JPH09101370A - 椅子式ホールボディカウンタ - Google Patents
椅子式ホールボディカウンタInfo
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- JPH09101370A JPH09101370A JP25595295A JP25595295A JPH09101370A JP H09101370 A JPH09101370 A JP H09101370A JP 25595295 A JP25595295 A JP 25595295A JP 25595295 A JP25595295 A JP 25595295A JP H09101370 A JPH09101370 A JP H09101370A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】正確な測定を実現するための物的要件と、測定
に対する被検者の不安感を取り除く心的要件を兼備させ
る。 【解決手段】主シールド1は、上方が開口した略方形の
筒体構造をなし、被検者の体内放射能を正確に測定する
ために、バックグラウンド放射線を遮蔽して検出器(後
方囲い2の内部に設置)に対する影響を抑制し、かつ被
検者が感じるであろう圧迫感の除去に役立っている。上
方からのバックグラウンド放射線入射も可能性としてあ
るから、後述する天井用シールドの付設や検出器の位置
可変による対応策を講じる。ディスプレイ8は、被検者
が椅子に座った状態で正面に見ることができ、後述のス
ピーカとともに、測定に関する種々な情報を被検者に提
供して、正確な測定を円滑におこなえるよう直接的、間
接的に機能する。
に対する被検者の不安感を取り除く心的要件を兼備させ
る。 【解決手段】主シールド1は、上方が開口した略方形の
筒体構造をなし、被検者の体内放射能を正確に測定する
ために、バックグラウンド放射線を遮蔽して検出器(後
方囲い2の内部に設置)に対する影響を抑制し、かつ被
検者が感じるであろう圧迫感の除去に役立っている。上
方からのバックグラウンド放射線入射も可能性としてあ
るから、後述する天井用シールドの付設や検出器の位置
可変による対応策を講じる。ディスプレイ8は、被検者
が椅子に座った状態で正面に見ることができ、後述のス
ピーカとともに、測定に関する種々な情報を被検者に提
供して、正確な測定を円滑におこなえるよう直接的、間
接的に機能する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原子力発電所や
放射線物質取扱施設などで作業に従事する人の内部被ば
く線量を評価するため、被検者が椅子に座った状態で体
内放射能を測定する椅子式ホールボディカウンタに関す
る。
放射線物質取扱施設などで作業に従事する人の内部被ば
く線量を評価するため、被検者が椅子に座った状態で体
内放射能を測定する椅子式ホールボディカウンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、原子力発電所や放射線物質取扱施
設などで作業に従事する人の内部被ばく線量を評価する
ために、体内放射能を測定する検出器を下向きに定置
し、被検者をベッドに仰向きに寝かせて、その検出器の
下方に移動させて検出する、という方式がとられた。図
5の斜視図で説明すると、31はベッドで、図で手前側
と向こう側に往復移動し、その上にマット32、肩当て
(枕兼用)33、体の横方向の逸脱を防ぐ保護壁34等
が設けられる。体内放射能を測定するための検出ユニッ
ト35と、両側方からのバックグラウンド放射線の影響
を抑制するためのシールド36とで門型ユニットが構成
され、その下側中空部に、ベッド31の上に仰向きに寝
た被検者が進入して、体内放射能の測定がおこなわれ
る。なお、37は動作表示器で、上側が「しばらくお待
ち下さい」とか「ベッドに仰向きに寝て下さい」等の指
示を、下側が被検者の予め登録済みの「管理番号」をそ
れぞれ表示する。
設などで作業に従事する人の内部被ばく線量を評価する
ために、体内放射能を測定する検出器を下向きに定置
し、被検者をベッドに仰向きに寝かせて、その検出器の
下方に移動させて検出する、という方式がとられた。図
5の斜視図で説明すると、31はベッドで、図で手前側
