JPH09100007A - 保管設備 - Google Patents

保管設備

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JPH09100007A
JPH09100007A JP25602595A JP25602595A JPH09100007A JP H09100007 A JPH09100007 A JP H09100007A JP 25602595 A JP25602595 A JP 25602595A JP 25602595 A JP25602595 A JP 25602595A JP H09100007 A JPH09100007 A JP H09100007A
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Kanji Abu
寛二 阿武
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 円滑な走行移動を行うことが可能となる保管
設備を提供する。 【解決手段】 複数の棚レール7に支持されて並設方向
に沿って移動自在な複数の収納棚2の間に物品搬出用の
スタッカークレーン5の走行用通路を形成する状態と、
隣接する収納棚2を近接させる状態とに切り換え自在に
構成され、スタッカークレーン5が棚レール7と交差す
る走行用レール12に支持される状態で移動走行自在に
設けられ、棚レール7及び走行用レール12は、一連に
連なる状態に形成され、棚レール7が地上側の設置面に
支持される状態で設置され、且つ、走行用レール12が
棚レール7の上部に載置支持される状態で設置され、走
行用レール12を、スタッカークレーン5を案内支持す
るための支持作用位置と、収納棚2の移動通過領域から
退避する退避位置との間で移動させる移動操作手段が備
えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、夫々に複数の物品
収納部が設けられた収納棚の複数が、並設される状態で
設けられ、前記各物品収納部に対して物品の出し入れを
行うための移載装置を備えた走行装置が設けられ、前記
収納棚が、複数の棚支持用レールにその荷重が支持され
た状態で、並設方向に沿って移動自在に構成されて、隣
接する収納棚の間に前記走行装置の走行用通路を形成す
る搬出入用の作業状態と、隣接する収納棚を近接させる
格納状態とに切り換え自在に構成され、前記走行装置
が、前記走行用通路内を、前記棚支持用レールと交差す
る走行用レールにその荷重が支持される状態で移動走行
自在に設けられている保管設備に関する。
【0002】
【従来の技術】上記保管装置において、従来では、例え
ば特開平6−107307号公報に示されるように、前
記棚支持用レールと前記走行用レールとがほぼ同一高さ
で交差して、各レールが共に地上側の設置面上に支持さ
れる状態で設けられ、これらのレールが交差する箇所に
おいては、収納棚側のつば付き車輪あるいは走行装置側
のつば付き車輪のつば部が夫々のレールに干渉すること
を防止する溝部が形成され、そのレール交差部分を前記
各車輪が通過可能に設けられ、収納棚を作業状態と格納
状態とに切り換え可能としながら、走行装置を荷重支持
状態で移動走行自在に支持できるようにしたものがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
においては、前記各レールにおける夫々の交差部分にお
いて、上述したような溝部が形成されるものであるか
ら、各車輪がその溝部を走行する毎に、溝部の端縁部に
車輪が衝突することに起因して、振動や騒音を発生する
等、走行移動が円滑に行えない不利があった。
【0004】又、上記従来構成においては、前記棚支持
用レールと前記走行用レールの夫々について、交差部分
において夫々溝部を形成する必要があり、複数箇所にお
いて溝部形成という煩わしい加工工程が必要となり、レ
ール作製面において製造工程が複雑になるといった不利
もあった。
【0005】尚、上述したような不利を解消する方法と
して、例えば、前記走行用レールを収納棚の横側部に一
体的に形成する構成として、一連に連なる状態で設ける
構成が考えられるが、このように構成すると、走行装置
の荷重が走行用レールを介して収納棚により支持される
構成となり、収納棚の支持強度を大にさせる必要があ
り、構成が複雑化する不利があり、又、走行装置が走行
する際に振動等に起因して収納される物品が位置ずれす
