送ら
れ、ここで「−5V」に変圧された後、出力バッファ66を
介して電子手帳21に至る。
また、67は電圧検出部であり、データラインL1にプラ
ス端子が接続されたインターフェイス回路26の電源電池
68のプラス、マイナス両端子に接続され、その発生電圧
を検出するもので、その電圧値が予め定められた規定
値、例えば、通常は「−5V」で動作する電子手帳21が
「−3.5V」までは電圧が低下しても正常に動作し、これ
以下だと誤動作してしまう場合には、「−3.5V」以下に
低下した際に検出信号を上記出力バッファ63,66にそれ
ぞれ出力する。上記電源電池68のマイナス端子はまた、
上記入力バッファ61、電圧変換部62,65、定電圧回路69
に接続される。入力バッファ61はデータラインL1に接続
され、後述する入力バッファ64と同様にC−MOSインバ
ータで構成される。
出力バッファ63は、上記出力バッファ66と同様の回路
構成を有するもので、4つのFETQ1〜Q4によって構成さ
れる。電圧変換部62からデータラインL2を介してのデー
タはFETQ1とQ2のゲートに与えられ、また、上記電圧検
出部67からの検出信号がFETQ3とQ4のゲートに与えられ
る。FETQ1とQ4のソースは共にデータラインL1に接続さ
れる。FETQ1のドレインがFETQ2のドレイン、FETQ4のド
レインと接続されると共に、出力端子としてそのままデ
ータラインL2に接続される。FETQ2のソースがFETQ3のド
レインに接続され、FETQ3のソースには上記定電圧回路6
9からの「−3V」の定電圧が与えられる。
上記定電圧回路69は、電源電池68から与えられる「−
5V」の電圧を定電圧「−3V」に変換して上述した出力バ
ッファ63と電圧変換部62、入力バッファ64、電圧変換部
65に供給するものである。
入力バッファ64は、上述した如く入力バッファ61と同
様の回路構成を有するC−MOSインバータであり、2つ
のダイオードD1,D2、抵抗Rと2つのFETQ5,Q6から構
成される。電圧検出部67、コネクタ部14からデータライ
ンL3を介してのデータはダイオードD1のアノード及び抵
抗Rを介してダイオードD2のアノード、FETQ5とQ6のゲ
ートに与えられる。ダイオードD1,D2それぞれのカソー
ドとFETQ5のソースはデータラインL1に接続され、FETQ5
のドレインがFETQ6のドレインと接続されると共に、出
力端子としてそのままデータラインL3に接続される。FE
TQ6のソースには上記定電圧回路69からの「−3V」の定
電圧が与えられる。
上記のような構成にあって、電源電池68がその所定電
圧、すなわち「−5V」を発生している場合、電圧検出部
67がこれを検出し、出力バッファ63,66への検出信号を
“H"レベルのものとする。これにより出力バッファ63の
FETQ3がオン、FETQ4がオフとなり、出力バッファ63全体
でインバータとして機能するようになるもので、電圧変
換部62から波高値が「−3V」に変換されたデータが送ら
れてきた際、つまり電子手帳21から通信回路部47の方向
へデータ転送を行なっている際には、そのデータを反転
してコネクタ部14を介して通信回路部47に送出する。こ
の場合、電子手帳21側から送られてくるデータはすでに
入力バッファ61で後述する動作により一旦反転されてい
るため、出力バッファ63の出力は正しいデータ波形とな
っているものである。
また、電源電池68の発生電圧が「−5V」より低下して
「−3.5V」になった場合は、電圧検出部67がこれを検出
して出力バッファ63,66への検出信号を“L"レベルとす
る。これにより出力バッファ63のFETQ3がオフ、FETQ4
オンとなり、電圧変換部62からのデータに関係なく、コ
ネクタ部14、通信回路部47への出力はすべて「0V」とな
って、電圧変換部62からのデータを遮断する。
上記の動作は出力バッファ66においても同様であり、
電源電池68が所定の「−3.5V」以上の電圧を発生してい
る場合には電圧検出部67からの“H"レベルの検出信号に
より、波高値が「−3.5V」に変換された電圧変換部65か
らのデータを反転して電子手帳21に送出する。また、電
源電池68の発生電圧が「−3.5V」より低下している場合
には電圧検出部67からの“L"レベルの検出信号により電
圧変換部65からのデータに関係なく、電子手帳21への出
力を「0V」として電圧変換部65からのデータを遮断す
る。
さらに、入力バッファ64においては、上述した如くダ
イオードD1,D2のカソードが「0V」レベルのデータライ
ンL1に接続されている。そのため、電源電池68がその収
納位置から外れてしまうようなことがあった場合でも、
通信回路部47からコネクタ部14を介して流れてくる通信
回路部47の電源電池からの電流が入力バッファ64内のFE
TQ5,Q6に流入することはほとんどなく、あったとして
もその流入電流によって生じる誤データは出力バッファ
66で上述した動作により確実に遮断され、電子手帳21に
送られることはない。
