JPH0899548A - 副変速機の切換機構 - Google Patents
副変速機の切換機構Info
- Publication number
- JPH0899548A JPH0899548A JP26119494A JP26119494A JPH0899548A JP H0899548 A JPH0899548 A JP H0899548A JP 26119494 A JP26119494 A JP 26119494A JP 26119494 A JP26119494 A JP 26119494A JP H0899548 A JPH0899548 A JP H0899548A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching
- dog
- output shaft
- driven
- hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、副変速機の切換機構にお
いて、構成を簡素化し、部品点数を低減することにあ
る。 【構成】 このため、この発明は、副変速機の切換機構
において、ケース側ハブのケース側ハブドッグ及びドリ
ブン側ハブのドリブン側ハブドッグを第1切換スリーブ
及び第2切換スリーブの軸方向移動量が増加すべく出力
軸の軸方向に夫々延長して設け、第1切換フォーク及び
第2切換フォークを一のシフトシャフトに連結して設け
ている。
いて、構成を簡素化し、部品点数を低減することにあ
る。 【構成】 このため、この発明は、副変速機の切換機構
において、ケース側ハブのケース側ハブドッグ及びドリ
ブン側ハブのドリブン側ハブドッグを第1切換スリーブ
及び第2切換スリーブの軸方向移動量が増加すべく出力
軸の軸方向に夫々延長して設け、第1切換フォーク及び
第2切換フォークを一のシフトシャフトに連結して設け
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、副変速機の切換機構
に係り、特に、構成を簡素化し、部品点数を低減し得る
副変速機の切換機構に関する。
に係り、特に、構成を簡素化し、部品点数を低減し得る
副変速機の切換機構に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の動力伝達系においては、エンジン
に連設した変速機と、この変速機に連絡された副変速機
(トランスファ)と、この副変速機に連絡された前側差
動機及び後側差動機とが設けられているものがある。
に連設した変速機と、この変速機に連絡された副変速機
(トランスファ)と、この副変速機に連絡された前側差
動機及び後側差動機とが設けられているものがある。
【0003】副変速機は、変速機からの駆動力を入力
し、この駆動力を、前輪と後輪とに分配すべく、前側差
動機と後側差動機とに伝達するものがある。
し、この駆動力を、前輪と後輪とに分配すべく、前側差
動機と後側差動機とに伝達するものがある。
【0004】この副変速機としては、例えば、図6に示
す構造のものがある。即ち、図6に示す如く、副変速機
202においては、副変速機ケース204内に変速機
(図示せず)からの駆動力が入力される入力軸206が
設けられ、この入力軸206にドライブスプロケット2
08が固定して設けられ、また、入力軸206に略平行
な出力軸210が設けられている。この出力軸210
は、同一軸心上に配設された後側出力軸210−1と前
側出力軸210−2とからなる。
す構造のものがある。即ち、図6に示す如く、副変速機
202においては、副変速機ケース204内に変速機
(図示せず)からの駆動力が入力される入力軸206が
設けられ、この入力軸206にドライブスプロケット2
08が固定して設けられ、また、入力軸206に略平行
な出力軸210が設けられている。この出力軸210
は、同一軸心上に配設された後側出力軸210−1と前
側出力軸210−2とからなる。
【0005】後側出力軸210−1には、ドリブンスプ
ロケット212が軸支して設けられている。ドライブス
プロケット208とドリブンスプロケット212とに
は、チェーン214が巻掛けて設けられている。
ロケット212が軸支して設けられている。ドライブス
プロケット208とドリブンスプロケット212とに
は、チェーン214が巻掛けて設けられている。
【0006】また、後側出力軸210−1には、サンギ
ヤ216が軸支して設けられている。このサンギヤ21
6には、プラネタリギヤ218が噛合される。このプラ
ネタリギヤ218は、後側出力軸210−1に固定され
たプラネタリキャリヤ220に支持されている。
ヤ216が軸支して設けられている。このサンギヤ21
6には、プラネタリギヤ218が噛合される。このプラ
ネタリギヤ218は、後側出力軸210−1に固定され
たプラネタリキャリヤ220に支持されている。
【0007】また、プラネタリギヤ218には、ドリブ
ンスプロケット212の一側に固定されたリングギヤ2
22が噛合している。
ンスプロケット212の一側に固定されたリングギヤ2
22が噛合している。
【0008】副変速機ケース204には、サンギヤ21
6よりも前方でサンギヤ216に隣接してケース側ハブ
224が設けられる。
6よりも前方でサンギヤ216に隣接してケース側ハブ
224が設けられる。
【0009】サンギヤ216には、サンギヤ側ドッグ2
26が設けられている。ケース側ハブ224には、サン
ギヤ側ドッグ226に対峙してケース側バドッグ228
が設けられている。このケース側ハブドッグ228は、
後側出力軸210の−1の軸方向において所定の長さA
2 に形成されている。
26が設けられている。ケース側ハブ224には、サン
ギヤ側ドッグ226に対峙してケース側バドッグ228
が設けられている。このケース側ハブドッグ228は、
後側出力軸210の−1の軸方向において所定の長さA
2 に形成されている。
【0010】サンギヤ側ドッグ226とケース側ハブド
ッグ228とには、後側出力軸210−1の軸方向に移
動してサンギヤ側ドッグ226とケース側ハブドッグ2
28とに噛合・離脱する第1切換スリーブ230が設け
られている。
ッグ228とには、後側出力軸210−1の軸方向に移
動してサンギヤ側ドッグ226とケース側ハブドッグ2
28とに噛合・離脱する第1切換スリーブ230が設け
られている。
【0011】この第1切換スリーブ230には、第1切
換フォーク232の先端側が係合して設けられている。
換フォーク232の先端側が係合して設けられている。
【0012】この第1切換フォーク232の基端側は、
