JPH09101380A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH09101380A
JPH09101380A JP25605795A JP25605795A JPH09101380A JP H09101380 A JPH09101380 A JP H09101380A JP 25605795 A JP25605795 A JP 25605795A JP 25605795 A JP25605795 A JP 25605795A JP H09101380 A JPH09101380 A JP H09101380A
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JP
Japan
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pulse
normal
circuit
normal pulse
step motor
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Application number
JP25605795A
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English (en)
Inventor
Koichi Sato
浩一 佐藤
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09101380A publication Critical patent/JPH09101380A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧変動を伴なう電源でも高速回転や逆転を
可能にしてアラーム機能やクロノ機能といった多機能の
電子時計を提供する。 【解決手段】 電力供給手段と、ステップモーターと、
複数の通常パルスのひとつを選択出力する通常パルス選
択回路と、検出手段と、通常パルス選択回路の選択条件
を決定する負荷補償制御回路を有する電子時計に於い
て、前記負荷補償制御回路によって選択条件を決定され
て複数の非通常パルスのひとつを選択出力する非通常パ
ルス選択回路とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電圧など駆動条件が
様々に変化する条件での高速回転および逆転が可能なス
テップモーターを有する電子時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文字板にソーラーセルを使用し、
電池の代わりに電気二重層コンデンサ等の蓄電手段と組
み合わせた電子時計が商品化されている。(以下この電
子時計をソーラー時計と呼称する)電気二重層コンデン
サの出力電圧は一定ではないためソーラー時計のステッ
プモーターの駆動方法は、駆動用に駆動力の違う複数の
通常パルスを用意し、また、回転、非回転を検出する検
出手段を設け、複数の通常パルスの中からその時の電圧
で最も消費電流が少なくて駆動できる通常パルスを選択
出力してステップモーターを駆動することで変動する電
圧に対応させていた。
【0003】従来のソーラー時計について図によって説
明する。図5は従来例のソーラー時計のブロック線図、
図3は図5に示すソーラー時計の通常パルスPsの波形
図である。図5において45は光によって発電するソー
ラーセル、70は電力を蓄える電気二重層コンデンサ、
10は第一ステップモーター、150は電気二重層コン
デンサ70の電力によって動作する時計回路である。1
01は回路動作に必要な基準クロックを作成する発振回
路、102は発振回路101の作成する基準クロックを
分周する分周回路、103は第一ステップモーター10
を通常駆動するための通常パルスPs1〜Ps8および
補正駆動するための補正パルスPshを作成する第一通
常パルス発生回路、108は第一通常パルス発生回路1
03の作成する通常パルスPs1〜Ps8の内のひとつ
の通常パルスPsを選択する第一通常パルス選択回路、
133は分周回路102の信号をもとに時刻の計時を行
なう時計制御回路、120は第一ステップモーター10
を駆動するための第一駆動回路、115は時計制御回路
133によって制御され第一通常パルス選択回路108
の出力する通常パルスPsを1秒毎に第一駆動回路12
0に供給する秒針制御回路、119は第一ステップモー
ター10の回転、非回転を検出する第一検出回路、11
4は第一検出回路119の判定結果をもとに第一通常パ
ルス選択回路108を制御する第一負荷補償制御回路で
ある。
【0004】次に回路動作について説明する。ソーラー
セル45で発電された電気エネルギーは電気二重層コン
デンサ70に蓄電される。そして時計回路150は電気
二重層コンデンサ70を電源とし、電源電圧Vcで駆動
される。第一通常パルス発生回路103は分周回路10
2の信号をもとに後述する通常パルスPs1〜Ps8及
び補正パルスPshを作成し第一通常パルス選択回路1
08に供給する。第一通常パルス選択回路108は第一
負荷補償制御回路114によって制御され後述する方法
により通常パルスPs1〜Ps8の内ひとつの通常パル
スPsを選択し秒針制御回路115に供給するとともに
現在選択されている通常パルスPsの大きさを信号Sに
より第一負荷補償制御回路114に伝える。秒針制御回
路115は時計制御回路133の計時する時刻に従い1
秒毎に通常パルスPsを第一駆動回路120に供給す
る。第一駆動回路120は通常パルスPsによって第一
ステップモーター10を駆動する。第一検出回路119
は通常パルスPsによって第一ステップモーター10が
回転したかどうかを検出する。第一負荷補償制御回路1
14は第一検出回路119の判定結果により第一通常パ
ルス選択回路108を制御し、回転した場合は次回も同
じ通常パルスPsを出力させ、回転しなかった場合は補
正パルスPshを出力させるとともに次回の通常パルス
Psをひとつ大きな通常パルスPsに切り換えて出力さ
せる。
【0005】次にパルス形状について説明する。図3
(a)〜(c)は8個用意された通常パルスPs1〜P
s8のなかの通常パルスPs1、Ps4、Ps8の波形
図である。通常パルスPs1〜Ps8は4msのパルス
幅であるがそれぞれ0.05msずつ異なるパルス休止
部を有している。通常パルスPs1は図3(a)のよう
に1ms毎に0.35msのパルス休止部Ks1を有
し、図3(b)に示すようにPs4は1ms毎に0.2
msのパルス休止部Ks4を有し、図3(c)に示すよ
うにPs8はパルス休止部は有していない。また図示し
ないが通常パルスPs2、Ps3、Ps5、Ps6、P
s7はそれぞれ1ms毎に0.3ms、0.25ms、
0.15ms、0.1ms、0.05msのパルス休止
部を有している。図3(d)は通常パルスPsで駆動で
きなかったと判定されたときに出力される補正パルスP
shである。補正パルスPshは通常パルスPsから3
2ms後に出力され、12msのパルス幅で後半6ms
には1ms毎に0.5msのパルス休止部を有してい
る。
【0006】
【表1】
【0007】前述のように通常パルスPs1〜Ps8は
それぞれ異なるパルス休止部を有しているため駆動しう
る最低の電圧値すなわち最低駆動可能電圧が異なる。表
1は通常パルスPsのパルス休止部と最低駆動可能電圧
を示した表である。通常パルスPs8は休止部を有して
いないため通常パルスPs1〜Ps8のなかでは一番駆
動力が大きく電源電圧Vcが1.0Vでも駆動可能であ
る。通常パルスPs1は休止部が0.35msと大きく
駆動力は一番小さくなっている。よって低い電源電圧V
cでは駆動できず電源電圧Vcが2.6V以上でのみ駆
動可能である。しかし高い電源電圧Vcでは通常パルス
Ps8は必要以上の駆動力を有し消費電流も大きくなっ
てしまう。一方通常パルスPs1は電源電圧Vcが2.
6V以上では通常パルスPs2〜Ps8のいずれよりも
小さな消費電流で駆動できる。通常パルスPs2〜Ps
7はそれぞれのパルス休止部に応じて表1に示すような
最低駆動可能電圧を有する。そしてソーラー時計は電気
二重層コンデンサ70の電源電圧Vcに対応し、最も消
費電流の少ない最適な通常パルスPsで駆動される。
【0008】最適な通常パルスPsを選択する方法につ
いてさらに詳しく説明する。従来行なわれている負荷補
償動作の制御方法は、ある通常パルスPs(n)を出力
して駆動できなかった場合は次に出力される通常パルス
Psを1ランク大きな通常パルスPs(n+1)に変え
て出力し、また回転した場合は次も同じ通常パルスPs
(n)を出力するが同じ通常パルスPs(n)を一定回
数、例えば100回連続して出力したら次の通常パルス
Psは1ランク小さな通常パルスPs(n−1)を出力
するという方法を採用している。上記の動作を常時行な
うことによって最適な通常パルスを選択することができ
る。例えば、電源電圧Vcが1.7Vで通常パルスPs
3が出力された場合の動作について説明する。表1より
電源電圧Vcが1.7Vで駆動可能な最小の通常パルス
Psは最低動作可能電圧が1.6Vである通常パルスP
s5であり、通常パルスPs5が電源電圧Vc1.7V
のときの最適な通常パルスPsである。そして通常パル
スPs3は最低駆動電圧が2.0Vであり電源電圧Vc
が1.7Vでは駆動できない。よって第一ステップモー
ター10は回転できず、第一検出回路119は回転でき
なかったと判定する。第一負荷補償制御回路114はこ
の判定結果によって第一通常パルス選択回路108を制
御して補正パルスPshを出力させると共に次回の通常
パルスPsをひとつ大きな通常パルスPs4に切り換え
て選択出力させる。よって第一ステップモーター10は
補正パルスPshによって再度確実に補正駆動され、次
回の通常パルスPsはひとつ大きい通常パルスPs4が
出力される。ところが表1より通常パルスPs4は最低
駆動可能電圧が1.8Vであるため電源電圧Vcが1.
