JPH09101514A - 液晶表示素子の製造方法 - Google Patents
液晶表示素子の製造方法Info
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- JPH09101514A JPH09101514A JP7259924A JP25992495A JPH09101514A JP H09101514 A JPH09101514 A JP H09101514A JP 7259924 A JP7259924 A JP 7259924A JP 25992495 A JP25992495 A JP 25992495A JP H09101514 A JPH09101514 A JP H09101514A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示素子の表示画面表面における反射が
非常に小さく、視認性の優れた高品質表示の液晶表示素
子を提供する。 【解決手段】 第1及び第2の基板1及び2から構成さ
れる液晶セルの観察側に配置された第1の偏光方向を有
する第1の偏光板3と、観察側でない側に配置され、第
1の偏光方向と直交する第2の偏光方向を有する第2の
偏光板4とを備え、さらに第1の基板1と第1の偏光板
3との間に挿入配置された第1の光学遅延異方素子フィ
ルム5と、第2の基板2と第2の偏光板4との間に挿入
配置された第2の光学遅延異方素子フィルム6とを備え
る。第1の光学遅延異方素子フィルム5により外部から
の入射光に起因する反射光を防止し、第2の光学遅延異
方素子フィルム6により、第1の光学遅延異方素子フィ
ルム5のみを備えた場合における色付きを防止し、視野
角範囲を改善する。
非常に小さく、視認性の優れた高品質表示の液晶表示素
子を提供する。 【解決手段】 第1及び第2の基板1及び2から構成さ
れる液晶セルの観察側に配置された第1の偏光方向を有
する第1の偏光板3と、観察側でない側に配置され、第
1の偏光方向と直交する第2の偏光方向を有する第2の
偏光板4とを備え、さらに第1の基板1と第1の偏光板
3との間に挿入配置された第1の光学遅延異方素子フィ
ルム5と、第2の基板2と第2の偏光板4との間に挿入
配置された第2の光学遅延異方素子フィルム6とを備え
る。第1の光学遅延異方素子フィルム5により外部から
の入射光に起因する反射光を防止し、第2の光学遅延異
方素子フィルム6により、第1の光学遅延異方素子フィ
ルム5のみを備えた場合における色付きを防止し、視野
角範囲を改善する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示素子に関
し、特に液晶表示素子における表面反射防止及び表示の
色付き防止に好適なものである。
し、特に液晶表示素子における表面反射防止及び表示の
色付き防止に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】現在、用いられている液晶表示素子は、
通常、以下のように構成されている。すなわち、それぞ
れ電極を有する一方側の面が所定の間隔(約5〜7μm
程度)を設けて相互にほぼ並行に対向した2枚のガラス
基板の周縁部の液晶封入口以外の部分が接着剤で接合さ
れ、液晶封入口から注入された液晶がこれら2枚のガラ
ス基板間に挟持された状態で液晶封入口が封止されてい
る。封止剤には、例えば、熱硬化型または紫外線硬化型
のアクリル系またはエポキシ系の接着剤が用いられる。
通常、以下のように構成されている。すなわち、それぞ
れ電極を有する一方側の面が所定の間隔(約5〜7μm
程度)を設けて相互にほぼ並行に対向した2枚のガラス
基板の周縁部の液晶封入口以外の部分が接着剤で接合さ
れ、液晶封入口から注入された液晶がこれら2枚のガラ
ス基板間に挟持された状態で液晶封入口が封止されてい
る。封止剤には、例えば、熱硬化型または紫外線硬化型
のアクリル系またはエポキシ系の接着剤が用いられる。
【0003】液晶表示素子の表示方式としては、例え
ば、TN(Twisted Nematic)型、ST
N(Super Twisted Nematic)
型、GH(Guest Host)型、ECB(Ele
ctrically Controlled Bire
fringence)型等があり、その他強誘電性液晶
等も用いられている。
ば、TN(Twisted Nematic)型、ST
N(Super Twisted Nematic)
型、GH(Guest Host)型、ECB(Ele
ctrically Controlled Bire
fringence)型等があり、その他強誘電性液晶
等も用いられている。
【0004】液晶表示素子のうちカラー表示用の液晶表
示素子は、2枚のガラス基板のうち1枚のガラス基板の
面上に3色の着色部からなるRGB(R:赤、G:緑、
B:青)着色層を有するカラーフィルタが形成されてい
る。
示素子は、2枚のガラス基板のうち1枚のガラス基板の
面上に3色の着色部からなるRGB(R:赤、G:緑、
B:青)着色層を有するカラーフィルタが形成されてい
る。
【0005】図3は、単純マトリクス駆動方式のカラー
型ドットマトリクス液晶表示素子の構成の概略を示す斜
視図である。縦方向(X方向)に帯状に形成されたX電
極31aとの間に着色層を有するX基板31と、横方向
(Y方向)に帯状に形成されたY電極32aを有するY
基板32とを、X電極31aのX方向とY電極32aの
Y方向とがほぼ直交するように対向させて、これらの電
極間に液晶組成物(図示せず)が挟持された構成となっ
ている。X基板31のX電極31aとY基板のY電極3
2aとには、それぞれ液晶表示素子駆動用IC33が接
続されている。
型ドットマトリクス液晶表示素子の構成の概略を示す斜
視図である。縦方向(X方向)に帯状に形成されたX電
極31aとの間に着色層を有するX基板31と、横方向
(Y方向)に帯状に形成されたY電極32aを有するY
基板32とを、X電極31aのX方向とY電極32aの
Y方向とがほぼ直交するように対向させて、これらの電
極間に液晶組成物(図示せず)が挟持された構成となっ
ている。X基板31のX電極31aとY基板のY電極3
2aとには、それぞれ液晶表示素子駆動用IC33が接
続されている。
【0006】図4は、アクティブマトリクス駆動方式の
カラー型アクティブマトリクス液晶表示素子の構成の概
略を示す説明図である。アクティブマトリクス駆動方式
のカラー型アクティブマトリクス液晶表示素子は、例え
ば、アモルファスシリコン(a−Si)を半導体層とし
た薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film T
ransistor)45、及びこの薄膜トランジスタ
45に接続された表示電極46、信号線電極47、ゲー
ト電極48が形成されたTFTアレイ基板44と、この