第1シフトシャフト234に連結されている。この第1
シフトシャフト234は、出力軸210と略平行で、軸
方向移動可能に副変速機ケース204に支持されてい
る。この第1シフトシャフト234は、シフトレバー2
36の操作によって軸方向移動される。
第1シフトシャフト234に連結されている。この第1
シフトシャフト234は、出力軸210と略平行で、軸
方向移動可能に副変速機ケース204に支持されてい
る。この第1シフトシャフト234は、シフトレバー2
36の操作によって軸方向移動される。
【0013】ドリブンスプロケット212の他側出力軸
210−1には、ドリブン側ハブ238が固定して設け
られている。このドリブン側ハブ238には、ドリブン
側ハブドッグ240が設けられている。このドリブン側
ハブドッグ240は、後側出力軸210−1の軸方向に
おいて所定の長さB2 に形成されている。このドリブン
側ハブドッグ240の端部位には、ストッパ240aが
設けられている。
210−1には、ドリブン側ハブ238が固定して設け
られている。このドリブン側ハブ238には、ドリブン
側ハブドッグ240が設けられている。このドリブン側
ハブドッグ240は、後側出力軸210−1の軸方向に
おいて所定の長さB2 に形成されている。このドリブン
側ハブドッグ240の端部位には、ストッパ240aが
設けられている。
【0014】ドリブンスプロケット212の他側には、
ドリブン側ハブドッグ240に対峙してスプロケット側
ドッグ242が設けられている。
ドリブン側ハブドッグ240に対峙してスプロケット側
ドッグ242が設けられている。
【0015】ドリブン側ハブドッグ240とスプロケッ
ト側ドッグ242とには、後側出力軸210−1の軸方
向に移動してドリブン側ハブドッグ240とスプロケッ
ト側ハブドッグ242とに噛合・離脱する第2切換スリ
ーブ244が設けられている。
ト側ドッグ242とには、後側出力軸210−1の軸方
向に移動してドリブン側ハブドッグ240とスプロケッ
ト側ハブドッグ242とに噛合・離脱する第2切換スリ
ーブ244が設けられている。
【0016】この第2切換スリーブ244には、第2切
換フォーク246の先端側が係合して設けられている。
換フォーク246の先端側が係合して設けられている。
【0017】この第2切換フォーク246の基端側は、
出力軸210と略平行でこの出力軸210の軸方向に移
動可能に副変速機ケース204に支持された第2シフト
シャフト248に連結されている。この第2シフトシャ
フト248は、第1シフトシャフト234とは別途に、
シフトレバー236によって軸方向移動される。
出力軸210と略平行でこの出力軸210の軸方向に移
動可能に副変速機ケース204に支持された第2シフト
シャフト248に連結されている。この第2シフトシャ
フト248は、第1シフトシャフト234とは別途に、
シフトレバー236によって軸方向移動される。
【0018】これにより、副変速機202にあっては、
入力軸206に入力された駆動力がドライブスプロケッ
ト208とチェーン214とドリブンスプロケット21
2とを経て出力軸210側に伝達される。
入力軸206に入力された駆動力がドライブスプロケッ
ト208とチェーン214とドリブンスプロケット21
2とを経て出力軸210側に伝達される。
【0019】この出力軸210側には、2本の第1、第
2シフトシャフト234、248に連結された第1、第
2切換フォーク232、246と、これら第1、第2切
換フォーク232、246によって軸方向移動される第
1、第2切換スリーブ230、244が配設されてい
る。
2シフトシャフト234、248に連結された第1、第
2切換フォーク232、246と、これら第1、第2切
換フォーク232、246によって軸方向移動される第
1、第2切換スリーブ230、244が配設されてい
る。
【0020】そして、この第1、第2切換スリーブ23
0、244の組合せによって、副変速機202が低速と
中立と高速とに選択的に切換えられる。
0、244の組合せによって、副変速機202が低速と
中立と高速とに選択的に切換えられる。
【0021】即ち、低速時においては、図7に示す如
く、シフトレバー236を操作すると、第1シフトシャ
フト234と第1切換スリーブ230とが軸方向移動
し、この第1切換スリーブ230がサンギヤ側ドッグ2
26とケース側ハブドッグ228との双方に噛合し、サ
ンギヤ216が回転不可能な状態になる。このとき、第
2切換スリーブ244は、ストッパ240aに当接して
ドリブン側ハブドッグ240に噛合しているが、スプロ
ケット側ドッグ242から離脱している。従って、ドリ
ブンスプロケット212に固定されているリングギヤ2
22に伝達された駆動力は、プラネタリギヤ218によ
って減速されてプラネタリキャリヤ220と出力軸21
0とに伝達される。よって、副変速機202は、低速状
態になる。
く、シフトレバー236を操作すると、第1シフトシャ
フト234と第1切換スリーブ230とが軸方向移動
し、この第1切換スリーブ230がサンギヤ側ドッグ2
26とケース側ハブドッグ228との双方に噛合し、サ
ンギヤ216が回転不可能な状態になる。このとき、第
2切換スリーブ244は、ストッパ240aに当接して
ドリブン側ハブドッグ240に噛合しているが、スプロ
ケット側ドッグ242から離脱している。従って、ドリ
ブンスプロケット212に固定されているリングギヤ2
22に伝達された駆動力は、プラネタリギヤ218によ
って減速されてプラネタリキャリヤ220と出力軸21
0とに伝達される。よって、副変速機202は、低速状
態になる。
【0022】中立時においては、図8に示す如く、図7
の低速状態からしフトレバー236を操作すると、第1
シフトシャフト234と第1切換フォーク232との動
作によって、第1切換スリーブ230がサンギヤ側ドッ
グ226から離脱してケース側ハブ228に当接しケー
ス側ハブドッグ228にのみ噛合し、サンギヤ216が
回転可能となる。このとき、第2切換スリーブ244
は、図7の低速状態と同じであり、スプロケット側ドッ
グ242に噛合していない。これにより、ドリブンスプ
ロケット212の駆動力は、出力軸210に伝達されな
い。よって、副変速機202は、中立状態となる。
の低速状態からしフトレバー236を操作すると、第1
シフトシャフト234と第1切換フォーク232との動
作によって、第1切換スリーブ230がサンギヤ側ドッ
グ226から離脱してケース側ハブ228に当接しケー
ス側ハブドッグ228にのみ噛合し、サンギヤ216が
