JPH08987U - 製パン機のこね羽根の駆動機構 - Google Patents

製パン機のこね羽根の駆動機構

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JPH08987U
JPH08987U JP36796U JP36796U JPH08987U JP H08987 U JPH08987 U JP H08987U JP 36796 U JP36796 U JP 36796U JP 36796 U JP36796 U JP 36796U JP H08987 U JPH08987 U JP H08987U
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kneading
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正治 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製パン機において、全体のコンパクト化を可能
とする。 【構成】こね羽根を減速装置を介して、モータで駆動さ
せる製パン機において、減速装置としてこね羽根の回転
軸に固定した大歯車と、モータ軸に固定した小歯車と、
それらに噛合う2段歯車を用い、かつモータとして小型
で回転数の多いモータを用いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は製パン機におけるモータの回転をこね羽根に伝達する駆動機構に関 する。
【0002】
【従来の技術】
製パン機(22)のモータ(23)がこね羽根(24)を駆動する構造は、例 えば従来図4に示したように、トルク4Kg・cmで回転数1800r.p.m のモータ(23)の先端にプーリー(25)を設け、こね羽根(24)に連結し た回転軸(26)にプーリー(27)を設けていた。 この2個のプーリー(25)(27)はベルト(28)を介して連動連結し、 モータ(23)が回転すると、プーリー(25)からベルト(28)を介してプ ーリー(27)が回転し、回転軸(26)が回転することによって、こね羽根( 24)がトルク30Kg・cmで回転数230r.p.mの回転をする構造とな っている。 上記プーリーとベルトに代えて歯車を用いたものもあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来装置では、こね羽根(24)とモータ(23)がプーリー(25)( 27)とベルト(28)によって連結されており、小さなモータを使用してこね 羽根のトルクを30kg・cm得ようとすると、減速比を大きくしなければなら ず、プーリー(27)自体が過大に大きなものが必要となる。反対にこのプーリ ー(27)を小径のものとすると、減速比が小さくなってしまうので、モータト ルクの大きなモータ(23)を使用しなければならなくなる。 従って、実際にはプーリー(25)(27)による減速比が約7.8:1で、 モータトルクが4kg・cmのモータ(23)を使用していたが、それでも製パ ン機全体が大きくなる不具合いがあった。 また、上記の事情はプーリとベルトの代わりに歯車を用いたものについても同 様であって、モータ(23)の軸に小歯車を設け、こね羽根(24)の軸に大歯 車を固定し、この歯車同士を噛合わせたものにあっては、モータを小型にしよう とすると大歯車の径が過大になってしまって、この大歯車の径自体がパン焼成ケ ースよりも大きくなっていまい、他方大歯車の径を小さくすれば減速比が充分に とれず、それだけ大型でトルクのの大きなモータを使用しなければならず、この モータの大きい分だけ図4に示したように製パン機下部の筺体大きさが大きくな ってしまう不具合いがあった。 さらに、こね羽根の軸にモータの軸を直結する、いわゆるダイレクトドライブ 機構も考えられたが、このものではモータ軸そのものの回転数が少ない特殊なモ ータ(モータハウジング内に減速機構を備えたものや、サーボモータなど)を用 いなければならず、それらはきわめて高価であり、家庭用製パン機に用いること は実際上不可能であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、こね羽根を減速装置を介してモータで駆動させる製パン機のこね 羽根の駆動機構において、前記減速装置がモータ軸に固定した歯数の少ない歯車 (20)と、こね羽根(14)の回転軸(16)に固定した歯数の多い歯車(2 1)と、前記歯車(20)と歯車(21)の双方に噛合う2段歯車(18)であ って前記歯車(20)に噛合う歯数の多い歯車(18b)と前記歯車(21)に 噛合う歯数の少ない歯車(18a)を同軸結合した2段歯車(18)とから成り 、モータ軸をこね羽根の回転軸に接近させ、かつ、該モータは小型で、こね羽根 の回転数に比して回転数の多いモータとしたことを特徴とする製パン機のこね羽 根の駆動機構である。 