JPH09100935A - 弁装置 - Google Patents
弁装置Info
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- JPH09100935A JPH09100935A JP25852495A JP25852495A JPH09100935A JP H09100935 A JPH09100935 A JP H09100935A JP 25852495 A JP25852495 A JP 25852495A JP 25852495 A JP25852495 A JP 25852495A JP H09100935 A JPH09100935 A JP H09100935A
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- valve seat
- iron core
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低開弁域流量特性が微細に設定でき、特に低
開弁域における流量特性の精度の向上が図れ、ヒステリ
シスによる特性悪化のない弁装置を得る。 【解決手段】 コイル2の励磁電流により、可動鉄心8
と共に移動して弁を開閉する弁体14を弁座9cと係合
する円柱状に構成し、その弁座9c側の先端部に弁体1
4の先端ほど細くなるように形成された流路部14a
と、弁座9cの内径に係合する円柱状の外径を残す円弧
状係合部14bとを形成し、流路部14aと弁座9cの
内径に形成される空間を流体の通路とすると共に、円弧
状係合部14bは弁が最大開度の時にも弁座9cの内径
との係合を保つようにした。
開弁域における流量特性の精度の向上が図れ、ヒステリ
シスによる特性悪化のない弁装置を得る。 【解決手段】 コイル2の励磁電流により、可動鉄心8
と共に移動して弁を開閉する弁体14を弁座9cと係合
する円柱状に構成し、その弁座9c側の先端部に弁体1
4の先端ほど細くなるように形成された流路部14a
と、弁座9cの内径に係合する円柱状の外径を残す円弧
状係合部14bとを形成し、流路部14aと弁座9cの
内径に形成される空間を流体の通路とすると共に、円弧
状係合部14bは弁が最大開度の時にも弁座9cの内径
との係合を保つようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の内燃
機関に使用され、空気量の制御またはパージエアの制御
に使用される弁装置に関するものである。
機関に使用され、空気量の制御またはパージエアの制御
に使用される弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば特開平5−164265
号公報に示された従来の弁装置を示す断面図である。図
において、1はコイル2を巻回するボビンで、コイル2
には図示しない制御装置から端子3を介して制御電流が
供給される。4はコイル2の外部を覆うと同時にコネク
タ3aを形成する絶縁材よりなる外装部材である。5は
固定鉄心、6はヨーク、7はプレート、8は可動鉄心
で、これらは磁性体よりなり、磁路を構成する。9は流
体の導入口9a及び排出口9bを有するハウジングで、
ハウジング9の可動鉄心8に対向する部分には弁座9c
が設けられ、可動鉄心8に設けられた弁体8aと共に弁
を構成している。10はボビン1の内径に設けられた円
筒状のガイドで、上記の固定鉄心5と可動鉄心8がガイ
ド10の内径に設けられ、ガイド10は可動鉄心8の移
動を円滑にすると共に固定鉄心5により一端が気密に保
たれている。11は固定鉄心5と可動鉄心8の間に設け
られ、可動鉄心8を弁が閉じる方向に押圧するバネ、1
2はバネ11の押圧力を調整するための調整部材、13
はハウジング9の内部やガイド10の内径部等を大気に
対して気密にするシール材である。
号公報に示された従来の弁装置を示す断面図である。図
において、1はコイル2を巻回するボビンで、コイル2
には図示しない制御装置から端子3を介して制御電流が
供給される。4はコイル2の外部を覆うと同時にコネク
タ3aを形成する絶縁材よりなる外装部材である。5は