回転可能となる。このとき、第2切換スリーブ244
は、図7の低速状態と同じであり、スプロケット側ドッ
グ242に噛合していない。これにより、ドリブンスプ
ロケット212の駆動力は、出力軸210に伝達されな
い。よって、副変速機202は、中立状態となる。
【0023】高速時にあっては、図9に示す如く、図8
の中立状態からシフトレバー236を操作すると、第1
切換スリーブ230は、図8の中立状態と同じであり、
ケース側ハブドッグ228にのみ噛合している。このと
き、第2シフトシャフト2548と第2切換フォーク2
46との動作により、第2切換スリーブ244が前方に
軸方向移動し、ドリブン側ハブドッグ240とスプロケ
ット側ドッグ242との双方に噛合する。これにより、
ドリブンスプロケット212の駆動力は、直接出力軸2
10に伝達される。よって、副変速機202は、高速状
態になる。
の中立状態からシフトレバー236を操作すると、第1
切換スリーブ230は、図8の中立状態と同じであり、
ケース側ハブドッグ228にのみ噛合している。このと
き、第2シフトシャフト2548と第2切換フォーク2
46との動作により、第2切換スリーブ244が前方に
軸方向移動し、ドリブン側ハブドッグ240とスプロケ
ット側ドッグ242との双方に噛合する。これにより、
ドリブンスプロケット212の駆動力は、直接出力軸2
10に伝達される。よって、副変速機202は、高速状
態になる。
【0024】また、このような副変速機としては、例え
ば、実公平1−11551号公報に開示されている。こ
の公報に記載のものは、入力要素を変速機を介してエン
ジンに動力伝達可能に接続し、第1出力要素を後2輪
(又は前2輪)に動力伝達可能に接続し、第2出力要素
を前2輪(又は後2輪)に動力伝達可能に接続し、両結
合手段をその各第1位置に移動させ、第1結合手段が第
1出力要素と高速側出力要素を連結しまた第2結合手段
が第1出力要素と第2出力要素を連結し、前2輪及び後
2輪の高速4輪駆動が可能とする。また、かかる高速4
輪駆動可能状態から第2結合手段を第2位置に移動さ
せ、第2結合手段が第1出力要素と第2出力要素の動力
伝達を遮断でき、後2輪(又は前2輪)の高速2輪駆動
が可能とするものである。
ば、実公平1−11551号公報に開示されている。こ
の公報に記載のものは、入力要素を変速機を介してエン
ジンに動力伝達可能に接続し、第1出力要素を後2輪
(又は前2輪)に動力伝達可能に接続し、第2出力要素
を前2輪(又は後2輪)に動力伝達可能に接続し、両結
合手段をその各第1位置に移動させ、第1結合手段が第
1出力要素と高速側出力要素を連結しまた第2結合手段
が第1出力要素と第2出力要素を連結し、前2輪及び後
2輪の高速4輪駆動が可能とする。また、かかる高速4
輪駆動可能状態から第2結合手段を第2位置に移動さ
せ、第2結合手段が第1出力要素と第2出力要素の動力
伝達を遮断でき、後2輪(又は前2輪)の高速2輪駆動
が可能とするものである。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、副変
速機の切換機構においては、2つの切換スリーブを出力
軸の軸方向に移動させる2本の切換フォークを、異なる
2本のシフトシャフトで別々に動作させるので、構成が
複雑になり、また、部品点数が増加するという不都合が
あった。
速機の切換機構においては、2つの切換スリーブを出力
軸の軸方向に移動させる2本の切換フォークを、異なる
2本のシフトシャフトで別々に動作させるので、構成が
複雑になり、また、部品点数が増加するという不都合が
あった。
【0026】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、駆動力が入力される入力
軸を設け、この入力軸にドライブスプロケットを固定し
て設け、前記入力軸に略平行な出力軸を設け、この出力
軸にドリブンスプロケットを軸支して設け、前記ドライ
ブスプロケットと前記ドリブンスプロケットとにチェー
ンを巻掛けて設け、前記出力軸にサンギヤを軸支して設
け、このサンギヤに噛合されるプラネタリギヤを設け、
前記出力軸に固定されて前記プラネタリギヤを支持する
プラネタリキャリヤを設け、前記プラネタリギヤに噛合
されるとともに前記ドリブンスプロケットの一側に固定
されたリングギヤを設け、前記サンギヤに隣接したケー
ス側ハブを設け、前記サンギヤにサンギヤ側ドッグを設
け、前記ケース側ハブにケース側ハブドッグを設け、前
記出力軸の軸方向に移動されて前記サンギヤ側ドッグと
前記ケース側ハブドッグとに噛合・離脱する第1切換ス
リーブを設け、この第1切換スリーブを前記出力軸の軸
方向に移動させる第1切換フォークを設け、前記ドリブ
ンスプロケットの他側の前記出力軸に固定されたドリブ
ン側ハブを設け、このドリブン側ハブにドリブン側ハブ
ドッグを設け、前記ドリブンスプロケットの他側にスプ
ロケット側ドッグを設け、前記出力軸の軸方向に移動さ
れて前記ドリブン側ハブドッグと前記スプロケット側ド
ッグとに噛合・離脱する第2切換スリーブを設け、この
第2切換スリーブを前記出力軸の軸方向に移動させる第
2切換フォークを設けて低速と中立と高速とに選択的に
切換える副変速機の切換機構において、前記ケース側ハ
ブドッグ及び前記ドリブン側ハブドッグを前記第1切換
スリーブ及び前記第2切換スリーブの軸方向移動量が増
加すべく前記出力軸の軸方向に夫々延長して設け、前記
第1切換フォーク及び前記第2切換フォークを一のシフ
トシャフトに連結して設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、駆動力が入力される入力
軸を設け、この入力軸にドライブスプロケットを固定し
て設け、前記入力軸に略平行な出力軸を設け、この出力
軸にドリブンスプロケットを軸支して設け、前記ドライ
ブスプロケットと前記ドリブンスプロケットとにチェー
ンを巻掛けて設け、前記出力軸にサンギヤを軸支して設
け、このサンギヤに噛合されるプラネタリギヤを設け、
前記出力軸に固定されて前記プラネタリギヤを支持する
プラネタリキャリヤを設け、前記プラネタリギヤに噛合
されるとともに前記ドリブンスプロケットの一側に固定
されたリングギヤを設け、前記サンギヤに隣接したケー
ス側ハブを設け、前記サンギヤにサンギヤ側ドッグを設
け、前記ケース側ハブにケース側ハブドッグを設け、前
記出力軸の軸方向に移動されて前記サンギヤ側ドッグと
前記ケース側ハブドッグとに噛合・離脱する第1切換ス
リーブを設け、この第1切換スリーブを前記出力軸の軸
方向に移動させる第1切換フォークを設け、前記ドリブ
