JPH0898577A - ブラシレス直流電動機の制御装置 - Google Patents

ブラシレス直流電動機の制御装置

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JPH0898577A
JPH0898577A JP6223875A JP22387594A JPH0898577A JP H0898577 A JPH0898577 A JP H0898577A JP 6223875 A JP6223875 A JP 6223875A JP 22387594 A JP22387594 A JP 22387594A JP H0898577 A JPH0898577 A JP H0898577A
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JP
Japan
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brushless
duty
frequency
motor
pwm
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JP6223875A
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Kota Kitamine
康多 北峯
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低負荷・低回転数域に移行しても、ブラシレ
ス直流電動機を安定して制御できるブラシレス直流電動
機の制御装置の提供。 【構成】 スイッチング素子群2〜4と、接続点20、
30、40に結線されるブラシレス直流電動機5と、信
号波64と搬送波65の振幅を比較するPWMコンパレ
ータ613を有し、スイッチング素子群2〜4を制御す
るPWM制御回路6とを備え、PWM信号66のデュー
ティが現在の搬送波周波数(10kHz)における下限
値(2%)に減少したのをCPU615が検知すると、
スイッチング素子群2〜4の作動遅れ時間(4μs)を
考慮して出力デューティ(6%)が変化しない値にPW
M信号66のデューティを増加させる(2%→5%)と
ともに、CPU615がマルチプレクサ611にクロッ
クCL2側への切り替えを指示して搬送波65の周波数
を低い周波数(2.5kHz)に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシレス電動機の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】二個のパワートランジスタを直列接続
し、該直列接続したものを三個並列接続し、両端を直流
電源に結線したインバータと、直列接続されたパワート
ランジスタの各接続点に結線されるブラシレス直流電動
機と、搬送波{可聴周波数を考慮して10kHz以上に
設定される}と信号波の振幅を比較するPWM比較器を
有し、インバータを制御するPWM(Pulse Wi
dth Modulation)制御回路とを備える、
ブラシレス直流電動機の制御装置が知られている{特公
平4- 72479号公報}。このブラシレス直流電動機
の制御装置では、信号波の周波数を調節する事により、
PWM比較器が出力するPWM信号のデューティが増減
し、インバータの出力デューティが増減し、ブラシレス
直流電動機への供給電力が制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ブラシレ
ス直流電動機の制御装置は、低負荷・低回転数域でブラ
シレス直流電動機を制御するには以下の理由で不向きで
ある。パワートランジスタには、作動遅れ時間t’が存
在する(例えば4μs)。この為、出力デューティを1
%でブラシレス直流電動機を制御しようとして、PWM
信号のデューティを1%にしても、実際の出力デューテ
ィは、5%(作動遅れ時間t’=4μs、且つ搬送波周
波数10kHzの場合)になってしまう。そして、この
場合、出力デューティの最小値は4%となるので、4%
を下回る出力デューティでブラシレス直流電動機を制御
する事ができない。このため、発明者らは、低負荷・低
回転数域では、搬送波の周波数を下げる搬送波周波数低
