JPH09100831A - 軸受装置 - Google Patents
軸受装置Info
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- JPH09100831A JPH09100831A JP26139595A JP26139595A JPH09100831A JP H09100831 A JPH09100831 A JP H09100831A JP 26139595 A JP26139595 A JP 26139595A JP 26139595 A JP26139595 A JP 26139595A JP H09100831 A JPH09100831 A JP H09100831A
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 河川や海水ポンプの回転軸の軸受装置に関
し、回転軸の軸受に対する片当りを防止し、良好な軸受
作用を行う。 【解決手段】 ケーシング1には軸受ケース3が取付け
られ、ケース3内面には弾性体6,7,10,13によ
りリテーナ5が保持され、上下の弾性体10,13は押
え板11,14、ボルト12,15で軸受ケース3に支
持される。リテーナ5の内面にはセラミック軸受4が焼
ばめされ、回転軸1を回転自在に支承している。ケース
3には廻止めピン8が埋込まれ、その先端はリテーナ5
の長穴形状の廻止め穴9に間隙を保って挿入されてお
り、リテーナ5は半径方向、軸方向に移動できる。回転
軸1が傾斜し、軸受4に片当りしてもリテーナ5は弾性
体6,7,10,13により移動し、片当りを回避する
ので軸受4の摩耗を防止し、良好な軸受作用を行う。
し、回転軸の軸受に対する片当りを防止し、良好な軸受
作用を行う。 【解決手段】 ケーシング1には軸受ケース3が取付け
られ、ケース3内面には弾性体6,7,10,13によ
りリテーナ5が保持され、上下の弾性体10,13は押
え板11,14、ボルト12,15で軸受ケース3に支
持される。リテーナ5の内面にはセラミック軸受4が焼
ばめされ、回転軸1を回転自在に支承している。ケース
3には廻止めピン8が埋込まれ、その先端はリテーナ5
の長穴形状の廻止め穴9に間隙を保って挿入されてお
り、リテーナ5は半径方向、軸方向に移動できる。回転
軸1が傾斜し、軸受4に片当りしてもリテーナ5は弾性
体6,7,10,13により移動し、片当りを回避する
ので軸受4の摩耗を防止し、良好な軸受作用を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は河川水ポンプや海水
ポンプの回転軸の軸受として用いるのに好適な軸受装置
に関する。
ポンプの回転軸の軸受として用いるのに好適な軸受装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の軸受面に水を導くように構
成された軸受装置の縦断面図、図9はそのY−Y断面図
である。これらの図において、101はケーシング、1
02はケーシング101の内周に挿入され、一端がケー
シング101に固定された軸受ケースである。103は
軸受ケース102の内周に焼ばめによって固定されたセ
ラミック軸受であり、セラミック軸受103には隙間h
を有して回転軸104が挿入されている。なお、図では
省略しているが回転軸104の下部にはインペラが設け
られており、回転軸104の回転によりこのインペラが
水Wの吸い込み吐出を行うようになっている。
成された軸受装置の縦断面図、図9はそのY−Y断面図
である。これらの図において、101はケーシング、1
02はケーシング101の内周に挿入され、一端がケー
シング101に固定された軸受ケースである。103は
軸受ケース102の内周に焼ばめによって固定されたセ
ラミック軸受であり、セラミック軸受103には隙間h
を有して回転軸104が挿入されている。なお、図では
省略しているが回転軸104の下部にはインペラが設け
られており、回転軸104の回転によりこのインペラが
水Wの吸い込み吐出を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の軸受
装置では回転軸104が軸方向にたわんでセラミック軸
受103の端部に片当りしたり、また、軸受ケース10
2とケーシング101との取付誤差により軸受ケース1
02が回転軸の軸方向に傾斜し、セラミック軸受103
の端部と回転軸104が片当りを生じる場合がある。こ
の片当りを生じた場合、セラミック軸受103ではセラ
ミック材のヤング率が高く、弾性変形しにくい性質をも