と向こう側に往復移動し、その上にマット32、肩当て
(枕兼用)33、体の横方向の逸脱を防ぐ保護壁34等
が設けられる。体内放射能を測定するための検出ユニッ
ト35と、両側方からのバックグラウンド放射線の影響
を抑制するためのシールド36とで門型ユニットが構成
され、その下側中空部に、ベッド31の上に仰向きに寝
た被検者が進入して、体内放射能の測定がおこなわれ
る。なお、37は動作表示器で、上側が「しばらくお待
ち下さい」とか「ベッドに仰向きに寝て下さい」等の指
示を、下側が被検者の予め登録済みの「管理番号」をそ
れぞれ表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来方式は、体内放射
能の正確な測定を実現する点では優れるが、被検者をベ
ッドに仰向きに寝かせる方式であるから、測定前や測定
中の被検者の不安感(心理的負担)が大きく、被検者が
指示通り行動しなかったり(できなかったり)、誤操作
をしたりして、円滑な測定を阻害するだけでなく、正確
な測定を阻害する恐れがあった。
能の正確な測定を実現する点では優れるが、被検者をベ
ッドに仰向きに寝かせる方式であるから、測定前や測定
中の被検者の不安感(心理的負担)が大きく、被検者が
指示通り行動しなかったり(できなかったり)、誤操作
をしたりして、円滑な測定を阻害するだけでなく、正確
な測定を阻害する恐れがあった。
【0004】この発明が解決しようとする課題は、従来
の技術がもつ以上の問題点を解消して、正確な測定を実
現するための物的要件と、測定に対する被検者の不安感
を取り除き、気持ちを平安にする心的要件を兼備させ、
もって真に正確で円滑な測定を実現しうる椅子式ホール
ボディカウンタを提供することにある。
の技術がもつ以上の問題点を解消して、正確な測定を実
現するための物的要件と、測定に対する被検者の不安感
を取り除き、気持ちを平安にする心的要件を兼備させ、
もって真に正確で円滑な測定を実現しうる椅子式ホール
ボディカウンタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、椅子に座っ
た被検者の体内放射能を椅子の背もたれ後方から測定す
るカウンタであって、放射能測定用の検出器を椅子の背
もたれ側を除いて包囲する、バックグラウンド放射線の
影響を抑制するための検出器用遮蔽壁と;椅子を前方と
両側方から包囲し上方に開口する半筒状体で、その外周
上部が内側に傾斜する、バックグラウンド放射線の影響
を抑制するための主遮蔽壁と;を備える、という構成で
ある。
た被検者の体内放射能を椅子の背もたれ後方から測定す
るカウンタであって、放射能測定用の検出器を椅子の背
もたれ側を除いて包囲する、バックグラウンド放射線の
影響を抑制するための検出器用遮蔽壁と;椅子を前方と
両側方から包囲し上方に開口する半筒状体で、その外周
上部が内側に傾斜する、バックグラウンド放射線の影響
を抑制するための主遮蔽壁と;を備える、という構成で
ある。
【0006】ここで、スピーカおよび椅子の前方に設
置されたディスプレイを備えたり、検出器が、椅子の
背もたれに対して接近しまたは遠ざかるように位置可変
であったり、主遮蔽壁が、その上方開口部を部分的に
閉鎖する着脱可能な天井用遮蔽壁を備えたり、または
椅子の座の高さが可変である、ことが好ましい。また、
この発明は、前記のホールボディカウンタの2個を各椅
子が横に並ぶように結合し、その結合箇所に当たる各主
遮蔽壁の部分が除去されるか、または共通な仕切壁に代
えられてなる対構造をなす、というものである。
置されたディスプレイを備えたり、検出器が、椅子の
背もたれに対して接近しまたは遠ざかるように位置可変
であったり、主遮蔽壁が、その上方開口部を部分的に
閉鎖する着脱可能な天井用遮蔽壁を備えたり、または
椅子の座の高さが可変である、ことが好ましい。また、
この発明は、前記のホールボディカウンタの2個を各椅
子が横に並ぶように結合し、その結合箇所に当たる各主
遮蔽壁の部分が除去されるか、または共通な仕切壁に代
えられてなる対構造をなす、というものである。
【0007】したがって、この発明では、検出器は、検
出器用遮蔽壁によって、椅子背もたれ後方であらゆる方
向から入射するバックグラウンド放射線の影響を、ま
た、主遮蔽壁によって、椅子の前方と両側方と斜め上方
から入射するバックグラウンド放射線の影響を、それぞ
れ抑制することができる。また、被検者は椅子に座り、
かつ頭上が開放した状態で測定されるから、従来の寝た
状態や頭上が閉鎖した状態と比べて心理的圧迫感が緩和
され、同時に不安感が抑えられる。
出器用遮蔽壁によって、椅子背もたれ後方であらゆる方
向から入射するバックグラウンド放射線の影響を、ま
た、主遮蔽壁によって、椅子の前方と両側方と斜め上方
から入射するバックグラウンド放射線の影響を、それぞ
れ抑制することができる。また、被検者は椅子に座り、
かつ頭上が開放した状態で測定されるから、従来の寝た
状態や頭上が閉鎖した状態と比べて心理的圧迫感が緩和
され、同時に不安感が抑えられる。
【0008】ここで、被検者は、測定中にスピーカお
よびディスプレイによって、測定に関する種々な情報を
音声と映像の両面から受けることができる、検出器が
椅子の背もたれに対して接近しまたは遠ざかるように位
置可変であるから、その位置調整によって、主遮蔽壁の
上方開口部から入射可能なバックグラウンド放射線の影
響を最小限に抑えることができる、主遮蔽壁は、必要
なら天井用遮蔽壁を補助的に用いて、上方開口部から入
射可能なバックグラウンド放射線の影響を最小限に抑え
ることができる、椅子の座の高さが可変であるから、
被検者は椅子に最適状態で座って測定を受けることがで
きる。
よびディスプレイによって、測定に関する種々な情報を
音声と映像の両面から受けることができる、検出器が
椅子の背もたれに対して接近しまたは遠ざかるように位
置可変であるから、その位置調整によって、主遮蔽壁の
上方開口部から入射可能なバックグラウンド放射線の影
響を最小限に抑えることができる、主遮蔽壁は、必要
なら天井用遮蔽壁を補助的に用いて、上方開口部から入
射可能なバックグラウンド放射線の影響を最小限に抑え
ることができる、椅子の座の高さが可変であるから、
被検者は椅子に最適状態で座って測定を受けることがで
きる。
【0009】また、この発明では、ホールボディカウン
タの2個を各椅子が横に並ぶように結合し、その結合箇
所に当たる各主遮蔽壁の部分が除去されるか、または共
通な仕切壁に代えられる。したがって、この対構造をと
ることによって、従来のホールボディカウンタの2個を
単に横に並べたものに比べ、結合箇所の共通化に基づく
スペースやコストの削減を図ることができる。
タの2個を各椅子が横に並ぶように結合し、その結合箇
所に当たる各主遮蔽壁の部分が除去されるか、または共
通な仕切壁に代えられる。したがって、この対構造をと
ることによって、従来のホールボディカウンタの2個を
単に横に並べたものに比べ、結合箇所の共通化に基づく
スペースやコストの削減を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、実
施例を以下に図を参照しながら説明する。まず、図1〜
図3を参照しながら第1の実施例を、図4を参照しなが
ら第2実施例をそれぞれ説明する。図1は第1実施例の
斜視図である。図において、第1実施例は上方が開口し
た略方形の筒体構造である。この筒体構造は、変形した
コ字形(半筒体)の主シールド1および同じくコ字形
(半筒体)の扉付き後方囲い2からなる。主シールド1
の左手前側の端部は、後方囲い2の左向こう側の端部と
結合するが、主シールド1の右手前側の端部は、右方に
開いた形をとり、後方囲い2の右向こう側の端部との間
に隙間、つまり出入口16を形成する。この出入口16
は常時開放していて、ここを矢印方向に通って被検者が
進入・退出する。主シールド1は、被検者の体内放射能
を正確に測定するために、周囲から(外部の線源から)
入射するバックグラウンド放射線を遮蔽して、検出器
(後方囲い2の内部に設置される)に対する影響を抑制
するとともに、上方に開口して、ここが閉鎖するときに
被検者が感じるであろう圧迫感や心理的負担の軽減に役
立っている。なお、上方からのバックグラウンド放射線
入射も可能性として少ないながらあり得るから、後述す
るように対応策は講じてある。なお、後方囲い2は、内
部機器の保護をするもので、保守用に扉を付設し、バッ
クグラウンド放射線を遮蔽する機能をとくには持たな
い。
施例を以下に図を参照しながら説明する。まず、図1〜
図3を参照しながら第1の実施例を、図4を参照しなが
ら第2実施例をそれぞれ説明する。図1は第1実施例の
斜視図である。図において、第1実施例は上方が開口し
た略方形の筒体構造である。この筒体構造は、変形した
コ字形(半筒体)の主シールド1および同じくコ字形
(半筒体)の扉付き後方囲い2からなる。主シールド1
の左手前側の端部は、後方囲い2の左向こう側の端部と
結合するが、主シールド1の右手前側の端部は、右方に
開いた形をとり、後方囲い2の右向こう側の端部との間
に隙間、つまり出入口16を形成する。この出入口16
は常時開放していて、ここを矢印方向に通って被検者が
進入・退出する。主シールド1は、被検者の体内放射能
を正確に測定するために、周囲から(外部の線源から)
入射するバックグラウンド放射線を遮蔽して、検出器
(後方囲い2の内部に設置される)に対する影響を抑制
するとともに、上方に開口して、ここが閉鎖するときに
被検者が感じるであろう圧迫感や心理的負担の軽減に役
立っている。なお、上方からのバックグラウンド放射線
入射も可能性として少ないながらあり得るから、後述す
るように対応策は講じてある。なお、後方囲い2は、内
部機器の保護をするもので、保守用に扉を付設し、バッ
クグラウンド放射線を遮蔽する機能をとくには持たな
い。
【0011】8はカラーのディスプレイで、被検者が椅
子に座った状態で正面に見ることができる。このディス
プレイ8は、後述のスピーカとともに、測定に関する種
々な情報、たとえば測定手順・注意事項や、一般的なビ
デオ・テレビ映像を被検者に提供し、正確な測定を円滑
におこなえるよう直接的、間接的に機能する。直接的機
能とは、実際的な測定手順・注意事項の提供であり、間
接的機能とは、被検者の不安感の除去や平安な心理状態
の醸成である。動作表示器10は上下2段あって、上側
は被検者に対して装置内に入ってよいかどうかを案内
し、下段は被検者の管理番号を表示する。
子に座った状態で正面に見ることができる。このディス
プレイ8は、後述のスピーカとともに、測定に関する種
々な情報、たとえば測定手順・注意事項や、一般的なビ
デオ・テレビ映像を被検者に提供し、正確な測定を円滑
におこなえるよう直接的、間接的に機能する。直接的機
能とは、実際的な測定手順・注意事項の提供であり、間
接的機能とは、被検者の不安感の除去や平安な心理状態
の醸成である。動作表示器10は上下2段あって、上側
は被検者に対して装置内に入ってよいかどうかを案内
し、下段は被検者の管理番号を表示する。
【0012】図2は第1実施例の側面図、図3は同じく
その平面図である。第1実施例の周壁構造は、図3に示
すように、主シールド1と、後方囲い2と、ベース3と
からなる、上方に開口した概略方形な筒体である。図2
に示すように、この筒体構造の内部には必須要素とし
て、被検者が座るべき椅子4と、検出器5と、これを包
囲する形で検出器用シールド6が設置される。検出器5
は被検者の体内放射能を測定するもので、椅子4の背も
たれ4aに検出面を向ける形で、しかも背もたれ4aに
対し接近させたり、遠ざけたり移動できるように設けら
れる。この背もたれ4aに対する位置調整の目的は、主
シールド1の上方開口部から入射するバックグラウンド
放射線の影響を最小限に抑えるためで、その位置調整の
操作は、予め係員によっておこなわれる。また、主シー
ルド1の上方開口部から入射するバックグラウンド放射
線がかなり有るときには、天井用シールド7を付設して
遮蔽の度合いを増すことができる。この天井用シールド
7は、平板状をなし、主シールド8の上縁部に横方向に
移動可能に付設でき、必要がなければ撤去できる。
その平面図である。第1実施例の周壁構造は、図3に示
すように、主シールド1と、後方囲い2と、ベース3と
からなる、上方に開口した概略方形な筒体である。図2
に示すように、この筒体構造の内部には必須要素とし
て、被検者が座るべき椅子4と、検出器5と、これを包
囲する形で検出器用シールド6が設置される。検出器5
は被検者の体内放射能を測定するもので、椅子4の背も
たれ4aに検出面を向ける形で、しかも背もたれ4aに
対し接近させたり、遠ざけたり移動できるように設けら