固定鉄心、6はヨーク、7はプレート、8は可動鉄心
で、これらは磁性体よりなり、磁路を構成する。9は流
体の導入口9a及び排出口9bを有するハウジングで、
ハウジング9の可動鉄心8に対向する部分には弁座9c
が設けられ、可動鉄心8に設けられた弁体8aと共に弁
を構成している。10はボビン1の内径に設けられた円
筒状のガイドで、上記の固定鉄心5と可動鉄心8がガイ
ド10の内径に設けられ、ガイド10は可動鉄心8の移
動を円滑にすると共に固定鉄心5により一端が気密に保
たれている。11は固定鉄心5と可動鉄心8の間に設け
られ、可動鉄心8を弁が閉じる方向に押圧するバネ、1
2はバネ11の押圧力を調整するための調整部材、13
はハウジング9の内部やガイド10の内径部等を大気に
対して気密にするシール材である。
【0003】図7は、従来の弁装置の他の例を示す断面
図で、この例では可動鉄心8に設けられた弁体14がニ
ードル弁となっており、ニードル弁14がハウジング9
の円孔状の弁座9cに挿入されて弁の開度が変わるよう
になっている。
図で、この例では可動鉄心8に設けられた弁体14がニ
ードル弁となっており、ニードル弁14がハウジング9
の円孔状の弁座9cに挿入されて弁の開度が変わるよう
になっている。
【0004】このような従来の弁装置において、コイル
2に制御電流が供給されない状態では、可動鉄心8はバ
ネ11によりハウジング9側に押しつけられ、弁が閉じ
て流体の導入口9aと排出口9bの間は遮断されてい
る。コイル2に制御電流が供給されると磁路が励磁さ
れ、可動鉄心8が固定鉄心5に吸引されて弁が開き、流
体の導入口9aと排出口9b間が連通して流体を通過さ
せる。弁の開度はコイル2の制御電流による電磁吸引力
とバネ11の押圧力の平衡点により決まるため、弁の開
度、従って弁を通過する流体の流量は制御電流により決
まることになる。そして、制御電流に対する流量の調整
は調整部材12によりバネ11の荷重を調整することに
よりなされる。
2に制御電流が供給されない状態では、可動鉄心8はバ
ネ11によりハウジング9側に押しつけられ、弁が閉じ
て流体の導入口9aと排出口9bの間は遮断されてい
る。コイル2に制御電流が供給されると磁路が励磁さ
れ、可動鉄心8が固定鉄心5に吸引されて弁が開き、流
体の導入口9aと排出口9b間が連通して流体を通過さ
せる。弁の開度はコイル2の制御電流による電磁吸引力
とバネ11の押圧力の平衡点により決まるため、弁の開
度、従って弁を通過する流体の流量は制御電流により決
まることになる。そして、制御電流に対する流量の調整
は調整部材12によりバネ11の荷重を調整することに
よりなされる。
【0005】図9及び図10は、上記弁装置の制御電流
に対する流体の流量特性を示すもので、図9は図6の弁
装置の特性を、図10は図7の弁装置の特性を示すもの
である。図6の弁装置では弁座9cと弁体8aが平面で
接触しているため、開弁開始直後の低開弁域での流量の
立ち上がりが図5に示すように急勾配であるのに対し、
図7の弁装置では弁体14がニードル弁であるため、低
開弁域の流量特性を図6に示すように緩勾配に設定で
き、また、ニードル弁の形状を変えることによりこの特
性を微細に変更することができる。
に対する流体の流量特性を示すもので、図9は図6の弁
装置の特性を、図10は図7の弁装置の特性を示すもの
である。図6の弁装置では弁座9cと弁体8aが平面で
接触しているため、開弁開始直後の低開弁域での流量の
立ち上がりが図5に示すように急勾配であるのに対し、
図7の弁装置では弁体14がニードル弁であるため、低
開弁域の流量特性を図6に示すように緩勾配に設定で
き、また、ニードル弁の形状を変えることによりこの特
性を微細に変更することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上に示した従来の弁
装置の内、図6の弁装置では弁座9cと弁体8aに偏心
があっても流量特性には大きな差は生じないが、図7に
示したニードル弁式の弁装置においては、上記のように
弁開度が小さい状態での流量特性を微細に設定できる一
方、弁座9cとニードル状の弁体14とに偏心がある場
