JPH0910101A - マグネトロン応用加熱調理器 - Google Patents
マグネトロン応用加熱調理器Info
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- JPH0910101A JPH0910101A JP7165047A JP16504795A JPH0910101A JP H0910101 A JPH0910101 A JP H0910101A JP 7165047 A JP7165047 A JP 7165047A JP 16504795 A JP16504795 A JP 16504795A JP H0910101 A JPH0910101 A JP H0910101A
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- radio wave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不要電波の照射が発生した場合でも、簡易な
構成で安全に使用できるマグネトロン応用加熱調理器を
提供すること。 【構成】 電波検出センサ14により漏洩電波が検出さ
れた場合、インバータ回路2の一次巻線6への電力供給
を高周波制御部10によって停止するように制御する。
構成で安全に使用できるマグネトロン応用加熱調理器を
提供すること。 【構成】 電波検出センサ14により漏洩電波が検出さ
れた場合、インバータ回路2の一次巻線6への電力供給
を高周波制御部10によって停止するように制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭で使用される
調理器に関するものである。
調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子レンジや、オーブンレンジと
いう商品名で代表されるマグネトロン応用加熱調理器
は、その使い勝手の簡便さ及び半加工食材の開発にも助
けられ、今や補助調理器から主調理器としての座を奪う
勢いで普及してきている。
いう商品名で代表されるマグネトロン応用加熱調理器
は、その使い勝手の簡便さ及び半加工食材の開発にも助
けられ、今や補助調理器から主調理器としての座を奪う
勢いで普及してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このマグネト
ロン応用加熱調理器はその構造から万一、機器内で不要
電波の照射が発生したときに、それを速やかに検知し加
熱を停止する必要があるという問題点を有していた。こ
れは、たとえば商品が使用中に落下する事による変形
や、異物を挟み込んだままの運転などが考えられる。そ
ういった場合でも使用者の安全を考え、不要な電波を検
出し電波を止める構成とすることが望まれる。
ロン応用加熱調理器はその構造から万一、機器内で不要
電波の照射が発生したときに、それを速やかに検知し加
熱を停止する必要があるという問題点を有していた。こ
れは、たとえば商品が使用中に落下する事による変形
や、異物を挟み込んだままの運転などが考えられる。そ
ういった場合でも使用者の安全を考え、不要な電波を検
出し電波を止める構成とすることが望まれる。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、万一、機器内で不要電波の照射が発生したときも、
電波を積極的に監視し停止させることで、安全に使用で
きるマグネトロン応用加熱調理器を提供することを第1
の目的とするものである。
で、万一、機器内で不要電波の照射が発生したときも、
電波を積極的に監視し停止させることで、安全に使用で
きるマグネトロン応用加熱調理器を提供することを第1
の目的とするものである。
【0005】また、高周波トランスを用いずに、商用電
源から直接高電圧をマグネトロンに供給した場合にも、
上記記載と同様に電波を積極的に監視し停止させること
を第2の目的とする。
源から直接高電圧をマグネトロンに供給した場合にも、
上記記載と同様に電波を積極的に監視し停止させること
を第2の目的とする。
【0006】また、マグネトロンの電波の特徴を検出し
て、最も電波強度が強いタイミングと同期して信号検出
を行うことで、安定した検出精度を得た電波検出手段を