7Vではやはり駆動できない。よって第一ステップモー
ター10は回転できず、第一検出回路119は回転でき
なかったと判定する。第一負荷補償制御回路114はこ
の判定結果によって第一通常パルス選択回路108を制
御して補正パルスPshを出力させると共に次回の通常
パルスPsをひとつ大きな通常パルスPs5に切り換え
て選択出力させる。よって第一ステップモーター10は
補正パルスPshによって再度確実に補正駆動され、次
回の通常パルスPsはひとつ大きい通常パルスPs5が
出力される。通常パルスPs5は最低駆動可能電圧が
1.6Vであり電源電圧Vcが1.7Vでも駆動でき
る。よって第一検出回路119は回転できたと判定す
る。第一負荷補償制御回路114はこの判定結果によっ
て第一通常パルス選択回路108を制御して補正パルス
Pshを出力させず、次回の通常パルスも前回と同じ通
常パルスPs5を選択出力させる。よって次回の通常パ
ルスPsも通常パルスPs5が出力される。さらに電源
電圧Vcが1.7Vであり続けた場合、100回連続し
て通常パルスPs5が出力されると第一負荷補償制御回
路114は第一通常パルス選択回路108を制御して次
回の通常パルスPsをひとつ小さな通常パルスPs4に
切り換えて選択出力させる。ところが通常パルスPs4
では電源電圧Vcが1.7Vでは駆動できず補正パルス
Pshが出力されて補正駆動し、次回の通常パルスは再
度ひとつ大きな通常パルスPs5が出力される。以上の
ようにして電源電圧Vcが1.7Vでは100回に一回
は通常パルスPs4で駆動できずに補正パルスPshで
補正駆動される以外は最適な通常パルスPs5によって
駆動され続ける。補正パルスPshの消費電流は通常パ
ルスPsよりも大きいものであるが100回に一回の割
合であり平均すれば非常に小さく問題にならないもので
ある。
【0009】次に電源電圧Vcが1.7Vから2.1V
に上がった場合について説明する。表1より電源電圧V
cが2.1Vでは最低駆動可能電圧が2.0Vである通
常パルスPs3が最適な通常パルスPsであり、通常パ
ルスPs5では駆動力が大きすぎて消費電流が必要以上
に大きくなってしまう。ところで上記のように通常パル
スPs5が100回出力される内に一回ずつ通常パルス
Ps4が出力されている。通常パルスPs4は最低駆動
可能電圧が1.8Vであり電源電圧Vcが1.7Vでは
駆動できなかったが電源電圧Vcが2.1Vでは駆動可
能である。よって通常パルスPs4が出力されたとき電
源電圧Vcが2.1Vであれば第一ステップモーター1
0は通常パルスPs4で駆動され、第一検出回路119
は回転できたと判定する。第一負荷補償制御回路114
はこの判定結果によって第一通常パルス選択回路108
を制御して補正パルスPshを出力させず、次回の通常
パルスも前回と同じ通常パルスPs4を選択出力させ
る。そして次回の通常パルスPsも通常パルスPs4が
出力されることになる。さらに100回連続して通常パ
ルスPs4が出力されると第一負荷補償制御回路114
は第一通常パルス選択回路108を制御して次回の通常
パルスPsをひとつ小さな通常パルスPs3に切り換え
て選択出力させる。通常パルスPs3は低駆動可能電圧
が2.0Vであり電源電圧Vcが2.1Vでも駆動可能
であり、次回の通常パルスPsも通常パルスPs3が出
力される。上記の動作によって電源電圧Vcが2.1V
のときの最適な通常パルスPs3が選択されて出力され
るようになる。なお100回通常パルスPs3を出力し
た後にひとつ小さな通常パルスPs2が出力されるが通
常パルスPs2では電源電圧Vcが2.1Vで駆動でき
ず補正パルスPshで補正駆動した後次回の通常パルス
は通常パルスPs3が再度出力される。このようにして
変動する電源電圧Vcに対し最適な通常パルスを選択し
出力することができる。なおこの動作は電圧変動だけで
なくカレンダー等の駆動負荷についても同様に働き、常
に最適な通常パルスを選択し出力することができる。以
下上記の動作を多段式負荷補償動作と呼称する。
【0010】また近年電子時計には通常の時刻表示の他
にアラーム機能やクロノグラフ機能といった様々な機能
が求められるようになっている。(以下クロノグラフを
クロノと称する)すなわち指針表示式電子時計の場合、
通常時刻からアラーム時刻への切り替え表示やクロノ表
示の時に高速回転や逆転といった非通常パルスによる駆
動能力を求められており、そしてソーラー時計も例外で
はない。ところがソーラー時計では電源電圧が大きく変
動してしまうものであるが、固定された一定のパルス巾
での高速パルスや逆転パルスといった非通常パルスで
は、電圧が低くなるとモーターを駆動する十分なエネル
ギーが得られず、また電圧が高くなるとローターがオー
バーランを起こしてしまいうまく駆動できなくなるため
狭い電圧範囲でしか駆動することができないことが知ら
れている。よってソーラー時計の様に大きく変動する電
源電圧には対応できない。そして電圧変動に有効な駆動
手段としては前述のような多段式負荷補償動作があり、
この方法にて高速回転や逆転を行なうことが考えられ
る。しかしながら多段式負荷補償動作では検出の為の期
間および補正パルスの出力期間があるため次のパルスの
出力までの期間が長くなり高速で駆動できないという問
題がある。例えば通常パルスのパルス巾は4ms前後と
短くても、さらに20ms程度の検出期間を有し、そし
て回転できなかった場合には32msから12msの巾
の補正パルスが出力される。よって補正パルスでの駆動
が終了するまでの時間、すなわち補正パルスが出力され
るまでの時間32msと補正パルスのパルス巾12ms
及び安定時間の約8msの総和である50msの間は次
の通常パルスは出力できない。よって多段式負荷補償動
作では50ms以下のパルス間隔で駆動することはでき
ない。つまり20Hz以上の高速にて駆動することはで
きない。よって従来のソーラー時計では高速回転や逆転
が困難であった。上記の問題を解決するひとつの手段と
して電源電圧を検出し、そのときの電圧に対応したパル
ス巾の高速パルスや逆転パルスを出力する方法がある。
電圧を検出し逆転パルスのパルス巾を変化させる例とし
ては特開昭55−59375号広報に電子時計用ステッ
プモーターが提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらソーラー
時計のように約1〜3Vという広い電圧範囲で高速回転
や逆転を行なわせる場合には複数の高速パルス、逆転パ
ルスを用意し、それらのパルスの駆動可能電圧範囲に対
応して複数の電圧検出を行なう必要がある。例えば1〜
1.3V、1.3〜1.7V、1.7〜2.3V、2.
3〜3Vの4つの電圧範囲に分け、それぞれの電圧範囲
に対応した高速パルス、逆転パルスを出力しようとする
と1Vと1.3Vと1.7Vと2.3Vと3Vという5
点の電圧検出が必要である。しかも使用される部品のバ
ラツキや使用される温度等の環境を考ると確実に動作さ
せるには電圧検出もかなりの精度が要求される。電子時
計のように小さなシステムのなかでこのように多くの電
圧検出を精度良く行なうことは非常に困難である。
【0012】本発明は上記の問題を解決し、変動する電
圧下にあっても電圧検出を行なわずに非通常パルスであ
る高速パルスや逆転パルスによる高速回転や逆転を可能
にすることによってアラーム機能やクロノ機能を有する
ソーラー電子時計を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る電子時計は、電力供給手段と、第一
ステップモーターと、該第一ステップモーターを駆動す
るための駆動力の異なる複数の通常パルスを発生する通
常パルス発生手段と、前記複数の通常パルスのひとつを
選択出力する通常パルス選択回路と、前記第一ステップ
モーターの回転、非回転を検出する検出手段と、該検出
手段の検出信号によって前記通常パルス選択回路の選択
条件を決定する負荷補償制御回路を有する電子時計に於
いて、第二ステップモーターと、該第二ステップモータ
ーを駆動するための駆動力の異なる複数の非通常パルス
を発生する非通常パルス発生手段と、前記複数の非通常
パルスのひとつを選択出力する非通常パルス選択回路と
を設け、前記非通常パルス選択回路は前記負荷補償制御
回路によって選択条件を決定されることを特徴としてい
る。
【0014】前記第一ステップモーターと前記第二ステ
ップモーターとが同じステップモーターであることを特
徴としている。
【0015】前記非通常パルス発生手段が高速パルス発
生手段であることを特徴としている。
【0016】前記非通常パルス発生手段が逆転パルス発
生手段であることを特徴としている。
【0017】前記電力供給手段が充電式電力供給手段で
あることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の電子
時計を図面に基づいて詳述する。図2は本発明の実施の
形態の電子時計の平面図である。図において1は電子時
計、10は第一ステップモーター、14は秒輪列、15
は秒針である。第一ステップモーター10は秒輪列14
を介して秒針15を運針する。20は第二ステップモー
ター、24は時分輪列、25は分針、26は時針であ
る。ステップモーター20は時分輪列24を介して分針
25、時針26を運針する。30は第三ステップモータ
ー、34はクロノ輪列、35はクロノ針である。第三ス
テップモーター30はクロノ輪列34を介してクロノ針
35を駆動する。40はソーラーセルにより構成された
文字版であり、時字41、クロノ目盛43、時刻モード
マーク61、アラームモードマーク62、クロノモード
マーク63が印刷されている。53は時刻モードとアラ
ームモードとクロノモードとを切り替えるMボタン、5
1はクロノのスタート、ストップのためのSボタン、5
2はクロノのリセットのためのRボタン、50は時刻修
正のための修正ボタンである。60はMボタンによって
機械的に駆動され時刻モードマーク61、アラームモー
ドマーク62、クロノモードマーク63のいずれかを指
し示すモード針である。80はカレンダー表示部であり
時針26からさらに輪列を介して日板81を回転させる
ことにより日付を表示する。
【0019】まず電子時計1の機能およびその操作方法
について説明する。電子時計1は通常時刻モードの他に
アラームモードおよびクロノモードの機能を有してい
る。Mボタン53を押す毎にモード針60が時刻モード
マーク61、アラームモードマーク62、クロノモード