合、図8に示すように弁座9cと弁体14の間に拗れ1
5が生じ、円滑な動作ができない結果、低開弁域での流
量の設定値が変わったり、図11に示すように開弁動作
中と閉弁動作中の特性に大きなヒステリシスを生じ、正
常な制御ができなくなることがあった。
装置の内、図6の弁装置では弁座9cと弁体8aに偏心
があっても流量特性には大きな差は生じないが、図7に
示したニードル弁式の弁装置においては、上記のように
弁開度が小さい状態での流量特性を微細に設定できる一
方、弁座9cとニードル状の弁体14とに偏心がある場
合、図8に示すように弁座9cと弁体14の間に拗れ1
5が生じ、円滑な動作ができない結果、低開弁域での流
量の設定値が変わったり、図11に示すように開弁動作
中と閉弁動作中の特性に大きなヒステリシスを生じ、正
常な制御ができなくなることがあった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、弁開度が小さい状態での流量特
性を微細に設定できる特徴を保ちながら、ヒステリシス
による特性悪化が少なく、流量設定値を正確に維持でき
る弁装置を得ることを目的とし、簡単な構成でその目的
を達成しょうとするものである。
ためになされたもので、弁開度が小さい状態での流量特
性を微細に設定できる特徴を保ちながら、ヒステリシス
による特性悪化が少なく、流量設定値を正確に維持でき
る弁装置を得ることを目的とし、簡単な構成でその目的
を達成しょうとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる弁装置
は、流体を導入する導入口と排出する排出口の間の流体
通路に設けられた円孔状の弁座、この弁座の内径部に係
合すると共に、弁座側の先端部に先端になるほど弁体が
細くなるように形成された流路部と、外径部を残し前記
円孔状の弁座の内径部に係合する円弧状係合部とを有す
る円柱状の弁体、この弁体を保持し、制御電流により付
勢されるコイルによって駆動され弁の開度を設定する可
動鉄心、この可動鉄心を内径部に摺動可能に保持する円
筒状のガイドを備え、前記弁体の円弧状係合部は、弁が
最大開度の時も円孔状の弁座の内径部に先端部が係合支
持されるように構成されたものである。
は、流体を導入する導入口と排出する排出口の間の流体
通路に設けられた円孔状の弁座、この弁座の内径部に係
合すると共に、弁座側の先端部に先端になるほど弁体が
細くなるように形成された流路部と、外径部を残し前記
円孔状の弁座の内径部に係合する円弧状係合部とを有す
る円柱状の弁体、この弁体を保持し、制御電流により付
勢されるコイルによって駆動され弁の開度を設定する可
動鉄心、この可動鉄心を内径部に摺動可能に保持する円
筒状のガイドを備え、前記弁体の円弧状係合部は、弁が
最大開度の時も円孔状の弁座の内径部に先端部が係合支
持されるように構成されたものである。
【0009】また、可動鉄心をその内径に摺動させる円
筒状ガイドの弁座側の一端を、弁座の外周部に弁座と同
心状に設けられたインロー部と嵌合させることにより、
弁座と、ガイドの内径を摺動する可動鉄心及び可動鉄心
に保持された弁体との偏心を少なくするようにしたもの
である。
筒状ガイドの弁座側の一端を、弁座の外周部に弁座と同
心状に設けられたインロー部と嵌合させることにより、
弁座と、ガイドの内径を摺動する可動鉄心及び可動鉄心
に保持された弁体との偏心を少なくするようにしたもの
である。
【0010】さらに、弁体と可動鉄心を別体に構成し、
可動鉄心と弁座の間に力量の弱いバネを配して可動鉄心
を固定鉄心側に押圧し、弁体と固定鉄心の間に力量の強
いバネを配して可動鉄心を弁体を介して弁座側に押圧す
ることにより、弁体を可動鉄心に軸方向には保持させな
がら径方向には移動可能なように構成したものである。
可動鉄心と弁座の間に力量の弱いバネを配して可動鉄心
を固定鉄心側に押圧し、弁体と固定鉄心の間に力量の強
いバネを配して可動鉄心を弁体を介して弁座側に押圧す
ることにより、弁体を可動鉄心に軸方向には保持させな
がら径方向には移動可能なように構成したものである。
【0011】
実施の形態1.図1(a)は実施の形態1を示す断面