つため接触部の単位面積当たりの荷重である面圧が大き
くなり、その時の軸受摺動面の温度は異常に上昇し、セ
ラミックは焼付を発生する。
装置では回転軸104が軸方向にたわんでセラミック軸
受103の端部に片当りしたり、また、軸受ケース10
2とケーシング101との取付誤差により軸受ケース1
02が回転軸の軸方向に傾斜し、セラミック軸受103
の端部と回転軸104が片当りを生じる場合がある。こ
の片当りを生じた場合、セラミック軸受103ではセラ
ミック材のヤング率が高く、弾性変形しにくい性質をも
つため接触部の単位面積当たりの荷重である面圧が大き
くなり、その時の軸受摺動面の温度は異常に上昇し、セ
ラミックは焼付を発生する。
【0004】その結果、セラミック軸受103の摩耗を
助長したり、破損したりする原因となる。そして、この
ようにセラミック軸受103が摩耗したり破損したりす
ると回転軸104を正常に支承することができず、ポン
プなどの運転に支障をきたすという問題がある。
助長したり、破損したりする原因となる。そして、この
ようにセラミック軸受103が摩耗したり破損したりす
ると回転軸104を正常に支承することができず、ポン
プなどの運転に支障をきたすという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の軸受装置
におけるこのような不具合を解消するために、ケーシン
グ中に固定の軸受ケース、軸受ケース内に設けられたセ
ラミック軸受及びセラミック軸受内に配置された回転軸
を備えた軸受装置において、軸受ケースに固定した廻止
めピンと、内周にセラミック軸受を焼ばめし、外周に廻
止めピン挿入用穴を設けたリテーナと、リテーナを軸受
ケースに支持する弾性体とを設けた軸受装置を提供す
る。
におけるこのような不具合を解消するために、ケーシン
グ中に固定の軸受ケース、軸受ケース内に設けられたセ
ラミック軸受及びセラミック軸受内に配置された回転軸
を備えた軸受装置において、軸受ケースに固定した廻止
めピンと、内周にセラミック軸受を焼ばめし、外周に廻
止めピン挿入用穴を設けたリテーナと、リテーナを軸受
ケースに支持する弾性体とを設けた軸受装置を提供す
る。
【0006】即ち、本発明はケーシング中に固定された
軸受ケース、同軸受ケースの内周に一体となるように設
けられたセラミック軸受及び同セラミック軸受の内周に
配置された回転軸とを具備する軸受装置において、前記
軸受ケースの内周面を貫通して固定された廻止めピン
と;前記軸受ケースの内周と前記セラミック軸受との間
に設けられ、内周には同セラミック軸受が焼ばめされ、
外周には前記廻止めピンの先端挿入用の穴であって、そ
の外形は前記ピン外径よりも大きく、かつその底面は前
記ピン先端と所定の隙間を有している長穴形状の廻止め
ピン用穴を設けたリテーナと;同リテーナと前記軸受ケ
ースとの間で同リテーナの外周及び軸方向両端部にそれ
ぞれ介在し、同リテーナを前記軸受ケースに支持する弾
性体とを設けたことを特徴とする軸受装置を提供する。
軸受ケース、同軸受ケースの内周に一体となるように設
けられたセラミック軸受及び同セラミック軸受の内周に
配置された回転軸とを具備する軸受装置において、前記
軸受ケースの内周面を貫通して固定された廻止めピン
と;前記軸受ケースの内周と前記セラミック軸受との間
に設けられ、内周には同セラミック軸受が焼ばめされ、
外周には前記廻止めピンの先端挿入用の穴であって、そ
の外形は前記ピン外径よりも大きく、かつその底面は前
記ピン先端と所定の隙間を有している長穴形状の廻止め
ピン用穴を設けたリテーナと;同リテーナと前記軸受ケ
ースとの間で同リテーナの外周及び軸方向両端部にそれ
ぞれ介在し、同リテーナを前記軸受ケースに支持する弾
性体とを設けたことを特徴とする軸受装置を提供する。
【0007】本発明の軸受装置は、このような構成によ
り、回転軸が傾斜したり、又、取付や組立誤差により軸
受ケースが軸方向に傾斜したりして、セラミック軸受に
高面圧が作用する様な片当りが生じた場合でもセラミッ
ク軸受を焼ばめているリテーナの外周部およびリテーナ
の両端部に設置している弾性体がたわむことにより、回
転軸とセラミック軸受は片当りを回避するようにリテー
ナが移動するために片当りが生じない。
り、回転軸が傾斜したり、又、取付や組立誤差により軸
受ケースが軸方向に傾斜したりして、セラミック軸受に
高面圧が作用する様な片当りが生じた場合でもセラミッ
ク軸受を焼ばめているリテーナの外周部およびリテーナ
の両端部に設置している弾性体がたわむことにより、回