TFTアレイ基板44にほぼ並行に対向して配設され対
向電極49aを有する対向基板49とを備え、RGBカ
ラーフィルタが対向電極49aまたは表示電極46の部
分に形成され、TFTアレイ基板44と対向基板49と
の間に液晶組成物(図示せず)が挟持された構成となっ
ている。
カラー型アクティブマトリクス液晶表示素子の構成の概
略を示す説明図である。アクティブマトリクス駆動方式
のカラー型アクティブマトリクス液晶表示素子は、例え
ば、アモルファスシリコン(a−Si)を半導体層とし
た薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film T
ransistor)45、及びこの薄膜トランジスタ
45に接続された表示電極46、信号線電極47、ゲー
ト電極48が形成されたTFTアレイ基板44と、この
TFTアレイ基板44にほぼ並行に対向して配設され対
向電極49aを有する対向基板49とを備え、RGBカ
ラーフィルタが対向電極49aまたは表示電極46の部
分に形成され、TFTアレイ基板44と対向基板49と
の間に液晶組成物(図示せず)が挟持された構成となっ
ている。
【0007】図5は、液晶表示素子の液晶セル及びその
外部の構成を模式的に表した説明図である。図4の単純
マトリクス駆動方式、図5のアクティブマトリクス駆動
方式、いずれの方式の液晶表示素子も、第1の基板1の
対向面上に形成された配向膜のラビング方向と第2の基
板2の対向面上に形成された配向膜のラビング方向とが
90゜の角度をなすように対向させ、さらに、これら2
枚のガラス基板1、2の外側の面上にそれぞれ、一方向
に振動する光のみを通過させる偏光板を載置して光シャ
ッタとしている。偏光板は、通常、一方の偏光板の偏光
方向と他方の偏光板の偏光方向とが90゜の角度をなす
ようにそれぞれ載置され、図5の構成では偏光方向13
5゜の第1の偏光板3と偏光方向45゜の第2の偏光板
4とがそれぞれ第1の基板1の外側の面と第2の基板2
の外側の面とに載置されている。単純マトリクス駆動方
式、アクティブマトリクス駆動方式、いずれの方式の液
晶表示素子も、以上の構成によってカラー画像を表示し
得るようになっている。
外部の構成を模式的に表した説明図である。図4の単純
マトリクス駆動方式、図5のアクティブマトリクス駆動
方式、いずれの方式の液晶表示素子も、第1の基板1の
対向面上に形成された配向膜のラビング方向と第2の基
板2の対向面上に形成された配向膜のラビング方向とが
90゜の角度をなすように対向させ、さらに、これら2
枚のガラス基板1、2の外側の面上にそれぞれ、一方向
に振動する光のみを通過させる偏光板を載置して光シャ
ッタとしている。偏光板は、通常、一方の偏光板の偏光
方向と他方の偏光板の偏光方向とが90゜の角度をなす
ようにそれぞれ載置され、図5の構成では偏光方向13
5゜の第1の偏光板3と偏光方向45゜の第2の偏光板
4とがそれぞれ第1の基板1の外側の面と第2の基板2
の外側の面とに載置されている。単純マトリクス駆動方
式、アクティブマトリクス駆動方式、いずれの方式の液
晶表示素子も、以上の構成によってカラー画像を表示し
得るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の液晶表示素子には、暗所以外の場所で表示画面を見た
場合、液晶表示素子表面における光反射により表示画面
に、観察者の顔やその背景、周辺光源等が映ることによ
る視認性の低下、見栄えの劣化等の問題がある。特に、
カラーフィルタを用いたカラー型液晶表示素子において
は、多くの場合、基板上の画素部以外の部分に遮光のた
めに金属製ブラックマトリクスを用いており、この問題
点はさらに顕著なものとなる。
の液晶表示素子には、暗所以外の場所で表示画面を見た
場合、液晶表示素子表面における光反射により表示画面
に、観察者の顔やその背景、周辺光源等が映ることによ
る視認性の低下、見栄えの劣化等の問題がある。特に、
カラーフィルタを用いたカラー型液晶表示素子において
は、多くの場合、基板上の画素部以外の部分に遮光のた
めに金属製ブラックマトリクスを用いており、この問題
点はさらに顕著なものとなる。
【0009】この問題を解消するために、従来、表示画
面表面に反射防止ガラスや反射防止フィルムを載置す
る、または、観察側(フロント側)の偏光板に反射防止
処理もしくは反射低減処理を施したものを用いる、ブラ
ックマトリクスとして反射率の低い材料を用いる等の対
策が講じられてきた。
面表面に反射防止ガラスや反射防止フィルムを載置す
る、または、観察側(フロント側)の偏光板に反射防止
処理もしくは反射低減処理を施したものを用いる、ブラ
ックマトリクスとして反射率の低い材料を用いる等の対
策が講じられてきた。
【0010】しかし、反射防止ガラスや反射防止フィル
ムの載置、反射防止処理偏光板の使用、低反射ブラック
マトリクスの形成等の方法では、光の干渉による反射の
防止、低減のための処理として、ガラス、フィルム、偏
光板の表面に多層の無機酸化物の積層を行っており、積
層の際の層の厚さの制御は非常に困難であるため、非常
に高価なものとなってしまう。
ムの載置、反射防止処理偏光板の使用、低反射ブラック
マトリクスの形成等の方法では、光の干渉による反射の
防止、低減のための処理として、ガラス、フィルム、偏
光板の表面に多層の無機酸化物の積層を行っており、積
層の際の層の厚さの制御は非常に困難であるため、非常
に高価なものとなってしまう。
【0011】また、従来のSTN型液晶表示素子のうち
反射型のものには、位相遅れの効果を利用した位相差板
が用いられているものがあるが、その構成は、観察側か
ら液晶セルに入射した光が液晶セルの観察側でない側に
配置された反射板により反射された、観察側でない側か
らの反射光のみを想定し、液晶層による位相遅れを観察
側に配置された当該位相差板で軽減するという構成をと
っており、カラー型液晶表示素子の構成におけるカラー
フィルタ及び遮光層、あるいは観察側でない側に備えら
れたバックライトの存在は前提となっていない。したが
って、この構成はカラー型液晶表示素子には適用するこ
とができず、また、色付きや視野角の狭さといった問題
を有している。
反射型のものには、位相遅れの効果を利用した位相差板
が用いられているものがあるが、その構成は、観察側か
ら液晶セルに入射した光が液晶セルの観察側でない側に
配置された反射板により反射された、観察側でない側か
らの反射光のみを想定し、液晶層による位相遅れを観察
側に配置された当該位相差板で軽減するという構成をと
っており、カラー型液晶表示素子の構成におけるカラー
フィルタ及び遮光層、あるいは観察側でない側に備えら
れたバックライトの存在は前提となっていない。したが
って、この構成はカラー型液晶表示素子には適用するこ
とができず、また、色付きや視野角の狭さといった問題