ンスプロケットの他側の前記出力軸に固定されたドリブ
ン側ハブを設け、このドリブン側ハブにドリブン側ハブ
ドッグを設け、前記ドリブンスプロケットの他側にスプ
ロケット側ドッグを設け、前記出力軸の軸方向に移動さ
れて前記ドリブン側ハブドッグと前記スプロケット側ド
ッグとに噛合・離脱する第2切換スリーブを設け、この
第2切換スリーブを前記出力軸の軸方向に移動させる第
2切換フォークを設けて低速と中立と高速とに選択的に
切換える副変速機の切換機構において、前記ケース側ハ
ブドッグ及び前記ドリブン側ハブドッグを前記第1切換
スリーブ及び前記第2切換スリーブの軸方向移動量が増
加すべく前記出力軸の軸方向に夫々延長して設け、前記
第1切換フォーク及び前記第2切換フォークを一のシフ
トシャフトに連結して設けたことを特徴とする。
【0027】
【作用】この発明の構成によれば、ケース側ハブドッグ
及びドリブン側ハブドッグが出力軸の軸方向に夫々延長
されて第1、第2切換スリーブの軸方向移動量が大きく
許容されるので、一のシフトシャフトを動作させること
により、第1、第2切換フォークを介して第1、第2切
換スリーブを所定に移動させ、低速と中立と高速とに選
択的に切換えることができる。これにより、従来の如き
2本のシフトシャフトを不要として、一本のシフトシャ
フトとすることができ、構成を簡素化し、部品点数を低
減することができる。
及びドリブン側ハブドッグが出力軸の軸方向に夫々延長
されて第1、第2切換スリーブの軸方向移動量が大きく
許容されるので、一のシフトシャフトを動作させること
により、第1、第2切換フォークを介して第1、第2切
換スリーブを所定に移動させ、低速と中立と高速とに選
択的に切換えることができる。これにより、従来の如き
2本のシフトシャフトを不要として、一本のシフトシャ
フトとすることができ、構成を簡素化し、部品点数を低
減することができる。
【0028】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜5は、この発明の実施例を示すものであ
る。図5において、2は四輪駆動車の車両、4はエンジ
ン、6は変速機、8は副変速機(トランスファ)、10
は前側差動機、12は後側差動機、14・14は前側車
輪軸、16・16は前輪、18・18は後側車輪軸、2
0・20は後輪、22はラジエータである。
明する。図1〜5は、この発明の実施例を示すものであ
る。図5において、2は四輪駆動車の車両、4はエンジ
ン、6は変速機、8は副変速機(トランスファ)、10
は前側差動機、12は後側差動機、14・14は前側車
輪軸、16・16は前輪、18・18は後側車輪軸、2
0・20は後輪、22はラジエータである。
【0029】変速機6と副変速機8間には、プライマリ
プロペラ24が設けられている。また、副変速機8に
は、前側差動機10に連結する前側プロペラ軸26と、
後側差動機12に連結する後側プロペラ軸28とが接続
されている。
プロペラ24が設けられている。また、副変速機8に
は、前側差動機10に連結する前側プロペラ軸26と、
後側差動機12に連結する後側プロペラ軸28とが接続
されている。
【0030】副変速機8は、変速機6からの駆動力を入
力し、この駆動力を前輪16・16と後輪20・20と
に分配すべく、前側プロペラ軸26を介して前側差動機
10に伝達するとともに、後側プロペラ軸28を介して
後側差動機12、12に伝達するものであり、また、低
速(ローレンジ)と中立(ニュートラルレンジ)と高速
(ハイレンジ)とに切換え可能且つ2輪と4輪とに切換
可能な構造である。
力し、この駆動力を前輪16・16と後輪20・20と
に分配すべく、前側プロペラ軸26を介して前側差動機
10に伝達するとともに、後側プロペラ軸28を介して
後側差動機12、12に伝達するものであり、また、低
速(ローレンジ)と中立(ニュートラルレンジ)と高速
(ハイレンジ)とに切換え可能且つ2輪と4輪とに切換
可能な構造である。
【0031】即ち、副変速機8は、図1、2に示す如
く、副変速機ケース30内に変速機6からの駆動力が入
力される入力軸32が設けられている。この入力軸32
は、2個の入力軸受34・34によって軸支されてい
る。この入力軸32には、ドライブスプロケット36が
固定して設けられている。
く、副変速機ケース30内に変速機6からの駆動力が入
力される入力軸32が設けられている。この入力軸32
は、2個の入力軸受34・34によって軸支されてい
る。この入力軸32には、ドライブスプロケット36が
固定して設けられている。
【0032】また、副変速機8には、入力軸32と略平
行な出力軸38が設けられている。この出力軸38は、
後側出力軸38−1と前側出力軸38−2とからなる。
後側出力軸38−1と前側出力軸38−2とは、同一軸
心上に配設されている。後側出力軸38−1は、副変速
機ケース30に2つの後側出力軸受40・40によって
軸支され、後側プロペラ軸28に接続されている。前側
出力軸38−2は、副変速機ケース30に前側出力軸受
42によって軸支され、前側プロペラ軸26に接続され
ている。
行な出力軸38が設けられている。この出力軸38は、
後側出力軸38−1と前側出力軸38−2とからなる。
後側出力軸38−1と前側出力軸38−2とは、同一軸
心上に配設されている。後側出力軸38−1は、副変速
機ケース30に2つの後側出力軸受40・40によって
軸支され、後側プロペラ軸28に接続されている。前側
出力軸38−2は、副変速機ケース30に前側出力軸受
42によって軸支され、前側プロペラ軸26に接続され
ている。
【0033】後側出力軸38−1には、ドリブンスプロ
ケット44がドリブン軸受46によって軸支されてい
る。ドライブスプロケット36とドリブンスプロケット
44とには、チェーン48が巻掛けて設けられている。
ケット44がドリブン軸受46によって軸支されてい
る。ドライブスプロケット36とドリブンスプロケット
44とには、チェーン48が巻掛けて設けられている。
【0034】後側出力軸38−1と前側出力軸38−2
との間には、2輪・4輪切換機構50が設けられてい
る。この2輪・4輪切換機構50は、シンクロナイザハ
ブ52とシンクロナイザキー54とシンクロナイザリン
グ56とシンクロナイザドッグ58とシンロナイザスリ
ーブ60とを有し、シンクロナイザドッグ58とシンク
ロナイザスリーブ60との噛合を解除することにより後
側出力軸38−1から前側出力軸38−2への駆動力の
伝達を遮断して2輪駆動とし、シンクロナイザスリーブ
60をシンクロナイザドッグ58に噛合することにより
