JPH09101519A - 反射型液晶表示素子およびその製造方法 - Google Patents
反射型液晶表示素子およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH09101519A JPH09101519A JP7257415A JP25741595A JPH09101519A JP H09101519 A JPH09101519 A JP H09101519A JP 7257415 A JP7257415 A JP 7257415A JP 25741595 A JP25741595 A JP 25741595A JP H09101519 A JPH09101519 A JP H09101519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- substrate
- crystal display
- layer
- modulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光の利用効率が高く、コントラスト比の高い
明るい反射型液晶表示素子を得る。 【解決手段】 観察側と対向側に配置される2枚の電極
付き基板11、12間に液晶組成物15を有しており、
電極により液晶組成物が応答して、入射する光の反射量
を変調する変調部Aと、この変調部以外の非変調部Bと
を有する反射型液晶表示素子において、前記基板の非変
調部の領域に相互に屈折率の異なる2種の透明媒体から
なるエマルジョンを固化した乳濁白色反射層20を設け
る。
明るい反射型液晶表示素子を得る。 【解決手段】 観察側と対向側に配置される2枚の電極
付き基板11、12間に液晶組成物15を有しており、
電極により液晶組成物が応答して、入射する光の反射量
を変調する変調部Aと、この変調部以外の非変調部Bと
を有する反射型液晶表示素子において、前記基板の非変
調部の領域に相互に屈折率の異なる2種の透明媒体から
なるエマルジョンを固化した乳濁白色反射層20を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型液晶表示素
子およびその製造方法に係わる。
子およびその製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子(以下LCDと略称)はワ
ードプロセッサ,パーソナルコンピュータ,投影形T
V,小型TV等に広く利用されている。
ードプロセッサ,パーソナルコンピュータ,投影形T
V,小型TV等に広く利用されている。
【0003】近年、バックライト不要の反射型LCDが
注目されている。反射型LCDは、OA機器等の表示に
おいてバックライトを必要としないため、消費電力の低
減が実現でき、携帯用に適している。反射型LCDは、
外光の光を利用しているため、LCD自体の反射率が高
くないと実用上問題となる。
注目されている。反射型LCDは、OA機器等の表示に
おいてバックライトを必要としないため、消費電力の低
減が実現でき、携帯用に適している。反射型LCDは、
外光の光を利用しているため、LCD自体の反射率が高
くないと実用上問題となる。
【0004】反射型LCDを、LCD自体の反射率の観
点から分類すると、偏光板を2枚用いる表示モード、1
枚用いる表示モード、用いない表示モードの3つに分類
できる。
点から分類すると、偏光板を2枚用いる表示モード、1
枚用いる表示モード、用いない表示モードの3つに分類
できる。
【0005】偏光板を2枚用いる表示モードとしては、
例えば図20に示すTN型LCDであり、上下基板1、
2は透明電極3、4をそれぞれ有しており、これら基板
間に液晶組成物層を挟持している。上下基板1、2外面
に偏光板61、62 を貼付し、下基板2側の偏光板62
外面に拡散反射板7を貼付した構造であり、このTN型
LCDの光路Lは、偏光板を4回、基板を4回通過す
る。これらの透過率のうち、偏光板の透過率は少なくと
も1回分は、原理的に50%以下であり、実際は40数
%である。他の偏光板や基板においてもそれ自身の吸収
があるので、反射率は著しく低い。
例えば図20に示すTN型LCDであり、上下基板1、
2は透明電極3、4をそれぞれ有しており、これら基板
間に液晶組成物層を挟持している。上下基板1、2外面
に偏光板61、62 を貼付し、下基板2側の偏光板62
外面に拡散反射板7を貼付した構造であり、このTN型
LCDの光路Lは、偏光板を4回、基板を4回通過す
る。これらの透過率のうち、偏光板の透過率は少なくと
も1回分は、原理的に50%以下であり、実際は40数
%である。他の偏光板や基板においてもそれ自身の吸収
があるので、反射率は著しく低い。
【0006】偏光板を1枚用いる表示モードとしては、
例えば図21に示す偏光板61 のみをもつ偏光板1枚モ
ードECB型LCDであり、前記図20のTN型LCD
と比較して光路的に、偏光板は2回、基板も2回しか通
過しない。なお、以下各図において同符号の部分は同様
部分を示す。前記TN型LCD同様偏光板の透過率は少
なくとも1回分は、原理的に50%以下であり、実際は
40数%である。しかしながら光路的に、偏光板2回
分、基板2回分の光吸収を削減できることから前記TN
型LCDよりは、若干反射率が高い。
例えば図21に示す偏光板61 のみをもつ偏光板1枚モ
ードECB型LCDであり、前記図20のTN型LCD
と比較して光路的に、偏光板は2回、基板も2回しか通
過しない。なお、以下各図において同符号の部分は同様
部分を示す。前記TN型LCD同様偏光板の透過率は少
なくとも1回分は、原理的に50%以下であり、実際は
40数%である。しかしながら光路的に、偏光板2回
分、基板2回分の光吸収を削減できることから前記TN
型LCDよりは、若干反射率が高い。
【0007】これらと比較して偏光板を用いない表示モ
ードは、例えば図22に示すゲストホスト液晶の液晶組
成物層51 をもつ高分子ポリマーPC−GH型LCD、
図23に示すゲストホスト液晶組成物層52 をもつGH
−HOMO型LCD、および図24に示す2層のゲスト
ホスト液晶組成物層52 を共通基板8を介して重ねた2
層型GH−HOMO型LCD等がある。いずれの方式も
偏光板を用いないので、前記した偏光板を用いる表示モ
ードのように透過率が少なくとも1回分は、原理的に5
0%以下であり、実際は40数%である偏光板を用いな
い分明るくなる。また、前記偏光板1枚モードECB型
LCD同様に反射板をセル内面に設ければ、基板2回分
の光吸収を削減することができる。従って前記偏光板を
用いる表示モードと比較して、反射率が著しく高くな
る。
ードは、例えば図22に示すゲストホスト液晶の液晶組
成物層51 をもつ高分子ポリマーPC−GH型LCD、
図23に示すゲストホスト液晶組成物層52 をもつGH
−HOMO型LCD、および図24に示す2層のゲスト
ホスト液晶組成物層52 を共通基板8を介して重ねた2
層型GH−HOMO型LCD等がある。いずれの方式も
偏光板を用いないので、前記した偏光板を用いる表示モ
ードのように透過率が少なくとも1回分は、原理的に5
0%以下であり、実際は40数%である偏光板を用いな
い分明るくなる。また、前記偏光板1枚モードECB型
LCD同様に反射板をセル内面に設ければ、基板2回分
の光吸収を削減することができる。従って前記偏光板を
用いる表示モードと比較して、反射率が著しく高くな
る。
【0008】また、図25に示す反射型LCDは図23
に示すGH−HOMO型LCDの反射板7と液晶セルの
間に4分の1波長板9を挿入したものであり、液晶セル
を通過した入射光が、4分の1波長板9を透過し、反射
板7で反射され、再び4分の1波長板9を透過すること
によって、位相を2分の1波長ずらされ、再び液晶セル
に入射する機能を得るものである。
に示すGH−HOMO型LCDの反射板7と液晶セルの
間に4分の1波長板9を挿入したものであり、液晶セル
を通過した入射光が、4分の1波長板9を透過し、反射
板7で反射され、再び4分の1波長板9を透過すること
によって、位相を2分の1波長ずらされ、再び液晶セル
に入射する機能を得るものである。
【0009】この構造は図24に示す2層型GH−HO
MO型LCDと同様の光制御が1層の液晶層、1層の液
晶セルで得られるものである。
MO型LCDと同様の光制御が1層の液晶層、1層の液
晶セルで得られるものである。
【0010】さて、これら反射型LCDはディスプレー
であり、一般的には電極を用いて液晶層に電圧を印加す
る、若しくは電流を流す、磁界を印加するなどして表示
を行っている。電極を用いるので、必ず絶縁領域(電極
のないところ)が必要となる。特に種々の文字や絵、映
像などのパターンを表示する素子の場合、マトリクス状
に電極を形成する。マトリクス状に電極を形成した場
合、一般的には前記液晶層に電圧を印加する等の目的と
した電極以外に配線も必要となる。マトリクスに電極を
形成しない場合でもパターンがある程度複雑な場合(例
えば、電卓、時計等に応用されている7セグメント表
示)は配線が必要となる。このようにLCDは液晶層に
電圧を印加する等の目的とした電極及び絶縁領域(電極
のないところ)及び場合によっては配線の3つの領域か
ら形成されている。
であり、一般的には電極を用いて液晶層に電圧を印加す
る、若しくは電流を流す、磁界を印加するなどして表示
を行っている。電極を用いるので、必ず絶縁領域(電極
のないところ)が必要となる。特に種々の文字や絵、映
像などのパターンを表示する素子の場合、マトリクス状
に電極を形成する。マトリクス状に電極を形成した場
合、一般的には前記液晶層に電圧を印加する等の目的と
した電極以外に配線も必要となる。マトリクスに電極を
形成しない場合でもパターンがある程度複雑な場合(例
えば、電卓、時計等に応用されている7セグメント表
示)は配線が必要となる。このようにLCDは液晶層に
電圧を印加する等の目的とした電極及び絶縁領域(電極
のないところ)及び場合によっては配線の3つの領域か
ら形成されている。
【0011】本発明では、液晶層に電圧を印加する等の
目的とした電極により液晶が応答し光反射量が変調する
領域を変調部と称し、それ以外の領域を非変調部と称
し、この非変調部のうち、前記絶縁領域をスペース部と
称し、前記配線の設けられた領域を配線部と称する。
目的とした電極により液晶が応答し光反射量が変調する
領域を変調部と称し、それ以外の領域を非変調部と称
し、この非変調部のうち、前記絶縁領域をスペース部と
称し、前記配線の設けられた領域を配線部と称する。
【0012】ちなみに透過型LCDにおいては前記非変
調部に遮光層を設けることが多い。この遮光層はマトリ
クス表示素子の場合、一般的にブラックマトリクス(B
M)と呼ばれる。この遮光層は表示のコントラスト比特
性を向上させる目的で設けられているものである。LC
Dの表示モードを表示制御の観点から分類すると(透過
型、反射型に限らず)、電圧等印加していない状態で明
状態を得るノーマリーホワイトモード(NWモードと称
す)と逆に印加した状態で明状態を得るノーマリーブラ
ックモード(NBモードと称す)に大別できる。NWモ
ードの場合、前記非変調部は変調部の状態に拘らず、大
略、常時明状態となる。よって、前記遮光層を設けない
場合、全体(変調部と非変調部)として、暗状態の輝度
は、前記遮光層を設けた場合より高い。よってコントラ
スト比(明状態の輝度/暗状態の輝度)は遮光層を設け
ることによって向上する。NBモードの場合、前記非変
調部は変調部の状態に拘らず、大略、常時暗状態とな
る。よって、NWモードと比較すれば、全体(変調部と
非変調部)としての暗状態の輝度は暗くなる。しかしな
がら、一般に知られるNBモードの暗状態は十分暗い表
示が得られていない。このため、遮光層を設けることに
よって、非変調部の輝度を確実にゼロにし、高いコント
ラストを得ているのである。しかしながら、この遮光層
を設けることは、全体の表示輝度(明るさ)を低下させ
ることとなる。これは欠点となるが、透過型LCDの場
合、バックライトを用いているので、このバックライト
の輝度を向上させることにより、表示輝度(明るさ)を
保つことができる。このように、コントラストを得るた
めに遮光層を設けることが多いわけである。
調部に遮光層を設けることが多い。この遮光層はマトリ
クス表示素子の場合、一般的にブラックマトリクス(B
M)と呼ばれる。この遮光層は表示のコントラスト比特
性を向上させる目的で設けられているものである。LC
Dの表示モードを表示制御の観点から分類すると(透過
型、反射型に限らず)、電圧等印加していない状態で明
状態を得るノーマリーホワイトモード(NWモードと称
す)と逆に印加した状態で明状態を得るノーマリーブラ
ックモード(NBモードと称す)に大別できる。NWモ
ードの場合、前記非変調部は変調部の状態に拘らず、大
略、常時明状態となる。よって、前記遮光層を設けない
場合、全体(変調部と非変調部)として、暗状態の輝度
は、前記遮光層を設けた場合より高い。よってコントラ
スト比(明状態の輝度/暗状態の輝度)は遮光層を設け
ることによって向上する。NBモードの場合、前記非変
調部は変調部の状態に拘らず、大略、常時暗状態とな
る。よって、NWモードと比較すれば、全体(変調部と
非変調部)としての暗状態の輝度は暗くなる。しかしな
がら、一般に知られるNBモードの暗状態は十分暗い表
示が得られていない。このため、遮光層を設けることに
よって、非変調部の輝度を確実にゼロにし、高いコント
ラストを得ているのである。しかしながら、この遮光層
を設けることは、全体の表示輝度(明るさ)を低下させ
ることとなる。これは欠点となるが、透過型LCDの場
合、バックライトを用いているので、このバックライト
の輝度を向上させることにより、表示輝度(明るさ)を
保つことができる。このように、コントラストを得るた
めに遮光層を設けることが多いわけである。
【0013】これに対し、反射型LCDでは、用いる光
が外光であり、ディスプレー側では、入射光量を制御で
きない。したがって、前記遮光層を反射型に適用する
と、表示輝度を著しく低下させてしまうため、一般的に
は用いられていない(駆動素子として光の影響のあるT
FT等は、その影響を防止する目的で、非変調部のうち
必要な部分にだけ遮光層を設けることがある。)。そも
そも、反射型LCDの場合、用いる光は外光であり、デ
ィスプレー側では入射光量を制御できないから、最も重
要視される特性は明るさ(輝度)とされている。これら
のことから、一般的な従来の反射型LCDは非変調部に
遮光層を設けていない。
が外光であり、ディスプレー側では、入射光量を制御で
きない。したがって、前記遮光層を反射型に適用する
と、表示輝度を著しく低下させてしまうため、一般的に
は用いられていない(駆動素子として光の影響のあるT
FT等は、その影響を防止する目的で、非変調部のうち
必要な部分にだけ遮光層を設けることがある。)。そも
そも、反射型LCDの場合、用いる光は外光であり、デ
ィスプレー側では入射光量を制御できないから、最も重
要視される特性は明るさ(輝度)とされている。これら
のことから、一般的な従来の反射型LCDは非変調部に
遮光層を設けていない。
【0014】しかしながら、遮光層がなくても従来の反
射型LCDの表示輝度は十分な明るさは得られていな
い。NWモードの場合、非変調部は大略常時明状態とな
るため、全体の表示輝度はある程度得られるが、反射型
LCDは、いずれも暗状態を得るために偏光板や染料を
用いており、実際には明状態に対してもある程度の光吸
収が避けられない。よって結果的には十分な明るさは得
られない。NBモードの場合は、非変調部は大略常時暗
状態となるため、全体の表示輝度は当然暗い。
射型LCDの表示輝度は十分な明るさは得られていな
い。NWモードの場合、非変調部は大略常時明状態とな
るため、全体の表示輝度はある程度得られるが、反射型
LCDは、いずれも暗状態を得るために偏光板や染料を
用いており、実際には明状態に対してもある程度の光吸