図、図1(b)及び図1(c)は弁体の形状の一例と開
弁時の状態を示す説明図、図2はこの発明の弁装置を用
いた自動車用蒸散ガス回収装置の系統図を示すもので、
図中上記の従来例と同一部分には同一符号を付してい
る。図1に示すこの発明における弁装置では、弁座9c
は上記従来例の図7に示すニードル弁式の弁座9cと同
様に、流体の導入口(排出口)9aと排出口(導入口)
9bの間の流体通路に円孔状に形成されている。また、
コイル2の制御電流に応じてガイド10の内径部を移動
する可動鉄心8に保持された弁体14は、弁座9cの内
径部に係合する円柱状とされ、その弁座9c側の先端部
には、弁体14の先端ほど細くなるようにテーパ状に形
成された流路部14aと、円柱状弁体の外径部をその円
周上に部分的に残した円弧状係合部14bとが形成さ
れ、円弧状係合部14bは弁体の軸心に対して対称位置
に位置するように設けられている。そして、弁が全閉時
には流路部14aは弁座9cの中に完全に挿入され、流
体通路は弁座9cと弁体14の円柱部により閉じられ、
弁が全開時には図1(b)及び(c)に示すように、弁
体14の円弧状係合部14bの先端部が弁座9cの内径
に係合支持されるように構成されている。
図、図1(b)及び図1(c)は弁体の形状の一例と開
弁時の状態を示す説明図、図2はこの発明の弁装置を用
いた自動車用蒸散ガス回収装置の系統図を示すもので、
図中上記の従来例と同一部分には同一符号を付してい
る。図1に示すこの発明における弁装置では、弁座9c
は上記従来例の図7に示すニードル弁式の弁座9cと同
様に、流体の導入口(排出口)9aと排出口(導入口)
9bの間の流体通路に円孔状に形成されている。また、
コイル2の制御電流に応じてガイド10の内径部を移動
する可動鉄心8に保持された弁体14は、弁座9cの内
径部に係合する円柱状とされ、その弁座9c側の先端部
には、弁体14の先端ほど細くなるようにテーパ状に形
成された流路部14aと、円柱状弁体の外径部をその円
周上に部分的に残した円弧状係合部14bとが形成さ
れ、円弧状係合部14bは弁体の軸心に対して対称位置
に位置するように設けられている。そして、弁が全閉時
には流路部14aは弁座9cの中に完全に挿入され、流
体通路は弁座9cと弁体14の円柱部により閉じられ、
弁が全開時には図1(b)及び(c)に示すように、弁
体14の円弧状係合部14bの先端部が弁座9cの内径
に係合支持されるように構成されている。
【0012】図2において、20は車両に搭載された燃
料タンク、21は吸着剤21aを内蔵し、空気取り入れ
口21bを有するキャニスタ、22はこの発明に係わる
弁装置、23は内燃機関24のインテークマニホルド、
25は電子制御装置、26はスロットルバルブ、27は
流体の流通経路を示すものである。
料タンク、21は吸着剤21aを内蔵し、空気取り入れ
口21bを有するキャニスタ、22はこの発明に係わる
弁装置、23は内燃機関24のインテークマニホルド、
25は電子制御装置、26はスロットルバルブ、27は
流体の流通経路を示すものである。
【0013】燃料タンク20内では揮発性の高い燃料が
蒸発して炭化水素を含む蒸散ガスが発生し、この蒸散ガ
スはキャニスタ21の吸着剤21aに吸着され、エンジ
ン作動時に空気取り入れ口21bからの空気と混合され
てパージエアとして弁装置22を経由してインテークマ
ニホルド23に送られ、通常の燃料と共に内燃機関24
にて燃焼される。電子制御装置25は、スロットルバル
ブ26によって決定される吸入空気量に対して、燃料と
空気の比率を目標値に制御するために、内燃機関の必要
燃料を算定し、図示しない燃料噴射弁の燃料供給量と弁
装置22の弁開度を制御する。燃料と空気の比率を目標
値に制御するためには、弁装置22には高い精度と微細
な流量制御が要求される。
蒸発して炭化水素を含む蒸散ガスが発生し、この蒸散ガ
スはキャニスタ21の吸着剤21aに吸着され、エンジ
ン作動時に空気取り入れ口21bからの空気と混合され
てパージエアとして弁装置22を経由してインテークマ
ニホルド23に送られ、通常の燃料と共に内燃機関24
にて燃焼される。電子制御装置25は、スロットルバル
ブ26によって決定される吸入空気量に対して、燃料と