れる。この背もたれ4aに対する位置調整の目的は、主
シールド1の上方開口部から入射するバックグラウンド
放射線の影響を最小限に抑えるためで、その位置調整の
操作は、予め係員によっておこなわれる。また、主シー
ルド1の上方開口部から入射するバックグラウンド放射
線がかなり有るときには、天井用シールド7を付設して
遮蔽の度合いを増すことができる。この天井用シールド
7は、平板状をなし、主シールド8の上縁部に横方向に
移動可能に付設でき、必要がなければ撤去できる。
【0013】ディスプレイ8が椅子4(つまり被検者)
の前方の主シールド2の内面に、スピーカ9が背もたれ
4aの背面上部にそれぞれ設置され、これらの機能は既
に述べたとおりである。肘掛け4bの根元と、背もたれ
4aの下部および中間部に、それぞれ光センサ11,1
2,13(いずれも発光器および受光器からなり、光軸
を椅子4の横幅方向に合わせる、図3の符号11参照)
が設けられ、被検者が椅子4に正規に座ったことを、つ
まり体,腰,肩が共に正規に位置決めされたことを検知
する。レバー14は被検者自身によって操作され、椅子
3の座板の高さを適正に調節する。測定開始スイッチ1
5は、肘掛け4bの左側先端部に設けられ(図3参
照)、測定準備が完了したときにディスプレイ8および
スピーカ9の指示にしたがい、被検者によって操作され
る。
の前方の主シールド2の内面に、スピーカ9が背もたれ
4aの背面上部にそれぞれ設置され、これらの機能は既
に述べたとおりである。肘掛け4bの根元と、背もたれ
4aの下部および中間部に、それぞれ光センサ11,1
2,13(いずれも発光器および受光器からなり、光軸
を椅子4の横幅方向に合わせる、図3の符号11参照)
が設けられ、被検者が椅子4に正規に座ったことを、つ
まり体,腰,肩が共に正規に位置決めされたことを検知
する。レバー14は被検者自身によって操作され、椅子
3の座板の高さを適正に調節する。測定開始スイッチ1
5は、肘掛け4bの左側先端部に設けられ(図3参
照)、測定準備が完了したときにディスプレイ8および
スピーカ9の指示にしたがい、被検者によって操作され
る。
【0014】第1実施例の動作をその順序にしたがって
述べると次のようになる。 図1において、被検者は動作表示器10を見て、上段
の表示が「しばらくお待ち下さい」であれば、「お入り
下さい」に変わるまで待機する。また、「お入り下さ
い」になったら同時に、予め登録済みの被検者の管理番
号が6桁数字で表示されるから、これを確認する。 図1の出入口16から、装置内に入る。 図2において、被検者が椅子4に座ったら、それが正
規状態かどうかが光センサ11,12,13を介して検
知される。被検者が子供などのため肩の位置が低過ぎる
ときには、スピーカ9を介して「椅子の高さを上げて下
さい」と指示される。それに対し、レバー14を操作し
て座板の高さを調節する。この調節が適正におこなわれ
て、肩の高さが正規になると、「ちょうど良い高さにな
りました。測定開始スイッチを押してください」と指示
される。 指示通りに測定開始スイッチ15を押すと、測定が開
始される。測定中は、ディスプレイ8とスピーカ9を介
して、種々な測定に関する情報提供、つまり測定順序・
注意事項が指示されるとともに測定の経過が知らされる
から、安心感をもつことができる。 測定が終了すると、ディスプレイ8とスピーカ9を介
して、「測定終了」「異常なし」などを視覚・聴覚の両
方で知ることができる。
述べると次のようになる。 図1において、被検者は動作表示器10を見て、上段
の表示が「しばらくお待ち下さい」であれば、「お入り
下さい」に変わるまで待機する。また、「お入り下さ
い」になったら同時に、予め登録済みの被検者の管理番
号が6桁数字で表示されるから、これを確認する。 図1の出入口16から、装置内に入る。 図2において、被検者が椅子4に座ったら、それが正
規状態かどうかが光センサ11,12,13を介して検
知される。被検者が子供などのため肩の位置が低過ぎる
ときには、スピーカ9を介して「椅子の高さを上げて下
さい」と指示される。それに対し、レバー14を操作し
て座板の高さを調節する。この調節が適正におこなわれ
て、肩の高さが正規になると、「ちょうど良い高さにな
りました。測定開始スイッチを押してください」と指示
される。 指示通りに測定開始スイッチ15を押すと、測定が開
始される。測定中は、ディスプレイ8とスピーカ9を介
して、種々な測定に関する情報提供、つまり測定順序・
注意事項が指示されるとともに測定の経過が知らされる
から、安心感をもつことができる。 測定が終了すると、ディスプレイ8とスピーカ9を介
して、「測定終了」「異常なし」などを視覚・聴覚の両
方で知ることができる。
【0015】図4は第2実施例に関し、(a) は斜視図、
(b) は平面図である。図4(a) において、ホールボディ
カウンタの第2実施例である対構造体20は、概略的に
言えば先の第1実施例の2個を共通な仕切壁22を介し
て結合して一体構造化し、2人の被検者を同時に測定可
能にし、併せてスペースとコストの削減を図ったもので
ある。主シールド21は両方に跨がった形で一体化され
ている。出入口は符号を付けてないが、手前側と向こう
側の2箇所にある。
(b) は平面図である。図4(a) において、ホールボディ
カウンタの第2実施例である対構造体20は、概略的に
言えば先の第1実施例の2個を共通な仕切壁22を介し
て結合して一体構造化し、2人の被検者を同時に測定可
能にし、併せてスペースとコストの削減を図ったもので
ある。主シールド21は両方に跨がった形で一体化され
ている。出入口は符号を付けてないが、手前側と向こう
側の2箇所にある。
【0016】図4(b) において、第1実施例を若干変形
したものを2個、それぞれ椅子4が横に並ぶように結合
し、その結合箇所に関して左右対称形にする。その結合
箇所に当たる各主シールドの部分を共通な仕切壁22に
代えた構造である。また、この仕切壁22は放射線に対
する遮蔽機能は必要なく、場合によっては省略すること
もできる。各被検者同士が隔離されるより、互いに相手
が見えた方が安心感があって測定上都合が良い、という
考え方もある。主シールド21は、2個の椅子4を前方
と両側方から囲う形で台形状をなす。このような対構造
をとることによって、従来のホールボディカウンタの2
個を単に横に並べたものに比べ、結合箇所の共通化に基
づくスペースやコストの削減を図ることができる。
したものを2個、それぞれ椅子4が横に並ぶように結合
し、その結合箇所に関して左右対称形にする。その結合
箇所に当たる各主シールドの部分を共通な仕切壁22に
代えた構造である。また、この仕切壁22は放射線に対
する遮蔽機能は必要なく、場合によっては省略すること
もできる。各被検者同士が隔離されるより、互いに相手
が見えた方が安心感があって測定上都合が良い、という
考え方もある。主シールド21は、2個の椅子4を前方
と両側方から囲う形で台形状をなす。このような対構造
をとることによって、従来のホールボディカウンタの2
個を単に横に並べたものに比べ、結合箇所の共通化に基
づくスペースやコストの削減を図ることができる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、次のような優れた効
果が期待できる。 (1) 体内の放射能測定が正確におこなわれる。その根拠
は、検出器が検出器用遮蔽壁と主遮蔽壁によって、椅
子背もたれ後方のあらゆる方向と、椅子の前方と両側方
と斜め上方から入射するバックグラウンド放射線の影響
をそれぞれ抑制することができ、検出器と椅子との位
置調整によって、主遮蔽壁の上方開口部から入射可能な
バックグラウンド放射線の影響を最小限に抑えることが
でき、必要に応じ天井用遮蔽壁を補助的に用いて、上
方開口部から入射可能なバックグラウンド放射線の影響
を最小限に抑えることを支援できるからである。 (2) 正確な測定を支援する補助手段が講じられる。つま
り、被検者が、従来の仰向きに寝た状態と違って、椅
子に座った状態で測定されるから、心理的圧迫感が緩和
され、さらに上方開口部によって解放感が与えられ、同
時に不安感が抑えられ、椅子の座の高さを調整して、
被検者が椅子に最適状態で座って測定を受けることがで
き、被検者は、測定中にスピーカおよびディスプレイ
によって、測定に関する種々な情報、たとえば実際の測
定手順・注意事項や、一般的なビデオ・テレビ映像を音
声と映像の両面から受けることができる。これらは正確
な測定にとって直接的効果があると同時に、被検者の不