るおそれがある等の不利な面もある。
【0006】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、その目的は、収納棚を作業状態と格納状態とに
切り換え可能とし、且つ、走行装置を荷重支持状態で移
動走行自在に支持できるものでありながら、レールの作
製工程の複雑化を招くことなく、振動や騒音の発生を極
力抑制して円滑な走行移動を行うことが可能となる保管
設備を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、前記棚支持用レール及び前記走行用レール
は、一連に連なる状態に形成され、前記棚支持用レール
は地上側の設置面に支持される状態で設置され、前記走
行用レールが前記棚支持用レールの上部に載置支持され
る状態で設置される。そして、この走行用レールは、移
動操作手段によって、走行装置の走行用通路が形成され
る搬出入用の作業状態に切り換えられた際には、前記走
行装置を案内支持するための支持作用位置に移動され、
隣接する収納棚が近接する前記格納状態においては前記
収納棚の移動通過領域から退避する退避位置に移動され
ることになるから、走行用レールが収納棚の移動を阻害
することがない。
【0008】各レールは一連に連なる状態で形成される
から、途中部に凹部等が存在しないので、収納棚あるい
は走行装置が走行移動する際には、衝撃が発生せず、振
動や騒音の発生が抑制された状態で滑らかな移動走行を
行えるものとなる。しかも、前記各レールは、その途中
部に溝部等の特別な加工を施す必要がなく、このような
特別な加工が不要で作製工程が簡素化できるものとな
る。
【0009】前記走行用レールが前記棚支持用レールの
上部に載置支持される状態で設置されるから、各レール
を各別に設置面に取付け固定する構成に較べて、取付け
誤差等が発生するおそれがなく、各レールの相対的な上
下位置関係が常に同じ状態に維持されるものとなる。そ
の結果、収納棚における各物品収納部と、走行装置に備
えられる移載装置との位置合わせを行い易いものとな
る。
【0010】請求項2に記載の特徴構成によれば、前記
移動操作手段が、前記走行用レールを前記収納棚に対し
て接近又は離間移動させる伸縮操作機構にて構成されて
いるから、前記搬出入用の作業状態においては、伸縮操
作機構によって、走行用レールが収納棚から離間する所
定の支持作用位置に移動し、前記格納状態においては、
走行用レールが収納棚に接近して所定の退避位置に移動
することで、収納棚の格納状態への切り換え移動を阻害
することがない。
【0011】請求項3に記載の特徴構成によれば、前記
伸縮操作機構が、前記収納棚の移動操作力により、前記
走行用レールを前記収納棚に対して接近又は離間移動さ
せるものであるから、収納棚の移動操作力を有効利用す
ることで、走行用レールを移動させるための専用の駆動
手段を設ける必要がなく、構成が簡素に済ませられる。
【0012】請求項4に記載の特徴構成によれば、前記
走行用レールが、前記作業状態において前記走行用通路
における幅方向中央に位置するように構成され、前記移
動操作手段が、前記走行用通路の両側に位置する各収納
棚、及び、前記走行用レールの夫々に枢支連係されるリ
ンク機構にて構成され、前記リンク機構は、前記収納棚
が前記作業状態と前記格納状態とに切り換えられるに伴
って、前記走行用レールが連動移動するように構成さ
れ、前記各収納棚と、前記走行用レールとの間の夫々の
最大離間距離を設定距離に規制し、且つ、前記各収納棚
の接近移動を許容するように構成されている。
【0013】従って、収納棚が前記作業状態と前記格納
状態とにわたって切り換え移動するに伴って、リンク機
構によって、走行用レールが支持作用位置と退避位置と
にわたって連動移動するので、例えば、伸縮用のアクチ
ュエータ等の専用の駆動手段を設ける必要がなく、それ
だけ簡単な構成で済ませられると共に、最大離間距離、
即ち、走行用通路が形成される作業状態において、機械
的に移動量を規制することで精度よく走行用レールを支
持作用位置に移動できるものとなる。
【0014】請求項5に記載の特徴構成によれば、前記
リンク機構は、4本のリンクが枢支連結される4節リン
ク機構にて構成され、前記リンク機構の対角位置におけ
る一対の節が、前記各収納棚に夫々枢支連結され、他の
対角位置における一対の節の夫々が、レール長手方向に
沿って形成された融通部を介して前記走行用レールに枢