後側出力軸38−1から前側出力軸38−2に駆動力を
伝達させて四輪駆動とする。
との間には、2輪・4輪切換機構50が設けられてい
る。この2輪・4輪切換機構50は、シンクロナイザハ
ブ52とシンクロナイザキー54とシンクロナイザリン
グ56とシンクロナイザドッグ58とシンロナイザスリ
ーブ60とを有し、シンクロナイザドッグ58とシンク
ロナイザスリーブ60との噛合を解除することにより後
側出力軸38−1から前側出力軸38−2への駆動力の
伝達を遮断して2輪駆動とし、シンクロナイザスリーブ
60をシンクロナイザドッグ58に噛合することにより
後側出力軸38−1から前側出力軸38−2に駆動力を
伝達させて四輪駆動とする。
【0035】副変速機8には、後側出力軸38−1にプ
ラネタリギヤトレイン62が設けられている。このプラ
ネタリギヤトレイン62は、後側出力軸38−1に軸支
されたサンギヤ64と、このサンギヤ64に噛合される
プラネタリギヤ66と、後側出力軸38−1に固定され
てプラネタリギヤ66を支持するプラネタリキャリヤ6
8と、プラネタリギヤ66に噛合されるとともにドリブ
ンスプロケット44の一側に固定されたリングギヤ70
とを有している。サンギヤ64は、サンギヤ軸受72に
よって後側出力軸38−1に軸支されている。また、サ
ンギヤ64には、前方にサンギヤ側ドッグ74が設けら
れている。
ラネタリギヤトレイン62が設けられている。このプラ
ネタリギヤトレイン62は、後側出力軸38−1に軸支
されたサンギヤ64と、このサンギヤ64に噛合される
プラネタリギヤ66と、後側出力軸38−1に固定され
てプラネタリギヤ66を支持するプラネタリキャリヤ6
8と、プラネタリギヤ66に噛合されるとともにドリブ
ンスプロケット44の一側に固定されたリングギヤ70
とを有している。サンギヤ64は、サンギヤ軸受72に
よって後側出力軸38−1に軸支されている。また、サ
ンギヤ64には、前方にサンギヤ側ドッグ74が設けら
れている。
【0036】また、後側出力軸38−1に固定されたプ
ラネタリキャリヤ68には、ドリブンスプロケット44
がドリブン軸受46によって軸支されている。従って、
ドリブンスプロケット44は、後側出力軸38−1に固
定されたプラネタリキャリヤ68を介して、後側出力軸
38−1にドリブン軸受46によって軸支されている。
ラネタリキャリヤ68には、ドリブンスプロケット44
がドリブン軸受46によって軸支されている。従って、
ドリブンスプロケット44は、後側出力軸38−1に固
定されたプラネタリキャリヤ68を介して、後側出力軸
38−1にドリブン軸受46によって軸支されている。
【0037】副変速機8には、プラネタリギヤトレイン
62の連結状態を切換える切換機構76が設けられてい
る。
62の連結状態を切換える切換機構76が設けられてい
る。
【0038】この切換機構76は、副変速機ケース8に
固定されてサンギヤ64に隣接したケース側ハブ78を
有している。このケース側ハブ78には、サンギヤ側ド
ツグ74に対峙してケース側ハブドッグ80が設けられ
ている。このケース側ハブドッグ80は、後述する第1
切換スリーブ82の軸方向移動量を増加すべく従来の長
さA2 よりも大なる長さA1 に後側出力軸38−1の軸
方向に延長して設けられている。
固定されてサンギヤ64に隣接したケース側ハブ78を
有している。このケース側ハブ78には、サンギヤ側ド
ツグ74に対峙してケース側ハブドッグ80が設けられ
ている。このケース側ハブドッグ80は、後述する第1
切換スリーブ82の軸方向移動量を増加すべく従来の長
さA2 よりも大なる長さA1 に後側出力軸38−1の軸
方向に延長して設けられている。
【0039】サンギヤ側ドッグ74とケース側ドッグ8
0とには、後側出力軸38−1の軸方向に移動されてサ
ンギヤ側ドッグ74とケース側ハブドッグ80とに噛合
・離脱する第1切換スリーブ82が設けられている。
0とには、後側出力軸38−1の軸方向に移動されてサ
ンギヤ側ドッグ74とケース側ハブドッグ80とに噛合
・離脱する第1切換スリーブ82が設けられている。
【0040】この第1切換スリーブ82には、第1スリ
ーブ溝84に第1切換フォーク86の先端側が係合して
設けられている。この第1切換フォーク86は、第1切
換スリーブ82を後側出力軸38−1の軸方向に移動さ
せるものである。
ーブ溝84に第1切換フォーク86の先端側が係合して
設けられている。この第1切換フォーク86は、第1切
換スリーブ82を後側出力軸38−1の軸方向に移動さ
せるものである。
【0041】また、切換機構76には、ドリブンスプロ
ケット44の他側の後側出力軸38−1に固定されたド
リブン側ハブ88を有している。このドリブン側ハブ8
8には、ドリブンスプロケット44側にドリブン側ハブ
ドッグ90が設けられている。このドリブ側ハブドッグ
90は、後述する第2切換スリーブ94の軸方向移動量
を増加すべく従来の長さB2 よりも大なる長さB1 に後
側出力軸38−1の軸方向に延長して設けられている。
ケット44の他側の後側出力軸38−1に固定されたド
リブン側ハブ88を有している。このドリブン側ハブ8
8には、ドリブンスプロケット44側にドリブン側ハブ
ドッグ90が設けられている。このドリブ側ハブドッグ
90は、後述する第2切換スリーブ94の軸方向移動量
を増加すべく従来の長さB2 よりも大なる長さB1 に後
側出力軸38−1の軸方向に延長して設けられている。
【0042】このドリブンスプロケット44の他側に
は、ドリブン側ハブドッグ90に対峙してスプロケット
側ドッグ92が設けられている。
は、ドリブン側ハブドッグ90に対峙してスプロケット
側ドッグ92が設けられている。
【0043】ドリブン側ハブドッグ90とスプロケット
側ドッグ92とには、後側出力軸38−1の軸方向に移
動されてドリブン側ハブドッグ90とスプロケット側ド
ッグ92とに噛合・離脱する第2切換スリーブ94が設
けられる。
側ドッグ92とには、後側出力軸38−1の軸方向に移
動されてドリブン側ハブドッグ90とスプロケット側ド
ッグ92とに噛合・離脱する第2切換スリーブ94が設
けられる。
【0044】この第2切換スリーブ94には、第2スリ
ーブ溝96に第2切換フォーク98の先端側が係合して
設けられている。
ーブ溝96に第2切換フォーク98の先端側が係合して
設けられている。
【0045】更に、切換機構76には、出力軸38と略
平行に位置して副変速機ケース30に軸方向移動可能に
支持された一のシフトシャフト100が設けられてい
る。
平行に位置して副変速機ケース30に軸方向移動可能に
