JPH0898434A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH0898434A
JPH0898434A JP6231537A JP23153794A JPH0898434A JP H0898434 A JPH0898434 A JP H0898434A JP 6231537 A JP6231537 A JP 6231537A JP 23153794 A JP23153794 A JP 23153794A JP H0898434 A JPH0898434 A JP H0898434A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交流電源の電圧変動によらずに補助電源への
充電を行うことが可能であると共に、瞬時に停電を検出
可能な照明装置を提供する. 【構成】 平滑コンデンサCHの両端電圧VCHをツェナ
−ダイオ−ドZD1 ,ZD2 ,抵抗R21,R22,R23
分圧して得られる基準電圧V3 と、コンデンサC 1 の両
端電圧V2 とを比較器CO1 で比較出力する。比較器C
1 の出力をRSフリップフロップ2のセット(S)端
子に、平滑コンデンサCHの両端電圧VCHをRSフリッ
プフロップ2のリセット(R)端子に入力し、RSフリ
ップフロップ2の”−Q”端子からの出力によりスイッ
チング素子Q1 を制御する。また、抵抗R26の両端電圧
10によりスイッチング素子Q6 を制御する。 【効果】 交流電源の電圧変動によらずに補助電源への
充電を行うことが可能であると共に、瞬時に停電を検出
可能な照明装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明負荷を点灯させる
照明装置に関するものであり、更に詳しくは照明装置の
非常用電源、及び停電の検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、照明装置に於いて、交流電源の電
圧変動に対して定電流で、非常用電源となるコンデンサ
を充電する為の、コンデンサへの充電電流の位相を制御
する方法があり、その回路例を図8に示す。(第1従来
例) 交流電源VacをダウントランスTで降圧して整流器DB
で全波整流した脈流電圧V1 と、整流器DBの正の端子
よりスイッチング素子Q2 ,ダイオ−ドD2 を介して直
列接続された電源BATTとの差電圧を、スイッチング
素子Q2 ,ダイオ−ドD2 ,電源BATT,抵抗R5
介してコンデンサC1 に充電して非常時の電源とする。
【0003】コンデンサC1 を充電する充電電流Iの位
相制御はスイッチング素子Q2 により行い、スイッチン
グ素子Q2 の制御は抵抗R8 を介してスイッチング素子
2のベ−スとグランドとの間に接続されたスイッチン
グ素子Q1 により行う。抵抗R1 ,R2 により外部電源
Vrefを分圧した基準電圧V3Hと、コンデンサC1
両端電圧V2 とを、抵抗R3 を介して抵抗R2 の両端に
接続されたスイッチング素子Q3 がオフしている時は、
比較器CO1 により比較出力してNOTゲ−ト(N1
を介してスイッチング素子Q1 のベ−スに入力すること
によりスイッチング素子Q1 を制御する。
【0004】また、スイッチング素子Q3 がオンしてい
る時は、抵抗R1 ,R3 により外部電源Vrefを分圧
した基準電圧V3Lと、コンデンサC1 の両端電圧V2
を、比較器CO1 により比較出力してスイッチング素子
1 のベ−スに入力することによりスイッチング素子Q
1 を制御する。ここで、 R2 >R3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) とすると、 V3H>V3L ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) となる。
【0005】スイッチング素子Q3 のベ−ス端子には比
較器CO1 の出力端が接続され、比較器CO1 の出力に
