JPS608207Y2 - トラクタにおける前後進装置 - Google Patents
トラクタにおける前後進装置Info
- Publication number
- JPS608207Y2 JPS608207Y2 JP3417579U JP3417579U JPS608207Y2 JP S608207 Y2 JPS608207 Y2 JP S608207Y2 JP 3417579 U JP3417579 U JP 3417579U JP 3417579 U JP3417579 U JP 3417579U JP S608207 Y2 JPS608207 Y2 JP S608207Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- pawl
- claw
- case
- tractor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トラクタにおいて、容易に前後進の操作がで
きるようにしtこ伝動装置に関する。
きるようにしtこ伝動装置に関する。
一般に、トラクタは、歯車の選択噛合せにより変速を行
なっていたので、前後進の変速操作はクラッチ及び変速
レバーの操作を必要とし、従って瞬間的に行なうことは
できなかった。
なっていたので、前後進の変速操作はクラッチ及び変速
レバーの操作を必要とし、従って瞬間的に行なうことは
できなかった。
そこで、近年、パワーシフトと称して、各歯車にクラッ
チを設け、変速レバーだけの操作で前後進が行なえるよ
うにしたものが提案されている。
チを設け、変速レバーだけの操作で前後進が行なえるよ
うにしたものが提案されている。
しかし、該装置は、油圧装置や多くのクラッチを必要と
するので、複雑で高価になるうえ、一定の後進速度に限
定され、各前進時に対する後進時速度が異り、作業能率
を低下させる欠点があった。
するので、複雑で高価になるうえ、一定の後進速度に限
定され、各前進時に対する後進時速度が異り、作業能率
を低下させる欠点があった。
また、油圧変速装置を装備したものであるが、該油圧変
速装置は非常に高価であるばかりか、無段変速のため、
レバーの移動量により速度が定まるので、希望の速度を
瞬間的にレバー操作することは逆に相当の熟練を要し、
一般には困難なものであった。
速装置は非常に高価であるばかりか、無段変速のため、
レバーの移動量により速度が定まるので、希望の速度を
瞬間的にレバー操作することは逆に相当の熟練を要し、
一般には困難なものであった。
そこで、本考案は、クラッチハウジングにおける伝動軸
の間に遊星歯車装置を介在し、更に伝動軸に摺動のみ自
在に配置された第1のスライド爪と、該スライド爪に隣
接してかつ伝動軸に回転及び摺動自在に配置された第2
のスライド爪とを一体に摺動することにより、遊星歯車
装置の遊星歯車を支持しているギヤケースを、伝動軸あ
るいは固定ホルダーに選択的に保合自在に構威し、もっ
て前述欠点を解消したトラクタにおける前後進装置を提
供することを目的とするものである。
の間に遊星歯車装置を介在し、更に伝動軸に摺動のみ自
在に配置された第1のスライド爪と、該スライド爪に隣
接してかつ伝動軸に回転及び摺動自在に配置された第2
のスライド爪とを一体に摺動することにより、遊星歯車
装置の遊星歯車を支持しているギヤケースを、伝動軸あ
るいは固定ホルダーに選択的に保合自在に構威し、もっ
て前述欠点を解消したトラクタにおける前後進装置を提
供することを目的とするものである。
以下、図面に示す実施例に基づき、本考案を具体的に説
明する。
明する。
トラクタ1は、第1図に示すように、前輪2及び後輪3
により支持されている車体5を有しており、車体5の前
部にはエンジン6が塔載され、また後部は運転席7とな
っている。
により支持されている車体5を有しており、車体5の前
部にはエンジン6が塔載され、また後部は運転席7とな
っている。
運転席7の下部は、第2図に示すように、クラッチハウ
ジング9が配設され、ハウジング9の後部にはミッショ
ンケース10が固定されている。
ジング9が配設され、ハウジング9の後部にはミッショ
ンケース10が固定されている。
クラッチハウジング9は伝動軸であるメインシャフト1
1を回転自在に支持しており、シャフト11はその前部
においてエンジンのフライホイール12と断続し得るク
ラッチ13に結合していると共に、その後部において本
考案による前後進装置15に連結している。
1を回転自在に支持しており、シャフト11はその前部
においてエンジンのフライホイール12と断続し得るク
ラッチ13に結合していると共に、その後部において本
考案による前後進装置15に連結している。