この入力バッファ64の動作は入力バッファ61において
も同様であり、電源電池68がその収納位置から外れてし
まうようなことがあった場合でも、電子手帳21から流れ
てくる電子手帳21の電源電池からの電流が入力バッファ
61内のFET(図示せず)に流入することはほとんどな
く、あったとしてもその流入電流によって生じる誤デー
タは出力バッファ63で上記動作により確実に遮断され、
通信回路部47に送られることはない。
なお、上記実施例では電子手帳21と電子腕時計ケース
11とを接続する場合の電池電源によるインターフェイス
回路26について述べたが、電子手帳に代わって第7図に
示すようなパーソナルコンピュータを接続する場合につ
いて次に説明する。
第7図において70がパーソナルコンピュータであり、
このパーソナルコンピュータ70はCRTディスプレイを備
えた本体機器71、キーボード72及び外部記憶装置として
のフロッピーディスク装置73から構成され、ケーブル74
によりここでは図示しないインターフェイス回路75と接
続される。
以下、そのインターフェイス回路75内の回路構成を第
8図を用いて示す。
同図は上記第6図で示したものと基本的な回路構成は
同様であるので、同一部分は同一符号を付してその説明
は省略する。
図中、76は「+12V」で電源電圧を発生するプラス電
源部であり、マイナス側の端子がデータラインL1に接続
されて、その発生電圧は入力バッファ61、電圧変換部62
及び電圧検出部67に供給される。また、77は「−12V」
の電源電圧を発生するマイナス電源部であり、プラス側
の端子がデータラインL1に接続されて、その発生電圧は
電圧検出部67、入力バッファ61、電圧変換部62、電圧変
換部65及び定電圧回路69に供給される。
パーソナルコンピュータ70は交流電源によって動作
し、データラインL2に「−12V」の波高値のデータを乗
せて出力する。この電子手帳21から出力されたデータは
インターフェイス回路26内で入力バッファ61を介して電
圧変換部62に送られ、ここで「−3V」に変圧された後、
出力バッファ63を介してコネクタ部14、通信回路部47に
至る。
一方、通信回路部47は第5図に示した腕時計ケース11
内の他の回路と同様に「−3V」の電源電圧によって動作
し、データラインL3に同電圧の波高値のデータを乗せて
出力する。この通信回路部47から出力されたデータはコ
ネクタ部14を経由し、インターフェイス回路26内で入力
バッファ64を介して電圧変換部65に送られ、ここで「−
12V」に変圧された後、出力バッファ66を介してパーソ
ナルコンピュータ70に至る。
電圧検出部67はプラス電源部76、マイナス電源部77そ
れぞれの発生電圧を検出するもので、その電圧値が規定
値以下に低下した際に検出信号を上記出力バッファ63,6
6にそれぞれ出力する。
上記定電圧回路69は、電源電池68から与えられる「−
12V」の電圧を定電圧「−3V」に変換して上述した出力
バッファ63と電圧変換部62、入力バッファ64、電圧変換
部65に供給するものである。
上記のような構成にあって、プラス電源部76、マイナ
ス電源部77がその所定電圧、すなわち「+12V」「−12
V」を発生している場合、電圧検出部67がこれを検出
し、出力バッファ63,66への検出信号を“H"レベルのも
のとする。これにより出力バッファ63はインバータとし
て機能するようになるもので、電圧変換部62から波高値
が「−3V」に変換されたデータが送られてきた際、つま
りパーソナルコンピュータ70から通信回路部47の方向へ
データ転送を行なっている際には、そのデータを反転し
てコネクタ部14を介して通信回路部47に送出する。この
場合、パーソナルコンピュータ70側から送られてくるデ
ータはすでに入力バッファ61で後述する動作により一旦
反転されているため、出力バッファ63の出力は正しいデ
ータ波形となっているものである。
また、プラス電源部76、マイナス電源部77の発生電圧
が「+12V」「−12V」より低下し予め定められた規定値
以下となった場合は、電圧検出部67がこれを検出して出
力バッファ63,66への検出信号を“L"レベルとする。こ
れにより出力バッファ63は、電圧変換部62からのデータ
に関係なく、コネクタ部14、通信回路部47への出力をす
べて「0V」として電圧変換部62からのデータを遮断す
る。
上記の動作は出力バッファ66においても同様であり、
電源電池68が所定の「+12V」「−12V」を発生している
場合には電圧検出部67からの“H"レベルの出力信号によ
り、波高値が「−12V」に変換された電圧変換部65から
のデータを反転してパーソナルコンピュータ70に送出す
る。また、プラス電源部76、マイナス電源部77の発生電
圧がそれぞれ予め定められた所定電圧より低下している
場合には電圧検出部67からの“L"レベルの検出信号によ
り電圧変換部65からのデータに関係なく、パーソナルコ
ンピュータ70への出力を「0V」として電圧変換部65から
のデータを遮断する。
さらに、入力バッファ64においては、プラス電源部7