用いることができ、より安全に使用できるマグネトロン
応用加熱調理器を提供することを第3の目的とするもの
である。
て、最も電波強度が強いタイミングと同期して信号検出
を行うことで、安定した検出精度を得た電波検出手段を
用いることができ、より安全に使用できるマグネトロン
応用加熱調理器を提供することを第3の目的とするもの
である。
【0007】さらに、外部からの電波やノイズに対して
マグネトロンの電波の特徴を検出して、最も電波強度が
強いタイミングと同期して信号検出を行い、外乱と漏波
の区別を積極的に行うことで、より安全に使用できるマ
グネトロン応用加熱調理器を提供することを第4の目的
とするものである。
マグネトロンの電波の特徴を検出して、最も電波強度が
強いタイミングと同期して信号検出を行い、外乱と漏波
の区別を積極的に行うことで、より安全に使用できるマ
グネトロン応用加熱調理器を提供することを第4の目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は商用電源を高周波電力に変換するイ
ンバータ回路と、マイクロ波を発生させるマグネトロン
と、前記インバータ回路の出力を受ける一次巻線、前記
マグネトロンに高圧電力を供給する二次巻線、及び前記
マグネトロンのカソードに電力を供給するヒータ巻線を
有する高周波トランスと、前記インバータ回路を制御す
る高周波制御部と、前記マグネトロンから発生した漏洩
電波を検出する電波検出センサとを備え、前記高周波制
御部は前記電波検出センサの出力により前記インバータ
回路を停止するように制御してなるものである。
るために、本発明は商用電源を高周波電力に変換するイ
ンバータ回路と、マイクロ波を発生させるマグネトロン
と、前記インバータ回路の出力を受ける一次巻線、前記
マグネトロンに高圧電力を供給する二次巻線、及び前記
マグネトロンのカソードに電力を供給するヒータ巻線を
有する高周波トランスと、前記インバータ回路を制御す
る高周波制御部と、前記マグネトロンから発生した漏洩
電波を検出する電波検出センサとを備え、前記高周波制
御部は前記電波検出センサの出力により前記インバータ
回路を停止するように制御してなるものである。
【0009】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明は商用電源を印可する一次巻線、マグネトロンに
高圧電力を供給する二次巻線、及びマグネトロンのカソ
ードに電力を供給するヒータ巻線を有する高圧トランス
と、マイクロ波を発生させるマグネトロンと、前記高圧
トランスの一次巻線に商用電源を印可するタイミングを
制御する低周波制御部と、前記マグネトロンから発生し
た漏洩電波を検出する電波検出センサとを備え、前記低
周波制御部は電波検出センサの出力により前記高圧トラ
ンスの一次巻線への商用電源の印加を停止するように制
御してなるものである。
本発明は商用電源を印可する一次巻線、マグネトロンに
高圧電力を供給する二次巻線、及びマグネトロンのカソ
ードに電力を供給するヒータ巻線を有する高圧トランス
と、マイクロ波を発生させるマグネトロンと、前記高圧
トランスの一次巻線に商用電源を印可するタイミングを
制御する低周波制御部と、前記マグネトロンから発生し
た漏洩電波を検出する電波検出センサとを備え、前記低
周波制御部は電波検出センサの出力により前記高圧トラ
ンスの一次巻線への商用電源の印加を停止するように制
御してなるものである。
【0010】また、上記第3の目的を達成するために、
本発明の電波検出センサは、特に商用電源の略ゼロボル
ト点の略90度進相時点と同期して漏洩電波を検出して
なるものである。
本発明の電波検出センサは、特に商用電源の略ゼロボル
ト点の略90度進相時点と同期して漏洩電波を検出して
なるものである。
【0011】さらに、上記第4の目的を達成するため
に、本発明の電波検出センサは、特に商用電源の略ゼロ
ボルト点及びその略90度進相時点の両方に同期して漏
洩電波を検出してなるものである。
に、本発明の電波検出センサは、特に商用電源の略ゼロ
ボルト点及びその略90度進相時点の両方に同期して漏
洩電波を検出してなるものである。
【0012】
【作用】本発明は上記構成により、電波検出センサがマ
