JPH0898742A - 肘かけ椅子における肘当てパッド取付装置 - Google Patents

肘かけ椅子における肘当てパッド取付装置

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JPH0898742A
JPH0898742A JP23657394A JP23657394A JPH0898742A JP H0898742 A JPH0898742 A JP H0898742A JP 23657394 A JP23657394 A JP 23657394A JP 23657394 A JP23657394 A JP 23657394A JP H0898742 A JPH0898742 A JP H0898742A
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Yasushi Kikuchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 肘かけ椅子の肘かけ本体に、肘当てパッド
を、ボルト等を使用せずに、簡単な単一操作で、確実に
装着できる取付装置を提供する。 【構成】 下向きU字形断面をなす肘当てパッド保持板
7の両側縁における1対の側片11の内方に、先端に互
いに対向する鉤状部を有する係止片19、19を備える
係止フック16を装着し、かつ上向きU字状断面をなす
肘かけ本体2の両側に設けた上向き片21、21の内方
に、係止フック16の係止片19、19が係合しうる係
止板23を設け、肘かけ本体2の両上向き片21、21
を、肘当てパッド保持板7の両側片11、11と係止フ
ック16との間に挿入して、係止フック16を係止板2
3に係合させることにより、肘当てパッド保持板7を肘
かけ本体2に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肘かけ椅子における肘
当てパッドを、容易に、かつ、使用中に脱落しないよう
にして取付けるようにした肘当てパッド取付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、肘かけ椅子の肘かけ本体に、肘当
てパッドを取付けるには、ボルトによるか、あるいは接
着によっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】肘当てパッドをボルト
で取付けると、肘当てパッドが破損した場合などに交換
できる利点があるが、取付け、取外しに手数がかかると
いう不便さがある。また、ボルトの締め付けが不完全で
あったり、使用中に緩みが生じたりすると、肘当てパッ
ドががたついて、不快感を与える。さらに、ボルトの頭
が露呈していると、使用者の手や衣服がひっかかる危険
があり、かつ体裁が悪い。
【0004】接着によって取付けると、取外しが困難で
あって、肘当てパッドが劣化したり汚れたりした場合に
交換できず、無理に引き剥がすと、肘かけ本体を破損さ
せるおそれがある。また、長期間使用すると、接着剤が
劣化して、肘当てパッドが不本意に脱落することもあ
る。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決した、取付
けが容易で、かつ、使用中の脱落を防止した、肘かけ椅
子における肘当てパッドの取付装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、次のとおりに構成されている。
【0007】下向きU字形断面をなす肘当てパッド保持
板の両側縁における1対の側片の内方に、側片と平行を
なし、かつ互いに対向する1対の係止片を両側に備える
係止フックを装着し、さらに、上向きU字状断面をなす
肘かけ本体両側に設けた上向片の内方に、係止フックの
係止片の上側に係合しうる水平の係止板を設け、前記肘
かけ本体の両側の上向片を、前記肘当てパッド保持板の
両側片と係止フックとの間に挿入して、肘当てパッド保
持板を肘かけ本体に覆蓋し、かつ係止フックを係止板に
係合させてなることを特徴とする肘かけ椅子における肘
当てパッドの取付装置。
【0008】係止フックの両側における係止片を、弾性
変形可能な材料からなり、かつその先端を内向きに屈曲
させて鉤状部を有するものとし、鉤状部の内面を係止フ
ックの側縁で押圧しつつ、係止片を外向きに弾性変形さ
せて、その間に係止フックを圧入して係合させることが
望ましい。
【0009】複数組の係止フック及び係止片を、肘かけ
の長さ方向に沿って配置するのがよい。
【0010】肘当てパッド保持板の両側片の間に、複数