を有している。
【0012】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、液晶表示素子の表示画面表面における
反射が非常に小さく、視認性の優れた高表示品質の液晶
表示素子を安価に提供することを目的とする。
で、その目的は、液晶表示素子の表示画面表面における
反射が非常に小さく、視認性の優れた高表示品質の液晶
表示素子を安価に提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶表示素
子によれば、液晶セルを構成する2枚の基板と、2枚の
基板のうち一方または双方の対向面上に配設された電極
と、2枚の基板のうち一方の基板の対向面上に形成され
た所定形状の遮光層と、2枚の基板の双方に、対向面上
の最上部層として形成された配向膜と、2枚の基板のそ
れぞれの対向面を対向させて、2枚の基板間に挟持され
封止された液晶組成物と、液晶セルの観察側である第1
の側に配置され、第1の偏光方向を有する第1の偏光板
と、第1の側の基板表面と第1の偏光板との間に挿入配
置され、所定波長の入射光に、所定波長の整数(0以
上)倍波長と所定波長の約4分の1波長との合計にほぼ
等しい位相遅れを生じさせた透過光を出射し、その光学
軸の方向が第1の偏光方向と約45゜の角度をなし、旋
光性を有しない第1の光学遅延異方素子とを備えたこと
を特徴とし、遮光層が基板対向面上に形成された液晶セ
ルの観察側に配置された第1の偏光方向を有する第1の
偏光板と液晶セルとの間に挿入配置され、所定波長の入
射光に所定の位相遅れを生じさせた透過光を出射し、そ
の光学軸の方向が第1の偏光方向と約45゜の角度をな
し、旋光性を有しない第1の光学遅延異方素子とを備え
たので、外部からの入射光に起因する反射光が大幅に低
減され、視認性の優れた高表示品質の液晶表示素子を安
価に提供することができる。
子によれば、液晶セルを構成する2枚の基板と、2枚の
基板のうち一方または双方の対向面上に配設された電極
と、2枚の基板のうち一方の基板の対向面上に形成され
た所定形状の遮光層と、2枚の基板の双方に、対向面上
の最上部層として形成された配向膜と、2枚の基板のそ
れぞれの対向面を対向させて、2枚の基板間に挟持され
封止された液晶組成物と、液晶セルの観察側である第1
の側に配置され、第1の偏光方向を有する第1の偏光板
と、第1の側の基板表面と第1の偏光板との間に挿入配
置され、所定波長の入射光に、所定波長の整数(0以
上)倍波長と所定波長の約4分の1波長との合計にほぼ
等しい位相遅れを生じさせた透過光を出射し、その光学
軸の方向が第1の偏光方向と約45゜の角度をなし、旋
光性を有しない第1の光学遅延異方素子とを備えたこと
を特徴とし、遮光層が基板対向面上に形成された液晶セ
ルの観察側に配置された第1の偏光方向を有する第1の
偏光板と液晶セルとの間に挿入配置され、所定波長の入
射光に所定の位相遅れを生じさせた透過光を出射し、そ
の光学軸の方向が第1の偏光方向と約45゜の角度をな
し、旋光性を有しない第1の光学遅延異方素子とを備え
たので、外部からの入射光に起因する反射光が大幅に低
減され、視認性の優れた高表示品質の液晶表示素子を安
価に提供することができる。
【0014】さらに、液晶セルの観察側でない側である
第2の側に配置され、第1の偏光方向と直交する第2の
偏光方向を有する第2の偏光板と、第2の側の基板表面
と第2の偏光板との間に挿入配置され、所定波長の入射
光に、所定波長の整数(0以上)倍波長と所定波長の約
4分の1波長との合計にほぼ等しい位相遅れを生じさせ
た透過光を出射し、その光学軸の方向が第2の偏光方向
と約45゜±3゜の角度をなし、旋光性を有しない第2
の光学遅延異方素子とを備えたものとしたので、外部か
らの入射光に起因する反射光が大幅に低減され、観察側
でない側からの照射光を正常に観察側に出射し、色付き
が無く、視野角範囲の広い視認性の優れた高表示品質の
液晶表示素子を安価に提供することができる。
第2の側に配置され、第1の偏光方向と直交する第2の
偏光方向を有する第2の偏光板と、第2の側の基板表面
と第2の偏光板との間に挿入配置され、所定波長の入射
光に、所定波長の整数(0以上)倍波長と所定波長の約
4分の1波長との合計にほぼ等しい位相遅れを生じさせ
た透過光を出射し、その光学軸の方向が第2の偏光方向
と約45゜±3゜の角度をなし、旋光性を有しない第2
の光学遅延異方素子とを備えたものとしたので、外部か
らの入射光に起因する反射光が大幅に低減され、観察側
でない側からの照射光を正常に観察側に出射し、色付き
が無く、視野角範囲の広い視認性の優れた高表示品質の
液晶表示素子を安価に提供することができる。
【0015】所定波長は、可視光のほぼ中心波長である
ものとしたので、外部からの入射光に起因する反射光を
効果的に低減することができる。
ものとしたので、外部からの入射光に起因する反射光を
効果的に低減することができる。
【0016】中心波長は約550(nm)であるである
ものとしたので、外部からの入射光に起因する反射光を
効果的に低減することができる。
ものとしたので、外部からの入射光に起因する反射光を
効果的に低減することができる。
【0017】液晶セルを構成する2枚の基板と、2枚の
基板のうち一方または双方の対向面上に配設された電極
と、2枚の基板のうち一方の基板の対向面上に形成され
た所定形状の遮光層と、2枚の基板の双方に、対向面上
の最上部層として形成された配向膜と、2枚の基板のそ
れぞれの対向面を対向させて、2枚の基板間に挟持され
封止された液晶組成物と、液晶セルの観察側である第1
の側に配置され、第1の偏光方向を有する第1の偏光板
と、第1の側の基板表面と第1の偏光板との間に挿入配
置され、リタデーション値が(550N+137)±2
0(nm)(Nは0以上の整数)であり、その光学軸の
方向が第1の偏光方向と45゜±3゜の角度をなし、旋
光性を有しない第1の光学遅延異方素子とを備えたこと
を特徴とし、遮光層が基板対向面上に形成された液晶セ
ルの観察側に配置された第1の偏光方向を有する第1の
偏光板と液晶セルとの間に挿入配置され、リタデーショ
ン値が(550N+137)±20(nm)(Nは0以
上の整数)であり、その光学軸の方向が第1の偏光方向
と45゜±3゜の角度をなし、旋光性を有しない第1の
光学遅延異方素子とを備えたので、外部からの入射光に
起因する反射光が大幅に低減され、視認性の優れた高表
示品質の液晶表示素子を安価に提供することができる。
基板のうち一方または双方の対向面上に配設された電極
と、2枚の基板のうち一方の基板の対向面上に形成され
た所定形状の遮光層と、2枚の基板の双方に、対向面上
の最上部層として形成された配向膜と、2枚の基板のそ
れぞれの対向面を対向させて、2枚の基板間に挟持され
封止された液晶組成物と、液晶セルの観察側である第1