グネトロンから発生した漏洩電波を検出し、高周波制御
部がインバータ回路の動作を停止するのでインバータ回
路は動作することなく、マグネトロンからの電波照射を
停止することができる。
グネトロンから発生した漏洩電波を検出し、高周波制御
部がインバータ回路の動作を停止するのでインバータ回
路は動作することなく、マグネトロンからの電波照射を
停止することができる。
【0013】また、高圧トランスと整流器を用いた高圧
電源の場合は、電波検出センサがマグネトロンから発生
した漏洩電波を検出し、低周波制御部が前記電波検出セ
ンサからの出力によって、商用電源を高圧トランスの一
次巻線に加えるのを停止するように制御するため、マグ
ネトロンからの電波照射を停止することができる。
電源の場合は、電波検出センサがマグネトロンから発生
した漏洩電波を検出し、低周波制御部が前記電波検出セ
ンサからの出力によって、商用電源を高圧トランスの一
次巻線に加えるのを停止するように制御するため、マグ
ネトロンからの電波照射を停止することができる。
【0014】また、電波出力が脈流と同期した強度で変
化しているため、測定時に商用電源の略ゼロボルト点を
基準として、常に同じタイミングで複数回の計測を行う
ことで、センサの応答特性を犠牲にすることなく、精度
の高い測定が可能になるものである。
化しているため、測定時に商用電源の略ゼロボルト点を
基準として、常に同じタイミングで複数回の計測を行う
ことで、センサの応答特性を犠牲にすることなく、精度
の高い測定が可能になるものである。
【0015】さらに、商用電源の略ゼロボルト点及びそ
の略90度進相時点の両方に同期して漏洩電波を検出す
ることで、外乱電波やノイズの測定はマグネトロンの休
止時間を利用して行うことができ、一般家庭にあるノイ
ズ源からの影響をさけ、精度の高い測定を可能とするこ
とができる。
の略90度進相時点の両方に同期して漏洩電波を検出す
ることで、外乱電波やノイズの測定はマグネトロンの休
止時間を利用して行うことができ、一般家庭にあるノイ
ズ源からの影響をさけ、精度の高い測定を可能とするこ
とができる。
【0016】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
1を参照しながら説明する。
1を参照しながら説明する。
【0017】図において、1は商用電源、2は商用電源
を高周波電力に変換するインバータ回路であり、3は前
記インバータ回路2の出力を受ける一次巻線4、マグネ
トロン7に高圧電力を発生させる二次巻線5、及びマグ
ネトロン7のカソードに電力を供給するヒータ巻線6を
有する高周波トランスである。また、8及び9a,9b
は二次巻線5の出力を倍電圧整流しマグネトロン7に高
電圧を供給する高圧コンデンサと第1及び第2の高圧ダ
イオード、10はインバータ回路2にスイッチング制御
信号を供給する高周波制御部、11はマグネトロン7が
発生した電波をキャビティ12に導く導波管、14はキ
ャビティ付近に設けられた電波検出センサである。
を高周波電力に変換するインバータ回路であり、3は前
記インバータ回路2の出力を受ける一次巻線4、マグネ
トロン7に高圧電力を発生させる二次巻線5、及びマグ
ネトロン7のカソードに電力を供給するヒータ巻線6を
有する高周波トランスである。また、8及び9a,9b
は二次巻線5の出力を倍電圧整流しマグネトロン7に高
電圧を供給する高圧コンデンサと第1及び第2の高圧ダ
イオード、10はインバータ回路2にスイッチング制御
信号を供給する高周波制御部、11はマグネトロン7が
発生した電波をキャビティ12に導く導波管、14はキ
ャビティ付近に設けられた電波検出センサである。
【0018】実施例のマグネトロン応用加熱機器が正常
に動作しているときは、商用電源1はインバータ回路2
で高周波に変換され、高周波トランス3によって高電圧
と、ヒータ電圧を得る。ヒータ巻線6はマグネトロン7
のヒータ(図示せず)に接続され、二次巻線5には第1
及び第2の高圧ダイオード9a,9b、高圧コンデンサ
8が接続されているから、マグネトロン7はヒータが加
熱され、更に脈流の直流高電圧が加えられる。その結
果、マイクロ波帯の電波を発振し、発振された電波出力
は、導波管11及びキャビティ12を経由して鍋13に
