JPH09100285A - 光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方法 - Google Patents
光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方法Info
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- JPH09100285A JPH09100285A JP7256098A JP25609895A JPH09100285A JP H09100285 A JPH09100285 A JP H09100285A JP 7256098 A JP7256098 A JP 7256098A JP 25609895 A JP25609895 A JP 25609895A JP H09100285 A JPH09100285 A JP H09100285A
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Abstract
有用な光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘ
プチン酸エステル誘導体の新規な製法を提供することを
課題とする。 【解決手段】アルデヒド類とジケテンとを−OR2a(R
2aは置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表され
る基を持つチタン又はアルミニウムよりなる金属化合物
と光学活性なシッフ塩基との存在下、反応させることに
より光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプ
チン酸エステル誘導体を製造することにより課題を解決
する。
Description
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル
誘導体の新規な製法に関する。前述の光学活性な5−ヒ
ドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体
は、一連の血中コレステロ−ル低下剤〔3-ヒドロキシ-3
- メチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)
還元酵素阻害剤〕を合成する際に中間体として有用であ
る〔ブレテン オブ ザ ケミカル ソサィエテェ−
オブ ジャパン(Bulletin of the Chemical Society o
f Japan,1995年,68 巻,2649 〜2656頁参照)〕。
ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導
体を製造する方法としては、以下に示すような方法があ
る。 テロラヘドロン アシンメトリ−(Tetrahedron As
ymmetry,1991年,2巻,943〜944 頁)には、酒石酸誘導体
を出発物質として6工程を要して、(3R)-3,4-エポキシ-
1-(tert- ブチルジメチルシリル)-1-ブチンを総収率1
8%で得る方法が開示されている。 ブレテン オブ ザ ケミカル ソサィエテェ−
オブ ジャパン(Bulletin of the Chemical Society o
f Japan,1995年,68 巻,2649 〜2656頁)には、前記で得
られた(3R)-3,4- エポキシ-1-(tert- ブチルジメチルシ
リル)-1-ブチンを出発物質として2工程を要して、5−
ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導
体を、総収率35%で得る方法が開示されている。 このとを組合わせた方法は、8工程もの長い工程が
必要なこと、ハンドリングの難しい化合物(例えば三臭
化ホウ素など)を使用したり、総収率が6%と低い点で
工業的に満足できる方法ではなかった。
る光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチ
ン酸エステル誘導体を得る方法としては、不満があっ
た。
性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エス
テル誘導体の工業的な製法を確立すべく、鋭意検討した
結果、金属化合物、アルデヒド類とジケテンとを光学活
性なシッフ塩基との存在下、反応させた場合、光学活性
な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステ
ル誘導体が、高収率で得られることを見出し本発明を完
成した。
ド類とジケテンとを光学活性なシッフ塩基との存在下、
反応させて光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプチン酸エステル誘導体を製造する方法を提供する
ことを目的とする。
(I): R1 −C≡C−CHO (I) 〔式中、R1 はシリル基を示す〕で表されるアルデヒド
類と、下記式:
す)で表される基を少なくとも1つ持つチタンまたはア
ルミニウムよりなる金属化合物又は、該金属化合物と光
学活性なシッフ塩基との反応により得られる複合化合物
の存在下に反応させることにより、下記の一般式(II
I):
ていてもよい炭化水素基を示す)で表される光学活性な
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル
誘導体の製造方法に関する。
(I)で表されるアルデヒド類及び本発明の製法の目的