支持された一のシフトシャフト100が設けられてい
る。
【0046】このシフトシャフト100には、第1切換
フォーク86の基端側が取付ピン102によって連結さ
れているとともに、第2切換フォーク98の基端側が取
付ボルト104によって連結されている。
フォーク86の基端側が取付ピン102によって連結さ
れているとともに、第2切換フォーク98の基端側が取
付ボルト104によって連結されている。
【0047】シフトシャフト100は、シフトレバー1
06によって後側出力軸38−1の軸方向に移動され
る。このシフトレバー106には、下方の中間部位にシ
フト動作の中心となる球状部108が設けられ、下端に
シフトシャフト100の係合孔110に係合される係合
部112が設けられ、上端にシフトノブ(図示せず)が
設けられている。シフトレバー106の球状部18は、
副変速機ケース30の支持部114によって球面支持さ
れている。
06によって後側出力軸38−1の軸方向に移動され
る。このシフトレバー106には、下方の中間部位にシ
フト動作の中心となる球状部108が設けられ、下端に
シフトシャフト100の係合孔110に係合される係合
部112が設けられ、上端にシフトノブ(図示せず)が
設けられている。シフトレバー106の球状部18は、
副変速機ケース30の支持部114によって球面支持さ
れている。
【0048】また、シフトシャフト100は、位置決め
機構116によって高速切換時と中立切換時と低速切換
時とにおいて、夫々後側出力軸38−1の軸線方向の移
動を位置決めされる。この位置決め機構116には、副
変速機ケース30にシフトシャフト100の径方向に指
向させて保持孔118が設けられ、この保持孔118に
押圧ばね120によってシフトシャフト100の径方向
に弾性押圧される球体122が内蔵して設けられ、シフ
トシャフト100に球体122が弾性係合される低速用
位置決め窪部124と中立用位置決め窪部126と高速
用位置決め窪部128とが設けられている。押圧ばね1
20は、副変速機ケース30に螺着した保持ボルト13
0によって保持されている。
機構116によって高速切換時と中立切換時と低速切換
時とにおいて、夫々後側出力軸38−1の軸線方向の移
動を位置決めされる。この位置決め機構116には、副
変速機ケース30にシフトシャフト100の径方向に指
向させて保持孔118が設けられ、この保持孔118に
押圧ばね120によってシフトシャフト100の径方向
に弾性押圧される球体122が内蔵して設けられ、シフ
トシャフト100に球体122が弾性係合される低速用
位置決め窪部124と中立用位置決め窪部126と高速
用位置決め窪部128とが設けられている。押圧ばね1
20は、副変速機ケース30に螺着した保持ボルト13
0によって保持されている。
【0049】次に、この実施例の作用を説明する。
【0050】副変速機8においては、入力軸32に入力
された駆動力がドライブスプロケット36とチェーン4
8とドリブンスプロケット44とを経て出力軸38側に
伝達され、そして、リングギヤ70に伝達される。
された駆動力がドライブスプロケット36とチェーン4
8とドリブンスプロケット44とを経て出力軸38側に
伝達され、そして、リングギヤ70に伝達される。
【0051】この出力軸38側には、一のシフトシャフ
ト100とこのシフトシャフト100に固定された2つ
の第1、第2切換フォーク86、98によって軸方向移
動される第1、第2切換スリーブ82、94が配設され
ている。副変速機8は、この第1、第2切換スリーブ8
2、94の移動の組合せにより、低速と中立と高速とに
選択的に切換えられる。
ト100とこのシフトシャフト100に固定された2つ
の第1、第2切換フォーク86、98によって軸方向移
動される第1、第2切換スリーブ82、94が配設され
ている。副変速機8は、この第1、第2切換スリーブ8
2、94の移動の組合せにより、低速と中立と高速とに
選択的に切換えられる。
【0052】即ち、低速への切換え時においては、図2
に示す如く、シフトレバー106が操作されると、シフ
トシャフト100が後側に軸方向移動されて球体122
が低速用位置決め窪部124に係合する。
に示す如く、シフトレバー106が操作されると、シフ
トシャフト100が後側に軸方向移動されて球体122
が低速用位置決め窪部124に係合する。
【0053】そして、第1切換フォーク86の動作によ
り、第1切換スリーブ82が軸方向移動してサンギヤ側
ドッグ74とケース側ハブドッグ80との双方に噛合す
るので、サンギヤ64が回転不可能な状態になる。この
とき、第2切換スリーブ94は、第2切換フォーク98
の動作により、スプロケット側ドッグ92に噛合せず、
ドリブン側ハブドッグ90にのみ噛合している。
り、第1切換スリーブ82が軸方向移動してサンギヤ側
ドッグ74とケース側ハブドッグ80との双方に噛合す
るので、サンギヤ64が回転不可能な状態になる。この
とき、第2切換スリーブ94は、第2切換フォーク98
の動作により、スプロケット側ドッグ92に噛合せず、
ドリブン側ハブドッグ90にのみ噛合している。
【0054】これにより、ドリブンスプロケット44に
固定されたリングギヤ70に伝達された駆動力は、プラ
ネタリギヤトレイン62のプラネタリギヤ66によって
減速され、プラネタリキャリヤ68を経て出力軸38に
伝達される。この結果、副変速機8は、低速状態にな
る。
固定されたリングギヤ70に伝達された駆動力は、プラ
ネタリギヤトレイン62のプラネタリギヤ66によって
減速され、プラネタリキャリヤ68を経て出力軸38に
伝達される。この結果、副変速機8は、低速状態にな
る。
【0055】また、中立への切換え時においては、図3
に示す如く、図2の低速時の状態からシフトレバー10
6を操作すると、シフトシャフト100が前方に軸方向
移動して球体122が中立用位置決め窪部126に係合
する。
に示す如く、図2の低速時の状態からシフトレバー10
6を操作すると、シフトシャフト100が前方に軸方向
移動して球体122が中立用位置決め窪部126に係合
する。
【0056】そして、第1切換フォーク86の動作によ
って第1切換スリーブ82がサンギヤ側ドッグ74から
離脱してケース側ハブドッグ80にのみ噛合し、サンギ
ヤ64が回転可能な状態なる。このとき、第2切換スリ
ーブ94は、低速時と同様に、ドリブン側ハブドッグ9
0にのみ噛合している。
って第1切換スリーブ82がサンギヤ側ドッグ74から
離脱してケース側ハブドッグ80にのみ噛合し、サンギ
ヤ64が回転可能な状態なる。このとき、第2切換スリ