の位置決めリブを、長さ方向と直交させて突設し、これ
ら位置決めリブを、肘かけ本体の両側の上向片の間に突
設した支持片に当接させて、肘当てパッド保持板の長さ
方向の移動を阻止することが望ましい。
【0011】肘当てパッド保持板を覆う柔軟な表皮材の
両側端縁を、肘当てパッド保持板の両側片に巻き回して
止着するとともに、肘かけ本体の両側の上向片と肘当て
パッド保持板との間に挟持することが望ましい。
【0012】
【作用】肘当てパッド保持板を肘かけ本体に覆蓋して装
着する際に、肘当てパッド保持板に突設した係止フック
における係止片を、肘かけ本体に固定した係止板の両側
縁に当接させて圧入することにより、係止フックと係止
板とを係合させて、工具を用いる必要なく、単一操作で
装着しうる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す縦断側面図
である。肘かけ本体(2)は、側面視倒立L状をなし、そ
の両端にあけたボルト孔(3)を利用して、椅子(1)の座
部と背板の側面に止着されている。
【0014】肘かけ本体(2)は、図8に示すように、上
向きU字形断面をなし、その両側縁板(21)(21)の間に、
長さ方向と直交する複数(図示の実施例では3個)の上向
きの支持片(4)が突設されている。各支持片(4)は、肘
かけ本体(1)の屈曲部における対称軸S−Sと、ほぼ平
行をなすように傾斜している。
【0015】さらに、肘かけ本体(2)には、肘当てパッ
ド(6)を係止する係止装置(5)が、長さ方向に沿って複
数組(図示の実施例では4組)設けられている。係止装置
(5)の詳細については、後述する。
【0016】肘当てパッド(6)は、金属製の肘当てパッ
ド保持板(7)(以下、保持板(7)という)と、その外面に
重合したスポンジなどのクッション材(8)と、クッショ
ン材(8)を覆う合成レザーなどの表皮材(9)とからなっ
ている。
【0017】図2は、保持板(7)の縦断側面図、図3
は、それを下方から見た斜視図である。図4、図5及び
図6は、それぞれ、図2のIV−IV線、V−V線及びVI−
VI線における断面図である。
【0018】保持板(7)は、図4ないし図6にに示すよ
うに、基板(10)の両側より側片(11)を垂設した下向きU
字状の断面をなし、側面形は、肘かけ本体(2)に適合す
るように形成されている。
【0019】基板(10)の下面における肘かけ本体(2)の
支持片(4)と対応する位置に、3個の位置決めリブ(12)
が、下向きに突設されている。各位置決めリブ(12)は、
長さ方向と直交し、かつ、支持片(4)と対応する角度で
傾斜している。
【0020】位置決めリブ(12)の両側端は、基板(10)の
下面に、側片(11)の内側に平行に突設した1対の補強リ
ブ(13)(13)に連接されている。なお、図3に示すよう
に、保持板(7)の屈曲領域では、補強リブ(13)は、分断
されている。
【0021】各補強リブ(13)における肘かけ本体(2)の
係止装置(5)と対応する位置には、それぞれ係止フック
(16)を保持するための内向突片(14)が設けられている。
また、係止フック(16)が装着される4個所の領域の両端
には、それぞれ、両側端を前記補強リブ(13)に連接した
仕切リブ(15)が突設されている。
【0022】仕切リブ(15)と補強リブ(13)とで囲まれた
領域には、図6に示すように、係止フック(16)を支持す
る内向突条(17)(図3には図示省略)が突設されている。
【0023】係止フック(16)は、図3の右下に示すよう
に、長方形の座板(18)に、先端に互いに対向する鉤状部
を設けた1対の係止片(19)(19)を下向きに突設したもの
であり、係止片(19)は、弾性変形可能なプラスチックス
を用いて、座板(18)と一体に成形されている。
【0024】図7は、保持板(7)に係止フック(16)を装
着した状態を示す断面図である。係止フック(16)を、座
板(18)を内向突条(17)に当接させ、かつ、保持板(7)の
補強リブ(13)に設けた内向突片(14)を、座板(18)の下面
に沿うように折り曲げて、係止フック(16)を固定してあ
る。
【0025】内向突片(14)の折り曲げは、たとえば超音
波スウェジング加工を適用して行うことができる。
【0026】図8は、図1のVIII−VIII線における断面
図で、肘かけ本体(2)に保持板(7)を、クッション材
(8)及び表皮材(9)とともに装着した状態を示す。
【0027】肘かけ本体(2)の両側縁には、保持板(7)
の側片(11)の下面と対向する張出し部(20)が形成され、
その内方に、保持板(7)の側片(11)と補強リブ(13)との