空気の比率を目標値に制御するために、内燃機関の必要
燃料を算定し、図示しない燃料噴射弁の燃料供給量と弁
装置22の弁開度を制御する。燃料と空気の比率を目標
値に制御するためには、弁装置22には高い精度と微細
な流量制御が要求される。
【0014】上記のように構成されたこの発明の実施の
形態1による弁装置において、コイル2に通電のない状
態では可動鉄心8はバネ11により弁座9c側に移動し
て弁を閉じている。コイル2に制御電流が流れ、可動鉄
心8が固定鉄心5に吸引されてバネ11の押圧力に抗し
て固定鉄心5側に移動すれば、流体は弁座9cの内径部
と弁体14に構成された流路部14aとの隙間を通って
流通し、流路部14aがテーパ状に形成されているた
め、弁の開度に応じた流量が得られる。そして弁装置の
流量特性は流路部14aの形状を変えることにより微細
に設定することが可能である。また、コイル2の制御電
流が一定値を越え、弁が全開状態となった時にも、図1
(b)及び図1(c)に示すように、弁体14の円弧状
係合部14bの先端部が弁座9cの内径部に係合支持さ
れるように構成されているので、弁体14は常に弁座9
cの内径部に係合して動作することになり、動作中、弁
座9cと弁体14の間に拗れを生ずることがなく、動作
が円滑となって図5の動作特性に示すように開弁動作時
と閉弁動作時のヒステリシスを極めて小さなものとする
ことができ、コイル電流に対する弁開度の精度を向上さ
せることができる。
形態1による弁装置において、コイル2に通電のない状
態では可動鉄心8はバネ11により弁座9c側に移動し
て弁を閉じている。コイル2に制御電流が流れ、可動鉄
心8が固定鉄心5に吸引されてバネ11の押圧力に抗し
て固定鉄心5側に移動すれば、流体は弁座9cの内径部
と弁体14に構成された流路部14aとの隙間を通って
流通し、流路部14aがテーパ状に形成されているた
め、弁の開度に応じた流量が得られる。そして弁装置の
流量特性は流路部14aの形状を変えることにより微細
に設定することが可能である。また、コイル2の制御電
流が一定値を越え、弁が全開状態となった時にも、図1
(b)及び図1(c)に示すように、弁体14の円弧状
係合部14bの先端部が弁座9cの内径部に係合支持さ
れるように構成されているので、弁体14は常に弁座9
cの内径部に係合して動作することになり、動作中、弁
座9cと弁体14の間に拗れを生ずることがなく、動作
が円滑となって図5の動作特性に示すように開弁動作時
と閉弁動作時のヒステリシスを極めて小さなものとする
ことができ、コイル電流に対する弁開度の精度を向上さ
せることができる。
【0015】なお、図1の弁装置においては、流路部1
4aを二面に形成し、円弧状係合部14bを軸心に対し
て対称位置に二箇所設けたが、流路部14aを一面と
し、円弧状係合部14bを180度以上の角度に設定す
るか、流路部14a及び円弧状係合部14bを三箇所以
上として円弧状係合部14bの間隔を180度以下に設
定しても同等の効果が得られるものである。
4aを二面に形成し、円弧状係合部14bを軸心に対し
て対称位置に二箇所設けたが、流路部14aを一面と
し、円弧状係合部14bを180度以上の角度に設定す
るか、流路部14a及び円弧状係合部14bを三箇所以
上として円弧状係合部14bの間隔を180度以下に設
定しても同等の効果が得られるものである。
【0016】実施の形態2.図3は実施の形態2を示す
断面図で、図に示すように、ボビン1及びコイル2の内
径部に円筒状のガイド10が設けられ、その内径部に摺
動可能に可動鉄心8が配置されると共に円筒状のガイド
10の弁座9c側の一端が、弁座9cの外周に弁座9c
と同心状に設けられたインロー部と嵌合し、保持される
ように構成されている。そしてガイド10には流体の通
路として通気用の孔10aが設けられている。弁座9c
の外周に設けられたインロー部は、弁座9cの内径と同
時加工することが可能であり、両者の偏心を極めて少な
くすることができ、このインロー部に嵌合保持されるガ
イド10、さらにはガイド10の内径部を摺動する可動
鉄心8と弁体14の、弁座9cの内径に対する偏心を少