ーブ94は、低速時と同様に、ドリブン側ハブドッグ9
0にのみ噛合している。
【0057】これにより、ドリブンスプロケット44か
らの駆動力は、サンギヤ64が回転可能な状態なので、
出力軸38側に伝達されない。この結果、副変速機8
は、中立状態になる。
らの駆動力は、サンギヤ64が回転可能な状態なので、
出力軸38側に伝達されない。この結果、副変速機8
は、中立状態になる。
【0058】高速への切換え時においては、図4に示す
如く、図3の中立時の状態からシフトレバー106を操
作すると、シフトシャフト100がさらに前方に軸方向
移動し、球体122が高速用位置決め窪部128に係合
する。
如く、図3の中立時の状態からシフトレバー106を操
作すると、シフトシャフト100がさらに前方に軸方向
移動し、球体122が高速用位置決め窪部128に係合
する。
【0059】そして、第1切換スリーブ82は、中立時
と同様に、ケース側ハブドッグ80にのみ噛合してい
る。このとき、第2切換スリーブ94は、第2切換フォ
ーク98の動作によって軸方向移動し、ドリブン側ハブ
ドッグ90とスプロケット側ドッグ92との双方に噛合
する。
と同様に、ケース側ハブドッグ80にのみ噛合してい
る。このとき、第2切換スリーブ94は、第2切換フォ
ーク98の動作によって軸方向移動し、ドリブン側ハブ
ドッグ90とスプロケット側ドッグ92との双方に噛合
する。
【0060】これにより、ドリブンスプロケット44の
駆動力は、減速されず直接出力軸38に伝達される。こ
の結果、副変速機8は、高速状態になる。
駆動力は、減速されず直接出力軸38に伝達される。こ
の結果、副変速機8は、高速状態になる。
【0061】この結果、ケース側ハブドッグ80及びド
リブン側スプロケット90を出力軸38の軸方向に延長
し、第1、第2切換スリーブ82、94の軸方向移動量
(スライド量)を増加したことにより、第1、第2切換
フォーク86、98を同一の動きで、低速と中立と高速
とに選択的に切換えることができ、これにより、一のシ
フトシャフト100によって副変速機8の切換えを行わ
せることができ、もって、構成を簡素化し、また、シフ
トシャフト100を一本にすることによって関連部品を
少なくすることができ、部品点数を低減し、しかも、廉
価にすることができる。
リブン側スプロケット90を出力軸38の軸方向に延長
し、第1、第2切換スリーブ82、94の軸方向移動量
(スライド量)を増加したことにより、第1、第2切換
フォーク86、98を同一の動きで、低速と中立と高速
とに選択的に切換えることができ、これにより、一のシ
フトシャフト100によって副変速機8の切換えを行わ
せることができ、もって、構成を簡素化し、また、シフ
トシャフト100を一本にすることによって関連部品を
少なくすることができ、部品点数を低減し、しかも、廉
価にすることができる。
【0062】また、副変速機8において、プラネタリギ
ヤトレイン62を設けたことにより、減速比を小さくす
ることができる。
ヤトレイン62を設けたことにより、減速比を小さくす
ることができる。
【0063】更に、高速時においては、プラネタリギヤ
66の自転をなくし、また、無負荷状態にすることによ
り、ギヤの噛合い音の発生を低減することができる。但
し、この場合、プラネタリギヤ66は、公転している。
66の自転をなくし、また、無負荷状態にすることによ
り、ギヤの噛合い音の発生を低減することができる。但
し、この場合、プラネタリギヤ66は、公転している。
【0064】更に、高速時には、プラネタリギヤ66に
高い応力が作用するのを回避させることができる。
高い応力が作用するのを回避させることができる。
【0065】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、副変速機の切換機構において、ケース側
ハブドッグ及びドリブン側ハブドッグを第1切換スリー
ブ及び第2切換スリーブの軸方向移動量が増加すべく出
力軸の軸方向に夫々延長して設け、第1切換フォーク及
び第2切換フォークを一のシフトシャフトに連結して設
けたことにより、低速と中立と高速との切換えを一本の
シフトシャフトで行わせることができ、これにより、構
成を簡素化し、部品点数を低減し、廉価とし得る。
発明によれば、副変速機の切換機構において、ケース側
ハブドッグ及びドリブン側ハブドッグを第1切換スリー
ブ及び第2切換スリーブの軸方向移動量が増加すべく出
力軸の軸方向に夫々延長して設け、第1切換フォーク及
び第2切換フォークを一のシフトシャフトに連結して設
けたことにより、低速と中立と高速との切換えを一本の
シフトシャフトで行わせることができ、これにより、構
成を簡素化し、部品点数を低減し、廉価とし得る。
【図1】副変速機の断面図である。
【図2】低速時の切換機構の断面図である。
【図3】中立時の切換機構の断面図である。
【図4】高速時の切換機構の断面図である。
【図5】副変速機を備えた車両の構成図である。
【図6】従来の副変速機の断面図である。
【図7】従来の低速時の切換機構の断面図である。
【図8】従来の中立時の切換機構の断面図である。
【図9】従来の高速時の切換機構の断面図である。
2 車両 4 エンジン 8 副変速機 32 入力軸 36 ドライブスプロケット 38 出力軸 44 ドリブンスプロケット 48 チェーン 64 サンギヤ 66 プラネタリギヤ 68 プラネタリキャリヤ 70 リングギヤ 74 サンギヤ側ドッグ 76 切換機構 78 ケース側ハブ 80 ケース側ハブドッグ 82 第1切換スリーブ 86 第1切換フォーク 88 ドリブン側ハブ 90 ドリブン側ハブドッグ 92 スプロケット側ドッグ 94 第2切換スリーブ 98 第2切換フォーク 100 シフトシャフト 106 シフトレバー 116 位置決め機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動力が入力される入力軸を設け、この
入力軸にドライブスプロケットを固定して設け、前記入
力軸に略平行な出力軸を設け、この出力軸にドリブンス
プロケットを軸支して設け、前記ドライブスプロケット
と前記ドリブンスプロケットとにチェーンを巻掛けて設
け、前記出力軸にサンギヤを軸支して設け、このサンギ
ヤに噛合されるプラネタリギヤを設け、前記出力軸に固
定されて前記プラネタリギヤを支持するプラネタリキャ
リヤを設け、前記プラネタリギヤに噛合されるとともに
前記ドリブンスプロケットの一側に固定されたリングギ
ヤを設け、前記サンギヤに隣接したケース側ハブを設