収が避けられない。よって結果的には十分な明るさは得
られない。NBモードの場合は、非変調部は大略常時暗
状態となるため、全体の表示輝度は当然暗い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の反
射型液晶表示素子は、ディスプレーとして用いる場合、
非変調部においても反射率が低く、特にノーマリーブラ
ックモードの場合、その影響は著しく、全体の表示輝度
を著しく低下させていた。本発明はこれら問題点を解決
し、ノーマリーブラックモード、ノーマリーホワイトモ
ードに関することなく、全体の反射率を高くする新規な
反射型液晶表示素子の構造及びその製造方法を得ること
を目的とする。
射型液晶表示素子は、ディスプレーとして用いる場合、
非変調部においても反射率が低く、特にノーマリーブラ
ックモードの場合、その影響は著しく、全体の表示輝度
を著しく低下させていた。本発明はこれら問題点を解決
し、ノーマリーブラックモード、ノーマリーホワイトモ
ードに関することなく、全体の反射率を高くする新規な
反射型液晶表示素子の構造及びその製造方法を得ること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した問題
点を解決する手段として、観察側と対向側に配置される
2枚の電極付き基板間に液晶組成物が挟持され、前記電
極により前記液晶組成物が応答し、入射する光の反射量
を変調する変調部と、この変調部以外の非変調部とを有
する反射型液晶表示素子において、前記基板の非変調部
の少なくとも一領域に、乳濁反射層を設けたことを特徴
とする反射型液晶表示素子を得るものである。
点を解決する手段として、観察側と対向側に配置される
2枚の電極付き基板間に液晶組成物が挟持され、前記電
極により前記液晶組成物が応答し、入射する光の反射量
を変調する変調部と、この変調部以外の非変調部とを有
する反射型液晶表示素子において、前記基板の非変調部
の少なくとも一領域に、乳濁反射層を設けたことを特徴
とする反射型液晶表示素子を得るものである。
【0017】さらに、乳濁反射層を観察側の基板内面に
設けたことを特徴とする上記反射型液晶表示素子を得る
ものである。
設けたことを特徴とする上記反射型液晶表示素子を得る
ものである。
【0018】さらに、2枚の電極付き基板間に液晶組成
物が挟持されてなる反射型液晶表示素子において、一方
の基板がマトリクス状に配列した複数の画素電極と、こ
れら電極間に配置された配線とを有しており、乳濁反射
層が前記画素電極および配線以外の基板内面領域に設け
られていることを特徴とする反射型液晶表示素子を得る
ものである。
物が挟持されてなる反射型液晶表示素子において、一方
の基板がマトリクス状に配列した複数の画素電極と、こ
れら電極間に配置された配線とを有しており、乳濁反射
層が前記画素電極および配線以外の基板内面領域に設け
られていることを特徴とする反射型液晶表示素子を得る
ものである。
【0019】さらに、少なくとも一方の基板にカラーフ
ィルターを設けており、前記カラーフィルターの着色層
以外の基板内面に乳濁反射層を設けたことを特徴とする
反射型液晶表示素子を得るものである。
ィルターを設けており、前記カラーフィルターの着色層
以外の基板内面に乳濁反射層を設けたことを特徴とする
反射型液晶表示素子を得るものである。
【0020】さらに、液晶組成物が2色性染料を添加さ
れていることを特徴とする反射型液晶表示素子を得るも
のである。
れていることを特徴とする反射型液晶表示素子を得るも
のである。
【0021】さらに、液晶組成物が正の誘電異方性を示
すネマティック液晶に黒色染料が添加されたものであり
基板間でホモジニアス配向されており、対向基板側に4
分の1波長板と反射板が設けられてなる反射型液晶表示
素子を得るものである。
すネマティック液晶に黒色染料が添加されたものであり
基板間でホモジニアス配向されており、対向基板側に4
分の1波長板と反射板が設けられてなる反射型液晶表示
素子を得るものである。
【0022】さらに、観察側と対向側に配置される2枚
の電極付き基板間に液晶組成物が挟持され、前記電極に
より前記液晶組成物が応答し、入射する光の反射量を変
調する変調部と、この変調部以外の非変調部とを有し、
前記いずれか一方の基板内面の変調部以外の少なくとも
一部の領域に、白色反射層を設けてなる反射型液晶表示
素子の製造方法において、前記白色反射層を、屈折率が
異なる少なくとも2種の透明媒体からなるエマルジョン
であって、かつ前記透明媒体のうち少なくとも1つの透
明媒体が感光性樹脂からなり、前記エマルジョンを前記
基板面に被着し、紫外線を選択的に照射することにより
前記感光性樹脂を架橋させパターンとして形成すること
を特徴とする反射型液晶表示素子の製造方法を得るもの
である。
の電極付き基板間に液晶組成物が挟持され、前記電極に
より前記液晶組成物が応答し、入射する光の反射量を変
調する変調部と、この変調部以外の非変調部とを有し、
前記いずれか一方の基板内面の変調部以外の少なくとも
一部の領域に、白色反射層を設けてなる反射型液晶表示
素子の製造方法において、前記白色反射層を、屈折率が
異なる少なくとも2種の透明媒体からなるエマルジョン
であって、かつ前記透明媒体のうち少なくとも1つの透
明媒体が感光性樹脂からなり、前記エマルジョンを前記
基板面に被着し、紫外線を選択的に照射することにより
前記感光性樹脂を架橋させパターンとして形成すること
を特徴とする反射型液晶表示素子の製造方法を得るもの
である。
【0023】さらに、観察側と対向側に配置される2枚
の電極付き基板間に液晶組成物が挟持され、前記電極に
より前記液晶組成物が応答し、入射する光の反射量を変
調する変調部と、この変調部以外の非変調部とを有し、
前記いずれか一方の基板内面の変調部以外の少なくとも
一部の領域に、白色反射層を設けてなる反射型液晶表示
素子の製造方法において、前記白色反射層を、屈折率の
異なる少なくとも2種の透明媒体でなり、少なくとも1
つが感光性樹脂である層を基板に被着し、紫外線照射に
より前記感光性樹脂を層から析出させ架橋させることに
より形成することを特徴とする反射型液晶表示素子の製
造方法を得るものである。
の電極付き基板間に液晶組成物が挟持され、前記電極に
より前記液晶組成物が応答し、入射する光の反射量を変
調する変調部と、この変調部以外の非変調部とを有し、
前記いずれか一方の基板内面の変調部以外の少なくとも
一部の領域に、白色反射層を設けてなる反射型液晶表示
素子の製造方法において、前記白色反射層を、屈折率の
異なる少なくとも2種の透明媒体でなり、少なくとも1
つが感光性樹脂である層を基板に被着し、紫外線照射に
より前記感光性樹脂を層から析出させ架橋させることに
より形成することを特徴とする反射型液晶表示素子の製
造方法を得るものである。
【0024】以下、本発明の作用について、図面を用い
て、詳細に説明する。なお、各図において同符号の部分
は同様の部分を示す。
て、詳細に説明する。なお、各図において同符号の部分
は同様の部分を示す。
【0025】本発明の液晶表示素子は非変調部の一部ま
たは全部の領域に、乳濁層からなる白色反射層を設けた
ことを特徴とする。
たは全部の領域に、乳濁層からなる白色反射層を設けた
ことを特徴とする。
【0026】乳濁層は2種以上の透明媒体のエマルジョ
ンを固化した層であり、例えば第1の媒体液に第2の媒
体をコロイド状や微粒子状に分散させたエマルジョンを
基板面にスピンコート法などで被着し、第1の媒体を固
化して成層する。第1の媒体に感光性樹脂を用いると、
紫外線露光により、露光部のみを選択的に架橋すること
ができるので、任意のパターンの乳濁層を得ることがで
きる。
ンを固化した層であり、例えば第1の媒体液に第2の媒
体をコロイド状や微粒子状に分散させたエマルジョンを
基板面にスピンコート法などで被着し、第1の媒体を固
化して成層する。第1の媒体に感光性樹脂を用いると、
紫外線露光により、露光部のみを選択的に架橋すること
ができるので、任意のパターンの乳濁層を得ることがで
きる。
【0027】これらの媒体に互いに屈折率の異なる透明
物質を用いると、乳濁層中で媒体間の界面で入射光が乱
反射するために、視感上で白色反射と感じられる。
物質を用いると、乳濁層中で媒体間の界面で入射光が乱
反射するために、視感上で白色反射と感じられる。
【0028】発明者等は特願平6−251771号にお
いて、本発明に関連する反射層に白色顔料を用いた白色
反射層を開示したが、薄い層の場合、十分な反射が得に
くいことから、顔料の選択が制限されることがあり、こ
れに対して、本発明は界面の乱反射を利用するものであ
るため、多くの材料を利用することができる。両媒体を
固体とし、微粒子分散した媒体の屈折率を他よりも高い
ものとするのが普通である。さらに、例えば微粒子を構
成する媒体に液体を用いることも可能である。また、多
少の色付きがあっても、白色反射層と同等の効果が得ら
れる程度に明るいものであれば、白色反射層に含まれる
ものである。
いて、本発明に関連する反射層に白色顔料を用いた白色
反射層を開示したが、薄い層の場合、十分な反射が得に
くいことから、顔料の選択が制限されることがあり、こ
れに対して、本発明は界面の乱反射を利用するものであ
るため、多くの材料を利用することができる。両媒体を
固体とし、微粒子分散した媒体の屈折率を他よりも高い
ものとするのが普通である。さらに、例えば微粒子を構
成する媒体に液体を用いることも可能である。また、多
少の色付きがあっても、白色反射層と同等の効果が得ら
れる程度に明るいものであれば、白色反射層に含まれる
ものである。
【0029】図1は、非変調部の一部または全部の領域
に乳濁白色反射層を設けた場合のセル構造を説明したも
のである。すなわち、観測側の上基板11は内面に乳濁
白色反射層20とストライプ状透明電極13を有し、対
向基板である下基板12は面上にMIMスイッチング素
子18をもつ画素電極14を多数配列している。両基板
の電極側の面には配向膜16、17が形成され、基板間
に液晶層15が挟持されている。さらに下基板12の外
面に拡散反射板30が貼付されて、反射型液晶表示素子
10が構成される。
に乳濁白色反射層を設けた場合のセル構造を説明したも
のである。すなわち、観測側の上基板11は内面に乳濁
白色反射層20とストライプ状透明電極13を有し、対
向基板である下基板12は面上にMIMスイッチング素
子18をもつ画素電極14を多数配列している。両基板
の電極側の面には配向膜16、17が形成され、基板間
に液晶層15が挟持されている。さらに下基板12の外
面に拡散反射板30が貼付されて、反射型液晶表示素子
10が構成される。
【0030】電極領域は印加電圧により液晶が応答し光
反射量を変調する領域であり変調部Aを構成する。その
他の部分は光反射量を制御できない領域であり非変調部
Bを構成する。この非変調部Bは電極間の間隙であるス
ペース部21と電極13を動作させる配線部22の占め
る領域である。白色反射層20がこの非変調部Bの上基
板内面のストライプ状電極13間に設けられる。白色反
射層20は、例えば乳濁白色反射層であり、いわゆる完
全拡散反射に近い反射特性を示すものが望ましい。完全
拡散反射とは、入射光Liの入射角度によらず、反射光
Lrが種々の角度に均等に反射する反射特性のことを言
い、環境(入射光の方位別隔たり)によらず、どのよう
な角度においても高輝度を得る反射特性のことを言う。
つまり、本発明の液晶表示素子の非変調部の一部または
全部の領域に用いる白色反射層は従来の反射型LCDの
非変調部(遮光層を設けるか、何も設けない(配線や液
晶層がその領域を占める))より、高い反射率を得るこ
ととなる。
反射量を変調する領域であり変調部Aを構成する。その
他の部分は光反射量を制御できない領域であり非変調部
Bを構成する。この非変調部Bは電極間の間隙であるス
ペース部21と電極13を動作させる配線部22の占め
る領域である。白色反射層20がこの非変調部Bの上基
板内面のストライプ状電極13間に設けられる。白色反
射層20は、例えば乳濁白色反射層であり、いわゆる完
全拡散反射に近い反射特性を示すものが望ましい。完全
拡散反射とは、入射光Liの入射角度によらず、反射光
Lrが種々の角度に均等に反射する反射特性のことを言
い、環境(入射光の方位別隔たり)によらず、どのよう
な角度においても高輝度を得る反射特性のことを言う。
つまり、本発明の液晶表示素子の非変調部の一部または
全部の領域に用いる白色反射層は従来の反射型LCDの
非変調部(遮光層を設けるか、何も設けない(配線や液
晶層がその領域を占める))より、高い反射率を得るこ
ととなる。
【0031】前述したように反射型LCDに最も要求さ
れる性能は、明るさ、つまり反射率である。従来、透過
型LCDにおいては、コントラスト比特性を高めるため
に、非変調部には遮光層を設けるといったことを行って
いるが、反射型LCDにおいて、この非変調部に対し、
明るさ、つまり反射率特性を高めるような策は取られて
いなかった。このため、変調部と非変調部を合わせた全
体の反射率は低かった。これに対し、本発明では前記非
変調部に反射率の著しく高い白色反射層を設けており、
非変調部では、変調部の状態に拘らず常に高い反射を得
る。よって、全体の反射率は、前記白色反射層を設けな
い場合と比較して著しく向上する。
れる性能は、明るさ、つまり反射率である。従来、透過
型LCDにおいては、コントラスト比特性を高めるため
に、非変調部には遮光層を設けるといったことを行って
いるが、反射型LCDにおいて、この非変調部に対し、
明るさ、つまり反射率特性を高めるような策は取られて
いなかった。このため、変調部と非変調部を合わせた全
体の反射率は低かった。これに対し、本発明では前記非
変調部に反射率の著しく高い白色反射層を設けており、
非変調部では、変調部の状態に拘らず常に高い反射を得
る。よって、全体の反射率は、前記白色反射層を設けな
い場合と比較して著しく向上する。
【0032】白色反射層は、前述したように従来の反射
型LCDの非変調部より高い反射率を得るように層厚や
配置を構成すれば、前述した効果が得られる。例えば、
図2に示すように、比較的表示パターンの大きい7セグ
メント23からなるキャラクター表示に応用する場合、
非変調部Bの観察側基板11の外面に十分な完全拡散反
射特性が得られる層厚で白色反射層20を設ければ良
い。しかしながら、表示パターンが基板11の板厚よ
り、微細な高精細パターンであるものにおいては、基板
厚による視差を防ぐために、図1に示すように基板内面
に白色反射層20を設けることが望ましい。
型LCDの非変調部より高い反射率を得るように層厚や
配置を構成すれば、前述した効果が得られる。例えば、
図2に示すように、比較的表示パターンの大きい7セグ
メント23からなるキャラクター表示に応用する場合、
非変調部Bの観察側基板11の外面に十分な完全拡散反
射特性が得られる層厚で白色反射層20を設ければ良
い。しかしながら、表示パターンが基板11の板厚よ
り、微細な高精細パターンであるものにおいては、基板
厚による視差を防ぐために、図1に示すように基板内面
に白色反射層20を設けることが望ましい。
【0033】前述したように本発明の効果は従来の反射
型LCDの非変調部より高い反射率を得るように白色反
射層の層厚や配置を構成すれば、層厚に関わりなく得ら
れるものであるので、層厚は液晶層厚(基板間隙)に及
ぶ必要はなく、前記白色反射層を基板作成工程にて一方
の基板に形成する製造方法とする場合、液晶層での光吸
収を避けるために観察側の基板内面に設けた方が良い。
特に液晶層にて光吸収量の多い染料添加型反射型LCD
においては、前記構成とする効果が大きく、中でも電圧
無印加時に暗状態を示すNBモードでは、液晶層での光
吸収量が極めて高いので、その効果は大である。
型LCDの非変調部より高い反射率を得るように白色反
射層の層厚や配置を構成すれば、層厚に関わりなく得ら
れるものであるので、層厚は液晶層厚(基板間隙)に及
ぶ必要はなく、前記白色反射層を基板作成工程にて一方