支連結される状態で構成されているから、各収納棚の接
近離間移動に伴って、走行用レールが枢支連結される箇
所は、走行用通路の幅方向中央箇所に位置することにな
り、簡単な構成によって常に適正に支持作用位置に位置
させることができるものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る保管設備につ
いて説明する。図1に示すように、上下方向並びに水平
方向夫々に沿って複数の物品収納部1が設けられた収納
棚2の複数が左右方向に並設され、各物品収納部1の夫
々に物品を収納することができるように構成され、前記
収納棚2の間に形成された走行用通路Tの内部、並び
に、該通路Tの一端側外方に位置する待機位置の夫々に
わたって移動走行自在で、且つ、前記各物品収納部1及
び物品搬出入部3に対して物品の出し入れを行うための
移載装置4を備えた走行装置としてのスタッカークレー
ン5が設けられている。前記待機位置において、スタッ
カークレーン5は移動台車としてのトラバーサ6にて支
持され、トラバーサ6は収納棚2の並設方向に沿って移
動自在に設けられ、移載装置4に対して物品を出し入れ
すると共に、物品搬出入部3に対して物品を移載させる
搬送装置6aが設けられ、この搬送装置6aを介して物
品搬出入部3に対して物品の出し入れを行えるように構
成されている。
【0016】複数の収納棚2のうちの左右方向両側の収
納棚2は、夫々、床面に位置固定状態で設置され、これ
らの各固定収納棚2aの間に位置する複数の収納棚2
は、その並設方向に沿って移動自在な移動収納棚2bと
して構成されている。
【0017】前記移動収納棚2bは、地上側の設置面と
しての床面に固定設置された複数の棚支持用レールとし
ての棚レール7によって複数の車輪8により移動自在に
載置支持される構成となっており、前記車輪8を電動モ
ータにより回転駆動させることで並設方向に沿って移動
自在に設けられている。そして、各移動収納棚2は、そ
れらの間に搬出入用の作業用スペースが形成される作業
状態と、該作業用スペースが形成されず各収納棚2が近
接する格納状態とに切り換え可能に構成されている。つ
まり、図3に示すように、複数の移動収納棚2bのうち
のいずれか一箇所に作業用スペースが形成され、その他
の箇所では格納状態になるように設けられ、各移動収納
棚2を移動させることで、いずれの箇所においても作業
用スペースを形成できるようになっている。このように
構成することで、作業用スペースを確保できるものであ
りながら、収納棚2の並設方向に沿う設置スペースを極
力少ないものにできる。
【0018】トラバーサ6は、スタッカークレーン5を
支持している状態で、2本の支持レール10上に車輪に
て収納棚2の並設方向(左右方向)に移動自在に載置支
持されており、電動モータにより車輪を駆動回転させる
ことで移動走行するように構成されている。
【0019】そして、トラバーサ6が走行用通路Tが形
成された箇所に移動すると、スタッカークレーン5を走
行用通路T内に向けて走行させることができるようにな
っている。このスタッカークレーン5は、走行用通路T
を走行する際においては、前記棚レール7とほぼ直交す
る状態で設置された走行用レール12に、車輪13によ
って走行自在に載置支持され、且つ、上端部において支
持フレーム14により支持される左右両側のガイドロー
ラ15が、収納棚2に設けられたガイドレール16に沿
って案内支持される構成となっている。このスタッカー
クレーン5には走行用電動モータ17が設けられ、この
電動モータ17の駆動力にて車輪13が回転駆動される
ことで、走行用レール12上を走行移動できるように構
成されている。尚、トラバーサ6には、走行用通路Tに
おける走行経路端部位置とトラバーサ6上に載置支持さ
れる待機位置との間で、スタッカークレーン5を走行案
内させるレール部18並びにガイドレール19が設けら
れている。
【0020】前記移載装置4は、詳述はしないが、周知
構成の昇降操作構造に基づいて電動モータにより昇降操
作自在に設けられると共に、任意の物品収納部1に対し
て物品を移載収納させたり、物品収納部1に載置収納さ
れる物品を搬出させることができるように構成されてい
る。又、各収納棚2には、スタッカークレーン5に対す
る駆動用電力を供給するための棚側の給電装置が備えら
れ、且つ、スタッカークレーン5には、前記走行用通路
T内の移動走行時に、前記給電装置に接触した状態を維
持しながら、該給電装置から電力を受け取る集電装置が
備えられている。
【0021】トラバーサ移動経路の外方側に位置固定状
態で操作パネル部25が設置され、この操作パネル部2
5において作業者が作業用情報を指令するように構成さ
れ、前記各移動収納棚2に夫々設けられた棚制御部(図
示せず)と操作パネル部23とが接続され、操作パネル
部25にて指定された箇所に走行用通路Tが形成される
ように、各移動収納棚2の電動モータが制御されるよう
に構成されている。尚、各移動収納棚2には移動停止位
置に対応する箇所において床面に予め設置された検出板
を光電センサにて検出して所定停止位置にて移動を自動
停止するように構成されている。
【0022】前記トラバーサ6、スタッカークレーン5
及び移載装置4の夫々の動作を制御する制御手段として
の制御装置が、スタッカークレーン5側に設けられ、前
記操作パネル部25と前記制御装置との間は光通信にて
制御情報が無線状態で伝達されるように構成されてい
る。即ち、操作パネル部25と、トラバーサ6との間は
夫々に備えられた光通信装置にてトラバーサ6の移動方
向に沿って発信される光信号にて通信され、トラバーサ
6とスタッカークレーン5との間も同様に、夫々に備え
られた光通信装置により、スタッカークレーン5の移動
方向に沿って発信される光信号にて通信されるように構
成されている。このようにして通信された制御情報に基
づいて、トラバーサ6に搭載された走行用電動モータ1
1及びスタッカークレーン5に搭載された走行用電動モ
ータ17の夫々を駆動制御するように構成されている。
【0023】尚、図示はしないが、トラバーサ6にも移
動収納棚2と同様に位置検出用の光電センサが設けら
れ、操作パネル部25にて指定された各走行用通路Tに
対応する移動停止位置において、床面の適宜箇所に予め
設置された検出板を光電センサによる検出情報に基づい
て指定された停止位置にて移動を自動停止するように構
成されている。
【0024】図3に示すように、トラバーサ6には、収
納棚2側における左右両側部に、各収納棚2の所定位置
に備えられた検出体35の存否を判別することで、走行
用通路Tが適正に形成されているか否かを判別するため
の一対の反射型光電センサ36が備えられると共に、走
行用通路Tにおける走行用レール12が、スタッカーク
レーン5の車輪に対応する適切な位置にあるか否かを検
出する測距式の光センサ37が設けられている。そし
て、前記制御装置は、前記各反射型光電センサ36が夫
々検出体35の存在を確認し、且つ、測距式の光センサ
37が走行用レール12の位置が適正であることを確認
した後に、スタッカークレーン5の走行を開始させるよ
うに構成されている。
【0025】前記棚レール7及び前記走行用レール12
は、一連に連なる状態に形成され、棚レール7が地上側
の設置面に支持される状態で設置され、且つ、走行用レ
ール12が棚レール7の上部に載置支持される状態で設
置されている。そして、走行用レール12を、前記作業
状態においてはスタッカークレーン5を案内支持するた
めの支持作用位置に移動させ、格納状態においては収納
棚2の移動通過領域から退避する退避位置に移動させる
移動操作手段Iが備えられている。
【0026】つまり、走行用レール12は、図4、図
5、図6に示すように、その下面に取付け固定された支
持部材40に支承された転輪41により、各棚レール7
にその長手方向に沿って移動自在に載置支持されてお
り、前記作業状態においては、走行用通路Tにおける幅
方向中央に位置するように構成されている。そして、前
記移動操作手段Iは、走行用通路Tの両側に位置する各
収納棚2,2、及び、前記走行用レール12の夫々に枢
支連係されるリンク機構Rにて構成され、このリンク機
構Rは、収納棚2,2が作業状態(図5参照)と格納状
態(図6参照)とに切り換えられるに伴って、走行用レ
ール12が連動移動するように構成され、各収納棚2,
2と走行用レール12との間の夫々の最大離間距離を設
定距離に規制し、且つ、各収納棚2,2の接近移動を許
容するように構成されている。
【0027】更に詳述すると、前記リンク機構Rは、ほ
ぼ同じ長さの4本のリンク42が互いに枢支ピン43に
て枢支連結される4節リンク機構にて構成され、リンク
機構Rの対角位置における一対の節が、各収納棚2,2
の支持枠44に夫々縦軸芯周りで回動自在に枢支連結さ
れている。又、他の対角位置における一対の節の夫々の
枢支ピン43が、前記支持部材40にレール長手方向に
沿って形成された融通長孔45(融通部の一例)を挿通
し、枢支ピン43がこの融通長孔45に沿ってレール長
手方向に沿って移動自在になる状態で、リンク機構Rと
支持部材40、即ち、走行用レール12とが縦軸芯周り
で相対回動自在に枢支連結されている。
【0028】両側の各収納棚2,2が作業状態に切り換
えられるべく走行用通路Tを形成するように離間方向に
移動すると、それに伴って、走行用レール12は、各収
納棚2,2の幅方向中間に位置する状態を維持しなが
ら、棚移動方向に沿って連動移動することになる。そし
て、所定の走行用通路Tが形成される作業状態に切り換
えられると、前記各枢支ピン43が互いに接近する方向
に移動して、融通長孔45の端部に達してそれ以上の移
動が規制され、各収納棚2,2と走行用レール12との
間の夫々の最大離間距離を設定距離が規制され、走行用
レール12が支持作用位置に位置規制されることにな
る。
【0029】そして、収納棚2,2が作業状態から格納
状態に切り換えられる際には、前記各枢支ピン43が互
いに離間する方向に移動して、各収納棚2,2が接近移
動することが許容され、それに伴って走行用レール12
が支持作用位置から退避移動して、格納状態に切り換え
られると、各枢支ピン43は融通長孔45の反対側端部
に接近して、走行用レール12が格納位置に移動するこ
とになる。尚、前記枢支ピン43と融通長孔45との摺
動箇所には、摺接抵抗を軽減するために転動ローラが設
けられている。
【0030】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、融通部の一例として枢支ピン
43が走行用レール12に対して相対的に摺動移動する
ための長孔が形成される場合を例示したが、このような
構成に代えて、前記枢支ピンを走行用レール12に位置
固定状態で設け、且つ、前記転輪が支承される支持部材
に対して走行用レール12をレール長手方向に沿っての
み相対スライド移動自在に係合連係させて融通部を構成
し、収納棚の切り換え移動に伴って、走行用レール12
が長手方向にスライド移動する構成であってもよい。
【0031】(2)上記実施形態では、移動操作手段I
として、前記収納棚2,2と走行用レール12とが4節
リンク機構を介して枢支連結される構成としたが、この
ような構成に代えて、次のように構成してもよい。
【0032】図7に示すように、前記走行用レール12
を、棚レール7上を転動移動する転輪41が支承された
支持部材40に取付け固定して、棚レール7上に移動自
在に載置支持すると共に、前記支持部材40と、左右両
側の収納棚2,2のうちのいずれか一方の収納棚2の枠
体44との間に、伸縮操作機構Sの一例としての油圧シ
リンダ47を介装して、油圧シリンダ47の伸縮作動に
伴って、走行用レール12が支持作用位置と退避位置と
にわたって移動するように構成するものでもよい。又、
油圧シリンダに代えて、電動モータとネジ送り機構にて
構成される電動シリンダ等の各種のアクチュエータを用
いてもよい。
【0033】(3)前記伸縮操作機構Sとしては、上述
したような伸縮操作用のアクチュエータを用いる構成に
代えて、例えば、図8に示すように、収納棚2と走行用
レール12との間に、それらを離間させる方向に離間操
作力が作用するコイルスプリング48が設けられ、且
つ、規制具49により設定離間位置にてそれ以上の移動
を規制するように構成するものでもよい。この場合に
は、格納状態に切り換わる際には、収納棚2の移動操作
力にてコイルスプリング48のバネ力に抗して走行用レ
ール12が収納棚に接近移動することになる。
【0034】(4)更に、前記移動操作手段Iとして次
のような構成であってもよい。左右両側の収納棚2,2
のうちのいずれか一方の収納棚2の枠体44に対して、
支持作用位置に対応する設定距離だけ離間する状態で走
行用レール12が支持アームを介して連結して、走行用
レール12を棚レール7に載置支持される状態と、設定
量上昇する退避状態とにわたって昇降操作させるべく支
持アームを上下揺動昇降させる昇降用油圧シリンダを設
け、更に、対向する側の収納棚に、走行用レール12が
退避状態に上昇した状態で格納移動するとき、この走行
用レール12が入り込み退避できる退避空間を形成する
ものであってもよい。
【0035】(5)上述の実施形態では、前記棚レール
7に対して、転輪が支承された支持部材を介して前記走
行用レール12を移動自在に載置支持させる構成とした
が、走行用レール12を直接、棚レール7上に載置支持
させて、移動操作手段Iにて摺接移動させる構成として
もよい。
【0036】(6)上記実施形態では、走行用レールが
走行用通路の中央に1個設けられる構成としたが、この
ような構成に代えて、走行用通路内に複数設けられる構
成であってもよい。
【0037】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】保管設備の斜視図
【図2】走行装置の正面図
【図3】保管設備の平面図
【図4】リンク機構配設部の正面図
【図5】作業状態におけるリンク機構配設部の平面図
【図6】格納状態におけるリンク機構配設部の平面図
【図7】別実施形態の移動操作手段の平面図
【図8】別実施形態の移動操作手段の平面図
【符号の説明】
1 物品収納部 2 収納棚 4 移載装置 5 走行装置 7 棚支持用レール 12 走行用レール 45 融通部 I 移動操作手段 R リンク機構 S 伸縮操作機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々に複数の物品収納部(1)が設けら
    れた収納棚(2)の複数が、並設される状態で設けら
    れ、 前記各物品収納部(1)に対して物品の出し入れを行う
    ための移載装置(4)を備えた走行装置(5)が設けら
    れ、 前記収納棚(2)が、複数の棚支持用レール(7)にそ
    の荷重が支持された状態で、並設方向に沿って移動自在
    に構成されて、隣接する収納棚(2)の間に前記走行装
    置(5)の走行用通路を形成する搬出入用の作業状態
    と、隣接する収納棚(2)を近接させる格納状態とに切
    り換え自在に構成され、 前記走行装置(5)が、前記走行用通路内を、前記棚支
    持用レール(7)と交差する走行用レール(12)にそ
    の荷重が支持される状態で移動走行自在に設けられてい
    る保管設備であって、 前記棚支持用レール(7)及び前記走行用レール(1
    2)は、一連に連なる状態に形成され、 前記棚支持用レール(7)が地上側の設置面に支持され
    る状態で設置され、且つ、前記走行用レール(12)が
    前記棚支持用レール(7)の上部に載置支持される状態
    で設置され、 前記走行用レール(12)を、前記作業状態においては
    前記走行装置(5)を案内支持するための支持作用位置
    に移動させ、前記格納状態においては前記収納棚(2)
    の移動通過領域から退避する退避位置に移動させる移動
    操作手段(I)が備えられている保管設備。
  2. 【請求項2】 前記移動操作手段(I)が、 前記走行用レール(12)を前記収納棚(2)に対して
    接近又は離間移動させる伸縮操作機構(S)にて構成さ
    れている請求項1記載の保管設備。
  3. 【請求項3】 前記伸縮操作機構(S)が、 前記収納棚(2)の移動操作力により、前記走行用レー
    ル(12)を前記収納棚(2)に対して接近又は離間移
    動させるものである請求項2記載の保管設備。
  4. 【請求項4】 前記走行用レール(12)が、前記作業
    状態において前記走行用通路における幅方向中央に位置
    するように構成され、 前記移動操作手段(I)が、 前記走行用通路の両側に位置する各収納棚(2),
    (2)、及び、前記走行用レール(12)の夫々に枢支
    連係されるリンク機構(R)にて構成され、 前記リンク機構(R)は、 前記収納棚(2)が前記作業状態と前記格納状態とに切
    り換えられるに伴って、前記走行用レール(12)が連
    動移動するように構成され、前記各収納棚(2),
    (2)と、前記走行用レール(12)との間の夫々の最
    大離間距離を設定距離に規制し、且つ、前記各収納棚
    (2),(2)の接近移動を許容するように構成されて
    いる請求項1記載の保管設備。
  5. 【請求項5】 前記リンク機構(R)は、4本のリンク
    が枢支連結される4節リンク機構にて構成され、 前記リンク機構(R)の対角位置における一対の節が、
    前記各収納棚(2),(2)に夫々枢支連結され、他の
    対角位置における一対の節の夫々が、レール長手方向に
    沿って形成された融通部(45)を介して前記走行用レ
    ール(12)に枢支連結される状態で構成されている請
    求項4記載の保管設備。
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