安感を取り除き、気持ちを平安にする間接的な効果があ
る。 (3) ホールボディカウンタの2個を各椅子が横に並ぶよ
うに結合し、その結合箇所に当たる各主遮蔽壁部分が除
去されるか、または共通な仕切壁に代えられる。したが
って、この対構造をとることによって、従来のホールボ
ディカウンタの2個を単に並べたものに比べ、結合箇所
の共通化に基づくスペースやコストの削減を図ることが
できる。仕切壁は、放射線に対する遮蔽機能は必要ない
からコスト削減を支援し、また除去したときには、各被
検者同士が隔離されるより、互いに相手が見えた方が安
心感があって測定上都合が良い、という別の効果も考え
られる。
果が期待できる。 (1) 体内の放射能測定が正確におこなわれる。その根拠
は、検出器が検出器用遮蔽壁と主遮蔽壁によって、椅
子背もたれ後方のあらゆる方向と、椅子の前方と両側方
と斜め上方から入射するバックグラウンド放射線の影響
をそれぞれ抑制することができ、検出器と椅子との位
置調整によって、主遮蔽壁の上方開口部から入射可能な
バックグラウンド放射線の影響を最小限に抑えることが
でき、必要に応じ天井用遮蔽壁を補助的に用いて、上
方開口部から入射可能なバックグラウンド放射線の影響
を最小限に抑えることを支援できるからである。 (2) 正確な測定を支援する補助手段が講じられる。つま
り、被検者が、従来の仰向きに寝た状態と違って、椅
子に座った状態で測定されるから、心理的圧迫感が緩和
され、さらに上方開口部によって解放感が与えられ、同
時に不安感が抑えられ、椅子の座の高さを調整して、
被検者が椅子に最適状態で座って測定を受けることがで
き、被検者は、測定中にスピーカおよびディスプレイ
によって、測定に関する種々な情報、たとえば実際の測
定手順・注意事項や、一般的なビデオ・テレビ映像を音
声と映像の両面から受けることができる。これらは正確
な測定にとって直接的効果があると同時に、被検者の不
安感を取り除き、気持ちを平安にする間接的な効果があ
る。 (3) ホールボディカウンタの2個を各椅子が横に並ぶよ
うに結合し、その結合箇所に当たる各主遮蔽壁部分が除
去されるか、または共通な仕切壁に代えられる。したが
って、この対構造をとることによって、従来のホールボ
ディカウンタの2個を単に並べたものに比べ、結合箇所
の共通化に基づくスペースやコストの削減を図ることが
できる。仕切壁は、放射線に対する遮蔽機能は必要ない
からコスト削減を支援し、また除去したときには、各被
検者同士が隔離されるより、互いに相手が見えた方が安
心感があって測定上都合が良い、という別の効果も考え
られる。
【図1】この発明に係る第1実施例の斜視図
【図2】第1実施例の側面図
【図3】第1実施例の平面図
【図4】この発明に係る第2実施例に関し、(a) は斜視
図、(b) は平面図
図、(b) は平面図
【図5】従来例の斜視図
1 主シールド 2 後方囲い 3 ベース 4 椅子 4a 背もたれ 4b 肘掛け 5 検出器 6 検出器用シールド 7 天井用シールド 8 ディスプレイ 9 スピーカ 10 動作表示器 11,12,13 光センサ 14 レバー 15 測定開始スイッチ 16 出入口 20 対構造体 21 主シールド 22 仕切壁
Claims (6)
- 【請求項1】椅子に座った被検者の体内放射能を椅子の
背もたれ後方から測定するカウンタであって、放射能測
定用の検出器を椅子の背もたれ側を除いて包囲する、バ
ックグラウンド放射線の影響を抑制するための検出器用
遮蔽壁と;椅子を前方と両側方から包囲し上方に開口す
る半筒状体で、その外周上部が内側に傾斜する、バック
グラウンド放射線の影響を抑制するための主遮蔽壁と;
を備えることを特徴とする椅子式ホールボディカウン
タ。 - 【請求項2】請求項1に記載のカウンタにおいて、スピ
ーカおよび椅子の前方に設置されたディスプレイを備え
ることを特徴とする椅子式ホールボディカウンタ。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のカウンタにおい
て、検出器は、椅子の背もたれに対して接近しまたは遠
ざかるように位置可変であることを特徴とする椅子式ホ
ールボディカウンタ。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかの項に記載の