の基板に形成する製造方法とする場合、液晶層での光吸
収を避けるために観察側の基板内面に設けた方が良い。
特に液晶層にて光吸収量の多い染料添加型反射型LCD
においては、前記構成とする効果が大きく、中でも電圧
無印加時に暗状態を示すNBモードでは、液晶層での光
吸収量が極めて高いので、その効果は大である。
【0034】また、本発明をマトリクス型LCDに応用
する場合、前記非変調部Bには、必然的に配線が設けら
れることとなる.ここに配線は、変調部に電圧等を印加
するためにセル外部と変調部の電極を接続するために設
けられた導電体である。例えば単純マトリクス構造の電
極構成の場合、図3に示すように、一画素を構成する領
域24内の電極パターンのうち、上下電極13、14の
交差部(変調部A)以外の導電体領域131 、141 の
ことを指す。前述した全体の反射率を最も向上させるに
は、前記白色反射層は、平面的に見て、表示領域内の非
変調部B全域に設ければ良いこととなる。
する場合、前記非変調部Bには、必然的に配線が設けら
れることとなる.ここに配線は、変調部に電圧等を印加
するためにセル外部と変調部の電極を接続するために設
けられた導電体である。例えば単純マトリクス構造の電
極構成の場合、図3に示すように、一画素を構成する領
域24内の電極パターンのうち、上下電極13、14の
交差部(変調部A)以外の導電体領域131 、141 の
ことを指す。前述した全体の反射率を最も向上させるに
は、前記白色反射層は、平面的に見て、表示領域内の非
変調部B全域に設ければ良いこととなる。
【0035】しかしながら、図4に示すような、MIM
素子18付きマトリクス基板11を用いる場合、一般的
には配線22には遮光性のある導電物(例えばAl)を
用いる。このように配線に遮光性のある材料を用い、こ
の基板に白色反射層20を表示領域内の非変調部B全域
に機能するように設けるためには、前記配線の下層に白
色反射層を設けなければならない。しかしながら、前記
配線の下層に設けるには、白色反射層20の上に配線層
22を形成する必要があり、配線のパターン形成工程に
おいて、白色反射層材料への耐性が求められる。したが
って、マトリクス型LCDにおいては、実用的に図4に
示すように、表示領域内の非変調部B(画素電極13以
外の領域)の内、配線部22以外の領域すなわちスペー
ス部21にのみ、前記白色反射層20を設けた構造とす
ると、配線のパターン形成工程での白色反射層材料への
耐性を必要としなくなる。
素子18付きマトリクス基板11を用いる場合、一般的
には配線22には遮光性のある導電物(例えばAl)を
用いる。このように配線に遮光性のある材料を用い、こ
の基板に白色反射層20を表示領域内の非変調部B全域
に機能するように設けるためには、前記配線の下層に白
色反射層を設けなければならない。しかしながら、前記
配線の下層に設けるには、白色反射層20の上に配線層
22を形成する必要があり、配線のパターン形成工程に
おいて、白色反射層材料への耐性が求められる。したが
って、マトリクス型LCDにおいては、実用的に図4に
示すように、表示領域内の非変調部B(画素電極13以
外の領域)の内、配線部22以外の領域すなわちスペー
ス部21にのみ、前記白色反射層20を設けた構造とす
ると、配線のパターン形成工程での白色反射層材料への
耐性を必要としなくなる。
【0036】また、本発明に用いる白色反射層は、強い
拡散反射が得られるものであれば、同様な効果が得られ
ることは言うまでもない。こうした、強い拡散反射が得
られる材料として高屈折率透明媒体を分散したホトレジ
スト材料を用いれば、前記白色反射層のパターン形成工
程において、前記白色反射層材料そのものを露光、現像
するだけで形成できる。したがって、別途レジスト材料
を用いて露光、現像したのちに、エッチングを必要とす
る材料に比べ、工程が簡略化できる。
拡散反射が得られるものであれば、同様な効果が得られ
ることは言うまでもない。こうした、強い拡散反射が得
られる材料として高屈折率透明媒体を分散したホトレジ
スト材料を用いれば、前記白色反射層のパターン形成工
程において、前記白色反射層材料そのものを露光、現像
するだけで形成できる。したがって、別途レジスト材料
を用いて露光、現像したのちに、エッチングを必要とす
る材料に比べ、工程が簡略化できる。
【0037】また、カラーフィルターを用いてカラー表
示を行う反射型LCDに本発明を適用する場合、変調部
とほぼ同形の着色層を形成し、この着色層以外の領域に
前記白色反射層を設ければ、前記着色層の層厚により生
じる表面段差を、前記白色反射層で解消することが可能
となる。また、白色反射層を白色顔料を分散したレジス
ト材料にて形成する場合、前記着色層自体をフォトマス
クとして裏面露光によりパターニングすることも可能と
なる。また、着色層以外の領域に白色反射層を設けるこ
とにより、前述した全体の反射率を向上させる効果の
他、非変調部の色付きを防止できる効果も得られる。
示を行う反射型LCDに本発明を適用する場合、変調部
とほぼ同形の着色層を形成し、この着色層以外の領域に
前記白色反射層を設ければ、前記着色層の層厚により生
じる表面段差を、前記白色反射層で解消することが可能
となる。また、白色反射層を白色顔料を分散したレジス
ト材料にて形成する場合、前記着色層自体をフォトマス
クとして裏面露光によりパターニングすることも可能と
なる。また、着色層以外の領域に白色反射層を設けるこ
とにより、前述した全体の反射率を向上させる効果の
他、非変調部の色付きを防止できる効果も得られる。
【0038】本発明の効果は種々の反射型LCDにおい
て得られるが、特に、液晶層に染料が添加されている方
式(液晶材料に染料を添加することから一般的にゲスト
ホスト(GH)型LCDと呼ばれる)に応用すれば、そ
の効果は大きい。液晶層に染料が添加されている方式
は、液晶層での光吸収度合いが、染料が添加されている
分、高いからである。
て得られるが、特に、液晶層に染料が添加されている方
式(液晶材料に染料を添加することから一般的にゲスト
ホスト(GH)型LCDと呼ばれる)に応用すれば、そ
の効果は大きい。液晶層に染料が添加されている方式
は、液晶層での光吸収度合いが、染料が添加されている
分、高いからである。
【0039】前述したように従来の図24、25に示し
たGH型LCDは1層の液晶層(1枚のセル)で、高い
コントラスト比が得られ、且つ液晶層1層で表示を得る
機能をもっているので変調部の反射率も高い。よって、
染料として黒色の染料を用い、4分の1波長板として可
視光波長全域に対して、各波長の4分の1波長の位相差
が得られる4分の1波長板(例えば異なる2種の材料か
らなる延伸フィルムを光軸をずらして積層し、それぞれ
の位相差の波長依存性をくみあわせて、すべての波長に
対し4分の1波長の位相差が得られるようにすればい
い。)を用いれば、変調部では極めて高いコントラスト
比と反射率が得られる。この表示モードの場合、非変調
部は変調部の状態に拘らず、常時、暗状態である。つま
り、NBモードである。よって、本発明のように非変調
部に白色反射層を設けると全体の反射率は著しく向上す
る。
たGH型LCDは1層の液晶層(1枚のセル)で、高い
コントラスト比が得られ、且つ液晶層1層で表示を得る
機能をもっているので変調部の反射率も高い。よって、
染料として黒色の染料を用い、4分の1波長板として可
視光波長全域に対して、各波長の4分の1波長の位相差
が得られる4分の1波長板(例えば異なる2種の材料か
らなる延伸フィルムを光軸をずらして積層し、それぞれ
の位相差の波長依存性をくみあわせて、すべての波長に
対し4分の1波長の位相差が得られるようにすればい
い。)を用いれば、変調部では極めて高いコントラスト
比と反射率が得られる。この表示モードの場合、非変調
部は変調部の状態に拘らず、常時、暗状態である。つま
り、NBモードである。よって、本発明のように非変調
部に白色反射層を設けると全体の反射率は著しく向上す
る。
【0040】図4に示す本発明の構成は観察側の基板1
1としてMIM素子付きドットマトリクス基板を用い、
配線部、変調部以外の領域、つまりスペース部21全域
に白色反射層20を設けているが、この白色反射層20
付き基板11を図5に示す製法で作成する。
1としてMIM素子付きドットマトリクス基板を用い、
配線部、変調部以外の領域、つまりスペース部21全域
に白色反射層20を設けているが、この白色反射層20
付き基板11を図5に示す製法で作成する。
【0041】工程(I) 観測側基板11の一表面にM
IM素子18および配線22を形成する。
IM素子18および配線22を形成する。
【0042】工程(II) スパッタリング法によりイン
ジウムすず酸化物(ITO)膜13aを基板表面に成膜
する。このITO膜13a上にレジスト膜25aを塗布
により被着する。
ジウムすず酸化物(ITO)膜13aを基板表面に成膜
する。このITO膜13a上にレジスト膜25aを塗布
により被着する。
【0043】工程(III ) レジスト膜25aをマスク
パターン26を介して紫外線UVで露光し、後工程で画
素電極13となるITO膜上のレジスト膜23のみを残
して現像する。
パターン26を介して紫外線UVで露光し、後工程で画
素電極13となるITO膜上のレジスト膜23のみを残
して現像する。
【0044】工程(IV) 次にレジスト膜25をマスク
としてITO膜13aをエッチングして画素電極部分の
みからなる電極パターンを形成する。
としてITO膜13aをエッチングして画素電極部分の
みからなる電極パターンを形成する。
【0045】工程(V) 基板全面に微粒子を分散した
感光性樹脂のレジスト膜20aを塗布により被着する。
感光性樹脂のレジスト膜20aを塗布により被着する。
【0046】工程(VI) 画素電極13上のレジスト膜
25を剥離し、同時に画素電極上に塗布されたレジスト
膜20aを取り除く。この結果、画素電極13上を除く
領域すなわち非変調部Bに白色反射層20が形成され
る。
25を剥離し、同時に画素電極上に塗布されたレジスト
膜20aを取り除く。この結果、画素電極13上を除く
領域すなわち非変調部Bに白色反射層20が形成され
る。
【0047】このように配線22や、画素電極13のパ
ターン形成はフォトリソグラフィーにておこなってお
り、用いているレジストはポジ型(紫外線が照射された
領域のみが現像工程で除去されるタイプのレジスト)で
ある。図5に示す製法の特徴は配線部、変調部のパター
ン形成工程に用いたレジストを剥離せず、この上に、白
色反射層の材料を塗布し、しかる後、前記配線部、変調
部のパターン形成工程に用いたレジストを剥離すること
により、前記配線部、変調部のパターン形成工程に用い
たレジスト上の白色反射層のみを前記レジストと同時に
剥離することにより、配線部、変調部以外の領域に前記
白色反射層をパターン形成することができる。
ターン形成はフォトリソグラフィーにておこなってお
り、用いているレジストはポジ型(紫外線が照射された
領域のみが現像工程で除去されるタイプのレジスト)で
ある。図5に示す製法の特徴は配線部、変調部のパター
ン形成工程に用いたレジストを剥離せず、この上に、白
色反射層の材料を塗布し、しかる後、前記配線部、変調
部のパターン形成工程に用いたレジストを剥離すること
により、前記配線部、変調部のパターン形成工程に用い
たレジスト上の白色反射層のみを前記レジストと同時に
剥離することにより、配線部、変調部以外の領域に前記
白色反射層をパターン形成することができる。
【0048】以上のように他のパターン形成工程に用い
たレジストを剥離せずその上に膜形成を行い、前記レジ
ストを剥離することによりその上に形成した膜のパター
ン形成を行うことを、一般的にはリフトオフ法と呼ばれ
ている。本発明の液晶表示素子において、この方法を用
いて前記白色反射層を形成すれば白色反射層のパターン
形成のための現像、露光工程が必要なくなるため、安い
製造コストにて製造できるようになる。また、前記白色
反射層のパターンと変調部、配線部との合わせ精度も十
分に得られる。これは、個々に現像、露光工程をおこな
っていないからである。このリフトオフ法は変調部以外
の全域に白色反射層のパターン形成を行う場合や、カラ
ーフィルターの着色層以外の領域にパターン形成を行う
場合であっても、変調部やカラーフィルターの着色層が
ポジ型レジストを用いたフォトリソグラフィー法にて行
うものであれば、同様の作用、効果が得られる。
たレジストを剥離せずその上に膜形成を行い、前記レジ
ストを剥離することによりその上に形成した膜のパター
ン形成を行うことを、一般的にはリフトオフ法と呼ばれ
ている。本発明の液晶表示素子において、この方法を用
いて前記白色反射層を形成すれば白色反射層のパターン
形成のための現像、露光工程が必要なくなるため、安い
製造コストにて製造できるようになる。また、前記白色
反射層のパターンと変調部、配線部との合わせ精度も十
分に得られる。これは、個々に現像、露光工程をおこな
っていないからである。このリフトオフ法は変調部以外
の全域に白色反射層のパターン形成を行う場合や、カラ
ーフィルターの着色層以外の領域にパターン形成を行う
場合であっても、変調部やカラーフィルターの着色層が
ポジ型レジストを用いたフォトリソグラフィー法にて行
うものであれば、同様の作用、効果が得られる。
【0049】また、図6に示すように、本発明に用いる
白色反射層20をセル内面に形成し、前記白色反射層の
層厚を所望の液晶組成物15の層厚とすれば、前記白色
反射層は基板間隙材の機能を得る。この場合、基板間隙
材としていわゆる粒状スペーサーを基板全域に散布する
方式と比較して、工程が簡略化できる上、変調部への影
響が防止できる。
白色反射層20をセル内面に形成し、前記白色反射層の
層厚を所望の液晶組成物15の層厚とすれば、前記白色
反射層は基板間隙材の機能を得る。この場合、基板間隙
材としていわゆる粒状スペーサーを基板全域に散布する
方式と比較して、工程が簡略化できる上、変調部への影
響が防止できる。
【0050】以上、本発明の作用について、構成の一例
等を用いて説明してきたが、本発明の作用、効果はこれ
らの一例にとらわれることがはなく、本発明の特徴を得
る構成、材料製法であれば、同様の作用、効果が得られ
ることは言うまでもない。例えば用いる基板としてはT
FT素子の付いたドットマトリクス基板でも同様の作
用、効果が得られる。また、白色反射層は多少色みがか
っていても、変調部の明状態の反射率または従来技術の
非変調部より高い反射率を得るものであれば効果が得ら
れることは本発明の作用から明白であり、本発明におい
て従来技術として代表的に説明した種々の型の液晶表示
素子に適用することができるものである。
等を用いて説明してきたが、本発明の作用、効果はこれ
らの一例にとらわれることがはなく、本発明の特徴を得
る構成、材料製法であれば、同様の作用、効果が得られ
ることは言うまでもない。例えば用いる基板としてはT
FT素子の付いたドットマトリクス基板でも同様の作
用、効果が得られる。また、白色反射層は多少色みがか
っていても、変調部の明状態の反射率または従来技術の
非変調部より高い反射率を得るものであれば効果が得ら
れることは本発明の作用から明白であり、本発明におい
て従来技術として代表的に説明した種々の型の液晶表示
素子に適用することができるものである。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0052】(実施形態1)図7乃至図10に本実施形
態の液晶表示素子を示す。
態の液晶表示素子を示す。
【0053】0.7mm厚のガラス基板を2枚用い、一
方の観察側の上基板11に、図7(a)、(b)に示す
ようなMIM素子18をもつ電極13のパターンを作成
した。図7(a)は一画素の電極形状を示しており、一
画素は縦横180μm×180μmの寸法を有していし
る。図7(b)は上基板11の有効表示領域の形状を示
しており、各画素がマトリクス状に配列される。57.