間に嵌入しうる上向片(21)が突設されている。
【0028】保持板(7)の基板(10)の上面に、外面を、
レザーなどの表皮材(9)で覆ったクッション材(8)が展
張されている。表皮材(9)の両側縁は、保持板(7)の側
片(11)へ外方より巻回され、側片(11)と肘かけ本体(2)
の上向片(21)との間を通して、上向片(21)の上端と保持
板(7)の基板(10)との間に挟持されている。
【0029】図9は、図1のIX−IX線の位置、すなわ
ち、係止装置(5)の中心における断面図、図10は、図
9の中央縦断面図である。
【0030】肘かけ本体(2)における保持板(7)に装着
された係止フック(16)と対向する位置に、めねじ孔をあ
けたボス(22)が、上向きに突設されている。
【0031】ボス(22)の上端に、係止板(23)がボルト(2
4)により固着されている。図9に示すように、係止板(2
3)の横幅は、係止フック(16)の1対の係止片(19)(19)の
鉤状部の間隔よりも、やや大である。
【0032】図10に示すように、係止装置(5)の長さ
方向の両端には、支持片(4)と平行に傾斜するリブ(25)
が上向きに突設され、かつ各リブ(25)とボス(22)との間
に、長さ方向のリブ(26)を設けて、その上縁で係止板(2
3)を支承してある。
【0033】上述の本発明の肘当てパッド取付け装置
は、以下の手順で組み立てられる。
【0034】まず、保持板(7)の上面にクッション材
(8)を装着するとともに、表皮材(9)で被覆し、表皮材
(9)の外縁を、保持板(7)の両側片(11)へ巻回して、内
側に巻き込んでおく。
【0035】保持板(7)の3個の位置決めリブ(12)を、
肘かけ本体(2)の対応する支持片(4)に係合させなが
ら、保持板(7)を肘かけ本体(2)に圧着する。
【0036】このとき、保持板(7)に装着された4個の
係止フック(16)の係止片(19)は、それぞれ対応する係止
装置(5)の係止板(23)の側縁に当接して、外向きに弾性
変形して押し広げられ、その先端の鉤状部は係止板(23)
を超えて、その側部下面に突入する。
【0037】すると、係止片(19)は、弾性により図9の
状態に復帰し、鉤状部が係止板(23)の下面に当接して、
保持板(7)と肘かけ本体(2)との離脱は阻止される。
【0038】かくして、保持板(7)、クッション材(8)
及び表皮材(9)で構成された肘当てパッド(6)は、肘か
け本体(2)に対して、工具を使用することなく、単一の
操作によって、取り付けられる。
【0039】取り付けた状態では、係止フック(16)と係
止板(23)とが係合して、分離が防止され、また、肘かけ
本体(2)の支持片(4)と、保持板(7)の位置決めリブ(1
2)とにより、長さ方向の変位は阻止される。
【0040】表皮材(9)やクッション材(8)が損傷した
り、汚れたりして、交換する必要が生じた場合には、肘
かけ本体(2)の側縁の張出し部(20)と、保持板(7)の側
片(11)との隙間に、ドライバーなどの先端を挿入してこ
じあける。
【0041】これにより、係止板(23と係合している係
止フック(16)における係止片(19)の鉤状部は切断され
て、係合が解除されるので、肘当てパッド(6)を肘かけ
本体(2)から取り外すことができる。
【0042】表皮材(9)やクッション材(8)を補修また
は交換した後、各係止フック(16)を新品に取替えて、そ
れぞれ保持板(7)に装着し、前述に準じて、肘かけ本体
(2)に取付ける。
【0043】なお、取外しに際して、係止フック(16)の
鉤状部を切断する代わりに、肘かけ本体(2)側の係止板
(23)が切断されるように、係止板(23)を低強度に形成し
てもよく、新品の部材との交換の便宜を考慮して、いず
れか有利な側が切断されるようにしておくのが望まし
い。
【0044】
【発明の効果】
(a) 肘かけ椅子の肘かけ本体に、肘当てパッドを、工
具を使用する必要なく、単一の操作で取り付けることが
できる。
【0045】(b) 取り付けられた肘当てパッドが、不
用意に外れたり、位置ずれを生じたりするおそれがな
く、がたつきのない確実な取り付けがなされる。
【0046】(c) ボルト等を使用しないので、その頭
が露出して不体裁となることはなく、また、使用者の手
や衣服がひっかかることもなく、しかも取付けを容易か
つ迅速に行うことができる。
【0047】(d) 表皮材やクッション材を交換する必
要ができたときには、これらを、比較的簡単な操作で、
肘当てパッドを肘かけ本体から取り外すことができ、一