なくすることができるので、弁体14と弁座9cの間の
拗れ現象は更に改善され、弁体14の動作を円滑にで
き、コイルの電流値に対する弁の開度の精度を向上さ
せ、さらには開弁動作時と閉弁動作時のヒステリシスを
改善することができる。
断面図で、図に示すように、ボビン1及びコイル2の内
径部に円筒状のガイド10が設けられ、その内径部に摺
動可能に可動鉄心8が配置されると共に円筒状のガイド
10の弁座9c側の一端が、弁座9cの外周に弁座9c
と同心状に設けられたインロー部と嵌合し、保持される
ように構成されている。そしてガイド10には流体の通
路として通気用の孔10aが設けられている。弁座9c
の外周に設けられたインロー部は、弁座9cの内径と同
時加工することが可能であり、両者の偏心を極めて少な
くすることができ、このインロー部に嵌合保持されるガ
イド10、さらにはガイド10の内径部を摺動する可動
鉄心8と弁体14の、弁座9cの内径に対する偏心を少
なくすることができるので、弁体14と弁座9cの間の
拗れ現象は更に改善され、弁体14の動作を円滑にで
き、コイルの電流値に対する弁の開度の精度を向上さ
せ、さらには開弁動作時と閉弁動作時のヒステリシスを
改善することができる。
【0017】実施の形態3.図4は実施の形態3を示す
断面図で、図に示すように、可動鉄心8と弁体14は別
体に構成されており、弁体14は可動鉄心8に移動自在
に保持され、バネ11が弁体14を介して可動鉄心8を
弁座9c側に押圧する一方、バネ11より弱い力量のバ
ネ11aが可動鉄心8と弁座9cの間に設けられて、こ
れらのバネ11及び11aにより可動鉄心8と弁体14
が軸方向に保持されると共に、弁体14は可動鉄心8に
対し径方向には一定の移動可能量を持って保持されてい
る。そしてこの移動可能量は弁体14と弁座9cの偏心
を修正するに足りる量に設定される。この発明の実施の
形態1にて説明した通り、弁体14と弁座9cは動作中
常に係合するように構成されているため、弁体14と弁
座9cの間に偏心があっても弁体14の軸心は弁座9c
の軸心に矯正され、拗れを生ずることなく、ヒステリシ
スのない円滑な動作が可能になるものである。
断面図で、図に示すように、可動鉄心8と弁体14は別
体に構成されており、弁体14は可動鉄心8に移動自在
に保持され、バネ11が弁体14を介して可動鉄心8を
弁座9c側に押圧する一方、バネ11より弱い力量のバ
ネ11aが可動鉄心8と弁座9cの間に設けられて、こ
れらのバネ11及び11aにより可動鉄心8と弁体14
が軸方向に保持されると共に、弁体14は可動鉄心8に
対し径方向には一定の移動可能量を持って保持されてい
る。そしてこの移動可能量は弁体14と弁座9cの偏心
を修正するに足りる量に設定される。この発明の実施の
形態1にて説明した通り、弁体14と弁座9cは動作中
常に係合するように構成されているため、弁体14と弁
座9cの間に偏心があっても弁体14の軸心は弁座9c
の軸心に矯正され、拗れを生ずることなく、ヒステリシ
スのない円滑な動作が可能になるものである。
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示す断面図
と説明図である。
と説明図である。
【図2】 この発明による弁装置の使用状態を示す系統
図である。
図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の弁装置の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の弁装置の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】 この発明の低開弁域流量特性を示す特性図で
ある。
ある。
【図6】 従来の弁装置の一例を示す断面図である。
【図7】 従来のニードル弁を使用した弁装置の断面図
である。
である。
【図8】 従来の弁装置のニードル弁の動作状況を示す
説明図である。
説明図である。
【図9】 図6に示す従来例の流量特性を示す特性図で
ある。
ある。
【図10】 図7の従来例及びこの発明の流量特性を示
す特性図である。
す特性図である。