6mm×86.4mm内に画素数480×320が配列され
る。
方の観察側の上基板11に、図7(a)、(b)に示す
ようなMIM素子18をもつ電極13のパターンを作成
した。図7(a)は一画素の電極形状を示しており、一
画素は縦横180μm×180μmの寸法を有していし
る。図7(b)は上基板11の有効表示領域の形状を示
しており、各画素がマトリクス状に配列される。57.
6mm×86.4mm内に画素数480×320が配列され
る。
【0054】図8に示すように観察側の上基板11はM
IM素子18と配線22および透明電極13が形成さ
れ、透明電極13を除く領域、非変調部Bの位置に白色
反射層20が形成される。
IM素子18と配線22および透明電極13が形成さ
れ、透明電極13を除く領域、非変調部Bの位置に白色
反射層20が形成される。
【0055】一方、対向側の下基板12は複数のストラ
イプ状透明電極14が前記画素電極に対応させて平行に
ならべて形成される。これら電極13、14上に配向膜
16、17が被着され、液晶組成物層15が基板間に挟
持される。
イプ状透明電極14が前記画素電極に対応させて平行に
ならべて形成される。これら電極13、14上に配向膜
16、17が被着され、液晶組成物層15が基板間に挟
持される。
【0056】本実施形態構造の製造方法は、図7(a)
に示す上基板上に表面を酸化させた第1のTa層181
(表面はTaO2 総膜厚1000オングストローム(以
下Aと略称する))を図示するようなパターンで形成
し、しかる後、第2のTa層22(膜厚1000A)を
図示するように一部が第1のTa膜にかかる配線パター
ンで形成し、しかる後、基板全面にITOを膜厚200
0Aにて成膜し、レジスト材料としてポジ型のレジスト
材料(OFPRー5000、(株)東京応化製)を全面
に塗布し、60℃30分の仮焼成を施した後、画素電極
パターンの形成できるようにマスクを用いて露光し、N
MD3溶液((株)東京応化製)で現像し、図7(a)
の符号13で示すITO膜の上にのみ前記レジストが被
覆した構成とした後、塩酸・硝酸水溶液(混合比塩酸1
0・硝酸1・水10)でエッチングを行った。しかる
後、前記レジストを剥離せずに、図7(b)の基板に示
す有効表示領域111 全面にエマルジョン白色反射層を
膜厚2000Aとなるように印刷し、100℃で30分
仮焼成した後、図7(a)のITO膜13の上にのみ被
覆したレジストをST10溶液((株)東京応化製)に
て剥離した。この結果、前記TiO2 を分散したレジス
ト材料は、有効表示領域111 内で図7(a)のITO
膜13以外の領域にのみパターン形成できた。しかる
後、前記TiO2 を分散したレジスト材料を完全に硬化
させる目的で基板を180℃にて30分焼成し、基板裏
面から見て、有効表示領域内の画素電極(図7(a)の
ITO膜13)およびMIM18、配線部22以外の領
域すなわち非変調部Bの一部に本発明の特徴である白色
反射層20を形成できた。
に示す上基板上に表面を酸化させた第1のTa層181
(表面はTaO2 総膜厚1000オングストローム(以
下Aと略称する))を図示するようなパターンで形成
し、しかる後、第2のTa層22(膜厚1000A)を
図示するように一部が第1のTa膜にかかる配線パター
ンで形成し、しかる後、基板全面にITOを膜厚200
0Aにて成膜し、レジスト材料としてポジ型のレジスト
材料(OFPRー5000、(株)東京応化製)を全面
に塗布し、60℃30分の仮焼成を施した後、画素電極
パターンの形成できるようにマスクを用いて露光し、N
MD3溶液((株)東京応化製)で現像し、図7(a)
の符号13で示すITO膜の上にのみ前記レジストが被
覆した構成とした後、塩酸・硝酸水溶液(混合比塩酸1
0・硝酸1・水10)でエッチングを行った。しかる
後、前記レジストを剥離せずに、図7(b)の基板に示
す有効表示領域111 全面にエマルジョン白色反射層を
膜厚2000Aとなるように印刷し、100℃で30分
仮焼成した後、図7(a)のITO膜13の上にのみ被
覆したレジストをST10溶液((株)東京応化製)に
て剥離した。この結果、前記TiO2 を分散したレジス
ト材料は、有効表示領域111 内で図7(a)のITO
膜13以外の領域にのみパターン形成できた。しかる
後、前記TiO2 を分散したレジスト材料を完全に硬化
させる目的で基板を180℃にて30分焼成し、基板裏
面から見て、有効表示領域内の画素電極(図7(a)の
ITO膜13)およびMIM18、配線部22以外の領
域すなわち非変調部Bの一部に本発明の特徴である白色
反射層20を形成できた。
【0057】また、対向させる基板12として図7
(c)、(d)に示すITOストライプパターン電極1
4を形成した基板を作成した。ここで図7(c)は一画
素に該当するパターン形状を示しており、図7(d)
は、有効表示領域121 の形状を示している。
(c)、(d)に示すITOストライプパターン電極1
4を形成した基板を作成した。ここで図7(c)は一画
素に該当するパターン形状を示しており、図7(d)
は、有効表示領域121 の形状を示している。
【0058】こうして得られた2枚の基板に、配向膜1
6、17として配向剤(AL−1051、(株)日本合
成ゴム製)を有効表示領域に印刷、焼成し、前記ITO
ストライプパターンと平行であり、且つ対向する基板間
で向きが180゜逆となる方向にラビングして、しかる
後、観察側基板に粒径5μmの基板間隙材(ミクロパー
ルSP、(株)積水ファインケミカル製)を散布密度1
00/mm2 にて散布し、対向基板の有効表示領域周辺
に5mm幅の開口部を設けた周辺シールパターンをスク
リーン印刷法にて形成した。ここで用いたシール材料は
1液性エポキシ樹脂(XNー21、三井東圧化学(株)
製)である。
6、17として配向剤(AL−1051、(株)日本合
成ゴム製)を有効表示領域に印刷、焼成し、前記ITO
ストライプパターンと平行であり、且つ対向する基板間
で向きが180゜逆となる方向にラビングして、しかる
後、観察側基板に粒径5μmの基板間隙材(ミクロパー
ルSP、(株)積水ファインケミカル製)を散布密度1
00/mm2 にて散布し、対向基板の有効表示領域周辺
に5mm幅の開口部を設けた周辺シールパターンをスク
リーン印刷法にて形成した。ここで用いたシール材料は
1液性エポキシ樹脂(XNー21、三井東圧化学(株)
製)である。
【0059】次に、前記2枚の基板11、12を電極1
3、14面が対向するようにして重ね合わせて、基板間
隙が前記基板間隙材の粒径と等しくなるよう加圧しなが
ら180℃で2時間焼成し、本実施形態の液晶表示素子
に用いる空セルを得た。しかる後、前記空セルに液晶材
料として正の誘電異方性を示すネマティック液晶材料Z
LI−2293((株)メルクジャパン製)151 に黒
色の染料LA103/4((株)三菱化成製)152 を
2.0wt%添加したものを減圧注入法にて注入し液晶
組成物層15とし、前記周辺シールパターンの開口部を
紫外線硬化樹脂UV−1000((株)ソニーケミカル
製)にて封止し、本実施形態の液晶表示素子に用いる液
晶セルを得た。しかる後、図8に示すように、4分の1
波長板31、反射板30を張り合わせ本実施形態の液晶
表示素子を得た。ここで用いた反射板30は、Al蒸着
タイプの拡散反射板であるMタイプ拡散反射板((株)
日東電工製)であり、4分の1波長板31は積層タイプ
の全波長域4分の1波長板((株)日東電工製)であ
り、それぞれ糊付きのものを用いた。
3、14面が対向するようにして重ね合わせて、基板間
隙が前記基板間隙材の粒径と等しくなるよう加圧しなが
ら180℃で2時間焼成し、本実施形態の液晶表示素子
に用いる空セルを得た。しかる後、前記空セルに液晶材
料として正の誘電異方性を示すネマティック液晶材料Z
LI−2293((株)メルクジャパン製)151 に黒
色の染料LA103/4((株)三菱化成製)152 を
2.0wt%添加したものを減圧注入法にて注入し液晶
組成物層15とし、前記周辺シールパターンの開口部を
紫外線硬化樹脂UV−1000((株)ソニーケミカル
製)にて封止し、本実施形態の液晶表示素子に用いる液
晶セルを得た。しかる後、図8に示すように、4分の1
波長板31、反射板30を張り合わせ本実施形態の液晶
表示素子を得た。ここで用いた反射板30は、Al蒸着
タイプの拡散反射板であるMタイプ拡散反射板((株)
日東電工製)であり、4分の1波長板31は積層タイプ
の全波長域4分の1波長板((株)日東電工製)であ
り、それぞれ糊付きのものを用いた。
【0060】本実施形態の液晶表示素子は構造として、
観察側基板11のスペース部に白色反射層20を有す
る。
観察側基板11のスペース部に白色反射層20を有す
る。
【0061】その製造方法としては画素ITO電極のパ
ターン形成工程に用いたレジストパターンを利用したリ
フトオフ法によるものである。また、液晶表示モードと
しては染料を添加した液晶組成物を用いたGH型のもの
であり、且つ4分の1波長板を加えた図9に示した構成
の表示モードである。すなわち、電圧無印加状態では図
9(a)に示すように非偏光の入射光Liは液晶組成物
層15を通過して直線偏光となり、4分の1波長板31
で円偏光となって反射板30に至り円偏光のまま反射さ
れ、再び4分の1波長板31を通過するがこのときの直
線偏光の方向が入射時にたいして90°回転するため、
液晶組成物層15に遮られ反射光Lrは遮断される。一
方、電圧印加時は図9(b)に示すように入射光Liの
非偏光光は、そのまま反射して反射光Lrが液晶組成物
層15を通過する。
ターン形成工程に用いたレジストパターンを利用したリ
フトオフ法によるものである。また、液晶表示モードと
しては染料を添加した液晶組成物を用いたGH型のもの
であり、且つ4分の1波長板を加えた図9に示した構成
の表示モードである。すなわち、電圧無印加状態では図
9(a)に示すように非偏光の入射光Liは液晶組成物
層15を通過して直線偏光となり、4分の1波長板31
で円偏光となって反射板30に至り円偏光のまま反射さ
れ、再び4分の1波長板31を通過するがこのときの直
線偏光の方向が入射時にたいして90°回転するため、
液晶組成物層15に遮られ反射光Lrは遮断される。一
方、電圧印加時は図9(b)に示すように入射光Liの
非偏光光は、そのまま反射して反射光Lrが液晶組成物
層15を通過する。
【0062】さて、以上により得られた本実施形態の液
晶表示素子の反射率およびコントラスト比を図10に示
す測定装置で測定した。測定はサンプルの中央から法線
方向の位置に距離30cmで輝度計40を配置し、ほぼ
同じ高さに前記法線方向と30゜の角度をなす方向に図
示するように赤緑青3波長に発光する高演色形蛍光灯4
1、42を2灯、配置して、サンプル43部分の照度が
580ルクスとなるようにして、標準拡散板(MgO
板)の輝度を測定し、この輝度を反射率100%とし、
サンプルの反射率およびコントラストを測定した。
晶表示素子の反射率およびコントラスト比を図10に示
す測定装置で測定した。測定はサンプルの中央から法線
方向の位置に距離30cmで輝度計40を配置し、ほぼ
同じ高さに前記法線方向と30゜の角度をなす方向に図
示するように赤緑青3波長に発光する高演色形蛍光灯4
1、42を2灯、配置して、サンプル43部分の照度が
580ルクスとなるようにして、標準拡散板(MgO
板)の輝度を測定し、この輝度を反射率100%とし、
サンプルの反射率およびコントラストを測定した。
【0063】結果を下表に示す(以下の実施形態につい
ても同様)。
ても同様)。
【0064】
【表1】
【0065】ところで、コントラスト比とは、明状態の
部分(白い部分)に対して、暗状態の部分(黒い部分)
が、いかに際立って見えるかを示すパラメータである。
本発明のように、非変調部を全体の明るさに寄与させる
ように構成される反射型LCDにおいて、このコントラ
スト比のパラメータを考えてみる。実際に見た目に感じ
られるコントラスト比は、次のようになる。明状態の部
分の場合の実際に見た目に感じられる明るさは、非変調
部と変調部の反射率の和によって決まる。これは非変調
部の明るさが暗状態の変調部の明るさと比較すれば明る
いため、結果的には非変調部と変調部の明るさの差は、
相対的に見て小さい。これは非変調部と変調部の反射率
は混色され、一体化して目に認識されるからである。こ
れに対して暗状態とした場合のように暗状態の部分の実
際に見た目に感じられる暗さは、逆に変調部の暗さのみ
が認識される。これは、非変調部に対しては変調部は暗
くなっているためであり、前記した明状態の部分の場合
のように結果的には非変調部と変調部の明るさの差が小
さくないので、一体化して目に認識できないからであ
る。したがって、見た目の暗さ、黒さは変調部の暗さ、
黒さに大きく依存することになにる。さらに実際に見た
目には非変調部が明るいほど、暗さ、黒さが際立って見
えるので、暗状態の部分の実際に見た目に感じられる暗
さは、非変調部の明るさが明るいほど、暗く見えること
になる。
部分(白い部分)に対して、暗状態の部分(黒い部分)
が、いかに際立って見えるかを示すパラメータである。
本発明のように、非変調部を全体の明るさに寄与させる
ように構成される反射型LCDにおいて、このコントラ
スト比のパラメータを考えてみる。実際に見た目に感じ
られるコントラスト比は、次のようになる。明状態の部
分の場合の実際に見た目に感じられる明るさは、非変調
部と変調部の反射率の和によって決まる。これは非変調
部の明るさが暗状態の変調部の明るさと比較すれば明る
いため、結果的には非変調部と変調部の明るさの差は、
相対的に見て小さい。これは非変調部と変調部の反射率
は混色され、一体化して目に認識されるからである。こ
れに対して暗状態とした場合のように暗状態の部分の実
際に見た目に感じられる暗さは、逆に変調部の暗さのみ
が認識される。これは、非変調部に対しては変調部は暗
くなっているためであり、前記した明状態の部分の場合
のように結果的には非変調部と変調部の明るさの差が小
さくないので、一体化して目に認識できないからであ
る。したがって、見た目の暗さ、黒さは変調部の暗さ、
黒さに大きく依存することになにる。さらに実際に見た
目には非変調部が明るいほど、暗さ、黒さが際立って見
えるので、暗状態の部分の実際に見た目に感じられる暗
さは、非変調部の明るさが明るいほど、暗く見えること
になる。
【0066】こうしたことから、前記非変調部を全体の
明るさに寄与させるように構成される反射型LCDにお
ける実際に見た目に感じられるコントラスト比CRLを
(a)式のように定義し、評価に用いることにした。
明るさに寄与させるように構成される反射型LCDにお
ける実際に見た目に感じられるコントラスト比CRLを
(a)式のように定義し、評価に用いることにした。
【0067】
【数1】
【0068】暗状態では輝度計の測定径を画素の変調部
未満として行った。
未満として行った。
【0069】液晶層への印加電圧が4VとなるようMI
M素子を用いて全面(全画素)に電圧を印加した反射率
は80%と極めて高い値であり、また、液晶層への印加
電圧が0Vと4VとなるようMIM素子を用いて全面
(全画素)に電圧を印加してコントラスト比を測定した
ところ、表に示すように13:1と極めて高い値であっ
た。
M素子を用いて全面(全画素)に電圧を印加した反射率
は80%と極めて高い値であり、また、液晶層への印加
電圧が0Vと4VとなるようMIM素子を用いて全面
(全画素)に電圧を印加してコントラスト比を測定した
ところ、表に示すように13:1と極めて高い値であっ
た。
【0070】(比較例1)実施形態1において白色反射
層の無い構造の液晶表示素子を作成した。構造上は白色
反射層を設けないこと以外同一とし、材料、製法も実施
形態1同様にして作成した。実施形態1同様にして反射
率及びコントラスト比を測定したところ、反射率は60
%と実施形態1と比較して著しく低い値であった。ま
た、コントラスト比も9:1であり、実施形態1の本発
明の液晶表示素子は白色反射層を設けても十分な値を得
ていることがわかった。
層の無い構造の液晶表示素子を作成した。構造上は白色
反射層を設けないこと以外同一とし、材料、製法も実施
形態1同様にして作成した。実施形態1同様にして反射
率及びコントラスト比を測定したところ、反射率は60
%と実施形態1と比較して著しく低い値であった。ま
た、コントラスト比も9:1であり、実施形態1の本発
明の液晶表示素子は白色反射層を設けても十分な値を得
ていることがわかった。
【0071】(実施形態2)図11および図12に本実
施形態のカラーフィルターを有するMIMスイッチング
素子をもつアクティブマトリクス液晶表示素子を示す。
施形態のカラーフィルターを有するMIMスイッチング
素子をもつアクティブマトリクス液晶表示素子を示す。
【0072】0.7mm厚のガラス基板11、12を2
枚用い、一方の下基板12に図11(a)、(b)に示
すようなMIM素子18付き基板を作成した。図11
(a)は一画素の電極形状を示し、180μm×180
μmの一画素領域にイエロー用の電極14Y 、マゼンタ
用の電極14M 、シアン用の電極14C が配置される。
図11(b)は有効表示領域122 の形状を示してい
る。画素数は480(×3)×320である。この基板
12は観察側基板の対向基板として用いる。本実施形態
では、いずれのパターンもリフトオフ法は用いず、各々
レジストを剥離しておこなった。
枚用い、一方の下基板12に図11(a)、(b)に示
すようなMIM素子18付き基板を作成した。図11
(a)は一画素の電極形状を示し、180μm×180
μmの一画素領域にイエロー用の電極14Y 、マゼンタ
用の電極14M 、シアン用の電極14C が配置される。
図11(b)は有効表示領域122 の形状を示してい
る。画素数は480(×3)×320である。この基板
12は観察側基板の対向基板として用いる。本実施形態
では、いずれのパターンもリフトオフ法は用いず、各々
レジストを剥離しておこなった。
【0073】しかる後、観察側基板11として、図11
(c)、(d)に示すカラーフィルター付き基板を作成
した。図11(c)、(d)に示すようなイエロー27
Y 、マゼンタ27M 、シアン27C の3着色層からなる
カラーフィルター27付き基板を用い、この基板全面に
ITO膜を膜厚2000Aにて成膜した。カラーフィル
ターの膜厚はいずれも18000Aである。しかる後、
レジスト材料としてポジ型のレジスト材料(OFPR−
5000、(株)東京応化製)を全面に塗布し、60
℃、30分の仮焼成を施した後、図11(c)に図示す
る形状のITO膜13にパターン形成できるようにマス
クを用いて露光し、NMD3溶液((株)東京応化製)
で現像し、図11(c)のITO膜13の上にのみ前記
レジストが被覆した構成とした後、塩酸・硝酸水溶液
(混合比塩酸10・硝酸1・水10)でエッチングを行
った。しかる後、前記レジストを図11(d)に示す有
効表示領域全面にエマルジョン白色反射層を膜厚200
00Aと成るように印刷し、100℃で30分仮焼成し
た後、前記図11(c)のITO膜13aの上にのみ被
覆したレジストをST10溶液((株)東京応化製)に
て剥離した。この結果、前記TiO2 を分散したレジス
ト材料は、有効表示領域内で図11(c)のITO膜1
3以外の領域にのみパターン形成できた。しかる後、前
記TiO2 を分散したレジスト材料を完全に硬化させる
目的で基板を180℃にて30分焼成し、基板裏面から
見て、有効表示領域内のカラーフィルターの着色部以外
の領域に本発明の特徴である白色反射層20を形成でき
た。
(c)、(d)に示すカラーフィルター付き基板を作成
した。図11(c)、(d)に示すようなイエロー27
Y 、マゼンタ27M 、シアン27C の3着色層からなる
カラーフィルター27付き基板を用い、この基板全面に
ITO膜を膜厚2000Aにて成膜した。カラーフィル
ターの膜厚はいずれも18000Aである。しかる後、
レジスト材料としてポジ型のレジスト材料(OFPR−
5000、(株)東京応化製)を全面に塗布し、60
℃、30分の仮焼成を施した後、図11(c)に図示す
る形状のITO膜13にパターン形成できるようにマス
クを用いて露光し、NMD3溶液((株)東京応化製)
で現像し、図11(c)のITO膜13の上にのみ前記
レジストが被覆した構成とした後、塩酸・硝酸水溶液
(混合比塩酸10・硝酸1・水10)でエッチングを行
った。しかる後、前記レジストを図11(d)に示す有
効表示領域全面にエマルジョン白色反射層を膜厚200
00Aと成るように印刷し、100℃で30分仮焼成し
た後、前記図11(c)のITO膜13aの上にのみ被
覆したレジストをST10溶液((株)東京応化製)に
て剥離した。この結果、前記TiO2 を分散したレジス
ト材料は、有効表示領域内で図11(c)のITO膜1
3以外の領域にのみパターン形成できた。しかる後、前
記TiO2 を分散したレジスト材料を完全に硬化させる
目的で基板を180℃にて30分焼成し、基板裏面から
見て、有効表示領域内のカラーフィルターの着色部以外
の領域に本発明の特徴である白色反射層20を形成でき
た。
【0074】この基板の有効表示領域では、白色反射層
の膜厚もカラーフィルターの着色部の膜厚(カラーフィ
ルターの膜厚+ITOの膜厚)もともに20000Aで
あり、表面の段差は生じていない。このように、本実施
形態では、白色反射層はカラーフィルターの着色部とそ
れ以外の領域間の段差を解消する構成となっている。
の膜厚もカラーフィルターの着色部の膜厚(カラーフィ
ルターの膜厚+ITOの膜厚)もともに20000Aで
あり、表面の段差は生じていない。このように、本実施
形態では、白色反射層はカラーフィルターの着色部とそ
れ以外の領域間の段差を解消する構成となっている。
【0075】こうして得られた2枚の基板を図12のよ
うに実施形態1同様の材料、製法にてセル化し、実施形
態1同様の、材料、製法にて4分の1波長板31、反射
板30を貼付し、液晶表示素子を得た。
うに実施形態1同様の材料、製法にてセル化し、実施形
態1同様の、材料、製法にて4分の1波長板31、反射
板30を貼付し、液晶表示素子を得た。
【0076】こうして得られた本実施形態の液晶表示素
子の反射率およびコントラスト比を実施形態1同様の方
法にて測定したところ、反射率は、カラーフィルターで
の吸収があるにも拘らず50%と極めて高い値であり、
また、コントラスト比を測定したところ、12:1と極
めて高い値であった。
子の反射率およびコントラスト比を実施形態1同様の方
法にて測定したところ、反射率は、カラーフィルターで
の吸収があるにも拘らず50%と極めて高い値であり、
また、コントラスト比を測定したところ、12:1と極
めて高い値であった。
【0077】(比較例2)実施形態2において白色反射
層の無い構造の液晶表示素子を作成した。構造上は白色
反射層を設けないこと以外同一とし、材料、製法も実施
形態2同様にして作成した。実施形態1同様にして反射
率及びコントラスト比を測定したところ、反射率は25
%と実施形態2と比較して著しく低い値であった。ま
た、コントラスト比も6:1であり、実施形態2の本発
明の液晶表示素子は白色反射層を設けても十分な値を得
ていることがわかった。
層の無い構造の液晶表示素子を作成した。構造上は白色
反射層を設けないこと以外同一とし、材料、製法も実施
形態2同様にして作成した。実施形態1同様にして反射
率及びコントラスト比を測定したところ、反射率は25
%と実施形態2と比較して著しく低い値であった。ま
た、コントラスト比も6:1であり、実施形態2の本発
明の液晶表示素子は白色反射層を設けても十分な値を得
ていることがわかった。
【0078】(実施形態3)図13に本実施形態の液晶
表示素子を示す。
表示素子を示す。
【0079】0.7mm厚のガラス基板を2枚用い、一
方の基板11に図13(a)、(b)に示すようなTF
T18付き基板を作成した。図13(a)は一画素の電
極形状を示し、図13(b)は有効表示領域の形状を示
す。一画素は180μm×180μm、画素数は480
×320である。この基板11は観察側基板として用い
る。まず、図7(a)に示すと同様に基板11上にTF
Tスイッチング素子18を形成し、しかる後、基板全面
にITO膜を膜厚2000Aにて成膜し、レジスト材料
としてポジ型のレジスト材料:OFPR−5000
((株)東京応化製)を全面に塗布し、60℃30分の
仮焼成を施した後、図示する正方形形状にパターン形成
できるようにマスクを用いて露光し、NMD3溶液
((株)東京応化製)で現像し、電極として残すITO
膜13の上にのみ前記レジストが被覆した構成とした
後、塩酸・硝酸水溶液(混合比塩酸10・硝酸1・水1
0)でエッチングを行った。しかる後、前記レジストを
剥離せずに、図13(b)に示す基板11の有効表示領
域113 全面にエマルジョン白色反射層を膜厚2000
Aと成るように印刷し、100℃で30分仮焼成した
後、前記図13(a)のITO膜13の上にのみ被覆し
たレジストをST10溶液((株)東京応化製)にて剥
離した。この結果、前記TiO2 を分散したレジスト材
料は、有効表示領域113内で図13(a)のITO膜
13以外の領域にのみパターン形成できた。しかる後、
前記TiO2 を分散したレジスト材料を完全に硬化させ
る目的で基板を180℃にて30分焼成し、基板裏面か
ら見て、有効表示領域内の画素電極(図13(a)のI
TO膜13)および配線部(ゲート線、信号線)22、
TFT素子18以外のスペース領域に本発明の特徴であ
る白色反射層20を形成できた。
方の基板11に図13(a)、(b)に示すようなTF
T18付き基板を作成した。図13(a)は一画素の電
極形状を示し、図13(b)は有効表示領域の形状を示
す。一画素は180μm×180μm、画素数は480
×320である。この基板11は観察側基板として用い
る。まず、図7(a)に示すと同様に基板11上にTF
Tスイッチング素子18を形成し、しかる後、基板全面
にITO膜を膜厚2000Aにて成膜し、レジスト材料
としてポジ型のレジスト材料:OFPR−5000
((株)東京応化製)を全面に塗布し、60℃30分の
仮焼成を施した後、図示する正方形形状にパターン形成
できるようにマスクを用いて露光し、NMD3溶液
((株)東京応化製)で現像し、電極として残すITO
膜13の上にのみ前記レジストが被覆した構成とした
後、塩酸・硝酸水溶液(混合比塩酸10・硝酸1・水1
0)でエッチングを行った。しかる後、前記レジストを
剥離せずに、図13(b)に示す基板11の有効表示領
域113 全面にエマルジョン白色反射層を膜厚2000
Aと成るように印刷し、100℃で30分仮焼成した
後、前記図13(a)のITO膜13の上にのみ被覆し
たレジストをST10溶液((株)東京応化製)にて剥
離した。この結果、前記TiO2 を分散したレジスト材
料は、有効表示領域113内で図13(a)のITO膜
13以外の領域にのみパターン形成できた。しかる後、
前記TiO2 を分散したレジスト材料を完全に硬化させ
る目的で基板を180℃にて30分焼成し、基板裏面か
ら見て、有効表示領域内の画素電極(図13(a)のI
TO膜13)および配線部(ゲート線、信号線)22、
TFT素子18以外のスペース領域に本発明の特徴であ
る白色反射層20を形成できた。
【0080】さらに、対向基板としてITOベタ電極を
有する基板(図示せず)を用い、配向膜としてALー1
051((株)日本合成ゴム製)を有効表示領域に印
刷、焼成し、対向する基板間で向きが180゜逆となる
方向にラビングして、しかる後、観察側基板に基板間隙
材として粒径8μmのミクロパールSP((株)積水フ
ァインケミカル製)を散布密度100/mm2 にて散布
し、対向基板の有効表示領域周辺に5mm幅の開口部を
設けた周辺シールパターンをスクリーン印刷法にて形成
した。ここで用いたシール材料は1液性エポキシ樹脂で
あるXNー21(三井東圧化学(株)製)である。
有する基板(図示せず)を用い、配向膜としてALー1
051((株)日本合成ゴム製)を有効表示領域に印
刷、焼成し、対向する基板間で向きが180゜逆となる
方向にラビングして、しかる後、観察側基板に基板間隙
材として粒径8μmのミクロパールSP((株)積水フ
ァインケミカル製)を散布密度100/mm2 にて散布
し、対向基板の有効表示領域周辺に5mm幅の開口部を
設けた周辺シールパターンをスクリーン印刷法にて形成
した。ここで用いたシール材料は1液性エポキシ樹脂で
あるXNー21(三井東圧化学(株)製)である。
【0081】しかる後、前記2枚の基板を電極面が対向
するようにして重ね合わせて、基板間隙が前記基板間隙
材の粒径と等しくなるよう加圧しながら180℃で2時
間焼成し、本発明の液晶表示素子に用いる空セルを得
た。しかる後、前記空セルに液晶材料として正の誘電異
方性を示すネマティック液晶材料(ZLIー2293、
(株)メルクジャパン製)に、カイラル材(S101
1、(株)メルクジャパン製)を2wt%と、黒色の染
料(LA103/4、(株)三菱化成製)を2.0wt
%添加したものを減圧注入法にて注入し、前記周辺シー
ルパターンの開口部を紫外線硬化樹脂UV−1000
((株)ソニーケミカル製)にて封止し、本実施形態の
液晶表示素子に用いる液晶セルを得た。本実施形態にて
作成した液晶表示素子は、PC−GH型LCDであり、
用いた液晶材料のヘリカルピッチは1.4μmに設定
(前記カイラル材の添加量で制御)してある。ヘリカル
ピッチが液晶層厚(設定8μm)より、十分に短いた
め、螺旋軸は法線方向からずれ、電圧を印加していない
状態では実用的に染料分子の方位がランダムとなり、十
分な光吸収効果(暗状態を得る効果)が得られる。
するようにして重ね合わせて、基板間隙が前記基板間隙
材の粒径と等しくなるよう加圧しながら180℃で2時
間焼成し、本発明の液晶表示素子に用いる空セルを得
た。しかる後、前記空セルに液晶材料として正の誘電異
方性を示すネマティック液晶材料(ZLIー2293、