更に、前後進装置15からはメインシャフト11と整列
した状態で同じく伝動軸である第1伝動歯車軸16がミ
ッションケース10に向けて延出しており、歯車軸16
はケース10内の歯車列17を介して走行車軸に連動し
ている。
した状態で同じく伝動軸である第1伝動歯車軸16がミ
ッションケース10に向けて延出しており、歯車軸16
はケース10内の歯車列17を介して走行車軸に連動し
ている。
前後進装置15は、第3図に示すように、クラッチハウ
ジング9に固定されているホルダー19及びミッション
ケース10に固定されているホルダー20にそれぞれベ
アリング21.22を介して回転自在に支持されている
ギヤケース23を有しており、ギヤケース23にはメイ
ンシャフト11及び第1伝動歯車軸16と直交するよう
に配置されている公転軸25により遊星歯車を構成する
1対の傘歯車26.26が回転自在に支持されている。
ジング9に固定されているホルダー19及びミッション
ケース10に固定されているホルダー20にそれぞれベ
アリング21.22を介して回転自在に支持されている
ギヤケース23を有しており、ギヤケース23にはメイ
ンシャフト11及び第1伝動歯車軸16と直交するよう
に配置されている公転軸25により遊星歯車を構成する
1対の傘歯車26.26が回転自在に支持されている。
また、ホルダー19にベアリング27を介して支持され
ているメインシャフト11の端部、及びホルダー20に
ベアリング29.29を介して支持されている第1伝動
歯車軸16の端部にはそれぞれスプライン11a、16
aを介して入力歯車及び出力歯車を構成する傘歯車軸3
0.31が固定されており、各傘歯車30.31は1対
の傘歯車26.26にそれぞれ噛合し、遊星歯車装置を
構成している。
ているメインシャフト11の端部、及びホルダー20に
ベアリング29.29を介して支持されている第1伝動
歯車軸16の端部にはそれぞれスプライン11a、16
aを介して入力歯車及び出力歯車を構成する傘歯車軸3
0.31が固定されており、各傘歯車30.31は1対
の傘歯車26.26にそれぞれ噛合し、遊星歯車装置を
構成している。
また、メインシャフト11のスプラインllaにはスラ
イド爪32が摺動のみ自在に嵌合しており、スライド爪
32はギヤケース23の内周面に形成された爪23aと
係合し得る爪32aを有している。
イド爪32が摺動のみ自在に嵌合しており、スライド爪
32はギヤケース23の内周面に形成された爪23aと
係合し得る爪32aを有している。
更に、ホルダー19のギヤケース23と隣接している内
周面には爪23aと整列して爪19aが形成されており
、爪19aにはメインシャフト11に摺動及び回転自在
に嵌合している他のスライド爪33の外周面に形成され
た爪33aが係合している。
周面には爪23aと整列して爪19aが形成されており
、爪19aにはメインシャフト11に摺動及び回転自在
に嵌合している他のスライド爪33の外周面に形成され
た爪33aが係合している。
また、スライド爪32と傘歯車30の間にはスプリング
35が縮設されており、スライド爪32を他のスライド
爪33と共に図中左方に付勢している。
35が縮設されており、スライド爪32を他のスライド
爪33と共に図中左方に付勢している。
一方、運転席7には操作ペダル36が配置されており、
ペダル36はロッド37等を介してその先端が他のスラ
イド爪33の側面に当接しているシフタフォークアーム
39に連結している。
ペダル36はロッド37等を介してその先端が他のスラ
イド爪33の側面に当接しているシフタフォークアーム
39に連結している。
本考案は以上のような構成を有するので、トラクタ1を
フロントローダ一作業等のように激しく前後進が切換わ
る作業に用いる場合、まず操作レバーを操作して歯車列
17により所望の走行速度を選択する。
フロントローダ一作業等のように激しく前後進が切換わ
る作業に用いる場合、まず操作レバーを操作して歯車列
17により所望の走行速度を選択する。
この状態で、クラッチ13を接続すると、エンジン6の
動力はメインシャフト11に伝達されるが、該メインシ
ャフト11の回転は、第3図図示のようにスプリング3
5によりスライド爪32の爪32aがギヤケース23の
爪23aに係合しており、また傘歯車30がギヤケース
23に支持されている1対の傘歯車26.26に噛合し
ているので、傘歯車26をギヤケース23と一体に、か
つ公転軸25の回りに自転することなく回動し、更に該
傘歯車26の公転は傘歯車31を介して第1伝動歯車軸
16に伝達され、従って歯車軸16はメインシャフト1
1と同方向に、かつ同速で回転する。
動力はメインシャフト11に伝達されるが、該メインシ
ャフト11の回転は、第3図図示のようにスプリング3
5によりスライド爪32の爪32aがギヤケース23の
爪23aに係合しており、また傘歯車30がギヤケース
23に支持されている1対の傘歯車26.26に噛合し
ているので、傘歯車26をギヤケース23と一体に、か
つ公転軸25の回りに自転することなく回動し、更に該
傘歯車26の公転は傘歯車31を介して第1伝動歯車軸
16に伝達され、従って歯車軸16はメインシャフト1
1と同方向に、かつ同速で回転する。
これにより、トラクタ1は所望速度で前進する。
次に、トラクタ1を後進させるには、操作ペダル36を
踏む。
踏む。
すると、シフタフォークアーム39は時計方向に回動し
、他のスライド爪33をスライド爪32と共にスプリン
グ35を抗して摺動する。
、他のスライド爪33をスライド爪32と共にスプリン
グ35を抗して摺動する。
これにより、スライド爪32の爪32aがギヤケース2
3の爪23aから外れると同時に、他のスライド爪33
の爪33aがホルダー19の爪19aと係合した状態の
ままでギヤケース23の爪23aにも係合し、ギヤケー
ス23を固定する。
3の爪23aから外れると同時に、他のスライド爪33
の爪33aがホルダー19の爪19aと係合した状態の
ままでギヤケース23の爪23aにも係合し、ギヤケー
ス23を固定する。
この状態では、メインシャフト11の回転は傘歯車30
を介して1対の傘歯車26.26に伝達され、傘歯車2
6は公転を阻止されているので、軸25の回りを自転し
、該自転が傘歯車31を介して第1伝動歯車軸16に伝
達される。
を介して1対の傘歯車26.26に伝達され、傘歯車2
6は公転を阻止されているので、軸25の回りを自転し
、該自転が傘歯車31を介して第1伝動歯車軸16に伝
達される。
従って、歯車軸16はメインシャフト11と逆方向に、
かつ同速で回転し、前記前進速度に対応した速度で後進
する。
かつ同速で回転し、前記前進速度に対応した速度で後進
する。
再びトラクタ1を前進させるには、操作ペダル36から
足を離し、スプリング35によりスライド爪32を摺動
し、他のスライド爪33の爪33aをギヤケース23の
爪23aから外すと共に、爪32aを爪23aに係合す
れば良い。
足を離し、スプリング35によりスライド爪32を摺動
し、他のスライド爪33の爪33aをギヤケース23の
爪23aから外すと共に、爪32aを爪23aに係合す
れば良い。
以上説明したように、本考案によれば、操作ペダル36
の踏み操作等の簡単な操作により車輌の前後進ができる
ので、トラクタのフロントローダ一作業等、車輌の前後
進切換え操作と共にローダーあるいは前処理部の昇降操
作等、瞬時に多くの操作を必要とする作業が非常に容易
になり、しかも変速は独立して行なえ、後進が多段の前
進速度に対応した速度で走行できるので、能率良く作業
することができる。
の踏み操作等の簡単な操作により車輌の前後進ができる
ので、トラクタのフロントローダ一作業等、車輌の前後
進切換え操作と共にローダーあるいは前処理部の昇降操
作等、瞬時に多くの操作を必要とする作業が非常に容易
になり、しかも変速は独立して行なえ、後進が多段の前
進速度に対応した速度で走行できるので、能率良く作業
することができる。
また、パワーシフト及び油圧変速装置のように油圧装置
等の特別な装置を必要とせず、メカだけの簡単な構造で
足り、堅牢で安価な装置を得ることができ、更に比較的
スペースに余裕のあるクラッチハウジング9内に設ける
ことにより、ミッションケース10及びクラッチハウジ
ング9に特別な変更を加えることなく前後進装置15を
設置でき、既存のトラクタにも容易に装着することがで
きる。
等の特別な装置を必要とせず、メカだけの簡単な構造で
足り、堅牢で安価な装置を得ることができ、更に比較的
スペースに余裕のあるクラッチハウジング9内に設ける
ことにより、ミッションケース10及びクラッチハウジ
ング9に特別な変更を加えることなく前後進装置15を
設置でき、既存のトラクタにも容易に装着することがで
きる。
更に、隣接して配置された2個のスライド爪32.33
を一体に摺動することにより前後進装置15を切換える
ので、極めて簡単な構成でありながら、ギヤケース23
の伝動軸11(又は16)への連結・解除及びギヤケー
ス23の固定ホルダー19(又は20)への連結・解除
の2操作を、タイミングがずれることなく正確に行なう
ことができ、誤作動を確実に防止することができると共
に、保守が極めて容易になる。
を一体に摺動することにより前後進装置15を切換える
ので、極めて簡単な構成でありながら、ギヤケース23
の伝動軸11(又は16)への連結・解除及びギヤケー
ス23の固定ホルダー19(又は20)への連結・解除
の2操作を、タイミングがずれることなく正確に行なう