また、上記駆動機構において、前記回転軸(16)とモータ(17)の軸とが 平行に立設され、前記モータ(17)と前記2段歯車(18)を含むこね羽根の 駆動伝達系の全体を、平面視において該こね羽根の収納されるパン焼成ケース( 13)の外径内に納めた製パン機のこね羽根の駆動機構である。
【0005】
【実施例】 図1にこの考案を用いた実施例の一つである製パン機の全体の正面図を示す。 円筒形の焼きがま本体(1)は支脚(2)によって支えられている。時間設定及 び焼上がり選択用の操作盤(3)は焼きがま本体(1)の正面中央に設けられ、 持運び用の取手(4)は焼がま本体(1)の左右に夫々設けられている。焼がま 本体(1)上部には、透明なガラス製のドーム形蓋(5)を開閉自在となるよう に設置し、前記蓋(5)の前側の額フレーム(6)に握り手(7)を一体形成し ている。製パン機(8)は円筒状の外ケース(9)と、外ケース(9)の下端側 にはめ合わせ固定させた底ケース(10)と、外ケース(9)の上半分に内設し 、オーブン室を形成する上面開口円筒容器形内ケース(11)とを備えており、 外ケース(9)及び底ケース(10)及び内ケース(11)により、オーブンで ある焼がま本体(1)を構成する。
【0006】 図2は、上記製パン機(8)の部分断面図である。底ケース(10)に設置さ れている基台(12)の上面に内ケース(11)の底部が固定され、内ケース( 11)の底部には、パン材料を投入し、混練及び発酵及び焼成を行う上部開口円 筒容器であるパン焼成ケース(13)が取付けられている。
【0007】 パン焼成ケース(13)の底部には、パン材料を混練するこね羽根(14)が 設けられている。軸受板(15)は、内ケース(11)と基台(12)によって 挟まれ固定されている。軸受板(15)に支持され、回転自在な回転軸(16) は、その上端に着脱自在なこね羽根(14)を有している。2kg.cmのトル クをもつモータ(17)と、2段ギヤ(18)は、ブラケット(19)を介して 基台(12)に取付けられている。
【0008】 モータ(17)は、一般的なAC誘導モータでありその先端にモータ(17) の動力により回転するギヤ(20)を有し、回転軸(16)は回転軸(16)を 回転させるためのギヤ(21)を有する。 ギヤ(20)とギヤ(21)は2段ギヤ(18)を介して、運動連結されてお り、2段ギヤ(18)はギヤ(18a)とギヤ(18b)を同軸結合した構成で ある。
【0009】 モータ(17)は1800r.p.mの回転数でギヤ(20)を回転させ、ギ ヤ(20)は、ギヤ(20)にかみ合うギヤ(18b)を回転させる。ギヤ(1 8b)の回転はギヤ(18a)に減速されて伝えられ、ギヤ(18a)はギヤ( 18a)にかみ合うギヤ(21)に回転を伝え、ギヤ(21)が回転軸(16) を回転させることでこね羽根(14)が回転数120r.p.mトルク30kg ・cmで回転する。
【0010】 本実施例ではこね羽根(14)の回転数は120r.p.mとなるため、図3 に示したように製パン時間が従来の構造のものより長くなる。従来の構造では、 第1こね時間(ml)は10分、第2こね時間(m2)は16分で合計(m1+ m2)で26分かかるのに対し、本実施例では、第1こね時間(m3)は25分 、第2こね時間(m4)は30分で合計(m1+m2)で55分かかる。予熱( M1)と休み(M2)と発酵(M3)と丸め(M4)と控え時間(M5)と焙炉 (M6)と焼成(M7)と冷却(M8)では、従来の構造と本実施例でかかる時 間は同じであるため、従来の構造の全体の製パン時間が3時間から4時間とする と、本実施例では3時間30分から4時間30分となり、比率にして1.12倍 から1.16倍となる。本実施例と同様な駆動構造において、モータの回転数を 2,400r.p.mに上げることによってこの製パン時間を15分短くするこ とができる。この時には減速比は10:1でこね羽根(14)の回転数は180 r.p.mとなる。ただし、ここであげた時間は標準時間であり、様々な要因で 前後するものである。 本実施例では減速装置を歯車によって構成しているがこれはプーリー、カムそ の他の等価手段におきかえることができるし、これらを総合的に組み合わせた構 成であってもよい。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果 を奏する。