(株)メルクジャパン製)に、カイラル材(S101
1、(株)メルクジャパン製)を2wt%と、黒色の染
料(LA103/4、(株)三菱化成製)を2.0wt
%添加したものを減圧注入法にて注入し、前記周辺シー
ルパターンの開口部を紫外線硬化樹脂UV−1000
((株)ソニーケミカル製)にて封止し、本実施形態の
液晶表示素子に用いる液晶セルを得た。本実施形態にて
作成した液晶表示素子は、PC−GH型LCDであり、
用いた液晶材料のヘリカルピッチは1.4μmに設定
(前記カイラル材の添加量で制御)してある。ヘリカル
ピッチが液晶層厚(設定8μm)より、十分に短いた
め、螺旋軸は法線方向からずれ、電圧を印加していない
状態では実用的に染料分子の方位がランダムとなり、十
分な光吸収効果(暗状態を得る効果)が得られる。
【0082】こうして得られた液晶セルの対向基板外面
に実施形態1同様、Mタイプ拡散反射板((株)日東電
工製)を貼り、本実施形態の液晶表示素子を得た。
に実施形態1同様、Mタイプ拡散反射板((株)日東電
工製)を貼り、本実施形態の液晶表示素子を得た。
【0083】この液晶表示素子の反射率及びコントラス
ト比を実施形態1同様の方法にて測定したところ、液晶
層への印加電圧が14VとなるようTFT素子を用いて
全面(全画素)に電圧を印加して反射率は80%と極め
て高い値であり、また、液晶層への印加電圧が0Vと1
4VとなるようTFT素子を用いて全面(全画素)に電
圧を印加してコントラスト比を測定したところ、15:
1と極めて高い値であった。ここで、コントラスト比が
実施形態1より、さらに高くなったのはスイッチング素
子としてTFT素子を用いていることによるもので、本
発明の作用とともに効果を高める。
ト比を実施形態1同様の方法にて測定したところ、液晶
層への印加電圧が14VとなるようTFT素子を用いて
全面(全画素)に電圧を印加して反射率は80%と極め
て高い値であり、また、液晶層への印加電圧が0Vと1
4VとなるようTFT素子を用いて全面(全画素)に電
圧を印加してコントラスト比を測定したところ、15:
1と極めて高い値であった。ここで、コントラスト比が
実施形態1より、さらに高くなったのはスイッチング素
子としてTFT素子を用いていることによるもので、本
発明の作用とともに効果を高める。
【0084】(実施形態4)実施形態3において、白色
反射層としてMgOを含める以外、実施形態3と同じ材
料、製法、構成にて本発明の液晶表示素子を作成した。
反射層としてMgOを含める以外、実施形態3と同じ材
料、製法、構成にて本発明の液晶表示素子を作成した。
【0085】実施形態3同様、駆動電圧14Vにて、反
射率およびコントラスト比を実施形態1同様の方法にて
測定したところ、反射率は78%と極めて高い値であ
り、コントラスト比を測定したところ、15:1と極め
て高い値であった。
射率およびコントラスト比を実施形態1同様の方法にて
測定したところ、反射率は78%と極めて高い値であ
り、コントラスト比を測定したところ、15:1と極め
て高い値であった。
【0086】(比較例3)実施形態3において白色反射
層の無い構造の液晶表示素子を作成した。構造上は白色
反射層を設けないこと以外同一とし、材料、製法も実施
形態3同様にして作成した。実施形態1同様にして反射
率及びコントラスト比を測定したところ、反射率は60
%と実施形態3、4と比較して著しく低い値であった。
また、コントラスト比も10:1であり、実施形態3、
4の本発明の液晶表示素子は白色反射層を設けても十分
な値を得ていることがわかった。
層の無い構造の液晶表示素子を作成した。構造上は白色
反射層を設けないこと以外同一とし、材料、製法も実施
形態3同様にして作成した。実施形態1同様にして反射
率及びコントラスト比を測定したところ、反射率は60
%と実施形態3、4と比較して著しく低い値であった。
また、コントラスト比も10:1であり、実施形態3、
4の本発明の液晶表示素子は白色反射層を設けても十分
な値を得ていることがわかった。
【0087】(実施形態5)0.7mm厚のガラス基板
を2枚用い、一方の基板に図13(a)、(b)に示す
ようなTFT素子付き基板を作成した。この基板は観察
側基板の対向基板11であり、画素数は480×320
である。また、観察側基板として、図7(c)、(d)
に示す白色反射層をパターン形成し、その上にITOベ
タ電極を形成した基板を作成した。対向基板の画素電極
13は多結晶シリコンを半導体層とするTFTのスイッ
チング素子18を介して、電極間の非変調部すなわちス
ペースに配置されたゲート線やデータ線などの配線層2
2に接続されて、基板表示面の有効表示領域113 にマ
トリクス状に配置される。
を2枚用い、一方の基板に図13(a)、(b)に示す
ようなTFT素子付き基板を作成した。この基板は観察
側基板の対向基板11であり、画素数は480×320
である。また、観察側基板として、図7(c)、(d)
に示す白色反射層をパターン形成し、その上にITOベ
タ電極を形成した基板を作成した。対向基板の画素電極
13は多結晶シリコンを半導体層とするTFTのスイッ
チング素子18を介して、電極間の非変調部すなわちス
ペースに配置されたゲート線やデータ線などの配線層2
2に接続されて、基板表示面の有効表示領域113 にマ
トリクス状に配置される。
【0088】このスペースの配線を除く領域に、屈折率
が異なる2種以上の透明媒体からなるエマルジョンを固
化し、層状にした白色反射層20を形成する。透明媒体
の1つは、感光性樹脂であり、また、透明媒体の他の物
質は高屈折率物質である。高屈折率物質を感光性樹脂に
混合してエマルジョンとしたものをすでに電極および配
線を施した基板11上に塗布し、基板の裏面から紫外線
露光して現像し、電極および配線上のエマルジョン層を
除去してスペースに露出した基板面のみに形成する。形
成された白色反射層は紫外線硬化された樹脂内に高屈折
率物質分子が分散した層となっており、屈折率の差異に
より入射光が乱反射して視感的に無彩色の白色と認識す
る。
が異なる2種以上の透明媒体からなるエマルジョンを固
化し、層状にした白色反射層20を形成する。透明媒体
の1つは、感光性樹脂であり、また、透明媒体の他の物
質は高屈折率物質である。高屈折率物質を感光性樹脂に
混合してエマルジョンとしたものをすでに電極および配
線を施した基板11上に塗布し、基板の裏面から紫外線
露光して現像し、電極および配線上のエマルジョン層を
除去してスペースに露出した基板面のみに形成する。形
成された白色反射層は紫外線硬化された樹脂内に高屈折
率物質分子が分散した層となっており、屈折率の差異に
より入射光が乱反射して視感的に無彩色の白色と認識す
る。
【0089】観察側基板は、基板上全面にITOを成膜
することにより得ている。
することにより得ている。
【0090】配向膜としてALー1051((株)日本
合成ゴム製)を有効表示領域に印刷、焼成し、対向する
基板間で向きが180゜逆となる方向にラビングして、
しかる後、観察側基板に基板間隙材として粒径8μmの
ミクロパールSP((株)積水ファインケミカル製)を
散布密度100/mm2 にて散布し、対向基板の有効表
示領域周辺に5mm幅の開口部を設けた周辺シールパタ
ーンをスクリーン印刷法にて形成した。ここで用いたシ
ール材料は1液性エポキシ樹脂であるXNー21(三井
東圧化学(株)製)である。
合成ゴム製)を有効表示領域に印刷、焼成し、対向する
基板間で向きが180゜逆となる方向にラビングして、
しかる後、観察側基板に基板間隙材として粒径8μmの
ミクロパールSP((株)積水ファインケミカル製)を
散布密度100/mm2 にて散布し、対向基板の有効表
示領域周辺に5mm幅の開口部を設けた周辺シールパタ
ーンをスクリーン印刷法にて形成した。ここで用いたシ
ール材料は1液性エポキシ樹脂であるXNー21(三井
東圧化学(株)製)である。
【0091】しかる後、前記2枚の基板を電極面が対向
するようにして重ね合わせて、基板間隙が前記基板間隙
材の粒径と等しくなるよう加圧しながら180℃で2時
間焼成し、本発明の液晶表示素子に用いる空セルを得
た。しかる後、前記空セルに液晶材料として正の誘電異
方性を示すネマティック液晶材料(ZLIー2293、
(株)メルクジャパン製)に、カイラル材(S101
1、(株)メルクジャパン製)を2wt%と、黒色の染
料(LA103/4、(株)三菱化成製)を2.0wt
%添加したものを減圧注入法にて注入し、前記周辺シー
ルパターンの開口部を紫外線硬化樹脂UV−1000
((株)ソニーケミカル製)にて封止し、本実施形態の
液晶表示素子に用いる液晶セルを得た。本実施形態にて
作成した液晶表示素子は、PC−GH型LCDであり、
用いた液晶材料のヘリカルピッチは1.4μmに設定
(前記カイラル材の添加量で制御)してある。ヘリカル
ピッチが液晶層厚(設定8μm)より、十分に短いた
め、螺旋軸は法線方向からずれ、電圧を印加していない
状態では実用的に染料分子の方位がランダムとなり、十
分な光吸収効果(暗状態を得る効果)が得られる。
するようにして重ね合わせて、基板間隙が前記基板間隙
材の粒径と等しくなるよう加圧しながら180℃で2時
間焼成し、本発明の液晶表示素子に用いる空セルを得
た。しかる後、前記空セルに液晶材料として正の誘電異
方性を示すネマティック液晶材料(ZLIー2293、
(株)メルクジャパン製)に、カイラル材(S101
1、(株)メルクジャパン製)を2wt%と、黒色の染
料(LA103/4、(株)三菱化成製)を2.0wt
%添加したものを減圧注入法にて注入し、前記周辺シー
ルパターンの開口部を紫外線硬化樹脂UV−1000
((株)ソニーケミカル製)にて封止し、本実施形態の
液晶表示素子に用いる液晶セルを得た。本実施形態にて
作成した液晶表示素子は、PC−GH型LCDであり、
用いた液晶材料のヘリカルピッチは1.4μmに設定
(前記カイラル材の添加量で制御)してある。ヘリカル
ピッチが液晶層厚(設定8μm)より、十分に短いた
め、螺旋軸は法線方向からずれ、電圧を印加していない
状態では実用的に染料分子の方位がランダムとなり、十
分な光吸収効果(暗状態を得る効果)が得られる。
【0092】こうして得られた液晶セルの対向基板外面
に実施形態1同様、Mタイプ拡散反射板((株)日東電
工製)を貼り、本実施形態の液晶表示素子を得た。
に実施形態1同様、Mタイプ拡散反射板((株)日東電
工製)を貼り、本実施形態の液晶表示素子を得た。
【0093】(実施形態6)図14および図15に本実
施形態の数字等のキャラクター表示用液晶表示素子を示
す。
施形態の数字等のキャラクター表示用液晶表示素子を示
す。
【0094】2枚の0.7mm厚のガラス基板11、1
2を用い、図14(a)にセグメント電極パターン14
を形成した対向基板12、図14(b)にITO膜の電
極パターン13を形成した観察側基板11を示す。これ
ら基板の電極面に、図15に示すように配向膜16、1
7として、AL−1051((株)日本合成ゴム製)を
有効表示領域に印刷、焼成し、図14(a)(b)に図
示する矢印方向r1 、r2 (互いに対向する基板間で向
きが180゜逆となる方向)にラビングして、しかる
後、観察側基板11に基板間隙材として粒径2.5μm
の間隙剤(ミクロパールSP、(株)積水ファインケミ
カル製)を散布密度100/mm2 にて散布し、対向基
板12の有効表示領域周辺に5mm幅の開口部を設けた
周辺シールパターンをスクリーン印刷法にて形成した。
ここで用いたシール材料28は1液性エポキシ樹脂(X
N−21、三井東圧化学(株)製)である。
2を用い、図14(a)にセグメント電極パターン14
を形成した対向基板12、図14(b)にITO膜の電
極パターン13を形成した観察側基板11を示す。これ
ら基板の電極面に、図15に示すように配向膜16、1
7として、AL−1051((株)日本合成ゴム製)を
有効表示領域に印刷、焼成し、図14(a)(b)に図
示する矢印方向r1 、r2 (互いに対向する基板間で向
きが180゜逆となる方向)にラビングして、しかる
後、観察側基板11に基板間隙材として粒径2.5μm
の間隙剤(ミクロパールSP、(株)積水ファインケミ
カル製)を散布密度100/mm2 にて散布し、対向基
板12の有効表示領域周辺に5mm幅の開口部を設けた
周辺シールパターンをスクリーン印刷法にて形成した。
ここで用いたシール材料28は1液性エポキシ樹脂(X
N−21、三井東圧化学(株)製)である。
【0095】しかる後、図14(c)のように、前記2
枚の基板11、12を電極面が対向するようにして重ね
合わせて、基板間隙が前記基板間隙材の粒径と等しくな
るよう加圧しながら180℃で2時間焼成し、本実施形
態の液晶表示素子に用いる空セルを得た。次に、前記空
セルに液晶材料として正の誘電異方性を示すネマティッ
ク液晶材料(ZLI−2293、(株)メルクジャパン
製)を液晶組成物15として減圧注入法にて注入し、前
記周辺シールパターンの開口部を紫外線硬化樹脂(UV
−1000、(株)ソニーケミカル製)にて封止し、本
実施形態の液晶表示素子に用いる液晶セルを得た。しか
る後、図15に示す構造となるよう偏光板32としてL
LC298−18SF((株)サンリッツ製)を、観察
側基板11外面に前記ラビング方向と45゜の角度をな
す方向に吸収軸が来るように張り付け、反射板30とし
てMタイプ拡散反射板((株)日東電工製)を対向基板
12外面に張り付け、しかる後、前記偏光板32表面
に、エマルジョン白色層をセグメント電極が見える開口
窓を形成して膜厚2000Aとなるように印刷し、70
℃で120分焼成し、平面的にみて非変調部である領域
で、断面的に見て前記偏光板表面に白色反射層20を形
成し、本実施形態の液晶表示素子を得た。
枚の基板11、12を電極面が対向するようにして重ね
合わせて、基板間隙が前記基板間隙材の粒径と等しくな
るよう加圧しながら180℃で2時間焼成し、本実施形
態の液晶表示素子に用いる空セルを得た。次に、前記空
セルに液晶材料として正の誘電異方性を示すネマティッ
ク液晶材料(ZLI−2293、(株)メルクジャパン
製)を液晶組成物15として減圧注入法にて注入し、前
記周辺シールパターンの開口部を紫外線硬化樹脂(UV
−1000、(株)ソニーケミカル製)にて封止し、本
実施形態の液晶表示素子に用いる液晶セルを得た。しか
る後、図15に示す構造となるよう偏光板32としてL
LC298−18SF((株)サンリッツ製)を、観察
側基板11外面に前記ラビング方向と45゜の角度をな
す方向に吸収軸が来るように張り付け、反射板30とし
てMタイプ拡散反射板((株)日東電工製)を対向基板
12外面に張り付け、しかる後、前記偏光板32表面
に、エマルジョン白色層をセグメント電極が見える開口
窓を形成して膜厚2000Aとなるように印刷し、70
℃で120分焼成し、平面的にみて非変調部である領域
で、断面的に見て前記偏光板表面に白色反射層20を形
成し、本実施形態の液晶表示素子を得た。
【0096】本実施形態は画素単位の表示パターンでは
ないため、変調部と非変調部を一つの表示単位とみなし
て観察することはできないので、変調部と非変調部を合
わせたコントラスト比は議論の価値がない。よって、本
実施形態では、実施形態1と同様の方法にて反射率のみ
を測定した。電圧を印加しない状態では、反射率50%
と偏光板を用いているにも拘らず極めて高い値であっ
た。また、5Vの電圧を印加して変調部を暗状態とした
ところ、極めて視認性の良い表示であった。
ないため、変調部と非変調部を一つの表示単位とみなし
て観察することはできないので、変調部と非変調部を合
わせたコントラスト比は議論の価値がない。よって、本
実施形態では、実施形態1と同様の方法にて反射率のみ
を測定した。電圧を印加しない状態では、反射率50%
と偏光板を用いているにも拘らず極めて高い値であっ
た。また、5Vの電圧を印加して変調部を暗状態とした
ところ、極めて視認性の良い表示であった。
【0097】(比較例4)実施形態6において、偏光板
上の白色反射層を設けず、他の構成は実施形態6同様の
液晶表示素子を実施形態6同様の条件、製法にて作成し
た。実施形態6同様反射率を評価したところ、電圧を印
加しない状態では、反射率35%と実施形態6より著し
く低い値であった。
上の白色反射層を設けず、他の構成は実施形態6同様の
液晶表示素子を実施形態6同様の条件、製法にて作成し
た。実施形態6同様反射率を評価したところ、電圧を印
加しない状態では、反射率35%と実施形態6より著し
く低い値であった。
【0098】(実施形態7)図16に本実施形態の液晶
表示素子を示す。
表示素子を示す。
【0099】実施形態1に用いた2枚の電極付き基板1
1、12を用いた。観察側基板11の電極13周囲には
白色反射層20を有している。次に電極13、14に配
向膜(AL−1051、(株)日本合成ゴム製)16、
17を有効表示領域に印刷、焼成し、2枚の基板11、
12を電極面が対向するよう重ね合わせたときラビング
方向が90゜の角度をなすようにラビングして、しかる
後、観察側基板に基板間隙材として粒径4.5μmのミ
クロパールSP((株)積水ファインケミカル製)を散
布密度100/mm2 にて散布し、対向基板の有効表示
領域周辺に5mm幅の開口部を設けた周辺シールパター
ンをスクリーン印刷法にて形成した。ここで用いたシー
ル材料は1液性エポキシ樹脂XN−21(三井東圧化学
(株)製)である。
1、12を用いた。観察側基板11の電極13周囲には
白色反射層20を有している。次に電極13、14に配
向膜(AL−1051、(株)日本合成ゴム製)16、
17を有効表示領域に印刷、焼成し、2枚の基板11、
12を電極面が対向するよう重ね合わせたときラビング
方向が90゜の角度をなすようにラビングして、しかる
後、観察側基板に基板間隙材として粒径4.5μmのミ
クロパールSP((株)積水ファインケミカル製)を散
布密度100/mm2 にて散布し、対向基板の有効表示
領域周辺に5mm幅の開口部を設けた周辺シールパター
ンをスクリーン印刷法にて形成した。ここで用いたシー
ル材料は1液性エポキシ樹脂XN−21(三井東圧化学
(株)製)である。
【0100】しかる後、前記2枚の基板を電極面が対向
するようにして重ね合わせて、基板間隙が前記基板間隙
材の粒径と等しくなるよう加圧しながら180℃で2時
間焼成し、本発明の液晶表示素子に用いる空セルを得
た。しかる後、前記空セルに液晶材料として正の誘電異
方性を示すネマティック液晶材料ZLI−2293
((株)メルクジャパン製)を液晶組成物層15として
減圧注入法にて注入し、前記周辺シールパターンの開口
部を紫外線硬化樹脂(UV−1000、(株)ソニーケ
ミカル製)にて封止し、本実施形態の液晶表示素子に用
いる液晶セルを得た。しかる後、偏光板(LLC298
−18SF、(株)サンリッツ製)32、33を2枚の
基板外面に、吸収軸が前記ラビング方向と平行となるよ
うに張り付け、反射板30としてMタイプ拡散反射板
((株)日東電工製)を対向基板の偏光板外側に張り付
け、本実施形態の液晶表示素子を得た。
するようにして重ね合わせて、基板間隙が前記基板間隙
材の粒径と等しくなるよう加圧しながら180℃で2時
間焼成し、本発明の液晶表示素子に用いる空セルを得
た。しかる後、前記空セルに液晶材料として正の誘電異
方性を示すネマティック液晶材料ZLI−2293
((株)メルクジャパン製)を液晶組成物層15として
減圧注入法にて注入し、前記周辺シールパターンの開口
部を紫外線硬化樹脂(UV−1000、(株)ソニーケ
ミカル製)にて封止し、本実施形態の液晶表示素子に用
いる液晶セルを得た。しかる後、偏光板(LLC298
−18SF、(株)サンリッツ製)32、33を2枚の
基板外面に、吸収軸が前記ラビング方向と平行となるよ
うに張り付け、反射板30としてMタイプ拡散反射板
((株)日東電工製)を対向基板の偏光板外側に張り付
け、本実施形態の液晶表示素子を得た。
【0101】実施形態1同様、駆動電圧4Vにて、反射
率およびコントラスト比を実施形態1同様の方法にて測
定したところ、偏光板を2枚も用いているにも拘らず反
射率は40%と極めて高い値であり、コントラスト比を
測定したところ、22:1と極めて高い値であった。
率およびコントラスト比を実施形態1同様の方法にて測
定したところ、偏光板を2枚も用いているにも拘らず反
射率は40%と極めて高い値であり、コントラスト比を
測定したところ、22:1と極めて高い値であった。
【0102】(比較例5)実施形態7において、セル内
面の白色反射層を設けず、他の構成は実施形態7同様の
液晶表示素子を実施形態7同様の条件、製法にて作成し
た。実施形態7同様、駆動電圧4Vにて、反射率及びコ
ントラスト比を実施形態1同様の方法にて測定したとこ
ろ、反射率は30%と実施形態7より著しく低い値であ
り、コントラスト比を測定したところ、15:1であ
り、実施形態7の本発明の液晶表示素子は白色反射層を
設けても十分な値を得ていることがわかった。
面の白色反射層を設けず、他の構成は実施形態7同様の
液晶表示素子を実施形態7同様の条件、製法にて作成し
た。実施形態7同様、駆動電圧4Vにて、反射率及びコ
ントラスト比を実施形態1同様の方法にて測定したとこ
ろ、反射率は30%と実施形態7より著しく低い値であ
り、コントラスト比を測定したところ、15:1であ
り、実施形態7の本発明の液晶表示素子は白色反射層を
設けても十分な値を得ていることがわかった。
【0103】(実施形態8)図17に示すように、0.
7mm厚のガラス基板11、12を2枚用い、一方の基
板12に図7(a)、(b)に示すようなMIM素子付
き基板を作成した。この基板12は図7(a)の基板と
異なり観察側基板の対向基板として用いる。すなわち、
本実施形態は図7に示す実施形態1の構成で、セルの逆
の面を観察側とするものである。
7mm厚のガラス基板11、12を2枚用い、一方の基
板12に図7(a)、(b)に示すようなMIM素子付
き基板を作成した。この基板12は図7(a)の基板と
異なり観察側基板の対向基板として用いる。すなわち、
本実施形態は図7に示す実施形態1の構成で、セルの逆
の面を観察側とするものである。
【0104】観察側基板11として、図7(c)、
(d)に示すITOストライプパターン電極基板基板を
作成した。本実施形態では、いずれのパターンもリフト
オフ法は用いず、各々レジストを剥離しておこなった。
しかる後、前記図7(c)、(d)に示すITOストラ
イプパターン電極基板表面に図7(d)に示す有効表示
領域全面にエマルジョン白色層を膜厚2000Aと成る
ように印刷し、60℃30分の仮焼成を施した後、対向
基板12の画素電極14(図7(a)のITO膜13)
以外の領域が対向する図7(c)の観察基板の該当領域
にパターン形成できるよう(すなわち非変調部Bにのみ
パターン形成できるよう)マスクを用いて露光し、NM
D3溶液((株)東京応化製)で現像し、観察側基板の
非変調部全域に本実施形態の白色反射層20を形成し
た。こうして得られた2枚の基板を用い、実施形態1と
同様の材料、製法にて液晶セルを作成し、図17に示す
ような構成となるように実施形態1と同様の材料(4分
の1波長板31、反射板30)を対向基板12外面に貼
付し、本実施形態の液晶表示素子を得た。
(d)に示すITOストライプパターン電極基板基板を
作成した。本実施形態では、いずれのパターンもリフト
オフ法は用いず、各々レジストを剥離しておこなった。
しかる後、前記図7(c)、(d)に示すITOストラ
イプパターン電極基板表面に図7(d)に示す有効表示
領域全面にエマルジョン白色層を膜厚2000Aと成る
ように印刷し、60℃30分の仮焼成を施した後、対向
基板12の画素電極14(図7(a)のITO膜13)
以外の領域が対向する図7(c)の観察基板の該当領域
にパターン形成できるよう(すなわち非変調部Bにのみ
パターン形成できるよう)マスクを用いて露光し、NM
D3溶液((株)東京応化製)で現像し、観察側基板の
非変調部全域に本実施形態の白色反射層20を形成し
た。こうして得られた2枚の基板を用い、実施形態1と
同様の材料、製法にて液晶セルを作成し、図17に示す
ような構成となるように実施形態1と同様の材料(4分
の1波長板31、反射板30)を対向基板12外面に貼
付し、本実施形態の液晶表示素子を得た。
【0105】本実施形態は実施形態1と比較して白色反
射層20のパターン形成にリフトオフ法を用いず、フォ
トリソグラフィー法を用いている。製造プロセスは増加
するが、白色反射層を非変調部全域に容易に設けること
ができ、さらなる反射率の向上が期待できるものであ
る。
射層20のパターン形成にリフトオフ法を用いず、フォ
トリソグラフィー法を用いている。製造プロセスは増加
するが、白色反射層を非変調部全域に容易に設けること
ができ、さらなる反射率の向上が期待できるものであ
る。
【0106】実施形態1同様、駆動電圧4Vにて、反射
率及びコントラスト比を実施形態1同様の方法にて測定
したところ、反射率は85%と実施形態1以上に極めて
高い値であり、コントラスト比を測定したところ、1
4:1と極めて高い値であった。
率及びコントラスト比を実施形態1同様の方法にて測定
したところ、反射率は85%と実施形態1以上に極めて
高い値であり、コントラスト比を測定したところ、1
4:1と極めて高い値であった。
【0107】(実施形態9)実施形態5に用いた観察側
基板を用い、対向基板として図18(a)、(b)に示
すようなTFT素子付き基板12を作成した。
基板を用い、対向基板として図18(a)、(b)に示
すようなTFT素子付き基板12を作成した。
【0108】まず、ガラス基板12の上にゲート配線2
2a、信号線配線22b、TFT素子18を形成し、し
かる後基板全面にAlを2000Aの膜厚にて成膜し、
表面を陽極酸化法にて酸化させてアルミナ層を形成した
後、図示の方形形状の画素電極14となるように、Al
導電層34およびアルミナ層35をエッチングする。こ
のようにして画素電極14aがAl導電層34の上に白
色反射層35が形成された構造を有する拡散反射板の機
能を持つ対向基板を得た。
2a、信号線配線22b、TFT素子18を形成し、し
かる後基板全面にAlを2000Aの膜厚にて成膜し、
表面を陽極酸化法にて酸化させてアルミナ層を形成した
後、図示の方形形状の画素電極14となるように、Al
導電層34およびアルミナ層35をエッチングする。こ
のようにして画素電極14aがAl導電層34の上に白
色反射層35が形成された構造を有する拡散反射板の機
能を持つ対向基板を得た。
【0109】こうして得られた2枚の基板を用い、実施
形態5と同様の材料、製法にて液晶セルを作成し、反射
板等を貼らないで本実施形態の液晶表示素子を得た。本
実施形態は本発明を反射板の機能をセル内面の画素電極
に設けた構造の液晶セルに適用した例であり、画素電極
に反射板の機能を設ける手間がかかるものの、光路的に
基板を1枚しか通過しないで反射板で反射できることか
ら反射板を対向基板外面に張り付ける他の構成より、反
射率の向上を達成することができるものである。
形態5と同様の材料、製法にて液晶セルを作成し、反射
板等を貼らないで本実施形態の液晶表示素子を得た。本
実施形態は本発明を反射板の機能をセル内面の画素電極
に設けた構造の液晶セルに適用した例であり、画素電極
に反射板の機能を設ける手間がかかるものの、光路的に
基板を1枚しか通過しないで反射板で反射できることか
ら反射板を対向基板外面に張り付ける他の構成より、反
射率の向上を達成することができるものである。
【0110】実施形態5同様、駆動電圧14Vにて、反
射率及びコントラスト比を実施形態1同様の方法にて測
定したところ、反射率は90%と実施形態5以上に極め
て高い値であり、コントラスト比を測定したところ、1
5:1と極めて高い値であった。
射率及びコントラスト比を実施形態1同様の方法にて測
定したところ、反射率は90%と実施形態5以上に極め
て高い値であり、コントラスト比を測定したところ、1
5:1と極めて高い値であった。
【0111】(比較例6)実施形態9において、セル内
面の白色反射層を設けず、他の構成は実施形態9同様の
液晶表示素子を実施形態9同様の条件、製法にて作成し
た。実施形態9同様、駆動電圧14Vにて、反射率及び
コントラスト比を実施形態1同様の方法にて測定したと
ころ、反射率は70%と実施形態9より著しく低い値で
あり、コントラスト比を測定したところ、11:1であ
り、実施形態9の本発明の液晶表示素子は白色反射層を
設けても十分な値を得ていることがわかった。
面の白色反射層を設けず、他の構成は実施形態9同様の
液晶表示素子を実施形態9同様の条件、製法にて作成し
た。実施形態9同様、駆動電圧14Vにて、反射率及び
コントラスト比を実施形態1同様の方法にて測定したと
ころ、反射率は70%と実施形態9より著しく低い値で
あり、コントラスト比を測定したところ、11:1であ
り、実施形態9の本発明の液晶表示素子は白色反射層を
設けても十分な値を得ていることがわかった。
【0112】(実施形態10)図19において、(a)
は対向基板12、(b)は観測側基板11、(c)はセ
ル断面を示す。
は対向基板12、(b)は観測側基板11、(c)はセ
ル断面を示す。
【0113】対向基板12はMIM素子18を有するI
TO画素電極14をマトリクス配列したもので、上下に
配列された画素電極14間には行方向に延長された配線
22があり、全面を配向膜17で被覆されている。
TO画素電極14をマトリクス配列したもので、上下に
配列された画素電極14間には行方向に延長された配線
22があり、全面を配向膜17で被覆されている。
【0114】観察側基板11はITOででき列方向に延
長された複数のストライプ電極13を有し、各ストライ
プ電極13を隔てる間隙に白色反射層20が形成され
る。この白色反射層20は基板間隙材を兼ねており、液
晶組成物15の層厚をきめる厚さを有している。さら
に、この上に基板全面にわたり配向膜16が被着され
る。
長された複数のストライプ電極13を有し、各ストライ
プ電極13を隔てる間隙に白色反射層20が形成され
る。この白色反射層20は基板間隙材を兼ねており、液
晶組成物15の層厚をきめる厚さを有している。さら
に、この上に基板全面にわたり配向膜16が被着され
る。
【0115】白色反射層20の形成は、ストライプ電極
13を形成した基板11の上に、高屈折率物質の透明物
質を混合分散した、ホトレジスト材料を膜厚5μmとな
るように印刷し、60℃で30分の仮焼成を施した後、
図19(b)に示す、部分的に切れた棒状パターン形状
となるようマスクを用いて露光し、NMD3溶液
((株)東京応化製)で現像し、150℃120分の焼
成を行い、観察側基板の非変調部の一部に基板間隙材の
機能を有する本発明の白色反射層20を形成した。
13を形成した基板11の上に、高屈折率物質の透明物
質を混合分散した、ホトレジスト材料を膜厚5μmとな
るように印刷し、60℃で30分の仮焼成を施した後、
図19(b)に示す、部分的に切れた棒状パターン形状
となるようマスクを用いて露光し、NMD3溶液
((株)東京応化製)で現像し、150℃120分の焼
成を行い、観察側基板の非変調部の一部に基板間隙材の
機能を有する本発明の白色反射層20を形成した。
【0116】こうして得られた2枚の基板を用い、実施
形態1と同様の材料、製法にて液晶セルを作成し、図1
9(c)に示すような構成となるように実施形態1と同
様の材料(4分の1波長板31、反射板30)を対向基
板外面に張り付け、本実施形態の液晶表示素子を得た。
形態1と同様の材料、製法にて液晶セルを作成し、図1
9(c)に示すような構成となるように実施形態1と同
様の材料(4分の1波長板31、反射板30)を対向基
板外面に張り付け、本実施形態の液晶表示素子を得た。
【0117】実施形態1同様、駆動電圧4Vにて、反射
率及びコントラスト比を実施形態1同様の方法にて測定
したところ、反射率は45%と高い値であり、コントラ
スト比を測定したところ、10:1と極めて高い値であ
った。
率及びコントラスト比を実施形態1同様の方法にて測定
したところ、反射率は45%と高い値であり、コントラ
スト比を測定したところ、10:1と極めて高い値であ
った。
【0118】また、液晶層厚を干渉膜厚計で測定したと
ころ、セル全面のバラツキは±0.05μmと殆ど均一
なセル厚となっていることがわかった。
ころ、セル全面のバラツキは±0.05μmと殆ど均一
なセル厚となっていることがわかった。
【0119】
【発明の効果】本発明の液晶表示素子は暗状態において
非変調部が白色反射層になっていることにより、変調部
の暗さ、黒さは際立って見え、さらに明状態においても
非変調部が白色反射層となっていることにより、明るさ
が向上し、実際に見た目に感じられるコントラスト比が
顕著に高く、明るい反射型液晶表示素子が得られる。
非変調部が白色反射層になっていることにより、変調部
の暗さ、黒さは際立って見え、さらに明状態においても
非変調部が白色反射層となっていることにより、明るさ
が向上し、実際に見た目に感じられるコントラスト比が
顕著に高く、明るい反射型液晶表示素子が得られる。
【図1】本発明の液晶表示素子の一構成例を説明する断
面図
面図
【図2】本発明の液晶表示素子の他の構成例を説明する
平面図
平面図
【図3】本発明の液晶表示素子の変調部と非変調部の一
例を説明する平面図
例を説明する平面図
【図4】本発明の液晶表示素子の他の構成例を説明する
平面図
平面図
【図5】本発明の液晶表示素子の製造方法を説明する工
程図
程図
【図6】本発明の液晶表示素子の他の構成例を説明する
断面図
断面図
【図7】本発明の実施形態1の基板の電極構造を説明す
るもので、(a)、(b)は観察側基板、(c)、
(d)は対向基板の平面図
るもので、(a)、(b)は観察側基板、(c)、
(d)は対向基板の平面図
【図8】本発明の実施形態1の素子を説明する断面図
【図9】(a)、(b)は本発明の実施形態の液晶表示
素子の表示原理を説明する略図
素子の表示原理を説明する略図
【図10】液晶表示素子の反射率の測定系を説明する線
図
図
【図11】(a)、(b)、(c)、(d)は本発明の
実施形態2に用いた基板の電極構造およびカラーフィル
ターの平面構造を説明する平面図
実施形態2に用いた基板の電極構造およびカラーフィル
ターの平面構造を説明する平面図
【図12】本発明の実施形態2の素子を説明する断面図
【図13】(a)、(b)は本発明の実施形態3に用い
た基板を説明する平面図
た基板を説明する平面図
【図14】(a)、(b)、(c)は本発明の実施形態
6に用いた基板の電極を説明する平面図
6に用いた基板の電極を説明する平面図
【図15】本発明の実施形態6の素子を説明する断面図
【図16】本発明の実施形態7の素子を説明する断面図
【図17】本発明の実施形態8の素子を説明する断面図
【図18】本発明の実施形態9を説明するもので、
(a)は基板の電極の平面図、(b)は断面図
(a)は基板の電極の平面図、(b)は断面図
【図19】本発明の実施形態10を説明するもので、
(a)、(b)は基板の電極の平面図、(c)は素子の
断面図
(a)、(b)は基板の電極の平面図、(c)は素子の
断面図
【図20】従来技術の偏光板2枚反射型TN−LCDを
説明する断面図
説明する断面図
【図21】従来技術の偏光板1枚反射型ECB−LCD
を説明する断面図
を説明する断面図
【図22】従来技術の反射型GH−PC−LCDを説明
する断面図
する断面図
【図23】従来技術の反射型GH−HOMO−LCDを
説明する断面図
説明する断面図
【図24】従来技術の2層型反射型GH−HOMO−L
CDを説明する断面図
CDを説明する断面図
【図25】従来技術の4分の1波長板を用いた反射型G
H−HOMO−LCDを説明する断面図
H−HOMO−LCDを説明する断面図
11…上基板 12…下基板 13…透明電極 14…画素電極 15…液晶組成物 18…MIMスイッチング素子 20…白色反射層 30…反射板 A…変調部 B…非変調部
フロントページの続き (72)発明者 羽藤 仁 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内
Claims (8)
- 【請求項1】 観察側と対向側に配置される2枚の電極
付き基板間に液晶組成物が挟持され、前記電極により前
記液晶組成物が応答し、入射する光の反射量を変調する
変調部と、この変調部以外の非変調部とを有する反射型
液晶表示素子において、前記基板の非変調部の少なくと
も一領域に、乳濁反射層を設けたことを特徴とする反射
型液晶表示素子。 - 【請求項2】 乳濁反射層を観察側の基板内面に設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の反射型液晶表示素
子。 - 【請求項3】 2枚の電極付き基板間に液晶組成物が挟
持されてなる反射型液晶表示素子において、一方の基板
がマトリクス状に配列した複数の画素電極と、これら電
極間に配置された配線とを有しており、乳濁反射層が前
記画素電極および配線以外の基板内面領域に設けられて
いることを特徴とする反射型液晶表示素子。 - 【請求項4】 少なくとも一方の基板にカラーフィルタ
ーを設けており、前記カラーフィルターの着色層以外の
基板内面に乳濁反射層を設けたことを特徴とする請求項
1または3に記載の反射型液晶表示素子。 - 【請求項5】 液晶組成物が2色性染料を添加されてい
ることを特徴とする請求項1または3に記載の反射型液
晶表示素子。 - 【請求項6】 液晶組成物が正の誘電異方性を示すネマ
ティック液晶に黒色染料が添加されたものであり基板間
でホモジニアス配向されており、対向基板側に4分の1
波長板と反射板が設けられてなることを特徴とする請求
項1または3に記載の反射型液晶表示素子。 - 【請求項7】 観察側と対向側に配置される2枚の電極
付き基板間に液晶組成物が挟持され、前記電極により前
記液晶組成物が応答し、入射する光の反射量を変調する
変調部と、この変調部以外の非変調部とを有し、前記い
ずれか一方の基板内面の変調部以外の少なくとも一部の
領域に、白色反射層を設けてなる反射型液晶表示素子の
製造方法において、前記白色反射層を、屈折率が異なる
少なくとも2種の透明媒体からなるエマルジョンであっ
て、かつ前記透明媒体のうち少なくとも1つの透明媒体
が感光性樹脂からなり、前記エマルジョンを前記基板面
に被着し、紫外線を選択的に照射することにより前記感
光性樹脂を架橋させパターンとして形成することを特徴
とする反射型液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項8】 観察側と対向側に配置される2枚の電極
付き基板間に液晶組成物が挟持され、前記電極により前
記液晶組成物が応答し、入射する光の反射量を変調する
変調部と、この変調部以外の非変調部とを有し、前記い
ずれか一方の基板内面の変調部以外の少なくとも一部の
領域に、白色反射層を設けてなる反射型液晶表示素子の
製造方法において、前記白色反射層を、屈折率の異なる
少なくとも2種の透明媒体でなり、少なくとも1つが感
光性樹脂である層を基板に被着し、紫外線照射により前
記感光性樹脂を層から析出させ架橋させることにより形
成することを特徴とする反射型液晶表示素子の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7257415A JPH09101519A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 反射型液晶表示素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7257415A JPH09101519A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 反射型液晶表示素子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09101519A true JPH09101519A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17306066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7257415A Pending JPH09101519A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | 反射型液晶表示素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09101519A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017026955A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 大日本印刷株式会社 | カラーフィルタ及び表示装置 |
| JP2017072654A (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | 大日本印刷株式会社 | 反射型表示装置 |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP7257415A patent/JPH09101519A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017026955A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 大日本印刷株式会社 | カラーフィルタ及び表示装置 |
| JP2017072654A (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | 大日本印刷株式会社 | 反射型表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5699135A (en) | Reflection type liquid crystal display device and method of manufacturing the same | |
| JP3590737B2 (ja) | 液晶表示素子 | |
| US5753937A (en) | Color liquid crystal display device having a semitransparent layer on the inner surface of one of the substrates | |
| JP3881092B2 (ja) | 液晶表示パネル | |
| US6873383B1 (en) | Liquid crystal device and electronic apparatus | |
| JPH08286178A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH11202325A (ja) | 反射型液晶表示装置およびその製造方法 | |
| CN112331078A (zh) | 显示模组及显示装置 | |
| JP3723511B2 (ja) | 反射透過両用型カラー液晶表示装置 | |
| JP3576657B2 (ja) | 反射型液晶表示素子 | |
| EP1069460B1 (en) | Reflective lcd device and method of manufacture thereof | |
| JP2976773B2 (ja) | 反射型液晶表示装置用観察者側電極板 | |
| JPH03200122A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH09101519A (ja) | 反射型液晶表示素子およびその製造方法 | |
| JPH06337432A (ja) | 液晶表示装置用背面電極板 | |
| JPH08334759A (ja) | 反射型液晶表示素子 | |
| JPH08286182A (ja) | 反射型液晶表示素子およびその製造方法 | |
| JPH0990351A (ja) | 反射型液晶表示素子の製造方法 | |
| CN113050336A (zh) | 一种阵列基板及液晶显示面板 | |
| JP4580251B2 (ja) | 液晶パネル | |
| JPH10239681A (ja) | 液晶表示装置及びそれを備えた電子機器 | |
| JP4335067B2 (ja) | 電気光学装置 | |
| JP2002214595A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JP4241315B2 (ja) | カラーフィルタ基板及び電気光学装置、カラーフィルタ基板の製造方法及び電気光学装置の製造方法並びに電子機器 | |
| JP3931199B2 (ja) | 反射透過両用型カラー液晶表示装置 |