部の小型部材を新品に交換するだけで、再取り付けをす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付装置により、肘かけ本体に肘当て
パッドを取付けた縦断側面図である。
【図2】肘当てパッドの保持板の縦断面図である。
【図3】肘当てパッドの保持板を下方より見た斜視図で
ある。
【図4】図2のIV−IV線における縦断面図である。
【図5】図2のV−V線における縦断面図である。
【図6】図2のVI−VI線における縦断面図である。
【図7】図6の位置に、係止フックを装着した縦断面図
である。
【図8】図1のVIII−VIII線における縦断面図である。
【図9】図1のIX−IX線における係止装置の縦横断面図
である。
【図10】図9を側面から見た縦断面図である。
【符号の説明】
(1) 椅子 (2) 肘かけ本体 (3) ボルト孔 (4) 支持板 (5) 係止装置 (6) 肘当てパッド (7) 肘当てパッド保持板 (8) クッション材 (9) 表皮材 (10) 基板 (11) 側片 (12) 位置決めリブ (13) 補強リブ (14) 内向突片 (15) 仕切リブ (16) 係止フック (17) 内向突条 (18) 座板 (19) 係止片 (20) 張出し部 (21) 上向片 (22) ボス (23) 係止板 (24) ボルト (25) リブ (26) リブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下向きU字形断面をなす肘当てパッド保
    持板の両側縁における1対の側片の内方に、側片と平行
    をなし、かつ互いに対向する1対の係止片を両側に備え
    る係止フックを装着し、さらに、上向きU字状断面をな
    す肘かけ本体両側に設けた上向片の内方に、係止フック
    の係止片の上側に係合しうる水平の係止板を設け、前記
    肘かけ本体の両側の上向片を、前記肘当てパッド保持板
    の両側片と係止フックとの間に挿入して、肘当てパッド
    保持板を肘かけ本体に覆蓋し、かつ係止フックを係止板
    に係合させてなることを特徴とする肘かけ椅子における
    肘当てパッド取付装置。
  2. 【請求項2】 係止フックの両側における係止片を、弾
    性変形可能な材料からなり、かつその先端を内向きに屈
    曲させて鉤状部を有するものとし、鉤状部の内面を係止
    フックの側縁で押圧しつつ、係止片を外向きに弾性変形
    させて、その間に係止フックを圧入して係合させること
    を特徴とする請求項1に記載の肘かけ椅子における肘当
    てパッド取付装置。
  3. 【請求項3】 複数組の係止フック及び係止片を、肘か
    けの長さ方向に沿って配置したことを特徴とする請求項
    1または2に記載の肘かけ椅子における肘当てパッド取
    付け装置。
  4. 【請求項4】 肘当てパッド保持板の両側片の間に、複
    数の位置決めリブを、長さ方向と直交させて突設し、こ
    れら位置決めリブを、肘かけ本体の両側の上向片の間に
    突設した支持片に当接させて、肘当てパッド保持板の長
    さ方向の移動を阻止したことを特徴とする請求項前各項
    のいずれかに記載の肘かけ椅子における肘当てパッド取
    付装置。
  5. 【請求項5】 肘当てパッド保持板を覆う柔軟な表皮材
    の両側端縁を、肘当てパッド保持板の両側片に巻き回し
    て止着するとともに、肘かけ本体の両側の上向片と肘当
    てパッド保持板との間に挟持したことを特徴とする請求
    項前各項のいずれかに記載の肘かけ椅子における肘当て
    パッド取付装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102131A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Okamura Corp 椅子の肘掛け装置
JP2008029722A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Okamura Corp 椅子の肘掛け装置
JP2008194127A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Okamura Corp 椅子の肘掛け装置
JP2013000274A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Itoki Corp 椅子の肘掛け装置

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