【0012】 前記2段歯車を使用することにより、大きな減速比を得るために、ギヤ(21 )の径を大にする必要がなく、それが比較的小径で済むと共に、モータの出力軸 がこね羽根の回転軸に可及的に接近した位置とすることがてき、このことはモー タを製パン機のより中心位置に配置することになるので、図4に示したような、 モータが側方へ大きく張り出した設計とは異なり、製パン機全体をコンパクトに 設計できる。 さらに、平面視においてこね羽根を収納するパン焼成ケースの外周径内に駆動 伝達系が納まるようにすれば、駆動部の側方への張り出しがなくなるので、製パ ン機全体をさらにコンパクトに設計できる。 つまり、パン焼成ケースは、その大きさを小にできない必要最小限の大きさで あるので、平面視においてそれよりも駆動系を小にしたということは平面視にお いては駆動系のためのみの占有面積をゼロにできたということであり、全体のコ ンパクト化のために大きく寄与している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るモータのこね羽根駆動構造を備
えた製パン機の全体の正面図。
【図2】この考案に係る一実施例のモータのこね羽根駆
動構造を示す部分断面図。
【図3】この考案に係る一実施例の製パン時間と従来の
ものの製パン時間の比較図。
【図4】従来のモータのこね羽根駆動構造を示す部分断
面図。
【符号の説明】
(14)こね羽根。 (16)回転軸 (17)モータ。 (18)2段ギヤ (18a)2段ギヤのモータに設けたギヤに接するギ
ヤ。 (18b)2段ギヤの回転軸に設けたギヤに接するギ
ヤ。 (20)モータに設けたギヤ。 (21)回転軸に設けたギヤ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】こね羽根を減速装置を介してモータで駆動
    させる製パン機のこね羽根の駆動機構において、前記減
    速装置がモータ軸に固定した歯数の少ない歯車(20)
    と、こね羽根(14)の回転軸(16)に固定した歯数
    の多い歯車(21)と、前記歯車(20)と歯車(2
    1)の双方に噛合う2段歯車(18)であって前記歯車
    (20)に噛合う歯数の多い歯車(18b)と前記歯車
    (21)に噛合う歯数の少ない歯車(18a)を同軸結
    合した2段歯車(18)とから成り、モータ軸をこね羽
    根の回転軸に接近させ、かつ、該モータは小型で、こね
    羽根の回転数に比して回転数の多いモータとしたことを
    特徴とする製パン機のこね羽根の駆動機構。
  2. 【請求項2】前記回転軸(16)とモータ(17)の軸
    とが平行に立設され、前記モータ(17)と前記2段歯
    車(18)を含むこね羽根の駆動伝達系の全体を平面視
    において該こね羽根の収納されるパン焼成ケース(1
    3)の外径内に納めた請求項1に記載の製パン機のこね
    羽根の駆動機構。
JP1996000367U 1996-02-06 1996-02-06 製パン機のこね羽根の駆動機構 Expired - Lifetime JP2596772Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113229300A (zh) * 2021-06-10 2021-08-10 浙江科技学院 一种自动和面装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63174618A (ja) * 1987-01-14 1988-07-19 松下電器産業株式会社 自動製パン機
JPS63260511A (ja) * 1987-11-18 1988-10-27 ホシデン株式会社 自動製パン機

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JP2596772Y2 (ja) 1999-06-21

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