転軸とセラミック軸受は片当りを回避するようにリテー
ナが移動するために片当りが生じない。
【0008】又、弾性体で支持されているリテーナの廻
止めは軸受ケースに固定されている廻止めピンにより行
なわれるが、リテーナに設けられた廻止めピン用穴は廻
止めピンの外径よりも大きく、かつ軸方向には長穴形状
のためリテーナの片当り回避のための移動が廻止めピン
で拘束されず、半径方向にもピン先端と廻止め用穴底面
には所定の隙間が形成されているためリテーナの半径方
向移動も拘束されない様になっており、良好な回転軸支
承作用を行うことができる。
止めは軸受ケースに固定されている廻止めピンにより行
なわれるが、リテーナに設けられた廻止めピン用穴は廻
止めピンの外径よりも大きく、かつ軸方向には長穴形状
のためリテーナの片当り回避のための移動が廻止めピン
で拘束されず、半径方向にもピン先端と廻止め用穴底面
には所定の隙間が形成されているためリテーナの半径方
向移動も拘束されない様になっており、良好な回転軸支
承作用を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実施の第
1形態に係る軸受装置の縦断面図、図2は図1における
リテーナの廻止め穴とピンとの相対位置関係を示す説明
図である。
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実施の第
1形態に係る軸受装置の縦断面図、図2は図1における
リテーナの廻止め穴とピンとの相対位置関係を示す説明
図である。
【0010】図1において、ケーシング1には軸受ケー
ス3が固定されており、その軸受ケース3の内面にはリ
テーナ5が弾性体6,7により半径方向に支持され、軸
方向にはゴム製Oリング,角リング,等からなる弾性体
10,13で上下に保持されており、この弾性体10,
13はそれぞれ押え板11,14により上下に支持され
ている。この押え板11,14はそれぞれボルト12,
15により軸受ケース3に固定されている。
ス3が固定されており、その軸受ケース3の内面にはリ
テーナ5が弾性体6,7により半径方向に支持され、軸
方向にはゴム製Oリング,角リング,等からなる弾性体
10,13で上下に保持されており、この弾性体10,
13はそれぞれ押え板11,14により上下に支持され
ている。この押え板11,14はそれぞれボルト12,
15により軸受ケース3に固定されている。
【0011】リテーナ5の内面には例えば、Si3 N4
等の円筒形状のセラミック軸受4が焼ばめされており、
回転軸2を支承し、従来例と同様に回転軸2とセラミッ
ク軸受4との隙間には水Wが通る。回転軸2の回転と共
にセラミック軸受4とリテーナ5が共廻りすることを防
止するため、軸受ケース3に廻止めピン8が貫入、固定
されており、その先端がリテーナ5に加工形成された廻
止め穴9に隙間を持つ様に差し込まれている。
等の円筒形状のセラミック軸受4が焼ばめされており、
回転軸2を支承し、従来例と同様に回転軸2とセラミッ
ク軸受4との隙間には水Wが通る。回転軸2の回転と共
にセラミック軸受4とリテーナ5が共廻りすることを防
止するため、軸受ケース3に廻止めピン8が貫入、固定
されており、その先端がリテーナ5に加工形成された廻
止め穴9に隙間を持つ様に差し込まれている。
【0012】図2はリテーナ5に加工形成された廻止め
穴9と廻止めピン8の位置関係を示す図であり、図2
(A)においては、廻止めピン8は、軸方向に長穴とな
っている廻止め穴9の中央付近に位置しており、リテー
ナ5は矢印a,b方向に移動可能で廻止めピン8により
規制されていない為、この内面に固定されているセラミ
ック軸受4は回転軸2の動きに追従でき片当りが生じな
い。
穴9と廻止めピン8の位置関係を示す図であり、図2
(A)においては、廻止めピン8は、軸方向に長穴とな
っている廻止め穴9の中央付近に位置しており、リテー
ナ5は矢印a,b方向に移動可能で廻止めピン8により
規制されていない為、この内面に固定されているセラミ
ック軸受4は回転軸2の動きに追従でき片当りが生じな
い。
【0013】図2(B)においては、廻止めピン8が廻
止め穴9の一端に残し、矢印bの方向に廻止め作用を呈
しているが、廻止め穴9は長穴形状のため矢印a方向に
はリテーナ5の移動を規制しておらず、セラミック軸受
4は弾性支持機能を有しており、良好な軸受作用が維持
される。
止め穴9の一端に残し、矢印bの方向に廻止め作用を呈
しているが、廻止め穴9は長穴形状のため矢印a方向に
はリテーナ5の移動を規制しておらず、セラミック軸受