【図11】 図7に示す従来例の低開弁域流量特性を示
す特性図である。
す特性図である。
1 ボビン、2 コイル、5 固定鉄心、8 可動鉄
心、9 ハウジング、9c 弁座、10 ガイド、11
バネ、14 弁体、14a 流路部、14b 円弧状
係合部、
心、9 ハウジング、9c 弁座、10 ガイド、11
バネ、14 弁体、14a 流路部、14b 円弧状
係合部、
Claims (3)
- 【請求項1】 流体を導入する導入口と排出する排出口
の間の流体通路に設けられた円孔状の弁座、この弁座の
内径部に係合すると共に、弁座側の先端部に先端になる
ほど弁体が細くなるように形成された流路部と、外径部
を残し前記円孔状の弁座の内径部に係合する円弧状係合
部とを有する円柱状の弁体、この弁体を保持し、制御電
流により付勢されるコイルによって駆動され弁の開度を
設定する可動鉄心、この可動鉄心を内径部に摺動可能に
保持する円筒状のガイドを備え、前記弁体の円弧状係合
部は、弁が最大開度の時も円孔状の弁座の内径部に先端
部が係合支持されるように構成されていることを特徴と
する弁装置。 - 【請求項2】 円筒状ガイドの弁座側の一端が、弁座の
外周部に円孔状の弁座と同心状に設けられたインロー部
と嵌合して取り付けられていることを特徴とする請求項
1記載の弁装置。 - 【請求項3】 弁体が可動鉄心に移動可能に保持されて
いることを特徴とする請求項1または請求項2記載の弁
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25852495A JPH09100935A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25852495A JPH09100935A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100935A true JPH09100935A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17321414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25852495A Pending JPH09100935A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09100935A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000283314A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-10-13 | Nippon Soken Inc | 流量制御弁とその製造方法 |
| JP2009121504A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Hitachi Ltd | ポペットバルブおよびそれを用いた電磁弁 |
| JPWO2022085569A1 (ja) * | 2020-10-19 | 2022-04-28 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP25852495A patent/JPH09100935A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000283314A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-10-13 | Nippon Soken Inc | 流量制御弁とその製造方法 |
| JP2009121504A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Hitachi Ltd | ポペットバルブおよびそれを用いた電磁弁 |
| JPWO2022085569A1 (ja) * | 2020-10-19 | 2022-04-28 |
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