の側に配置され、第1の偏光方向を有する第1の偏光板
と、第1の側の基板表面と第1の偏光板との間に挿入配
置され、リタデーション値が(550N+137)±2
0(nm)(Nは0以上の整数)であり、その光学軸の
方向が第1の偏光方向と45゜±3゜の角度をなし、旋
光性を有しない第1の光学遅延異方素子とを備えたこと
を特徴とし、遮光層が基板対向面上に形成された液晶セ
ルの観察側に配置された第1の偏光方向を有する第1の
偏光板と液晶セルとの間に挿入配置され、リタデーショ
ン値が(550N+137)±20(nm)(Nは0以
上の整数)であり、その光学軸の方向が第1の偏光方向
と45゜±3゜の角度をなし、旋光性を有しない第1の
光学遅延異方素子とを備えたので、外部からの入射光に
起因する反射光が大幅に低減され、視認性の優れた高表
示品質の液晶表示素子を安価に提供することができる。
【0018】さらに、液晶セルの観察側でない側である
第2の側に配置され、第1の偏光方向と直交する第2の
偏光方向を有する第2の偏光板と、第2の側の基板表面
と第2の偏光板との間に挿入配置され、リタデーション
値が(550N+137)±20(nm)(Nは0以上
の整数)であり、その光学軸の方向が第2の偏光方向と
45゜±3゜の角度をなし、旋光性を有しない第2の光
学遅延異方素子とを備えたものとしたので、外部からの
入射光に起因する反射光が大幅に低減され、観察側でな
い側からの照射光を正常に観察側に出射し、色付きが無
く、視野角範囲の広い視認性の優れた高表示品質の液晶
表示素子を安価に提供することができる。
第2の側に配置され、第1の偏光方向と直交する第2の
偏光方向を有する第2の偏光板と、第2の側の基板表面
と第2の偏光板との間に挿入配置され、リタデーション
値が(550N+137)±20(nm)(Nは0以上
の整数)であり、その光学軸の方向が第2の偏光方向と
45゜±3゜の角度をなし、旋光性を有しない第2の光
学遅延異方素子とを備えたものとしたので、外部からの
入射光に起因する反射光が大幅に低減され、観察側でな
い側からの照射光を正常に観察側に出射し、色付きが無
く、視野角範囲の広い視認性の優れた高表示品質の液晶
表示素子を安価に提供することができる。
【0019】液晶セルの観察側でない側に背面照明をさ
らに備えたものとするとよい。
らに備えたものとするとよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る液晶表示素子
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0021】図1は、本発明に係る液晶表示素子の第1
の実施の形態における液晶セル及びその外部の構成を模
式的に表した説明図である。ここでは、第1の偏光板3
側を観察側、すなわち、第1の基板1を観察側基板とす
る。第1の基板1の対向面上に形成された配向膜のラビ
ング方向と第2の基板2の対向面上に形成された配向膜
のラビング方向とのなす角度が90゜となるように、第
1の基板1と第2の基板2とが対向され、第1の基板の
外側には偏光方向135゜の第1の偏光板3が、第2の
基板の外側には偏光方向45゜の第2の偏光板4がそれ
ぞれ配置されている。さらに、本発明に係る液晶表示素
子においては、観察側の第1の基板1と第1の偏光板3
との間に、第1の光学遅延異方素子(リタデーション)
フィルム5が、その光学軸の方向が第1の偏光板の偏光
方向と約45゜の角度をなすように挿入配置されてお
り、これらが互いに重ね合わせられた構造となってい
る。
の実施の形態における液晶セル及びその外部の構成を模
式的に表した説明図である。ここでは、第1の偏光板3
側を観察側、すなわち、第1の基板1を観察側基板とす
る。第1の基板1の対向面上に形成された配向膜のラビ
ング方向と第2の基板2の対向面上に形成された配向膜
のラビング方向とのなす角度が90゜となるように、第
1の基板1と第2の基板2とが対向され、第1の基板の
外側には偏光方向135゜の第1の偏光板3が、第2の
基板の外側には偏光方向45゜の第2の偏光板4がそれ
ぞれ配置されている。さらに、本発明に係る液晶表示素
子においては、観察側の第1の基板1と第1の偏光板3
との間に、第1の光学遅延異方素子(リタデーション)
フィルム5が、その光学軸の方向が第1の偏光板の偏光
方向と約45゜の角度をなすように挿入配置されてお
り、これらが互いに重ね合わせられた構造となってい
る。
【0022】ここで用いる光学遅延異方素子とは、リタ
デーション値が(550N+137)±20(nm)
(Nは0以上の整数)である旋光性のない素子であり、
フィルム状のものである。リタデーション値とは、基準
値と比較して遅れた分の位相差の値のことをいい、通
常、位相遅れと呼称される値である。すなわち、この光
学遅延異方素子フィルムを透過した光は、その位相に
(550N+137)±20(nm)の位相遅れを生ず
ることになる。
デーション値が(550N+137)±20(nm)
(Nは0以上の整数)である旋光性のない素子であり、
フィルム状のものである。リタデーション値とは、基準
値と比較して遅れた分の位相差の値のことをいい、通
常、位相遅れと呼称される値である。すなわち、この光
学遅延異方素子フィルムを透過した光は、その位相に
(550N+137)±20(nm)の位相遅れを生ず
ることになる。
【0023】このリタデーション値は、次のような根拠
に基づき設定された。すなわち、観察側の第1の偏光板
3を透過する光は外部からの可視光であるが、可視光の
中心波長であって最もエネルギーの大きい波長帯域の光
(以下、「中心波長光」という。)の波長が約550
(nm)であり、137(nm)は550の1/4の値
である。なお、±20(nm)は、位相遅れの値のばら
つきを示している。第1の光学遅延異方素子フィルム5
のリタデーション値を(550N+137)±20(n
m)に設定することにより、以下のように、第1の基板
1表面における光の反射が防止される。観察側に配置さ
れた第1の偏光板3を透過した中心波長光は第1の所定
の偏光方向の直線偏光となって第1の光学遅延異方素子
フィルム5に入射する。第1の光学遅延異方素子フィル
ム5からの透過光は、第1の光学遅延異方素子フィルム
5の光学遅延効果により楕円偏光として出射され、液晶
セルを構成する第1の基板1表面で反射され、または、
第1の基板1を透過して液晶セル内のブラックマトリク
ス表面で反射される。これらの反射光は楕円偏光のまま
反射され、第1の光学遅延異方素子フィルム5の第1の
基板1側の面に楕円偏光として入射する。第1の光学遅
延異方素子フィルム5を透過した透過光は、第1の光学
遅延異方素子フィルム5の光学遅延効果により、最初に
第1の偏光板3を透過した直線偏光の第1の所定の偏光
方向と直交する偏光方向の直線偏光となり、第1の偏光
板3を観察側へ透過することができない。したがって、
観察側から見たときの中心波長光の反射光は理論上、0
となる。
に基づき設定された。すなわち、観察側の第1の偏光板
3を透過する光は外部からの可視光であるが、可視光の
中心波長であって最もエネルギーの大きい波長帯域の光
(以下、「中心波長光」という。)の波長が約550
(nm)であり、137(nm)は550の1/4の値
である。なお、±20(nm)は、位相遅れの値のばら
つきを示している。第1の光学遅延異方素子フィルム5
のリタデーション値を(550N+137)±20(n
m)に設定することにより、以下のように、第1の基板
1表面における光の反射が防止される。観察側に配置さ
れた第1の偏光板3を透過した中心波長光は第1の所定
の偏光方向の直線偏光となって第1の光学遅延異方素子
フィルム5に入射する。第1の光学遅延異方素子フィル
ム5からの透過光は、第1の光学遅延異方素子フィルム
5の光学遅延効果により楕円偏光として出射され、液晶
セルを構成する第1の基板1表面で反射され、または、
第1の基板1を透過して液晶セル内のブラックマトリク
ス表面で反射される。これらの反射光は楕円偏光のまま
反射され、第1の光学遅延異方素子フィルム5の第1の
基板1側の面に楕円偏光として入射する。第1の光学遅
延異方素子フィルム5を透過した透過光は、第1の光学
遅延異方素子フィルム5の光学遅延効果により、最初に
第1の偏光板3を透過した直線偏光の第1の所定の偏光
方向と直交する偏光方向の直線偏光となり、第1の偏光
板3を観察側へ透過することができない。したがって、
観察側から見たときの中心波長光の反射光は理論上、0
となる。
【0024】図2は、本発明に係る液晶表示素子の第2
の実施の形態における液晶セル及びその外部の構成を模
式的に表した説明図である。第2の実施の形態の構成
は、第1の実施の形態の構成における第2の基板2と第
2の偏光板4との間に、第1の光学遅延異方素子フィル
ム5と同様の第2の光学遅延異方素子フィルム6が挿入
配置され、これらが互いに重ね合わせられた構造となっ
ている。
の実施の形態における液晶セル及びその外部の構成を模
式的に表した説明図である。第2の実施の形態の構成
は、第1の実施の形態の構成における第2の基板2と第
2の偏光板4との間に、第1の光学遅延異方素子フィル
ム5と同様の第2の光学遅延異方素子フィルム6が挿入
配置され、これらが互いに重ね合わせられた構造となっ
ている。
【0025】液晶表示素子のうち、フルカラーの画像表
示に用いられるカラー型液晶表示素子は、現在のとこ
ろ、その多くがバックライトにより観察側でない側から
光を照射して画像を表示させる透過型液晶ディスプレイ
である。したがって、カラー型液晶表示素子において、
色付き等のない光表示品質を得るためには、バックライ
トから照射される光が、観察側に正常に射出されなけれ
ばならない。
示に用いられるカラー型液晶表示素子は、現在のとこ
ろ、その多くがバックライトにより観察側でない側から
光を照射して画像を表示させる透過型液晶ディスプレイ
である。したがって、カラー型液晶表示素子において、
色付き等のない光表示品質を得るためには、バックライ
トから照射される光が、観察側に正常に射出されなけれ
ばならない。
【0026】第1の実施の形態のように観察側に1枚だ
け光学遅延異方素子フィルムを用いた構成をバックライ
トを備えた液晶表示素子に適用すると、第1の光学遅延
異方素子フィルム5の光学遅延効果によって、観察側で
ない側からのバックライトの光に色付きが発生したり、
視野角範囲が狭くなる場合がある。
け光学遅延異方素子フィルムを用いた構成をバックライ
トを備えた液晶表示素子に適用すると、第1の光学遅延
異方素子フィルム5の光学遅延効果によって、観察側で
ない側からのバックライトの光に色付きが発生したり、
視野角範囲が狭くなる場合がある。
【0027】第2の実施の形態の構成においては、観察
側から入射した外部からの光の反射は第1の実施の形態
の構成と同様に防止される。
側から入射した外部からの光の反射は第1の実施の形態
の構成と同様に防止される。
【0028】観察側でない側からのバックライトの光
は、次のように観察側へ射出される。バックライトから
照射された光が第2の偏光板4を透過すると第2の所定
の偏光方向の直線偏光となる。第2の所定の偏光方向
は、上述の第1の偏光方向とは互いに直交する方向であ
る。この第2の所定の偏光方向の直線偏光が、第2の光
学遅延異方素子フィルム6を透過すると楕円偏光とな
り、液晶セル、すなわち、第2の基板2及び第1の基板
1を透過し、さらに第1の光学遅延異方素子フィルム5
を透過すると、上述の第1の所定の偏光方向と同一の偏
光方向の直線偏光となる。この直線偏光はそのまま第1
の偏光板3を透過することができ、バックライトからの
照射光は直線偏光として観察側に正常に射出される。
は、次のように観察側へ射出される。バックライトから
照射された光が第2の偏光板4を透過すると第2の所定
の偏光方向の直線偏光となる。第2の所定の偏光方向
は、上述の第1の偏光方向とは互いに直交する方向であ
る。この第2の所定の偏光方向の直線偏光が、第2の光
学遅延異方素子フィルム6を透過すると楕円偏光とな
り、液晶セル、すなわち、第2の基板2及び第1の基板
1を透過し、さらに第1の光学遅延異方素子フィルム5
を透過すると、上述の第1の所定の偏光方向と同一の偏
光方向の直線偏光となる。この直線偏光はそのまま第1
の偏光板3を透過することができ、バックライトからの
照射光は直線偏光として観察側に正常に射出される。
【0029】したがって、第2の実施の形態の構成によ
れば、外部からの光の反射を防止し、第1及び第2の光
学遅延異方素子フィルム5、6を備えたことにより、バ
ックライトからの光に色付きが発生することもなく、視
野角も改善される。
れば、外部からの光の反射を防止し、第1及び第2の光
学遅延異方素子フィルム5、6を備えたことにより、バ
ックライトからの光に色付きが発生することもなく、視
野角も改善される。
【0030】以下、本発明に係る液晶表示素子の第1の
実施の形態の構成をカラー型アクティブマトリクス液晶
表示素子に適用した具体例について説明する。
実施の形態の構成をカラー型アクティブマトリクス液晶
表示素子に適用した具体例について説明する。
【0031】アクティブマトリクス基板の製造工程は、
通常の製造工程と同様である。すなわち、成膜とパター
ニングを繰り返すことにより、薄膜トランジスタ(TF
T)、電極配線、画素が形成された、縦横100画素合
計10000画素を有するTFTアレイ基板(アクティ
ブマトリクス基板となる基板)が得られ、このTFTア
レイ基板上全面に配向膜材料を塗布し、ラビング処理を
行って配向膜を形成する。
通常の製造工程と同様である。すなわち、成膜とパター
ニングを繰り返すことにより、薄膜トランジスタ(TF
T)、電極配線、画素が形成された、縦横100画素合
計10000画素を有するTFTアレイ基板(アクティ
ブマトリクス基板となる基板)が得られ、このTFTア
レイ基板上全面に配向膜材料を塗布し、ラビング処理を
行って配向膜を形成する。
【0032】一方、対向基板上には、クロム(Cr)を
基板上全面に約1500オングストロームスパッタ法に
より形成し、フォトリソグラフィ・プロセスによりブラ
ックマトリクスの形状のパターニングを行う。次いで、
電着法または着色樹脂の塗布等により赤色着色層、緑色
着色層、青色着色層を形成し、約230℃程度の温度で
約1時間焼成する。さらに、着色層を形成した基板上全
面にアクリル系オーバーコート材料を形成し、透明電極
としてITO膜を全面に形成し、ITO膜上全面には、
配向膜材料を塗布し、ラビング処理を行って配向膜を形
成する。さらに、対向基板の周縁部に基板貼り合わせの
ための接着剤を、液晶材料注入口となる部分を除き印刷
する。
基板上全面に約1500オングストロームスパッタ法に
より形成し、フォトリソグラフィ・プロセスによりブラ
ックマトリクスの形状のパターニングを行う。次いで、
電着法または着色樹脂の塗布等により赤色着色層、緑色
着色層、青色着色層を形成し、約230℃程度の温度で
約1時間焼成する。さらに、着色層を形成した基板上全
面にアクリル系オーバーコート材料を形成し、透明電極
としてITO膜を全面に形成し、ITO膜上全面には、
配向膜材料を塗布し、ラビング処理を行って配向膜を形
成する。さらに、対向基板の周縁部に基板貼り合わせの
ための接着剤を、液晶材料注入口となる部分を除き印刷
する。
【0033】この対向基板上に間隙剤として粒径6μm
のミクロパール(積水ファインケミカル社製)を散布
し、次いで、アクティブマトリクス基板上の配向膜のラ
ビング方向と、対向基板上の配向膜のラビング方向との
なす角度が90度となるように、アクティブマトリクス
基板と対向基板とを対向させ、加熱して接着剤を硬化さ
せることにより、アクティブマトリクス基板と対向基板
とを貼り合わせる。
のミクロパール(積水ファインケミカル社製)を散布
し、次いで、アクティブマトリクス基板上の配向膜のラ
ビング方向と、対向基板上の配向膜のラビング方向との
なす角度が90度となるように、アクティブマトリクス
基板と対向基板とを対向させ、加熱して接着剤を硬化さ
せることにより、アクティブマトリクス基板と対向基板
とを貼り合わせる。
【0034】最後に、通常の方法により液晶材料を注入
する。ここでは液晶材料は、ZLI−1565(E.メ
ルク社製)に液晶組成物としてネマティック液晶である
S811を0.1wt%添加したものを用い、液晶材料
注入後、液晶注入口を紫外線硬化樹脂で封止して、カラ
ー型アクティブマトリクス液晶セルが得られる。
する。ここでは液晶材料は、ZLI−1565(E.メ
ルク社製)に液晶組成物としてネマティック液晶である
S811を0.1wt%添加したものを用い、液晶材料
注入後、液晶注入口を紫外線硬化樹脂で封止して、カラ
ー型アクティブマトリクス液晶セルが得られる。
【0035】このカラー型アクティブマトリクス液晶セ
ルの観察側には、第1の光学遅延異方素子フィルム3と
して、リタデーション値が137(nm)の複屈折を有
するホモジニアス配向高分子液晶フィルムを、その光軸
が第1の基板1のラビング方向に対して45゜の角度を
なすように、第1の基板1の基準端辺に対して90゜の
角度をなすように配置し、さらにその上に第1の偏光板
3を、その偏光方向がホモジニアス配向高分子液晶フィ
ルムの光軸に対して45゜の角度をなすように、第1の
基板1の基準端辺に対して135゜の角度をなすように
配置する。観察側でない側には、その光軸方向が第1の
基板1の基準端辺に対して45゜の角度をなすように配
置する。
ルの観察側には、第1の光学遅延異方素子フィルム3と
して、リタデーション値が137(nm)の複屈折を有
するホモジニアス配向高分子液晶フィルムを、その光軸
が第1の基板1のラビング方向に対して45゜の角度を
なすように、第1の基板1の基準端辺に対して90゜の
角度をなすように配置し、さらにその上に第1の偏光板
3を、その偏光方向がホモジニアス配向高分子液晶フィ
ルムの光軸に対して45゜の角度をなすように、第1の
基板1の基準端辺に対して135゜の角度をなすように
配置する。観察側でない側には、その光軸方向が第1の
基板1の基準端辺に対して45゜の角度をなすように配
置する。
【0036】以上のように作製したカラー型アクティブ
マトリクス液晶表示素子は、明るい場所でも表示画面表
面における反射光が非常に少なく、視認性の優れた見栄
えの良い液晶表示素子であることが確認された。
マトリクス液晶表示素子は、明るい場所でも表示画面表
面における反射光が非常に少なく、視認性の優れた見栄
えの良い液晶表示素子であることが確認された。
【0037】次に、本発明に係る液晶表示素子の第1の
実施の形態の構成をカラー型アクティブマトリクス液晶
表示素子に適用した具体例について説明する。上述の第
1の実施の形態の適用例の構成に加えて、さらに、観察
側でない側の第2の基板2と第2の偏光板4との間に、
第2の光学遅延異方素子フィルム6として、リタデーシ
ョン値が137(nm)の複屈折を有するホモジニアス
配向高分子液晶フィルムを、その光軸が第2の基板2の
ラビング方向に対して45゜の角度をなすように、第1
の基板1の基準端辺に対して90゜の角度をなすように
挿入配置した。このカラー型アクティブマトリクス液晶
表示素子には、第1の実施の形態の適用例と同様に反射
光が少ないだけではなく、色付きもなく、視野角範囲も
広い非常に優れた表示品質が得られた。
実施の形態の構成をカラー型アクティブマトリクス液晶
表示素子に適用した具体例について説明する。上述の第
1の実施の形態の適用例の構成に加えて、さらに、観察
側でない側の第2の基板2と第2の偏光板4との間に、
第2の光学遅延異方素子フィルム6として、リタデーシ
ョン値が137(nm)の複屈折を有するホモジニアス
配向高分子液晶フィルムを、その光軸が第2の基板2の
ラビング方向に対して45゜の角度をなすように、第1
の基板1の基準端辺に対して90゜の角度をなすように
挿入配置した。このカラー型アクティブマトリクス液晶
表示素子には、第1の実施の形態の適用例と同様に反射
光が少ないだけではなく、色付きもなく、視野角範囲も
広い非常に優れた表示品質が得られた。
【0038】以上の説明において示した各部における角
度は、多少の誤差があっても良く、±3゜程度の範囲内
であればよい。
度は、多少の誤差があっても良く、±3゜程度の範囲内
であればよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る液晶
表示素子によれば、遮光層が基板対向面上に形成された
液晶セルの観察側である第1の側に配置された第1の偏
光方向を有する第1の偏光板と液晶セルとの間に挿入配
置され、所定波長の入射光に所定の位相遅れを生じさせ
た透過光を出射し、その光学軸の方向が第1の偏光方向
と約45゜の角度をなし、旋光性を有しない第1の光学
遅延異方素子とを備えたので、外部からの入射光に起因
する反射光が大幅に低減され、視認性の優れた高表示品
質の液晶表示素子を安価に提供することができる。
表示素子によれば、遮光層が基板対向面上に形成された
液晶セルの観察側である第1の側に配置された第1の偏
光方向を有する第1の偏光板と液晶セルとの間に挿入配
置され、所定波長の入射光に所定の位相遅れを生じさせ
た透過光を出射し、その光学軸の方向が第1の偏光方向
と約45゜の角度をなし、旋光性を有しない第1の光学
遅延異方素子とを備えたので、外部からの入射光に起因
する反射光が大幅に低減され、視認性の優れた高表示品
質の液晶表示素子を安価に提供することができる。
【0040】さらに、液晶セルの観察側でない側である
第2の側に配置され、第1の偏光方向と直交する第2の
偏光方向を有する第2の偏光板と、第2の側の基板表面
と第2の偏光板との間に挿入配置され、所定波長の入射
光に、所定波長の整数(0以上)倍波長と所定波長の約
4分の1波長との合計にほぼ等しい位相遅れを生じさせ
た透過光を出射し、その光学軸の方向が第2の偏光方向
と約45゜の角度をなし、旋光性を有しない第2の光学
遅延異方素子とを備えたものとしたので、外部からの入
射光に起因する反射光が大幅に低減され、観察側でない
側からの照射光を正常に観察側に出射し、色付きが無
く、視野角範囲の広い視認性の優れた高表示品質の液晶
表示素子を安価に提供することができる。
第2の側に配置され、第1の偏光方向と直交する第2の
偏光方向を有する第2の偏光板と、第2の側の基板表面
と第2の偏光板との間に挿入配置され、所定波長の入射
光に、所定波長の整数(0以上)倍波長と所定波長の約
4分の1波長との合計にほぼ等しい位相遅れを生じさせ
た透過光を出射し、その光学軸の方向が第2の偏光方向
と約45゜の角度をなし、旋光性を有しない第2の光学
遅延異方素子とを備えたものとしたので、外部からの入
射光に起因する反射光が大幅に低減され、観察側でない
側からの照射光を正常に観察側に出射し、色付きが無
く、視野角範囲の広い視認性の優れた高表示品質の液晶
表示素子を安価に提供することができる。
【0041】所定波長は、可視光のほぼ中心波長である
ものとしたので、外部からの入射光に起因する反射光を
効果的に低減することができる。
ものとしたので、外部からの入射光に起因する反射光を
効果的に低減することができる。
【0042】中心波長は約550(nm)であるである
ものとしたので、外部からの入射光に起因する反射光を
効果的に低減することができる。
ものとしたので、外部からの入射光に起因する反射光を
効果的に低減することができる。
【0043】遮光層が基板対向面上に形成された液晶セ
ルの観察側である第1の側に配置された第1の偏光方向
を有する第1の偏光板と液晶セルとの間に挿入配置さ
れ、リタデーション値が(550N+137)±20
(nm)(Nは0以上の整数)であり、その光学軸の方
向が第1の偏光方向と45゜±3゜の角度をなし、旋光
性を有しない第1の光学遅延異方素子とを備えたので、
外部からの入射光に起因する反射光が大幅に低減され、
視認性の優れた高表示品質の液晶表示素子を安価に提供
することができる。
ルの観察側である第1の側に配置された第1の偏光方向
を有する第1の偏光板と液晶セルとの間に挿入配置さ
れ、リタデーション値が(550N+137)±20
(nm)(Nは0以上の整数)であり、その光学軸の方
向が第1の偏光方向と45゜±3゜の角度をなし、旋光
性を有しない第1の光学遅延異方素子とを備えたので、
外部からの入射光に起因する反射光が大幅に低減され、
視認性の優れた高表示品質の液晶表示素子を安価に提供
することができる。
【0044】さらに、液晶セルの観察側でない側である
第2の側に配置され、第1の偏光方向と直交する第2の
偏光方向を有する第2の偏光板と、第2の側の基板表面
と第2の偏光板との間に挿入配置され、リタデーション
値が(550N+137)±20(nm)(Nは0以上
の整数)であり、その光学軸の方向が第2の偏光方向と
45゜±3゜の角度をなし、旋光性を有しない第2の光
学遅延異方素子とを備えたものとしたので、外部からの
入射光に起因する反射光が大幅に低減され、観察側でな
い側からの照射光を正常に観察側に出射し、色付きが無
く、視野角範囲の広い視認性の優れた高表示品質の液晶
表示素子を安価に提供することができる。
第2の側に配置され、第1の偏光方向と直交する第2の
偏光方向を有する第2の偏光板と、第2の側の基板表面
と第2の偏光板との間に挿入配置され、リタデーション
値が(550N+137)±20(nm)(Nは0以上
の整数)であり、その光学軸の方向が第2の偏光方向と
45゜±3゜の角度をなし、旋光性を有しない第2の光
学遅延異方素子とを備えたものとしたので、外部からの
入射光に起因する反射光が大幅に低減され、観察側でな
い側からの照射光を正常に観察側に出射し、色付きが無
く、視野角範囲の広い視認性の優れた高表示品質の液晶
表示素子を安価に提供することができる。
【図1】本発明に係る液晶表示素子の第1の実施の形態
における液晶セル及びその外部の構成を模式的に表した
説明図。
における液晶セル及びその外部の構成を模式的に表した
説明図。
【図2】本発明に係る液晶表示素子の第2の実施の形態
における液晶セル及びその外部の構成を模式的に表した
説明図。
における液晶セル及びその外部の構成を模式的に表した
説明図。
【図3】単純マトリクス駆動方式のカラー型ドットマト
リクス液晶表示素子の構成の概略を示す斜視図。
リクス液晶表示素子の構成の概略を示す斜視図。
【図4】アクティブマトリクス駆動方式のカラー型アク
ティブマトリクス液晶表示素子の構成の概略を示す説明
図。
ティブマトリクス液晶表示素子の構成の概略を示す説明
図。
【図5】従来の液晶表示素子における液晶セル及びその
外部の構成を模式的に表した説明図。
外部の構成を模式的に表した説明図。
1 第1の基板 2 第2の基板 3 第1の偏光板 4 第2の偏光板 5 第1の光学遅延異方素子フィルム 6 第2の光学遅延異方素子フィルム 31 X基板 31a X電極 32 Y基板 32a Y電極 33 駆動IC 44 TFTアレイ基板 45 能動素子(薄膜トランジスタ) 46 表示電極 47 信号線電極 48 ゲート電極 49 対向基板 49a 対向電極
Claims (7)
- 【請求項1】液晶セルを構成する2枚の基板と、 前記2枚の基板のうち一方または双方の対向面上に配設
された電極と、 前記2枚の基板のうち一方の基板の対向面上に形成され
た所定形状の遮光層と、 前記2枚の基板の双方に、対向面上の最上部層として形
成された配向膜と、 前記2枚の基板のそれぞれの対向面を対向させて、前記
2枚の基板間に挟持され封止された液晶組成物と、 前記液晶セルの観察側である第1の側に配置され、第1
の偏光方向を有する第1の偏光板と、 前記第1の側の基板表面と前記第1の偏光板との間に挿
入配置され、所定波長の入射光に、前記所定波長の整数
(0以上)倍波長と前記所定波長の約4分の1波長との
合計にほぼ等しい位相遅れを生じさせた透過光を出射
し、その光学軸の方向が前記第1の偏光方向と約45゜
の角度をなし、旋光性を有しない第1の光学遅延異方素
子とを備えたことを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項2】請求項1に記載の液晶表示素子において、
さらに、 前記液晶セルの観察側でない側である第2の側に配置さ
れ、前記第1の偏光方向と直交する第2の偏光方向を有
する第2の偏光板と、 前記第2の側の基板表面と前記第2の偏光板との間に挿
入配置され、所定波長の入射光に、前記所定波長の整数
(0以上)倍波長と前記所定波長の約4分の1波長との
合計にほぼ等しい位相遅れを生じさせた透過光を出射
し、その光学軸の方向が前記第2の偏光方向と約45゜
の角度をなし、旋光性を有しない第2の光学遅延異方素
子とを備えたことを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項3】請求項1または2のいずれかに記載の液晶
表示素子において、前記所定波長は、可視光のほぼ中心
波長であることを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項4】請求項3に記載の液晶表示素子において、
前記中心波長は約550(nm)であることを特徴とす
る液晶表示素子。 - 【請求項5】液晶セルを構成する2枚の基板と、 前記2枚の基板のうち一方または双方の対向面上に配設
された電極と、 前記2枚の基板のうち一方の基板の対向面上に形成され
た所定形状の遮光層と、 前記2枚の基板の双方に、対向面上の最上部層として形
成された配向膜と、 前記2枚の基板のそれぞれの対向面を対向させて、前記
2枚の基板間に挟持され封止された液晶組成物と、 前記液晶セルの観察側である第1の側に配置され、第1
の偏光方向を有する第1の偏光板と、 前記第1の側の基板表面と前記第1の偏光板との間に挿
入配置され、リタデーション値が(550N+137)
±20(nm)(Nは0以上の整数)であり、その光学
軸の方向が前記第1の偏光方向と45゜±3゜の角度を
なし、旋光性を有しない第1の光学遅延異方素子とを備
えたことを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項6】請求項5に記載の液晶表示素子において、
さらに、 前記液晶セルの観察側でない側である第2の側に配置さ
れ、前記第1の偏光方向と直交する第2の偏光方向を有
する第2の偏光板と、 前記第2の側の基板表面と前記第2の偏光板との間に挿
入配置され、リタデーション値が(550N+137)
±20(nm)(Nは0以上の整数)であり、その光学
軸の方向が前記第2の偏光方向と45゜±3゜の角度を
なし、旋光性を有しない第2の光学遅延異方素子とを備
えたことを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載の液晶
表示素子において、前記第2の側に背面照明をさらに備
えたことを特徴とする液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7259924A JPH09101514A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 液晶表示素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7259924A JPH09101514A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 液晶表示素子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09101514A true JPH09101514A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17340826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7259924A Pending JPH09101514A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 液晶表示素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09101514A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001318371A (ja) * | 2000-05-08 | 2001-11-16 | Toshiba Corp | 液晶表示装置 |
| US7746426B2 (en) | 2006-10-18 | 2010-06-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display comprising a wide view polarizer |
| WO2023093433A1 (zh) * | 2021-11-26 | 2023-06-01 | 北京有竹居网络技术有限公司 | 彩膜基板、显示面板和显示装置 |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP7259924A patent/JPH09101514A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001318371A (ja) * | 2000-05-08 | 2001-11-16 | Toshiba Corp | 液晶表示装置 |
| US7746426B2 (en) | 2006-10-18 | 2010-06-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display comprising a wide view polarizer |
| WO2023093433A1 (zh) * | 2021-11-26 | 2023-06-01 | 北京有竹居网络技术有限公司 | 彩膜基板、显示面板和显示装置 |
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