4は弾性支持機能を有しており、良好な軸受作用が維持
される。
【0014】このような構成の軸受装置では回転軸2が
傾斜してセラミック軸受4に片当りしようとしてもセラ
ミック軸受4はリテーナ5と共に先に示した弾性体6,
7,10,13により、弾性支持している為その位置を
移動し、片当りが生じないように作用する。
傾斜してセラミック軸受4に片当りしようとしてもセラ
ミック軸受4はリテーナ5と共に先に示した弾性体6,
7,10,13により、弾性支持している為その位置を
移動し、片当りが生じないように作用する。
【0015】又、半径方向には廻止めピン8もまた、廻
止め穴9に隙間を持つ様に構成されている為リテーナ5
の移動を規制しない様になっており、軸受の焼付きを防
止し、良好な軸受作用を維持する。
止め穴9に隙間を持つ様に構成されている為リテーナ5
の移動を規制しない様になっており、軸受の焼付きを防
止し、良好な軸受作用を維持する。
【0016】図3は上記に説明の実施の第1形態におけ
る効果を説明する図であり、運転時間T(Hr)と軸受
温度t(℃)との関係を示す。図において、従来は点線
で示すようにセラミック軸受4に回転軸2が片当りした
場合、摺動面の面圧が大きくなることにより異常発熱し
て温度が急上昇して焼付温度Ts 以上となり、セラミッ
ク軸受4が焼損破損したりする。
る効果を説明する図であり、運転時間T(Hr)と軸受
温度t(℃)との関係を示す。図において、従来は点線
で示すようにセラミック軸受4に回転軸2が片当りした
場合、摺動面の面圧が大きくなることにより異常発熱し
て温度が急上昇して焼付温度Ts 以上となり、セラミッ
ク軸受4が焼損破損したりする。
【0017】これに対し、本発明の場合は実線で示すよ
うに軸受4とリテーナ5の弾性支持とその動きを規制し
ない廻止め支持構造の効果により、温度上昇も焼付温度
以下でわずかな上昇となり、良好な軸受作用を呈する。
うに軸受4とリテーナ5の弾性支持とその動きを規制し
ない廻止め支持構造の効果により、温度上昇も焼付温度
以下でわずかな上昇となり、良好な軸受作用を呈する。
【0018】図4は本発明の実施の第2形態に係る軸受
装置の縦断面図であり、図5はリテーナの廻止め穴と廻
止めピン8の相対位置関係を示す図である。これらの図
において、図1に示す実施の第1形態と同じ構成となる
部位については説明を省略するが、リテーナ15には廻
止め穴19が溝状にリテーナ15の軸方向全長に渡り加
工されており、軸方向には廻止めピン8を規制するもの
は無い構成となっており、その他の構成は図1に示す第
1形態と同じである。
装置の縦断面図であり、図5はリテーナの廻止め穴と廻
止めピン8の相対位置関係を示す図である。これらの図
において、図1に示す実施の第1形態と同じ構成となる
部位については説明を省略するが、リテーナ15には廻
止め穴19が溝状にリテーナ15の軸方向全長に渡り加
工されており、軸方向には廻止めピン8を規制するもの
は無い構成となっており、その他の構成は図1に示す第
1形態と同じである。
【0019】図5にその廻止め穴19のリテーナ15へ
の形成状況と廻止めピン8の位置関係を示す。この様に
廻止め穴19を軸方向全長に形成することにより、軸方
向にリテーナ15が規制される心配がなく、実施の第1
形態と同様の作用、効果を奏すると共に、更に、寸法管
理も容易となる効果を有する。
の形成状況と廻止めピン8の位置関係を示す。この様に
廻止め穴19を軸方向全長に形成することにより、軸方
向にリテーナ15が規制される心配がなく、実施の第1
形態と同様の作用、効果を奏すると共に、更に、寸法管
理も容易となる効果を有する。
【0020】図6は本発明の実施の第3形態に係る軸受
装置の縦断面図で、図7はそのX−X断面図であり、リ
テーナの上部端面における廻止め穴とピン8の相対位置
関係を示す。これらの図において図1に示す実施の第1
形態と同じ構成となる部位については説明を省略する
が、本実施の第3形態においては、リテーナ25の外周
には廻止め穴を設けずリテーナ25の上端部に廻止め穴
29を設ける。
装置の縦断面図で、図7はそのX−X断面図であり、リ
テーナの上部端面における廻止め穴とピン8の相対位置
関係を示す。これらの図において図1に示す実施の第1
形態と同じ構成となる部位については説明を省略する
が、本実施の第3形態においては、リテーナ25の外周
には廻止め穴を設けずリテーナ25の上端部に廻止め穴
29を設ける。
【0021】廻止めピン28は軸受ケース23の上端部
に貫入、固定し、ゴム製角リング等の弾性体10にも穴
をあけ、この穴を貫通し、廻止めピン28の先端は廻止