ことができ、誤作動を確実に防止することができると共
に、保守が極めて容易になる。
第1図は本考案を適用し得るトラクタを示す全体側面図
、第2図はその動力伝達系路を示す断面図、第3図は本
考案による前後進装置を示す断面図である。 1・・・・・・トラクタ、6・・・・・・エンジン、9
・・・・・・クラッチハウジング、10・・・・・・ミ
ッションケース、11.16・・・・・・伝動軸、15
・・・・・・前後進装置、19.20・・・・・・固定
ホルダー、19a・・曲爪、23・・・・・・ギヤケー
ス、22a・・・・・・爪、26・・・・・・遊星歯車
、30・・・・・・入力歯車、31・・・・・・出力歯
車、26、30.31・・・・・・遊星歯車装置、32
・・・・・・第1のスライド爪、33・・・・・・第2
のスライド爪、36・・・・・・操作ペダル。
、第2図はその動力伝達系路を示す断面図、第3図は本
考案による前後進装置を示す断面図である。 1・・・・・・トラクタ、6・・・・・・エンジン、9
・・・・・・クラッチハウジング、10・・・・・・ミ
ッションケース、11.16・・・・・・伝動軸、15
・・・・・・前後進装置、19.20・・・・・・固定
ホルダー、19a・・曲爪、23・・・・・・ギヤケー
ス、22a・・・・・・爪、26・・・・・・遊星歯車
、30・・・・・・入力歯車、31・・・・・・出力歯
車、26、30.31・・・・・・遊星歯車装置、32
・・・・・・第1のスライド爪、33・・・・・・第2
のスライド爪、36・・・・・・操作ペダル。
Claims (1)
- エンジン、クラッチハウジング及びミッションケースを
有し、エンジンからの動力をクラッチハウジング内の伝
動軸及びミッションケースに内蔵された歯車列を介して
走行車軸に伝達してなるトラクタにおいて、クラッチハ
ウジング内に遊星歯車装置を配設し、該遊星歯車装置の
入力歯車をエンジンに連動している伝動軸に固定すると
共に、その出力歯車を歯車列に連動している伝動軸に固
定腰更にその遊星歯車を支持しているギヤケースを固定
ホルダーに回転自在に支持し、また該ギヤケースの内周
面及びそれに隣接している固定ホルダーの内周面にそれ
ぞれ爪を形威し、更に前記伝動軸に摺動のみ自在に第1
のスライド爪を配設すると共に、該第1のスライド爪に
隣接してかつ伝動軸に回転及び摺動自在に第2のスライ
ド爪を配設腰これら第1及び第2のスライド爪を一体に
摺動して、第1のスライド爪がギヤケースの爪に係合す
ると共に第2のスライド爪が固定ホルダーの爪にのみ係
合する正転位置と、第1のスライド爪がギヤケースの爪
から外れかつ第2のスライド爪がギヤケースの爪と固定
ホルダーの爪とに亘って係合する逆転位置とに切換えて
なるトラクタにおける前後進装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3417579U JPS608207Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | トラクタにおける前後進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3417579U JPS608207Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | トラクタにおける前後進装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55134539U JPS55134539U (ja) | 1980-09-24 |
| JPS608207Y2 true JPS608207Y2 (ja) | 1985-03-22 |
Family
ID=28891056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3417579U Expired JPS608207Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | トラクタにおける前後進装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608207Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-16 JP JP3417579U patent/JPS608207Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55134539U (ja) | 1980-09-24 |
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