JPH09101517A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH09101517A JPH09101517A JP8195994A JP19599496A JPH09101517A JP H09101517 A JPH09101517 A JP H09101517A JP 8195994 A JP8195994 A JP 8195994A JP 19599496 A JP19599496 A JP 19599496A JP H09101517 A JPH09101517 A JP H09101517A
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Abstract
の変化のない液晶表示装置を提供する。 【解決手段】液晶分子を両基板間において100°〜3
00°のツイスト角でツイスト配列させたSTN液晶セ
ルと、該液晶セルの両側に配置された1対の偏光板と、
フィルム光学位相差板を液晶セルと偏光板の間の少なく
とも片側に1枚又は複数枚配置したフィルム補償型ST
N液晶表示装置において、フィルム光学位相差板が側鎖
型高分子液晶を他の高分子のフィルム中に分散させてな
るフィルムであることを特徴とする液晶表示装置。フィ
ルム光学位相差板のリタデーションの温度変化率が、液
晶セルのそれ以下であり、かつ高温で小さくなる。
Description
た液晶表示装置に関し、さらに詳しくはSTN液晶表示
装置の色補償板として好適なフィルム光学位相板を用い
た液晶表示装置に関する。
コンピューター、ワードプロセッサー、データ端末等の
表示装置として液晶表示装置が多く採用されている。こ
れらの多くは大容量表示を行うためコントラスト低下や
視角特性が狭くなるのを防ぐため、スーパーツイストネ
マチック(以下、STNということがある。)モードを
主に使用している。しかし、STNは複屈折効果を利用
するため着色表示となってしまう欠点があった。
黒表示を行わせる高分子フイルム補償型液晶表示素子が
開発された。補償用の高分子フィルムは特定の高分子成
分を含み、延伸、配向を行うことにより、屈折率の異方
性が生じるようにされたものである。
位相板の高分子成分のもつΔnと液晶表示装置中の液晶
のもつΔnとの温度特性の違いにより、高低温において
液晶表示素子とフィルム光学位相板のリタデーションの
温度変化の違いから補償性能が落ち、コントラストや透
過率、視角特性の低下及び背景色変化を起こす欠点があ
った。すなわち、通常、屈折率異方性Δnをもつ高分子
成分は、液晶表示装置に用いられる液晶に比べて複屈折
の温度変化が著しく小さく、この特性の違いにより高温
もしくは低温において補償性能が落ち、表示素子のコン
トラストや透過率、視角特性の低下及び背景色変化を起
こす欠点がある。つまり、フィルム光学位相差板を用い
て白黒表示を行う液晶表示装置は、フィルム光学位相板
の高分子成分と液晶表示装置中の液晶とのΔnの温度特
性の違いにより、液晶表示素子とフィルム光学位相差板
のリタデーションの温度変化が異なるため、温度により
コントラスト比や透過率、視角特性の低下及び背景色変
化を起こす問題点があった。
来、アクリル系フィルム(ポリメタクリル酸メチル、P
MMA)を使用したものは知られている(特開平6−2
7433号公報)。しかし、PMMAを使った位相差板
には材料的にリタデーションの温度特性が限られてしま
う、ポリマー自身の複屈折が小さいためフィルム光学位
相差板が厚くなる、液晶と分子構造が異なるため波長分
散の影響によりコントラストが低下する等の問題点があ
った。また、特開平5−257013号公報には高分子
フィルムに液晶分子を分散し、高分子フィルムごと延伸
することにより位相差フィルムを得ることが記載されて
いる。しかしながら、具体的にどのような特性を有する
液晶化合物と高分子との組み合わせのときに優れた効果
が得られるかの記載はない。また、液晶表示装置に実装
されておらず、どのような特性を有する高分子−液晶分
子分散フィルムが、液晶セルと組み合わせた場合に優れ
た効果が得られるかの記載もない。
問題点を解消し、フィルム光学位相差板と液晶表示素子
の複屈折率の温度変化を最適値に合わせ、液晶とほぼ同
様の波長分散を要するフィルム光学位相差板により、広
い温度領域で実質的な温度補償が可能な液晶表示装置を
提供することを1つの目的とする。特に、フィルム光学
位相差板に液晶と極めて近似した温度特性と波長分散を
有させることにより、広範囲の温度でより表示品位の高
い液晶表示装置を提供することを目的とする。また、フ
ィルム光学位相差板が、フィルムとして安定な温度領域
が広く、広範囲な温度条件で実用的な液晶表示装置を提
供することを目的とする。さらに、フィルム光学位相差
板として成型がしやすく実用的な光学位相差板を提供す
ることにより、実用価値を高めた液晶表示装置を提供す
ることを目的とする。
を解決すべくなされたものであり、フィルム補償型液晶
表示装置において色付きを補償して白黒表示を行わせる
フィルム光学位相差板のもつリタデーション(Δn・
d)の温度変化を、液晶表示素子中の液晶組成物と同等
の温度特性を持つ側鎖型高分子液晶を他の高分子のフィ
ルム中に分散させたフィルム(以下、高分子液晶分散フ
ィルムということがある。)を用いて高低温において良
好な表示を得ることを特徴とする液晶表示装置を提供す
るものである。
る。 〔1〕液晶分子を両基板間において100°〜300°
のツイスト角でツイスト配列させたSTN液晶セルと、
該液晶セルの両側に配置された1対の偏光板と、フィル
ム光学位相差板を液晶セルと偏光板の間の少なくとも片
側に1枚又は複数枚配置したフィルム補償型STN液晶
表示装置において、フィルム光学位相差板が側鎖型高分
子液晶を他の高分子のフィルム中に分散させてなるフィ
ルムであることを特徴とする液晶表示装置。
ョンの温度変化率が、液晶セルのそれ以下であり、かつ
高温で小さくなることを特徴とする〔1〕記載の液晶表
示装置。
けるリタデーションに対する80℃におけるリタデーシ
ョンの変化率R80/25 が、液晶セル中の液晶のTc(透
明点、単位℃)に対して、次の関係を満たすことを特徴
とする〔2〕記載の液晶表示装置。
05Tc+0.46かつR80/25 <1 〔4〕フィルム光学位相差板の25℃におけるリタデー
ションに対する80℃におけるリタデーションの変化率
R80/25 が、液晶セル中の液晶のTc(透明点、単位
℃)に対して、次の関係を満たすことを特徴とする
〔2〕記載の液晶表示装置。
05Tc+0.33かつR80/25 <1
明する。本発明の液晶表示素子に用いる液晶層はスーパ
ーツイストネマッチック液晶表示素子が用いられる。こ
の場合、具体的にはほぼ平行に配置された1対の透明電
極基板間に旋光性物質を含有した誘電率異方性が正のネ
マチック液晶を挟持し、両電極間での液晶分子のねじれ
角を100°〜300°とすればよい。これは100°
未満では急峻な透過率変化が必要とされる高Dutyで
の時分割駆動をした際のコントラスト比の向上が少な
く、逆に300°を越えるとヒステリシスや光を散乱す
るドメインを生じやすいためである。
4μm〜1.5μmとされるものが好ましい。干渉色の
補償層を付加して、白黒表示とした場合、リタデーショ
ンが0.4μm未満ではON時の透過率が低く、青みが
かった表示色になりやすく、また1.5μmを越えると
ON時の色相が黄色から赤色となり、白黒表示となりに
くいからである。特に、表示色の無彩色化が厳しく要求
される用途では、リタデーションは0.5μm〜1.0
μmとされることが好ましい。
は以下のようになる。プラスチック、ガラス等の基板の
表面に、所望のパターンでパターニングされたITO
(In 2 O3 −SnO2 )、SnO2 等の透明電極が設
けられて電極付きの基板とされる。電極層は、表示に対
応してパターニングされてもよいし、共通電極として用
いられる場合などにはベタ電極とされてもよい。電極層
の形成方法としては、特にこれに限るものではないが、
層厚を均一にする見地からは、蒸着法、スパッタ法等が
好ましく用いられる。
極の上又は下にSiO2 、TiO2等の絶縁膜、位相差
膜、偏光膜、反射膜、光導電膜等が形成されてもよい。
透明電極形状の代表的な例としては、一方の基板に64
0本のストライプ状の電極が形成され、他方の基板に
は、これに直交するように400本のストライプ状の電
極が形成され、640×400ドットのような表示がな
される。さらに、この640本のストライプ状の電極を
各々3本1組として1920本のストライプ状の電極と
し、RGBのカラーフィルターを配置してフルカラーで
640×400ドットの表示をすることもできる。
ングされたポリイミド、ポリアミド等の膜や斜め蒸着さ
れたSiO等の膜からなる配向制御膜が形成される。表
示モードによっては垂直配向剤を塗布する必要のある場
合もある。2枚の上記基板が準備されて、前記した液晶
層を挟持するようにされている。この際、電極と配向制
御膜との間に基板間短絡防止のためにTiO2 、SiO
2 、Al2 O3 等の絶縁膜を設けたり、透明電極にA
l、Cr、Ti等の低抵抗のリード電極を併設したり、
カラーフィルターを電極の上又は下に積層しても良い。
偏光板を配置する。この偏光板自体もセルを構成する基
板の外側に配置することが一般的であるが、性能が許せ
ば、基板自体を偏光板で構成したり基板と電極との間に
偏光層として設けてもよい。
であり、その応用範囲が広い。なお透過型で使用する場
合は裏側に光源を配置することが好ましい。また、光源
にも導光体やカラーフィルターを併用してもよい。さら
に、透過型で使用する場合、画素以外の背景部分を印刷
等による遮光膜で覆うこともできる。また、遮光膜を用
いるとともに表示したくない部分に選択波形を印加する
ように、逆の駆動をすることもできる。
併用することも可能である。このカラーフィルターは、
セル内面に形成することにより、視角によるズレを生じ
なく、より精密なカラー表示が可能となる。具体的に
は、電極の下側に形成されてもよいし、電極の上側に形
成されてもよい。また、色を補正するためのカラーフィ
ルターやカラー偏光板を使用したり、液晶中に色素を添
加したり、又は特定の波長分布を有する照明を用いたり
してもよい。本発明ではこのような構成の液晶セルの電
極に電圧を印加するための駆動手段を接続し、駆動を行
う。本発明は、このほか本発明の効果を損なわない範囲
で、通常のスーパーツイストネマティック液晶表示装置
で使用されている種々の技術が適用可能である。
例の断面図を示す。図において1、2は一対の偏光板、
3は電圧印加により具体的に表示を行う液晶セルであ
る。ここで液晶セルに好適に用いられる液晶としては、
高分子分散型フィルムとリタデーションの温度特性を適
合させるためTc(透明点)の比較的高い液晶がよく、
具体的には、Tcが80℃〜130℃の範囲の液晶がよ
い。4はフィルム光学位相板を示している。5、6は液
晶セルを構成するガラス基板、7、8はその内面に形成
されたITO(In2 O3 −SnO2 )、SnO2等の
透明電極、9、10はポリイミド、ポリアミド等の膜を
ラビングしたり、SiO等を斜め蒸着したりして形成し
た配向制御膜、11、12は透明電極と配向制御膜との
間に基板間短絡防止のために必要により設けられるTi
O2 、SiO 2 、Al2 O3 等の絶縁膜、13はこれら
2枚の基板1,2の周辺をシ−ルするためのシ−ル材、
14は液晶層を示している。
ィルム光学位相板にポリカーボネートのような主鎖に剛
直な分子をもつ高分子を使用していたため液晶表示素子
中の液晶とフィルム光学位相板の成分である高分子との
Δnの温度特性の違いより、高温においてリタデーショ
ンの変化量の違いよりコントラストの低下等が起こる欠
点があった。そこで、本発明ではこれらの問題を解決す
るために、側鎖型高分子液晶を他の高分子フィルム中に
分散させたフィルム光学位相差板を作成した。側鎖型高
分子液晶は側鎖に液晶性を示すメソゲン基をもち、側鎖
の熱挙動がほぼセル中の液晶と同様であることが知られ
ている。
光学位相差板を作成すると、ポリマーの特性からフィル
ム光学位相差板の信頼性、成膜性等に問題があり、ガラ
ス等の支持体で挟みこまなければならない等の問題点が
あった。そこで本発明ではさらに、側鎖型高分子液晶を
フィルム化や信頼性の安定した他のポリマー中に分散さ
せることにより、フィルム光学位相差板の信頼性を高
め、成膜性を良くし、支持体を無くしても安定したリタ
デーションを得ることができる位相差板を作成した。こ
のときリタデーションはフィルム光学位相差板自体があ
る程度の強度を持つため、配向制御膜や磁場法などによ
り分子を配向させなくても、フィルムを延伸することに
より調節できる。また、これらの方法を使うことにより
高分子液晶を変えることでリタデーションの温度特性の
異なるフィルム位相差板も容易に作成できる。
て、液晶表示装置の使用温度範囲や液晶セルとの貼合工
程の温度で光学的性質や形状の変化が起こらない高分子
が好ましく、ガラス転移温度がある程度高い熱可塑性エ
ンジニアリング高分子、又は可塑剤が添加されている高
分子では流動温度がある程度高い高分子が好ましく用い
られる。マトリックスに求められるガラス転移温度又は
軟化温度としては80℃〜250℃が好ましく、90℃
〜200℃がさらに好ましい。
リカーボネート、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリ
エーテルスルホン、2酢酸セルロース、3酢酸セルロー
ス、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどが例示
され、好ましくはポリカーボネート、ポリスルホン、3
酢酸セルロース、ポリエチレンテレフタレートが例示さ
れる。本発明で用いられる高分子液晶は高分子フィルム
中で良好な分散状態と屈折率異方性を示すものとして、
メソゲン基を側鎖に有する側鎖型高分子液晶が好適に用
いられる。これらの高分子液晶の重合度は4〜30が好
ましく、更に好ましくは5〜20である。
鎖の構造としてはメタクリレート系、アクリレート系、
ポリシロキサン系が例示されるが、ポリシロキサン系が
好ましい。本発明で用いるメソゲン基は公知のものが使
用でき、高分子液晶の主鎖とスペーサーと呼ばれる炭素
数1から10までのアルキレン基又はアルキレンエーテ
ル等で結合されている。これらメソゲン基を側鎖に有す
る高分子液晶の合成方法としてはメソゲン基を有するモ
ノマーを重合する方法や高分子にメソゲン基を付加する
方法が例示される。また、これらの側鎖型高分子液晶は
単独で用いてもよいし、混合して用いてもよい。また側
鎖型高分子液晶の側鎖基は単一である必要はなく、異な
る側鎖よりなる共重合物であってもよい。
ムの作成方法について説明する。高分子液晶と高分子の
混合方法としては、特に制限されないが、均一性の観点
から溶液状態で混合することが好ましい。具体的には高
分子を溶媒に溶解して、これに高分子液晶を溶解して混
合する方法が挙げられる。用いる溶媒は該高分子や高分
子液晶に対する溶解度が大きい方が好ましい。高分子フ
ィルムの成膜方法は溶液からキャストする溶剤キャスト
法、固体状態で混練しダイなどから押し出しフィルムに
する押し出し成型法、固体状態で混練した後カレンダロ
ールでフィルムにするカレンダー法、プレスなどでフィ
ルムにするプレス成型法などが例示される。この中でも
膜厚精度に優れた溶剤キャスト法が好ましい。
きの延伸方法としてはテンター延伸法、ロール間延伸
法、ロール間圧縮延伸法などが例示される。フィルム面
の均一性などの観点からテンター延伸法、ロール間延伸
法が好ましい。フィルムの加熱方法については特に制限
はない。加熱温度については使用するマトリックスポリ
マーや液晶の転移温度、得られる高分子液晶分散フィル
ムのリタデーションの温度変化率により適宜選択される
が、90℃以上が好ましい。
頼性よく複屈折の補償が行える理由については次のよう
に考えられる。本発明においては、まず液晶表示素子と
フィルム光学位相差板のリタデーションの温度変化の違
う欠点を解消すべく、色付きを補償して白黒表示を行わ
せるフィルム光学位相差板を、高分子液晶分散フィルム
とすることで、液晶表示素子中のリタデーションの温度
特性と同様のΔnの温度特性を持つフィルム光学位相差
板とできる。このようにして高低温時において液晶表示
素子とフィルム光学位相差板のリタデーション差が変わ
らずコントラスト比や背景色の変化を防ぐことが可能と
なる。特に精密な温度補償の観点から、液晶の透明点に
応じてフィルム光学位相差板のリタデーションの温度変
化率の幅を設定することが好ましく、両者の間に前記
〔数3〕、特に〔数4〕の関係が成立するように設定す
ることが好ましい。また、フィルム光学位相差板のリタ
デーションの温度変化率が液晶セルのそれを上回らない
ようにすることが、高温時のコントラスト比等の面から
好ましい。 なお、フィルム光学位相差板を2枚〜5枚
重ねて用いることができる。こうすることにより、
(1)フィルム1枚タイプより2枚以上使用した方が光
学補償性が良くなる、(2)他の信頼性の高いフィルム
と組み合わせることにより高い信頼性が得られる等のメ
リットがある。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 比較例1 第一の基板として、ガラス基板状に設けられたITO透
明電極をストライプ状にパターニングし、転写法により
SiO2 による短絡防止用の絶縁膜を形成し、ポリイミ
ドのオ−バ−コ−トをスピンコ−トし、これをラビング
して配向制御膜を形成した基板を作成した。第2の基板
として、ガラス基板状に設けられたITO透明電極を第
1の基板と直交するようにストライプ状にパターニング
しSiO 2 の絶縁膜を形成し、ポリイミドのオ−バ−コ
−トをし、これを第1の基板のラビング方向と交差角6
0°となるようにラビングして配向制御膜を形成した基
板を作成した。
した液晶セルを形成し、この液晶セル内に誘電異方性が
正のネマティック液晶(Tc =110℃)を注入して2
40°捻れの左らせんの液晶層となるようにし、注入口
を封止した。この実施例の液晶層のリタデーションは2
5℃で880nm(測定波長590nm)であった。ポ
リカーボネート(帝人製、商品名パンライトC140
0)を塩化メチレンに20wt%になるように溶解し、
500μmギャップのアプリーターよりキャストしてフ
ィルムを得た。得られたフィルムを180℃で1.2倍
に延伸したところ25℃でのリタデーションが397n
mのフィルム光学位相差板を得た。得られたフィルム光
学位相差板を80℃に加熱してもリタデーションの変化
はなかった。図1は今回使用した液晶表示素子を模式的
に現した図である。1、2は1対の偏光板、3は液晶セ
ル、4はフィルム光学位相差板である。図2の(A)、
(B)は上からみた上側の偏光板の偏光軸方向、フィル
ム光学位相板の光軸方向及び液晶層上側の液晶分子の長
軸方向、並びに下側の偏光板の偏光軸方向及び液晶層の
下側の液晶分子の長軸方向の相対位置を示した平面図で
ある。
軸方向からみた上側の偏光板の偏光軸16の方向を反時
計回りに計ったものをθ1 、液晶層の上側の液晶分子1
5の長軸方向からみた複屈折板の光軸方向17を反時計
回りに計ったものをθ2 、液晶層の下側の液晶分子の1
8の長軸方向からみた下側の偏光板の偏光軸19の方向
を時計回りに計ったものをθ3 液晶層の下側の液晶分子
の18の長軸方向からみた下側の偏光板の複屈折板20
の方向を時計回りに計ったものをθ4 とする。比較例1
でのθ1 、θ2 、θ3 、θ4 はそれぞれ130°、10
0°、40°、100°である。
フィルム光学位相差板の代わりに、側鎖型高分子液晶を
高分子フィルムに分散させてなるフィルム光学位相差板
を用いた。該フィルム光学位相差板は、以下のようにし
て得た。メソゲン基を側鎖に有する直鎖状シロキサン系
液晶オリゴマー(ネマティック相を示し、ネマティック
/等方相転移温度が66℃であった。)とポリカーボネ
ート(帝人製:商品名パンライトC1400)を重量比
で7:93になるよう混合し、混合物を塩化メチレンに
20wt%になるように溶解した。得られた溶液を50
0μmギャップのアプリケーターからキャストしフィル
ムを得た。得られたフィルムを180℃で1.6倍に延
伸したところ、25℃と80℃とにおけるリタデーショ
ンがそれぞれ397nmと327nmの高分子液晶分散
フィルムを得た。
様にθ1 、θ2 、θ3 、θ4 はそれぞれ130°、10
0°、40°、100°とし、比較例1と同様の測定を
行ったところ表1のような結果となった。また、低温時
においてもコントラスト比、背景色の変化は従来のフィ
ルム補償型液晶表示素子と比べ少なくなった。また、こ
こで、駆動条件は1/32Duty−1/7Biasで
測定を行った。
置の欠点であった高温時におけるコントラスト比の低下
や背景色の変化などを解消して広い温度範囲でコントラ
スト比の低下や背景色の変化のない液晶表示装置が得ら
れるという優れた効果を有する。また、この他に高温時
での視角特性などにも効果があると思われる。
面図。
向、偏光板の偏光軸方向及びフィルム位相板の光軸方向
の相対位置を示した平面図。
Claims (4)
- 【請求項1】液晶分子を両基板間において100°〜3
00°のツイスト角でツイスト配列させたSTN液晶セ
ルと、該液晶セルの両側に配置された1対の偏光板と、
フィルム光学位相差板を液晶セルと偏光板の間の少なく
とも片側に1枚又は複数枚配置したフィルム補償型ST
N液晶表示装置において、フィルム光学位相差板が側鎖
型高分子液晶を他の高分子のフィルム中に分散させてな
るフィルムであることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】フィルム光学位相差板のリタデーションの
温度変化率が、液晶セルのそれ以下であり、かつ高温で
小さくなることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
置。 - 【請求項3】フィルム光学位相差板の25℃におけるリ
タデーションに対する80℃におけるリタデーションの
変化率R80/25 が、液晶セル中の液晶のTc(透明点、
単位℃)に対して、次の関係を満たすことを特徴とする
請求項2記載の液晶表示装置。 【数1】0.005Tc+0.06≦R80/25 ≦0.0
05Tc+0.46かつR80/25 <1 - 【請求項4】フィルム光学位相差板の25℃におけるリ
タデーションに対する80℃におけるリタデーションの
変化率R80/25 が、液晶セル中の液晶のTc(透明点、
単位℃)に対して、次の関係を満たすことを特徴とする
請求項2記載の液晶表示装置。 【数2】0.005Tc+0.15≦R80/25 ≦0.0
05Tc+0.33かつR80/25 <1
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|---|---|---|---|
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