マーク63を順次切り換えて指し示し、電子時計1はそ
の指し示されたモードに対応した機能を行なう。図2の
電子時計1は通常時刻モードの状態を示しており、モー
ド針60は時刻モードマーク61を指し示し、秒針1
5、分針25、時針26によって通常時刻10時10分
35秒を表示し、さらにカレンダー表示部80の日板8
1によって日付の15日を表示している。通常時刻モー
ドではモード針60が時刻モードマーク61を指し示
し、秒針15は第一ステップモーター10によって1秒
毎に運針され通常時刻の秒の表示を行ない、分針25、
時針26、日板81は第二ステップモーター20によっ
て20秒毎に運針され通常時刻の時分および日付の表示
を行なっている。なお日板81は0時になると歯車が噛
み合い短時間で1日分送られるが、このとき通常に比べ
て駆動負荷が大きくなり第二ステップモーター20は回
転しづらくなる。この負荷の変動におけるパルスの制御
については後述する。
【0020】通常時刻モードでMボタン53を押すとモ
ード針60が時刻モードマーク61からアラームモード
マーク62に切り換えて指し示し、アラームモードに移
行する。そして第二ステップモーター20は64Hzに
て高速回転し、分針25、時針26は時計回りに運針し
て設定してあるアラーム時刻の時分の表示へ移行する。
さらにアラームモードで修正ボタン50を押し続けると
第二ステップモーター20は64Hzにて高速回転し、
分針25、時針26は時計回りに運針してアラーム時刻
を修正する。修正ボタン50を離せば第二ステップモー
ター20は停止し、そのとき分針25、時針26が指し
示す時刻が新たに設定されたアラーム時刻となる。以上
の動作によりアラーム時刻を修正することができる。な
お秒針15はアラームモードにおいても通常時刻の秒表
示を行なっており、第一ステップモーター10によって
1秒毎に運針されている。
【0021】ここで再度Mボタン53を押すとモード針
60がアラームモードマーク62からクロノモードマー
ク63に切り換えて指し示し、クロノモードに移行す
る。第二ステップモーター20は32Hzにて逆転し、
分針25、時針26は反時計回りに運針してアラーム時
刻の時分の表示から通常時刻の時分の表示へ移行する。
なおクロノ針35は図2に示すように12時位置で停止
している。クロノモードでSボタン51を押すとスター
ト操作となり第三ステップモーター30は100Hzに
て高速回転し、クロノ針35がクロノ運針を開始する。
そして再度Sボタン51を押すとストップ操作となり第
三ステップモーター30は停止しクロノ針35はそのス
トップ位置を表示する。そしてRボタン52を押すとリ
セット操作となり第三ステップモーター30は正転10
0Hzにて高速回転し、クロノ針35は12時位置まで
移行しそこで停止する。なお秒針15はクロノモードに
おいても通常時刻の秒を表示を行なっており、第一ステ
ップモーター10によって1秒毎に運針されている。
【0022】続いて回路動作について説明する。図1は
図2に示した電子時計1のシステムを示すブロック線図
である。図1において図5と同一番号を付しているもの
は同一構成要素である。図1において45は光によって
発電するソーラーセル、70は電力を蓄える電気二重層
コンデンサ、100は電気二重層コンデンサ70の電力
によって動作する時計回路である。101は回路動作に
必要な基準クロックを作成する発振回路、102は発振
回路101の作成する基準クロックを分周する分周回
路、103は第一ステップモーター10を通常駆動する
ための通常パルスPs1〜Ps8および補正駆動するた
めの補正パルスPshを作成する第一通常パルス発生回
路、104は第二ステップモーター20を通常駆動する
ための通常パルスPm1〜Pm8および補正駆動するた
めの補正パルスPmhを作成する第二通常パルス発生回
路、105は第二ステップモーター20を64Hzにて
高速回転させるための高速パルスPf1〜Pf4を作成
する第二高速パルス発生回路、106は第二ステップモ
ーター20を32Hzにて逆転させるための逆転パルス
Pb1〜Pb4を作成する第二逆転パルス発生回路、1
07は第三ステップモーター30を100Hzにて高速
回転させるための高速パルスPc1〜Pc8を作成する
第三高速パルス発生回路、108は第一通常パルス発生
回路103の作成する通常パルスPs1〜Ps8の内の
ひとつの通常パルスPsを選択する第一通常パルス選択
回路、109は第二通常パルス発生回路104の作成す
る通常パルスPm1〜Pm8の内のひとつの通常パルス
Pmを選択する第二通常パルス選択回路、110は第二
高速パルス発生回路105の作成する高速パルスPf1
〜Pf4の内のひとつの高速パルスPfを選択する第二
高速パルス選択回路、111は第二逆転パルス発生回路
106の作成する逆転パルスPb1〜Pb4の内のひと
つの逆転パルスPbを選択する第二逆転パルス選択回
路、112は第三高速パルス発生回路107の作成する
高速パルスPc1〜Pc8の内のひとつの高速パルスP
cを選択する第三高速パルス選択回路、113は分周回
路102の信号をもとに時刻の計時やアラーム、クロノ
機能の制御を行なう時計制御回路、120は第一ステッ
プモーター10を駆動するための第一駆動回路、115
は時計制御回路113によって制御され第一通常パルス
選択回路108の出力する通常パルスPsを1秒毎に第
一駆動回路120に供給する秒針制御回路、119は第
一ステップモーター10の回転、非回転を検出する第一
検出回路、114は第一検出回路119の判定結果をも
とに第一通常パルス選択回路108、第三高速パルス選
択回路112を制御する第一負荷補償制御回路、122
は第二ステップモーター20を駆動するための第二駆動
回路、117は時計制御回路113によって制御され第
二通常パルス選択回路109の出力する通常パルスPm
と第二高速パルス選択回路110の出力する通常パルス
Pfと第二逆転パルス選択回路111の出力する逆転パ
ルスPbの中から必要なパルスを選択出力して第二駆動
回路122に供給する分針制御回路、121は第二ステ
ップモーター20の回転、非回転を検出する第二検出回
路、116は第二検出回路121の判定結果をもとに第
二通常パルス選択回路109と第二高速パルス選択回路
110と第二逆転パルス選択回路111とを制御する第
二負荷補償制御回路、123は第三ステップモーター3
0を駆動するための第三駆動回路、118は時計制御回
路113によって制御され第三高速パルス選択回路11
2の出力する高速パルスPcをクロノのスタートに応じ
て第三駆動回路123に供給するクロノ針制御回路、1
24は不適切な高速パルスPfや逆転パルスPbによる
誤動作を防止する誤動作防止回路、50a、51a、5
2a、53aはそれぞれ修正ボタン50、Sボタン5
1、Rボタン52、Mボタン53によって操作される修
正スイッチ、Sスイッチ、Rスイッチ、Mスイッチであ
る。
【0023】次に回路動作について詳述する。秒針15
を駆動する第一ステップモーター10および第一ステッ
プモーター10に通常パルスPsを供給するための第一
通常パルス発生回路103、第一通常パルス選択回路1
08、第一負荷補償制御回路114、秒針制御回路11
5、第一駆動回路120、第一駆動回路120は従来の
技術の図5で説明したのと同一の動作であり説明を省略
する。ソーラーセル45で発電された電気は電気二重層
コンデンサ70に蓄えられる。そして時計回路100は
電気二重層コンデンサ70を電源とし、そのときの電源
電圧Vcで駆動される。なお電気二重層コンデンサ70
の耐圧である3.0Vになると放電回路(図示せず)が
働き3.0V以上に電圧が上がるのを防いでいる。また
なお電気二重層コンデンサ70が1.0V以下になると
充電不足と判断し時計を停止して充電不足であることを
知らせるようになっている。そして第一ステップモータ
ー10、第二ステップモーター20、第三ステップモー
ター30は電源電圧Vcが1V〜3Vの電圧範囲で駆動
される。
【0024】まずクロノ針35を運針する第三ステップ
モーター30の駆動に関する回路動作について説明す
る。第三高速パルス発生回路107は分周回路102の
信号をもとに後述するような高速パルスPc1〜Pc8
を作成し第三高速パルス選択回路112に供給する。第
三高速パルス選択回路112は第一負荷補償制御回路1
14によって制御され後述する方法により高速パルスP
c1〜Pc8の内ひとつの高速パルスPcを選択しクロ
ノ針制御回路118に供給する。クロノ針制御回路11
8は時計制御回路113の計時するクロノの情報に従い
高速パルスPcを第三駆動回路123に供給する。第三
駆動回路123は高速パルスPcによって第三ステップ
モーター30を駆動する。高速パルスPcの形状および
選択方法について以下に詳述する。
【0025】
【表2】
【0026】表2は第三高速パルス発生回路107の作
成する高速パルスPcのパルス巾とその高速パルスPc
によって正常に駆動できる電圧の範囲である駆動可能電
圧範囲を示した表である。高速パルスPc1〜Pc8は
それぞれ表2に示した駆動可能電圧範囲を有しており、
電源電圧Vcがこの電圧範囲をはずれた場合には高速で
第三ステップモーター30を駆動することはできない。
例えば高速パルスPc4は3.6msのパルス巾を有し
駆動可能電圧範囲は1.4V〜2.5Vである。よって
電源電圧Vcが1.4〜2.5Vの範囲であれば高速パ
ルスPc4で第三ステップモーター30を高速回転でき
るが、電源電圧Vcが1.4V未満では電圧が低すぎて
高速パルスPc4では第三ステップモーター30を駆動
することができず時計が狂ってしまうことになる。また
電源電圧Vcが2.5Vを越えていても第三ステップモ
ーター30がオーバーランしてしまい高速パルスPc4
では第三ステップモーター30を駆動することができず
やはり時計が狂ってしまう。すなわち第三ステップモー
ター30を駆動するためには電源電圧Vcに対応した適
切な高速パルスPcを選択する必要がある。なお高速パ
ルスPc(n)は通常パルスPs(n)に対応した適切
な高速パルスPcとなるように設定されており、高速パ
ルスPc(n)の駆動可能動作範囲のほぼ中央の電圧値
が通常パルスPs(n)の最低駆動可能電圧となるよう
に設定してある。例えば高速パルスPc6の駆動可能電
圧範囲は通常パルスPs6の最低駆動可能電圧1.4V
がほぼ中央になる1.0〜1.9Vに設定している。