め穴29の底部と隙間を持つ様に構成する。廻止め穴2
9は軸中心から半径方向に長穴形状となっており、廻止
めピン28によるリテーナ25の半径方向規制が無い様
になっている。この様に構成することにより、図1に示
す実施の第1形態と同様の作用、効果を奏すると共に片
当りすることなく組立管理の容易な軸受装置が提供され
る。
に貫入、固定し、ゴム製角リング等の弾性体10にも穴
をあけ、この穴を貫通し、廻止めピン28の先端は廻止
め穴29の底部と隙間を持つ様に構成する。廻止め穴2
9は軸中心から半径方向に長穴形状となっており、廻止
めピン28によるリテーナ25の半径方向規制が無い様
になっている。この様に構成することにより、図1に示
す実施の第1形態と同様の作用、効果を奏すると共に片
当りすることなく組立管理の容易な軸受装置が提供され
る。
【0022】以上説明の実施の第1〜第3形態によれ
ば、セラミック軸受4に高面圧が作用する様な片当りが
生じた場合でも、リテーナ5又は15又は25の外周部
及び両端部に設けた弾性体6,7,10及び13がたわ
むことにより回転軸2とセラミック軸受4は片当りを回
避し、片当りが生じない。弾性体6,7,10及び13
で支持されているリテーナ5又は15又は25の廻止め
は、第1,第2形態では軸受ケース3に固定されている
廻止めピン8で、又、第3形態においては軸受ケース2
3の上端部に固定されている廻止めピン28により行な
われるが、第1,第2形態においてはピン8と廻止め穴
9,19は軸方向には長穴形状のためリテーナ5,15
がピン8で拘束されず、半径方向にもピン8の先端と廻
止め穴9,19底面には隙間が形成されているため、
又、第3形態では、廻止め穴28は半径方向には長穴形
状、軸方向には廻止めピン28と廻止め穴29とは隙間
が形成されているため、軸方向、半径方向のいずれにも
拘束されない様になっており良好な回転軸支承作用がな
される。
ば、セラミック軸受4に高面圧が作用する様な片当りが
生じた場合でも、リテーナ5又は15又は25の外周部
及び両端部に設けた弾性体6,7,10及び13がたわ
むことにより回転軸2とセラミック軸受4は片当りを回
避し、片当りが生じない。弾性体6,7,10及び13
で支持されているリテーナ5又は15又は25の廻止め
は、第1,第2形態では軸受ケース3に固定されている
廻止めピン8で、又、第3形態においては軸受ケース2
3の上端部に固定されている廻止めピン28により行な
われるが、第1,第2形態においてはピン8と廻止め穴
9,19は軸方向には長穴形状のためリテーナ5,15
がピン8で拘束されず、半径方向にもピン8の先端と廻
止め穴9,19底面には隙間が形成されているため、
又、第3形態では、廻止め穴28は半径方向には長穴形
状、軸方向には廻止めピン28と廻止め穴29とは隙間
が形成されているため、軸方向、半径方向のいずれにも
拘束されない様になっており良好な回転軸支承作用がな
される。
【0023】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
は、ケーシング中に固定の軸受ケース、軸受ケース内に
設けられたセラミック軸受及びセラミック軸受内に配置
された回転軸を備えた軸受装置において、軸受ケースに
固定した廻止めピンと、内周にセラミック軸受を焼ばめ
し、外周に廻止めピン挿入用穴を設けたリテーナと、リ
テーナを軸受ケースに支持する弾性体とを設けた軸受装
置の構成としたので、セラミック軸受はリテーナの外周
および両端部に設置された弾性体により弾性支持される
とともに、廻止め部がリテーナの回転軸移動追従性を損
なうこともないため、片当りが生じず、高面圧による焼
付きが発生することもなく良好な軸受作用を行う。
は、ケーシング中に固定の軸受ケース、軸受ケース内に
設けられたセラミック軸受及びセラミック軸受内に配置
された回転軸を備えた軸受装置において、軸受ケースに
固定した廻止めピンと、内周にセラミック軸受を焼ばめ
し、外周に廻止めピン挿入用穴を設けたリテーナと、リ
テーナを軸受ケースに支持する弾性体とを設けた軸受装
置の構成としたので、セラミック軸受はリテーナの外周
および両端部に設置された弾性体により弾性支持される
とともに、廻止め部がリテーナの回転軸移動追従性を損
なうこともないため、片当りが生じず、高面圧による焼
付きが発生することもなく良好な軸受作用を行う。
【図1】本発明の実施の第1形態に係る軸受装置の縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1におけるリテーナに形成された廻止め穴と