はいった被加熱物を加熱する。ここでキャビティ12を
構成する構造体が歪んだり、導波管11とキャビティ1
2の接続が不完全になって電波が漏洩したとき、電波検
出センサ14の出力には規定の値を超える出力が検出さ
れることとなり、規定以上の出力が検出されたときに
は、高周波制御部10はインバータ回路2の駆動を停止
するものである。
に動作しているときは、商用電源1はインバータ回路2
で高周波に変換され、高周波トランス3によって高電圧
と、ヒータ電圧を得る。ヒータ巻線6はマグネトロン7
のヒータ(図示せず)に接続され、二次巻線5には第1
及び第2の高圧ダイオード9a,9b、高圧コンデンサ
8が接続されているから、マグネトロン7はヒータが加
熱され、更に脈流の直流高電圧が加えられる。その結
果、マイクロ波帯の電波を発振し、発振された電波出力
は、導波管11及びキャビティ12を経由して鍋13に
はいった被加熱物を加熱する。ここでキャビティ12を
構成する構造体が歪んだり、導波管11とキャビティ1
2の接続が不完全になって電波が漏洩したとき、電波検
出センサ14の出力には規定の値を超える出力が検出さ
れることとなり、規定以上の出力が検出されたときに
は、高周波制御部10はインバータ回路2の駆動を停止
するものである。
【0019】(実施例2)次に第2の実施例について図
2を参照して説明する。
2を参照して説明する。
【0020】図において、1は商用電源、21は商用電
源1をトランス15に供給する状態を制御する低周波制
御部であり、15は低周波制御部によって制御された商
用電源1を受ける一次巻線16,高圧電力を発生させる
二次巻線17、マグネトロンのカソードを加熱するヒー
タ巻線18を備えた高圧トランスである。また、20
a、bならびに19は二次巻線の出力を倍電圧整流し、
マグネトロン7に高電圧を供給する第1及び第2の高圧
ダイオードと高圧コンデンサ、11はマグネトロン7が
発生した電波をキャビティ12に導く導波管、14はキ
ャビティ付近に設けられた電波検出センサである。
源1をトランス15に供給する状態を制御する低周波制
御部であり、15は低周波制御部によって制御された商
用電源1を受ける一次巻線16,高圧電力を発生させる
二次巻線17、マグネトロンのカソードを加熱するヒー
タ巻線18を備えた高圧トランスである。また、20
a、bならびに19は二次巻線の出力を倍電圧整流し、
マグネトロン7に高電圧を供給する第1及び第2の高圧
ダイオードと高圧コンデンサ、11はマグネトロン7が
発生した電波をキャビティ12に導く導波管、14はキ
ャビティ付近に設けられた電波検出センサである。
【0021】実施例のマグネトロン応用加熱機器が正常
に動作しているときは、商用電源1は低周波制御部21
によって高圧トランス15に導かれ高電圧と、ヒータ電
圧を得る。ヒータ巻線18はマグネトロン7のヒータ
(図示せず)に接続され、二次巻線17には第1及び第
2の高圧ダイオード20a,20b、高圧コンデンサ1
9が接続されているから、マグネトロン7はヒータが加
熱され、更に脈流の直流高電圧が加えられる。その結
果、マイクロ波帯の電波を発振し、発振された電波出力
は、導波管11及びキャビティ12を経由して鍋13に
はいった被加熱物を加熱する。ここでキャビティ12を
構成する構造体が歪んだり、導波管11とキャビティ1
2の接続が不完全になって電波が漏洩したとき、電波検
出センサ14の出力には規定の値を超える出力が検出さ
れることとなり、規定以上の出力が検出されたときに
は、低周波制御部21は高圧トランス15への電力供給
を停止するものである。
に動作しているときは、商用電源1は低周波制御部21
によって高圧トランス15に導かれ高電圧と、ヒータ電
圧を得る。ヒータ巻線18はマグネトロン7のヒータ
(図示せず)に接続され、二次巻線17には第1及び第
2の高圧ダイオード20a,20b、高圧コンデンサ1
9が接続されているから、マグネトロン7はヒータが加
熱され、更に脈流の直流高電圧が加えられる。その結
果、マイクロ波帯の電波を発振し、発振された電波出力
は、導波管11及びキャビティ12を経由して鍋13に
はいった被加熱物を加熱する。ここでキャビティ12を
構成する構造体が歪んだり、導波管11とキャビティ1
2の接続が不完全になって電波が漏洩したとき、電波検
出センサ14の出力には規定の値を超える出力が検出さ
れることとなり、規定以上の出力が検出されたときに
は、低周波制御部21は高圧トランス15への電力供給
を停止するものである。
【0022】(実施例3)次に本発明の第3の実施例を
図3及び図4を参照して説明する。
図3及び図4を参照して説明する。
【0023】図3は実施例1、図4は実施例2の各々の
マイクロ波応用加熱装置の各部波形図の一例で、商用電
源1のゼロボルト点に同期して信号を発生するZVS信
号Aとマグネトロンに流れる電流B、Dとの位相関係を
説明したものである。図において、Bはインバータ回路
2によって作られた高周波電力によってマグネトロン7
に流れる電流の電流波形、Cは電波検出センサ14によ
って検出される電波のエンベロープ波形、Dは第2の実
施例に挙げた高圧トランス15及び第1及び第2の高圧
ダイオード20a、20b、高圧コンデンサ19によっ
て作られた高圧電源によってマグネトロン7に流れる電
流の電流波形である。
マイクロ波応用加熱装置の各部波形図の一例で、商用電
源1のゼロボルト点に同期して信号を発生するZVS信
号Aとマグネトロンに流れる電流B、Dとの位相関係を
説明したものである。図において、Bはインバータ回路
2によって作られた高周波電力によってマグネトロン7
に流れる電流の電流波形、Cは電波検出センサ14によ
って検出される電波のエンベロープ波形、Dは第2の実
施例に挙げた高圧トランス15及び第1及び第2の高圧
ダイオード20a、20b、高圧コンデンサ19によっ
て作られた高圧電源によってマグネトロン7に流れる電
流の電流波形である。
【0024】一般に大電流を取り出すインバータや直流
電源の場合、負荷回路の動作にリップル成分が影響を及
ぼさない限り、コンデンサによる平滑を行わない、これ
は力率を低下させないためであり、その結果、整流され
た出力も脈流分を持ったものとなる。したがって、イン
バータ式電源の場合はマグネトロン7にはインバータ回
路2の周波数でチョッピングされたBの様な脈流の電流
が流れることになり、高圧トランス式の場合は、Dの様
な商用周波のリップルを含んだものとなっている。ここ
で、マグネトロン7に流れる電流と電波出力はほぼ比例
関係にあり、漏洩した電波を検出した電波検出センサ1
4の出力はCの様になる。電波検出センサ14の出力は
電源周期と同期して変化しているから、高周波制御部1
0、あるいは低周波制御部21はZVS信号Aと同期し
たa、bのタイミングで検出することで、常に安定した
検波出力を得ることができる。
電源の場合、負荷回路の動作にリップル成分が影響を及
ぼさない限り、コンデンサによる平滑を行わない、これ
は力率を低下させないためであり、その結果、整流され
た出力も脈流分を持ったものとなる。したがって、イン
バータ式電源の場合はマグネトロン7にはインバータ回
路2の周波数でチョッピングされたBの様な脈流の電流
が流れることになり、高圧トランス式の場合は、Dの様
な商用周波のリップルを含んだものとなっている。ここ
で、マグネトロン7に流れる電流と電波出力はほぼ比例
関係にあり、漏洩した電波を検出した電波検出センサ1
4の出力はCの様になる。電波検出センサ14の出力は
電源周期と同期して変化しているから、高周波制御部1
0、あるいは低周波制御部21はZVS信号Aと同期し
たa、bのタイミングで検出することで、常に安定した
検波出力を得ることができる。
【0025】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて図5を参照して説明する。
ついて図5を参照して説明する。
【0026】図において、A、Dは実施例3で説明した
ものと同様なZVS信号とマグネトロン7に流れる電流
で、Eはマグネトロン7が動作していないときの電波検
出センサ14の出力で、a,c点のタイミングは外乱ノ
イズが多いとき、d,e点のタイミングは外乱ノイズが
少ないときのものである。Fはマグネトロン動作時の電
波検出センサ14の出力で、Eと同様に、a,c点のタ
イミングは外乱ノイズが多いとき、d,e点のタイミン
グは外乱ノイズが少ないときのものである。ここで、高
周波制御部10、あるいは低周波制御部21は電波検出
センサ14の出力をa、c点のタイミングで検出する。
外乱ノイズが多いときはa、c点の電波検出センサ14
の出力が大きく変化しない。一方、d、e点のタイミン
グでは外乱ノイズが少ないときの電波検出センサ14の
出力はd点では大きく、マグネトロン7に電流が流れて
いないe点では電波検出センサ14の出力はほとんど検
出されない。本発明のマイクロ波応用加熱装置の電波検
出センサ14は、この特徴点を利用してマグネトロン7
が出した電波を検出しているのか、外乱ノイズを検出し
ているのかを判定することが可能であり、信号の誤検出
を防止することができる。
ものと同様なZVS信号とマグネトロン7に流れる電流
で、Eはマグネトロン7が動作していないときの電波検
出センサ14の出力で、a,c点のタイミングは外乱ノ
イズが多いとき、d,e点のタイミングは外乱ノイズが
少ないときのものである。Fはマグネトロン動作時の電
波検出センサ14の出力で、Eと同様に、a,c点のタ
イミングは外乱ノイズが多いとき、d,e点のタイミン
グは外乱ノイズが少ないときのものである。ここで、高
周波制御部10、あるいは低周波制御部21は電波検出
センサ14の出力をa、c点のタイミングで検出する。
外乱ノイズが多いときはa、c点の電波検出センサ14
の出力が大きく変化しない。一方、d、e点のタイミン
グでは外乱ノイズが少ないときの電波検出センサ14の
出力はd点では大きく、マグネトロン7に電流が流れて
いないe点では電波検出センサ14の出力はほとんど検
出されない。本発明のマイクロ波応用加熱装置の電波検
出センサ14は、この特徴点を利用してマグネトロン7
が出した電波を検出しているのか、外乱ノイズを検出し
ているのかを判定することが可能であり、信号の誤検出
を防止することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明は電波検出センサ
によってマグネトロンから発生した規定値を超える漏洩
電波を検出し、インバータ回路の動作を停止するため、
マグネトロンからの不要な電波照射を効果的に停止する
ことができる。従って、誤って機器を落下させ、キャビ
ティや導波管とキャビティ接続部にクラックや亀裂が生
じた場合にも、電波漏洩を防いだ安全なマグネトロン応
用加熱調理器を提供できるものである。
によってマグネトロンから発生した規定値を超える漏洩
電波を検出し、インバータ回路の動作を停止するため、
マグネトロンからの不要な電波照射を効果的に停止する
ことができる。従って、誤って機器を落下させ、キャビ
ティや導波管とキャビティ接続部にクラックや亀裂が生
じた場合にも、電波漏洩を防いだ安全なマグネトロン応
用加熱調理器を提供できるものである。
【0028】また、高圧トランスを用いてマグネトロン
の発振を実現させた場合にも、電波検出センサによって
マグネトロンから発生した規定値を超える漏洩電波を検
出できるので、電波漏洩時には高圧トランスへの電源供
給を停止し不要な電波照射を停止することができる。
の発振を実現させた場合にも、電波検出センサによって
マグネトロンから発生した規定値を超える漏洩電波を検
出できるので、電波漏洩時には高圧トランスへの電源供
給を停止し不要な電波照射を停止することができる。
【0029】また、電波漏洩の検出を商用電源の略ゼロ
ボルト点の略90度進相時点と同期した間隔で行うこと
により、常に電波強度が大なる位相でサンプリングを行
うことでき、安定した検波出力を得ることができるもの
である。
ボルト点の略90度進相時点と同期した間隔で行うこと
により、常に電波強度が大なる位相でサンプリングを行
うことでき、安定した検波出力を得ることができるもの
である。
【0030】さらに、電波漏洩の検出を商用電源の略ゼ
ロボルト点及び略90度進相時点の両方と同期した時点
で行うことにより、外乱ノイズによる影響を相殺して信
頼性の高い漏洩電波検出アルゴリズムを提供することが
できる。
ロボルト点及び略90度進相時点の両方と同期した時点
で行うことにより、外乱ノイズによる影響を相殺して信
頼性の高い漏洩電波検出アルゴリズムを提供することが
できる。
【図1】本発明の第1の実施例のマグネトロン応用加熱
調理器の主要構成図
調理器の主要構成図
【図2】本発明の第2の実施例のマグネトロン応用加熱
調理器の主要構成図
調理器の主要構成図
【図3】本発明の第3の実施例のマグネトロン応用加熱
調理器の各部の信号波形図
調理器の各部の信号波形図
【図4】同、マグネトロン応用加熱調理器の別の各部の
信号波形図
信号波形図
【図5】本発明の第4の実施例のマグネトロン応用加熱
調理器の各部の信号波形図
調理器の各部の信号波形図
1 商用電源 2 インバータ回路 3 高周波トランス 4 一次巻線 5 二次巻線 6 ヒータ巻線 7 マグネトロン 10 高周波制御部 11 導波管 12 キャビティ 13 鍋 14 電波検出センサ 15 高圧トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 慎一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 利幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 商用電源を高周波電力に変換するインバ
ータ回路と、マイクロ波を発生させるマグネトロンと、
前記インバータ回路の出力を受ける一次巻線、前記マグ
ネトロンに高圧電力を供給する二次巻線、及び前記マグ
ネトロンのカソードに電力を供給するヒータ巻線を有す
る高周波トランスと、前記インバータ回路を制御する高
周波制御部と、前記マグネトロンから発生した漏洩電波
を検出する電波検出センサとを備え、前記高周波制御部
は前記電波検出センサの出力により前記インバータ回路
の前記一次巻線への出力を停止するように制御してなる
マグネトロン応用加熱調理器。 - 【請求項2】 マイクロ波を発生させるマグネトロン
と、商用電源を印可する一次巻線、前記マグネトロンに
高圧電力を供給する二次巻線、及び前記マグネトロンの
カソードに電力を供給するヒータ巻線を有する高圧トラ
ンスと、前記高圧トランスの一次巻線への商用電源の印
可を制御する低周波制御部と、前記マグネトロンから発
生した漏洩電波を検出する電波検出センサとを備え、前
記低周波制御部は電波検出センサの出力により前記高圧
トランスの一次巻線への商用電源の印加を停止するよう
に制御してなるマグネトロン応用加熱調理器。 - 【請求項3】 電波検出センサは、商用電源の略ゼロボ
ルト点の略90度進相時点と同期して漏洩電波を検出し
てなる請求項1または2記載のマグネトロン応用加熱調
理器。 - 【請求項4】 電波検出センサは、商用電源の略ゼロボ
ルト点及びその略90度進相時点の両方に同期して漏洩
電波を検出してなる請求項1または2記載のマグネトロ
ン応用加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7165047A JPH0910101A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | マグネトロン応用加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7165047A JPH0910101A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | マグネトロン応用加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910101A true JPH0910101A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15804832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7165047A Pending JPH0910101A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | マグネトロン応用加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0910101A (ja) |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7165047A patent/JPH0910101A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040210 |