【0027】ところで第一ステップモーター10は秒針
15を駆動するためのモーターであり、前述したように
どのモードにあっても通常時刻の秒を表示している。す
なわち常に1秒毎に通常パルスPsで駆動され、多段式
負荷補償動作を行なっていることになる。よって第一負
荷補償制御回路114は第一ステップモーター10を駆
動しうる最小の通常パルスPsを選択するように第一通
常パルス選択回路108を制御している。よってそのと
き出力されている通常パルスPsの種類によって電源電
圧Vcの大体の値を知ることができる。そしてその通常
パルスPsの最低駆動可能電圧でも駆動可能な駆動可能
電圧範囲を有する高速パルスPcを選択してやればよ
い。例えば表1より通常パルスPs8は最低駆動可能範
囲が1.0Vであり通常パルスPs7は最低駆動可能電
圧が1.2Vである。よって通常パルスPs8が出力さ
れているときには電源電圧Vcは1.0V〜1.2Vで
あることがわかる。また表2より高速パルスPc8の駆
動可能電圧範囲は0.8〜1.4Vである。よって第一
ステップモーター10が通常パルスPs8によって駆動
されている時に第三ステップモーター30を高速パルス
Pc8で駆動すれば部品のバラツキ等を考えても充分駆
動可能である。また表1より通常パルスPs7は最低駆
動可能範囲が1.2Vであり通常パルスPs6は最低駆
動可能電圧が1.4Vである。よって通常パルスPs7
が出力されているときには電源電圧Vcは1.2V〜
1.4Vであることがわかる。よって表2より駆動可能
電圧範囲0.9〜1.6Vの高速パルスPc7で第三ス
テップモーター30を駆動すれば良い。以下同様に通常
パルスPs6の時には高速パルスPc6、通常パルスP
s5の時には高速パルスPc5、・・・通常パルスPs
1の時には高速パルスPc1によって第三ステップモー
ター30を駆動すればよいことになる。
【0028】一方、第一通常パルス選択回路108は現
在出力している通常パルスPsが通常パルスPs1〜P
s8の内のどのパルスであるかを信号Sより第一負荷補
償制御回路114に出力している。よって第一負荷補償
制御回路114は第一通常パルス選択回路108が現在
出力している通常パルスPs(n)を認識している。そ
して第一負荷補償制御回路114は通常パルスPs
(n)に対応した高速パルスPc(n)を第三高速パル
ス選択回路112に選択させるように制御すればよいこ
とになる。例えば第一通常パルス選択回路108が通常
パルスPs2を選択出力していたら第三高速パルス選択
回路112に高速パルスPc2を選択させるように制御
する。次に高速パルスPcの切り換えについて述べる。
電源電圧Vcが下がり第一ステップモーター10が通常
パルスPs(n)で駆動できなくなると第一検出回路1
19は回転できなかったと判定し、この判定結果によっ
て第一負荷補償制御回路114は第一通常パルス選択回
路108を制御して補正パルスPshを出力させると共
に次回の通常パルスPsをひとつ大きな通常パルスPs
(n+1)に切り換える。さらに第一負荷補償制御回路
114は第一検出回路119から回転できなかったとい
う判定結果を受けると同時に第三高速パルス選択回路1
12を制御し、高速パルスPcを高速パルスPc(n)
からひとつ大きな高速パルスPc(n+1)に切り換え
る。また通常パルスPs(n)が100回連続して出力
されると第一負荷補償制御回路114は第一通常パルス
選択回路108を制御してひとつ小さな通常パルスPs
(n−1)を出力させる。しかしながらひとつ小さな通
常パルスPs(n−1)では駆動力が小さく第一ステッ
プモーター10を駆動できない場合がある。そのとき高
速パルスPc(n)を高速パルスPc(n−1)に切り
換えても駆動力が小さく第三ステップモーター30を駆
動できない可能性がある。その場合を考慮して第三高速
パルス選択回路112の出力する高速パルスPcを高速
パルスPc(n)からひとつ小さな高速パルスPc(n
−1)へ切り換えるのはひとつ小さな通常パルスPs
(n−1)で第一ステップモーター10を駆動できた後
に初めて切り換えるようになっている。
【0029】上記の動作をさらに図によって詳述する。
図6は第一負荷補償制御回路114およびその周辺のブ
ロック線図である。図6において114aは100進カ
ウンタ、114bは第一ランクアップ回路、114cは
第一ランクダウン回路、114dは第三ランクダウン制
御回路、114eは第三ランク決定回路である。図6に
おいて図1と同一番号を付しているものは同一構成要素
である。第一検出回路119は第一ステップモーター1
0が通常パルスPsで駆動できたかどうかを判定し、駆
動できれば信号Y1を、駆動できなければ信号N1を第
一負荷補償制御回路114に出力する。信号Y1は第一
負荷補償制御回路114内の100進カウンタ114a
に入力される。100進カウンタ114aは同じ通常パ
ルスPsで連続100回駆動できたかを数えるカウンタ
であり、信号Y1が連続100回入力されると信号CU
を第一ランクダウン回路114cに出力する。また第一
ランクダウン回路114cは第一通常パルス選択回路1
08から出力されている通常パルスPsの大きさを伝え
る信号Sが入力されている。そして信号CUが入力され
ると第一ランクダウン回路114cは信号D1を出力し
て第一通常パルス選択回路108を制御し、通常パルス
Psをひとつ小さな通常パルスPsに切り換えて選択さ
せる。ただし信号Y1が100回になる前に信号N1が
100進カウンタ114aのR端子に入力されると10
0進カウンタ114aは途中でリセットされ、再び信号
Y1を始めからカウントする。また信号N1は第一ラン
クアップ回路114bにも入力される。第一ランクアッ
プ回路114bは第一通常パルス選択回路108から出
力されている通常パルスPsの大きさを伝える信号Sが
入力されている。そして信号N1が入力されると第一ラ
ンクアップ回路114bは信号U1を出力して第一通常
パルス選択回路108を制御し、通常パルスPsをひと
つ大きな通常パルスPsに切り換えて選択させる。
【0030】また第三ランクダウン制御回路114dに
信号CUが入力されない場合は第三ランクダウン制御回
路114dは第三高速パルス選択回路112を制御し、
第一通常パルス選択回路108から出力されている通常
パルスPsの大きさを伝える信号Sに対応した高速パル
スPcを選択する。この場合はそのとき選択されている
通常パルスPs(n)に対応して高速パルスPc(n)
を選択する。例えば通常パルスPs(n)で第一ステッ
プモーター10が回転できた場合第一検出回路119は
信号Y1を出力する。信号Y1により上記のように第一
通常パルス選択回路108は通常パルスPs(n)を選
択する。さらに信号Y1は第三ランクダウン制御回路1
14dに伝えられるが、それが100回目でなければ1
00進カウンタ114aから信号CUが出力されていな
い。このとき第三ランクダウン制御回路114dは第一
通常パルス選択回路108から出力されている通常パル
スPs(n)の大きさを伝える信号Sに対応した高速パ
ルスPc(n)を選択するように第三高速パルス選択回
路112を制御する。よって通常パルスPs(n)と高
速パルスPc(n)は対応して選択される。また通常パ
ルスPs(n)で第一ステップモーター10が回転でき
なかった場合は第一検出回路119は信号N1を出力す
る。信号N1により上記のように第一通常パルス選択回
路108はひとつ大きい通常パルスPs(n+1)を選
択する。さらに第一通常パルス選択回路108はひとつ
大きい通常パルスPs(n+1)に切り換えたことを信
号Sによって第三ランクダウン制御回路114dに伝え
る。このとき第三ランクダウン制御回路114dは第一
通常パルス選択回路108から出力されている通常パル
スPs(n+1)の大きさを伝える信号Sに対応した高
速パルスPc(n+1)を選択するように第三高速パル
ス選択回路112を制御する。よって通常パルスPs
(n+1)と高速パルスPc(n+1)は対応して選択
される。
【0031】ところが100進カウンタ114aから信
号CUが出力されると第三ランクダウン制御回路114
dは第一通常パルス選択回路108から出力されている
通常パルスPsの大きさを伝える信号Sに係わらず高速
パルスPcの切り換えを行なわず前回と同じ高速パルス
Pcを選択させるように第三高速パルス選択回路112
を制御する。例えば第一通常パルス選択回路108が通
常パルスPs(n)を選択している場合、第一通常パル
ス選択回路108は信号Sを出力することにより選択し
ている通常パルスPsが通常パルスPs(n)であるこ
とを伝える。第三ランク決定回路114eはこの信号S
により高速パルスPc(n)を選択する。続いて通常パ
ルスPs(n)で連続100回第一ステップモーター1
0を駆動できると、第一検出回路119から信号Y1が
100回連続して出力される。そして100進カウンタ
114aから信号CUが出力される。この信号CUによ
り第一ランクダウン回路114cは信号D1を出力し第
一通常パルス選択回路108を制御して通常パルスPs
(n−1)を選択させる。そして第一通常パルス選択回
路108は信号Sを出力することにより選択している通
常パルスPsが通常パルスPs(n−1)であることを
伝える。この信号Sは第三ランク決定回路114eにも
伝えられるが、100進カウンタ114aから信号CU
が出力されており、第三ランクダウン制御回路114d
は信号Sに係わらず前回と同じ高速パルスPc(n)を
選択するように第三ランク決定回路114eを制御す
る。よって同じ通常パルスPs(n)が100回出力さ
れた後でひとつ小さな通常パルスPs(n−1)に切り
換えられても、第三高速パルス選択回路112の選択す
る高速パルスPcはまだ高速パルスPc(n)が選択さ
れている。そして次回は第一ステップモーター10は通
常パルスPs(n−1)で駆動されるが、通常パルスP
s(n−1)で駆動できた場合は第一検出回路119か
ら信号Y1が出力される。第三ランクダウン制御回路1
14dはこの信号Y1が入力されると第三ランク決定回
路114eを制御し、このとき出力されている信号Sに
対応した高速パルスPcを高速パルスPc(n−1)に
切り換えて選択させる。また通常パルスPs(n−1)
で駆動できなかった場合は第一検出回路119から信号
N1が出力され、第一ランクアップ回路114bに入力
される。第一ランクアップ回路114bは第一通常パル