6、マイナス電源部77の少なくとも一方がなんらかの理
由により発生電圧を急激に低下させた場合でも、通信回
路部47からコネクタ部14を介して流れてくる通信回路部
47の電源電池からの電流が入力バッファ64内のFETQ5,Q
6に流入することはほとんどなく、あったとしてもその
流入電流によって生じる誤データは出力バッファ66で上
述した動作により確実に遮断され、パーソナルコンピュ
ータ70に送られることはない。
この入力バッファ64の動作は入力バッファ61において
も同様であり、電源電池68がその収納位置から外れてし
まうようなことがあった場合でも、パーソナルコンピュ
ータ70から流れてくるパーソナルコンピュータ70の電源
電池からの電流が入力バッファ61内のFET(図示せず)
に流入することはほとんどなく、あったとしてもその流
入電流によって生じる誤データは出力バッファ63で上記
動作により確実に遮断され、通信回路部47に送られるこ
とはない。
なお、上記実施例では電子手帳機能を有する腕時計と
電子手帳、あるいはパーソナルコンピュータとの間でデ
ータ転送を行なうためのインターフェイス回路を示した
が、接続する電子機器をこれらに限定することはないこ
とは勿論である。
また、上記インターフェイス回路は上記データ転送を
行なう機器とは別個に設けたが、電子手帳、腕時計、パ
ーソナルコンピュータの各装置内に設けてもよい。
さらに、腕時計と電子手帳、腕時計とパーソナルコン
ピュータ等、電源電圧の異なるデータ転送を夫々のイン
ターフェイスで行なうようにしたが、1つのインターフ
ェイス回路に多数の電源電圧を設け、スイッチの切換等
で選択的に行わせてもよい。
[考案の効果] 以上詳記した如くこの考案によれば、送信側の電子機
器から出力されたデータの信号電圧レベルを受信側の電
子機器のデータの信号電圧レベルに変換しながらも、常
に動作電源の電圧レベルを検出し、動作電源の電圧レベ
ルが特定値以下に低下した際には上記送信側の電子機器
からの送信データを遮断すると共に、上記受信側の電子
機器の流入電流を防止するようにしたので、インターフ
ェイス回路の電源電圧が変化しても接続されている電子
機器の記憶データを誤変更あるいは破壊してしまうこと
がないデータ転送インターフェイス回路を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は外観
構成を示す平面図、第2図は同側面図、第3図は外部接
続される電子手帳の外観を示す斜視図、第4図はコネク
タ部の具体構造を示す断面図、第5図は電子回路の構成
を示すブロック図、第6図は第5図のインターフェイス
回路の詳細な回路構成を示すブロック図、第7図は他の
接続機器例を示す図、第8図は第7図の接続機器に使用
されるインターフェイス回路の詳細な回路構成を示すブ
ロック図である。 11…腕時計ケース、12…時計ガラス、13…液晶ディスプ
レイ、14…コネクタ部、15…キー入力群、15a…セット
(SET)キー、16…長孔、17…ピン、21…電子手帳、22
…液晶表示部、23…数値/四則演算キー、24…文字キ
ー、25,27,74…ケーブル、26,75…インターフェイス回
路、31…パイプ、32…ばね、33,38…防水パッキン、34
…ピン抜け防止部材、35…端子、36…ジャック、37…裏
蓋、41…発振回路、42…分周/タイミング信号部、43…
制御部、44…キー入力部、45…ROM、46…RAM、47…通信
回路部、48…ブザー駆動回路、49…表示制御部、50…ス
ピーカ、51…表示部、52…外部機器、61,64…入力バッ
ファ、62,65…電圧変換部、63,66…出力バッファ、67…
電圧検出部、68…電源電池、69…定電圧回路、70…パー
ソナルコンピュータ、71…本体機器71、72…キーボード
72、73…フロッピーディスク装置、76…プラス電源部、
77…マイナス電源部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々電圧の異なる転送データを出力する電
    子回路間に接続されて上記転送データを中継するデータ
    転送インターフェイス回路において、 上記夫々異なる電圧を発生する電圧発生源と、 この電圧発生源から発生される電圧が供給され送信側の
    電子回路から出力されたデータの信号電圧レベルを受信
    側の電子回路の信号電圧レベルに変換する電圧レベル変
    換手段と、 上記電圧発生源から発生される電圧レベルが予め定めら
    れたレベル範囲内であるか否かを検出する電圧検出手段
    と、 この電圧検出手段によって電圧レベルが定められたレベ
    ル範囲内ではないと検出された際に上記送信側の電子回
    路からのデータを遮断する制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ転送インターフェイ
    ス回路。
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