カウンタにおいて、主遮蔽壁は、その上方開口部を部分
的に閉鎖する着脱可能な天井用遮蔽壁を備えることを特
徴とする椅子式ホールボディカウンタ。 - 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかの項に記載の
カウンタにおいて、椅子の座の高さが可変であることを
特徴とする椅子式ホールボディカウンタ。 - 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかの項に記載の
ホールボディカウンタの2個を各椅子が横に並ぶように
結合し、その結合箇所に当たる各主遮蔽壁の部分が除去
されるか、または共通な仕切壁に代えられてなる対構造
をなすことを特徴とする椅子式ホールボディカウンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25595295A JPH09101370A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 椅子式ホールボディカウンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25595295A JPH09101370A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 椅子式ホールボディカウンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09101370A true JPH09101370A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17285864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25595295A Pending JPH09101370A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 椅子式ホールボディカウンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09101370A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09281242A (ja) * | 1996-04-15 | 1997-10-31 | Aloka Co Ltd | ホールボディカウンタ |
| JP4932482B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2012-05-16 | エステウ、ダプリカシオン、テクノロジーク、ド、リマジェリ、ミクロ、オンド | 調査対象器具の電磁挙動の直接観測のための無響室 |
| JP2017044516A (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | 富士電機株式会社 | 放射線検出装置 |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP25595295A patent/JPH09101370A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09281242A (ja) * | 1996-04-15 | 1997-10-31 | Aloka Co Ltd | ホールボディカウンタ |
| JP4932482B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2012-05-16 | エステウ、ダプリカシオン、テクノロジーク、ド、リマジェリ、ミクロ、オンド | 調査対象器具の電磁挙動の直接観測のための無響室 |
| JP2017044516A (ja) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | 富士電機株式会社 | 放射線検出装置 |
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