ス選択回路108を制御して通常パルスPs(n−1)
をひとつ大きな通常パルスPs(n)に切り換えて選択
させる。そして信号Sにより通常パルスPs(n)を選
択していることを伝える。ところで第三ランクアップン
制御回路114dは信号Y1が入力さないため第三ラン
ク決定回路114eを高速パルスPc(n)が選択され
たままに制御している。そして次回からは再度信号Sに
よって高速パルスPcを選択する動作を行なう。上記の
動作により100回同じ通常パルスPsが連続してひと
つ小さな通常パルスPsに切り換えられた場合でも高速
パルスPcは適切な高速パルスPcを選択することがで
きる。
【0032】次に例によって説明する。電源電圧Vcが
1.7Vであれば表1より第一通常パルス選択回路10
8は最低駆動可能電圧が1.6Vである通常パルスPs
5を選択出力している。そして第一負荷補償選択回路1
14は第三高速パルス選択回路112に高速パルスPc
5を選択させている。よってここでクロノをスタートさ
せると第三ステップモーター30は高速パルスPc5に
よって高速回転させられる。表2より高速パルスPc5
の駆動可能電圧範囲は1.2〜2.2Vであり1.7V
の電源電圧Vcで第三ステップモーター30を充分駆動
できるものである。また通常パルスPs5が100回出
力されると第一負荷補償制御回路114は第一通常パル
ス選択回路108を制御してひとつ小さな通常パルスP
s4を選択出力させる。通常パルスPs4では電源電圧
Vcが1.7Vでは第一ステップモーター10を駆動で
きず、次回からまた通常パルスPs5が出力される。し
かし第三高速パルス選択回路112の高速パルスPcの
切り換えは通常パルスPs4で駆動できた時のみに行な
われる。そのため上記のように通常パルスPs5から通
常パルスPs4に切り換わっても通常パルスPs4で駆
動できなかったため第三高速パルス選択回路112は高
速パルスPc5を選択し続ける。よって1.7Vの電源
電圧Vcではクロノをスタートさせると第三ステップモ
ーター30は常に適切な高速パルスPc5によって高速
回転させられる。
【0033】続いて電源電圧Vcが変動した場合につい
て説明する。まず電源電圧Vcが1.7Vから降下した
場合について説明する。第一ステップモーター10は上
記のように1.7Vで通常パルスPs5で駆動されてい
る。ここから徐々に電源電圧Vcが下がってくると通常
パルスPs5では駆動力が弱くなってくる。そして電源
電圧Vcが通常パルスPs5の最低駆動可能電圧1.6
Vより下がると第一ステップモーター10は通常パルス
Ps5で駆動できなくなり、第一検出回路119は回転
できなかったと判定をする。第一負荷補償選択回路11
4はこの判定結果により第一通常パルス選択回路108
を制御して補正パルスPshを出力させて第一ステップ
モーター10を補正駆動し、次回から通常パルスPs6
を選択出力させる。また同時に第一負荷補償選択回路1
14は第三高速パルス選択回路112を制御し高速パル
スPcを高速パルスPc5から高速パルスPc6に切り
換えて選択出力させる。よってここでクロノをスタート
させると第三ステップモーター30は高速パルスPc6
によって高速回転させられる。表2より高速パルスPc
6の駆動可能電圧範囲は1.0〜1.9Vであり1.7
Vの電源電圧Vcで第三ステップモーター30を充分駆
動できるものである。また電源電圧Vcの降下はソーラ
ー時計が電気二重層コンデンサに蓄えられた電力を消費
することによって徐々に下がって行くものであり急激な
電圧降下はおきないため上記の動作で充分に対応できる
ものである。
【0034】次に電源電圧Vcが1.7Vから上昇した
場合について説明する。第一ステップモーター10は
1.7Vで通常パルスPs5で駆動されている。ここか
ら徐々に電源電圧Vcが上がってくると通常パルスPs
5では駆動力が大きくなってくる。一方第一負荷補償選
択回路114は第一通常パルス選択回路108を制御し
て100回に一回ずつ通常パルスPs5よりひとつ小さ
な通常パルスPs4が選択出力される。そして電源電圧
Vcが通常パルスPs4の最低駆動可能電圧1.8V以
上の電圧となり、そのとき通常パルスPs4が選択出力
されると第一ステップモーター10は通常パルスPs4
で駆動されるようになる。そして第一検出回路119が
回転できたと判定し、この判定結果によって第一負荷補
償選択回路114は第三高速パルス選択回路112に高
速パルスPcを高速パルスPc5から高速パルスPc4
に切り換えて選択させる。よってここでクロノをスター
トさせると第三ステップモーター30は高速パルスPc
4によって高速回転させられる。表2より高速パルスP
c4の駆動可能電圧範囲は1.4〜2.5Vであり1.
8Vの電源電圧Vcで第三ステップモーター30を充分
駆動できるものである。なお電源電圧Vcが通常パルス
Ps4で駆動できる電圧になっても最悪100秒(通常
パルスPs100回分)待たなければ高速パルスPc5
から高速パルスPc4に切り換わらないことになる。し
かしながら高速パルスPc(n)の駆動可能電圧範囲は
各パルスとも上限の電圧を通常パルスPs(n)のひと
つ小さな通常パルスPs(n−1)の最低駆動可能電圧
よりも高く取ってあり、高速パルスPc5では通常パル
スPs4の最低駆動可能電圧1.8Vより高い2.2V
まで駆動可能である。さらに電気二重層コンデンサ70
への充電は発電能力のそれほど大きくないソーラーセル
45で行なっているため短期間で急激に電圧が上昇する
ことはないので高速パルスPcがすぐに切り換えられな
いことによる不具合は起きない。以上のようにして第三
ステップモーター30を駆動する適切な高速パルスPc
を選択することができる。
【0035】続いて分針25および時針26を運針する
第二ステップモーター20の駆動に関する回路動作につ
いて説明する。第二通常パルス発生回路104は分周回
路102の信号をもとに後述するような通常パルスPm
1〜Pm8及び補正パルスPmhを作成し第二通常パル
ス選択回路109に供給する。第二通常パルス選択回路
109は第二負荷補償制御回路116によって制御され
通常パルスPm1〜Pm8の内ひとつの通常パルスPm
を選択し分針制御回路117に供給する。第二高速パル
ス発生回路105は分周回路102の信号をもとに後述
するような高速パルスPf1〜Pf4を作成し第二高速
パルス選択回路110に供給する。第二高速パルス選択
回路110は第二負荷補償制御回路116によって制御
され高速パルスPf1〜Pf4の内ひとつの高速パルス
Pfを選択し分針制御回路117に供給する。第二逆転
パルス発生回路106は分周回路102の信号をもとに
後述するような逆転パルスPb1〜Pb4を作成し第二
逆転パルス選択回路111に供給する。第二逆転パルス
選択回路111は第二負荷補償制御回路116によって
制御され逆転パルスPb1〜Pb4の内ひとつの逆転パ
ルスPbを選択し分針制御回路117に供給する。分針
制御回路117は時計制御回路113の計時する時刻や
アラーム、クロノの情報に従い通常パルスPmや高速パ
ルスPfや逆転パルスPbを必要に応じて選択して第二
駆動回路122に供給する。第二駆動回路122は分針
制御回路117より供給された通常パルスPmや高速パ
ルスPfや逆転パルスPbによって第二ステップモータ
ー20を駆動する。第二検出回路121は通常パルスP
mによって第二ステップモーター20が回転したかどう
かを判定する。第二負荷補償制御回路116は第二検出
回路121の判定結果により第二通常パルス選択回路1
09を制御し、回転した場合は次回も前回と同じ通常パ
ルスPmsを出力させ、回転しなかった場合は補正パル
スPmhを出力させるとともに次回の通常パルスをひと
つ大きくして出力させる。さらに第二負荷補償制御回路
116は第二高速パルス選択回路110、第二逆転パル
ス選択回路111を制御してそれぞれ高速パルスPf1
〜Pf4、逆転パルスPb1〜Pb4の中から適切な高
速パルスPf、逆転パルスPbを選択させる。
【0036】
【表3】
【0037】第二ステップモーター20を駆動するため
の通常パルスPmの形状および最低駆動可能電圧につい
て説明する。通常パルスPm1〜Pm8は前述した通常
パルスPs1〜Ps8と全く同一のパルス形状を有して
いる。表3は第二通常パルス発生回路104の作成する
通常パルスPm1〜Pm8のパルス休止部と日板81に
よる負荷が無い場合と有る場合の最低駆動可能電圧を示
した表である。日板の負荷が有る場合は負荷が無い場合
に比べて最低駆動可能電圧が約0.1V高くなる。例え
ば通常パルスPm3は負荷が無い場合の最低駆動可能電
圧は1.9Vであるが、負荷が有る場合の最低駆動可能
電圧は2.0Vとなる。また通常パルスPmで駆動でき
なかったと判定されたときに出力される補正パルスPm
hも前述の第一通常パルス発生回路103で作成される
補正パルスPshと同一の形状を有している。補正パル
スPmhは通常パルスPmから32ms後に出力され、
12msのパルス幅で後半6msには1ms毎に0.5
msのパルス休止部を有している。
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】続いて高速パルスPf、逆転パルスPbの
形状および駆動可能電圧範囲について説明する。表4は
第二高速パルス発生回路105の作成する高速パルスP
f1〜Pf4のパルス巾と日板81による負荷が無い場
合と有る場合の駆動可能電圧範囲を示した表であり、表
5は第二逆転パルス発生回路106の作成する逆転パル
スPb1〜Pb4のパルス巾と日板81による負荷が無
い場合と有る場合の駆動可能電圧範囲を示した表であ
る。なお図4は実施の形態の逆転パルスPbの波形図で
ある。逆転パルスPbは図4に示すように正相パルスP
g1、逆相パルスPg2、正相パルスPg3の三つのパ
ルスの組み合わせより構成されている。表5にはこの正
相パルスPg1、逆相パルスPg2、正相パルスPg3
のパルス巾を記している。高速パルスPf1〜Pf4は
それぞれ表4に示した駆動可能電圧範囲を有しており、
この駆動可能電圧範囲を外れた場合には高速で第二ステ
ップモーター20を駆動することはできない。例えば高
速パルスPf2は表4より3.6msのパルス巾を有
し、日板による負荷が無い場合の駆動可能電圧範囲は
1.4V〜2.8Vである。よって日板による負荷がな
い場合に高速パルスPf2で第二ステップモーター20
を高速回転させるためには電源電圧Vcは1.4〜2.
8Vでなければならない。すなわち第二ステップモータ
ー20を駆動するためには電源電圧Vcおよび日板81
の負荷に対応した高速パルスPfを選択する必要があ
る。同様に逆転パルスPb1〜Pb4は表5に示した駆
動可能電圧範囲を有しており、この駆動可能電圧範囲を
外れた場合には第二ステップモーター20を逆転駆動す
ることはできない。そして第二ステップモーター20を
逆転させるためには電源電圧Vcおよび日板81による
負荷に対応した逆転パルスPbを選択する必要がある。
【0041】なお第三ステップモーター30を高速回転
させる高速パルスPcが100Hzで駆動されるのに比
べて第二ステップモーター20を高速回転させる高速パ
ルスPfは64Hzで駆動される。そのため同じパルス
巾であっても高速パルスPcよりも高速パルスPfは駆
動可能電圧範囲が広く取れる。そのため高速パルスPc
が8種の高速パルスPc1〜Pc8で電子時計の駆動さ
れる電圧範囲1〜3Vを分担して駆動しているのに対
し、高速パルスPfは4種の高速パルスPf1〜Pf4
で電子時計の駆動される電圧範囲1〜3Vを分担して駆
動することができる。そして表4のように日板81の負
荷が無い場合に高速パルスPf1の駆動可能動作範囲は
通常パルスPm2の最低駆動可能電圧2.2Vから電源
電圧Vcの上限3.0Vまでで駆動できるように1.8
〜3.8Vと設定している。同様に高速パルスPf2の
駆動可能動作範囲は通常パルスPm4の最低駆動可能電
圧1.7Vから通常パルスPm3の選択出力される電圧
の上限すなわち通常パルスPm2の最低動作電圧電圧
2.3Vまでで駆動できるように1.4〜2.8Vと設
定し、高速パルスPf3の駆動可能動作範囲は通常パル
スPm6の最低駆動可能電圧1.3Vから通常パルスP
m5の選択出力される電圧の上限すなわち通常パルスP
m4の最低動作電圧電圧1.7Vまでで駆動できるよう
に1.0〜2.2Vと設定し、高速パルスPf1の駆動
可能動作範囲は電子時計1の最低駆動電圧1.0Vから
通常パルスPm7の選択出力される電圧の上限すなわち
通常パルスPm6の最低動作電圧電圧1.3Vまでで駆
動できるように0.8〜1.7Vと設定している。なお
このことは逆転パルスPbについても同様であり逆転パ
ルスPb1〜Pb4は高速パルスPf1〜Pf4とほぼ
同じ駆動可能電圧範囲に設定している。
【0042】以下高速パルスPfの選択方法について回
路動作の詳細な説明を行なう。第二ステップモーター2
0は通常時刻モードでは20秒毎に駆動され分針25、
時針26を運針して通常時刻の時分を表示し、さらに日
板81をも駆動している。すなわち第二ステップモータ
ー20は通常パルスPmで駆動され、そして多段式負荷
補償動作を行なっているが、そのときの駆動条件は電源
電圧Vcの変動だけでなく日板81の駆動による負荷の
変動をも有している。すなわち第二負荷補償制御回路1
16は電圧および負荷に対応して第二ステップモーター
20を駆動しうる最小の通常パルスPmを選択するよう
に第二通常パルス選択回路109を制御している。よっ
てそのとき出力されている通常パルスPmのパルス巾に
よって電源電圧Vcと日板81による負荷による総合的
な駆動条件を知ることができる。そして出力されている
通常パルスPmの最低駆動可能電圧でも駆動可能な駆動
可能電圧範囲を有する高速パルスPfを選択してやれば
よい。ところで日板81の負荷によって通常パルスPm
の最低駆動可能電圧は約0.1V上昇するが、高速パル
スPfも日板81の負荷によって駆動可能動作範囲が約
0.1V上昇する。よって高速パルスPfの選択方法は
日板81の負荷に有無に係わらず日板81の負荷の無い
場合と同じ条件で選択しても問題はない。例えば表3よ
り負荷が無い場合では通常パルスPm8の最低駆動可能
範囲が0.9Vであり通常パルスPm6は最低駆動可能
電圧が1.3Vである。よって通常パルスPm8または
通常パルスPm7が出力されているときには電源電圧V
cは0.9V〜1.3Vであることがわかる。また表4
より高速パルスPf4の負荷が無い場合での駆動可能電
圧範囲は0.8〜1.6Vであることがわかる。よって
第二ステップモーター20が通常パルスPm8または通
常パルスPm7によって駆動されていた時に第二ステッ
プモーター20を高速駆動するには高速パルスPf4で
駆動すれば部品のバラツキ等を考えても充分駆動可能で
ある。また負荷が有る場合では表3より通常パルスPm
8の最低駆動可能範囲が1.0Vであり通常パルスPm
6は最低駆動可能電圧が1.4Vである。よって通常パ
ルスPm8または通常パルスPm7が出力されていると
きには電源電圧Vcは1.0V〜1.4Vであることが
わかる。また表4より高速パルスPf4の負荷が有る場
合での駆動可能電圧範囲は0.9〜1.7Vである。よ
ってやはり高速パルスPf4で駆動すればよい。以上の
ように通常パルスPmと高速パルスPfは同一の第二ス
テップモーター20を駆動するためのパルスであるた
め、負荷があると通常パルスPmも高速パルスPfも一
様に駆動できる電圧が上昇する。よって通常パルスPm
と高速パルスPfの相対的な電圧関係は変わらないた
め、負荷の有無に係わらず負荷の無いときと同じ条件で
通常パルスPmに対して高速パルスPfを選択すればよ
い。
【0043】
【表6】
【0044】表6は通常パルスPm1〜Pm8とそのと
き選択される高速パルスPf、逆転パルスPbを示した
表である。通常パルスPmとそのとき選択される高速パ
ルスPfの選択方法について説明する。第二通常パルス
選択回路109は現在出力している通常パルスPmが通
常パルスPm1〜Pm8の内のどのパルスであるかを信
号Mより第二負荷補償制御回路116に出力している。
よって第二負荷補償制御回路116は第二通常パルス選
択回路109が現在出力している通常パルスPmを認識
している。そして第二負荷補償制御回路116は第二高
速パルス選択回路110を制御し、通常パルスPmに対
応した高速パルスPfを選択させればよいことになる
が、それは表6に示すように通常パルスPm1、Pm2
であれば高速パルスPf1を、通常パルスPm3、Pm
4であれば高速パルスPf2を、通常パルスPm5、P
m6であれば高速パルスPf3を、通常パルスPm7、
Pm8であれば高速パルスPf4を第二高速パルス選択
回路110に選択出力させる。次に電源電圧Vcが下が
り第一ステップモーター10が通常パルスPm(n)で
駆動できなくなると第二検出回路121は回転できなか
ったと判定し、この判定結果によって第二負荷補償制御
回路116は第二通常パルス選択回路109を制御して
補正パルスPmhを出力させると共に次回の通常パルス
Pmをひとつ大きな通常パルスPm(n+1)に切り換
える。そして通常パルスPmが通常パルスPm1、Pm
3、Pm7のときは第二負荷補償制御回路116は第二
検出回路121から回転できなかったという判定結果を
受けても第二高速パルス選択回路110にそのまま前回
と同じ高速パルスPf選択させる。また通常パルスPm
が通常パルスPm2、Pm4、Pm6のときは第二負荷
補償制御回路116は第二検出回路121から回転でき
なかったという判定結果を受けると同時に第二高速パル
ス選択回路110を制御し、高速パルスPfをひとつ大
きな高速パルスPfに切り換える。すなわち通常パルス
Pm1、Pm3、Pm5、Pm7で非回転の検出であっ
ても高速パルスPfはそのまま高速パルスPf1、Pf
2、Pf3、Pf4を維持するが、通常パルスPm2、
Pm4、Pm6で非回転の検出であった場合には高速パ
ルスPfはそれぞれ高速パルスPf1から高速パルスP
f2へ、高速パルスPf2から高速パルスPf3へ、高
速パルスPf3から高速パルスPf4へと選択を変更さ
れる。
【0045】また同じ通常パルスPm(n)が連続して
100回出力されると第二負荷補償制御回路116は第
二通常パルス選択回路109を制御して通常パルスPm
をひとつ小さな通常パルスPm(n−1)に切り換え
る。通常パルスPm(n)が通常パルスPm3、Pm
5、Pm7である場合にひとつ小さな通常パルスPm
2、Pm4、Pm6に切り換えられたるが、その通常パ
ルスPm(n−1)すなわち通常パルスPm2、Pm
4、Pm6で駆動できた場合は、高速パルスPfはそれ
ぞれ高速パルスPf2から高速パルスPf1へ、高速パ
ルスPf3から高速パルスPf2へ、高速パルスPf4
から高速パルスPf3へと選択を変更される。しかしひ
とつ小さな通常パルスPm2、Pm4、Pm6で動かな
い場合は高速パルスPf2、Pf3、Pf4はそのまま
維持される。
【0046】例をあげて説明する。日板81の負荷が無
い場合に電源電圧Vcが1.6Vであれば表3より最低
駆動可能電圧が1.5Vである通常パルスPm5が最適
な通常ぱるすPmである。そして通常時刻モードでは第
二負荷補償選択回路116は第二通常パルス選択回路1
09を制御し、通常パルスPm5を選択出力させてい
る。さらに表6に見られるように第二高速パルス選択回
路110に高速パルスPf3を選択出力させるように制
御する。よってここで通常時刻モードからアラームモー
ドへと切り換えられると第二ステップモーター20は高
速パルスPf3によって高速回転させられる。表4より
高速パルスPf5の駆動可能電圧範囲は1.0〜2.2
Vであり1.6Vの電源電圧Vcで第二ステップモータ
ー20を充分駆動できるものである。また通常時刻モー
ドで通常パルスPm5が100回出力されると第二負荷
補償選択回路116は第二通常パルス選択回路109を
制御しひとつ小さな通常パルスPm4を出力させる。表
3より通常パルスPm4の最低駆動可能電圧は1.7V
であり、電源電圧Vc1.6Vでは第二ステップモータ
ー20を駆動できない。そして第二負荷補償選択回路1
16は第二通常パルス選択回路109を再度制御し、次
回からまた通常パルスPm5を選択出力させる。しかし
第二高速パルス選択回路110の高速パルスPfの切り
換えは通常パルスPm4で第二ステップモーター20を
駆動できた時のみに行なわれ、上記のように通常パルス
Pm4で第二ステップモーター20を駆動できなかった
場合は第二高速パルス選択回路110は高速パルスPf
3を選択し続けている。よって電源電圧Vc1.6Vで
通常時刻モードからアラームモードへと切り換えられる
と第二ステップモーター20は常に適切な高速パルスP
f3によって高速回転させられる。
【0047】続いて電源電圧Vcが変動した場合につい
て説明する。まず電源電圧Vcが1.6Vから降下した
場合について説明する。第二ステップモーター20は上
記のように電源電圧Vc1.6Vでは通常時刻モードで
は通常パルスPm5で駆動されている。そして第二負荷
補償選択回路116は第二高速パルス選択回路110を
制御し高速パルスPf3が選択させている。ここから徐
々に電源電圧Vcが下がってくると通常パルスPm5で
は駆動力が弱くなってくる。そして電源電圧Vcが通常
パルスPm5の最低駆動可能電圧1.5Vより下がると
第二ステップモーター20は通常パルスPm5で駆動で
きなくなり、第二検出回路121は回転できなかったと
判定する。第二負荷補償選択回路116はこの判定結果
により第二通常パルス選択回路109を制御し補正パル
スPmhを出力させて第二ステップモーター20を補正
駆動し、次回から通常パルスPm6を選択出力させる。
ここで通常パルスPmは通常パルスPm5から通常パル
スPm6に切り換えられたが、このときは第二負荷補償
選択回路116は第二高速パルス選択回路112に高速
パルスPfを切り換えさせず、高速パルスPf3を選択
させたままである。よってここで通常時刻モードからア
ラームモードへと切り換えられると第二ステップモータ
ー20は高速パルスPf3によって高速回転させられ
る。表4より高速パルスPf5の駆動可能電圧範囲は
1.0〜2.2Vであり1.5Vの電源電圧Vcで第二
ステップモーター20を充分駆動できるものである。さ
らに電源電圧Vcが下がると通常パルスPm6でも駆動
力が弱くなってくる。そして電源電圧Vcが通常パルス
Pm6の最低駆動可能電圧1.3Vより下がると第二ス
テップモーター20は通常パルスPm6で駆動できなく
なり、第二検出回路121は回転できなかったと判定す
る。第二負荷補償選択回路116はこの判定結果により
第二通常パルス選択回路109を制御し補正パルスPm
hを出力させて第二ステップモーター20を補正駆動
し、次回から通常パルスPm7を選択出力させる。同時
に第二負荷補償選択回路116は第二高速パルス選択回
路110を制御して高速パルスPfを高速パルスPf3
から高速パルスPf4に切り換えて選択させる。よって
ここで通常時刻モードからアラームモードへと切り換え
られると第二ステップモーター20は高速パルスPf4
によって高速回転させられる。表4より高速パルスPf
4の駆動可能電圧範囲は0.9〜1.7Vであり1.3
Vの電源電圧Vcで第二ステップモーター20を充分駆
動できるものである。
【0048】次に電源電圧Vcが1.6Vから上昇した
場合について説明する。第二ステップモーター20は通
常時刻モードでは1.6Vの電源電圧Vcでは通常パル
スPm5で駆動されている。そして第二負荷補償選択回
路116は第二高速パルス選択回路110を制御し高速
パルスPf3が選択させている。ここから徐々に電源電
圧Vcが上がってくると通常パルスPm5では駆動力が
大きくなってくる。一方第二負荷補償選択回路116は
第二通常パルス選択回路109を制御し100回に一回
ずつ通常パルスPm5よりひとつ小さな通常パルスPm
4が選択出力される。そして電源電圧Vcが通常パルス
Pm4の最低駆動可能電圧1.7V以上の電圧となり、
そのとき通常パルスPm4が選択出力されると第二ステ
ップモーター20は通常パルスPm4で駆動されるよう
になる。この時同時に第二負荷補償選択回路116は第
二高速パルス選択回路110を制御し、高速パルスPf
を高速パルスPf3から高速パルスPf2に切り換えて
選択出力させる。よってここで通常時刻モードからアラ
ームモードへと切り換えられると第二ステップモーター
20は高速パルスPf2によって高速回転させられる。
表4より高速パルスPf2の駆動可能電圧範囲は1.4
〜2.8Vであり1.7Vの電源電圧Vcで第二ステッ
プモーター20を充分駆動できるものである。さらに電
源電圧Vcが上がって1.9Vになり、さらに通常パル
スPm4が100回出力されると第二負荷補償選択回路
116は第二通常パルス選択回路109を制御しひとつ
小さな通常パルスPm3を出力させる。そして第二ステ
ップモーター20は最低駆動可能電圧1.9Vの通常パ
ルスPm3で駆動されるようになる。このときは第二負
荷補償選択回路116は第二高速パルス選択回路110
の高速パルスPfの選択は変えず高速パルスPf2を維
持したままである。よってここで通常時刻モードからア
ラームモードへと切り換えられると第二ステップモータ
ー20は高速パルスPf2によって高速回転させられ
る。表4より高速パルスPf2の駆動可能電圧範囲は
1.4〜2.8Vであり1.9Vの電源電圧Vcで第二
ステップモーター20を充分駆動できるものである。
【0049】以上高速回転について説明したが逆転につ
いても全く同様の動作を行なうものであり、第二負荷補
償制御回路116は第二高速パルス選択回路110を制
御するのと全く同様に第二逆転パルス選択回路111を
制御している。そして第二逆転パルス選択回路111の
選択する逆転パルスPbは上記で説明した高速パルスP
fと駆動可能電圧範囲がほぼ同等の逆転パルスPbが選
択される。すなわち高速パルスPf1が選択されるとき
は逆転パルスPb1が、高速パルスPf2が選択される
ときは逆転パルスPb2が、高速パルスPf3が選択さ
れるときは逆転パルスPb3が、高速パルスPf4が選
択されるときは逆転パルスPb4が選択される。
【0050】ただし使用状況によっては長時間に渡って
第二ステップモーター20が通常パルスPmで駆動され
ない場合がある。例えばアラームモードで長時間時刻修
正を行なったり、またアラームモードで放置され分針2
5、時針26がずっとアラーム設定時刻を表示したまま
停止していた場合である。この場合最後に通常パルスP
mで第二ステップモーター20が駆動されてから時間が
経過したため電気二重層コンデンサ70の電圧が変化し
たりして駆動条件が変わってしまっている可能性があ
る。この場合に前回の通常パルスPmによって高速パル
スPfや逆転パルスPbを選択し出力すると、そのパル
スの駆動可能電圧範囲を外れてしまい誤動作を起こし時
計が狂ってしまう。そのことを避けるため分針制御回路
117は誤動作防止回路124によって制御され、第二
ステップモーター20が長時間通常パルスPmで駆動さ
れない場合には高速回転や逆転での駆動を一旦中断し、
多段負荷補償動作で駆動できる最大の早さである16H
zにて通常パルスPmによる多段負荷補償動作を行なう
駆動に切り換えることによりそのときの駆動条件で最適
な通常パルスPmを選択し、そしてその通常パルスPm
によって適切な高速パルスPfもしくは逆転パルスPb
を再度選択して高速回転や逆転での駆動を再開する。
【0051】上記の回路動作について詳述する。分針制
御回路117から非通常パルス、すなわち高速パルスP
fまたは逆転パルスPbが1パルス出力される毎に信号
Hを出力する。誤動作防止回路124は分針制御回路1
17から信号Hの数をカウントしている。そして信号H
の数が2000になると誤動作防止回路124は分針制
御回路117を制御し、高速パルスPfまたは逆転パル
スPbの出力を中断し、代わって第二通常パルス選択回
路109の出力する通常パルスPmを16Hzで選択出
力する。また同時に誤動作防止回路124は第二負荷補
償制御回路を制御し、第二通常パルス選択回路109に
通常パルスPm1〜Pm8のなかでほぼ中間の大きさで
ある通常パルスPm4を選択させる。さらに誤動作防止
回路124は第二負荷補償制御回路を制御し、通常は前
述の様に100回同じ通常パルスPm4で駆動できれば
ひとつ小さな通常パルスPm3に切り換えて選択出力さ
せるのを、1回通常パルスPm4で駆動できれば直ちに
二つ小さな通常パルスPm2に切り換えて選択出力させ
る。そして通常パルスPm2で駆動できなければそのと
きの駆動条件では通常パルスPm4または通常パルスP
m3が最適な通常パルスPmであり、よって表6に示す
ようにそのときに適する高速パルスPfおよび逆転パル
スPbは高速パルスPf2および逆転パルスPb2であ
る。よって誤動作防止回路124は分針制御回路117
を制御し高速パルスPf2または逆転パルスPb2での
駆動を再開する。また通常パルスPm2で駆動できれば
そのときの駆動条件では通常パルスPm2または通常パ
ルスPm1が最適な通常パルスPmであり、よって表6
に示すようにそのときに適する高速パルスPfおよび逆
転パルスPbは高速パルスPf1および逆転パルスPb
1である。よって誤動作防止回路124は分針制御回路
117を制御し高速パルスPf1または逆転パルスPb
1での駆動を再開する。
【0052】また始めに出力した通常パルスPm4で駆
動できなければ補正パルスPmhを出力して補正駆動
し、次は二つ大きな通常パルスPm6を出力する。通常
パルスPm6で駆動できればそのときの駆動条件では通
常パルスPm6または通常パルスPm5が最適な通常パ
ルスPmであり、よって表6に示すようにそのときに適
する高速パルスPfおよび逆転パルスPbは高速パルス
Pf3および逆転パルスPb3である。よって誤動作防
止回路124は分針制御回路117を制御し高速パルス
Pf3または逆転パルスPb3での駆動を再開する。ま
た通常パルスPm6で駆動できなければ駆動条件では通
常パルスPm7または通常パルスPm8が最適な通常パ
ルスPmであり、よって表6に示すようにそのときに適
する高速パルスPfおよび逆転パルスPbは高速パルス
Pf4および逆転パルスPb4である。よって誤動作防
止回路124は分針制御回路117を制御し高速パルス
Pf4または逆転パルスPb4での駆動を再開する。な
お通常パルスPmで駆動された分だけ高速パルスPfは
少なく、逆転パルスPbは余分にパルスが出力され時刻
が狂わないようになるのは言うまでもない。
【0053】また分針制御回路117から通常パルスP
mが1パルス出力される毎に信号Jを出力する。誤動作
防止回路124は分針制御回路117から信号Jが出力
された時点から次の信号Jが出力されるまでの時間を計
測している。そして信号Jが出力されない時間が1時間
を越えた場合は、誤動作防止回路124は分針制御回路
117および第二負荷補償制御回路を制御し、次回の高
速パルスPfおよび逆転パルスPbの駆動を中断し、上
記のように多段負荷補償動作により最適な通常パルスP
mを選択し、さらに高速パルスPfや逆転パルスPbを
選択した後に高速パルスPfや逆転パルスPbでの駆動
を開始する。上記のようにして高速パルスPfや逆転パ
ルスPbの連続駆動による電圧の降下や長期間通常パル
スPmが出力ない間の電気二重層コンデンサ70の充放
電による電圧変動に対応している。
【0054】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば電源電圧の変動する電子時計においても、多段負荷
補償動作を行ない選択された通常パルスの最低駆動可能
電圧に対応した駆動可能電圧範囲を有する非通常パルス
を選択出力することにより高速回転や逆転が可能とな
り、ソーラー時計のような電圧変動を伴なう電子時計に
おいてもアラーム機能やクロノ機能を有することがで
き、商品の巾を大きく広げることができるものである。
すなわちて第三ステップモーター30のように通常は停
止しており多段負荷補償動作ができず駆動条件が不明な
ステップモーターでも第一ステップモーター10のよう
な常時多段負荷補償動作を行ないながら運針している他
のステップモーターの通常パルスによって駆動条件が推
定でき、最適な非通常パルスを決定し確実に駆動するこ
とができる。よってクロノのような高速回転の機能を有
するソーラー時計等を提供することができる。また第二
ステップモーター20のように同一のステップモーター
においての通常パルスにより非通常パルスを決定する場
合は電圧のみならず負荷の条件も加味されるため負荷変
動を有するステップモーターにも適用できるものであ
り、カレンダー負荷を有する時分針をも確実に高速回
転、または逆転で駆動可能でありアラーム機能を有する
ソーラー時計等を提供することができるといった効果が
ある。なお本実施の形態では最も顕著な効果を示す充電
式の指針式電子時計について記したが、もちろん通常の
銀電池やリチウム電池を電源とする指針式電子時計にお
いても、その電圧変化や負荷変動に対して同様の効果を
有することは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電子時計を示すブロック
線図
【図2】本発明の実施の形態の電子時計の構造を示す正
面図
【図3】本発明の実施の形態および従来例の通常パルス
Ps1〜Ps8の波形図
【図4】本発明の実施の形態の逆転パルスPbの波形図
【図5】従来のソーラー時計を示すブロック線図
【図6】本発明の実施の形態の電子時計の第一負荷補償
回路の周辺を示すブロック線図
【符号の説明】
10 第一ステップモーター 20 第二ステップモーター 30 第三ステップモーター 70 電気二重層コンデンサ 103 第一通常パルス発生回路 104 第二通常パルス発生回路 105 第二高速パルス発生回路 106 第二逆転パルス発生回路 107 第三高速パルス発生回路 108 第一通常パルス選択回路 109 第二通常パルス選択回路 110 第二高速パルス選択回路 111 第二逆転パルス選択回路 112 第三高速パルス選択回路 114 第一負荷補償制御回路 116 第二負荷補償制御回路 119 第一検出回路 116 第二検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力供給手段と、第一ステップモーター
    と、該第一ステップモーターを駆動するための駆動力の
    異なる複数の通常パルスを発生する通常パルス発生手段
    と、前記複数の通常パルスのひとつを選択出力する通常
    パルス選択回路と、前記第一ステップモーターの回転、
    非回転を検出する検出手段と、該検出手段の検出信号に
    よって前記通常パルス選択回路の選択条件を決定する負
    荷補償制御回路を有する電子時計に於いて、第二ステッ
    プモーターと、該第二ステップモーターを駆動するため
    の駆動力の異なる複数の非通常パルスを発生する非通常
    パルス発生手段と、前記複数の非通常パルスのひとつを
    選択出力する非通常パルス選択回路とを設け、前記非通
    常パルス選択回路は前記負荷補償制御回路によって選択
    条件を決定されることを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 前記第一ステップモーターと前記第二ス
    テップモーターとが同じステップモーターであることを
    特徴とする請求項1記載の電子時計。
  3. 【請求項3】 前記非通常パルス発生手段が高速パルス
    発生手段であることを特徴とする請求項1記載の電子時
    計。
  4. 【請求項4】 前記非通常パルス発生手段が逆転パルス
    発生手段であることを特徴とする請求項1記載の電子時
    計。
  5. 【請求項5】 前記電力供給手段が充電式電力供給手段
    であることを特徴とする請求項1記載の電子時計。
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