化合物である一般式(III)で表される光学活性な5
−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘
導体におけるR1 は、一般式(VII)
れ独立して、アルキル基、置換されていてもよいフェニ
ル基)で表わされるシリル基であり、アルキル基として
は炭素数1〜10のアルキル基であることが、置換され
ていてもよいフェニル基としては置換されていないフェ
ニル基であることが好ましく、炭素数1〜6のアルキル
基又はフェニル基であることが更に好ましい。
(III)で表される光学活性な5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体におけるR
2 が、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数6〜15の
アリ−ル基、炭素数7〜20のアラルキル基又はハロゲ
ン原子、シアノ基、ニトロ基および炭素数1〜6のアル
キル基よりなる群より選ばれる置換基を少なくとも1つ
持つ炭素数6〜15のアリ−ル基若しくは炭素数7〜2
0のアラルキル基であることが好ましい。
(II)で表される基を少なくとも1つ持つ金属化合物
におけるR2aが、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
6〜15のアリ−ル基、炭素数7〜20のアラルキル基
又はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基および炭素数1
〜6のアルキル基よりなる群より選ばれる置換基を少な
くとも1つ持つ炭素数6〜15のアリ−ル基若しくは炭
素数7〜20のアラルキル基であることが好ましい。
(II)で表される基を少なくとも1つ持つ金属化合物
が、一般式(IV)で表されるチタン化合物又は一般式
(V)で表されるアルミニウム化合物であることが好ま
しく、Ti(OR2a)4 、Ti(OR2a)3 A、Ti
(OR2a)2 A2 、Al(OR2a)3 、Al(OR2a)
2Aで表される金属化合物であることが好ましく、上記
金属化合物がTi(OR2a)4 、Ti(OR2a)3 A、
Al(OR2a)3 、Al(OR2a)2 Aで表される金属
化合物であることが更に好ましく、上記金属化合物がT
i(OR2a)4 、Al(OR2a)3 で表される金属化合
物であることが最も好ましい。
(II)で表される基を少なくとも1つ持つTi(OR
2a)4 で表されるチタン化合物におけるR2aが、炭素数
1〜12のアルキル基、炭素数6〜15のアリ−ル基、
炭素数7〜20のアラルキル基又はハロゲン原子、シア
ノ基、ニトロ基および炭素数1〜6のアルキル基よりな
る群より選ばれる置換基を少なくとも1つ持つ炭素数6
〜15のアリ−ル基若しくは炭素数7〜20のアラルキ
ル基であることが好ましい。
(III)で表される光学活性な5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体におけるR
2 が、一般式(IV)で表されるチタン化合物および一
般式(V)で表されるアルミニウム化合物におけるR2a
と、同一であることが好ましい。
I)で表される光学活性なシッフ塩基は、好ましくは該
光学活性なシッフ塩基におけるR3 、R4 、R5 、
R6 、R 7 およびR8 が、それぞれ独立に、水素原子、
アルキル基、アリ−ル基又はアラルキル基を示し、かつ
R5 とR6 に結合する炭素原子およびR7 とR8 に結合
する炭素原子の少なくとも一方が不斉炭素原子であり、
R9 が水素原子、アルキル基、アリ−ル基、アラルキル
基、アルキルオキシ基、アリ−ルオキシ基、ハロゲン原
子、ニトロ基、シアノ基、アルキルオキシカルボニオル
基、アリ−ルオキシカルボニル基又はアシルオキシ基を
示し、そしてkが1〜3の整数を示すような光学活性な
シッフ塩基であり、更に好ましくは、R6 は水素原子を
示し、R4 およびR5 は水素原子、アルキル基又はフェ
ニル基を示し、R3 、R7 、R8 及びR9 は、それぞれ
独立に、水素原子又はアルキル基を示す光学活性なシッ
フ塩基である。
(II)で表される基を少なくとも1つ持つチタン又は
アルミニウムよりなる上記金属化合物と、一般式(V
I)で表される光学活性なシッフ塩基との反応による複
合化合物の存在下に、反応を行うことが好ましく、該金
属化合物と光学活性なシッフ塩基との複合化合物を形成
後に、反応を行うことが更に好ましい。さらに、本発明
の製法において、反応を−40〜40℃の温度範囲で行
うことが最適である。
ば、次に示すような反応式(I)
て使用する一般式(I)で表されるアルデヒド類〔以下
化合物(I)ともいう〕におけるR1 は、一般式(VI
I)で表わされるシリル基であり、シリル基におけるR
10、R11およびR12は、アルキル基、置換されていても
よいアリ−ル基を示す。R10、R11およびR12の表す炭
素数1〜10のアルキル基とは、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基(各異性体を含む)、ブチル基(各異
性体を含む)、ペンチル基(各異性体を含む)、ヘキシ
ル基(各異性体を含む)、ヘプチル基(各異性体を含
む)、オクチル基(各異性体を含む)、ノニル基(各異
性体を含む )、デシル基(各異性体を含む)であり、
炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、メチル基、エチ
ル基、プロピル基(各異性体を含む)、ブチル基(各異
性体を含む)が更に好ましい。
およびR12の表す置換されていてもよいアリ−ル基と
は、置換されていないフェニル基又は置換されているフ
ェニル基である。置換されているフェニル基の置換基と
しては、例えば塩素原子、臭素原子、のようなハロゲン
原子、メチル基、エチル基のようなアルキル基を挙げる
ことができ、塩素原子又メチル基が好ましい。R10、R
11およびR12の表す置換されていてもよいアリ−ル基
は、フェニル基であることが最も好ましい。
わされるアルデヒド類の、具体例としては、例えば、 3-トリメチルシリル-2- プロピナ−ル 3-ジメチルエチルシリル-2- プロピナ−ル 3-ジメチルイソプロピルシリル-2- プロピナ−ル 3-tert- ブチルジメチルシリル-2- プロピナ−ル 3-トリエチルシリル-2- プロピナ−ル 3-トリイソプロピルシリル-2- プロピナ−ル 3-ジメチルオクチルシリル-2- プロピナ−ル 3-ジメチルフェニルシリル-2- プロピナ−ル 3-ジフェニルメチルシリル-2- プロピナ−ル 3-トリフェニルシリル-2- プロピナ−ル を挙げることができ、
(I)で表わされるアルデヒド類は、例えば、3−トリ
メチルシリルプロピン−1−ア−ルは、オルガニック
シンセシス(Organic Synthesis,1
985年,64巻,182〜188頁)に開示された方
法に準じて、出発物質としてプロパギルアルコ−ルを使
用して、3−トリメチルシリル−2−プロパン−1−オ
−ルを得ることができ。続いて、ジャ−ナル オブ ジ
アメリカン ケミカル ソサイティ−(Journal of t
he American Chemical Society,1994 年,116巻,6121 〜
6129頁) に開示された方法に準じて、3−トリメチルシ
リル−2−プロピナ−ルを得ることができる。
されるで−R2a基を少なくとも1つ持つチタンまたはア
ルミニウムよりなる金属化合物は、一般式(IV)T
i(OR2a) m A4-m (IV) (但し、R2a、Aは前記と同じ意味を示す)で表される
金属化合物〔以下金属化合物(IV)ともいう〕又は 一般式(V) Al(OR2a) n A3-n (V) (但し、R2a、Aは前記と同じ意味を示す)で表される
金属化合物〔以下金属化合物(V)ともいう〕である。
V)におけるR2aの示す置換されていてもよい炭化水素
基とは、アルキル基、置換されていてもよいアリ−ル基
及び置換されていてもよいアラルキル基からなる群より
選ばれる少なくとも一種の基を示す
V)におけるR2aの示すアルキル基としては、例えば炭
素数1〜12の直鎖状または分枝状のアルキル基を挙げ
ることができ、好ましくはメチル基、エチル基、プロピ
ル基(各異性体を含む)、ブチル基(各異性体を含
む)、ペンチル基(各異性体を含む)である。一般式
(IV)で表される金属化合物(IV)におけるR2aの
示す置換されていてもよいアリ−ル基は、置換されてい
ないアリ−ル基、置換されているアリ−ル基である。金
属化合物(IV)における『R2aの示す置換されていな
いアリ−ル基』としては、例えば炭素数6〜15のアリ
−ル基を挙げることができ、フェニル基、ナフタレン基
のようなアリ−ル基が好ましく、フェニル基が更に好ま
しい。金属化合物(IV)における『R2aの示す置換さ
れているアリ−ル基』のアリ−ル基としては、上記アリ
−ル基を挙げることができ、『R2aの示す置換されてい
るアリ−ル基』の置換基としては、例えばハロゲン原
子、シアノ基、ニトロ基、炭素数1〜6のアルキル基を
挙げることができる。
V)におけるR2aの示す置換されていてもよいアラルキ
ル基は、置換されていないアラルキル基、置換されてい
るアラルキル基である。金属化合物(IV)における
『R2aの示す置換されていないアラルキル基』として
は、例えばベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプ
ロピル基、4−フェニルブチル基のような炭素数7〜2
0のアラルキル基を挙げることができ、好ましくはベン
ジル基である。金属化合物(IV)における『R2aの示
す置換されているアラルキル基』のアラルキル基は、上
記アラルキル基を挙げることができ、『R2aの示す置換
されているアラルキル基』の置換基としては、例えばハ
ロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、炭素数1〜6のアル
キル基を挙げることができる。
V)におけるAは、ハロゲン原子又はアルキル基を示
す。金属化合物(V)におけるAの示すハロゲン原子と
しては、例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨ−
ド原子などのハロゲン原子を挙げることができ、好まし
くは塩素原子である。金属化合物(IV)におけるAの
示すアルキル基としては、例えば炭素数1〜6の直鎖状
または分枝状のアルキル基を挙げることができ、好まし
くはメチル基、エチル基、プロピル基(各異性体を含
む)、ブチル基(各異性体を含む)、ペンチル基(各異
性体を含む)である。金属化合物(IV)におけるA
は、前記ハロゲン原子が好ましい。
V)におけるnは1、2、3又は4の整数を表し、好ま
しくは2、3又は4であり、更に好ましくは3又は4で
あり、最も好ましくは4である。
(IV)は、チタンテトラエトキシド、チタンテトラn
−プロポキサイド、チタンテトライソプロポキサイド、
チタンn−ブトキシサイド、チタンテトラn−ペントキ
サイドのようなチタンテトラアルコキサイド及びチタン
ハロトリアルコキサイドのようなチタンハロアルコキサ
イドが好ましく、上記のチタンテトラアルコキサイドが
さらに好ましい。このような金属化合物(IV)は、例
えばチタンモノクロロトリイソプロポキサイドは、ケミ
シュ ベリヒテ(Chemische Berichte、第118巻、第
4号、1421−1440頁、1985年)に記載され
た方法に準じて作成できる。
〔以下化合物(V)ともいう〕におけるR2a、Aは前記
と同じ意味を示す。化合物(V)におけるnは、1、
2、3の整数を表し、好ましくは2、3であり、更に好
ましくは3である。
(V)は、アルミニウムトリアルコキサイド及びアルミ
ニウムモノハロジアルコキサイドのようなアルミニウム
ハロアルコキサイドが好ましく、アルミニウムトリイソ
プロポキサイド、アルミニウムモノクロロジイソプロポ
キサイドが更に好ましい。
ルミニウムモノクロロジイソプロポキサイドは以下のよ
うな方法で生成できる。アルゴンガスの存在下、ジエチ
ルアルミニウムクロライドの塩化メチレン溶液に、0℃
に冷却したイソプロパノ−ルを添加し混合溶液を得る。
得られた混合溶液を、室温まで上昇させ、1時間攪拌さ
せて、アルミニウムモノクロロジプロポキサイドを生成
させる。アルミニウムモノクロロジイソプロポキサイド
を含んだ反応溶液は、そのまま本発明の製法に使用でき
る。
で表される光学活性なシッフ塩基におけるR3 、R4 、
R5 、R6 、R7 およびR8 は、それぞれ独立に水素原
子、アルキル基、アリ−ル基、又はアラルキル基を示
す。R3 、R4 、R5 、R6 、R7 およびR8 の示すア
ルキル基、アリ−ル基、アラルキル基は前記のアルキル
基、アリ−ル基又はアラルキル基である。また、R5と
R6 に結合する炭素原子およびR7 とR8 に結合する炭
素原子の少なくとも一方が不斉炭素原子である。
フ塩基におけるR9 は、水素原子、アルキル基、アリ−
ル基、アルキルオキシ基、アラルキル基、アリ−ルオキ
シ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルキルオ
キシカルボニル基、アリ−ルオキシカルボニル基又はア
シルオキシ基を示す。R9 の示すアルキル基、アリ−ル
基、アラルキル基、ハロゲン原子としては、前記のアル
キル基、アリ−ル基、アラルキル基、ハロゲン原子を挙
げることができる。R9 の示すアルキルオキシ基とし
て、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基
(各異性体を含む)を挙げることができる。R9 の示す
アリ−ルオキシ基としては、例えばフェノキシ基、ナフ
チルオキシ基を挙げることができる。R9 の示すアルキ
ルオキシカルボニル基としては、例えばメトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボ
ニル基を挙げることができる。R9 の示すアリ−ルオキ
シカルボニル基としては、例えばフェノキシカルボニル
基、ナフチルオキシカルボニル基を挙げることができ
る。R9 の示すアシルオキシ基としては、例えばアセト
キシ基、プロピオニルオキシ基、ベンゾイルオキシ基を
挙げることができる。一般式(VI)で表される光学活
性なシッフ塩基におけるkは1、2、3の整数であり、
好ましくは1である。なお、R9 の置換位置は任意であ
る。
フ塩基として、好適なR3 、R4 、R5 、R6 、R7 、
R8 およびR9 の組み合わせとしては、R6 は水素原子
を表し、R4 とR5 は水素原子、アルキル基又はフェニ
ル基を示し、R3 、R7 、R 8 及びR9 は、それぞれ独
立に水素原子又はアルキル基を示す組み合わせである。
VI)で表される光学活性なシッフ塩基において、この
ようなR3 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 およびR9
を有する『一般式( VI)で表される光学活性なシッフ
塩基』としては、以下のような化合物が好ましい。
ン) アミノ〕-3- メチル-1- ブタノ−ル、(R)-2-〔N-
(3'-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-3- メチル-1-
ブタノ−ル、(S)-2-〔N- サリチリデンアミノ〕-3-
メチル-1- ブタノ−ル、(R)-2-〔N- サリチリデンアミ
ノ〕-3- メチル-1- ブタノ−ル、(S)-2-〔N-(3'-tert-
ブチルサリチリデン) アミノ〕-3,3- ジメチル-1- ブタ
ノ−ル、(R)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデン) ア
ミノ〕-3,3- ジメチル-1- ブタノ−ル、(S)-2-〔N-
(3',5'-ジ-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-3- メ
チル-1- ブタノ−ル、(R)-2-〔N-(3',5'-ジ-tert-ブチ
ルサリチリデン) アミノ〕-3- メチル-1- ブタノ−ル、
(S)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-1
- プロパノ−ル、(R)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリ
デン) アミノ〕-1- プロパノ−ル、(S)-2-〔N-(3'-ter
t-ブチルサリチリデン) アミノ〕-1- ブタノ−ル、(R)-
2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-1- ブ
タノ−ル、(S)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデン)
アミノ〕-4- メチル-1- ペンタノ−ル、(R)-2-〔N-(3'
-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-4- メチル-1- ペ
ンタノ−ル、(S)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデ
ン) アミノ〕-2- フェニル-1- エタノ−ル、(R)-2-〔N
-(3'-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-2- フェニル
-1- エタノ−ル、(S)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリ
デン) アミノ〕-1-tert-ブチル-1- エタノ−ル、(R)-2-
〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-1-tert-
ブチル-1- エタノ−ル、(S)-2-〔N-(3',5'-ジ-tert-ブ
チル-7'-フェニルサリチリデン) アミノ〕-3-メチル -1
-ブタノ−ル (R)-2-〔N-(3',5'-ジ-tert-ブチル-7'-フェニルサリチ
リデン) アミノ〕-3-メチル -1-ブタノ−ル、(S)-2-
〔N-(3'-tert-ブチル-7'-フェニルサリチリデン) アミ
ノ〕-3- メチル-1- ブタナ−ル、(R)-2-〔N-(3'-tert-
ブチル-7'-フェニルサリチリデン) アミノ〕-3- メチル
-1- ブタナ−ル、(S)-2-〔N-(3',5'-ジ-tert-ブチル-
7'-メチルサリチリデン) アミノ〕-3- メチル-1- ブタ
ナ−ル、(R)-2-〔N-(3',5'-ジ-tert-ブチル-7'-メチル
サリチリデン) アミノ〕-3- メチル-1- ブタナ−ル、
(S)-2-〔N-(3'-tert-ブチル-7'-メチルサリチリデン)
アミノ〕-3- メチル-1- ブタナ−ル、(R)-2-〔N-(3'-t
ert-ブチル-7'-メチルサリチリデン) アミノ〕-3- メチ
ル-1- ブタナ−ル
ッフ塩基』としては、以下のような化合物が更に好まし
い。 (S)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-3
- メチル-1- ブタノ−ル、(S)-2-〔N- サリチリデンア
ミノ〕-3- メチル-1- ブタノ−ル、(S)-2-〔N-(3',5'-
ジ-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-3- メチル-1-
ブタノ−ル、(S)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデ
ン) アミノ〕-1- プロパノ−ル、(S)-2-〔N-(3'-tert-
ブチルサリチリデン) アミノ〕-1- ブタノ−ル、(R)-2-
〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-1- ブタ
ノ−ル、(S)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデン) ア
ミノ〕-4- メチル-1- ペンタノ−ル、(S)-2-〔N-(3'-t
ert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-2- フェニル-1- エ
タノ−ル、(S)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデン)
アミノ〕-3,3- ジメチル-1- ブタノ−ル、(R)-2-〔N-
(3'-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-3,3- ジメチ
ル-1- ブタノ−ル。(S)-2-( N-3,5- ジ-t- ブチル-7-
フェニルサリチリデン) アミノ-3- メチル-1-ブタノ−
ル (R)-2-( N-3,5- ジ-t- ブチル-7- フェニルサリチリデ
ン) アミノ-3- メチル-1-ブタノ−ル (R)-2-〔N-(3',5'-ジ-tert-ブチル-7'-メチルサリチリ
デン) アミノ〕-3- メチル-1- ブタナ−ル、(S)-2-〔N
-(3',5'-ジ-tert-ブチル-7'-メチルサリチリデン) アミ
ノ〕-3- メチル-1- ブタナ−ル、
(VI)で表される光学活性なシッフ塩基は、例えば
(S)-2-〔N-(3'-tert-ブチルサリチリデン) アミノ〕-3
- メチル-1- ブタノ−ルは、ジャ−ナル オブ オルガ
ニック ケミストリ−(Journal of Organic Chemistry,
1993年, 第58巻, 第6 号,1515-1522頁) に記載された製
法に準じて以下のように製造することができる。
III)
と同じ意味を示す)で表されるヒドロキシアルデヒド
と、一般式(IX)
記と同じ意味を示す)で表される光学活性なβ−アミノ
アルコ−ルとを反応させる方法で容易に製造することが
できる。
(VI)で表される光学活性なシッフ塩基は、いずれか
一方の光学異性体のみを用い、それに従って光学活性な
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル
誘導体のいずれか一方の光学異性体が生成される。本発
明では、いずれの光学活性なシッフ塩基を用いてもよ
い。
物である一般式(III)で表される5−ヒドロキシ−
3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体において、
R1は前記と同じ意味を示す。R2 はR2aと同じ意味を
有するアルキル基、置換されていてもよいアリ−ル基及
び置換されていてもよいアラルキル基からなる群より選
ばれる少なくとも一種の基を示してもよく、R2 とR2a
は同一の基であることが好ましい。このようなR1 、R
2 を有する『一般式(III)で表される5−ヒドロキ
シ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体』とし
ては、原料物質であるアルデヒド類と金属化合物(I
V)〔又は金属化合物(V)〕によって決められること
もある。また、一般式(III)で表される5−ヒドロ
キシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体に
は、ケト体、エノ−ル体の互変異性体が存在するが、本
発明の製法における5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−
ヘプチン酸エステル誘導体はケト体、エノ−ル体のいず
れでもよい。
あり、アルデヒド類、金属化合物(IV)〔又は化合物
(V)〕が液体物質である場合は、反応を行うために特
に有機溶媒を必要とはしないが、有機溶媒を用いても反
応を行うことができる。またアルデヒド類、化合物(I
V)〔又は化合物(V)〕が液体物質でない場合は、溶
媒に溶解して、反応に加えてもよい。本発明において使
用される溶媒は、反応に関与しなければ特に制限はない
が、例えば塩化メチレン、クロロホルムなどのハロゲン
系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族溶
媒、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水
素溶媒、ジエチルエ−テル、ジイソプロピルエ−テル、
テトラヒドロフランなどのエ−テル系溶媒、アセトニト
リル、プロピオニトリルなどのニトリル系溶媒などを挙
げることができる。
(I)で表されるアルデヒド類は、その使用量が、光学
活性なシッフ塩基1モルに対して、通常0.2〜10モ
ルの割合になる量であればよく、0.5〜5.0モルの
割合になる量が好ましい。
は、その使用量が、光学活性なシッフ塩基1モルに対し
て、通常0.1〜15モルの割合になる量であればよ
く、0.2〜10.0モルの割合になる量が好ましい。
(IV)で表される金属化合物(IV)又は一般式
(V)で表される金属化合物(V)は、その使用量が、
光学活性なシッフ塩基1モルに対して、0.8〜1.2
モルの割合になる量であればよく、0.85〜1.15
モルの割合になる量が好ましい。
光学活性なシッフ塩基と金属化合物〔化合物(IV)又
は化合物(V)〕とを混合した前記の溶媒よりなる混合
溶液に、アルデヒド類、ジケテンを、そのまま添加して
もよく、また、前記の溶媒に溶解して添加してもよい。
有機溶媒が用いられ、溶媒の使用量には特に制限はない
が、その使用量が、光学活性なシッフ塩基(重量)に対
して、0.01倍〜100倍(重量比)の割合になる量
であればよく、0.1倍〜50倍(重量比)の割合にな
る量が好ましく、1倍〜20倍(重量比)の割合になる
量が更に好ましい。
使用量、種類によっても異なるが、通常−40〜40℃
であることが一般的であり、−30〜30℃であること
が好ましく、−25〜25℃であることが更に好まし
い。
ガス、ヘリウムガス、アルゴンガスのような不活性ガス
を通気させた条件下で行うことができるが、好ましくは
窒素ガス、アルゴンガスを通気させた条件下で行う。
な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステ
ル誘導体を含む反応混合物から該目的化合物を得る方法
は、通常の洗浄操作、分離操作を組み合わせればよく、
例えば反応混合物に希酸水溶液を加えて中和した後、溶
媒抽出、洗浄、減圧濃縮、カラムクロマトグラフィ−を
用いる方法などで目的化合物を得ることが好ましい。
例えば塩酸、硝酸、硫酸などの無機酸を挙げることがで
き、好ましくは塩酸である。また、使用する酸の濃度は
特に制限はないが、0.05N〜10Nの濃度の酸を使
用することがよく、0.1N〜10Nの濃度の酸を使用
することが好ましく、0.3〜2.0Nの濃度の酸を使
用することが更に好ましい。これら酸は、その使用量
が、酸の濃度・種類によって異なるが、例えば1N−塩
酸を使用した場合、反応混合物(容量)に対して、1倍
〜50倍(容量比)の割合になる量がよく、2倍〜25
倍(容量比)の割合になる量が好ましい。
である。
ド類および一般式(III)で表される光学活性な5−
ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導
体におけるR1 が、シリル基を示す前記に記載の光学活
性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エス
テル誘導体の製造方法。
数1〜12のアルキル基、炭素数6〜15のアリ−ル
基、炭素数7〜20のアラルキル基又はハロゲン原子、
シアノ基、ニトロ基および炭素数1〜6のアルキル基よ
りなる群より選ばれる置換基を少なくとも1つ持つ炭素
数6〜15のアリ−ル基若しくは炭素数7〜20のアラ
ルキル基を示す前記に記載の光学活性な5−ヒドロキシ
−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方
法。
キサイド又はチタンハロトリアルコキサイドである前記
に記載の光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−
ヘプチン酸エステル誘導体の製造方法。
キサイドである前記に記載の光学活性な5−ヒドロキシ
−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方
法。
チタンテトラエトキシド、チタンテトラn−プロポキサ
イド、チタンテトライソプロポキサイド、チタンn−ブ
トキシサイド、チタンテトラn−ペントキサイドである
前記に記載の光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−
6−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方法。
活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エ
ステル誘導体におけるR2 が、一般式(IV)で表され
るチタン化合物および一般式(V)で表されるアルミニ
ウム化合物におけるR2aと、同一である前記に記載の光
学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸
エステル誘導体の製造方法。
6 は水素原子を示し、R4 及びR5 は水素原子、アルキ
ル基又はフェニル基を示し、R3 、R7 、R8 及びR9
は、それぞれ独立に、水素原子又はアルキル基を示す前
記に記載の光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方法。
シッフ塩基との複合化合物の存在下、上記反応を行う前
記に記載の光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方法。
範囲で行う前記に記載の光学活性な5−ヒドロキシ−3
−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方法。
ルデヒド類、ジケテンと、一般式(IV)の金属化合物
(IV)又は一般式(V)の金属化合物(V)とを、一
般式(VI)の光学活性なシッフ塩基の存在下に反応さ
せれば、一般式(III)の光学活性な5−ヒドロキシ
−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体を容易に
得ることができる。 光学活性な5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体は、血中コレス
テロ−ル低下剤〔3-ヒドロキシ-3- メチルグルタリルコ
エンザイムA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤〕を合
成する際に中間体として有用であり、容易に光学活性な
血中コレステロ−ル低下剤を製造できる。
説明するが、本発明の範囲をこれらに限定されるもので
はない。なお、実施例中の光学純度(%ee)は以下に
述べるHPLC分析を行って決定した。分析条件は、カ
ラム;CHIRALPAKAD、溶出溶媒;(ヘキサ
ン:エタノ−ル=99:1)+0.01%トリフルオロ
酢酸、流速;1.0ミリリットル/min、検出波長;
254nm、保持時間、11分(minor 成分) 、12分
(major 成分) 。また、実施例中の収率(%)は式
(I)〔〔5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン
酸エステル誘導体(モル)/アルデヒド誘導体(モ
ル)〕X100〕で算出した。
(S)-2-(N-3,5- ジ-tert- ブチル-7- フェニルサリ
チリデン) アミノ-3- メチル-1- ブタノ−ル0.85g
(2.15ミリモル)および塩化メチレン5ミリリット
ルを添加し、チタンテトライソプロポキシド0.58ミ
リリットル(1.95ミリモル)をさらに室温(20
℃)で添加して、同温度で1時間攪拌混合した。その後
該シュレンク管を−40℃まで冷却した。該塩化メチレ
ン溶液に、さらに3−トリメチルシリル-2- プロピナ−
ル0.3ミリリットル(1.95ミリモル)およびジケ
テン0.3ミリリットル(3.9ミリモル)を加え、−
40℃で96時間攪拌して反応させた。反応終了後、得
られた反応混合物を、1N−塩酸+エ−テル混合溶液の
混合溶液中に添加し、酢酸エチルで抽出して有機層を得
た。得られた有機層を、減圧乾燥して粗生成物を得た。
得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィ−で精
製して、7-トリメチルシリル-5- ヒドロキシ-3- オキソ
へプチン酸イソプロピル330mgを薄黄色油状物とし
て得た(收率:69%、光学純度:92%ee)。
HCl3 ) IR(neat) 3500,2968,1714,1
252,842cm-1 1H−NMR(CDCl3 ) δ:0.16(s,9H),1.26(d,J=6.7
Hz,6H),2.95(d,J=4.3Hz,1
H),2.96(d,J=7.9Hz,1H),3.4
6(s,2H),4.81(dd,J=4.3Hz,
7.9Hz,1H),5.06(sept,J=6.7
Hz,1H)
(S)-2-(N-3- ジ- tert- ブチル-7- サリチリデン)
アミノ-3- メチル-1- ブタノ−ル0.28g(1.07
ミリモル)および塩化メチレン5ミリリットルを添加
し、チタンテトライソプロポキシド0.3ミリリットル
(0.97ミリモル)をさらに室温(20℃)で添加し
て、同温度で1時間攪拌混合した。その後該シュレンク
管を−40℃まで冷却した。該塩化メチレン溶液に、さ
らに3-トリメチルシリル-2- プロピナ−ル0.15ミリ
リットル(0.97ミリモル)およびジケテン0.15
ミリリットル(1.95ミリモル)を加え、−40℃で
96時間攪拌して反応させた。反応終了後、得られた反
応混合物を、1N−塩酸+エ−テル混合溶液の混合溶液
中に添加し、酢酸エチルで抽出して有機層を得た。得ら
れた有機層を、減圧乾燥して粗生成物を得た。得られた
粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィ−で精製して、
7-トリメチルシリル-5- ヒドロキシ-3- オキソヘプチン
酸イソプロピル100mgを薄黄色油状物として得た
(收率:44%、光学純度:81%ee)。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記の一般式(I): R1 −C≡C−CHO (I) 〔式中、R1 はシリル基を示す〕で表されるアルデヒド
類と、 下記式: 【化1】 で表されるジケテンとを、 一般式(II): −OR2a (II) (式中、R2aは置換されていてもよい炭化水素基を示
す)で表される基を少なくとも1つ持つチタンまたはア
ルミニウムよりなる金属化合物と光学活性なシッフ塩基
との存在下、又は該金属化合物と光学活性なシッフ塩基
との反応により得られる複合化合物の存在下に、反応さ
せることにより、 下記の一般式(III): 【化2】 (式中、R1 は前記と同じ意味を示し、R2 は置換され
ていてもよい炭化水素基を示す)で表される光学活性な
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル
誘導体の製造方法。 - 【請求項2】 金属化合物が、 一般式(IV) : Ti(OR2a)m A4-m (IV) (式中、R2aは前記と同じ意味を示し、Aはハロゲン原
子又は炭素数1〜6のアルキル基を示し、mは1〜4の
整数を示す)で表されるチタン化合物であるか、又は 一般式(V) : Al(OR2a)n A3-n (V) (式中、R2a、Aは前記と同じ意味を示し、nは1〜3
の整数を示す)で表されるアルミニウム化合物である請
求項1に記載の光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ
−6−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方法。 - 【請求項3】 上記光学活性なシッフ塩基が、下記の一
般式(VI): 【化3】 (但し、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 およびR8 は、
それぞれ独立にアルキル基、アリ−ル基又はアラルキル
基を示し、かつR5 とR6 に結合する炭素原子及びR7
とR8 に結合する炭素原子の少なくとも一方が不斉炭素
原子であり、R9 は水素原子、アルキル基、アリ−ル
基、アラルキル基、アルキルオキシ基、アリ−ルオキシ
基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルキルオキ
シカルボニル基、アリ−ルオキシカルボニル基又はアシ
ルオキシ基を示し、そしてkが1〜3の整数を示す)で
表される請求項1に記載の光学活性な5−ヒドロキシ−
3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方
法。 - 【請求項4】 上記金属化合物と上記光学活性なシッフ
塩基との複合化合物を形成後、上記反応を行う請求項1
に記載の光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−
ヘプチン酸エステル誘導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25609895A JP3965704B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 光学活性な5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプチン酸エステル誘導体の製造方法 |
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|---|---|---|---|
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| JPH09100285A true JPH09100285A (ja) | 1997-04-15 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007297285A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Kobe Univ | 光学活性なヒドロキシ化合物の製法 |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP25609895A patent/JP3965704B2/ja not_active Expired - Fee Related
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