よりスイッチング素子Q3 の制御を行い、スイッチング
素子Q2 のベ−ス・エミッタ間には抵抗R7 が、コンデ
ンサC1 の両端には抵抗R6が、抵抗R5 と抵抗R6
の直列回路の両端には抵抗R4 が接続されている。
【0006】次に、図9を用いて動作を簡単に説明す
る。先ずスイッチング素子Q3 がオンした状態でコンデ
ンサC1 の両端電圧V2 が基準電圧V3Lより低くなる
と、比較器CO1 はロ−(L)レベルの信号を出力し、
スイッチング素子Q3 はオフされる。スイッチング素子
3 がオフすると、基準電圧V3 はV3LからV3Hに変化
する。また、NOTゲ−ト(N1 )を介してHレベルの
信号が入力されるスイッチング素子Q1 はオンする。ス
イッチング素子Q1 がオンするとスイッチング素子Q2
のベ−ス電圧が低下するので、スイッチング素子Q2
オンされる。この場合、脈流電圧V1 が電源BATTよ
りも低ければ充電電流Iは流れないのでコンデンサC1
は充電されない。脈流電圧V1 が電源BATTよりも高
くなると、充電電流Iがスイッチング素子Q2 ,ダイオ
−ドD2 ,電源BATT,抵抗R5 を介して流れてコン
デンサC1 が充電され、コンデンサC1 と抵抗R5 とで
決まる時定数によってコンデンサC1 の両端電圧V 2
上昇していく。
【0007】コンデンサC1 の両端電圧V2 が基準電圧
3Hを越えると、比較器CO1 はHレベルの信号を出力
し、スイッチング素子Q3 はオンされ、基準電圧V3
3HからV3Lに変化する。また、NOTゲ−ト(N1
を介してLレベルの信号が入力されるスイッチング素子
1 はオフするので、スイッチング素子Q2 もオフさ
れ、充電電流Iは流れない。この場合、コンデンサC1
は抵抗R4 ,R5 ,R6を介して放電され、コンデンサ
1 と抵抗R4 ,R5 ,R6 とで決まる時定数によって
コンデンサC1 の両端電圧V2 は低下していく。以上の
様な動作を繰り返してコンデンサC1 は充放電し、充電
電流Iは制御される。図9の斜線部Aに示す部分が充電
電流Iが流れている部分を示す。ここで基準電圧V3H
変化させることにより、斜線部Aの面積が変化するので
充電電流Iを変化させることができる。
【0008】しかし、基準電圧V3Hが一定でも図10に
示す様に交流電源Vacが変化すると、斜線部Aの面積が
変化するので充電電流Iが変化してしまう。つまり交流
電源Vacが低下すると、充電電流Iは上昇してしまうと
いう、第1の問題点が生じる。
【0009】上記第1の問題点に対して、交流電源Vac
が変動しても斜線部Aの面積を略一定に保つ為に、図1
2の回路図に示す様に抵抗R1 ,R2 との接点Bとダイ
オ−ドD1 のカソ−ド端子とを抵抗R9 で接続して基準
電圧V3Hが交流電源Vacの変動に併せて図13に示す様
に変化させることにより、図11に示す様に交流電源V
acが変動しても斜線部Aを略一定にできる。(第2従来
例) しかし、交流電源Vacが低下しすぎると、図14に示す
様に充電電流Iは常に流れてしまうことになる。つま
り、交流電源Vacの大きな変動に対しては充電電流Iを
制御しきれないという第2の問題点も生じる。
【0010】上記第2の問題点に対して、交流電源Vac
が略一定値以下になった場合は、基準電圧V3 を零Vと
してコンデンサC1 への充電を停止する方法があり、そ
の回路例を図15に示す。(第3従来例) 図12に示した第2従来例の回路と異なる点は、抵抗R
2 の両端にスイッチング素子Q4 を並列接続し、交流電
源Vacが略一定値以下になった場合は、平滑コンデンサ
CHの両端電圧VCHを抵抗R10,R11で分圧した電圧V
4 と、外部電源VT とを比較器CO2 で比較出力したハ
イ(H)レベルの信号によりスイッチング素子Q4 をオ
ンしてスイッチング素子Q1 ,スイッチング素子Q2
オフすることにより、充電電流Iを停止する様にしたも
のであり、その他の第2従来例と同一構成には同一符号
を付すことにより説明を省略する。なお、抵抗R11と並
列接続されたコンデンサC2 はノイズ除去用のコンデン
サであり、基準電圧V3Hと脈流電圧V1 との関係は、図
16に示す様になる。
【0011】従来、照明装置の電源回路に於いて、停電
の検出を行う方法としては平滑コンデンサCHの両端電
圧VCHを検出するものがあり、その回路例を図17に示
す。(第4従来例) 交流電源VacをダウントランスTで降圧して整流器DB
で全波整流した脈流電圧V1 を平滑コンデンサCHで平
滑した電圧VCHを、ダイオ−ドD1 を介して抵抗R10
11で分圧した抵抗R11の両端電圧V4 と、基準電圧V
S とを比較器CO3 で比較出力して、抵抗R11の両端電
圧V4 が基準電圧VS を下回ることにより停電を検知し
て、Hレベルの停電検出信号S2 を得る。Hレベルの停
電検出信号S2 が制御回路1に入力されると制御回路1
は非常点灯状態に切り換える。なお、抵抗R11と並列接
続されたコンデンサC2 はノイズ除去用のコンデンサで
ある。
【0012】しかし、上記第4従来例に於いて、平滑コ
ンデンサCH,コンデンサC2 ,抵抗R10,R11とで決
まる時定数により、図18に示す様に抵抗R11の両端電
圧V 4 が基準電圧VS を下回るまでに時間を要する(例
えば無負荷時は時間t0 を要する。)ので、停電が瞬時
に検知できない。交流電源Vacのピ−ク値の低下の検知
に要する時間が長くなると、周囲温度が異常上昇した際
などは、非常点灯状態への切り換えが行えず不点灯にな
ってしまい、また、ダウントランスTの2次電圧の変動
が大きいと停電の検出レベルにばらつきが生じてしま
う、という第3の問題点が生じる。
【0013】上記第3の問題点を解決する方法として、
脈流電圧V1 のピ−ク電圧を検出するものがあり、その
回路例を図19に示す。(第5従来例) 脈流電圧V1 を抵抗R15,R16で分圧した電圧V5 と、
外部電源Vrefを抵抗R17,R18で分圧した電圧V6
とを比較器CO4 で比較して、電圧V5 が電圧V6 を下
回ることにより停電を検知する。停電を検知すると、比
較器CO4 はLレベルの信号S3 をスイッチング素子Q
7 のベ−スに入力して、スイッチング素子Q7 をオフす
る。スイッチング素子Q7 がオフすると、外部電源Vr
efより定電流源充電電流IDCを介してコンデンサC3
は充電され、コンデンサC3 の両端電圧VC3が時間t1
を要して徐々に上昇して、基準電圧V7 を上回ると、比
較器CO5 よりHレベルの停電検出信号S2 が制御回路
1に入力される。Hレベル停電検出信号S2 が制御回路
1に入力されると制御回路1は非常点灯状態に切り換え
る。
【0014】この様に構成することで、時間t1 以内に
停電を検出できるので、停電検出に要する時間が短くす
ることが可能である。(図20)
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第3従来例に
於いて、ダウントランスTの2次電圧の変動が大きい場
合は以下の様な第4の問題点が生じる。
【0016】先ず、交流電源Vacの低下によりスイッチ
ング素子Q4 がオンして充電電流Iが停止すると、負荷
側のインピ−ダンスが上昇するので、ダウントランスT
の2次電圧が上昇、つまり平滑コンデンサCHの両端電
圧VCHが上昇する。平滑コンデンサCHの両端電圧VCH
が上昇して外部電源VT を上回ると、再びスイッチング
素子Q4 がオンして充電電流Iが流れる。充電電流Iが
流れると負荷側のインピ−ダンスが低下して、ダウント
ランスTの2次電圧が低下、つまり平滑コンデンサCH
の両端電圧VCHが低下する。平滑コンデンサCHの両端
電圧VCHが低下して外部電源VT を下回ると、再びスイ
ッチング素子Q4 がオフして充電電流Iが停止する。こ
の様に、ダウントランスTの2次電圧変動によって充電
電流Iの停止と流れることとが繰り返されてしまうとい
う第4の問題点が生じる。
【0017】また、上記第5従来例に於いて、負荷側の
インピ−ダンスが変化するなどにより脈流電圧V1 のピ
−ク電圧値が変動すると、正確な停電検出が不可能にな
る、という第5の問題点が生じる。
【0018】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、交流電源の電圧変動によ
らずに補助電源への充電を行うことが可能であると共
に、瞬時に停電を検出可能な照明装置を提供することで
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する為
に、請求項1記載の発明によれば、通常は交流電源で動
作し、交流電源のピ−ク値が低下すると補助電源で動作
して照明負荷を点灯させる共に、補助電源となるコンデ
ンサと、コンデンサを充放電する充電制御手段と、照明
負荷の消灯を検出する停電検出手段とを少なくとも備え
る照明装置に於いて、充電制御手段は、交流電源が定格
値付近では交流電源の電圧変動に対してコンデンサの充
電電流を略一定にし、交流電源が定格値より徐々に小さ
くなると、充電電流の値を徐々に小さくするものである
ことを特徴とする。
【0020】請求項2記載の発明によれば、通常は交流
電源で動作し、交流電源のピ−ク値が低下すると補助電
源で動作して照明負荷を点灯させる共に、補助電源とな
るコンデンサと、コンデンサを充放電する充電制御手段
と、照明負荷の消灯を検出する停電検出手段とを少なく
とも備える照明装置に於いて、充電制御手段は、交流電
源が定格値付近では交流電源電圧変動に対してコンデン
サの充電電流を略一定にし、交流電源が定格値より小さ
くなると、充電電流の位相幅を小さくするものであるこ
とを特徴とする。
【0021】請求項3記載の発明によれば、通常は交流
電源で動作し、交流電源のピ−ク値が低下すると補助電
源で動作して照明負荷を点灯させる共に、補助電源とな
るコンデンサと、コンデンサを充放電する充電制御手段
と、照明負荷の消灯を検出する停電検出手段とを少なく
とも備える照明装置に於いて、充電制御手段は、通常状
態と交流電源のピ−ク値が低下した状態とを切り換える
場合に、充電電流の位相幅を略一定値以下に保つことを
特徴とする。
【0022】請求項4記載の発明によれば、停電検出手
段は、コンデンサの両端電圧が設定値に達すると、交流
電源のピ−ク値の低下を検知するものであることを特徴
とする。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明によれば、交流電源が定格
値付近では、電源電圧変動に対してコンデンサC1 の定
電流充電を行い、交流電源が定格値以下になった場合
は、コンデンサC1 への充電電流値を絞る。
【0024】請求項2記載の発明によれば、交流電源が
定格値付近では、電源電圧変動に対してコンデンサC1
の定電流充電を行い、交流電源が定格値以下になった場
合は、コンデンサC1 への充電電流の位相幅を絞る。
【0025】請求項3記載の発明によれば、通常状態と
交流電源のピ−ク値の低下状態とを切り換える場合に、
コンデンサC1 の両端電圧V1 がゆっくりと変化する様
に、充放電電流の位相幅を一定値以下に、且つ充放電電
流の位相幅を徐々に大きくしていく。
【0026】請求項4記載の発明によれば、交流電源の
ピ−ク値の低下によりコンデンサC 1 の放電が行われず
に充電を継続する場合、コンデンサC1 の両端電圧が一
定値に達すると、停電検出手段により交流電源のピ−ク
値の低下、つまり照明負荷の消灯を検知する。
【0027】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明に係る第1実施例の回路
図、図2は脈流電圧V1 と基準電圧V 3 との関係を示す
特性図であり、図15に示した第3従来例と異なる点
は、平滑コンデンサCHの両端電圧VCHをツェナ−ダイ
オ−ドZD1 を介して抵抗R21,R22,R23で分圧し
て、抵抗R23の両端電圧を基準電圧V3 として比較器C
1に入力すると共に、比較器CO1 の出力をRSフリ
ップフロップ2のセット(S)端子に入力し、平滑コン
デンサCHの両端電圧VCHを抵抗R20,スイッチング素
子Q6 を介してRSフリップフロップ2のリセット
(R)端子に入力し、RSフリップフロップ2の”−
Q”端子からの出力によりスイッチング素子Q1 を制御
する様にし、また、整流器DBの出力端に抵抗R25,R
26の直列回路を並列接続して、抵抗R26の両端電圧V10
をスイッチング素子Q6 のベ−ス・エミッタ間に印加し
てスイッチング素子Q6 を制御する様にしたことであ
り、その他の第3従来例と同一構成には同一符号を付す
ことにより説明を省略する。なお、抵抗R 22,R23の直
列回路の両端にはツェナ−ダイオ−ドZD2 が並列接続
されている。
【0028】次に、図2を用いて動作を簡単に説明す
る。平滑コンデンサCHの両端電圧VCHがツェナ−ダイ
オ−ドZD1 とツェナ−ダイオ−ドZD2 とをオンさせ
るのに必要な最小値を最小電圧VX 、ツェナ−ダイオ−
ドZD1 ,ツェナ−ダイオ−ドZD2 のツェナ−電圧を
ZD1 ,VZD2 とすると、 VX ={(R21+R22+R23)/(R22+R23)}×VZD2 ・・・(3) となり、 VCH≧VX ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4) の場合、 V3 ≧{R23/(R22+R23)}×VZD2 ・・・・・・・・・・・(5) となる。
【0029】先ず平滑コンデンサCHの両端電圧VCH
最小電圧VX 以上の場合、ツェナ−ダイオ−ドZD1
ツェナ−ダイオ−ドZD2 とはオンしているので、ツェ
ナ−ダイオ−ドの電圧電流(VF −充電電流IF 特性)
を利用すると、図2に示す様に平滑コンデンサCHの
両端電圧VCHの上昇に対して基準電圧V3 は上昇すると
共に、傾きは図12に示した傾きと略同一にすることに
より、コンデンサC1の定電流充電を行うことが可能で
ある。なお、抵抗R1 を変化させることによりツェナ−
ダイオ−ドZD1 ,ツェナ−ダイオ−ドZD2 に流れる
電流IF1,IF2の値を変化させることができる。
【0030】次に平滑コンデンサCHの両端電圧VCH
ツェナ−電圧VZD1 以上で最小電圧VX 以下の場合、ツ
ェナ−ダイオ−ドZD1 はオフ、ツェナ−ダイオ−ドZ
2はオンするので、図2に示す様に平滑コンデンサ
CHの両端電圧VCHの上昇に対して基準電圧V3 は上昇
すると共に、傾きは抵抗R1 ,R2 ,R3 を変化するこ
とにより容易に設定できるが、この場合にダウントラン
スTの2次電圧変動によるコンデンサC1 への充電電流
Iの停止と再開との繰り返し現象を解消するので、あま
り傾きを大きくすることができないと共に、傾きが小さ
いと交流電源V acの低下時にコンデンサC1 への充電電
流の位相幅が大きくなり停電検出が正確にできないの
で、抵抗R1 ,R2 ,R3 により適切な傾きを設定する
必要がある。
【0031】この場合、基準電圧V3 がC1 の両端電圧
2 を下回ると、コンデンサC1 は充電から抵抗R6
介しての放電を行う。平滑コンデンサCHの両端電圧V
CHがツェナ−電圧VZD1 以下になると、ツェナ−ダイオ
−ドZD1 ,ツェナ−ダイオ−ドZD2 共にオフするの
で、図2に示す様に基準電圧V3 は零になり、コンデ
ンサC1 への充電が停止してコンデンサC1 は抵抗R6
を介して放電する。なお、コンデンサC1 への充放電の
制御は、スイッチング素子Q1 ,スイッチング素子Q2
を制御することにより容易に行うことができるが、スイ
ッチング素子Q 1 ,スイッチング素子Q2 の制御は、セ
ット(S)信号をリセット(R)信号よりも優先する様
なRSフリップフロップ2を用いて行う。
【0032】以下にその動作を簡単に説明する。コンデ
ンサC1 の両端電圧V2 が基準電圧V3 よりも低い場合
は、比較器CO 1 はLレベルの信号をRSフリップフロ
ップ2のS端子に入力するのでR端子に入力される信号
に係わらず”−Q”端子はHレベルの信号を出力してス
イッチング素子Q1 ,スイッチング素子Q2 をオンする
ので、コンデンサC1 は充電される。
【0033】コンデンサC1 の両端電圧V2 が基準電圧
3 よりも高い場合は、比較器CO 1 はHレベルの信号
をRSフリップフロップ2のS端子にセット信号として
入力するので”−Q”端子はLレベルの信号を出力して
スイッチング素子Q1 ,スイッチング素子Q2 をオフ
し、コンデンサC1 への充電が停止する。
【0034】抵抗R25,R26で脈流電圧V1 のゼロクロ
ス検出を行ってスイッチング素子Q 6 をオフすると、平
滑コンデンサCHの正側の端子より抵抗R20を介してR
端子にHレベルのリセット信号を入力してRSフリップ
フロップ2の”−Q”端子はHレベルの信号を出力して
スイッチング素子Q1 ,スイッチング素子Q2 を再びオ
ンして、コンデンサC1 は充電を再開する。
【0035】この様に構成したことにより、交流電源V
acの変動に対して定格値付近では定電流でコンデンサC
1 の充電を行い、定格値以下ではコンデンサC1 への充
電電流を絞ることにより、コンデンサC1 への充電電流
の位相幅を一定値以下にすることが可能となる。
【0036】(実施例2)図3は、本発明に係る第2実
施例の回路図であり、図1に示した第1実施例と異なる
点は、抵抗R23の両端に抵抗R26とコンデンサC5 との
直列回路を並列接続し、コンデンサC5 の両端にスイッ
チング素子Q9 を並列接続し、停電検出回路3を介して
整流器DBの正側の出力端とスイッチング素子Q9 のベ
−スとを接続し、スイッチング素子Q4 のエミッタ端子
を比較器CO1 の負端子に接続して、通常時と交流電源
acのピ−ク値の低下との(通常点灯と非常点灯との)
切り換え時に於けるコンデンサC1 への充電電流を制御
するものであり、その他の第1実施例と同一構成には同
一符号を付すことにより説明を省略する。
【0037】次に、図4,図5を用いて動作を簡単に説
明する。図4に示す様に、交流電源Vacのピ−ク値が低
下する、つまり脈流電圧V1 が低下して停電検出回路3
が停電と判断すると、停電検出回路3よりHレベルの停
電検出信号S2 がスイッチング素子Q9 のベ−スに入力
されてスイッチング素子Q9 はオンする。そして、コン
デンサC5 の両端電圧V3 を零にしてコンデンサC1
の充電を停止する。
【0038】図5に示す様に、停電検出回路3が交流電
源Vacの通電を判断すると、停電検出回路3よりLレベ
ルの停電検出信号S2 がスイッチング素子Q9 のベ−ス
に入力されてスイッチング素子Q9 はオフし、ツェナ−
ダイオ−ドZD1 ,抵抗R21,R22,R26を介してコン
デンサC5 が徐々に充電され、コンデンサC1 への充電
が開始され、コンデンサC1 の両端電圧V2 はコンデン
サC5 の両端電圧V3の上昇に併せて徐々に上昇してい
く。この様にコンデンサC1 の充電が定電流充電になる
までに時間を要するので、充電電流Iの流れる時間が徐
々に大きくなっていく様に設定すれば良い。
【0039】(実施例3)図6は本発明に係る第3実施
例の回路図、図7はその動作波形図であり、図19に示
した第5従来例と異なる点は、抵抗R16とグランドとの
間に抵抗R31を直列接続し、抵抗R31の両端にスイッチ
ング素子Q10を並列接続し、比較器CO5の出力停電検
出信号S2 をスイッチング素子Q10のベ−スにも入力
し、抵抗R18の両端に抵抗R32とスイッチング素子Q11
との直列回路を並列接続し、比較器CO4 の出力S3
スイッチング素子Q11のベ−スにも入力すると共に、充
電制御回路4aの代わりに図3で示した充電制御回路4
bを設けたものであり、その他の第5従来例と同一構成
には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0040】本回路は、スイッチング素子Q10がオンす
ると、脈流電圧V1 を抵抗R15と抵抗R16とで分圧した
低い基準電圧V5Lが得られ、スイッチング素子Q10がオ
フすると、脈流電圧V1 を抵抗R15と抵抗R16と抵抗R
31とで分圧した高い基準電圧V5H(>V5L)が得られ
る。また、スイッチング素子Q11がオフすると、外部電
源Vrefを抵抗R17と抵抗R18とで分圧した高い基準
電圧V6Hが得られ、スイッチング素子Q11がオンする
と、外部電源Vrefを抵抗R17と抵抗R18と抵抗R32
とで分圧した低い基準電圧V6L(<V6H)が得られる。
この様に、基準電圧V6Hと基準電圧V6Lとを切り換えて
コンデンサC1 への充電にヒステリシスを設けることに
より、ノイズによる誤動作を防ぐことが容易になる。
【0041】ここで、ダウントランスTの電圧変動率が
大きい場合は負荷インピ−ダンスの変化によってダウン
トランスTの2次電圧が変化する為に、停電状態でない
にも関わらず脈流電圧V1 が零近傍まで低下して、停電
と判断する場合があるので、それを防ぐ為に充電制御回
路4bを設けて充電電流Iの位相幅を一定値以下に保つ
様にする。
【0042】次に、動作を簡単に説明する。先ず、スイ
ッチング素子Q10がオフ、スイッチング素子Q11がオン
で基準電圧V5H<V6Lの場合、基準電圧V5Hと基準電圧
6Lとを比較器CO4 で比較出力すると、LレベルのS
3 を得てスイッチング素子Q11,スイッチング素子Q7
をオフする。スイッチング素子Q11をオフすると、基準
電圧V6 がV6LからV6Hに基準電位が上昇する。また、
スイッチング素子Q7 がオフしてコンデンサC3 の両端
電圧VC3が基準電圧V7 を越えると、比較器CO5 はH
レベルの停電検出信号S2 を出力して充電制御回路4b
に入力すると共にスイッチング素子Q10をオンする。ス
イッチング素子Q10がオンすると、基準電圧V5 はV5H
からV5Lへと低下してヒステリシスをかける。
【0043】脈流電圧V1 が上昇、つまり基準電圧V5L
が上昇してV5L>V6Hになると、HレベルのS3 を得て
スイッチング素子Q11,スイッチング素子Q7 をオンす
る。スイッチング素子Q11をオンすると、基準電圧V6
がV6HからV6Lに低下する。また、スイッチング素子Q
7 がオンしてコンデンサC3 の両端電圧VC3が基準電圧
7 を下回ると、比較器CO5 はLレベルの停電検出信
号S2 を出力して充電制御回路4bに入力すると共にス
イッチング素子Q10をオフする。
【0044】図7に示す基準電圧V5 とVC1と停電検出
信号S2 との動作波形図に於ける斜線部分がコンデンサ
1 へ充電される部分に相当する。つまり時間T1 では
スイッチング素子Q7 がオフされてコンデンサC1 は充
電され、時間T2 ではスイッチング素子Q7 がオンされ
てコンデンサC1 が放電する。充電電流Iの位相を制御
して交流電源Vacが変動しても位相が一定値を越えない
様にすれば、時間T2での基準電圧V5 の波形は充電電
流Iの影響を受けにくくなる。その為に時間T 2 で停電
検出を行う様に設定すれば、高精度の停電検出を行うこ
とが可能となる。
【0045】
【発明の効果】請求項1から請求項3記載の発明によれ
ば、交流電源の電圧変動によらずに補助電源への充電を
行うことが可能である照明装置を提供できる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、瞬時に停電
を検出可能な照明装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例を示す回路図である。
【図2】上記実施例に係る電圧特性を示す図である。
【図3】本発明に係る第2実施例を示す回路図である。
【図4】上記実施例に係る、通常状態から非常状態へ変
化する場合の電圧特性を示す図である。
【図5】上記実施例に係る、非常状態から通常状態へ変
化する場合の電圧特性を示す図である。
【図6】本発明に係る第3実施例を示す回路図である。
【図7】上記実施例に係る動作波形を示す図である。
【図8】本発明に係る第1従来例を示す回路図である。
【図9】上記従来例に係るコンデンサの電圧波形を示す
図である。
【図10】上記従来例に係るコンデンサの別の電圧波形
を示す図である。
【図11】上記従来例に係るコンデンサの更に別の電圧
波形を示す図である。
【図12】本発明に係る第2従来例を示す回路図であ
る。
【図13】上記従来例に係る電圧特性を示す図である。
【図14】上記従来例に係るコンデンサの電圧波形を示
す図である。
【図15】本発明に係る第3従来例を示す回路図であ
る。
【図16】上記従来例に係る電圧特性を示す図である。
【図17】本発明に係る第4従来例を示す回路図であ
る。
【図18】上記従来例に係るコンデンサの電圧波形を示
す図である。
【図19】本発明に係る第5従来例を示す回路図であ
る。
【図20】上記従来例に係る動作波形を示す図である。
【符号の説明】
C コンデンサ 4 充電制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常は交流電源で動作し、交流電源のピ
    −ク値が低下すると補助電源で動作して照明負荷を点灯
    させる共に、前記補助電源となるコンデンサと、前記コ
    ンデンサを充放電する充電制御手段と、照明負荷の消灯
    を検出する停電検出手段とを少なくとも備える照明装置
    に於いて、 前記充電制御手段は、交流電源が定格値付近では交流電
    源の電圧変動に対して前記コンデンサの充電電流を略一
    定にし、交流電源が定格値より徐々に小さくなると、前
    記充電電流の値を徐々に小さくするものであることを特
    徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 通常は交流電源で動作し、交流電源のピ
    −ク値が低下すると補助電源で動作して照明負荷を点灯
    させる共に、前記補助電源となるコンデンサと、前記コ
    ンデンサを充放電する充電制御手段と、照明負荷の消灯
    を検出する停電検出手段とを少なくとも備える照明装置
    に於いて、 前記充電制御手段は、交流電源が定格値付近では交流電
    源電圧変動に対して前記コンデンサの充電電流を略一定
    にし、交流電源が定格値より小さくなると、前記充電電
    流の位相幅を小さくするものであることを特徴とする照
    明装置。
  3. 【請求項3】 通常は交流電源で動作し、交流電源のピ
    −ク値が低下すると補助電源で動作して照明負荷を点灯
    させる共に、前記補助電源となるコンデンサと、前記コ
    ンデンサを充放電する充電制御手段と、照明負荷の消灯
    を検出する停電検出手段とを少なくとも備える照明装置
    に於いて、 前記充電制御手段は、通常状態と交流電源のピ−ク値が
    低下した状態とを切り換える場合に、前記充電電流の位
    相幅を略一定値以下に保つことを特徴とする照明装置。
  4. 【請求項4】 前記停電検出手段は、前記コンデンサの
    両端電圧が設定値に達すると、交流電源のピ−ク値の低
    下を検知するものであることを特徴とする請求項1から
    請求項3のいづれかに記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003235266A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Origin Electric Co Ltd 3相全波整流装置
JP5400990B1 (ja) * 2012-09-04 2014-01-29 株式会社 ネオ・ロジス Led照明装置および点灯制御方法
WO2014038104A1 (ja) * 2012-09-04 2014-03-13 株式会社ネオ・ロジス Led照明装置および点灯制御方法

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