廻止めピンの配置関係を示す図で、(A)はピンが中心
位置にある状態を、(B)は半径方向に廻止め作用を呈
している状態を示している。
廻止めピンの配置関係を示す図で、(A)はピンが中心
位置にある状態を、(B)は半径方向に廻止め作用を呈
している状態を示している。
【図3】本発明の効果を示すグラフで、運転時間と軸受
温度の関係を示す図である。
温度の関係を示す図である。
【図4】本発明の実施の第2形態に係る軸受装置の縦断
面図である。
面図である。
【図5】図4における廻止め穴と廻止めピンの配置関係
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本発明の実施の第3形態に係る軸受装置の縦断
面図である。
面図である。
【図7】図6におけるX−X断面図である。
【図8】従来の軸受装置の縦断面図である。
【図9】図8におけるY−Y断面図である。
1 ケーシング 2 回転軸 3,23 軸受ケース 4 セラミック軸受 5,15,25 リテーナ 6,7,10,13 弾性体 8,28 廻止めピン 9,19,29 廻止め穴 11,14 押え板
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーシング中に固定された軸受ケース、
同軸受ケースの内周に一体となるように設けられたセラ
ミック軸受及び同セラミック軸受の内周に配置された回
転軸とを具備する軸受装置において、前記軸受ケースの
内周面を貫通して固定された廻止めピンと;前記軸受ケ
ースの内周と前記セラミック軸受との間に設けられ、内
周には同セラミック軸受が焼ばめされ、外周には前記廻
止めピンの先端挿入用の穴であって、その外形は前記ピ
ン外径よりも大きく、かつその底面は前記ピン先端と所
定の隙間を有している長穴形状の廻止めピン用穴を設け
たリテーナと;同リテーナと前記軸受ケースとの間で同
リテーナの外周及び軸方向両端部にそれぞれ介在し、同
リテーナを前記軸受ケースに支持する弾性体とを設けた
ことを特徴とする軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26139595A JPH09100831A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26139595A JPH09100831A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100831A true JPH09100831A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17361276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26139595A Withdrawn JPH09100831A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09100831A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008261495A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Hamilton Sundstrand Corp | 流体力学的流体膜ジャーナル軸受システム |
| JP2013155668A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Daihatsu Motor Co Ltd | ターボ過給機 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP26139595A patent/JPH09100831A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008261495A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Hamilton Sundstrand Corp | 流体力学的流体膜ジャーナル軸受システム |
| JP2013155668A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Daihatsu Motor Co Ltd | ターボ過給機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |