JPH0910116A - 製パン方法 - Google Patents

製パン方法

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JPH0910116A
JPH0910116A JP18980396A JP18980396A JPH0910116A JP H0910116 A JPH0910116 A JP H0910116A JP 18980396 A JP18980396 A JP 18980396A JP 18980396 A JP18980396 A JP 18980396A JP H0910116 A JPH0910116 A JP H0910116A
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JP
Japan
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bread
yeast
making
water
baking
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JP18980396A
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Shin Oshima
震 尾島
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイマーを使用した場合にも、ふっくらとパ
ンを焼くことを可能にする。 【解決手段】 タイマーを利用してパンを焼く場合に、
混練前に水とイースト菌とが接触するのを避けるため
に、両者の間にパン材料を介在させるようにしてパン容
器内へ入れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所望の時刻に自
動的にパンを焼き上げる家庭用製パン器の製パン方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】パンを焼き上げる場合には、パンの材料
である小麦粉、イースト菌、適量のバターあるいはショ
ートニング等の油脂、砂糖、塩、粉ミルクを容器内に水
とともに入れて材料の仕込みを行う。所望の時刻、例え
ば、午前7時にパンを焼き上げたい場合には、製パン工
程、すなわち、混捏、発酵ベンチタイム、焼き上げ等に
3時間半から4時間程度の時間を要するので、午前3時
頃から製パン工程を開始しなければならない。家庭用製
パン器においては、この時間帯の制御を適切に行うため
には、どのような製パン方法を用いるかが重要であり、
取扱説明書にその製パン方法を明記する必要があった。
【0003】予めパンの材料に水を注いでおくと、前日
の夕方から翌日午前3時までの期間に、イースト菌の内
容物(グルタチオン等)に悪影響が及び、午前3時頃の
製パン工程の開始時には、発酵の効力を失ってしまうの
で、内容物を分別収容する手段を有していた。すなわ
ち、製パン工程の開始時に、混捏の開始と同時に製パン
器に取り付けた水タンクから注水するか、あるいは、イ
ースト菌の収納箱を別に設けて製パン工程の開始時にそ
れらを加え合わせる方法を実施していた。
【0004】また、内容物の内部位置において内容物の
温度を検出する温度センサーを設け、生地温度を細かく
チェックしてイースト菌の発酵状態を監視する製パン方
法があり、この方法においてはイースト菌と水との接近
に対してイースト菌が製パン動作開始前に発酵した場合
には、製パン動作を開始させないことを前提としてい
た。更に、パン材料の形状を型等により一定形状とし、
くぼみにイースト菌を、周辺に水を配してパン材料によ
り水とイースト菌とを分離させることも考えられてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、いず
れも製パン器の構造が複雑となり、その制御回路も複雑
になって故障の原因が増加し、あるいは特別の型を必要
とし、コストアップになる等の不都合な点が多かった。
そこでローコストでシンプルな製パン方法の提案が望ま
れていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る製パン方法
は、内容物を分別収容する手段を有せず、またその内部
位置に、内容物の温度センサを有しないパン容器を備え
る製パン器を用いる製パン方法において、前記パン容器
内に、イースト菌と水との接触を避ける様に、イースト
菌と水との間に小麦粉、油脂などのパン材料を不定形状
に介在させ、そのまま放置し、その後、タイマーにより
混捏、発酵、焼き上げなどの製パン工程に移行すること
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】小麦粉を主成分とし、油脂を含む
パンの材料を容器に入れ、水を注入しておいても攪拌や
混捏をしない限り、油脂成分を含むパンの材料に水が浸
透する速度は非常に遅く、8〜9時間で5mm程度しか
浸透しないことが分かった。
【0008】この発明は、このような知見に基づいて考
えられたもので、この発明の製パン方法で使用する製パ
ン器は、図1に示すように、製パン器本体9には、底部
に混捏用回転羽根4を設けたパン容器3と、このパン容
器3を加熱するヒータ11を備えたオーブン10と、混
捏用回転羽根4をベルト8およびプーリ7を介して回転
させるモータ6と、モータ6およびヒータ11を制御す
るタイマーを備えた制御部5とを具備しており、そし
て、製パン工程の開始まで、イースト菌または温水をパ
ン容器3から隔離して保管する手段を具備していない。
即ち、内容物を分別収容する手段を有しない。また水、
パン材料等収容物の温度センサもパン容器3内部には存
在しない。
【0009】次に、このように構成された製パン器によ
って、パンを作る製パン工程を説明する。
【0010】図2の(イ)に示すように、パン容器3の
底部に規定量のイースト菌1を散布投入し、その上に小
麦粉、油脂、砂糖、塩、粉ミルクなどのパン材料2を入
れ、さらに、35℃程度の温水12を注水する。直ちに
製パン工程を開始する場合には、モータ6を駆動して混
捏用回転羽根4を回転させ、混捏を開始して、発酵、ベ
ンチタイム、焼き上げの各製パン工程を経てパンを焼き
上げる。
【0011】所望時刻、例えば、午前7時頃にパンを焼
き上げたい場合には、タイマーを午前3〜4時にセット
して、パン容器3の底部にイースト菌1を散布投入し、
その上に小麦粉、油脂、砂糖、塩、粉ミルクなどのパン
材料2を入れ、さらに、35℃程度の温水12を注水し
ておく。
【0012】このようにパン材料2と温水12とをパン
容器3に同時に入れて放置しても、攪拌や混捏をしない
限り、パン材料2に水12が浸透し難いから、8〜9時
間にわたって放置しても、5mm程度しか浸透しないの
で、底部に散布されたイースト菌1は水に侵されること
はない。
【0013】午前3〜4時に、タイマーにより制御部5
が動作して混捏が開始されると、イースト菌1およびパ
ン材料2と分離していた水12は混捏された後、発酵、
ベンチタイム、焼き上げの製パン工程を経て、午前7時
頃にパンが焼き上がる。ここで、冷水の代わりに35℃
程度の温水を使用する理由は、厳寒時に5℃以下の冷水
を使用すると、イースト菌からグルタチオンの物質が浸
出してパンのスダチを悪くするからである。なお、35
℃程度の温水を数時間にわたって放置しても、オーブン
10で囲まれているので、大幅な温度の低下はなく、製
パンに大きな影響を受けない。
【0014】(他の実施の形態)以上で説明した実施の
形態においては、イースト菌をパン容器3の底部に散布
投入しているが、図2の(ロ)に示すように、パン容器
3の底部に35℃程度の温水12を注水し、その上に小
麦粉、油脂、砂糖、塩、粉ミルクなどのパン材料2を入
れたのち、パン材料2の表面に規定量のイースト菌1を
散布し、製パン工程の開始までそのまま放置してもよい
のである。
【0015】また、イースト菌とパン材料とを混合した
状態でパン容器3に入れ、同時に温水を注水して製パン
工程の開始までそのまま放置してもよく、この場合、温
水とパン材料との境界における一部のイースト菌が温水
に触れるが、他の大部分のイースト菌の細胞の網目は閉
ざされているので、一部のイースト菌が元の生きたイー
スト菌になって発酵を開始することがあっても、放置時
間が10時間以内であれば、大きな影響を受けないこと
が実証され、パンの膨張に支障を来さないことが分かっ
た。なお、以上のいずれの実施の形態でもパン材料はパ
ン容器へランダムに入れればよい。
【0016】
【発明の効果】以上の実施の形態に基づく説明から明ら
かなように、この発明の製パン方法によると、小麦粉を
主成分とするパンの材料およびイースト菌を容器に入
れ、水を注入しておいても攪拌や混捏をしない限り、イ
ースト菌が混捏の前に水と接触して発酵したり、あるい
は冷水に触れて発酵を阻害しないので、水タンクまたは
イースト菌収納箱を別に設けて混捏開始時に操作する必
要がないので、製パン器の構成が簡単になって、故障の
原因を減らすことができ、また、装置を廉価にすること
ができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製パン方法で使用する製パン器の断面
図である。
【図2】本発明の製パン方法において、製パン工程に先
立って、パン容器にパンの材料、イースト菌、温水を入
れた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 イースト菌 2 パン材料 3 パン容器 4 混捏用回転羽根 5 制御部 9 製パン器本体 10 オーブン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物を分別収容する手段を有せず、ま
    た該内容物の内部位置において内容物の温度を検出する
    手段を有しないパン容器を備える製パン器を用いる製パ
    ン方法において、 前記パン容器内に、イースト菌と水との接触を避ける様
    に、イースト菌と水との間に小麦粉、油脂などのパン材
    料を不定形状に介在させ、そのまま放置し、その後、タ
    イマーにより混捏、発酵、焼き上げなどの製パン工程に
    移行することを特徴とする製パン方法。
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