減回路を組み付けたブラシレス直流電動機の制御装置を
試作した。
【0004】しかし、この試作品には、以下の課題が存
在する。 (ア)低負荷・低回転数域で、搬送波周波数低減回路が
搬送波の周波数を下げると、出力デューティが急変(低
下)し、ブラシレス直流電動機に悪影響(振動が発生す
る)を与える。具体的には、PWM信号のデューティが
1%、出力デューティが5%(作動遅れ時間4μs、搬
送波周波数10kHz)で、搬送波周波数低減回路が搬
送波の周波数を2.5kHzに低減すると、出力デュー
ティが2%に急変し、ブラシレス直流電動機への供給電
力が急変し、回転数が急激に落ちる。尚、電気自動車に
組み付けてある場合には、乗員が大きな減速ショックを
感じる。 (イ)低負荷・低回転数で搬送波の周波数を下げる搬送
波周波数低減回路を別途組み付ける必要があり、コスト
高を招く。
【0005】本発明の第1の目的は、低負荷・低回転数
域に移行しても、ブラシレス直流電動機を安定して制御
できるブラシレス直流電動機の制御装置の提供にある。
本発明の第2の目的は、搬送波の周波数を下げるための
搬送波周波数低減手段を別途組み付ける必要が無い、ブ
ラシレス直流電動機の制御装置の提供にある。本発明の
第3の目的は、電気自動車に適した、ブラシレス直流電
動機の制御装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)二個のスイッチング素子を直列接続し、且つ該直
列接続したものを複数並列接続し、両端を直流電源に結
線したインバータと、上記各スイッチング素子の接続点
に結線されるブラシレス直流電動機と、信号波と搬送波
の振幅を比較するPWM比較器を有し、上記インバータ
を制御するPWM制御回路とを備える、ブラシレス直流
電動機の制御装置において、前記PWM比較器に送出す
る前記搬送波の周波数を複数段階に切替可能な搬送波切
替手段を設け、前記PWM制御回路は、前記PWM比較
器が出力するPWM信号のデューティが現在の搬送波周
波数における下限値に減少すると、前記搬送波の周波数
を一段低い周波数に切り替えるとともに、前記スイッチ
ング素子の作動遅れ時間を考慮して出力デューティが変
化しない値に前記PWM信号のデューティを増加させ
る。
【0007】(2)上記(1) の構成を有し、前記PWM
比較器及び前記搬送波切替手段はマイクロコンピュータ
内に設けられ、前記搬送波の周波数切り替えや切り替え
時の前記PWM信号のデューティの増加をプログラムに
より行なう。 (3)上記(1) または(2) の構成を有するブラシレス直
流電動機の制御装置を電気自動車に適用した。
【0008】
【作用】
〔請求項1について〕ブラシレス直流電動機の、回転数
減少や負荷低減を行なう場合は、信号波の周波数を調節
してPWM信号のデューティを減少させる。PWM信号
のデューティの減少により出力デューティが減少し、ブ
ラシレス直流電動機への供給電力が低減する。PWM信
号のデューティ減少中に、現在の搬送波周波数における
下限値にPWM信号のデューティが減少すると、搬送波
切替手段が搬送波の周波数を一段低い周波数に切り替え
るとともに、スイッチング素子の作動遅れ時間を考慮し
て出力デューティが変化しない値に、PWM制御回路が
PWM信号のデューティを増加させる。
【0009】〔請求項2について〕ブラシレス直流電動
機の、回転数減少や負荷低減を行なう場合は、信号波の
周波数を調節してPWM信号のデューティを減少させ
る。PWM信号のデューティの減少により出力デューテ
ィが減少し、ブラシレス直流電動機への供給電力が低減
する。PWM信号のデューティ減少中に、現在の搬送波
周波数における下限値にPWM信号のデューティが減少
すると、マイクロコンピュータ内に設けられた搬送波切
替手段がプログラムにより、搬送波の周波数を一段低い
周波数に切り替えるとともに、スイッチング素子の作動
遅れ時間を考慮して出力デューティが変化しない値にマ
イクロコンピュータ内に設けられたPWM制御回路がP
WM信号のデューティを増加させる。
【0010】〔請求項3について〕電気自動車の速度を
下げる場合には信号波の周波数を調節してPWM信号の
デューティを減少させる。PWM信号のデューティの減
少により、ブラシレス直流電動機への供給電力が低減す
る。PWM信号のデューティ減少中に、現在の搬送波周
波数における下限値にPWM信号のデューティが減少す
ると、搬送波切替手段が搬送波の周波数を一段低い周波
数に切り替えるとともに、スイッチング素子の作動遅れ
時間を考慮して出力デューティが変化しない値に、PW
M制御回路がPWM信号のデューティを増加させる。
【0011】
【発明の効果】
〔請求項1について〕ブラシレス直流電動機の制御装置
は、PWM信号のデューティ減少中に、現在の搬送波周
波数における下限値にPWM信号のデューティが減少す
ると、搬送波切替手段が搬送波の周波数を一段低い周波
数に切り替えるとともに、スイッチング素子の作動遅れ
時間を考慮して出力デューティが変化しない値に、PW
M制御回路がPWM信号のデューティを増加させる構成
である。このため、低負荷・低回転数域でも、ブラシレ
ス直流電動機を確実に制御できるとともに、搬送波の周
波数の切り替えの際にブラシレス直流電動機が振動を起
こさない{切り替え時に回転数が変化しないため}。
【0012】〔請求項2について〕ブラシレス直流電動
機の制御装置は、PWM比較器及び搬送波切替手段がマ
イクロコンピュータ内に設けられ、搬送波の周波数切り
替えや切り替え時のPWM信号のデューティ増加をプロ
グラムにより行なう構成である。このため、搬送波の周
波数を下げるための搬送波周波数低減手段を別途組み付
ける必要がない。また、搬送波の周波数切り替え時のP
WM信号のデューティ増加等の応答遅れ{応答遅れが大
きいとブラシレス直流電動機の振動や停止を招く}を微
小にできる。
【0013】〔請求項3について〕ブラシレス直流電動
機を、低負荷・低回転数で通電制御可能であるので、低
速走行時、減速時、又は下り坂道走行時等でも、電気自
動車の速度を制御する事ができる。又、搬送波の周波数
の切り替えの際にブラシレス直流電動機の回転数が変化
しないので振動等の発生が防止でき、乗り心地を悪化さ
せない。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例(請求項1〜3に対応)を
図1〜図5に基づいて説明する。図1に示す様に、ブラ
シレス直流電動機の制御装置Aは、両端を直流電源1に
結線したスイッチング素子群2、3、4により構成され
る三相全波パワーモジュール(インバータ)Pと、ブラ
シレス直流電動機5と、PWM制御回路6とを備え、電
気自動車(図示せず)に組み付けられている。
【0015】直流電源1は、本実施例では、約400V
の直流電圧源である。スイッチング素子群2は、エミッ
タ211とコレクタ221とを接続{接続点20}し
た、二個のパワートランジスタ21、22により構成さ
れる。なお、パワートランジスタ21のエミッタ211
- コレクタ212間、およびパワートランジスタ22の
エミッタ222- コレクタ221間には、負荷の力率が
1でない時に発生する無効電力を直流電源1に戻す為の
ダイオード23、24が接続されている。
【0016】スイッチング素子群3は、エミッタ311
とコレクタ321とを接続{接続点30}した、二個の
パワートランジスタ31、32により構成される。な
お、パワートランジスタ31のエミッタ311- コレク
タ312間、およびパワートランジスタ32のエミッタ
322- コレクタ321間には、負荷の力率が1でない
時に発生する無効電力を直流電源1に戻す為のダイオー
ド33、34が接続されている。
【0017】同様に、スイッチング素子群4は、エミッ
タ411とコレクタ421とを接続{接続点40}し
た、二個のパワートランジスタ41、42により構成さ
れる。なお、パワートランジスタ41のエミッタ411
- コレクタ412間、およびパワートランジスタ42の
エミッタ422- コレクタ421間には、負荷の力率が
1でない時に発生する無効電力を直流電源1に戻す為の
ダイオード43、44が接続されている。
【0018】スイッチング素子群2、3、4を構成する
パワートランジスタ21、31、41のコレクタ21
2、312、412は、各々接続され直流電源1のプラ
ス端子11に結線されている。また、パワートランジス
タ22、32、42のエミッタ222、322、422
は、各々接続され直流電源1のマイナス端子12に結線
されている。ブラシレス直流電動機5は、三相星形結線
した固定子巻線(図示せず)と回転子(図示せず)とを
有し、各固定子巻線を接続点20、30、40に接続し
ている。
【0019】PWM制御回路6は、マルチプレクサ61
1、カウンタ612、PWMコンパレータ613、I/
Oポート614、及びCPU615を有するマイクロコ
ンピュータ61と、ロジック621〜623と、フォト
カプラ631〜636とにより構成されている。
【0020】マルチプレクサ611は、CPU615に
より制御され、クロックCL1、CL2の何れかを選択
する電子スイッチである。カウンタ612は、クロック
CL1の入力により10kHz(f2 )の搬送波65
(波形形状は三角)をPWMコンパレータ613へ送出
し、クロックCL2の入力により2.5kHz(f1 )
の搬送波65(波形形状は三角)をPWMコンパレータ
613へ送出する。なお、マルチプレクサ611及びP
WMコンパレータ613が搬送波切替手段に相当する。
【0021】PWMコンパレータ613は、端子613
aに印加される正弦波形状の信号波64と、カウンタ6
12が送出する搬送波65との振幅を比較し、そのPW
M信号66はロジック621〜623に送出される。な
お、アクセルペダルの踏量に応じて信号波64の周波数
が増減し、これにより、PWM信号66のデューティが
増減する。
【0022】I/Oポート614は、図2に示すタイミ
ングでパルス信号S2〜S7を出力する端子を備え、パ
ルス信号S2〜S7は、ロジック621〜623および
フォトカプラ634〜636に入力される。ロジック6
21〜623は、PWM信号66とパルス信号S2〜S
4とのANDを取り、三相全波パワーモジュールPの上
アームの駆動信号を生成し、フォトカプラ631〜63
3に入力する。入出力を電気的に絶縁したフォトカプラ
631〜633は、発光ダイオードとフォトランジスタ
により構成され、ロジック621〜623が出力する上
アームの駆動信号に基づいてパワートランジスタ21、
31、41を駆動する。
【0023】入出力を電気的に絶縁したフォトカプラ6
34〜636は、発光ダイオードとフォトランジスタに
より構成され、下アームの駆動信号であるパルス信号S
5〜S7に基づいてパワートランジスタ22、32、4
2を駆動する。
【0024】つぎに、ブラシレス直流電動機の制御装置
Aの作動を、図3のグラフ、図4のフローチャート、図
5のタイムチャートに基づいて説明する。図4のステッ
プs1において、搬送波65の周波数がf2 (=10k
Hz)であるか否かをCPU615が判別し、クロック
CL2が選択され搬送波65の周波数がf2 である場合
(YES)はステップs2に進み、クロックCL1が選
択され搬送波65の周波数がf1 (=2.5kHz)で
ある場合(NO)はステップs5に進む。ステップs2
で、現在のPWM信号66のデューティが2%以下にな
っているか否かを判別し、2%を越える場合(NO)は
ステップs1に戻る。
【0025】具体的には、ブラシレス直流電動機5が高
回転数となる様に制御され、PWM信号66のデューテ
ィが大きい間{ステップs1でYES→ステップs2で
NO→ステップs1のループ中;図3の(a)のグラフ
の実線部分に相当}は、図5のタイムチャートの経過時
間t1 〜t2 に示す様に、搬送波65の周波数は10k
Hz(f2 )とされる。なお、PWM信号66のデュー
ティが3%である場合、スイッチング素子群2〜4出力
のデューティは、作動遅れ時間(本実施例では4μs)
の為に7%となる。
【0026】また、ステップs2で、現在のPWM信号
66のデューティが2%以下になっていると判別される
場合(YES;図5の経過時間t2 以降)はステップs
3に進む。ステップs3で、CPU615は、信号波6
4の周波数を調節し、現在のPWM信号66のデューテ
ィを、スイッチング素子群2〜4の作動遅れ時間{本実
施例では4μs}を考慮し、以下の式に基づいて変更
(増加)する。 DUTY=DUTY−t’(f1 −f2 )×102 なお、現在のPWM信号66のデューティが2%である
場合、本実施例では、PWM信号66のデューティは2
%から5%に変更される。
【0027】ステップs3が実行されると、CPU61
5は、ステップs4を直ちに実行してマルチプレクサ6
11をクロックCL1側に切り替え、搬送波65の周波
数をf1 (=2.5kHz)に変更し、ステップs1に
戻る。具体的には、ブラシレス直流電動機5の制御が、
低負荷・低回転数域に移行し、例えば、搬送波65の周
波数がf2 (=10kHz)でPWM信号66のデュー
ティが2%(出力デューティは6%)と小さくなる{ス
テップs1でYES→ステップs2でYES}と、経過
時間t3 で搬送波65の周波数がf1 に変更され、同時
に、同じ出力デューティ(6%)が維持される様に、P
WM信号66のデューティが5%に変更される。
【0028】ステップs5で、現在のPWM信号66の
デューティが5%を越えているか否かを判別し、5%を
越えている場合(YES)はステップs6に進み、PW
M信号66のデューティが5%以下の場合{NO;図3
の(b)のグラフの実線部分に相当}はステップs1に
戻る。
【0029】ステップs6で、CPU615は、信号波
64の周波数を調節し、現在のPWM信号66のデュー
ティを、スイッチング素子群2〜4の作動遅れ時間{本
実施例では4μs}を考慮し、以下の式に基づいて変更
(減少)する。 DUTY=DUTY−t’(f1 −f2 )×102 なお、現在のPWM信号66のデューティが、例えば6
%である場合、PWM信号66のデューティは6%から
3%に変更される。ステップs6が実行されると、CP
U615は、ステップs7を直ちに実行してマルチプレ
クサ611をクロックCL2側に切り替え、搬送波65
の周波数をf2 に変更し、ステップs1に戻る。
【0030】つぎに、本実施例のブラシレス直流電動機
の制御装置Aの利点を述べる。 〔あ〕ブラシレス直流電動機の制御装置Aは、ブラシレ
ス直流電動機5の制御が、低負荷・低回転数域に移行
し、例えば、搬送波65の周波数がf2 でPWM信号6
6のデューティが2%以下になると、CPU615が搬
送波65の周波数をf1 に変更し、同時に、同じ出力デ
ューティとなる様に、PWM信号66のデューティを増
加させる構成である。このため、ブラシレス直流電動機
5の制御下限が拡がり(従来の4%→1%)、低負荷・
低回転数{出力デューティ1%迄}でもブラシレス直流
電動機を確実に制御できる。また、搬送波65の切り替
え時に出力デューティが変化しないので、ブラシレス直
流電動機5の回転数も変化せず、ブラシレス直流電動機
5が振動を起こさない。
【0031】〔い〕ブラシレス直流電動機の制御装置A
は、PWMコンパレータ613、カウンタ612、マル
チプレクサ611がマイクロコンピュータ61内に設け
られ、搬送波65の周波数切り替えや切り替え時のPW
M信号66のデューティ増加を、マイクロコンピュータ
61のプログラムにより行なっている。このため、搬送
波65の周波数を替えるための回路を別途に設ける必要
が無く、コストが上昇しない。また、搬送波65の周波
数切り替え時のPWM信号66のデューティ変化の応答
遅れを微小にでき、応答遅れによるブラシレス直流電動
機5の振動や停止を防止できる。
【0032】〔う〕ブラシレス直流電動機を使用する電
気自動車の場合は、ブラシレス直流電動機の効率を上げ
るために、直流電源を400V前後の高い電圧にするの
が一般的である。このとき、出力デューティの下限が高
い(4%)と、低速走行時、減速時、又は下り坂道走行
時等において、電気自動車の速度を自由に制御できない
場合が生じる。しかし、本実施例のブラシレス直流電動
機の制御装置Aは、出力デューティの下限を1%と低く
できるので、低速走行時、減速時、又は下り坂道走行時
等の、低負荷・低回転数においても、電気自動車の速度
を自由にコントロールする事ができる。また、搬送波6
5の周波数の切り替えの際にブラシレス直流電動機5の
回転数が変化しないので、速度変化に起因するショック
が発生せず、乗り心地を悪化させない。
【0033】また、搬送波65の周波数が2.5kHz
となるのは、ブラシレス直流電動機5が、低負荷・低回
転数域で制御される間だけであるので、搬送波65によ
る耳障り音の発生時間が短く、乗員に不快感を与えな
い。
【0034】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.上記実施例では、搬送波65の周波数が、10kH
zと2.5kHzとに切り替わる構成であるが、切り替
わりは三種類以上であっても良い。 b.上記実施例では、スイッチング素子群2〜4の出力
デューティが6%の所で搬送波65の周波数を切り替え
るようにしているが、低負荷・低回転数域に進入する場
合と低負荷・低回転数域から離脱する場合において、異
なる出力デューティのところで搬送波65の周波数を切
り替える様にしても良い。 c.スイッチング素子は、自己消弧形であればトランジ
スタ以外の半導体素子を使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る、ブラシレス直流電動
機の制御装置の電気回路図である。
【図2】そのブラシレス直流電動機の制御装置が有する
マイクロコンピュータのI/Oポートが出力するパルス
信号のタイムチャートである。
【図3】搬送波の周波数が10kHzの時のPWM信号
デューティ- 出力デューティの関係を示すグラフ
(a)、および搬送波の周波数が2.5kHzの時のP
WM信号デューティ- 出力デューティの関係を示すグラ
フ(b)である。
【図4】そのブラシレス直流電動機の制御装置の作動を
示すフローチャートである。
【図5】作動遅れ時間を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 直流電源 2、3、4 スイッチング素子群 5 ブラシレス直流電動機 6 PWM制御回路 20、30、40 接続点 21、22、31、32、41、42 パワートランジ
スタ(スイッチング素子) 61 マイクロコンピュータ 64 信号波 65 搬送波 66 PWM信号 611 マルチプレクサ(搬送波切替手段) 613 PWMコンパレータ(PWM比較器) A ブラシレス直流電動機の制御装置 t’ スイッチング素子の作動遅れ時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二個のスイッチング素子を直列接続し、
    且つ該直列接続したものを複数並列接続し、両端を直流
    電源に結線したインバータと、 上記各スイッチング素子の接続点に結線されるブラシレ
    ス直流電動機と、 信号波と搬送波の振幅を比較するPWM比較器を有し、
    上記インバータを制御するPWM制御回路とを備える、
    ブラシレス直流電動機の制御装置において、 前記PWM比較器に送出する前記搬送波の周波数を複数
    段階に切替可能な搬送波切替手段を設け、 前記PWM制御回路は、前記PWM比較器が出力するP
    WM信号のデューティが現在の搬送波周波数における下
    限値に減少すると、前記搬送波の周波数を一段低い周波
    数に切り替えるとともに、前記スイッチング素子の作動
    遅れ時間を考慮して出力デューティが変化しない値に前
    記PWM信号のデューティを増加させる事を特徴とする
    ブラシレス直流電動機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記PWM比較器及び前記搬送波切替手
    段はマイクロコンピュータ内に設けられ、前記搬送波の
    周波数切り替えや切り替え時の前記PWM信号のデュー
    ティの増加をプログラムにより行なう請求項1記載のブ
    ラシレス直流電動機の制御装置。
  3. 【請求項3】 電気自動車に適用した請求項1または請
    求項2記載のブラシレス直流電動機の制御装置。
JP6223875A 1994-09-20 1994-09-20 ブラシレス直流電動機の制御装置 Pending JPH0898577A (ja)

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JP6223875A JPH0898577A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 ブラシレス直流電動機の制御装置

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WO2002073788A1 (en) * 2001-03-14 2002-09-19 Akira Hosaka Magnetic motor

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