け、前記サンギヤにサンギヤ側ドッグを設け、前記ケー
ス側ハブにケース側ハブドッグを設け、前記出力軸の軸
方向に移動されて前記サンギヤ側ドッグと前記ケース側
ハブドッグとに噛合・離脱する第1切換スリーブを設
け、この第1切換スリーブを前記出力軸の軸方向に移動
させる第1切換フォークを設け、前記ドリブンスプロケ
ットの他側の前記出力軸に固定されたドリブン側ハブを
設け、このドリブン側ハブにドリブン側ハブドッグを設
け、前記ドリブンスプロケットの他側にスプロケット側
ドッグを設け、前記出力軸の軸方向に移動されて前記ド
リブン側ハブドッグと前記スプロケット側ドッグとに噛
合・離脱する第2切換スリーブを設け、この第2切換ス
リーブを前記出力軸の軸方向に移動させる第2切換フォ
ークを設けて低速と中立と高速とに選択的に切換える副
変速機の切換機構において、前記ケース側ハブドッグ及
び前記ドリブン側ハブドッグを前記第1切換スリーブ及
び前記第2切換スリーブの軸方向移動量が増加すべく前
記出力軸の軸方向に夫々延長して設け、前記第1切換フ
ォーク及び前記第2切換フォークを一のシフトシャフト
に連結して設けたことを特徴とする副変速機の切換機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26119494A JP3500730B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 副変速機の切換機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26119494A JP3500730B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 副変速機の切換機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0899548A true JPH0899548A (ja) | 1996-04-16 |
| JP3500730B2 JP3500730B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=17358456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26119494A Expired - Fee Related JP3500730B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 副変速機の切換機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3500730B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109505927A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-22 | 内蒙古工业大学 | 一种实现重物上楼梯搬运的电动小车 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP26119494A patent/JP3500730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109505927A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-22 | 内蒙古工业大学 | 一种实现重物上楼梯搬运的电动小车 |
| CN109505927B (zh) * | 2018-12-28 | 2023-08-04 | 内蒙古工业大学 | 一种实现重物上楼梯搬运的电动小车 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3500730B2 (ja) | 2004-02-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4292860A (en) | Transfer device associated with power transmission | |
| US4299140A (en) | Transfer device for four wheel drive | |
| US4711136A (en) | Power transfer device for four-wheel drive | |
| JPS6256007B2 (ja) | ||
| JPH0111551Y2 (ja) | ||
| JPH0211448B2 (ja) | ||
| US12128761B2 (en) | Work vehicle and power take-off apparatus for the same | |
| JPS6251769B2 (ja) | ||
| JP2574905B2 (ja) | 車両のミッション | |
| US4838121A (en) | Manually operated change-speed mechanism in power transfer device | |
| JPH0899548A (ja) | 副変速機の切換機構 | |
| GB2023518A (en) | Motor vehicle transmission apparatus | |
| JPS6332456Y2 (ja) | ||
| JP3463363B2 (ja) | 副変速機の切換機構 | |
| JPS6350215B2 (ja) | ||
| JP3407061B2 (ja) | 農用作業車 | |
| JPH0542838A (ja) | 四輪駆動車のトランスフア装置 | |
| JPH07266907A (ja) | 副変速機のギヤトレーン構造 | |
| JPH0542842A (ja) | 四輪駆動車のトランスフア装置 | |
| JPS608207Y2 (ja) | トラクタにおける前後進装置 | |
| JPH0743491Y2 (ja) | カップリング装置 | |
| JPH04212633A (ja) | 車両用4輪駆動車の動力伝達切替装置 | |
| JPH0788887B2 (ja) | センターデフ付き2スピードトランスファー構造 | |
| JPS6241448A (ja) | 歯車式変速機の変速機構 | |
| JP3022427B2 (ja) | 動力伝達装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |