JPH09100398A - 新規なポリエステル組成物 - Google Patents

新規なポリエステル組成物

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JPH09100398A
JPH09100398A JP25614295A JP25614295A JPH09100398A JP H09100398 A JPH09100398 A JP H09100398A JP 25614295 A JP25614295 A JP 25614295A JP 25614295 A JP25614295 A JP 25614295A JP H09100398 A JPH09100398 A JP H09100398A
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JP
Japan
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mol
diol
less
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butanediol
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Withdrawn
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JP25614295A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Takatani
克彦 高谷
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形性にすぐれたポリエステル組成物を提供
する。 【解決手段】 テレフタール酸と1,4ーブタンジオー
ル及び下式で示されるジオールからなり、還元粘度が
0.8〜1.6であり、融点が210℃以下の共重合ポ
リエステルとポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性
樹脂とからなる組成物 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は成形性に優れたポリ
エステル組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルフィルムは、その強度、耐
熱性、食品衛生性、透明性から幅広く使用されている。
しかしながらポリエステルは一般に成形加工性において
十分ではない。ポリエチレンテレフタレ−トは結晶化が
遅く成型品の耐熱性が十分ではない。またポリブチレン
テレフタレ−トは結晶化が速く成型品の透明性等の機能
の点から十分ではない。
【0003】ポリエステルの特性を活かし成型品の性能
を改良する試みが、例えば特開平4−306239号公
報、特開平5−194720号公報、特開昭61ー27
6820号公報、特開昭59ー11383号公報等に提
案されているが、フイルムや接着材のように限らてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はポリエステル
の適切な成形加工性を付与し、その利用範囲を広げるこ
とを課題とするものであり、特定の共重合ポリエステル
により成形性に優れた組成物を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、テレフ
タル酸を主成分とするジカルボン酸、1,4−ブタンジ
オール及び式(I)で示されるジオールを含むジオール
よりなる、還元粘度が0.8dl/g以上1.6dl/g以下、
融点が210℃以下の範囲の共重合ポリエステルと、こ
の共重合ポリエステル100重量部に対して、1000
重量部以下の熱可塑性樹脂(好ましくはポリエステル樹
脂、さらに好ましくはポリエチレンテレフタレ−ト、ポ
リブチレンテレフタレ−ト、ポリシクロヘキサンテレフ
タレ−トまたはその共重合体)とからなる組成物を提供
するものである。
【0006】即ち、本発明は、テレフタル酸系成形用ポ
リエステルを用いる組成物であって(1)テレフタル酸
を主成分とするジカルボン酸、1,4−ブタンジオール
及び式(1)で示すジオールを含むジオールよりなり、
全酸成分に対して、m=2のジオ−ルが0.2モル未満
の時、m=2のジオ−ルを除く全ジオ−成分100モル
%中、1、4ブタンジオ−ルが55モル%以上85モル
%以下、m=1のジオ−ルが15モル%以上45モル%
以下であり、m=2のジオ−ルが0.2モル%以上3モ
ル%以下の時、m=2のジオ−ルを除く全ジオ−ル成分
100モル%中、1、4ブタンジオ−ルが55モル%以
上90モル%以下、m=1のジオ−ルが10モル%以上
45モル%以下であり、還元粘度が0.8dl/g以上2.
5dl/g以下、融点が210℃以下範囲の共重合ポリエス
テル100重量部と
【0007】
【化2】
【0008】(2)1000重量部以下の熱可塑性樹脂
(好ましくはポリエステル樹脂、更に好ましくはポリエ
チレンテレフタレ−ト、またはポリブチレンテレフタレ
−ト、またはポリシクロヘキシルテレフタレ−ト)から
なる組成物である。本発明の共重合ポリエステルの一例
はテレフタル酸を主成分とするジカルボン酸100モル
%、1,4−ブタンジオールが55モル%以上85モル
%以下、式(1)で示されるジオール成分15モル%以
上45モル%以下を含むジオール100モル%よりなる
共重合ポリエステルである。
【0009】本発明の共重合ポリエステルの他の例は、
テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸100モル
%、1,4−ブタンジオールが65モル%以上90モル
%以下、式(1)で示されるジオール成分が10モル%
以上35モル%以下を含むジオール100モル%、平均
分子量400〜4000以下のポリテトラメチレングリ
コールが、全酸成分に対して0.2モル%以上3モル%
以下の組成よりなる共重合ポリエステルであることを特
徴とするものである。
【0010】以下本発明をさらに詳細に説明する。本発
明の共重合ポリエステルは、ジカルボン酸としてテレフ
タル酸を主成分とし、ジオ−ル成分として1、4ブタン
ジオ−ル及び一般式(1)で示されるジオ−ルを共重合
成分として含む還元粘度が0.8dl/g 以上1.6dl/
g 以下融点210℃以下の範囲の共重合ポリエステルで
ある。テレフタル酸と1,4−ブタンジオールの重合に
より結晶性、機械特性が良好となり、式(1)で示され
るジオールを共重合することにより得られる。式(1)
で示されるジオールはジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、テトラエチレングリコールであるが、
これらは単独で用いても、混合して用いてもいずれも有
効である。テレフタル酸成分は全酸成分100モル%中
90モル%以上であることが好ましい。融点は210℃
以下の範囲であり、耐熱性の観点より、好ましい融点範
囲は160℃以上210℃以下である。
【0011】共重合ポリエステルの組成は、全ジオール
成分100モル%中1,4−ブタンジオールを55モル
%以上85モル%以下、式(1)で示されるジオール成
分15モル%以上45モル%以下よりなる共重合ポリエ
ステルである。1,4−ブタンジオールと式(1)のジ
オールの組成をこの範囲とすることにより結晶性を保持
し、必要な強度と耐熱性が達成できる。好ましい共重合
ポリエステルの組成の他の例はポリテトラメチレングリ
コールを除く全ジオール成分100モル%中1,4−ブ
タンジオールを65モル%以上90モル%以下、式
(1)で示されるジオール成分を10モル%以上35モ
ル%以下、ポリテトラメチレングリコールを全酸成分に
たいして0.2モル%以上3モル%以下よりなる共重合
ポリエステルである。ポリテトラメチレングリコールを
共重合することにより融点を余り下げず更に好ましい。
【0012】目的の範囲内で本発明のポリエステルは、
上記ジカルボン酸、ジオール以外の成分を共重合成分と
して含むことが可能であり、ジカルボン酸成分としては
例えばイソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸、アジピン酸、セバシン酸等があげられ、ジ
オール成分としては例えばエチレングリコール、分子量
238以上のポリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール等があげられる。
【0013】本発明の共重合ポリエステル組成物には必
要に応じて、各種の潤滑剤、ブロッキング防止剤、安定
剤を添加してよい。特に本共重合ポリエステルの場合、
ヒンダードフェノール系、チオプロピオン酸エステル、
脂肪酸サルファイドおよびジサルファイド、ホスファイ
トおよびチオホスファイトなどの酸化防止剤を添加する
ことが好ましい。
【0014】本発明の共重合ポリエステル、組成物、成
型品の製造法は特定の方法に限定されない。例えば、共
重合ポリエステルは、成分となるジカルボン酸またはそ
のアルキルエステルと、それに見合う量のジオール成分
を加え、所定の触媒を加え、周知のポリエステル重合法
により得ることができる。分子量を高めるためジカルボ
ン酸やジオ−ルに、それぞれポリカルボン酸やポリオ−
ルを併用することができ、また固相重合を用いることが
できる。ポリエステルや組成物にアルコキシシラン等を
反応させることもできる。
【0015】本発明組成物は成分(1)と成分(2)を
用いて、より幅広く実施できる。成分(2)としてはポ
リエステルと配合できる熱可塑性ポリマ−であれば使用
できる。 好ましくは、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リカ−ボネ−ト、ポリメタクリル酸エステルが挙げられ
る。ポリエステルとしてはポリエチレンテレフタレ−ト
(以下PET)、ポリブチレンテレフタレ−ト(PB
T)、ポリシクロヘキシルテレフタレ−ト(PCT)及
びその共重合体が好ましい。
【0016】成分(2)の量は、成分(1)100重量
部に対して1000重量部以下で用いられ、その下限は
特に限定的ではなく、5重量部程度でも用いうる。好ま
しくは、7〜500重量部、特に好ましくは、10〜3
00重量部である。成分(1)と成分(2)は、公知の
方法例えば押出機、ギヤ−ポンプ等による溶融法、溶液
法も可能である。また成型時に実施することも可能であ
る。
【0017】本発明組成物は、射出成形、プレス成形、
粉末成形、パイプ、シ−ト、ブロ−、異形等の押出成
形、発泡成形、繊維成形、不織布成形、回転成形いずれ
でも可能である。尚フィルムとして成形することも可能
である。本発明組成物は、樹脂や、材料に配合してその
特性を改良したり、機能付与に応用にも利用できる。
【0018】以下に共重合ポリエステル、組成物、成型
品の特性の評価方法を説明する。 (組成モル%)共重合ポリエステルの溶媒としてトリフ
ルオロ酢酸/重クロロホルム(1/2重量比)を用いて
1HNMRにより算出した。 (還元粘度)本発明でいう還元粘度は、オルソクロロフ
ェノールを溶媒として濃度0.1dl/g、25℃の条件で
求めたものである。 (融点)DSC(パーキンエルマー社製DSC7)を用
い、20℃/minの昇温速度で測定した融解発熱ピー
クの頂点の値を融点とした。
【0019】
【発明の実施の形態】以下実施例により本発明を具体的
に説明する。 (共重合ポリエステル製造例) (例1)ポリエステル1 下記原料 テレフタル酸ジメチル 100重量部 1,4−ブタンジオール 80.1重量部 トリエチレングリコール 44.5重量部 ヒンダードフェノール系酸化防止剤(*) 0.06重量部 (*)CIBA−GEIGY社製 Irganox1010 をステンレス製の反応器に仕込み、150℃に加熱し内
容物を溶解後、触媒としてテトライソブチルチタネート
を加え、以後220℃まで昇温しながら生成するメタノ
ールと副生するテトラヒドロフランを系外に導きながら
エステル交換反応を約3時間行った。さらにテトライソ
ブチルチタネートを追加した後、1時間かけて反応器内
を1ミリTorr以下の高真空にし、同時に240℃ま
で昇温した。以後高真空、240℃の条件で縮合反応を
6時間続けた。このようにして得られたポリマーは、還
元粘度1.2dl/g、組成1,4−ブタンジオール69モ
ル%、トリエチレングリコール31モル%、融点181
℃であった。
【0020】 (例2)ポリエステル2 下記原料 テレフタル酸ジメチル 100重量部 1,4−ブタンジオール 85.4重量部 トリエチレングリコール 35.6重量部 ポリテトラメチレングリコール(平均分子量1000)2.57重量部 ヒンダードフェノール系酸化防止剤(同上) 0.06重量部 を例1と同様の条件で、エステル交換反応2.5時間、
縮合反応6時間おこなった。得られたポリマーは、還元
粘度1.0dl/g、組成1,4−ブタンジオール75モル
%、トリエチレングリコール25モル%、ポリテトラメ
チレングリコール0.6モル%(対酸成分100%、分
子量1000で換算),融点189℃であった。
【0021】他の本実施例のポリエステルは上記重合例
に準じて合成した。実施例に用いたポリエステルを表1
に示す。
【0022】
【実施例1〜5】表1に示すポリエステル100重量部
と成分(2)を加え、ニーダーを用い溶融混練し組成物
を得た。得られた組成物を60kg/cm2の圧力で2
10℃でプレス成形後急冷(25℃)し、縦10cm、横
10cm、厚さ1mmのシ−トを得た、このシ−トの評
価結果を表1に示す。
【0023】
【実施例6】実施例1と同様にして得た共重合ポリエス
テル(還元粘度1.4dl/g)100重量部とPET
(還元粘度1.1dl/g)40重量部を溶融混練した
ものを用いて直径1.5cmのパイプ(長さ15cm、
厚み、約0.4mm)に215℃で押出し急冷した(2
0℃×約8秒×水中)。透明なパイプが得られ、100
℃で釘で押しても穴は開かなかった。ポリブチレンテレ
フタレ−ト(還元粘度1.2dl/g)およびポリエチ
レンテレフタレ−ト(還元粘度1.3dl/g)は21
0℃で成形できなかった。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明の組成物は、耐熱性、食品衛生性
を損なわず、低温成形もでき外観も良好である等優れた
成形性を有しており、ポリエステルの特徴を活かした使
用に適する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレフタル酸系成形用ポリエステル組成
    物であって(1)テレフタル酸を主成分とするジカルボ
    ン酸、1,4−ブタンジオール及び式(1)で示す1種
    以上のジオールを含むジオールよりなり、全酸成分に対
    して、m=2のジオ−ルが0.2モル%未満の時、m=
    2のジオ−ルを除く全ジオ−ル成分100モル%中、
    1、4ブタンジオ−ルが55モル%以上85モル%以
    下、m=1のジオ−ルが15モル%以上45モル%以下
    であり、m=2のジオ−ルが0.2モル%以上3モル%
    以下の時、m=2のジオ−ルを除く全ジオ−ル成分10
    0モル%中、1、4ブタンジオ−ルが55モル%以上9
    0モル%以下、m=1のジオ−ルが10モル以上45モ
    ル%以下である共重合ポリエステルであり、還元粘度が
    0.8dl/g以上1.6dl/g以下、融点が210℃以下範
    囲の共重合ポリエステル100重量部と 【化1】 (2)熱可塑性樹脂1000重量部以下とからなる組成
  2. 【請求項2】 成分(2)がポリエステルである請求項
    1の組成物
  3. 【請求項3】 成分(2)がポリエチレンテレフタレ−
    ト、ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリシクロヘキシル
    テレフタレ−トまたはその共重合体である請求項1請求
    項記載の組成物
  4. 【請求項4】(1)の共重合ポリエステルがテレフタル
    酸を主成分とするジカルボン酸100モル%、1,4−
    ブタンジオールが55モル%以上85モル%以下、式
    (1)で示されるジオール成分15モル%以上45モル
    %以下、を含むジオール100モル%よりなる共重合ポ
    リエステルである請求項1、2または3記載の組成物
  5. 【請求項5】(1)の共重合ポリエステルがテレフタル
    酸を主成分とするジカルボン酸100モル%、1,4−
    ブタンジオールが55モル%以上90モル%以下、式
    (1)で示されるジオール成分が10モル%以上45モ
    ル%以下を含むジオール100モル%、、平均更に0分
    子量400〜4000以下のポリテトラメチレングリコ
    ールが、全酸成分にたいして0.2モル%以上3モル%
    以下の組成よりなる共重合ポリエステルである請求項
    1、2、3または4記載の共重合ポリエステル組成物
  6. 【請求項6】(1)と(2)の還元粘度の比が0.3な
    いし3である請求項1〜5記載の組成物
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004051959A (ja) * 2002-05-30 2004-02-19 Toray Ind Inc 脂肪族ポリエステルフィルムおよび積層体
JP2017500235A (ja) * 2013-11-29 2017-01-05 ファインケミカル カンパニー リミテッド パウダースラッシュ成形組成物
JP2022171635A (ja) * 2021-04-30 2022-11-11 ランクセス・パフォーマンス・マテリアルズ・ゲーエムベーハー ポリブチレンテレフタレートをベースとするポリマーフォーム粒子及びそれらを製造するためのプロセス

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